JP2015178235A - マルチマニホールドダイ並びに積層フィルム及びその製造方法 - Google Patents
マルチマニホールドダイ並びに積層フィルム及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015178235A JP2015178235A JP2014056703A JP2014056703A JP2015178235A JP 2015178235 A JP2015178235 A JP 2015178235A JP 2014056703 A JP2014056703 A JP 2014056703A JP 2014056703 A JP2014056703 A JP 2014056703A JP 2015178235 A JP2015178235 A JP 2015178235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten resin
- width
- manifold die
- slit
- manifolds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
図1に示したマルチマニホールドダイ1を用いた。なお、マルチマニホールドダイ1におけるリップランド部6の下流端のリップ出口の幅は1900nmとした。溶融粘度が低い第1の樹脂として、スチレン−エチレン−ブチレンブロック共重合体(シェル化学社製、商品名「クレイトンG1657」)を用いた。溶融粘度が相対的に高い第2の樹脂として、低密度ポリエチレン(LDPE、三井石油化学社製、商品名「ミラソン12」)を用いた。上記スチレン−エチレン−ブチレンブロック共重合体のゼロせん断粘度は200Pa・sであり、上記低密度ポリエチレンのゼロせん断粘度は5000Pa・sであった。なお、ゼロせん断粘度は、レオメトリックサイエンティフィックエフィー社製、メカニカルスペクトロメータ(品番:RMS800)を用い、せん断速度0.11/sのせん断粘度を測定し、ゼロせん断粘度とした。
合流直前の第1,第2の溶融樹脂層の幅の差を、幅方向片側で100mmとしたこと以外は実施例1と同様とした。結果を下記の表1に示す。
合流直前の第1,第2の溶融樹脂層の幅を同じとしたこと以外は実施例1と同様とした。この場合、第1,第2の溶融樹脂層の幅をいずれも実施例1における第2の溶融樹脂層の幅と同じとした。
2…第1のマニホールド
3…第2のマニホールド
4…第1のスリット部
5…第2のスリット部
6…リップランド部
7…第1のインナーディッケル
8…第2のインナーディッケル
10…積層フィルム
11…第1の溶融樹脂層
11A…第1の樹脂フィルム
11a…幅方向端部
11b…内側部分
12…第2の溶融樹脂層
12A…第2の樹脂フィルム
12a…幅方向端部
110…積層フィルム
111…第1の樹脂フィルム
112…第2の樹脂フィルム
Claims (7)
- 複数の溶融樹脂層を積層し押し出すためのマルチマニホールドダイであって、
複数の溶融樹脂がそれぞれ供給され、かつ複数の溶融樹脂層を形成する複数のマニホールドと、
複数のマニホールドにそれぞれ連結されており、複数のマニホールドからそれぞれ溶融樹脂層が供給され、かつ該溶融樹脂が内部を流れる複数のスリット部と、
前記複数のスリット部から供給される溶融樹脂層を合流させ、複数の溶融樹脂層を積層した状態で下流側に流動させるリップランド部とを備え、
前記複数のスリット部の前記リップランド部において合流される直前部分において、少なくとも1つのスリット部の幅が、他のスリット部の幅よりも狭くされている、マルチマニホールドダイ。 - 前記少なくとも1つのスリット部に、インナーディッケルが配置されており、該インナーディッケルにより、前記少なくとも1つのスリット部から前記リップランド部に流れる溶融樹脂層の幅が、他のスリット部から前記リップランド部に流れる溶融樹脂層の幅よりも狭くされている、請求項1に記載のマルチマニホールドダイ。
- 前記少なくとも1つのスリット部以外の他のスリット部にも、インナーディッケルが挿入されており、少なくとも1つのスリット部に挿入されているインナーディッケルにより規定される溶融樹脂層の幅が、残りのスリット部において挿入されたインナーディッケルにより規定される溶融樹脂層の幅よりも狭くされている、請求項2に記載のマルチマニホールドダイ。
- 前記複数のマニホールドが、第1のマニホールドと、第2のマニホールドとを有し、第1,第2のマニホールドにそれぞれ第1及び第2のスリット部が連結されており、
前記第1,第2のマニホールドに第1,第2の溶融樹脂が供給され、第1,第2の溶融樹脂層が、それぞれ、前記第1,第2のスリット部を経て前記リップランド部において合流するように移動される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマルチマニホールドダイ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチマニホールドダイの複数のマニホールドに複数の溶融樹脂を供給する工程と、
前記マルチマニホールドダイにおいて、少なくとも1層の溶融樹脂層の幅が他の溶融樹脂層の幅よりも狭い複数の溶融樹脂層からなる積層体を形成する工程と、
前記積層体を前記マルチマニホールドダイから押し出し、積層フィルムを得る工程とを備える、積層フィルムの製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチマニホールドダイを用いて得られており、少なくとも1層の幅が他の層の幅よりも狭い、積層フィルム。
- 請求項6に記載の積層フィルムから、前記幅が狭いフィルムの幅方向端部よりも幅方向内側部分から、前記幅方向端部に至っている余剰部を除去することにより得られた、積層フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014056703A JP2015178235A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | マルチマニホールドダイ並びに積層フィルム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014056703A JP2015178235A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | マルチマニホールドダイ並びに積層フィルム及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015178235A true JP2015178235A (ja) | 2015-10-08 |
Family
ID=54262642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014056703A Pending JP2015178235A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | マルチマニホールドダイ並びに積層フィルム及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015178235A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170104908A (ko) * | 2016-03-08 | 2017-09-18 | 엑스와이지프린팅, 인크. | 3차원 프린터 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5521279A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-15 | Hitachi Zosen Corp | Manufacturing method of multilayer resin |
JPS61270134A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-29 | Toray Ind Inc | 部分複合口金 |
JP2014030911A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 防水シート、その製造方法及びその多層共押出ダイ |
-
2014
- 2014-03-19 JP JP2014056703A patent/JP2015178235A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5521279A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-15 | Hitachi Zosen Corp | Manufacturing method of multilayer resin |
JPS61270134A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-29 | Toray Ind Inc | 部分複合口金 |
JP2014030911A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 防水シート、その製造方法及びその多層共押出ダイ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170104908A (ko) * | 2016-03-08 | 2017-09-18 | 엑스와이지프린팅, 인크. | 3차원 프린터 |
KR102080222B1 (ko) | 2016-03-08 | 2020-02-24 | 엑스와이지프린팅, 인크. | 3차원 프린터 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013525166A5 (ja) | ||
JP2018138348A5 (ja) | ||
JP2015178235A (ja) | マルチマニホールドダイ並びに積層フィルム及びその製造方法 | |
JP3944846B2 (ja) | 樹脂膜の形成方法及び装置 | |
JP5434002B2 (ja) | 積層シートの製造装置および製造方法 | |
JP2009029104A (ja) | フィードブロック、積層樹脂フィルム又はシートの成形装置及び製造方法 | |
WO2007001012A1 (ja) | フラットダイ、並びに、積層樹脂フィルム又はシートの製造方法 | |
JP5166767B2 (ja) | フィードブロック、積層樹脂フィルム又はシートの成形装置及び製造方法 | |
JP2007045020A (ja) | フラットダイ、並びに、積層樹脂フィルム又はシートの製造方法 | |
JP2017533125A5 (ja) | ||
JP5501794B2 (ja) | 押出成形用フラットダイ | |
JP5309851B2 (ja) | 低密度ポリエチレンの溶融押出成形方法 | |
JP5976473B2 (ja) | 多層帯状体の製造装置 | |
JP6338865B2 (ja) | 延伸フィルムの製造方法 | |
JP2014030938A (ja) | 多層押出成形装置 | |
US11607832B2 (en) | Feed block and sheet manufacturing apparatus provided with the same, and method of manufacturing sheet | |
JP2006142714A (ja) | フィードブロック | |
WO2015108035A1 (ja) | 延伸フィルムの製造方法 | |
JP6348786B2 (ja) | 多層シートの製造装置と製造方法 | |
JP4928877B2 (ja) | 気泡シート体の製造方法、気泡シート体 | |
JP2010280157A (ja) | 押出成形用金型と押出成形方法 | |
JP2007038655A (ja) | フラットダイ、並びに、積層樹脂フィルム又はシートの製造方法 | |
JP2002240126A (ja) | 樹脂膜の形成方法 | |
JP4690155B2 (ja) | 押出成形用金型 | |
JP2005280216A (ja) | 共押出し多層フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170822 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20171020 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180313 |