JP6499828B2 - 粉砕用ライナ及びそれを備えた粉砕装置 - Google Patents
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Description
上記粉砕用ライナにおいて、
粉砕装置の本体ケーシングに取り付けられる円筒状の外周ベースと、
上記外周ベースの半径方向内側に周方向に間隔を空けて一体に凹陥された複数のチップ挿入用凹部と、
上記複数のチップ挿入用凹部にそれぞれ交換可能に装着される上記外周ベースよりも耐摩耗性の高い複数のライナチップとを備えている。
上記ライナチップは、側面に内周側に向かって互いに間隔が狭くなる傾斜面を有し、
上記チップ挿入用凹部は、上記ライナチップの傾斜面が係合する、内周側に向かって互いに間隔が狭くなるように傾斜した被当接面を有する。
上記チップ挿入用凹部には、上記ライナチップを内周側に向けて押圧する押圧部材が設けられている。
上記チップ挿入用凹部の半径方向外側には、押圧部材収容凹部とネジ孔とが形成され、該押圧部材収容凹部に収容した上記押圧部材としての板バネを介して上記ネジ孔に締結したセットボルトで上記ライナチップを押圧している。
上記ライナチップと上記チップ挿入用凹部は、上記傾斜面と上記被当接面との間に挟んだシムを介して係合されるように構成されている。
上記外周ベースの内周面のうち、少なくとも上記ライナチップに覆われない部分に耐摩耗処理が施されている。
上記外周ベースが取り付けられる本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に設けられ、上記粉砕用ライナを収容する粉砕室とを備えている。
上記の構成によると、粉砕用ライナのメンテナンスが容易で交換部品も安価な粉砕装置が提供できる。
図2は本発明の実施形態の粉砕装置1を含む粉砕システム10を示し、この粉砕システム10は、粉砕装置1に原料を供給する供給機2を備えている。供給機2から供給される被処理物としての原料は、供給用ロータリバルブ3を介して粉砕装置1の投入口11aに供給されるようになっている。粉砕装置1で粉砕された製品は、バグフィルタ4に供給され、バグフィルタ4の下端に貯留された粉砕製品は、バグフィルタ用ロータリバルブ5を開いて取り出すことができるようになっている。バグフィルタ4の下流側には、排気ファン6が接続され、粉砕システム10内の空気が大気中に排出されるようになっている。粉砕装置1の下側には、駆動部7が設けられている。
このように構成した粉砕システム10では、供給機2に投入された被処理物は、供給機2より粉砕室11上部の投入口11aへ投入され、ロータ12上へ落下する。
次に、本実施形態にかかる粉砕用ライナの取付方法について説明する。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
1a 本体ケーシング
2 供給機
3 供給用ロータリバルブ
4 バグフィルタ
5 バグフィルタ用ロータリバルブ
6 排気ファン
7 駆動部
8 油循環ポンプ
10 粉砕システム
11 粉砕室
11a 投入口
11b 風取り込み口
11c 排出口
12 ロータ
12a 粉砕刃
12b 円盤
13 電動モータ
14 Vベルト
15 従動側プーリ
15a 回転軸
16 分級機
20 粉砕用ライナ
21 外周ベース
22 ライナチップ
22a チップ側傾斜面
22b 粉砕用凹部
23 カバー部材
24 チップ挿入用凹部
24a 被当接面
25 板バネ収容部(押圧部材収容凹部)
25a 板バネ(押圧部材)
25b 押圧板
26 セットボルト孔(ネジ孔)
27 シム
28 セットボルト
Claims (5)
- 当接した材料を粉砕する粉砕用ライナにおいて、
粉砕装置の本体ケーシングに取り付けられる円筒状の外周ベースと、
上記外周ベースの半径方向内側に周方向に間隔を空けて一体に凹陥された複数のチップ挿入用凹部と、
上記複数のチップ挿入用凹部にそれぞれ交換可能に装着される上記外周ベースよりも耐摩耗性の高い複数のライナチップとを備え、
上記ライナチップは、側面に内周側に向かって互いに間隔が狭くなる一対の傾斜面を有し、
上記チップ挿入用凹部は、上記ライナチップの傾斜面が係合する、内周側に向かって互いに間隔が狭くなるように傾斜した一対の被当接面を有し、
上記チップ挿入用凹部には、上記ライナチップを内周側に向けて押圧する押圧部材が設けられており、
上記チップ挿入用凹部の半径方向外側には、押圧部材収容凹部とネジ孔とが形成され、該押圧部材収容凹部に収容した上記押圧部材としての板バネを介して上記ネジ孔に締結したネジで上記ライナチップの一対の傾斜面を上記一対の被当接面に押圧し、
上記ライナチップと上記チップ挿入用凹部は、上記傾斜面と上記被当接面との間に挟んだシムを介して係合されており、該ライナチップが摩耗してきた段階で、該シムを取り外すことで該ライナチップを内周側へ押圧可能に構成されている
ことを特徴とする粉砕用ライナ。 - 請求項1に記載の粉砕用ライナにおいて、
上記シムは、対向する上記被当接面の一方にのみ挟まれている
ことを特徴とする粉砕用ライナ。 - 請求項1に記載の粉砕用ライナにおいて、
上記シムは、対向する上記被当接面の一方又は両方にそれぞれ複数枚挟まれており、該複数のシムを上記ライナチップの摩耗度合いに応じて段階的に抜き出すことができるように構成されている
ことを特徴とする粉砕用ライナ。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の粉砕用ライナにおいて、
上記外周ベースの内周面のうち、少なくとも上記ライナチップに覆われない部分に耐摩耗処理が施されている
ことを特徴とする粉砕用ライナ。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の粉砕用ライナと、
上記外周ベースが取り付けられる本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に設けられ、上記粉砕用ライナを収容する粉砕室とを備えていることを特徴とする粉砕装置。
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- 2014-03-17 JP JP2014053877A patent/JP6499828B2/ja active Active
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