JP2015182023A - 反撥式粉砕機 - Google Patents

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【課題】セラミックス製の固定刃16や回転刃18を備えた反撥式粉砕機10を提供すること。【解決手段】ローター12の第2嵌合溝12dと回転刃18の第3嵌合溝18aで区画形成された嵌合穴19に取付ピン20を嵌め込み、ローター12の高速回転に伴って回転刃18に遠心力が作用しても、回転刃18が遠心力で第1嵌合溝12bからローター12の半径方向に抜け出ないようにする。ローターサイドライナー22によってローター12の第1嵌合溝12bと第2嵌合溝12d及び第3嵌合溝18aの前面及び後面の開口を覆蓋し、回転刃18が第1嵌合溝12bからローター12の回転軸17に沿った方向に抜け出るのを防止する。【選択図】図3

Description

本発明は反撥式粉砕機に関する。
反撥式粉砕機の一形式として、図8に示すようにケーシング100の内部にローター101を回転可能に設け、ケーシング100の内壁面に固定刃102を固定し、ローター101の外周面に回転刃103を固定した粉砕機が実用に供されている。この粉砕機では、モーター104でローター101を駆動し、投入口105からケーシング100中に原料塊106を投入すると、原料塊106が高速回転している回転刃103で打撃されるとともに、固定刃102に衝突して微細化される。微細化した原料106はケーシング100の底部に設けられた排出口107から排出される。
この種の反撥式粉砕機では、高マンガン鋳鋼等の極めて硬い金属で出来たブロック状の固定刃102と回転刃103が用いられている。図9に示すように、これら金属製の固定刃102と回転刃103はいずれもボルトでケーシング100の内壁面や、ローター101の外周面に固定されている。
引用なし
反撥式粉砕機では、回転刃103の高速回転により原料塊106が回転刃103と固定刃102に激しく衝突するので、回転刃103と固定刃102が磨耗し、磨耗粉が発生する。発生した磨耗粉は原料に混入し、原料を汚染する。混入する磨耗粉は回転刃103や固定刃102の材料である金属粉であるため、金属性汚染物質を嫌うリチウムイオン電池極剤、蛍光剤、キャパシタ極剤等の電子素材の粉砕に使用するには、金属製の固定刃102や回転刃103を用いた反撥式粉砕機は不向きである。
近時、この種の反撥式粉砕機において、金属製の固定刃102や回転刃103に代えて高アルミナ焼結品等のセラミックス製の固定刃や回転刃を用いる試みがなされている。セラミックス製の固定刃や回転刃を用いた場合でも、固定刃や回転刃の磨耗を避けられないが、生成する磨耗粉の主成分はアルミナ(Al)である。金属粉は上述した電子素材のキラー物質となるが、アルミナ粉はで電子素材には殆ど無害である。従って、反撥式粉砕機にセラミックス製の固定刃や回転刃を用いることができれば、反撥式粉砕機を電子素材の粉砕にも使用でき、反撥式粉砕機の用途が広がる。
しかし、セラミックスは元来、圧縮荷重に対しては高い耐久性を備えているものの、曲げ荷重や引張り加重に対しては脆弱であるという特質を持っている。セラミックス製の固定刃や回転刃はアルミナ粉を静水圧プレス機で成型し、それを炉で焼結して作られるが、焼成時に大きな寸法誤差が生じて曲がりや歪が発生する。そのため、ケーシングの内壁面に固定刃をボルトで強く締め付け、若しくはローターの外周面に回転刃をボルトで強く締め付けると、固定刃や回転刃の焼成時に生じた曲がりや歪の生じている部位に曲げ荷重が作用することになり、固定刃及び回転刃が割れてしまう。そのため、セラミックス製の固定刃や回転刃を備えた反撥式粉砕機は未だ実用に供されていない。
本発明はかかる問題点に鑑み、セラミックス製の固定刃や回転刃を備えた反撥式粉砕機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ケーシング内部にローターを回転可能に設け、ケーシングの内壁面にセラミック製の固定刃を固定し、ローターの外周面にセラミック製の回転刃を固定し、ケーシング中に投入された原料塊を高速回転する回転刃で打撃するとともに、固定刃に衝突させて微細化する反撥式粉砕機であって、
ローターの外周面にローターの軸心に沿って延び、ローターの前面又は/及び後面に開口する回転刃用の第1嵌合溝を形成し、
第1嵌合溝の内側面に軸心に沿って延び、ローターの前面又は/及び後面に開口する取付ピン用の第2嵌合溝を形成し、
回転刃の側面に、回転刃を第1嵌合溝に嵌入したとき軸心に沿って延び、回転刃の前面又は/及び後面に開口し、かつ第2嵌合溝に対面する取付ピン用の第3嵌合溝を形成し、
回転刃を第1嵌合溝に嵌めこんでその先端部をローターの外周面から半径方向に突出させ、
第2嵌合溝と第3嵌合溝で区画形成された嵌合穴に取付ピンを嵌め込むことにより、回転刃を第1嵌合溝に取り付けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の反撥式粉砕機において、
ローターの前面又は/及び後面にサイドライナーを着脱可能に組み付け、該サイドライナーで第1嵌合溝と第2嵌合溝及び第3嵌合溝の前面又は/及び後面の開口を覆蓋したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の反撥式粉砕機において、
サイドライナーにリング溝を形成し、
ローターの外周面のうち第1嵌合溝を除く部分を耐摩耗性材料から成るローターカバーライナーで被覆し、
このローターカバーライナーの前端部と後端部にローターの前面と後面から突出する凸条を形成し、
凸条をリング溝に填め込むことによりローターカバーライナーをローターの外周面に取り付けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の反撥式粉砕機において、
ケーシングの内壁面に固定刃ホルダーを着脱可能に取り付け、固定刃ホルダーに固定刃を合成樹脂製接着剤で固定したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第2嵌合溝と第3嵌合溝で区画形成された嵌合穴に取付ピンを嵌め込むと、取付ピンの一側が第2嵌合穴に係合し、取付ピンの他側が第3嵌合穴に係合する。これにより取付ピンを介して回転刃がローターに連結される。そのため、ローターの高速回転に伴って回転刃に遠心力が作用しても、回転刃が遠心力で第1嵌合溝からローターの半径方向に抜け出ることはない。
しかして、本発明によれば、従来の反撥式粉砕機のようにボルトで回転刃を締め付けてローターに固定しないので、回転刃に曲げ荷重が作用しない。そのためセラミックス製の回転刃を破損することなくローターに取付けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、サイドライナーによって回転刃が第1嵌合溝からローターの軸心方向に沿って抜け出るのを防止できる。同様に、サイドライナーによって取付ピンが第2嵌合溝と第3嵌合溝で区画形成された嵌合穴から軸心方向に沿って抜け出るのを防止できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、サイドライナーを着脱することにより取付ピンの嵌合穴への着脱と回転刃の第1嵌合溝への着脱を行うことができるので、回転刃の付替え作業が迅速、容易に行える。
請求項3に記載の発明によれば、ローターの外周面のうち第1嵌合溝を除く部分を耐摩耗性材料から成るローターカバーライナーで被覆するので、ローターの外周面の磨耗により金属粉が原料に混入するのを防止できる。
しかして、請求項3に記載の発明によれば、サイドライナーにリング溝を形成し、ローターカバーライナーにはこのリング溝に嵌合する凸条を設けたので、サイドライナーを利用してローターカバーライナーをローターの表面に取り付けることができ、ローターの構造を簡素化できる。
請求項4に記載の発明は、固定刃には回転刃のようにローターの高速回転に伴う遠心力は作用しない点に着目してなされたもので、固定刃の取付に接着剤を用いるので、セラミックス製の固定刃を、ボルトで締め付けたときのように破損することなくケーシングに固定できる。固定刃ホルダーを外して固定刃を交換することができる。
本発明の実施例に係る反撥式粉砕機を示す正面から見た断面図である。 同反撥式粉砕機を示す側面から見た断面図である。 同反撥式粉砕機のローターと回転刃を示す分解斜視図ある。 同反撥式粉砕機のローターと回転刃を示す斜視図である。 同反撥式粉砕機のローターとローターサイドライナーを示す部分図である。 同反発式粉砕機の磨耗した回転刃を備えたローターを示す斜視図である。 同反撥式粉砕機の回転刃のローターへの嵌め替え工程を示す説明図である。 従来の反撥式粉砕機を示す正面から見た断面図である。 従来の反撥式粉砕機のローターと回転刃を示す分解斜視図である。
以下に本発明を図面に基づき説明するに、図1及び図2には本発明の一実施例に係る反撥式粉砕機10が示されている。当該反撥式粉砕機10は、ケーシング11を備え、ケーシング11の内部にローター12が設けられている。ケーシングは左右両側壁11aと、両側壁11aを連結する円周壁11bを備え、両側壁11aの内面は耐摩耗性ゴムから成るケーシング内部ライナー13で被覆されている。ケーシング11の円周壁11bの上部に原料塊の投入口11cが形成されている。ケーシング11の底部に排出口11dが設けられている。また、ケーシング11の円周壁11bにはボルト14で固定刃ホルダー15が着脱可能に取付けられ、各固定刃ホルダー15に高アルミナ焼結品製でブロック状の固定刃16がエポキシ樹脂で接着して固定されている。各固定刃16はローター12の外周面との間に一定の間隔をあけて、ローター12の外周面を取り囲むように配置されている。
ローター12の回転軸17はケーシング11の左右両側面11aに取り付けた軸シール装置11eでケーシング11に回転可能に組み付けられ、図示略のモーターに駆動連結されている。図3及び図4に示すように、ローター12の外周面12aには4条の第1嵌合溝12bが等角度間隔で形成されている。第1嵌合溝12bは矩形の断面形状を有し、ローター12の回転軸17に沿って延び、ローター12の前面12cと後面に開口している。各第1嵌合溝12bの左右両内側面にそれぞれ一条の取付ピン用の第2嵌合溝12dが形成されている。第2嵌合溝12dは半円形の断面形状を有し、ローター12の回転軸17に沿って延び、ローター12の前面12c及び後面に開口している。
回転刃18は固定刃16と同じ高アルミナ焼結品で矩形の断面形状を有し、左右両側面のそれぞれに一条の取付ピン用の第3嵌合溝18aが形成されている。第3嵌合溝18aの断面形状は第2嵌合溝12dと同じ曲率半径の半円形に形成されている。第3嵌合溝18aは回転刃18を第1嵌合溝12bに嵌め込んだとき、回転軸17に沿って延びるとともに、第2嵌合溝12dに対面し、第2嵌合溝12dと第3嵌合溝18aによって取付ピン用の嵌合穴19が区画形成されるように寸法、形状及び位置が設定されている。第3嵌合溝18aはローター12の前面12cと後面に開口している。各回転刃18は先端部がローター12の外周面12aから半径方向に突出するように第1嵌合溝12bに嵌め込まれている。また、第2嵌合溝12dと、第1嵌合溝12bに嵌め込んだ回転刃18の第3嵌合溝18aで区画形成された嵌合穴19に取付ピン20が開口から嵌め込まれている。
ローター12の外周面12aのうち第1嵌合溝12bを除く部分はローターカバーライナー21で被覆されている。図5に示すように、ローターカバーライナー21は金属製のインナーライナー21aと耐摩耗性ゴムで出来たアウターライナー21bから成る内外2層構造を有し、インナーライナー21aとアウターライナー21bは接着剤で一体に接着されている。インナーライナー21の幅寸法はローター12の幅寸法より若干長く、ローター12の外周面12aを被覆したとき両端が円弧形の凸条21cとしてローター12の前面12c及び後面から突出するように設定されている。各ローターカバーライナー21は後述するように、ローター12の前面12cと後面に取り付けたローターサイドライナー22によってローター12の外周部12aに固定されている。
ローターサイドライナー22は中心穴22aを形成した円盤形状を有し、内面に1条のリング溝22bが形成されている。このローターサイドライナー22は中心穴22aに回転軸17を挿通し、リング溝22bにローターカバーライナー21の凸条21cが嵌合するようにローター12の前面12c及び後面に被せられ、ボルト23でローター12の前面12cと後面に固定されている。ローターサイドライナー22をローター12の前面12cと後面に装着することにより第1嵌合溝12bと第2嵌合溝12d及び第3嵌合溝18aの前面及び後面の開口が覆蓋される。
本実施例に係る反撥式粉砕機10の構造は以上の通りであって、モーターでローター12を駆動し、投入口11cからケーシング11中に原料塊を投入すると、原料塊が高速回転している回転刃18で打撃されるとともに、固定刃16に衝突して微細化される。微細化した原料はケーシング11の底部の排出口11dから排出される。
本実施例に係る反撥式粉砕機10によれば、第2嵌合溝12dと第3嵌合溝18aで区画形成された嵌合穴19に取付ピン20を嵌め込むと、取付ピン20の一側が第2嵌合穴12dに係合し、取付ピン20の他側が第3嵌合穴18aに係合する。これにより取付ピン20を介して回転刃18がローター12に連結される。そのため、ローター12の高速回転に伴って回転刃18に遠心力が作用しても、回転刃18が遠心力で第1嵌合溝12bからローター12の半径方向に抜け出ることはない。
また、ローターサイドライナー22によって第1嵌合溝12bと第2嵌合溝12d及び第3嵌合溝18aの前面及び後面の開口を覆蓋したので、回転刃18が第1嵌合溝12bからローター12の回転軸17に沿った方向に抜け出るのを防止できる。同様に、ローターサイドライナー22によって取付ピン20が第2嵌合溝12bと第3嵌合溝18aで区画形成された嵌合穴19から回転軸17に沿った方向に抜け出るのを防止できる。
本実施例によれば、従来の反撥式粉砕機のようにボルトで回転刃18を締め付けてローター12に固定しないので、回転刃18に曲げ荷重が作用しない。そのため回転刃18を破損することなくローター12に取付けることができる。
固定刃16には遠心力が作用しないので、磨耗による交換の頻度が低いが、回転刃18は高速回転に伴う遠心力が作用するため磨耗の進行が早く、固定刃16より高い頻度で交換が必要となる。図6及び図7の(a),(b)に示すように新品の回転刃18はローター12の回転方向R側に突出している角部Aから磨耗が進行する。角部Aが磨耗したら図7の(c)に示すように、角部Bが回転方向R側に突出するように、回転刃18を一旦、第1嵌合溝12bから抜き出して第1嵌合溝12bに嵌め直す。図7の(d)に示すように角部Bが磨耗したら、図7の(e)に示すように、角部Cが回転方向R側に突出するように回転刃18を第1嵌合溝12bに嵌め直す。図7の(f)に示すように、角部Cが磨耗したら、図7の(g)に示すように、角部Dが回転方向R側へ突出するように第1嵌合溝12bに嵌め直す。回転刃18の四つ角部A,B,C,Dの全てが磨耗したら、図7の(h)に示すように、新品の回転刃18に交換する。このように回転刃18を第1嵌合溝12bに嵌め直すことで回転刃18の寿命を長くできる。
本実施例によれば、ローターサイドライナー22を着脱することにより取付ピン20の嵌合穴19への着脱と回転刃18の第1嵌合溝12bへの着脱を行うことができるので、回転刃18の嵌め直し作業や付替え作業が迅速、容易に行える。
また、ローター12の外周面12aのうち嵌合溝12bを除く部分を耐摩耗性ゴムから成るローターカバーライナー21で被覆するので、ローター12の外周面12aの磨耗により金属粉が原料に混入するのを防止できる。
ローターサイドライナー22にリング溝22bを形成し、ローターカバーライナー21にはこのリング溝22bに嵌合する凸条21cを設けたので、ローターサイドライナー22を利用してローターカバーライナー21をローター12の表面に取り付けることができ、ローター12の構造を簡素化できる。
固定刃16を接着剤で固定刃ホルダー15に固定したので、セラミックス製の固定刃16を、ボルトで締め付けたときのように破損することなくケーシング11に固定できる。
10…反撥式粉砕機
11…ケーシング
12…ローター
12a…ローターの外周面
12b…第1嵌合溝
12c…ローターの前面
12d…第2嵌合溝
15…固定刃ホルダー
16…固定刃
17…ローターの回転軸
18…回転刃
18a…第3嵌合溝
19…嵌合穴
20…取付ピン
21…ローターカバーライナー
21c…凸条
22…ローターサイドライナー
22b…リング溝

Claims (4)

  1. ケーシング内部にローターを回転可能に設け、ケーシングの内壁面にセラミック製の固定刃を固定し、ローターの外周面にセラミック製の回転刃を固定し、ケーシング中に投入された原料塊を高速回転する回転刃で打撃するとともに、固定刃に衝突させて微細化する反撥式粉砕機であって、
    ローターの外周面にローターの軸心に沿って延び、ローターの前面又は/及び後面に開口する回転刃用の第1嵌合溝を形成し、
    第1嵌合溝の内側面に軸心に沿って延び、ローターの前面又は/及び後面に開口する取付ピン用の第2嵌合溝を形成し、
    回転刃の側面に、回転刃を第1嵌合溝に嵌入したとき軸心に沿って延び、回転刃の前面又は/及び後面に開口し、かつ第2嵌合溝に対面する取付ピン用の第3嵌合溝を形成し、
    回転刃を第1嵌合溝に嵌めこんでその先端部をローターの外周面から半径方向に突出させ、
    第2嵌合溝と第3嵌合溝で区画形成された嵌合穴に取付ピンを嵌め込むことにより、回転刃を第1嵌合溝に取り付けたことを特徴とする反撥式粉砕機。
  2. ローターの前面又は/及び後面にサイドライナーを着脱可能に組み付け、該サイドライナーで第1嵌合溝と第2嵌合溝及び第3嵌合溝の前面又は/及び後面の開口を覆蓋したことを特徴とする請求項1に記載の反撥式粉砕機。
  3. サイドライナーにリング溝を形成し、
    ローターの外周面のうち第1嵌合溝を除く部分を耐摩耗性材料から成るローターカバーライナーで被覆し、
    このローターカバーライナーの前端部と後端部にローターの前面と後面から突出する凸条を形成し、
    凸条をリング溝に填め込むことによりローターカバーライナーをローターの外周面に取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の反撥式粉砕機。
  4. ケーシングの内壁面に固定刃ホルダーを着脱可能に取り付け、固定刃ホルダーに固定刃を合成樹脂製接着剤で固定したことを特徴とする請求項1に記載の反撥式粉砕機。

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