JP2015182888A - 従動キャリッジに支持される運搬キャリッジを有する仕分けコンベヤ - Google Patents

従動キャリッジに支持される運搬キャリッジを有する仕分けコンベヤ Download PDF

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Abstract

【課題】 一連の従動キャリッジを有する仕分けコンベヤを提供する。【解決手段】 従動キャリッジ2が、連続的に駆動可能であり、搬送方向で2本の平行に引き離された走行レールを有するトラック4に沿って案内され、少なくとも1つの従動キャリッジ2が、全方向に回転可能な関節式ジョイント52を用いて運搬キャリッジ10と結合され、運搬キャリッジ10が、走行レールからある距離の所に配置された2本の平行に引き離された取付けレール12a,12bに沿って搬送方向に連続的に案内され、運搬フレームを有し、運搬フレームが、関節式ジョイント52に支持され、搬送方向6に関して各取付けレール12a,12bにおいて関節式ジョイント52の後ろで追従し、取付けレールが、走行レール4a,4bおよび負荷支持部材14a,14bから事前に設定された垂直距離の所に配置され、負荷支持部材14a,14bが常に水平位置にある。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1による、一連の従動キャリッジを有する仕分けコンベヤに関し、一連の従動キャリッジは連続的に駆動可能であり、移送方向または搬送方向において、2本の平行に引き離された走行レールを有するトラックに沿って案内される。
特許文献1は、連続原理に従うパンコンベヤを開示しており、パンコンベヤは、水平および縦および同時にカーブの周りを移動するとき常に水平位置を維持する輸送パンを有する。
独国特許出願公開第25 10 522 A1号明細書
本発明の目的は、現在知られている仕分けコンベヤを、次のような従動キャリッジを用いて改良することからなり、この従動キャリッジは、平行な走行レール上を案内され、一般に、水平レベルで動作するように設計され、その結果、搬送される物品、特に個別の物品を、空間に自由に画定できる経路に沿って案内可能であり、それにより水平カーブおよび縦カーブのほかに、同時に水平かつ縦に延びるレール湾曲を有するらせん部分も可能であり、その間、従動キャリッジの各負荷支持部材は常に自動的に水平または中立位置を維持する。
この目的は、請求項1による仕分けコンベヤによって、本発明に従い達成される。従動キャリッジに対する運搬キャリッジの全方向に回転可能な関節式結合の特別の利点は、運搬キャリッジの取付けレールを、機械的な力がカーブ、特に空間カーブまたはらせん部分を通り抜けるとき常に発生することなく、従動キャリッジの走行レールとの関連において比較的寛容な公差で横たえることができることにある。
搬送方向に対して斜めに見るとき従動キャリッジが常に水平に位置合わせされるように2本の走行レールが配置され、それにより、搬送方向に対して斜め方向に見るとき走行レールが同じ高さで横たわることができることが好都合に考えられる。搬送方向に対して斜め方向に見るとき走行レールが同じ高さで横たわるときは常に、従動キャリッジはトラックのいかなる地点においても望ましくないバンク角に直面しない。対応する方法において、取付けレールが丸い外形で形成され、搬送方向に対して斜めに見るとき、運搬キャリッジが常に水平に位置合わせされるように配置され、それにより搬送方向に対して斜め方向に見るとき、取付けレールは同じ高さで横たわることができることが好ましくは考えられる。搬送方向に対して斜め方向に見るとき、取付けレールが同じ高さで横たわるときは常に、運搬キャリッジは同じく望ましくないバンク角に直面しない。
各従動キャリッジが、アイドラおよび横方向案内ローラとともに各走行レールに支持されることが好ましい。各従動キャリッジが、搬送方向に関して前端部または後端部において、従動キャリッジクロスアームを有し、従動キャリッジクロスアームの横方向端部にアイドラおよび横方向案内ローラは各場合において取り付けられることが好ましい。
各従動キャリッジは、搬送方向に関して前端部において、前を走行する従動キャリッジの後端部と、特に全方向に回転可能な関節式ジョイントを用いて結合することができる。
各運搬キャリッジが運搬キャリッジクロスアームを有することが好ましく、運搬キャリッジクロスアームは横方向端部において取付けレールに支持される。アイドラおよび横方向案内ローラが、運搬キャリッジクロスアームの各横方向端部に対応して配置され、それにより3つ以上のアイドラおよび横方向案内ローラを各横方向端部に設けることができる。
特に都合のよい実施形態では、搬送方向において互いに離間された少なくとも2つのアイドラおよび横方向案内ローラを有し、それによって取付けレールに支持され、搬送方向に対し水平および斜めに延びる案内軸の周りでクロスアームに枢転可能に連結される案内キャリッジが運搬キャリッジクロスアームの各横方向端部に配置されることが考えられる。
さらに、運搬キャリッジクロスアームは、搬送方向に延在する運搬キャリッジ長手部材に関節式ベアリングによって枢転可能に連結され、運搬キャリッジ長手部材は垂直に向けられた枢同軸の周りを移動可能であり、今度は関節式ジョイントによって従動キャリッジに支持されることが考えられてもよい。
従動キャリッジが各場合において運搬キャリッジと結合されることが可能である一方、2番目ごとの従動キャリッジだけが運搬キャリッジと結合されることが考えられてもよく、後者の変形は2つの負荷支持部材の可能性を特に許容し、負荷支持部材は各運搬キャリッジ上に置かれる搬送品を積むまたは降ろすために互いに独立して制御可能である。
従動キャリッジはチェーンを形成可能であり、および固定モータによって駆動可能であり、従動キャリッジは各場合においてテンション部材を形成する。固定駆動装置は摩擦ホイールモータまたは誘導モータとして実装可能である。
負荷支持部材は傾動要素または電動クロスベルトとして形成可能であり、所望の放出方向に搬送方向に対して斜めに傾動要素またはクロスベルトのモータを横方向に傾けることによって、荷下ろしのために選択された放出ステーションでそれ自体知られた方法で作動可能である。
好ましい実施形態では、前記または各負荷支持部材は電気作動式傾動装置として設計されることが考えられる。
改良形態では、搬送方向に見るとき、案内軸が枢軸に対して追従するように配置されることが考えられてもよい。あるいは、案内軸は枢軸を含むおよび/またはこれと交差するレベル、または搬送方向に見るとき枢軸に対して先行するレベルに配置可能である。特に、案内キャリッジの一方を案内軸に対する遊びなしに固定ベアリングによって運搬キャリッジクロスアームに取り付け、他方の案内キャリッジ(60)を案内軸に対する遊びのある状態で浮遊ベアリングによって運搬キャリッジクロスアームに取り付けることが可能である。
図面を参照して、本発明を例示的実施形態に基づき以下に記載する。
本発明による仕分けコンベヤの上昇部分を示す。 図1による仕分けコンベヤの下降部分を示す。 カーブで同時に下降し湾曲する、図1および2による仕分けコンベヤの一部を示す。 仕分けコンベヤの従動キャリッジおよび運搬キャリッジの斜視図を示す。 仕分けコンベヤの運搬キャリッジおよび従動キャリッジの不可欠な構成要素の概略斜視図を示す。 仕分けコンベヤの、部分的に破断された概略前面図を示す。 コンベヤの概略側面図を示す。 いくつかの従動および運搬キャリッジの概略平面図を示す。 図8と同様であるが負荷支持部材のない図を示す。 走行レールが部分的に消えている拡大破断図において図1と同様の図を示す。 改良実施形態の運搬キャリッジの側面図を示す。 改良実施形態の2つの運搬および案内キャリッジの斜視図を示す。 図11の線A−Aに従う破断図を示す。 図11の線A−Aに従う破断図を示す。 図11の線A−Aに従う破断図を示す。
図1〜3および10は、本発明による仕分けコンベヤの基本構造を示す。仕分けコンベヤは第一に、相互に柔軟に結合された一連の従動キャリッジ2を有し、従動キャリッジ2は、移送方向または搬送方向6に移動するために、2つの平行な走行レール4a、4bを有するトラック4に沿って案内される。トラック4は一般に自己閉鎖型連続ループの形態で構成され、その結果、従動キャリッジも連続的に案内される。
従動キャリッジ2を様々な方法で搬送方向6に推進することができる。ケーブルまたはチェーンなどの牽引手段が考慮されてもよく、牽引手段は連続的に走行し、トラック4の近くに横たえられ、個々のまたは全ての従動キャリッジ2が取り付けられる。
あるいは、各従動キャリッジ2に駆動モータを設けることができる。駆動モータは駆動ホイールに作用し、次に駆動ホイールがトラックと協働する。あるいは、従動キャリッジは誘導または摩擦ホイールモータを用いて移動させることができる。同時に、全ての従動キャリッジではなく、単に2番目、3番目の従動キャリッジごとに、またはそれすら上回る間隔で従動キャリッジにモータを装備することが可能である。ここで従動キャリッジは連続チェーンを形成可能であり、各従動キャリッジはテンション部材を形成している。
走行レール4a、4bは、一定の相互距離で互いに平行に横たえられ、搬送方向6に対して斜め方向に見たとき、走行レールは同じ高さで横たわり、その結果、カーブの通り抜け、または勾配の上昇および/または下降に関係なく、従動キャリッジはバンク角なしに一定の位置合わせで常に走行する。
選択された従動キャリッジ、示される実施形態では一連のうち2番目ごとの従動キャリッジは、各場合において運搬キャリッジ10と結合される。運搬キャリッジ10は、走行レール4a、4bからある距離の所に配置された2本の平行な取付けレール12a、12bに沿って案内される。各運搬キャリッジ10は少なくとも1つの負荷支持部材が取り付けられ、示される実施形態では、各運搬キャリッジ10は、互いに独立して作動する2つの負荷支持部材14a、14bが取り付けられる。取付けレール12a、12bは、走行レール4a、bから一定の局所高さ距離hで配置され、その結果、トラック4の水平、上昇、下降または曲線経路にかかわらず、各運搬キャリッジ10の負荷支持部材14a、bがトラック4のいずれの地点においても中立すなわち水平位置を取ることが保証される。
運搬キャリッジ10は仕分けコンベヤの搬送方向6に関して追従する状態で従動キャリッジ2と結合されているので、取付けレール12a、bはトラック4の上昇経路の場合(図1)、走行レール4a、bからその上のある距離のところに延び、その距離はトラック4の局所的傾斜が増すにつれ延びる。反対に取付けレール12a、bは、トラック4が下降勾配で配置されるときはいつでも、走行レール4a、bからその下のある距離のところに配置され(図2)、その距離は下降勾配の傾斜が増すにつれ延びる。これは、走行レール4a、bの水平経路の場合、取付けレール12a、bが本質的に走行レールと同じ高さで横たわるように従動キャリッジと運搬キャリッジの結合が設計されると仮定して当然妥当であり、これは仕分けコンベヤの最低可能空間要件という意味で好都合である。
図3は、2本の走行レール4aおよび4bが、カーブを通り抜けるときでさえ、搬送方向6に対して斜め方向に見て、好都合に常に同じ高さに配置されることを明らかにしている。同じことが2本の取付けレール12aおよび12bにも当てはまり、その結果、従動キャリッジ2と運搬キャリッジ10の両方は、バンク角なしに斜め方向において一定の、好ましくは水平の位置合わせを常に本質的に有する。
図4〜6は、従動キャリッジ2および運搬キャリッジ10の構造をより詳しく示している。各従動キャリッジ2は、従動キャリッジ長手部材20と、確実に接続された従動キャリッジクロスアーム22とから本質的に構成され、従動キャリッジクロスアーム22は、示される例では、従動キャリッジ長手部材20の、搬送方向6に見て後端部に配置され、その結果、平面図の従動キャリッジ2は本質的にT字形である。あるいは、従動キャリッジクロスアームは、従動キャリッジ長手部材20の前端部に配置することができる。水平回転軸24aを有するアイドラ24および垂直回転軸26aを有する横方向案内ローラ26が、従動キャリッジクロスアーム22の横方向端部に取り付けられる。各アイドラ24の回転軸24aはソケット24cの中に形成され、次にソケット24cが垂直放射軸24bの周りに枢転可能に取り付けられ、垂直放射軸24bはクロスアーム22の各横方向端部において回転軸24aの前のある距離に位置付けられる。各アイドラ24がそれを介して追従式に(trailingly)取り付けられるソケット24cの垂直軸の周りの旋回運動は、各アイドラの回転軸24aが各カーブの中心を通って常に延びるように、水平カーブにおいてアイドラが自動的にそれら自体を整列させることを可能にする。
案内レール4a、bは、アイドラ24がその上を走行する水平ベアリング面28を備えた内側に開放するC形断面と、横方向案内ローラ26がその上を走行する垂直案内面30とを有する。平行にベアリング面28に面する案内面32は本質的にアイドラ24が離昇または持ち上がって外れることを防止する働きをし、通常の運転中はこれらによって接触されない。
図6は、走行レール4aの1つの上のバスバー40を示し、バスバー40は走行レール4aと平行に横たわり、かつ多数の電気導体と一体化し、電気導体は摺動接点によって接触され、摺動接点は、各場合において関連付けられる従動キャリッジクロスアーム22上に保持され、摺動接点によって、電流及び制御信号および/または情報が、電気モータによって作動される負荷支持部材14a、bを操作かつ制御するために伝達される。あるいは、動力および信号伝達に関する無接触システムが使用される。動力は、例えば誘導的に移送可能であり、情報は、好ましくは固定送信器、例えば赤外線信号を介して伝達される。
各従動キャリッジ2は、従動キャリッジクロスアーム22に面する前端部で、関節式ジョイント42によって前に走行する従動キャリッジ2の、搬送方向6に見て後端部と結合する。従動キャリッジ2は、示される例示的実施形態では駆動ソード44によって推進され、駆動ソード44は従動キャリッジ長手部材20の下に垂直に取り付けられ、そして、誘導ユニットが走行レール4a、bの間に間隔を置いて配置される状態で誘導モータを形成する金属誘導プレートとして、または間隔を置いて配置される1つまたは複数の摩擦モータと協働する横方向摩擦面を有する摩擦プレートとして設計することができる。
垂直支持体50は、その上端部に、全方向に回転可能な関節式ジョイント52、例えばカルダンまたはボール継手があり、好ましくは例えば従動キャリッジ長手部材20の中心において従動キャリッジ2に結合され、それと運搬キャリッジ10は追従式に結合される。関節式ジョイント52の全方向回転性は、垂直回転軸68、水平横軸70および水平長手軸72によって図5に示されている。運搬キャリッジ10は運搬フレーム53を有し、運搬フレーム53は、その前端部近くで関節式ジョイント52に接続される運搬キャリッジ長手部材54と、搬送方向6に見て運搬キャリッジ長手部材54の後端部に接続される運搬キャリッジクロスアーム56とを有する。
ベアリングおよび横方向案内ローラ58が、運搬キャリッジクロスアーム56の両方の横方向端部に、示される例示的実施形態では運搬キャリッジクロスアーム56の各端部に配置され、一連のベアリングおよび案内ローラ58が取り付けられた案内キャリッジ60が、搬送方向6に対して斜めに延びる水平案内軸62の周りに枢転可能に連結されている。
ベアリングおよび案内ローラ58の配置は図5〜7に基づき明白である。図5〜7は、案内キャリッジ60が、その回転軸が水平面に対して45°傾斜し、搬送方向6に対して斜めである4つの上部ベアリングおよび案内ローラ58を有し、上部ベアリングおよび案内ローラ58が対になって案内軸62の前後に位置付けられることを示している。斜めの配置により、これらローラは、ベアリングおよび横方向案内機能の両方を担う。水平回転軸を有するさらなる案内ローラ58が、取付けレール12aおよび/また12bの下に配置され、その結果、合計5個のベアリングおよび案内ローラ58が、円形断面を有する各取付けレール12a、bを、有意な遊びのない状態でしっかりつかむ。この配置により、取付けレールの長手方向を除き、案内キャリッジ60は必要に応じて取付けレールの周囲を容易に回転するように移動可能であり、その結果、取付けレール12a、bの、それらの間のおよび/または走行レール4a、bに対する位置公差を補償することができる。位置公差を補償する別の可能性は、案内キャリッジが案内軸62周りで運搬キャリッジクロスアーム56に対して回転可能に連結する結果として生じる。
図7から明らかなように、案内軸62は、搬送方向6に関して運搬キャリッジクロスアーム56の枢軸66の後に追従するように配置され、これは走行安定性に有益な影響を有し得る。
運搬キャリッジクロスアーム56は、運搬キャリッジ長手部材54に固く接続されず、それに対して垂直枢軸66の周りで枢転可能に連結されることが好ましい。それによって生じる、運搬キャリッジ長手部材54と運搬キャリッジクロスアーム56の間の捻りの可能性は、運搬キャリッジ10がカーブを通り抜けるとき、運搬キャリッジクロスアーム56が常に局所湾曲の中心と、すなわち放射状に整列され、案内軸62も放射状に整列されるという利点を有し、これは強制的な力がベアリングおよび案内ローラ58に生じないという利点を有する。図5は、既に記載した、従動キャリッジ2と運搬キャリッジ10の間の案内軸62、枢軸66および関節式ジョイント52の配置を説明し、この配置により従動キャリッジと運搬キャリッジの間の垂直軸68、水平横軸70および水平長手軸72の周りでの相対運動が許容される。
各運搬キャリッジ10は、特に図4、7および8に示されるように、少なくとも1つの、示される例示的実施形態では2つの負荷支持部材14a、bが取り付けられる。各負荷支持部材14a、bは、運搬キャリッジ長手部材54の上に保持され、運搬キャリッジの負荷支持部材14a、bは、搬送方向6に見て、前後に配置されている。各負荷支持部材14a、bは運搬トレイ80を有し、運搬トレイ80はその最前端部または最後端部に各場合において垂直境界壁82が設けられている。各運搬トレイ80は、駆動モータ84a、例えばステップモータと、トランスミッション84bとを有する電気機械的作動ユニット84上に取り付けられ、その結果、電気機械的傾動要素が形成される。運搬キャリッジ10の各運搬トレイ80は、他の各運搬トレイ80から独立して、搬送方向6に延びる水平傾動軸86の周りを運搬キャリッジ10の片方の側または他方の側へ、例えば20°〜45°の範囲の角度で傾動可能であり、その結果、運搬トレイ80上に置かれた各物品は横方向に滑り落ち、現在知られている方法で仕分けコンベヤの受取ステーションにおいて、例えば搬送方向6に対して横方向または斜めに配置されるベルトコンベヤ上に降ろされる。
示される例示的実施形態では、各運搬キャリッジに対して2つの負荷支持部材を配置することにより、1つの運搬トレイ80より長い各荷物を積むおよび/または降ろすこと、2つの運搬トレイ上に各荷物を置くこと、および積み込みまたは積み降ろしを補助するようにおよび/またはこれらを水平中立位置に置くように運搬トレイを時間順に傾動することが有利に可能になる。制御情報および/または制御信号、ならびにこれに必要な動力は、上に記載したバスバー40を介して、仕分けコンベヤの中央制御ユニットから伝達される。
図11〜15は、案内キャリッジ60近くの運搬キャリッジの改良を記載する。図4〜6に示されるものと違い、運搬キャリッジクロスアーム56は取付けレール12a、bの上の中心で終端し、その結果、案内キャリッジ60の傾動トルクは、取付けレール12a、bに対して、および/または運搬キャリッジクロスアーム56の端部に対して発生しない。図11の運搬キャリッジの側面図が示すように、案内軸62は、図1〜10による実施形態の場合よりも枢軸66の後ろにさらに離れて追従するように配置され、特に図7が参照される。
図13〜15は図11にA−Aで示された面に沿った断面図を示し、図14および15は案内キャリッジの近くの図13からの拡大断面図を示す。図1〜10の実施形態との主な違いは、特に図6が図13と比較される場合、運搬キャリッジクロスアーム56に対する案内キャリッジ60の接続である。運搬キャリッジクロスアーム56の端部はここでは取付けレール12a、12bの上の中心に位置付けられ、および各場合において、その長手軸が案内軸62と一致する案内ピン64を用いて案内キャリッジ60に接続される。各案内ピン64は、案内ピンを収容する運搬キャリッジクロスアーム56の位置決め穴65と摺動ベアリングを形成する。ベアリングおよび案内ローラ58は、図1〜10の実施形態に対応するように、案内キャリッジ60に取り付けられる。特別の特徴として、案内キャリッジ60の一方(図15)が、案内軸62に対する遊びなしに固定ベアリング67aとして運搬キャリッジクロスアーム56に取り付けられ、その一方、他方の案内キャリッジ60(図14)が、案内軸62に対して遊びを有する浮遊ベアリング67bの形態で運搬キャリッジクロスアーム56に取り付けられる。
2 従動キャリッジ
4 トラック
4a、b 走行レール
6 移送方向(搬送方向)
10 運搬キャリッジ
12a、b 取付けレール
14a、b 負荷支持部材
20 従動キャリッジ長手部材
22 従動キャリッジクロスアーム
24 アイドラ
24a、26a 回転軸
24b 放射軸
24c ソケット
26 横方向案内ローラ
28 ベアリング面
30、32 案内面
40 バスバー
42 関節式ジョイント
44 駆動ソード
50 支持部
52 関節式ジョイント
53 運搬フレーム
54 運搬キャリッジ長手部材
56 運搬キャリッジクロスアーム
58 ベアリングおよび案内ローラ
60 案内キャリッジ
62 案内軸
64 案内ピン
65 位置決め穴
66 枢軸
67a 固定ベアリング
67b 浮遊ベアリング
68 (52の)垂直回転軸
70 (52の)水平横軸
72 (52の)水平長手軸
80 運搬トレイ
82 境界壁
84 作動ユニット
84a 駆動モータ
84b トランスミッション
86 傾動軸
h 垂直距離(12a、bから4a、b)

Claims (14)

  1. 一連の従動キャリッジ(2)を有する仕分けコンベヤであって、前記従動キャリッジ(2)が、連続的に駆動可能であり、搬送方向(6)において2本の平行に引き離された走行レール(4a、4b)を有するトラック(4)に沿って案内され、少なくとも1つの従動キャリッジ(2)が、全方向に回転可能な関節式ジョイント(52)を用いて運搬キャリッジ(10)と結合され、前記運搬キャリッジ(10)が、前記走行レール(4a、4b)からある距離の所に配置された2本の平行に引き離された取付けレール(12a、12b)に沿って前記搬送方向に連続的に案内され、運搬フレーム(53)を有し、前記運搬フレーム(53)が、前記関節式ジョイント(52)に支持され、前記搬送方向(6)に関して各取付けレール(12a、12b)において前記関節式ジョイント(52)の後ろで追従し、前記取付けレール(12a、12b)が、前記走行レール(4a、4b)および負荷支持部材(14a、14b)から事前に設定された垂直距離の所に配置され、前記負荷支持部材(14a、14b)が常に水平位置にあり、個別の物品を積みおよび降ろすために前記運搬フレーム(53)上に配置されることを特徴とする仕分けコンベヤ。
  2. 前記2本の走行レール(4a、4b)は、前記従動キャリッジが、前記搬送方向(6)に対して斜めに見るとき、常に水平に位置合わせされるように配置され、この際、前記走行レール(4a、4b)が、前記搬送方向(6)に対して斜め方向に見るとき、同じ高さで横たわることができることを特徴とする、請求項1に記載の仕分けコンベヤ。
  3. 前記取付けレール(12a、12b)が、円形の外形で形成され、かつ前記搬送方向(6)に対して斜めに見るとき、前記運搬キャリッジが常に水平に位置合わせされるように配置され、この際、前記搬送方向(6)に対して斜め方向に見るとき、前記取付けレール(12a、12b)が同じ高さで横たわることができることを特徴とする請求項1または2に記載の仕分けコンベヤ。
  4. 各従動キャリッジ(2)が、アイドラ(24)および横方向案内ローラ(26)とともに各走行レール(4a、4b)に支持され、前記アイドラ(24)はソケット(24c)の中に保持可能であり、前記ソケット(24c)が前記従動キャリッジ(2)に対して追従式に垂直放射軸(24b)の周りに枢転可能に連結されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の仕分けコンベヤ。
  5. 各従動キャリッジ(2)が、前記搬送方向(6)に関して前端部または後端部において、従動キャリッジクロスアーム(22)を有し、その横方向端部にアイドラ(24)および横方向案内ローラ(26)が各場合において取り付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の仕分けコンベヤ。
  6. 各従動キャリッジが、前記搬送方向(6)に関して前端部において、前を走行する従動キャリッジ(2)の後端部と結合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の仕分けコンベヤ。
  7. 各運搬キャリッジ(10)が運搬キャリッジクロスアーム(56)を有し、前記運搬キャリッジクロスアーム(56)が横方向端部で前記取付けレール(12a、12b)に支持されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の仕分けコンベヤ。
  8. アイドラおよび横方向案内ローラが、前記運搬キャリッジクロスアーム(56)の各横方向端部に配置されることを特徴とする請求項7に記載の仕分けコンベヤ。
  9. 案内キャリッジ(60)であって、前記搬送方向(6)において互いに離間された少なくとも2つのベアリングおよび横方向案内ローラ(58)を有し、それによって前記案内キャリッジ(60)が取付けレール(12a、12b)に支持され、前記搬送方向(6)に対して斜めの水平に延びる案内軸(62)の周りで前記運搬キャリッジクロスアーム(56)に枢転可能に連結される案内キャリッジ(60)が、前記運搬キャリッジクロスアーム(56)の各横方向端部に配置されることを特徴とする請求項7に記載の仕分けコンベヤ。
  10. 前記運搬キャリッジクロスアーム(56)が、垂直に延びる枢軸(66)の周りを移動可能な関節式ベアリングによって、前記搬送方向(6)に延在する運搬キャリッジ長手部材(54)に枢転可能に連結され、前記運搬キャリッジ長手部材(54)が次に前記関節式ジョイント(52)によって前記従動キャリッジ(2)に支持されることを特徴とする請求項7、8または9に記載の仕分けコンベヤ。
  11. 各2番目の従動キャリッジ(2)が運搬キャリッジ(10)と結合されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の仕分けコンベヤ。
  12. 前記負荷支持部材(14a、14b)が電気作動式傾動装置(80、84、86)として構成されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の仕分けコンベヤ。
  13. 前記搬送方向(6)に見るとき、前記案内軸(62)が前記枢軸(66)に対して追従式に配置されることを特徴とする請求項9または10に記載の仕分けコンベヤ。
  14. 前記案内キャリッジ(60)の一方が、前記案内軸(62)に対する遊びなしに固定ベアリング(67a)によって前記運搬キャリッジクロスアーム(56)に取り付けられ、他方の案内キャリッジ(60)が、前記案内軸(62)に対する遊びのある状態で浮遊ベアリング(67b)によって前記運搬キャリッジクロスアーム(56)に取り付けられることを特徴とする請求項9、10または13に記載の仕分けコンベヤ。
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