JP2015182177A - 円錐ころ軸受の軸組込み装置 - Google Patents

円錐ころ軸受の軸組込み装置 Download PDF

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保彦 清水
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Takashi Wakizaka
貴司 脇坂
祐基 石▲崎▼
Yuki Ishizaki
祐基 石▲崎▼
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起子 武川
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    • F16C19/364Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone

Abstract

【課題】内輪の小鍔部の端面にアイボルトを固定することなく、内輪アッセンブリを吊り下げることができる円錐ころ軸受の軸組込み装置を提供する【解決手段】 昇降可能に設けられるクランプアーム支持体11と、このクランプアーム支持体11に開閉自在に設けられる複数のクランプアーム12と、このクランプアーム12に設けられた、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に挿入可能なクランプ爪13とを備え、クランプアーム12を閉じてクランプ爪13によって内輪21の小鍔部21cを把持した状態で内輪アッセンブリ21を吊り上げて内輪21の軸孔に軸を組み込むことができるようにした。【選択図】図2

Description

この発明は、鉄鋼圧延機や風力発電装置等に使用される、特に大型の円錐ころ軸受を、回転軸や主軸等の軸に組込む際に使用する円錐ころ軸受の軸組込み装置に関するものである。
大型の円錐ころ軸受を軸に組み込む場合、特許文献1に示すように、内輪と、内輪の外周円錐軌道面に配置された複数の円錐ころと、この円錐ころが内輪から離脱しないように円錐ころを保持する保持器とからなる内輪アッセンブリと、外輪とを別々に軸に組み込む方法が一般的である。
特許文献1に示す内輪アッセンブリを軸に組み込む従来の方法は、内輪の外周円錐軌道面の軸方向の小径側に位置する小鍔部を上方に向け、この内輪の小鍔部の端面に設けたタップ穴にアイボルトを螺合し、アイボルトに吊り上げチェーンを取付けて、内輪アッセンブリを吊り上げて軸に組み込むという方法である。
また、特許文献2には、内輪アッセンブリを吊り上げチェーンによって吊り上げる際に、内輪の外周円錐軌道面の軸方向の大径側に位置する大鍔部の下面に、複数の支持軸によって支持するようにした、円錐ころ軸受の軸組込み装置が紹介されている。
特開平8−219165号公報 特開2006−322548号公報
ところが、内輪の小鍔部の端面に設けたタップ穴にアイボルトを螺合し、アイボルトに吊り上げチェーンを取付けて内輪アッセンブリを吊り上げるという従来の方法は、内輪の小鍔部の端面にタップ穴を加工する必要があり、タップ穴の加工位置によっては、アイボルトの頭部分が内輪内径面側に突出して軸と干渉したり、アイボルトの螺合を完全に行えなかったりすることがある。
また、円錐ころ軸受の負荷容量の増大をさせるために、円錐ころを大型化すると、内輪の小鍔部端面が幅狭となり、内輪の小鍔部端面に端面にタップ穴を設ける位置が制限されることが起こり得るし、場合によってはタップ穴自体を設けることが困難になることが生じる。
そこで、この発明は、内輪の小鍔部の端面にアイボルトを固定することなく、内輪アッセンブリを吊り下げることができる円錐ころ軸受の軸組込み装置を提供することを課題とするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、外周円錐軌道面と、この外周円錐軌道面の軸方向の大径側に位置する大鍔部と、外周円錐軌道面の軸方向の小径側に位置する小鍔部と、軸心に軸孔とを有する内輪と、この内輪の外周円錐軌道面に配置された複数の円錐ころと、この円錐ころが内輪から離脱しないように円錐ころを保持する保持器とからなる内輪アッセンブリを吊り上げて軸に組み込む円錐ころ軸受の軸組込み装置を次のように構成したものである。
即ち、この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置は、昇降可能に設けられるクランプアーム支持体と、このクランプアーム支持体に開閉自在に設けられる複数のクランプアームと、このクランプアームに設けられた、内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に挿入可能なクランプ爪とを備え、クランプ爪を内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に位置させた状態でクランプアームを閉じてクランプ爪によって内輪の小鍔部を把持し、このクランプ爪によって内輪の小鍔部を把持した状態で内輪アッセンブリを吊り上げて内輪の軸孔に軸を組み込むことを特徴とする。
この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置は、以上のように、クランプ爪を内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に位置させた状態でクランプアームを閉じてクランプ爪によって内輪の小鍔部を把持し、このクランプ爪によって内輪の小鍔部を把持した状態で内輪アッセンブリを吊り上げて内輪の軸孔に軸を組み込むことができるので、従来のように、内輪の小鍔部にアイボルトを固定するためのタップ穴を設ける必要がない。
したがって、円錐ころ軸受の負荷容量の増大をさせるために、円錐ころを大型化して内輪の小鍔部端面が幅狭となっても、内輪の小鍔部端面に端面にタップ穴を設けることなく、円錐ころ軸受の吊り上げて軸組込みを行うことができる。
この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置の第1の実施形態を内輪アッセンブリの上方に配置した状態を示す正面図である。 図1の斜視図である。 図1の平面図である。 図3のA−A線の断面図である。 クランプアームを開いた状態を示す断面図である クランプアームを開き、軸組込み装置を下降させてクランプアームの下端のクランプ爪を、内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に位置させた状態を示す断面図である。 図6の状態からクランプアームを閉じ、クランプ爪を内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に嵌め入れた状態を示す断面図である。 この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置の第2の実施形態においてクランプ爪を内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に嵌め入れた状態を示す斜視図である。 図8の正面図である。 図9の平面図である。 図10のB−B線の断面図である。 図11の状態からクランプアームを開いた状態を示す断面図である 図12の状態から軸組込み装置を上昇させた断面図である。 この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置の第3の実施形態においてクランプ爪を開いた状態を示す断面図である。 この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置の第3の実施形態においてクランプ爪を開き、クランプ爪を内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間位置まで下降させた状態を示す断面図である。 この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置の第3の実施形態において図15の状態からクランプ爪を閉じ、クランプ爪を内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に嵌め入れた状態を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置10の第1の実施形態を示している。
この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置10は、円錐ころ軸受の内輪アッセンブリ20の上方に設置され、内輪アッセンブリ20を軸に組み込む際に、内輪アッセンブリ20を上方からクランプして吊り上げる装置である。
この発明に係る円錐ころ軸受の軸組込み装置10によってクランプする内輪アッセンブリ20は、内輪21と、この内輪21の外周円錐軌道面21aに配置された複数の円錐ころ22と、この円錐ころ22が内輪21から離脱しないように円錐ころ22を保持する保持器23とからなり、内輪21の外周円錐軌道面21aの軸方向の大径側に大鍔部21bを有し、外周円錐軌道面21aの軸方向の小径側に小鍔部21cを有し、図1〜図7に示すように、小鍔部21c側を上にした状態で、円錐ころ軸受の軸組込み装置10によってクランプされて吊り上げられる。
円錐ころ軸受の軸組込み装置10は、昇降可能に設けられるクランプアーム支持体11と、このクランプアーム支持体11に開閉自在に設けられる複数のクランプアーム12と、このクランプアーム12に設けられた、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に挿入可能なクランプ爪13とを備える。
クランプアーム支持体11は、環状に形成され、外周を3等分した位置にクランプアーム12を開閉自在に支持するブラケット11aを設けている。また、クランプアーム支持体11の上面には、電動あるいは油圧等の昇降機構(図示せず)によって昇降する昇降軸11bが設けられている。
クランプアーム12は、クランプアーム支持体11のブラケット11aに、回動軸11cによって回動可能に取付けられ、ブラケット11aに設けたバネ11dによってクランプアーム12の下端が、環状のクランプアーム支持体11の中心軸に向かって閉じる方向に付勢されている。そして、図5及び図6に示すように、クランプアーム12の上方を中心方向に、バネ11dの付勢力よりも強い力Fを加えることによって、バネ11dが撓んでクランプアーム12の下端が外方に向かって開くようになっている。
軸組込み装置10のクランプアーム12によって内輪アッセンブリ20を吊り上げるには、まず、図5に示すように、クランプアーム12の上方をバネ11dの付勢力よりも強い力Fで外側から押して、クランプアーム12の下端を外方に開き、その状態で、図6に示すように、クランプアーム支持体11を昇降軸11bによって下降させて、クランプアーム12の下端のクランプ爪13を、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に位置させる。
この状態で、図7に示すように、クランプアーム12の上方をバネ11dの付勢力よりも強い力Fで外側から押す力を解除して、バネ11dの付勢力を復帰させると、クランプアーム12の下端が中心軸方向に閉じて、クランプアーム12の下端のクランプ爪13が内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に嵌って、クランプ爪13が内輪21の小鍔部21cを把持した状態になる。
クランプ爪13が内輪21の小鍔部21cを把持した状態で、クランプアーム支持体11を昇降軸11bによって上昇させることによって、内輪アッセンブリ20を吊り上げることができるので、この状態で、内輪アッセンブリ20の内輪21の軸孔への軸の挿入が可能となる。
クランプ爪13によって内輪21の小鍔部21cを把持するためには、内輪21の小鍔部21cを把持するクランプ爪13の間隔aを、図5に示すクランプアーム12の下端のクランプ爪13を開いた状態で、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cの外径寸法bよりも広く設定し、図6に示すように、内輪21の小鍔部21cを把持するクランプ爪13が内輪21の小鍔部21cを通過して内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に位置させることができるようにする。そして、図4又は図7に示すクランプアーム12の下端のクランプ爪13を閉じた状態におけるクランプ爪13の間隔aは、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cの外径寸法bよりも狭くなるように設定し、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cにクランプ爪13を引っ掛けて、内輪アッセンブリ20の吊り上げを可能にしている。
次に、図8〜図13は、クランプアーム12の開閉機構を備える円錐ころ軸受の軸組込み装置10の第2の実施形態を示している。この第2の実施形態において、第1の実施形態と共通する部分には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
この第2の実施形態のクランプアーム12の開閉機構は、クランプアーム支持体11の下面に、クランプアーム支持体11に対して昇降可能な開閉リング14を設けている。
この開閉リング14は、図8、図9及び図11に示すように、上昇した状態でクランプアーム支持体11の下面に当接し、この状態において開閉リング14の下端外径部がクランプアーム12の下端の内径面に当たらない位置にあり、ブラケット11aに設けたバネ11dによってクランプアーム12の下端が、環状のクランプアーム支持体11の中心軸に向かって閉じる方向に付勢されている。
そして、開閉リング14は、図12及び図13に示すように、昇降軸17によってクランプアーム支持体11の下方に下降可能になっており、開閉リング14が下降した状態で開閉リング14の下端外径部がクランプアーム12の下端の内径面を外側に押して、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cにクランプ爪13が引っ掛かからない位置まで広げられる。
この第2の実施形態の円錐ころ軸受の軸組込み装置10は、図8、図9及び図11に示すように、開閉リング14が下降した状態でクランプ爪13が、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に嵌って、クランプ爪13が内輪21の小鍔部21cを把持した状態になり、この状態で内輪アッセンブリ20の吊り上げが可能になる。
次に、図14〜図16は、円錐ころ軸受の軸組込み装置10の第3の実施形態を示している。
この第3の実施形態は、内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に挿し込むクランプ爪13を、内径側に向かって広がる内径側テーパ部12aと外径側に向かって広がる外径側テーパ部12bとを有するクランプアーム12の下端に設け、このクランプアーム12の開閉を、外周面にクランプアーム12の内径側テーパ部12aと係合する外周テーパ面15aを有する内径側円板15と、内周面にクランプアーム12の外径側テーパ部12bと係合する内周テーパ面16aを有する外径側円板16の上下動によって行うようにしており、内径側円板15と外径側円板16とがクランプアーム支持体11を構成している。
クランプアーム12の開閉は、クランプアーム12の内径側テーパ部12a及び外径側テーパ部12bと、内径側円板15の外周テーパ面15a及び外径側円板16の内周テーパ面16aとの位置関係を次のように規定することにより行う。
内径側円板15と外径側円板16は、それぞれ上下動可能に設けられ、図14に示すように、内径側円板15を上昇させ、外径側円板16を下降させると、内径側円板15の外周テーパ面15aがクランプアーム12の内径側テーパ部12aを外側に押すので、これによりクランプアーム12が外側に広がる。
このクランプアーム12を外側に広げた状態で、図15に示すように、内径側円板15と外径側円板16の位置を保持しながら、内径側円板15と外径側円板16を下降させると、クランプアーム12の下端のクランプ爪13が内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に位置させることができる。
そして、クランプ爪13が内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cと円錐ころ22の小径側の端面との間の隙間に位置させた図15の状態から、図16に示すように、内径側円板15を押し下げ、外径側円板16を引き上げると、外径側円板16の内周テーパ面16aがクランプアーム12の外径側テーパ部12bを内側に押してクランプアーム12が閉じ、クランプアーム12の下端のクランプ爪13が内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cを把持する。
クランプ爪13が内輪アッセンブリ20の内輪21の小鍔部21cを把持した状態で、内径側円板15と外径側円板16を上昇させることにより、内輪アッセンブリ20の吊り上げを行うことができる。
10 :軸組込み装置
11 :クランプアーム支持体
11a :ブラケット
11b :昇降軸
11c :回動軸
11d :バネ
12 :クランプアーム
12a :内径側テーパ部
12b :外径側テーパ部
13 :クランプ爪
14 :開閉リング
15 :内径側円板
15a :外周テーパ面
16 :外径側円板
16a :内周テーパ面
17 :昇降軸
20 :内輪アッセンブリ
21 :内輪
21a :外周円錐軌道面
21b :大鍔部
21c :小鍔部
22 :円錐ころ
23 :保持器

Claims (4)

  1. 外周円錐軌道面と、この外周円錐軌道面の軸方向の大径側に位置する大鍔部と、外周円錐軌道面の軸方向の小径側に位置する小鍔部と、軸心に軸孔とを有する内輪と、この内輪の外周円錐軌道面に配置された複数の円錐ころと、この円錐ころが内輪から離脱しないように円錐ころを保持する保持器とからなる内輪アッセンブリを吊り上げて軸に組み込む円錐ころ軸受の軸組込み装置であって、昇降可能に設けられるクランプアーム支持体と、このクランプアーム支持体に開閉自在に設けられる複数のクランプアームと、このクランプアームに設けられた、内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に挿入可能なクランプ爪とを備え、クランプ爪を内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に位置させた状態でクランプアームを閉じてクランプ爪によって内輪の小鍔部を把持し、このクランプ爪によって内輪の小鍔部を把持した状態で内輪アッセンブリを吊り上げて内輪の軸孔に軸を組み込むことを特徴とする円錐ころ軸受の軸組込み装置。
  2. 前記クランプアーム支持体とクランプアームとの間に、クランプアームの下端を中心軸の方向に付勢させるバネを設けた請求項1記載の円錐ころ軸受の軸組込み装置。
  3. クランプアーム支持体の下面に、クランプアーム支持体に対して昇降可能な開閉リングを設け、この開閉リングを上昇させてクランプアーム支持体の下面に当接させた状態において、開閉リングの下端外径部がクランプアームの下端の内径面に当たらない位置にあって、バネによってクランプアームの下端がクランプアーム支持体の中心軸に向かって閉じる方向に付勢され、この状態でクランプアームが閉じられてクランプ爪によって内輪の小鍔部を把持することができ、開閉リングを下降させて開閉リングの下端外径部がクランプアームの下端の内径面を外側に押すことにより、内輪アッセンブリの内輪の小鍔部にクランプ爪が引っ掛かからない位置まで広げてクランプ爪による内輪の小鍔部の把持を解除することを特徴とする請求項2記載の円錐ころ軸受の軸組込み装置。
  4. 内輪アッセンブリの内輪の小鍔部と円錐ころの小径側の端面との間の隙間に挿し込むクランプ爪を、内径側に向かって広がる内径側テーパ部と外径側に向かって広がる外径側テーパ部とを有するクランプアームの下端に設け、このクランプアームを支持するクランプアーム支持体を、外周面にクランプアームの内径側テーパ部と係合する外周テーパ面を有する内径側円板と、内周面にクランプアームの外径側テーパ部と係合する内周テーパ面を有する外径側円板とによって構成し、この内径側円板と外径側円板とを互いに昇降可能に設け、この内径側円板と外径側円板との昇降によりクランプアームの下端のクランプ爪の開閉を行うことを特徴とする請求項1記載の円錐ころ軸受の軸組込み装置。
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