JP2012069845A - 基板処理装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】L型ガスノズルを設置する際にガスノズルが破損するリスクを低減し、ガスノズルの設置が容易な基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板処理装置を、複数の基板をY方向に積層して処理する反応容器と、反応容器の側壁をY方向と垂直なX方向に貫通して設けられるガス導入ポートと、X方向に延在するX部とY方向に延在するY部とを有し反応容器内からガス導入ポート内にX部がX方向に挿入されX部とY部を貫通する第1ガス流路が設けられる第1ガス流路部と、反応容器内で第1ガス流路部のY部に接続されY方向に貫通する第2ガス流路が設けられる第2ガス流路部と、反応容器の内壁からX方向に突出して設けられY方向の第3ガス流路を有し第2ガス流路部に接続される第3ガス流路部と、第3ガス流路部に支持されY方向の第4ガス流路が設けられるとともにガスを基板に対して供給するガス供給口が設けられた第4ガス流路部とから構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、シリコン基板等の基板処理技術に関し、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製造装置や製造方法において、半導体集積回路が作り込まれる半導体基板(例えば、半導体ウエハ)に酸化膜、ポリシリコン膜、シリコン窒化膜等を堆積(デポジション)して成膜等の処理を行ううえで有効な基板処理技術に関する。
ICの製造において、例えば、ウエハに酸化膜、ポリシリコン膜、シリコン窒化膜等のCVD(Chemical Vapor Deposition)膜をデポジションするため、バッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD装置(以下、CVD装置という。)が、広く使用されている。従来のこの種のCVD装置においては、例えば、縦形に設置されたインナチューブおよびこのインナチューブを取り囲むアウタチューブからプロセスチューブを構成し、複数枚の基板をボートに搭載してインナチューブ内に搬入した状態で、ガスノズルからインナチューブ内に原料ガスを導入し、基板上にCVD膜を生成する等の所定の処理を行うものである。
図8に、従来のCVD装置における垂直部分断面図を示す。上記のCVD装置において、図8に示すように、石英製のガスノズル81は、インナチューブ401に沿って垂直に延在し、ガスノズル81の下端において水平方向に屈曲し、ガスノズル81の水平部81aが、反応管受け83aに固定部材82により固定される。金属製のマニホールド83の側壁には、金属製のガス導入ポート35が設けられており、ガスノズル81の水平部81aは、ガス導入ポート35を貫通して、管継手36により、原料ガス供給管224に気密に接続され、固定される。
下記の特許文献1には、上述したガスノズルの取付け構造、すなわち、反応容器の側壁に設けられるガス導入ポートに対して、石英製のL型ガスノズルを挿入することでガスノズルをボート上の基板側方まで延在させる技術が開示されている。また、特許文献2には、インナチューブの内側にガスノズルを一体として設けることが開示されている。
特開2009−224504号公報 特開2010−153467号公報
上述した従来技術の場合には、L型ガスノズルを設置する際に、基板側方部分の配置を考慮しつつ設置しなければならないため、設置が難しいという問題があった。また、石英製のガスノズルを金属製のガス導入ポートに固定するため、石英製のガスノズルが破損しやすいという問題があった。
本発明の目的は、L型ガスノズルを設置する際にガスノズルが破損するリスクを低減し、ガスノズルの設置が容易な基板処理装置や半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するための、本発明に係る基板処理装置の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
複数の基板をY方向に積載して内部で処理する反応容器と、
該反応容器の側壁を前記Y方向と垂直なX方向に貫通して設けられ、反応容器外部のガス供給管と接続されるガス導入ポートと、
前記X方向に延在するX部と前記Y方向に延在するY部とを有し、前記反応容器内から前記ガス導入ポート内に前記X部が前記X方向に挿入され、前記X部とY部を貫通する第1ガス流路が設けられる第1ガス流路部と、
前記反応容器内で前記第1ガス流路部のY部に接続され、前記Y方向に貫通する第2ガス流路が設けられる第2ガス流路部と、
前記反応容器の内壁から内向きに前記X方向に突出して設けられ、前記Y方向に貫通する第3ガス流路を有し、前記第2ガス流路部に接続される第3ガス流路部と、
前記第3ガス流路部に支持され、前記Y方向に貫通する第4ガス流路が設けられるとともに該第4ガス流路からのガスを前記基板に対して供給するガス供給口が設けられた第4ガス流路部と、を備える基板処理装置。
上記の構成により、反応容器内へガスを供給するガスノズルが、第1〜4ガス流路部に分かれているため、反応容器内におけるガスノズルの設置が容易となる。また、第3ガス流路部が反応容器に固定されているため、第1、2、4ガス流路部を容易に設置することができる。
本発明の実施形態における基板処理装置の斜透視図である 本発明の第1実施形態における処理炉の垂直断面図である。 本発明の第1実施形態における処理炉の垂直部分断面図である。 本発明の実施形態における第1ガス流路部の詳細図である。 本発明の実施形態における第2ガス流路部の詳細図である。 本発明の第2実施形態における処理炉の垂直断面図である。 本発明の第2実施形態における処理炉の垂直部分断面図である。 従来例における処理炉の垂直部分断面図である。
本発明を実施するための形態において、半導体装置(IC等)の製造工程の1工程としての基板処理工程を実施する基板処理装置の構成例について、図1を用いて説明する。なお、以下の説明では、基板処理装置として、シリコン窒化膜や酸化膜等を生成するCVD処理を行う縦型の基板処理装置について述べる。
図1は、本発明の第1、第2の各実施形態における基板処理装置の斜透視図である。図1に示すように、本発明の各実施形態に係る基板処理装置10は、筐体101を備え、シリコン等からなる基板であるウェハ200を筐体101内外へ搬送するために、ウェハキャリア(基板収容器)としてカセット110が使用される。
筐体101の正面前方側にはカセットステージ(基板収容器受渡し台)105が設置されている。カセット110は、筐体101外の工程内搬送装置(図示せず)によって、カセットステージ105上に搬入、載置され、また、カセットステージ105上から筐体101外へ搬出されるように構成されている。
筐体101内の前後方向における略中央部には、カセット棚(基板収容器載置棚)114が設置されている。カセット棚114は、複数段、複数列にて複数個のカセット110を保管するように構成されている。カセット棚114の一部として、移載棚123が設けられ、移載棚123には、後述するウェハ移載機構112の搬送対象となるカセット110が収納される。
カセットステージ105とカセット棚114との間には、カセット搬送装置(基板収容器搬送装置)115が設置されている。カセット搬送装置115は、カセットステージ105、カセット棚114、移載棚123の間で、カセット110を搬送することができる。
カセット棚114の後方には、ウェハ移載機構(基板移載機構)112が設置されている。ウェハ移載機構112は、ウェハ200を水平姿勢で保持するツイーザ(基板移載用保持具)を備えており、ウェハ200を移載棚123上のカセット110内からピックアップして、後述するボート(基板保持具)217へ装填(チャージング)したり、ウェハ200をボート217から脱装(ディスチャージング)して、移載棚123上のカセット110内へ収納したりすることができる。
筐体101の後側上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は、炉口シャッタ(炉口開閉機構)116により開閉可能なように構成されている。処理炉202の構成については後述する。
処理炉202の下方には、ボート217を昇降させて処理炉202内外へ搬送する機構としてのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)121が設置されている。ボートエレベータ121には、昇降台としてのアーム122が設置されている。アーム122上には、シールキャップ219が水平姿勢で設置されている。シールキャップ219は、ボート217を垂直に支持するとともに、ボートエレベータ121によりボート217が上昇したときに、処理炉202の下端部を気密に閉塞する蓋体として機能するものである。
ボート217は、複数本のウェハ保持部材(支柱)を備えており、複数枚(例えば、50枚〜150枚程度)のウェハ200を水平姿勢で、かつ、その中心を揃えた状態で垂直方向に整列させて、多段に積層して保持するように構成されている。ボート217の詳細な構成については後述する。
(基板処理装置の動作概要)
次に、本発明に係る基板処理装置10の動作概要について、図1を用いて説明する。なお、基板処理装置10は、後述するコントローラ280により制御されるものである。まず、カセット110が、図示しない工程内搬送装置によって、カセットステージ105上に載置される。
カセットステージ105上のカセット110は、カセット搬送装置115によって、カセット棚114の指定された位置へ自動的に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、再びカセット搬送装置115によって、前記カセット棚114の保管位置から移載棚123に搬送される。あるいは、カセットステージ105上のカセット110は、カセット搬送装置115によって、直接、移載棚123に搬送される。
カセット110が移載棚123に搬送されると、ウェハ200は、ウェハ移載装置112によって、カセット110のウェハ出し入れ口からピックアップされ、ボート217に装填(チャージング)される。ボート217にウェハ200を受け渡したウェハ移載装置112は、カセット110側に戻り、次のウェハ200をカセット110からピックアップしてボート217に装填する。
予め指定された枚数のウェハ200がボート217に装填されると、処理炉202の下端部を閉じていた炉口シャッタ116が開放動作され、処理炉202の下端部の開口が開放される。続いて、ボート217を載置したシールキャップ219がボートエレベータ121によって上昇されることにより、処理対象のウェハ200群を保持したボート217が、処理炉202内へ搬入(ボートローディング)される。ボートローディング後は、シールキャップ219により処理炉202の下端部開口が閉じられ、処理炉202にてウェハ200に任意の処理が実施される。かかる処理については後述する。
処理後は、ウェハ200およびカセット110は、上述の手順とは逆の手順で、筐体101の外部へ払い出される。すなわち、ボート217を載置したシールキャップ219がボートエレベータ121によって下降され、ボート217上のウェハ200がウェハ移載機構112によってピックアップされて、移載棚123上のカセット110へ受け渡される。移載棚123上のカセット110は、カセット搬送装置115によって、カセット棚114に一時的に保管された後、カセットステージ105に搬送されるか、あるいは、カセット搬送装置115によって、直接、カセットステージ105に搬送される。カセットステージ105上のカセット110は、工程内搬送装置により、筐体101の外部へ払い出される。
(第1実施形態)
(処理炉の構成)
次に、第1実施形態における処理炉202の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の第1実施形態における処理炉の垂直断面図である。本実施形態の例においては、処理炉202は、バッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD用の処理炉として構成されている。
(プロセスチューブ)
処理炉202は、その内側に、縦形のアウタチューブ(外管)221を備えている。アウタチューブ221は、上端が閉塞され下端が開口された略円筒形状をしており、開口された下端が下方を向くように、かつ、筒方向の中心線が垂直になるように縦向きに配置されている。アウタチューブ221の内側には、インナチューブ(内管)222が設けられている。インナチューブ222およびアウタチューブ221はいずれも、本例では、石英(SiO)や炭化シリコン(SiC)等の耐熱性の高い材料によって、それぞれ略円筒形状に一体成形されており、両者でプロセスチューブを構成している。
インナチューブ222は、上端と下端が開口した略円筒形状に形成されている。インナチューブ222内には、基板保持具としてのボート217によって水平姿勢で多段に積載された複数枚のウェハ200を収容して処理する処理室204が形成される。インナチューブ222の内径は、ウェハ200群を保持するボート217の最大外径よりも大きくなるように設定されている。インナチューブ222には、ウェハ200へ処理ガスを供給するためのガスノズル部222aが、インナチューブ222の一部として一体に形成されている。ガスノズル部222aは、略円筒形状のインナチューブ222の円周の一部に、円弧状に形成される。ガスノズル部222aの詳細は後述する。
なお、インナチューブ222の上端は、閉塞されていてもよく、例えば上端角部が湾曲したドーム型に形成されてもよい。
アウタチューブ221は、インナチューブ222より大きく、かつ、インナチューブ222と略相似形状であり、上端が閉塞し下端が開口した略円筒形状に形成されており、インナチューブ222の外側を取り囲むように同心円状に被せられている。アウタチューブ221の上端は、上端角部が湾曲したドーム型に形成されている。
インナチューブ222とアウタチューブ221の下端部は、それぞれ、その水平断面が略円形リング形状であるマニホールド206によって気密に封止されている。マニホールド206は、金属製であり、本例ではステンレス(SUS)である。インナチューブ222およびアウタチューブ221は、その保守点検作業や清掃作業のために、マニホールド206に着脱自在に取り付けられている。マニホールド206の側壁内側には、反応管受け206aが、マニホールド206内壁から内向きに水平方向に突出するように設けられている。インナチューブ222は、反応管受け206aに支持されている。マニホールド206が筐体101に支持されることにより、プロセスチューブは、筐体101に垂直に据え付けられた状態になっている。マニホールド206の下端開口は、ウェハ200群を保持したボート217を出し入れするための炉口205を構成している。アウタチューブ221とマニホールド206とから、反応容器が構成される。
(基板保持具)
マニホールド206には、マニホールド206の下端開口を閉塞するシールキャップ219が、垂直方向下側から当接されるようになっている。シールキャップ219はアウタチューブ221の外径と同等以上の外径を有する円盤形状に形成されており、アウタチューブ221の外部に垂直に設備されたボートエレベータ121によって、前記円盤形状を水平姿勢に保った状態で垂直方向に昇降されるように構成されている。
シールキャップ219上には、ウェハ200を保持する基板保持具としてのボート217が垂直に支持されるようになっている。ボート217は、上下で一対の端板と、両端板間に渡って垂直に設けられた複数本、本例では3本のウエハ保持部材(ボート支柱)とを備えている。端板及びウエハ保持部材は、例えば、石英(SiO)や炭化珪素(SiC)等の耐熱性の高い材料から構成される。
各ウエハ保持部材には、水平方向に刻まれた多数条の保持溝が、長手方向にわたって等間隔に設けられている。各ウエハ保持部材は、保持溝が互いに対向し、各ウエハ保持部材の保持溝の垂直位置(垂直方向の位置)が一致するように設けられている。ウェハ200の周縁が、複数本のウエハ保持部材における同一の段の保持溝内に、それぞれ挿入されることにより、複数枚のウェハ200は、水平姿勢、かつ互いにウエハの中心を揃えた状態で多段に積載されて保持されるように構成されている。
また、ボート217とシールキャップ219との間には、保温筒210が設けられている。保温筒210は、例えば、石英(SiO)や炭化珪素(SiC)等の耐熱性材料から構成されている。保温筒210によって、後述するヒータユニット208からの熱が、マニホールド206側に伝わるのを抑止する。
シールキャップ219の下側(処理室204と反対側)には、ボート217を回転させるボート回転機構267が設けられている。ボート回転機構267のボート回転軸は、シールキャップ219を貫通してボート217を下方から支持している。ボート回転軸を回転させることにより、処理室204内にてウェハ200を回転させることが可能となる。シールキャップ219は、上述のボートエレベータ121によって垂直方向に昇降されるように構成されており、これにより、ボート217を処理室204内外に搬送することが可能となっている。
ボート回転機構267及びボートエレベータ121は、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、ボート回転機構267及びボートエレベータ121が所望のタイミングにて所望の動作をするように制御する。
(ヒータユニット)
アウタチューブ221の外部には、プロセスチューブ1内を全体にわたって均一または所定の温度分布に加熱する加熱機構としてのヒータユニット208が、アウタチューブ221を包囲するように設けられている。ヒータユニット208は、基板処理装置10の筐体101に支持されることにより垂直に据え付けられた状態になっており、例えば、カーボンヒータ等の抵抗加熱ヒータにより構成されている。
インナチューブ222内には、温度検出器としての図示しない温度センサが設置されている。ヒータユニット208と温度センサは、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、処理室204内の温度が所望のタイミングにて所望の温度分布となるように、前記温度センサにより検出された温度情報に基づいてヒータユニット208への通電量を制御する。
(ガス供給系)
ガス供給系について、図2〜図5を用いて説明する。
まず、処理炉202の外部のガス供給系について、図2を用いて説明する。図2に示すように、処理室204内に処理ガスを供給する第1ガス流路部41が、マニホールド206の側壁を貫通して設けられている。第1ガス流路部41には、処理ガス供給ラインとしての処理ガス供給管224が接続されている。処理ガス供給管224には、上流から順に、処理ガスを供給する処理ガス供給源240、流量制御装置としてのMFC(マスフローコントローラ)241、及び開閉バルブ243が設けられている。処理ガス供給ライン、処理ガス供給源240、MFC241、開閉バルブ243から、ガス供給部が構成される。
なお、処理ガス供給管224に、不活性ガス供給ラインを接続し、処理ガスを不活性ガスで希釈して供給するようにしてもよい。不活性ガスとしては、Ar(アルゴン)、He(ヘリウム)、Ne(ネオン)、H(水素)、N(窒素)等を用いることができる。
MFC241及び開閉バルブ243は、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、処理室204内に供給するガスの種類が所望のタイミングにて所望のガス種となるよう、また、供給するガスの流量が所望のタイミングにて所望の流量となるよう、MFC241及び開閉バルブ243を制御する。
次に、処理炉202の内部のガス供給系について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、本発明の第1実施形態における処理炉の垂直部分断面図である。図4は、本発明の実施形態における第1ガス流路部の詳細図であり、図4(a)は平面図であり、図4(b)は側面図であり、図4(c)は斜視図である。図5は、本発明の実施形態における第2ガス流路部の詳細図であり、図5(a)は平面図であり、図5(b)は側面図であり、図5(c)は斜視図である。
図3に示すように、マニホールド206の側壁を水平方向に貫通して、金属製(本例ではSUS)のガス導入ポート35が、マニホールド206の側壁に固定して設けられている。ガス導入ポート35内には、マニホールド206の内側から、金属製の第1ガス流路部41(本例ではSUS)の水平部41cが水平方向に挿入され、管継手36により、ガス導入ポート35に固定される。第1ガス流路部41の水平部41cと、処理ガス供給管224は、管継手36により気密に接続される。
図4に示すように、第1ガス流路部41は、水平方向に延在する水平部41cと、垂直方向に延在する垂直部41bとを有し、断面が略L字形状であり、水平部41cと垂直部41bを貫通する第1ガス流路41fを有している。垂直部41bの上部は、水平方向と平行な平面部41aを有している。平面部41aには、第2ガス流路部51を介して、第3ガス流路部としての反応管受け206aと結合するための貫通穴41dが4隅に設けられている。また、平面部41aの中央には、平面視が長円形の凹部41eが設けられている。
図5に示すように、金属製(本例ではSUS)の第2ガス流路部51は、水平方向と平行な平面部51aと平面視が長円形の凸部51bとを有し、第2ガス流路51cが、平面部51aと凸部51bを垂直方向に貫通して設けられている。平面部51aには、第1ガス流路部41および反応管受け206a(第3ガス流路部)と結合するための貫通穴51dが4隅に設けられている。
なお、凹部41e、凸部51bは、平面視が円形となるように構成してもよいが、好ましくは長円形とすることで、流路面積を第1ガス流路41fよりも大きくすることができ、凹部41e、凸部51b内の圧力を、第1ガス流路41fよりも低圧化することができる。これにより、平面部41aと平面部51aとの間から、内部の処理ガスが外部へリークするのを抑制することができる。
また、単に凹部41e、凸部51bの平面視を円形とし、その円形の面積を大きく構成すると、マニホールド206の直径を大きくしなければならないという問題を生じさせてしまうが、長円形とすることにより、このような問題を生じさせることがない。好ましくは、凹部41e、凸部51bの流路面積が、第1ガス流路41fの流路面積の2倍以上となるように構成するとよい。
図3に示すように、インナチューブ222を支持する金属製(本例ではSUS)の反応管受け206aが、マニホールド206の内壁から内向きに水平方向に突出して設けられている。第3ガス流路部としての反応管受け206aには、垂直方向に貫通する第3ガス流路206bが設けられる。反応管受け206aには、平面部51aに設けられた貫通穴51dに対向する位置に、4ヶ所、メネジ穴206cが設けられている。第3ガス流路206b内に、第2ガス流路部51の凸部51bが挿入されて、第2ガス流路51cと第3ガス流路206bが接続される。
第1ガス流路部41の平面部41aの上面と、第2ガス流路部51の平面部51aの下面とを合わせ、貫通穴41dから貫通穴51dへボルトを通して、後述する反応管受け206aに設けたメネジ穴206cにボルト締めすることで、第1ガス流路部41と第2ガス流路部51と第3ガス流路部とが結合され、第1ガス流路41fと第2ガス流路51cと第3ガス流路206bとが接続される。
図3に示すように、インナチューブ222の側壁内部には、第4ガス流路部としてのガスノズル部222aが、インナチューブ222の一部として一体に形成されている。反応管受け206aの第3ガス流路206bと、ガスノズル部222aに設けられ垂直方向に貫通する第4ガス流路222cが合致する構造となっており、第3ガス流路206bと第4ガス流路222cが接続される。
図2に示すように、第4ガス流路222cは、インナチューブ222の内壁(すなわち、処理室204の内壁)に沿うように垂直方向に、また、ウェハ200の積層方向に延在するように設けられている。
第4ガス流路222cには、複数個のガス供給口222bが垂直方向に配列するように設けられている。ガス供給口222bの個数は、例えば、ボート217に保持されたウェハ200の枚数と一致するように形成されている。各ガス供給口222bの高さ位置は、例えば、ボート217に保持された上下で隣合うウェハ200間の空間に対向するようにそれぞれ設定されている。
第4ガス流路222cから処理室204内に供給されたガスは、インナチューブ222の上側開放端から排気路209内へ流れた後、排気口207aを介して排気管207内に流れ、処理炉202外へ排出される。
以上説明したような構造であるので、メンテナンス等において、第1ガス流路部41を取り外しするときは、管継手36を緩め、第1ガス流路部41と第2ガス流路部51と反応管受け206aを結合するボルトを外して、第1ガス流路部41をガス導入ポート35から引き抜けばよい。また、第1ガス流路部41を取付けするときは、第1ガス流路部41をガス導入ポート35に挿入し、ボルトにより第1ガス流路部41と第2ガス流路部51と反応管受け206aを結合し、管継手36を締めればよい。
(排気ライン)
図2に示すように、マニホールド206の側壁の一部には、処理室204内の雰囲気を排気する排気ラインとしての排気管207が接続されている。マニホールド206と排気管207との接続部には、処理室204内の雰囲気を排気する排気口207aが形成されている。排気管207内は、排気口207aを介して、インナチューブ222とアウタチューブ221との間に形成された隙間からなる排気路209内に連通している。この排気路209の水平断面形状は、略一定幅の円形リング形状となっている。
排気管207には、上流から順に、圧力センサ(不図示)、圧力調整器としてのAPC(Auto Pressure Controller)バルブ255、真空排気装置としての真空ポンプ246が設けられている。真空ポンプ246は、処理室204内の圧力が所定の圧力(真空度)となるよう真空排気しうるように構成されている。排気管207、APCバルブ255、真空ポンプ246等から、排気ラインが構成される。
APCバルブ255および圧力センサは、制御部280に電気的に接続されている。制御部280は、処理室204内の圧力が所望のタイミングにて所望の圧力となるように、圧力センサにより検出された圧力値に基づいてAPCバルブ255の開度を制御するように構成されている。
(コントローラ)
前記制御部280は、図示しない操作部や入出力部を備え、基板処理装置10の各構成部と電気的に接続されており、基板処理装置10の各構成部を制御する。前記制御部280は、成膜プロセスの制御シーケンスを時間軸で示したレシピに基づく温度制御や圧力制御、流量制御および機械駆動制御を指令する。また、制御部280は、ハードウェア構成として、CPU(中央演算ユニット)と該CPUを動作させるプログラムが格納されるメモリとを備えるものである。
(第2実施形態)
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、処理炉202の構成において、第4ガス流路部として、インナチューブ222にガスノズル部222aを設けるのではなく、インナチューブ222と別にガスノズル223を設けたことである。その他の点は、第1実施形態と同じであるので、説明を省略する。
第2実施形態における処理炉202の構成について、図6と図7を用いて説明する。図6は、本発明の第2実施形態における基板処理装置の処理炉の垂直断面図である。図7は、本発明の第2実施形態における処理炉の垂直部分断面図である
図6に示すように、第4ガス流路部としてのガスノズル223が、インナチューブ222の内壁(すなわち、処理室204の内壁)に沿うように垂直方向に、また、ウェハ200の積層方向に延在するように設けられている。
図7に示すように、ガスノズル223の下端は、第3ガス流路部である反応管受け206aで支持されている。ガスノズル223を垂直方向に貫通する第4ガス流路223cは、反応管受け206aの第3ガス流路206bと合致する構造となっており、第3ガス流路206bと第4ガス流路223cが接続される。
図6に示すように、ガスノズル223には、複数個のガス供給口223aが垂直方向に配列するように設けられている。ガス供給口223aの個数は、例えば、ボート217に保持されたウェハ200の枚数と一致するように形成されている。各ガス供給口223aの高さ位置は、例えば、ボート217に保持された上下で隣合うウェハ200間の空間に対向するようにそれぞれ設定されている。
ガスノズル223から処理室204内に供給されたガスは、インナチューブ222の上側開放端から排気路209内へ流れた後、排気口207aを介して排気管207内に流れ、処理炉202外へ排出される。
(第1、第2実施形態に係る基板処理方法)
次に、第1、第2実施形態に係る基板処理方法を、ICの製造方法における成膜工程を例にして説明する。まず、ウエハチャージングステップにおいて、ウェハ200はボート217に装填される。具体的には、ウェハ200の円周縁の複数箇所が、複数のウエハ保持部材の保持溝にそれぞれ係合するように挿入され、該ウェハ200の複数箇所の周縁部が各保持溝に係合されて、ウェハ200の自重が支えられるように装填(チャージング)されて保持される。複数枚のウェハ200は、ボート217におけるチャージング状態において、その中心を揃えられて互いに平行かつ水平、多段に積層され、整列されている。
次に、ボートローディングステップにおいて、複数枚のウェハ200を積層、保持したボート217は、処理室204に搬入(ボートローディング)される。具体的には、ウェハ200を装填されたボート217は、ボートエレベータ121により垂直方向に上昇され、インナチューブ222内の処理室204に搬入され、図2に示されているように、処理室204に存置される。この状態において、シールキャップ219は処理室204の下端をシールした状態になる。
続いて、減圧ステップにおいて、排気口207aを介して真空ポンプ246により、プロセスチューブ1の内部が所定の真空度(例えば、200Pa)に減圧されるとともに、昇温ステップにおいて、ヒータユニット208により、プロセスチューブ1の内部が所定の温度(例えば、400℃)に昇温される。
次に、成膜ステップにおいて、ボート217が回転されつつ、所定の原料ガスが、第1実施形態のインナチューブ222のガスノズル部222aの開口部222bから、あるいは、第2実施形態のガスノズル223の開口部223aから、インナチューブ222内の処理室204に導入される。
処理室204に導入された原料ガスは、インナチューブ222の上端の開口部から、インナチューブ222とアウタチューブ221の間の排気路209に流出して、マニホールド206に開設された排気口207aから排気される。
このようにして、ウェハ200の表面に接触しながら上下で隣合うウェハ200と10との間の空間を平行に流れて行く原料ガスのCVD反応によって、ウェハ200の表面には、例えばシリコン窒化膜が堆積する。
以上のようにして所望のCVD膜が堆積された後に、原料ガスの供給が停止され、不活性ガスにより、処理室204内が大気圧に復帰された後に、ボートアンローディングステップにおいて、シールキャップ219が下降されることによって処理室204の下端が開口され、ボート217に保持された状態で処理済みのウェハ200群が処理室204から外部に搬出(ボートアンローディング)される。
以上説明した実施形態によれば、次の(1)〜(4)の効果のうち、少なくとも1つの効果を奏す。
(1)反応容器内へガスを供給するガスノズルが、第1〜4ガス流路部に分かれているため、反応容器内におけるガスノズルの設置が容易となる。
(2)第3ガス流路部が反応容器に固定されているため、第1、2、4ガス流路部を容易に設置することができる。
(3)第1〜3ガス流路部が金属製であるので、取付け時や取外し時や運用時等に、破損するおそれが減少する。
(4)第1〜4ガス流路部の取付け不具合による処理ガスリークのおそれが減少する。
なお、第3ガス流路206bは、凸部51bの外形と第3ガス流路206bの内形が実質的に同一となり、ほとんどガス流路として構成していなかったとしても、第2ガス流路51cから第4ガス流路222cに処理ガスが供給される過程で、一部の処理ガスが第3ガス流路206bに触れる場合も含む。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
前記実施形態では処理がウエハに施される場合について説明したが、処理対象はホトマスクやプリント配線基板、液晶パネル、コンパクトディスクあるいは磁気ディスク等であってもよい。
また、前記実施形態ではバッチ式縦形ホットウオール形装置に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、バッチ式横形ホットウオール形装置等の基板処理装置に適用することができる。
本発明は、少なくとも以下のような側面から捉えることができる。
本発明の第1の側面は、
複数の基板をY方向に積載して内部で処理する反応容器と、
該反応容器の側壁を前記Y方向と垂直なX方向に貫通して設けられ、反応容器外部のガス供給管と接続されるガス導入ポートと、
前記X方向に延在するX部と前記Y方向に延在するY部とを有し、前記反応容器内から前記ガス導入ポート内に前記X部が前記X方向に挿入され、前記X部とY部を貫通する第1ガス流路が設けられる第1ガス流路部と、
前記反応容器内で前記第1ガス流路部のY部に接続され、前記Y方向に貫通する第2ガス流路が設けられる第2ガス流路部と、
前記反応容器の内壁から内向きに前記X方向に突出して設けられ、前記Y方向に貫通する第3ガス流路を有し、前記第2ガス流路部に接続される第3ガス流路部と、
前記第3ガス流路部に支持され、前記Y方向に貫通する第4ガス流路が設けられるとともに該第4ガス流路からのガスを前記基板に対して供給するガス供給口が設けられた第4ガス流路部と、を備える基板処理装置。
このように構成すると、反応容器内へガスを供給するガスノズルが、第1〜4ガス流路部に分かれているため、反応容器内におけるガスノズルの設置が容易となる。また、第3ガス流路部が反応容器に固定されているため、第1、2、4ガス流路部を容易に設置することができる。
なお、X方向とY方向は、例えば図2や図6に示すように、それぞれ、水平方向と垂直方向とすることもできるが、これに限られず、任意の方向とすることができる。
本発明の第2の側面は、前記第1の側面の基板処理装置であって、
前記第4ガス流路部がインナチューブで構成される基板処理装置。
このように構成すると、第4ガス流路部の設置が容易となる。
本発明の第3の側面は、前記第1の側面又は第2の側面の基板処理装置であって、
前記第1〜3流路部が金属材で形成されている基板処理装置。
このように構成すると、第1〜3流路部を破損するリスクが低減される。
本発明の第4の側面は、前記第1の側面ないし第3の側面の基板処理装置であって、
前記ガス導入ポートと前記第1ガス流路部とが同じ金属材で形成されている基板処理装置。
このように構成すると、熱膨張率等を同等とすることができ、相対的な位置ずれが起こりにくくなり、ガスリークを抑制することができる。
本発明の第5の側面は、前記第1の側面ないし第4の側面の基板処理装置であって、
前記第1ガス流路部のY部と前記第2ガス流路部は、それぞれ前記X方向と平行な面を有し、前記第1ガス流路部のY部の上面と前記第2ガス流路部の下面が接続される基板処理装置。
このように構成すると、第1ガス流路部と第2ガス流路部の接続が容易となる。
本発明の第6の側面は、
Y方向に積載した複数の基板を反応容器内に搬送する工程と、
該反応容器の側壁を前記Y方向と垂直なX方向に貫通して設けられ、反応容器外部のガス供給管と接続されるガス導入ポートと、
前記X方向に延在するX部と前記Y方向に延在するY部とを有し、前記反応容器内から前記ガス導入ポート内に前記X部が前記X方向に挿入され、前記X部とY部を貫通する第1ガス流路が設けられる第1ガス流路部と、
前記反応容器内で前記第1ガス流路部のY部に接続され、前記Y方向に貫通する第2ガス流路が設けられる第2ガス流路部と、
前記反応容器の内壁から内向きに前記X方向に突出して設けられ、前記Y方向に貫通する第3ガス流路を有し、前記第2ガス流路部に接続される第3ガス流路部と、
前記第3ガス流路部に支持され、前記Y方向に貫通する第4ガス流路が設けられるとともに該第4ガス流路からのガスを前記基板に対して供給するガス供給口が設けられた第4ガス流路部とを備え、
前記ガス導入ポートから導入されたガスが、前記第1ガス流路部内の第1ガス流路、前記第2ガス流路部内の第2ガス流路、前記第3ガス流路部内の第3ガス流路、前記第4ガス流路部内の第4ガス流路を順に通過して、前記第4ガス流路部に設けられたガス供給口から前記基板に対してガスを供給し、前記基板を処理する工程と、
を有する半導体装置の製造方法。
このように構成すると、反応容器内へガスを供給するガスノズルが、第1〜4ガス流路部に分かれているため、反応容器内におけるガスノズルの設置が容易となる。また、第3ガス流路部が反応容器に固定されているため、第1、2、4ガス流路部を容易に設置することができる。
なお、上述した半導体装置の製造方法は、基板処理方法、被処理基板の製造方法、太陽電池の製造方法等にも適用できる。
本発明の第7の側面は、
複数の基板を垂直方向に積層して内部で処理する反応容器と、
該反応容器の側壁を水平方向に貫通して設けられ、反応容器外部のガス供給管と接続されるガス導入ポートと、
水平方向に延在する水平部と垂直方向に延在する垂直部とを有し、前記反応容器内から前記ガス導入ポート内に前記水平部が水平方向に挿入され、前記水平部と垂直部を貫通する第1ガス流路が設けられる第1ガス流路部と、
前記反応容器内で前記第1ガス流路部の垂直部に接続され、垂直方向に貫通する第2ガス流路が設けられる第2ガス流路部と、
前記反応容器の内壁から内向きに水平方向に突出して設けられ、垂直方向に貫通する第3ガス流路を有し、前記第2ガス流路部に接続される第3ガス流路部と、
前記第3ガス流路部に支持され、垂直方向に貫通する第4ガス流路が設けられるとともに該第4ガス流路からのガスを前記基板に対して供給するガス供給口が設けられた第4ガス流路部と、を備える基板処理装置。
このようにすると、反応容器内へガスを供給するガスノズルが、第1〜4ガス流路部に分かれているため、反応容器内におけるガスノズルの設置が容易となる。また、第3ガス流路部が反応容器に固定されているため、第1、2、4ガス流路部を容易に設置することができる。
10・基板処理装置、35・ガス導入ポート、36・管継手、37・支持部材、41・第1ガス流路部、41a・平面部、41b・垂直部(Y部)、41c・水平部(X部)、41d・貫通穴、41e・凹部、41f・第1ガス流路、43・ボルト、51・第2ガス流路部、51a・平面部、51b・凸部、51c・第2ガス流路、51d・貫通穴、100・カセット、101・筐体、105・カセットステージ、112・ウエハ移載機構、114・カセット棚、115・カセット搬送装置、116・炉口シャッタ、121・ボートエレベータ、123・移載棚、200・ウエハ(基板)、202・処理炉、204・処理室、205・炉口、206・マニホールド、206a・反応管受け(第3ガス流路部)、206b・第3ガス流路、206c・メネジ穴、208・ヒータユニット、209・排気路、210・保温筒、217・ボート、219・シールキャップ、221・アウタチューブ、222・インナチューブ、222a・ガスノズル部(第4ガス流路部)、222b・ガス供給口、222c・第4ガス流路、223・ガスノズル(第4ガス流路部)、223a・ガス供給口、223c・第4ガス流路、224・処理ガス供給管、207・ガス排気管、207a・排気口、240・処理ガス供給源、241・MFC、243・開閉バルブ、246・真空ポンプ、255・APCバルブ、267・ボート回転機構、280・コントローラ。

Claims (2)

  1. 複数の基板をY方向に積載して内部で処理する反応容器と、
    該反応容器の側壁を前記Y方向と垂直なX方向に貫通して設けられ、反応容器外部のガス供給管と接続されるガス導入ポートと、
    前記X方向に延在するX部と前記Y方向に延在するY部とを有し、前記反応容器内から前記ガス導入ポート内に前記X部が前記X方向に挿入され、前記X部とY部を貫通する第1ガス流路が設けられる第1ガス流路部と、
    前記反応容器内で前記第1ガス流路部のY部に接続され、前記Y方向に貫通する第2ガス流路が設けられる第2ガス流路部と、
    前記反応容器の内壁から内向きに前記X方向に突出して設けられ、前記Y方向に貫通する第3ガス流路を有し、前記第2ガス流路部に接続される第3ガス流路部と、
    前記第3ガス流路部に支持され、前記Y方向に貫通する第4ガス流路が設けられるとともに該第4ガス流路からのガスを前記基板に対して供給するガス供給口が設けられた第4ガス流路部と、を備える基板処理装置。
  2. Y方向に積載した複数の基板を反応容器内に搬送する工程と、
    該反応容器の側壁を前記Y方向と垂直なX方向に貫通して設けられ、反応容器外部のガス供給管と接続されるガス導入ポートと、
    前記X方向に延在するX部と前記Y方向に延在するY部とを有し、前記反応容器内から前記ガス導入ポート内に前記X部が前記X方向に挿入され、前記X部とY部を貫通する第1ガス流路が設けられる第1ガス流路部と、
    前記反応容器内で前記第1ガス流路部のY部に接続され、前記Y方向に貫通する第2ガス流路が設けられる第2ガス流路部と、
    前記反応容器の内壁から内向きに前記X方向に突出して設けられ、前記Y方向に貫通する第3ガス流路を有し、前記第2ガス流路部に接続される第3ガス流路部と、
    前記第3ガス流路部に支持され、前記Y方向に貫通する第4ガス流路が設けられるとともに該第4ガス流路からのガスを前記基板に対して供給するガス供給口が設けられた第4ガス流路部とを備え、
    前記ガス導入ポートから導入されたガスが、前記第1ガス流路部内の第1ガス流路、前記第2ガス流路部内の第2ガス流路、前記第3ガス流路部内の第3ガス流路、前記第4ガス流路部内の第4ガス流路を順に通過して、前記第4ガス流路部に設けられたガス供給口から前記基板に対してガスを供給し、前記基板を処理する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
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