JP6549542B2 - 粉砕装置用ハンマ及びそれを備えた粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置用ハンマ及びそれを備えた粉砕装置 Download PDF

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Description

本発明は、被処理物を粉砕する粉砕装置の粉砕室に設けた粉砕ロータに固定される粉砕装置用ハンマ及びそれを備えた粉砕装置に関する。
従来より、高速回転する粉砕ロータに固定された粉砕装置用ハンマを用いて被処理物を粉砕する粉砕装置は知られている。粉砕装置用ハンマは、被処理物と激しく衝突することから、通常は鉄、ステンレス系部材で構成される。
しかし、粉砕作業中に発生した粉砕機用ハンマの摩耗粉が粉砕後の製品に混ざると、電池材料、電子材料等などの金属製の異物混入(以下、金属コンタミという)を嫌う製品の製造には適さない。
そこで、近年、粉砕装置用ハンマを金属コンタミを発生させないセラミックで構成するというニーズが発生しているが、セラミックは硬度は高いが脆性破壊しやすいという弱点があり、粉砕ロータに固定するのが難しいという問題がある。
例えば、特許文献1では、金属製ベース部材にセラミック製衝撃部材を接着一体化して破砕ブロックを形成している。破砕ブロックは、粉砕装置用ハンマの上面からボルトによって粉砕ロータに固定されるが、そのボルトの頭部頂面を超合金製のキャップで覆う必要がある。
特許第2721487号公報
しかしながら、特許文献1の粉砕装置用ハンマでは、破砕の衝撃等でキャップが脱落するおそれがある。キャップが脱落すると、ボルト頭部が露出し、金属コンタミの混入問題が発生する。
そこで、粉砕装置用ハンマの底面に金属製のナットを接着固定し、裏側から金属製のボルトで固定する固定する方法があるが、ナットとセラミック部材との接着が十分でないと、セラミック部材が脱落するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、粉砕装置用ハンマを、金属コンタミの発生を防止できると共に、脱落しにくいものにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、抜け止め用突起を有する金属製ナットをセラミック製ハンマ本体に埋め込むようにした。
具体的には、第1の発明では、被処理物を粉砕する粉砕装置の粉砕室に設けた粉砕ロータに固定される粉砕装置用ハンマにおいて、
セラミックで構成されるハンマ本体と、
上記ハンマ本体に埋め込まれ、抜け止め用突起を有する金属製の埋込ナットと、
上記ハンマ本体の底面に形成され、上記埋込ナットが挿入されるナット挿入穴と、
上記ナット挿入穴に形成され、上記抜け止め用突起の挿入を可能とすると共に、上記埋込ナットを回転させたときに上記抜け止め用突起を抜け止めする抜け止め用凹部とを備えている。
上記の構成によると、金属製ナットの抜け止め用突起をハンマ本体のナット挿入穴に挿入するようにして金属製ナットをハンマ本体の底面に嵌め込んだ後、金属製ナットを回転させて抜け止め用凹部に嵌合させることで、金属製ナットが抜け止めされる。このため、粉砕ロータを回転させて粉砕装置用ハンマに衝撃が加わってもハンマ本体が外れにくい。
第2の発明では、第1の発明において、
上記ハンマ本体の底面には、上記粉砕ロータとの位置決め用の位置決め用穴が形成されている。
上記の構成によると、位置決め用穴に位置決め用のピン等を差し込むことで、粉砕装置用ハンマを粉砕ロータに固定するときの位置決めが容易となり、粉砕装置用ハンマが粉砕ロータに対して回転しにくくなる。
第3の発明では、第1の発明において、
上記ハンマ本体の底面には、上記粉砕ロータとの位置決め用の膨出部が形成されており、
上記ナット挿入穴は、上記膨出部に設けられている。
上記の構成によると、位置決め用の膨出部を粉砕ロータの穴に嵌め込むことで、粉砕装置用ハンマを粉砕ロータに固定するときの位置決めが容易となる。また、膨出部にナット挿入穴を設けることで、ナット外周とハンマ本体との接触面積を増やして結合強度を増加させやすくなる。
第4の発明の粉砕装置は、第1から第3のいずれか1つの発明の粉砕装置用ハンマを有し、
外部ケーシングと、
上記外部ケーシングと少なくとも一部が仕切られた空間を形成する内部ケーシングと、
上記内部ケーシングに連通する被処理物を投入する投入口と、
上記内部ケーシングの下方の粉砕室に設けられた円板状の粉砕ロータ及び該粉砕ロータ外周に設けられた粉砕用ライナと、
上記粉砕室に連通する気流導入口と、
上記内部ケーシングと上記外部ケーシングとの間に形成され、上記粉砕室で粉砕されて吹き上げられた被処理物を通過させる吹上げ通路とを備えており、
上記粉砕ロータには、上記埋込ナットに締結するボルトを挿通するためのボルト挿通孔が形成されている。
上記の構成によると、確実に抜け止めされた金属製ナットが埋め込まれた粉砕装置用ハンマによって金属コンタミの発生を防ぎながら粉砕された被処理物が製品として取り出される。
第5の発明では、第4の発明において、
上記抜け止め用突起を抜け止め用凹部側へ回転させる回転方向は、上記粉砕ロータの回転方向と反対方向である。
上記の構成によると、粉砕ロータが回転して粉砕装置用ハンマに被処理物が衝突したときの反動によってボルトが締結された埋込ナットに対してハンマ本体が抜け方向に回転することがない。
第6の発明では、第4又は第5の発明において、
上記粉砕ロータの外周は、セラミック部材で覆われ、
上記粉砕用ライナは、少なくとも上記粉砕装置用ハンマに対向する面がセラミックで構成されている。
上記の構成によると、粉砕装置用ハンマ以外の被処理物が衝突する部分もセラミックで構成することで金属コンタミの発生が確実に防止される。
以上説明したように、本発明によれば、金属製の埋込ナットの抜け止め用突起をセラミック製のハンマ本体に係止した抜け止め用凹部に嵌め込むようにしたことにより、粉砕装置用ハンマを、金属コンタミの発生を防止できると共に、脱落しにくいものにすることができる。
図4のI−I線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る粉砕装置を含む粉砕システムの概略を示す図である。 粉砕装置を示す断面図である。 粉砕ロータ及び粉砕用ライナを示す平面図である。 ハンマ本体を示す平面図である。 ハンマ本体を示す底面図である。 図5のVII−VII線断面図である。 埋込ナットを示す平面図である。 埋込ナットを示す側面図である。 埋込ナットを示す側面図である。 実施形態の変形例に係る粉砕装置用ハンマ及びその周辺を拡大して示す平面図である。 図9のX−X線断面図である。 変形例に係るハンマ本体を示す底面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
−粉砕システムの構成−
図2は本発明の実施形態に係る粉砕装置用ハンマ20を備えた粉砕装置1を含む粉砕システム10の概要を示し、この粉砕システム10は、粉砕装置1に原料を供給する供給機2を備えている。供給機2から供給される被処理物としての原料は、供給用ロータリバルブ3を介し、粉砕装置1の投入口11aに供給されるように構成されている。一方、粉砕装置1で粉砕された被処理物は、排気ファン6による気流と共にバグフィルタ4に搬送される。バグフィルタ4内で気流と粉砕製品が分離され、バグフィルタ用ロータリバルブ5を運転して取り出すことができるようになっている。バグフィルタ4の下流側には、排気ファン6が接続され、粉砕システム10内の空気が大気中に排出されるように構成されている。粉砕装置1の下側には、駆動部7が設けられている。
図3に示すように、粉砕装置1は、円筒状の外部ケーシング1aを有し、その内部に、それよりも小径の円筒状の内部ケーシング1bが同軸上に固定されている。内部ケーシング1bの下方に粉砕室11が、同じく同軸に結合されている。例えば粉砕室11の接線方向に、気流導入口11bが中心軸に対称に2箇所形成されている。なお、気流導入口11bは1箇所でもよく、必ずしも接線方向に形成する必要もない。
図1にも示すように、粉砕室11の下部には、粉砕ロータ12が回転するようになっている。粉砕ロータ12は、粉砕室11の下方に設けた駆動部7で駆動される回転軸14の頂部14aに回転一体に設けられている。詳しくは図示しないが、粉砕用電動モータ13(図2にのみ示す)の動力により粉砕ロータ12の回転軸14が回転されるようになっている。粉砕ロータ12の円板部12aが、頂部14aに金属製の取付ボルト14bにより固定されている。そして、粉砕室11の内周面には、図4にも示すように、例えば円筒状の粉砕用ライナ17が固定されている。一方、粉砕ロータ12の外周には、先端が粉砕用ライナ17に近接するように、複数の粉砕装置用ハンマ20が取り付けられている。
また、図2及び図3に示すように、内部ケーシング1bの上部には、吹上げ通路1cからの被処理物を旋回させ、所定粒度に達していない被処理物を落下させて内部ケーシング1bの内側に還流させる役割を果たす分級部16が配置されている。分級部16は、電動モータ16aによる分級ロータ16bの回転数によって分級する粒度を調整することができる。投入口11aは、外部ケーシング1aに対して適度な投入角を有するように挿入された円筒体の内部に形成され、外部ケーシング1aを通過して内部ケーシング1bと連通している。一方、分級部16の下端中心からは被処理物を排出する排出口を形成する排出管11cが下方へ延びた後、折れ曲がり、内部ケーシング1b及び外部ケーシング1aを通過して側方へ延びている。
気流導入口11bからの気流は、所定の通路を通過して粉砕室11へ向かい、被処理物を舞い上げながら外部ケーシング1aとその内部を区切る内部ケーシング1bとの間に形成した吹上げ通路1cを通って上方の分級部16へ気流搬送され、所定の粒度の被処理物が排出管11cを通って装置外へ排出されるようになっている。一方、所定の粒度に達していないものは、内部ケーシング1bへと落下し、粉砕室11で再び粉砕されるようになっている。
そして、図1及び図4に示すように、上記粉砕装置用ハンマ20は、アルミナなどのセラミックで構成されるハンマ本体18を備えている。このハンマ本体18は、図5〜図7に示すように、例えば平面視で台形状であり、その底面側には、図8A〜図8Cに示すように、例えば一対の抜け止め用突起19aを有する金属製の埋込ナット19が嵌め込まれるようになっている。埋込ナット19は、一対の抜け止め用突起19aを対向する位置に有し、中央に雌ネジ19bが加工されている。この抜け止め用突起19aの数は、1つでも、3つ以上でもよいが、2つ以上ある方が抜け止め効果が高い。
また、粉砕装置用ハンマ20の形状は平面視台形状に限定されず、断面五角形状等でもよい。ハンマ本体18を構成するセラミックは、特に限定されないが、例えば窒化ケイ素やジルコニアよりなる。耐摩耗性や費用対効果の面では、窒化ケイ素が望ましい。そして、ハンマ本体18の底面には、埋込ナット19が挿入される、断面円形状のナット挿入穴18aが形成されている。
このナット挿入穴18aには、抜け止め用突起19aの挿入を可能とするようにナット挿入穴18aから径方向に広がった挿入部18bを有すると共に、埋込ナット19を例えば25°回転させたときに抜け止め用突起19aを抜け止めするように底面側に所定の肉厚を有する抜け止め用凹部18cが形成されている。本実施形態では、抜け止め用凹部18cは、ナット挿入穴18aの対向する位置に一対設けられている。抜け止め用突起19aが3つ以上あれば、それに合わせて3つ以上の抜け止め用凹部18cを設ければよい。
ハンマ本体18の底面には、ナット挿入穴18aと距離をあけた位置に粉砕ロータ12との位置決め用の位置決め用穴18dが形成されている。位置決め用穴18dは、円筒状又は丸棒状の位置決めピン(図示せず)に合わせて断面円形となっているが、位置決めピンの断面形状に合わせた断面形状であればよい。
また、粉砕ロータ12には、埋込ナット19に締結する固定ボルト22を挿通するための、例えば8つのボルト挿通孔12b(図1に示す)が等間隔に形成されている。このボルト挿通孔12bの数は、粉砕装置用ハンマ20の個数に合わせて設けられるが、その個数は限定されない。
また、抜け止め用突起19aを抜け止め用凹部18c側へ回転させる回転方向は、粉砕ロータ12の回転方向と反対方向である。こうすることで、粉砕ロータ12が回転して粉砕装置用ハンマ20に被処理物が衝突したときの反動によって埋込ナット19に対してハンマ本体18が抜け方向に回転することがない。
また、粉砕ロータ12の外周は、セラミック部材よりなるカバー部材21で覆われている。具体的には、カバー部材21は、粉砕ロータ12の円板部12aに露出する金属製の取付ボルト14bやビス14cなどの頭部を覆う円形蓋状の中央カバー21aと、粉砕装置用ハンマ20の部分を覆う中央の円筒部を有するリング状カバー21bとからなる。リング状カバー21bには、固定ボルト22を挿通する貫通孔21cが形成されている。カバー部材21は、例えば粉砕ロータ12に対して接着剤で接着されている。接着剤は、粉砕時の発熱を考慮して100℃程度の耐熱性が求められる。なお、250℃程度の耐熱性を有する接着剤であれば、加熱しながら粉砕する乾燥粉砕を行う粉砕装置についても適用可能である。このように、粉砕装置用ハンマ20以外の被処理物が衝突する部分もセラミックで構成することで金属コンタミの発生が確実に防止される。
本実施形態では、粉砕用ライナ17は、窒化ケイ素などのセラミックで構成されているが、少なくとも粉砕装置用ハンマ20に対向する面のみがセラミックで構成されていてもよい。粉砕用ライナ17自体は回転しないので、粉砕用ライナ17は、外部ケーシング1a等に固定ボルト22等で固定する必要はない。
本実施形態では、埋込ナット19の抜け止め用突起19aをハンマ本体18のナット挿入穴18aに挿入するようにして埋込ナット19をハンマ本体18の底面に嵌め込んだ後、埋込ナット19を回転させて抜け止め用凹部18cに嵌合させることで、埋込ナット19が抜け止めされる。このため、粉砕ロータ12を回転させて粉砕装置用ハンマ20に衝撃が加わってもハンマ本体18が外れにくい。
また本実施形態では、確実に抜け止めされた埋込ナット19が埋め込まれた粉砕装置用ハンマ20によって金属コンタミの発生を防ぎながら粉砕された被処理物が製品として取り出すことができる。
また本実施形態では、位置決め用穴18dを利用することで、粉砕装置用ハンマ20を粉砕ロータ12に固定するときの位置決めが容易となり、粉砕装置用ハンマ20が粉砕ロータ12に対して回転しにくくなる。
したがって、本実施形態に係る粉砕装置用ハンマ20によると、粉砕装置用ハンマ20を、金属コンタミの発生を防止できると共に、脱落しにくいものにすることができる。
−変形例−
図9〜図11は本発明の実施形態の変形例を示し、位置決め構造が異なる点で実施形態と異なる。なお、以下の各変形例では、図1〜図8Cと同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本変形例のハンマ本体118の底面には、粉砕ロータ112との位置決め用の膨出部118dが形成されており、ナット挿入穴18aは、膨出部118dに設けられている。
また本変形例では、位置決め用の膨出部118dを粉砕ロータ112の位置決め用穴112cに嵌め込むことで、粉砕装置用ハンマ20を粉砕ロータ112に固定するときの位置決めが容易となる。また、膨出部118dにナット挿入穴18aを設けているので、埋込ナット19の高さを高くするなどにより、その外周とハンマ本体18との接触面積を増やして結合強度を増加させやすくなる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 粉砕装置
1a 外部ケーシング
1b 内部ケーシング
1c 通路
2 供給機
3 供給用ロータリバルブ
4 バグフィルタ
5 バグフィルタ用ロータリバルブ
6 排気ファン
7 駆動部
10 粉砕システム
11 粉砕室
11a 投入口
11b 気流導入口
11c 排出管
12 粉砕ロータ
12a 円板部
12b ボルト挿通孔
13 粉砕用電動モータ
14 回転軸
14a 頂部
14b 取付ボルト
14c ビス
16 分級部
16a 電動モータ
16b 分級ロータ
17 粉砕用ライナ
18 ハンマ本体
18a ナット挿入穴
18b 挿入部
18c 位置決め用凹部
18d 位置決め用穴
19 埋込ナット
19a 用突起
19b 雌ネジ
20 粉砕装置用ハンマ
21 カバー部材
21a 中央カバー
21b リング状カバー
21c 貫通孔
22 固定ボルト
112 粉砕ロータ
112c 位置決め用穴
118d 膨出部

Claims (6)

  1. 被処理物を粉砕する粉砕装置の粉砕室に設けた粉砕ロータに固定される粉砕装置用ハンマにおいて、
    セラミックで構成されるハンマ本体と、
    上記ハンマ本体に埋め込まれ、抜け止め用突起を有する金属製の埋込ナットと、
    上記ハンマ本体の底面に形成され、上記埋込ナットが挿入されるナット挿入穴と、
    上記ナット挿入穴に形成され、上記抜け止め用突起の挿入を可能とすると共に、上記埋込ナットを回転させたときに上記抜け止め用突起を抜け止めする抜け止め用凹部とを備えている
    ことを特徴とする粉砕装置用ハンマ。
  2. 請求項1に記載の粉砕装置用ハンマにおいて、
    上記ハンマ本体の底面には、上記粉砕ロータとの位置決め用の位置決め用穴が形成されている
    ことを特徴とする粉砕装置用ハンマ。
  3. 請求項1に記載の粉砕装置用ハンマにおいて、
    上記ハンマ本体の底面には、上記粉砕ロータとの位置決め用の膨出部が形成されており、
    上記ナット挿入穴は、上記膨出部に設けられている
    ことを特徴とする粉砕装置用ハンマ。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の粉砕装置用ハンマを備えた粉砕装置であって、
    外部ケーシングと、
    上記外部ケーシングと少なくとも一部が仕切られた空間を形成する内部ケーシングと、
    上記内部ケーシングに連通する被処理物を投入する投入口と、
    上記内部ケーシングの下方の粉砕室に設けられた円板状の粉砕ロータ及び該粉砕ロータ外周に設けられた粉砕用ライナと、
    上記粉砕室に連通する気流導入口と、
    上記内部ケーシングと上記外部ケーシングとの間に形成され、上記粉砕室で粉砕されて吹き上げられた被処理物を通過させる吹上げ通路とを備えており、
    上記粉砕ロータには、上記埋込ナットに締結するボルトを挿通するためのボルト挿通孔が形成されている
    ことを特徴とする粉砕装置。
  5. 請求項4に記載の粉砕装置において、
    上記抜け止め用突起を抜け止め用凹部側へ回転させる回転方向は、上記粉砕ロータの回転方向と反対方向である
    ことを特徴とする粉砕装置。
  6. 請求項4又は5に記載の粉砕装置において、
    上記粉砕ロータの外周は、セラミック部材で覆われ、
    上記粉砕用ライナは、少なくとも上記粉砕装置用ハンマに対向する面がセラミックで構成されている
    ことを特徴とする粉砕装置。
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