JP2015185578A - ガス供給部、基板処理装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

ガス供給部、基板処理装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスノズルを交換する際にガスノズルが破損するリスクを低減し、ノズル交換メンテナンス時のメンテナンス性向上およびメンテナンス所要時間の短縮が可能となるガス供給部や半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】 少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、前記下端部を載置する載置部と、前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部 を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、シリコン基板等の基板処理技術に関し、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製造装置や製造方法において、半導体集積回路が作り込まれる半導体基板(例えば、半導体ウエハ)に酸化膜、ポリシリコン膜、シリコン窒化膜等を堆積(デポジション)して成膜等の処理を行ううえで有効な基板処理技術に関する。
ICの製造において、例えば、ウエハ(基板)に酸化膜、ポリシリコン膜、シリコン窒化膜等をデポジションするため、基板処理装置が広く使用されている。従来のこの種の基板処理装置においては、石英製のガスノズルは、インナチューブに沿って垂直に延在しガスノズルの下端において水平方向に屈曲し、ガスノズルの水平部が反応管受け(マニホールド)に設けられたガス導入ポートに接続されることにより固定される。
下記の特許文献1には、ガス供給ノズル接続部からの処理ガスの外部へのリークを防止し、ガス供給ノズル取付け時の破損を防止すると共に取付けが容易に行えることが開示されている。
特開2009−224765号公報
しかしながら、上述した従来技術の場合には、L型ガスノズルを設置する際に、基板側方部分の配置を考慮しつつ設置しなければならないため、設置が難しく、また、設置にあたって反応管受け周りを分解する必要があり、メンテナンスに時間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、上述の問題を解決し、ガスノズルを交換する際にガスノズルが破損するリスクを低減し、ノズル交換メンテナンス時のメンテナンス性向上およびメンテナンス所要時間の短縮が可能となるガス供給部や半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、
少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、
前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、
前記下端部を載置する載置部と、
前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し
前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部を提供する。
又、本発明は、
少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、
前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、
前記下端部を載置する載置部と、
前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し
前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部を備えた基板処理装置を提供する。
又、本発明は、
基板を処理する処理室に前記基板を搬入する工程と、
前記処理室内で前記基板を処理する工程と、
前記処理室から前記基板を搬出する工程と、を有し、
前記基板を処理する工程では、 少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、 前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、 前記下端部を載置する載置部と、 前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し、前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部から処理ガスを供給する半導体装置の製造方法を提供する。
上記の構成により、ガスノズルを交換する際にガスノズルが破損するリスクを低減し、ノズル交換メンテナンス時のメンテナンス性向上およびメンテナンス所要時間の短縮が可能となる。また、炉内作業のみでガスノズルのメンテナンス作業が可能となる。また、ガスノズルの交換時に、組み立て、分解に際してガスノズルから手を離して作業を行うことが可能となる。
本発明の実施形態における基板処理装置の斜透視図である 本発明の実施形態における処理炉の垂直断面図である。 本発明の実施形態における処理炉の垂直部分断面図である。 (a)本発明の実施形態におけるガス流路部を組み立てた状態の斜視図である。 (b)本発明の実施形態におけるガス流路部を分解した状態の斜視図である。 本発明の実施形態における切欠き部の形状の例を示す図である 本発明の実施形態におけるサポート部及びボルトの配置例を示す図である。 本発明の実施形態における下端部の変形例を示す図である。
本発明を実施するための形態において、半導体装置(IC等)の製造工程の1工程としての基板処理工程を実施する基板処理装置の構成例について、図1および図2を用いて説明する。なお、以下の説明では、縦型基板処理装置を例として述べる。
図1は、本発明の実施形態における基板処理装置の斜透視図である。図1に示すように、基板処理装置10は、筐体101を備え、シリコン等からなる基板であるウエハ200を筐体101内外へ搬送するために、複数枚のウエハが保持収納されたウェハキャリア(基板収容器)として前面開閉型の密閉容器であるFOUP(Front Opening Unified Pod)110が使用される。
筐体101の正面前方側にはロードポート(基板収容器受渡し台)105が設置されている。FOUP110は、筐体101外の工程内搬送装置(図示せず)によって、ロードポート105上に搬入、載置され、また、ロードポート105上から筐体101外へ搬出されるように構成されている。
筐体101内の前後方向における略中央部には、FOUP棚(基板収容器載置棚)114が設置されている。FOUP棚114は、複数段、複数列にて複数個のFOUP110を保管するように構成されている。FOUP棚114の一部として、ウエハ搬入搬出口123が設けられ、ウエハ搬入搬出口123には、後述するウエハ移載機構112の搬送対象となるFOUP110が収納される。
筐体101内の前後方向における略中央部における下部には、ウエハ200を後述する移載室124に搬入搬出するためのウエハ搬入搬出口(基板搬入搬出口)123が開設されており、ウエハ搬入搬出口123にはFOUPオープナ125が設置されている。FOUPオープナ125はFOUP110を載置する載置台と、FOUP110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)とを備えている。FOUPオープナは載置台に載置されたFOUP110のキャップをキャップ着脱機構によって着脱することにより、FOUP110のウエハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
ロードポート105とFOUP棚114との間には、FOUP搬送装置(基板収容器搬送装置)115が設置されている。FOUP搬送装置115は、ロードポート105、FOUP棚114、FOUP載置台の間で、FOUP110を搬送することができる。
FOUP棚114の後方には、ウェハ移載機構(基板移載機構)112が設置されたウエハ移載空間としての移載室124が設けられている。ウエハ移載機構112は、ウエハ200を水平姿勢で保持するツイーザ(基板移載用保持具)を備えており、ウエハ200をウエハ搬入搬出口123上のFOUP110内からピックアップして、基板保持具としてのボート(基板保持具)217へ装填(チャージング)したり、ウエハ200をボート217から脱装(ディスチャージング)して、ウエハ搬入搬出口123上のFOUP110内へ収納したりすることができる。
筐体101の後側上方であって、移載室124の上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は、炉口シャッタ(炉口開閉機構)116により開閉可能なように構成されている。処理炉202の構成については後述する。
移載室124には、ボート217を昇降させて処理炉202内外へ搬送する機構としてのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)121が設置されている。ボートエレベータ121には、昇降台としてのアーム122が設置されている。アーム122上には、シールキャップ219が水平姿勢で設置されている。シールキャップ219は、ボート217を垂直に支持するとともに、ボートエレベータ121によりボート217が上昇したときに、処理炉202の下端部を気密に閉塞する蓋体として機能するものである。ボートエレベータ121は、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、ボートエレベータ121が所望のタイミングにて所望の動作をするように制御する。
ボート217は、複数本のウエハ保持部材(支柱)を備えており、複数枚(例えば、25枚〜150枚程度)のウエハ200を水平姿勢で、かつ、その中心を揃えた状態で垂直方向に整列させて、多段に積層して保持するように構成されている。
次に、実施形態における処理炉202の構成について、図2を用いて説明する。
処理炉202は、その内側に、縦形のアウタチューブ(外管)221を備えている。アウタチューブ221は、上端が閉塞され下端が開口された略円筒形状をしており、開口された下端が下方を向くように、かつ、筒方向の中心線が垂直になるように縦向きに配置されている。アウタチューブ221の内側には、インナチューブ(内管)222が設けられている。インナチューブ222およびアウタチューブ221はいずれも、本例では、石英(SiO)や炭化シリコン(SiC)等の耐熱性の高い材料によって、それぞれ略円筒形状に一体成形されており、両者でプロセスチューブを構成している。
インナチューブ222とアウタチューブ221の下端部は、それぞれ、その水平断面が略円形リング形状であるマニホールド206によって気密に封止されている。マニホールド206は、金属製であり、本例ではステンレス(SUS)である。インナチューブ222およびアウタチューブ221は、その保守点検作業や清掃作業のために、マニホールド206に着脱自在に取り付けられている。マニホールド206の側壁内側には、反応管受け206aが、マニホールド206内壁から内向きに水平方向に突出するように設けられている。インナチューブ222は、反応管受け206aに支持されている。マニホールド206の下端開口は、ウエハ200群を保持したボート217を出し入れするための炉口205を構成している。アウタチューブ221とマニホールド206とから、反応容器が構成される。
インナチューブ222は、上端と下端が開口した略円筒形状に形成されている。インナチューブ222内には、ボート217によって水平姿勢で多段に積載された複数枚のウエハ200を収容して処理する処理室204が形成される。インナチューブ222内には、ウエハ200へ処理ガスを供給するためのガスノズル部222aが、インナチューブ222の内壁の下部より上部に沿って、ウエハ200の積載方向上方に向かって立ち上がるように設けられている。
ノズル部222aには、複数個のガス供給口222bが垂直方向に配列するように設けられている。ガス供給口222bの個数は、例えば、ボート217に保持されたウエハ200の枚数と一致するように形成されている。各ガス供給口222bの高さ位置は、例えば、ボート217に保持された上下で隣合うウエハ200間の空間に対向するようにそれぞれ設定されている。
ガス流路222cから処理室204内に供給されたガスは、インナチューブ222の上側開放端から排気路209内へ流れた後、排気口207aを介して排気管207内に流れ、処理炉202外へ排出される。
ボート217とシールキャップ219との間には、保温筒210が設けられている。保温筒210は、例えば、石英(SiO)や炭化珪素(SiC)等の耐熱性材料から構成されている。保温筒210によって、後述するヒータユニット208からの熱が、マニホールド206側に伝わるのを抑止する。
シールキャップ219の下側(処理室204と反対側)には、ボート217を回転させるボート回転機構267が設けられている。ボート回転機構267のボート回転軸は、シールキャップ219を貫通してボート217を下方から支持している。ボート回転軸を回転させることにより、処理室204内にてウエハ200を回転させることが可能となる。
ボート回転機構267は、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、ボート回転機構267が所望のタイミングにて所望の動作をするように制御する。
アウタチューブ221の外部には、処理室204内を全体にわたって均一または所定の温度分布に加熱する加熱機構としてのヒータユニット208が、プロセスチューブ221を包囲するように設けられている。ヒータユニット208は、基板処理装置10の筐体101に支持されることにより垂直に据え付けられた状態になっており、例えば、カーボンヒータ等の抵抗加熱ヒータにより構成されている。ヒータユニット208は、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、ヒータユニット208がプロセスチューブ221内の基板200を所望の温度に加熱するように制御する。
処理室204内に処理ガスを供給するガス流路部41が、マニホールド206の側壁を貫通して設けられている。ガス流路部41には、処理ガス供給ラインとしての処理ガス供給管224が接続されている。処理ガス供給管224には、上流から順に、処理ガスを供給する処理ガス供給源240、流量制御装置としてのMFC(マスフローコントローラ)241、及び開閉バルブ243が設けられている。処理ガス供給ライン、処理ガス供給源240、MFC241、開閉バルブ243から、ガス供給部が構成される。
なお、処理ガス供給管224に、不活性ガス供給ラインを接続し、処理ガスを不活性ガスで希釈して供給するようにしてもよい。
MFC241及び開閉バルブ243は、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、処理室204内に供給するガスの種類が所望のタイミングにて所望のガス種となるよう、また、供給するガスの流量が所望のタイミングにて所望の流量となるよう、MFC241及び開閉バルブ243を制御する。
マニホールド206の側壁の一部には、処理室204内の雰囲気を排気する排気ラインとしての排気管207が接続されている。マニホールド206と排気管207との接続部には、処理室204内の雰囲気を排気する排気口207aが形成されている。排気管207内は、排気口207aを介して、インナチューブ222とアウタチューブ221との間に形成された隙間からなる排気路209内に連通している。この排気路209の水平断面形状は、略一定幅の円形リング形状となっている。
排気管207には、上流から順に、圧力センサ(不図示)、圧力調整器としてのAPC(Auto Pressure Controller)バルブ255、真空排気装置としての真空ポンプ246が設けられている。真空ポンプ246は、処理室204内の圧力が所定の圧力(真空度)となるよう真空排気しうるように構成されている。排気管207、APCバルブ255、真空ポンプ246等から、排気ラインが構成される。
APCバルブ255および圧力センサは、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、処理室204内の圧力が所望のタイミングにて所望の圧力となるように、圧力センサにより検出された圧力値に基づいてAPCバルブ255の開度を制御するように構成されている。
制御部280は、図示しない操作部や入出力部を備え、基板処理装置10の各構成部と電気的に接続されており、基板処理装置10の各構成部を制御する。例えば、MFC241の流量制御、バルブ243の開閉動作制御、APCバルブ255の開閉制御および圧力センサからの圧力情報に基づく開度調整動作を介した圧力制御、ヒータユニット208による温度制御、真空ポンプ246の起動・停止制御、ボート回転機構267によるボートの回転速度調節制御、ボートエレベータ121によるボートの昇降動作制御等をそれぞれ行うようになっている。制御部280は、成膜プロセスの制御シーケンスを時間軸で示したレシピに基づく温度制御や圧力制御、流量制御および機械駆動制御を指令する。また、制御部280は、ハードウェア構成として、CPU(中央演算ユニット)と該CPUを動作させるプログラムが格納されるメモリとを備えるものである。
次に、基板処理装置1における基板処理について、IC製造方法における成膜工程を例にして説明する。
各部の動作は制御部280により制御される。
ウエハチャージングステップにおいて、基板200はボート217に装填される。次に、ボートローディングステップにおいてボート217は、処理室204に搬入(ボートローディング)され、シールキャップ219により処理室204の下端がシールされた状態となる。
次に、成膜ステップにおいて、処理室204内は所定のプロセス圧力および所定のプロセス温度に制御され、処理ガス供給管224を介して処理室204内に処理ガスを導入するとともに、排気管207を介してプロセスチューブ221内を排気して、基板200の表面に薄膜を形成させる。
上記の成膜処理が終了すると、処理ガスの供給が停止され、不活性ガスにより、処理室204内が大気圧に復帰された後に、ボートアンロードステップにおいて、シールキャップ219が下降されることによって処理室204の下端が開口され、ボート217に保持された状態で処理済みウエハ200群が処理室204から外部に搬出(ボートアンローディング)される。
次に、本実施形態における処理炉202の内部のガス供給系について、図3〜図4を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態における処理炉の垂直部分断面図である。図4は、本発明の実施形態におけるガス流路部41の詳細図であり、図4(a)は組み立てた状態の斜視図であり、図4(b)は分解した状態の斜視図である。
図3に示すように、マニホールド206の側壁を水平方向に貫通して、金属製(本例ではSUS)のガス導入ポート35が、マニホールド206の側壁に固定して設けられている。ガス導入ポート35内には、マニホールド206の内側から、ガス流路部41の水平部41cが水平方向に挿入され、管継手36により、ガス導入ポート35に固定される。ガス流路部41の水平部41cと、処理ガス供給管224は、管継手36により気密に接続される。
図4(a)及び(b)に示すように、ガスノズル41Nは、垂直方向に延在するガス供給ノズル部でもある垂直部(直管部ともいう)41b(222a)と、ガスノズル41Nの下端に形成され、後述するガス流路部41に接続される下端部43とを有している。なお、図4(a)(b)には示されていないが、垂直部41bには、少なくとも1つのガス供給口222b(図2参照)が設けられている。
ガス流路部41は、ガスノズルの下端部43を載置するノズル載置部42Nと、ノズル載置部42Nに載置された下端部43を固定する蓋部44とで構成される。ノズル載置部42Nは水平方向に延在する水平部41cと、ノズルの下端部43の最下面と接触する座面部42Zと、座面部42Zより垂直に立ち上がった立ち上がり面である背面部42Hとで構成される。背面部42Hはガス導入孔52を介して水平部41cと連通して接続されている。蓋部44は、背面部42Hと下端部43をはさんで対向する正面側から下端部43を固定する正面部44Sと、下端部43の上面を抑える上面部44Jとで構成される。
下端部43は、垂直部41bの下端にブロック形状に設けられている。下端部43の内部には、背面部42Hの後述するガス導入孔52から垂直部41bへ通じるガス流路が形成されている。すなわち、ガス導入孔52から水平方向に導入された処理ガスは、下端部43内部においてガス流れの向きが水平方向から鉛直方向へ変化する。処理ガス供給源240から供給された処理ガスは、このガス流路を通じて垂直部41bを経て処理室204内へ供給される。この下端部43の最上面の横幅または縦幅のうち、少なくとも縦幅は垂直部41bの径よりも大きい。好ましくは、横幅および縦幅の両方が垂直部41bの径よりも大きい。なお、この下端部43および垂直部41bは石英により形成されている。ここで、下端部43の最上面の縦幅とは、最上面であって、正面部44Sに接する辺の幅である。
ガスノズル41Nは、ノズル載置部42Nにガスノズルの下端部43を載置し、蓋部42を被せて下端部43をはさみこみ、後述する固定部材でノズル載置部42Nと蓋部42とを固定することによりガス流路部41に設置される。
背面部42Hにはガスノズル41Nの転倒を防ぐための少なくとも1つのサポート部(サポートピン)45が背面から正面側に向かって設けられている。本実施形態においては、下端部をはさんで左右に1箇所であって、背面部42Hの中心を点対称とした位置の合計2箇所に設置されている。サポート部45の長さは蓋部44の上面部44Jの横幅と同じか、それよりも長くなっている。
また、この背面部42Hのサポート部45が設けられた垂直方向下側或いは垂直方向上側には後述する固定部材を設置するための固定孔47が設けられている。背面部42Hの寸法はノズルの下端部43の寸法より大きくなっている。すなわち、背面部42Hの面積は下端部43の背面部42Hに面する面の面積よりも大きく、また言い換えれば、背面部42Hの横幅および縦幅は下端部43の背面部42Hに面する面の横幅および縦幅よりも大きい。
背面部42Hのガス導入孔52と下端部43との接触面の少なくとも一方には、金属またはフッ素ゴム素材のOリング49が嵌め込むための溝がガス導入孔52よりも大きい外径の円形に設けられている。これにより大流量の処理ガスを供給しても、ノズル載置部42と下端部43の接続部分からのガス漏れを防止することができる。また、背面部42Hと下端部43の接触面のうちどちらか一方、もしくは双方にOリングが嵌め込まれる溝が設けられているため、Оリングが直接処理ガスに触れにくく、Oリングの劣化を抑制することができる。
正面部44Sにはサポート孔51がサポート部45に相対する位置に正面部44Sを貫通するように設けられている。また、固定孔47に相対する位置に開孔51が設けられ、固定部材としての固定ネジ46は開孔53を通して固定孔47にネジ止めされる。正面部44Sの寸法はノズルの下端部43の寸法より大きくなっている。すなわち、正面部44Sの面積は下端部43の正面部44Sに面する面の面積よりも大きく、言い換えれば、正面部44Sの横幅および縦幅は下端部43の正面部44Sに面する面の横幅および縦幅よりも大きい。
上面部44Jはガス供給ノズル部41bが延伸する部分を避けるように上面切欠き(上面溝)50が設けられている。上面切欠き50の幅は、下端部43の最上面の横幅および縦幅よりも小さい。また、上面部44Jの寸法はノズルの下端部43の寸法より大きくなっている。すなわち、上面部44Jの面積は下端部43の最上面の面積よりも大きく、言い換えれば、上面部44Jの横幅および縦幅は下端部43の最上面の横幅および縦幅よりも大きい。
ノズル載置部42Nと蓋部44とによって下端部43を挟みこむことにより、下端部43を固定することができる。
なお、図面において下端部43は、略直方体のブロック状に示してあるが、略直方体の各角部や辺、或いは直管部41bの最下端と下端部43との接続部が面取りされたように、R部を有していても何ら問題はない。
次に、ノズル載置部42N及び蓋部44から構成されるガス流路部41にガスノズルを設置する際の、作業員による組み立て方法について説明する。図4(b)に示すように、ノズル載置部42の上方あるいは側方あるいは斜め下方から、背面部42Hのサポート部45の間に挟みこむ(下端部43とサポート部45は基本的には接触しない)ように、下端部43を座面部42Zに載置する。サポート部45によって、下端部43の左右方向への動きと回転が抑制されるため、下端部43が左右方向に倒れない。下端部43を座面部42Z上に乗せて自立させた状態で、作業員は蓋部44をサポート部45がサポート孔51を通るようにして下端部43に被せ、下端部43をノズル載置部42Nと蓋部44の間に挟み込む。続いて、開孔51から固定部材としてのボルト46をねじ止めして、ノズル載置部42Nと蓋部44を固定し、下端部43を固定する(図4(a))。下端部43に蓋部44を被せた際、垂直部41bは上面切欠き50内に位置するようになっている。この時、上面切欠き50と垂直部41bとが接触しないよう所定の隙間を設けるようにすると良い。
図5には、上面部44Jの切欠き部50の形状の例を示している。図5(a)は、切欠き部がU字状の例を示している。図5(b)は、切欠き部がコの字状の例であり、図5(c)は、切欠き部がV字状であり、図5(d)は、切欠き部が逆さ台形状の例を示している。本発明においては、上面部44Jは下端部43の上面の少なくとも一部を覆い、かつ、切欠き部50と垂直部41bとが接触しないように所定の間隔を有するように切欠き部50が形成されている。このような構成により、下端部43の上下方向あるいは左右方向への動きや正面側への回転(転倒)を抑制することができ、大流量の処理ガスを供給した場合にも、下端部43を含む垂直部41b、所謂ガスノズルの飛び出しが防止される。
なお、本実施の形態では、切欠き部50は蓋部44の上面部44Jに設けられている例を説明したが、蓋部44の上面には上面部を設けず、ノズル載置部42に上面部を設置し、この面に切欠き部50を設けても良い。
図6は、サポート孔45とボルト46がそれぞれ2つずつ設置される場合における蓋部44の正面部44Sの配置例を示している。図6(a)は、上下左右に計4つのサポート孔45及ボルト46が配置されている。この例では、正面向かって左上から時計回りに、ボルト46、サポート孔45、ボルト46、サポート孔45のように、同じ部位であるボルト46及びサポート孔45がそれぞれ対角線を描くように、それぞれ斜めに配置されている例である。
図6(b)には、同様に上下左右に計4つのサポート孔45及びボルト46が配置されているが、本例では、左上から時計回りで、ボルト46、ボルト46、サポート孔45、サポート孔45のように、同じ部位であるボルト46及びサポート孔45がそれぞれ平行に、上段にボルト46の組、下段にサポート孔45の組が配置されている例である。もちろん、上段にボルト46の組、下段にサポート孔45の組が配置されていても良い。
また、サポート部45をボルト形状とすることで、より簡単な構造とすることができる。すなわち、サポート部45が蓋部42の固定できる構成にすることにより、蓋部34を固定するための開孔53、固定孔47およびボルト46を省略することができる。このような構成の場合、サポート部45を下端部43の左右に少なくとも1つずつ設置すると良い。
図7には、ノズル載置部43と下端部43の変形例を示しており、座面部42Z上に下端部43を載置した際の下端部43とサポート部45、固定孔47との関係を示している。図7(a)に示す下端部43は、直方体をしており、直方体の幅は、平行に設置されているサポート部45と固定孔47の幅より狭い形状となっている。図7(b)に示す下端部43は、最大幅は平行に設置されているサポート部45と固定孔47の幅程度となっているが、サポート部45やボルトを固定孔47にねじ込んだ際のボルトには接触しないような形状としている。すなわち、サポート部45やボルトと干渉しないように溝が設けられている。このようにする事により、ガスノズルの転倒を抑制するとともにノズル載置部42Nの小型化を図ることができる。
なお、図7に示す様に下端部43はサポート部45等への接触がなくとも自立できる構造であればよく、下端部43の最下面と座面部42Zが所定の面積以上接地する構造となっていれば良い。
メンテナンス等において、ガス供給ノズル即ち下端部43を取り外しするときは、まず、固定されている複数のボルト46を外す。次に、蓋部44を外し、ノズル載置部42N上に載置された下端部43を上方、側方あるいは斜め下方に移動し、取り外せば良い。
以上説明した実施形態によれば、次の(1)〜(9)の効果のうち、少なくとも1つの効果を奏す。
(1)ガスノズルを含む下端部が、自立することができるため、反応容器内におけるガスノズルの設置等のメンテナンス作業が容易となる。
ノズル載置部上にガスノズルを載置した後にガスノズルが転倒しないように手で支える必要がなく、両手をガスノズルから離した状態で作業を行う事が出来るため、メンテナンス性が向上する。ガスノズルが転倒しないようにするためには、下端部43の左右に少なくとも1つずつサポート部45が設けられていれば良い。下端部43がバランスを崩し、正面向かって時計回り方向または反時計回り方向に回転(転倒)するような場合が生じても、左右に1つずつサポート部が設けられていることにより、下端部43の左側面および右側面がそれぞれサポート部45に接触し、下端部がサポート部に引っかかることにより転倒が防止される。
(2)ガスノズルを含む下端部を横方向にスライドさせてガス流路部を組み立てられるため、ガスノズルのメンテナンスの際にガスノズルが処理室天井に接触したり、ガスノズルが破損したりすることを防ぐことができる。
従来はL字型のガスノズルを上方向に持ち上げてから導入ポートへ接続を行っていたため、ガスノズルの上端が反応管の天井部に衝突したり、導入ポートにガスノズルをはめ込む際に視野が悪いため、ガスノズルを導入ポートや内壁にぶつけたりすることによるガスノズルの破損が生じていた。本発明によれば、ガスノズルを上方向に持ち上げることなく横方向や斜め下方向から設置することができるため、反応管天井部との衝突による破損を防止することができる。また、ガスノズル接続部が反応管内にあるため、狭い作業空間であっても作業箇所を確認しやすい。
(3)炉口部周りを分解することなく、反応管内側からガスノズルの設置ができるため、メンテナンス作業の時間を短縮することができる。
従来のL字状ノズルでは水平部分を炉口周りに固定していたため。ノズルメンテナンスの際に炉口周りを一度分解してからでないと取り外せなかった。本発明によれば、従来のL字状ノズルではなく、L字状の水平部分と鉛直部分とを分割した構造としたため、水平部分は炉口周りに固定したまま、鉛直部分のガスノズルのみを取り外しすればよく、これにより反応管内作業のみでノズルのメンテナンスを行う事ができ、メンテナンス時間を短縮することができる。
(4)ノズル載置部の座面および背面と下端部の最下端面および背面側の面との2面を接触させ、さらにサポート部によりガスノズルの左右への動きを抑制することにより、メンテナンスの際のノズル位置決めを容易にすることができる。
(5)ガスノズルを分割形状とすることにより、ガスノズル下端部におけるノズル破損を防止することができる。
従来のL字形状ガスノズルでは、基板処理を繰り返すことで水平方向から鉛直方向へと曲がる部分(婉曲部分)において強度が低下し、強度が低下した部分を起点としたノズル折れが発生していた。本発明においては、強度が低下しやすい婉曲部分を下端部内に内在させたことにより、強度低下によるノズル折れを防止することができる。
(6)上面部に切欠き部があることにより、大流量のガスを供給する際にも、ガスノズルの飛び出しを防止することができる。
上方向への移動を上面部が抑制するため、大流量のガスを供給すると、直管部内の上部方向へのガス流れの勢いの影響により、ガスノズル自体が上方向へ引っ張られてしまう。本発明によれば、切欠き部を有する上面部が下端部の最上面の面積よりも大きくなっていることから、ガスノズル自体が上方向へ引っ張られたとしても、上面部が下端部を抑え込むことにより、下端部の上方向への移動を抑制し、ガスノズルの飛び出しを防止することができる。
(7)背面部と下端部の背面部に接する側面との間の接地面にOリングを使用するため、接地面からの処理ガス漏れを防止することができる。また、接地面にはOリングが嵌め込まれる溝が設けられているため、Оリングが直接処理ガスに触れにくく、Oリングの劣化を抑制することができる。
(8)直管部と下端部が接合する箇所や下端部の各面が形成する角部をR掛けすることにより、下端部の強度を高めることができる。また、それらの直角面を全てRがけすることにより、ノズル載置部と蓋部とで固定した際に、それらの角部が設置部分と過度に干渉することを抑制することができ、下端部の破損を防止することができる。
(9)蓋部を固定した際に直管部と切欠き部との間に所定の間隔をあけることにより、直管部の破損を防止することができる。
直管部と切欠き部とが接触すると、その接触点を起点としたノズル折れが発生しやすくなるが、本発明においては、直管部と切欠き部とが所定の間隔をあけるように切欠き部を形成しているため、接触による直管部の破損を防止することができる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
前記実施形態ではインナーチューブとアウターチューブを有する2重管構造の基板処理装置を用いて説明したが、アウターチューブのみの所謂シングルチューブ構造の基板処理装置にも適用可能である。
前記実施形態では処理がウエハに施される場合について説明したが、処理対象はホトマスクやプリント配線基板、液晶パネル、コンパクトディスクあるいは磁気ディスク等であってもよい。
また、前記実施形態ではバッチ式縦形ホットウオール形装置に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、バッチ式横形ホットウオール形装置等の基板処理装置に適用することができる。
(付記)
又、本発明は以下の実施の態様を含む。
(付記1)
少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、
前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、
前記下端部を載置する載置部と、
前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し
前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部。
(付記2)
付記1記載のガス供給部であって、前記載置部は前記下端部の両側を挟み込むようにサポート部を有する。
(付記3)
付記2記載のガス供給部であって、前記サポート部は斜めに配置されている。
(付記4)
付記1〜3記載のガス供給部であって、前記サポート部に対向する位置にボルトを有する。
(付記5)
少なくとも1つのガス供給孔を有する中空の直管部と、
前記直管部の下端に、その最上面の面積が前記直管部の断面積よりも大きく形成された立体形状の下端部と、を有し、
前記下端部は、側面にガス導入口が設けられ、前記下端部内部に前記ガス導入口から前記直管部の中空部分に連通するガス流路が設けられているガスノズル。
(付記6)
付記5のガスノズルであって、前記立体形状は直方体である。
(付記7)
付記5のガスノズルであって、前記下端部の前記ガス導入口が設けられた側面および最下面のそれぞれ少なくとも一部分は水平面になっている。
(付記8)
付記6のガスノズルであって、前記下端部の角部を形成する各部分はRがけされている。
(付記9)
少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、
前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、
前記下端部を載置する載置部と、
前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し
前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部を備えた基板処理装置。
(付記10)
基板を処理する処理室に前記基板を搬入する工程と、
前記処理室内で前記基板を処理する工程と、
前記処理室から前記基板を搬出する工程と、を有し、
前記基板を処理する工程では、 少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、 前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、 前記下端部を載置する載置部と、 前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し、前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部から処理ガスを供給する半導体装置の製造方法。
基板処理装置 10
ガス流路部 41
水平部 41c
垂直部 41b
ガス導入部 42
底面部 42Z
下端部 43
蓋部 44
サポート部 45
ボルト 46
固定孔 47
切欠き部 50
サポート孔 51
筐体 101
ウエハ 200
処理室 204
処理ガス供給管 224
コントローラ 280

Claims (3)

  1. 少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、
    前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、
    前記下端部を載置する載置部と、
    前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し
    前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部。
  2. 少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、
    前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、
    前記下端部を載置する載置部と、
    前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し
    前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部を備えた基板処理装置。
  3. 基板を処理する処理室に前記基板を搬入する工程と、
    前記処理室内で前記基板を処理する工程と、
    前記処理室から前記基板を搬出する工程と、を有し、
    前記基板を処理する工程では、 少なくとも1つのガス供給孔を有する直管部と、 前記直管部の下端に形成され、前記直管部の径より大きい幅を持つ下端部と、 前記下端部を載置する載置部と、 前記下端部を前記載置部に固定し、前記下端部が傾いた時に前記下端部の上面を支持する支持面を有する蓋部と、を有し、前記蓋部の上面には前記直管部に対して所定間隔を有するように切欠きが形成され、前記載置部には前記下端部との接触面にガスを導入する導入孔が形成されているガス供給部から処理ガスを供給する半導体装置の製造方法。
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