JP2015183577A - ロッカアーム脱落防止機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でロッカアームの脱落が防止できるロッカアーム脱落防止機構を提供する。【解決手段】シリンダヘッド1に設けられたロッカアームピボット30の頂部33に潤滑油供給孔18が形成された支承面33aを有し、ロッカアーム11の揺動支点部12が凹部14を備え、潤滑油供給孔34に挿入支持された軸状部材19を有し、ロッカアームピボット30の頂部33にロッカアームの揺動支点部12を重ねて支承することで軸状部材19に凹部14が係止してロッカアーム11の脱落が防止される。【選択図】図2

Description

本発明は、ロッカアーム脱落防止機構に関し、特にエンジンの組み立て時におけるロッカアームの脱落を防止するロッカアーム脱落防止機構に関する。
例えば、エンジンの動弁機構は、シリンダヘッドにロッカアームピボットを突出させ、その頂部によりロッカアームの揺動支点部を支承すると共に、ロッカアームの揺動端部を往復動可能に設けられたバルブのバルブステム頭頂部に当接させ、ロッカアームの中間部に形成したスリッパ部或いはローラにカムシャフトのカムを当接させるように構成される。このカムシャフトが回転すると、ロッカアームピボットの頂部に支承された揺動支点部を支点としてロッカアームが揺動してバルブを開閉する。また、ロッカアームの揺動支点部に先端がロッカアームピボットの頂部に当接するバルブアジャストスクリューを取り付け、バルブアジャストスクリューによりバルブクリアランスを調整するものがある。
このような動弁機構の組み立ては、シリンダヘッドに予めロッカアームピボット及びバルブ等が組み付けられる。この組み付けられたロッカアームピボットの頂部にロッカアームの揺動支点部或いはバルブアジャストスクリューの先端を重ね、かつ揺動端部をバルブステム頭頂部に重ねてロッカアームをセットし、そのロッカアームがセットされた状態で、カムシャフトが予め取り付けられたカムキャリヤを、そのカムがロッカアームのスリッパ部或いはローラに当接するように位置決めしてシリンダヘッドに装着する。
ここで、ロッカアームがロッカアームピボットの頂部及びバルブステム頭頂端部上に支承された状態で、カムシャフトが組み付けられたカムキャリヤをシリンダヘッドに組み付けることから、セットされたロッカアームがカムキャリヤを組み付ける前に脱落することが懸念される。特に、シリンダボアの軸線が水平面に位置する水平対向式エンジンやシリンダボアの軸線が大きく傾斜するエンジンを組み立てる際にロッカアームの脱落が懸念される。
一方、ロッカアームの脱落を防止する種々の構成が従来から提案されている。例えば、特許文献1には、ロッカアームの一端に設けたバルブアジャストスクリューの先端に形成されたピボットを、このピボットより小径の孔が穿設された弾性体からなるキャップによりロッカアームピボットの頂部に保持する動弁機構が開示される。
また、特許文献2には、ロッカアームの揺動支点部がロッカアームピボットの頂部から浮き上がらないように、揺動支持部をシリンダヘッドに、ボルトにより取り付けられた保持スプリングによって押圧保持するバルブクリアランス調整装置が開示される。
特許文献3には、ロッカアームの揺動支点部をバネ材からなるキャップによってロッカアームピボットの頂部に保持するロッカアームの保持装置が開示される。
特許文献4には、ロッカアームの一端に設けたバルブアジャストスクリューの先端に球状体を形成する一方、ロッカアームピボットの頂部を球状体に対応する凹球面に形成し、球状体を凹球面に係合すると共にこの球状体をロッカアームピボットの凹球面に保持する弾性部材を凹球面開口端部に設けたロッカアームの取付構造が開示される。
実開平3−420022号公報 実開昭61−122306号公報 実開平1−25409号公報 特開昭61−81502号公報
上記特許文献1によると、ロッカアームピボットに装着されるキャップによってバルブアジャストスクリューの先端に形成されたピボットを保持することで、ロッカアームの脱落が防止できる。しかし、バルブアジャストスクリューの先端にキャップを嵌め込み、かつロッカアームとロッカアームピボットとの間でキャップをロッカアームピボットに嵌着する作業は極めて厄介である。
特許文献2によると、ロッカアームの揺動支点部をシリンダヘッドに取り付けられた保持スプリングによって押圧保持することで、ロッカアームの脱落が防止できる。しかし、複雑な形状の保持スプリングをシリンダヘッドにボルト結合する作業は厄介であると共に、動弁装置の複雑化を招くことが懸念される。また、複雑な形状の保持スプリング及び厄介な取付作業により生産性の低下を招くと共に製造コストの上昇を誘発する。
特許文献3によると、ロッカアームの揺動支点部をバネ材からなるキャップによってロッカアームピボットに保持することでロッカアームの脱落が防止できる。しかし、バネ材からなるキャップをシリンダヘッドに取り付ける作業は厄介であり、かつ動弁機構の複雑化が懸念される。また、複雑な形状のキャップ及びキャップの厄介な取付作業により生産性の低下を招くと共に製造コストが上昇する。
特許文献4によると、ロッカアームの一端に設けたバルブアジャストスクリューの球状体を、ロッカアームピボットの頂部に形成された凹球面に係合して弾性部材で保持することでロッカアームの脱落が防止できる。しかし、バルブアジャストスクリューの球状体をロッカアームピボットの凹球面に保持して、ロッカアームとロッカアームピボットとの間で弾性体を装着する作業は厄介である。
従って、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、構成の複雑化及び厄介な取り付け作業を伴うことなく、簡単な構成でロッカアームの脱落が防止できるロロッカアーム脱落防止機構を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載のロッカアーム脱落防止機構は、エンジンのシリンダヘッドに取り付けられたロッカアームピボットの頂部に、揺動支点部が支承されるロッカアームの脱落防止機構において、前記ロッカアームピボットには、該頂部に開口した潤滑油供給孔が設けられ、前記ロッカアームの揺動支点部がロッカアームピボットの頂部に支承された状態で、該潤滑油供給孔内に前記開口から一端が挿入され他端が突出した状態にあり、当該一端挿入状態で前記揺動支点部の前記頂部からの位置ずれを制止する係止手段と、を備えたことを特徴とする。
前記係止手段は、支承されている状態では一端が潤滑油孔の開口内にあり、他端が開口から突出している。したがって、揺動支点部と頂部が相対的に位置ずれを起こすときには潤滑油供給孔の開口と揺動支点部とに同時に係止手段が係止される状態になり、その相互に位置ずれを防止することができる。なお、係止手段は揺動支点部が頂部に支承された状態で一部挿入状態が確保されれば足り、ロッカアームピボット側またはロッカアーム側の何れに取り付けても、また何れにも固定せず設置してもよい。これにより、ロッカアームピボットの頂部にロッカアームの揺動支点部を重ねてロッカアームを支承することで位置ずれが制止されて脱落が防止される。したがって、構成の複雑化及び厄介な取付作業を伴うことなく、簡単な構成でロッカアームの脱落が防止できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のロッカアーム脱落防止機構において、前記揺動支点部には、前記支承状態において、前記潤滑油供給孔の開口に対向する部分に空間を形成するための凹部が設けられ、前記係止手段は、軸状部材にて形成され、前記潤滑油供給孔内に一端が係合支持され、当該支持状態で他端が前記空間に突出した状態で設けられたことを特徴とする。
これによると、前記揺動支点部に、潤滑油供給孔の開口に対向する凹部を形成し、支承状態で係止手段となる軸状部材の一端が潤滑油供給孔に係合支持されて他端が凹部に係止することでロッカアームの脱落が防止できる。
請求項3の発明は、請求項1に記載のロッカアーム脱落防止機構において、前記係止手段は、軸状部材にて形成され、前記揺動支点部面に他端が固定され、一端が前記支承状態で前記開口から潤滑油供給孔内に挿入された状態となるように設けられたことを特徴とする。これによると、揺動支点部に係止手段となる軸状部材を固定し、支承状態で軸状部材が潤滑油供給孔に挿入係止することでロッカアームの脱落が防止できる。
請求項4の発明は、請求項1の記載のロッカアーム脱落防止機構において、前記ロッカアームピボットの頂部は、前記潤滑油供給孔が開口する凹球面状の支承面を有し、前記揺動支点部は、前記支承面に先端が摺動可能に当接するバルブアジャストスクリューを備え、前記係止手段は、前記バルブアジャストスクリューの先端に支持されて一端が前記支承面の潤滑油供給孔に前記開口から挿入されるように設けられた軸状部材であることを特徴とする。
これによると、揺動支点部に設けたバルブアジャストスクリューの先端に軸状部材を設け、支承状態で軸状部材が潤滑油供給孔に挿入係止することでロッカアームの脱落が防止できる。
請求項5に記載のロッカアーム脱落防止機構は、シリンダヘッドに取り付けたロッカアームピボットの頂部に、揺動支点部が支承されるロッカアームの脱落防止機構において、前記ロッカアームピボットの頂部及び揺動支点部の少なくとも一方が磁化されたことを特徴とする。
これによると、ロッカアームピボットの頂部と揺動支点部のすくなくとも一方を磁化することで、ロッカアームピボットの頂部にロッカアームの揺動支点部を支承することで、頂部と揺動支点部が吸着して、ロッカアームの脱落が防止できる。
本発明によると、ロッカアームピボットの頂部にロッカアームの揺動支点部を重ねてロッカアームを支承することで脱落が防止されて支承位置に保持される。したがって、構成の複雑化及び厄介な取付作業を伴うことなく、簡単な構成でロッカアームの脱落が防止できる。
第1実施の形態に係るエンジンの動弁機構を説明する図である。 吸気ポート側の動弁機構の概要説明図である。 排気ポート側の動弁機構の概要説明図である。 第2実施の形態に係る吸気ポート側の動弁機構の概要説明図である。 排気ポート側の動弁機構の概要説明図である。 第3実施の形態に係る吸気ポート側の動弁機構の概要説明図である。 排気ポート側の動弁機構の概要説明図である。 第4実施の形態に係る吸気ポート側の動弁機構の概略説明図である。 排気ポート側の動弁機構の概要説明図である。
以下、本発明によるロッカアームの脱落防止機構の実施の形態を、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
本発明によるロッカアームの脱落防止機構の第1実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。
図1は シリンダボアの軸線が水平面に位置する水平対向型エンジン或いは傾倒型エンジンの動弁機構を説明する説明図であり、シリンダヘッド1に吸気バルブ5、排気バルブ7、ロッカアーム11、21、ロッカアームピボット31、35、カムシャフト41、43等を備えて構成される。
シリンダヘッド1には、そのシリンダ合わせ面に燃焼室天井部2が凹設されており、燃焼室天井部2に吸気ポート3の端部及び排気ポート4の端部が開口する。そして、これら吸気ポート3の端部及び吸気ポート4の端部を各々開閉するように吸気バルブ5及び排気バルブ7がそれぞれ往復移動自在に支持されてバルブスプリング5a、7aによって閉弁方向に付勢される。
シリンダヘッド1の上部には、吸気バルブ5及び排気バルブ7を駆動するカム42を備えたカムシャフト41及びカム44を備えたカムシャフト43が並列に配置されており、カムシャフト41及び43は図示しないカムキャリヤに支持される。
吸気ポート3側の動弁機構を構成するロッカアーム11は、カムシャフト41と吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6との間に介在され、揺動支点部12がシリンダヘッド1に設けられたロッカアームピボット31の頂部33に支承され、揺動端部16が吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6に対向するように延在する。揺動支点部12と揺動端部16との中間位置にカム42に対向するようにローラ17が支持される。カムシャフト41の回転に応じてカム42によって揺動支点部12を中心として揺動端部16側を揺動させ、吸気バルブ5を開閉弁する。
排気ポート4側の動弁機構を構成するロッカアーム21は、カムシャフト43と排気バルブ7のバルブステム頭頂部8との間に介在され、揺動支点部22がシリンダヘッド1に設けられたロッカアームピボット35の頂部37に支承され、揺動端部26が排気バルブ7のバルブステム頭頂部8に対向するように延在する。揺動支点部22と揺動端部26との中間位置にカム44に対向してローラ27が支持される。
これら動弁機構の組み立ては、シリンダヘッド1に予めロッカアームピボット31、35及び吸気バルブ5、排気バルブ7等が組み付けられる。このシリンダヘッド1に組み付けられたロッカアームピボット31の頂部33及び吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6にそれぞれ揺動支点部12及び揺動端部16を重ねてロッカアーム11をセットする。同様にロッカアームピボット35の頂部37と排気バルブ7のバルブステム頭頂部8にロッカアーム21の揺動支点部22及び揺動端部26を重ねてロッカアーム21をセットする。
このロッカアーム11、21が支承された状態で、カムシャフト41及び43が取り付けられた図示しないカムキャリヤを、そのカム42及び44が各ロッカアーム11、21に取り付けられたローラ17及び27に当接可能に位置決めしてリンダヘッド1に装着する。
図2(a)に示すように、吸気ポート3側の動弁機構を構成するロッカアームピボット31は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴9に嵌挿可能な基部32及び凸球面状の支承面33aが形成された頂部33を有する略円柱状に形成され、支持面33aに潤滑油供給孔34が開口する。潤滑油供給孔34は基部32の外周面に形成された環状の油路32aに連通し、油路32aはシリンダヘッド1に形成されたシリンダヘッド側油通路9aと連通する。
一方、ロッカアーム11の揺動支点部12は、外周に沿ってロッカアームピボット31の頂部33に形成された支承面33aに潤滑油供給孔34を囲む環状に摺接可能な凹球面状で環状の被支承面13及びこの被支承面13の内側に頂部33の支承面33aとの間に油溜となる空間を形成する凹部14を有する略凹球面状に形成される。凹部14の中央部に後述する係止手段となる軸状部材19の端部が挿入可能な凹状部15が形成される。
また、ロッカアームピボット31の潤滑油供給孔34に、一端となる基端19aが挿入して係止固定可能でかつ潤滑供給孔34に挿入した状態で他端となる先端19bが支承面33aから突出する軸状部19を備える。軸状部材19は、潤滑供給孔34に基端19aを挿入した際に、潤滑供給孔34を密閉することがなく、油路が確保できる例えば断面円弧状や筒状が好ましい。
ロッカアーム11の取り付けにあたり、ロッカアームピボット31の頂部33に開口する潤滑油供給孔34に、軸状部材19の基端19aを挿入して先端19bが頂部33から突出した状態に装着する。
さらに、図2(b)に示すように、ロッカアームピボット31の頂部33から突出する軸状部材19の先端19bを揺動支点部12に形成した凹部14内に挿入して被支承面13を支承面33aに重ねて支承させ、かつ揺動端部16を吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6に重ねてロッカアーム11を支承する。このロッカアームピボット31の頂部33と吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6とに架け渡されたロッカアーム11は、ロッカアームピボット31に設けられた軸状部材19の先端19bに揺動支点部12の凹部14乃至凹状部15が係止されて位置ずれ制止されて脱落することがなく支承位置に保持される。
また、図3(a)に示すように、排気ポート4側の動弁機構を構成するロッカアームピボット35は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴10に嵌挿可能な基部36及び凸球面状の支承面37aが形成された頂部37を有する略円柱状に形成され、支承面37aに潤滑油供給孔38が開口する。潤滑油供給孔38は基部37の外周面に形成された油路36aに連通し、油路36aはシリンダヘッド1に形成されたヘッドレスト側油通路10aと連通する。
一方、ロッカアーム21の揺動支持点22は、ロッカアームピボット35の支承面37aに潤滑油供給孔38を囲む環状に摺接可能な凹球面状で環状の被支承面23及びこの被支承面23の内側に凹部24を有する略凹球面状に形成される。凹部24の中央部に係止手段となる軸状部材29の端部が挿入可能な凹状部25が形成される。ロッカアーム21の取り付けにあたり、ロッカアームピボット35の頂部37に開口する潤滑油供給孔38に、軸状部材29の一端である基端29aを挿入して軸状部材29を装着する。
さらに、図3(b)に示すように、ロッカアームピボット35の頂部38から突出する軸状部材29の先端29bを揺動支点部22に形成した凹部24乃至凹状部25内に挿入して被支承面23を頂面37の支承面37aに重ね、かつ揺動端部26を排気バルブ7のバルブステム頭頂部8に重ねてロッカアーム11を支承する。このロッカアーム21は、ロッカアームピボット35に設けられた軸状部材29の先端29bに揺動支点部22の凹部24乃至凹状部25が係止されて位置ずれが制止されて脱落することなく支承位置に保持される。
このようにロッカアーム11がロッカアームピボット31の頂部33と吸気カム5のバルブステム頭頂部6上に架け渡されて支承され、かつロッカアーム21がロッカアームピボット35の頂部37と排気カム7のバルブステム頭頂部8上に支承された状態で、カムシャフト41及び43が取り付けられたカムキャリヤを、そのカム42及び44が各ロッカアーム11、21に取り付けられたローラ17及び27に当接可能に位置決めしてシリンダヘッド1に装着する。
従って、本実施の形態によると、ロッカアームピボット31及び35の潤滑油供給孔34、38に軸状部材19,29の基端19a、29aを挿入する極めて簡単な構成で、ロッカアーム11及び21の脱落が防止される。これにより、ロッカアームピボット31の頂部33にロッカアーム11の揺動支点部12を重ね、かつ揺動端部16をバルブステム頭頂部6に重ねてロッカアーム11を支承すると共に、ロッカアームピボット35の頂部37にロッカアーム21の揺動支点部22を重ね、かつ揺動端部26をバルブステム頭頂部8に重ねてロッカアーム21を支承すると、ロッカアーム11、21の脱落が防止される。この状態で、カムシャフト41、43が取り付けられたカムキャリヤをシリンダヘッドに装着することができ、エンジンの組立作業効率が向上する。
なお、上記実施の形態では係止手段となる軸状部材19、29の基端19a、29aを潤滑油供給孔34、38に挿入して係止固定したが、固定せずに挿入状態に保持することも可能である。
(第2実施の形態)
本発明によるロッカアームの脱落防止機構の第2実施の形態を図4及び図5を参照して説明する。なお、図4及び図5において図2及び図3と対応する部位に同一付号を付することで該部の詳細な説明を省略する。
図4は上記図2に対応する吸気ポート側の動弁機構の説明図であり、図5は上記図3に対応する排気ポート側の動弁機構の説明図である。
図4(a)に示すように、ロッカアームピボット31は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴9に嵌挿され基部32及び凸球面状の支承面33aが形成された頂部33を有する略円柱状に形成され、頂部33に潤滑油供給孔34が開口する。
ロッカアーム11の揺動支点部12は、ロッカアームピボット31の頂部33に形成された支承面33aに潤滑油供給孔34を囲む環状で摺接可能な環状の被支承面13及びこの被支承面13の内側に凹部14を有する略凹球面状に形成される。潤滑油保持部14の中央部に軸部材装着穴55が形成される。
また、係止手段となる軸状部材56を有し、軸状部材56は、他端となる基端56aが軸部材装着穴55に挿入してロッカアーム11に固定され、かつ一端となる先端56bがロッカアームピボット31に開口する潤滑油供給孔35に間隙を有して挿入可能な形状に構成される。
ロッカアーム11の取り付けにあたり、ロッカアーム11の揺動支持部12に形成された軸部材装着穴55に軸状部材56の基端56aを挿入してロッカアーム11に軸状部材56を取り付ける。
さらに、図4(b)に示すように、ロッカアーム11の揺動支点部12から突出する軸状部材56の先端56bをロッカアームピボット31の潤滑油供給孔35の開口から挿入して被支承面13を頂面33の支承面33aに重ねて支承し、かつ揺動端部15を吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6に重ねてロッカアーム11をセットする。このセットされたロッカアーム11は、ロッカアーム11に設けた軸状部材56がロッカアームピボット31の潤滑油供給孔34に係止して脱落が防止される。
また、図5(a)に示すように排気ポート4側の動弁機構を構成するロッカアームピボット35は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴10に嵌挿される基部36及び支承面37aが形成された頂部37を有する略円柱状に形成され、頂部37に潤滑油供給孔38が開口する。
ロッカアーム21の揺動支点部22は、ロッカアームピボット35の頂部37に形成された支承面37aに潤滑油供給孔38を囲む環状で摺接可能な環状の被支承面23及びこの被支承面23の内側に凹部24を有する略凹球面状に形成される。凹部24の中央部に軸部材装着穴57が形成される。
さらに、係止手段となる軸状部材58を有し、軸状部材58は軸部材装着穴57に挿入してロッカアーム21に固定され、かつ先端58bがロッカアームピボット35に開口する潤滑油供給孔38に間隙を有して挿入可能に形成される。ロッカアーム21の取り付けにあたり、ロッカアーム21の揺動支持部22に形成された軸部材装着穴57に軸状部材58の基端58aを挿入してロッカアーム21に軸状部材58を取り付ける。
さらに、図5(b)に示すように、ロッカアーム21の揺動支点部22から突出する軸状部材58の先端58bをロッカアームピボット35の潤滑油供給孔38に挿入して被支承面23をロッカアームピボット35の支承面37aに重ねて支承し、かつ揺動端部25を排気バルブ7のバルブステム頭頂部8に重ねてロッカアーム21をセットする。このセットされたロッカアーム12は、ロッカアーム12に設けた軸状部材58がロッカアームピボット35の潤滑油供給孔38に係止して脱落が防止される。このようにロッカアーム11、21がセットされた状態で、カムシャフト41及び43が取り付けられたカムキャリヤを、シリンダヘッド1に装着する。
従って、本実施の形態によると、ロッカアームピボット31及び35の潤滑油供給孔34、38にロッカアーム11,21に取り付けられる軸状部材56、58を挿入して係止する極めて簡単な構成で、ロッカアーム11及び21の脱落が防止される。このロッカアーム11、21が保持された状態で、カムシャフト41、43が取り付けられたカムキャリヤをシリンダヘッドに装着することができ、エンジンの組立作業の効率向上が得られる。
なお、上記実施の形態では軸状部材56、58をロッカアーム11、21に形成された軸部材装着穴55、57に挿入して固定したが、予めロッカアーム11、21に軸状部材56、58を一体形成することも、或いは溶接等によって取り付けることもできる。
(第3実施の形態)
本発明によるロッカアームの脱落防止機構の第3実施の形態を図6及び図7を参照して説明する。なお、図6及び図7において図2及び図3と対応する部位に同一付号を付することで該部の詳細な説明を省略する。
図6(a)に示すように、吸気ポート3側の動弁機構を構成するロッカアームピボット31は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴9に嵌挿可能な基部32及び凹球面状の支承面33bが形成された頂部33を有する略円柱状に形成され、頂部33に潤滑油供給孔34が開口する。
一方、ロッカアーム11の揺動支持部12には、先端にロッカアームピボット31の支承面33bに摺接可能なピボット62を有するバルブアジャストスクリュー61が取り付けられる。ピボット62に基端63aが結合されて一端である先端63bがロッカアームピボット31の支承面33bに開口する潤滑油供給孔34に間隙を有して挿入可能な係止手段となる軸状部材63の基端63aが設けられる。
ロッカアーム11の取り付けにあたり、図6(b)に示すように、ピボット62に設けられた軸状部材63の先端63bをロッカアームピボット31の頂部33bに開口する潤滑油供給孔34に挿入してピボット62を支承面33bに当接させて重ねると共に、揺動端部16を吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6に重ねてロッカアーム11を支承する。
このロッカアームピボット31の頂部33と吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6とに架け渡されてセットされたロッカアーム11は、ピボット62に設けられた軸状部材63の先端63bがロッカアームピボット31の潤滑油供給孔34に係止されて脱落が防止される。
また、図7(a)に示すように、排気ポート4側の動弁機構を構成するロッカアームピボット35は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴10に嵌挿可能な基部36及び凹球面状の支承面37bが形成された頂部37を有する略円柱状に形成され、頂部37に潤滑油供給孔38が開口する。
一方、ロッカアーム21の揺動支点部22には、先端にロッカアームピボット35の支承面37bに摺接可能なピボット66を有するバルブアジャストスクリュー65が取り付けられる。ピボット66に結合されて先端67bがロッカアームピボット35の支承面37bに開口する潤滑油供給孔38に間隙を有して挿入可能な係止手段となる軸状部材67が設けられる。
ロッカアーム21の取り付けにあたり、図7(b)に示すように、ピボット66に設けられた軸状部材67の先端67bをロッカアームピボット35の頂部37に開口する潤滑油供給孔38に挿入してピボット66を支承面37bに重ねると共に、揺動端部26を排気バルブ6のバルブステム頭頂部7に重ねてロッカアーム21をセットする。このセットされたロッカアーム21は、ピボット66に設けられた軸状部材67の先端67bがロッカアームピボット35の潤滑油供給孔38に係止されて脱落が防止される。
このようにロッカアーム11がバルブアジャストスクリュー61のピボット62をロッカアームピボット31の頂部33に重ねて揺動端部16が吸気カム5のバルブステム頭頂部6に架け渡されてセットされ、かつロッカアーム21がバルブアジャストスクリュー65のピボット66をロッカアームピボット35の頂部37に重ねて揺動端部26が排気カム7のバルブステム頭頂部8に架け渡されてセットされる。
このようにロッカアーム11、21がセットされた状態で、カムシャフト41及び43が取り付けられたカムキャリヤを、そのカム42及び44が各ロッカアーム11、21に取り付けられたローラ17及び27に当接可能に位置決めしてシリンダヘッド1に装着する。
従って、本実施の形態によると、ロッカアームピボット31及び35の支承面33b、37bに形成された潤滑油吸入孔34、38にバルブアジャストスクリュー61、65のピボット62、66の設けられた軸状部材63、67を挿入する簡単な構成で、セットされたロッカアーム11及び21の脱落が防止され、エンジンの組立作業の効率向上が得られる。
(第4実施の形態)
本発明によるロッカアームの脱落防止機構の第2実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。なお、図8及び図9において図2及び図3と対応する部位に同一付号を付することで該部の詳細な説明を省略する
図8は上記図2に対応する吸気ポート側の動弁機構の説明図であり、図9は上記図3に対応する排気ポート側の動弁機構の説明図である。
図8(a)に示すように、吸気ポート3側のロッカアームピボット31は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴9に嵌挿され基部32及び支承面33aが形成された頂部33を有する略円柱状に形成され、頂部33に潤滑油供給孔34が開口する。
ロッカアーム11の揺動支持部12は、ロッカアームピボット31の頂部33に形成された支承面33aに潤滑油供給孔34を囲む環状で摺接可能な環状の被支承面13及びこの被支承面13の内側に凹部14を有する略凹球面状に形成される。
ロッカアームピボット31の頂部33とロッカアーム11の揺動支点部12との一方、或いは双方が磁化処理され、或いは磁石が設けられて互いに吸着結合可能に構成される。
これにより、図8(b)に示すように、ロッカアームピボット31の頂部33の支承面33aにロッカアーム11の被支承面13を重ね、かつ揺動端部15を吸気バルブ5のバルブステム頭頂部6に重ねてセットする。ロッカアーム11の揺動支持部12がロッカアームピボット31の頂部33に吸着してロッカアーム11の脱落が防止され、所期の支承位置に保持される。
図9(a)に示すように、排気ポート4側のロッカアームピボット35は、シリンダヘッド1に形成されたピボット取付穴10に嵌挿され基部36及び支承面37aが形成された頂部37を有する略円柱状に形成され、頂部37に潤滑油供給孔38が開口する。
ロッカアーム21の揺動支点部22は、ロッカアームピボット35の頂部37に形成された支承面37aに潤滑油供給孔38を囲む環状で摺接可能な環状の被支承面23及びこの被支承面23の内側に凹部24を有する凹状に形成される。
ロッカアームピボット35の頂部37及びロッカアーム21の揺動支点部22との一方、或いは双方が磁化処理さて、或いは磁石が設けられて互いに吸着結合可能に構成される。
これにより、図9(b)に示すように、ロッカアームピボット35の頂部37の支承面37aにロッカアーム21の被支承面23を重ね、かつ揺動端部25を排気バルブ7のバルブステム頭頂部8に重ねて支承する。ロッカアーム21の揺動支持部22がロッカアームピボット35の頂部37に吸着してロッカアーム21の脱落が防止される。このようにロッカアーム11、21がセットされた状態で、カムシャフト41及び43が取り付けられたカムキャリヤを、シリンダヘッド1に装着する。
従って、本実施の形態によると、ロッカアームピボット31及び35の頂部33、37或いはロッカアーム11、21の揺動支点部12、22の一方或いは双方を磁化処理、或いは磁石を設ける極めて簡単な構成で、ロッカアーム11及び21の脱落が防止され、エンジンの組立作業の効率向上が得られる。
なお、上記各実施の形態では、ロッカアーム11、21にローラ17、27を設けた場合を例に説明したが、ローラ17、17に代えてカムに摺接可能なスリッパ部を形成することもできる。
1 シリンダヘッド
5 吸気バルブ
6 バルブステム頭頂部
8 バルブステム頭頂部
11 ロッカアーム
12 揺動支点部
14 凹部
16 揺動端部
19 軸状部材(係止手段)
21 ロッカアーム
22 揺動支点部
24 凹部
26 揺動端部
29 軸状部材(係止手段)
31 ロッカアームピボット
33 頂部
33a 支承面
33b 支承面
34 潤滑油供給孔
35 ロッカアームピボット
37 頂部
37a 支承面
38 潤滑油供給孔
42、44 カム
55 軸状部材装着穴
56 軸状部材(係止手段)
57 軸状部材装着穴
58 軸状部材(係止手段
61 バルブアジャストスクリュー
62 ピボット(先端)
63 軸状部材(係止手段)
65 バルブアジャストスクリュー
66 ピボット(先端)
67 軸状部材(係止手段)

Claims (5)

  1. エンジンのシリンダヘッドに取り付けられたロッカアームピボットの頂部に、揺動支点部が支承されるロッカアームの脱落防止機構において、
    前記ロッカアームピボットには、該頂部に開口した潤滑油供給孔が設けられ、
    前記ロッカアームの揺動支点部がロッカアームピボットの頂部に支承された状態で、該潤滑油供給孔内に前記開口から一端が挿入され他端が突出した状態にあり、当該一端挿入状態で前記揺動支点部の前記頂部からの位置ずれを制止する係止手段とを備えたことを特徴とするロッカアーム脱落防止機構。
  2. 前記揺動支点部には、前記支承状態において、前記潤滑油供給孔の開口に対向する部分に空間を形成するための凹部が設けられ、
    前記係止手段は、軸状部材にて形成され、前記潤滑油供給孔内に一端が係合支持され、 当該支持状態で他端が前記空間に突出した状態で設けられたことを特徴とする請求項1に記載のロッカアーム脱落防止機構。
  3. 前記係止手段は、軸状部材にて形成され、前記揺動支点部面に他端が固定され、一端が前記支承状態で前記開口から潤滑油供給孔内に挿入された状態となるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載のロッカアーム脱落防止機構。
  4. 前記ロッカアームピボットの頂部は、前記潤滑油供給孔が開口する凹球面状の支承面を有し、
    前記揺動支点部は、前記支承面に先端が摺動可能に当接するバルブアジャストスクリューを備え、
    前記係止手段は、前記バルブアジャストスクリューの先端に支持されて一端が前記支承面の潤滑油供給孔に前記開口から挿入されるように設けられた軸状部材であることを特徴とする請求項1に記載のロッカアーム脱落防止機構。
  5. シリンダヘッドに取り付けたロッカアームピボットの頂部に、揺動支点部が支承されるロッカアームの脱落防止機構において、
    前記ロッカアームピボットの頂部及び揺動支点部の少なくとも一方が磁化されたことを特徴とするロッカアーム脱落防止機構。
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