JP2015178119A - 算出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような構成により、複数の溶接線が同一平面上に存在しない多層盛溶接において、ビード端のなす平面である端面が溶接線方向に対して傾斜している場合であっても、パスの端点を算出することができるようになる。したがって、そのようにして算出された端点を用いて多層盛溶接を行うことによって、端面が溶接線方向に対して傾斜している多層盛溶接を行うことができ、例えば、その端面における溶接金属のたれを防止することができる。
このような構成により、例えば、各層が開先深さ方向と略直交するように多層盛溶接が行われる場合に、パスの端点を算出することができる。
このような構成により、例えば、各層がいずれかの開先面と略平行となるように多層盛溶接が行われる場合に、パスの端点を算出することができる。
このような構成により、パスの端点の算出の処理負荷を低減させることができる。
本発明の実施の形態1による算出装置を備えた制御装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による算出装置は、ビード端のなす平面である端面が溶接線方向に対して傾斜している多層盛溶接におけるパス(溶接パス)の端点を算出するものである。
制御装置1は、溶接機4との間で通信を行う通信部11と、マニピュレータ3や溶接機4を制御する制御部12と、算出装置2とを備える。算出装置2は、溶接ロボットの多層盛溶接におけるパスの端点を算出するものであり、記憶部21と、受付部22と、パス生成部23と、端面算出部24と、端点算出部25とを備える。
(ステップS101)受付部22は、1パス目の教示点を受け付け、記憶部21に蓄積する。なお、受付部22は、2パス目以降の教示点をも受け付けて、記憶部21に蓄積してもよい。また、前述のように、溶接トーチ3aの位置を実際に移動させることによって1パス目の教示点を設定する場合には、制御部12によってその教示点の蓄積が行われてもよい。
なお、ステップS101,S102の情報の受け付けは、例えば、ユーザに対する情報の入力の指示に応じてティーチングペンダントを介してなされてもよい。また、ステップS101,S102において、多層盛溶接の最終層に関する情報(例えば、多層盛溶接の層の数を示す情報であってもよく、多層盛溶接の全厚さを示す情報であってもよく、最終層の位置を示す情報であってもよい)が受け付けられ、記憶部21に蓄積されても追い。なお、その多層盛溶接の最終層に関する情報は、最終層におけるパスの教示点であってもよい。また、1パス目の教示点を用いて2パス目以降の教示点が算出される場合には、パス生成部23は、蓄積された1パス目の教示点や、母材の形状に関する情報、多層盛溶接の最終層に関する情報を用いて2パス目以降の教示点を算出し、記憶部21に蓄積してもよい。
なお、図2のフローチャートでは、1層目の2番目のパス以降のパスについて端点を算出する場合について説明したが、第1の積み方では、1層目には1パス目しか含まれないため、2層目の1番目のパスから端点の算出を行ってもよい。また、第2の積み方においても、1層目に含まれる各パスの長さが同じであるような場合、すなわち、1層目については、端面との交点を算出する必要がない場合には、2層目の1番目のパスから端点の算出を行ってもよい。また、図2のフローチャートにおける処理の順序は一例であり、同様の結果を得られるのであれば、各ステップの順序を変更してもよい。また、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
第1の積み方(図3A)による多層盛溶接を行う場合における端面の位置の算出方法について具体例を用いて説明する。なお、この具体例では、図4Aで示されるようにすみ肉溶接を行うものとし、記憶部21で記憶されている教示点によって、1パス目のパスAの端点AS,AEの位置を知ることができるものとする。また、前述のように、2パス目以降の各パスの位置も算出されているものとする。なお、そのようにして算出された2パス目以降の各パスも、パスAと同じ長さであり、パスAと平行であるとする。また、そのようにして算出された各パスの両端は、図4Aにおいて、点ASを通るパスAに垂直な平面と、点AEを通るパスAに垂直な平面とに存在するものとする。また、図4Aにおいては、多層盛溶接において形成される最終的な溶接ビード形状を実線で示している。
y=(y1−y2)x/(x1−x2)+(x1y2−x2y1)/(x1−x2)
y=−(x1−x2)x/(y1−y2)
したがって、両直線の交点を求めることによって、点Bの座標(x3,y3)を算出することができる。また、最終ビード高さhNは、その点Bの座標を用いて、
hN=(x3 2+y3 2)1/2
のように算出できる。なお、その最終ビード高さhNは、記憶部21または図示しない記録媒体で記憶されてもよい。
ΔkN=hN/tanθ=hNtan(90°−θ)
第1の端面:a1x+b1y+c1z=d1
第2の端面:a2x+b2y+c2z=d2
なお、係数a1,b1,c1,d1は、それぞれ点AS,点P1S,点P2Sの座標を用いて算出することができ、係数a2,b2,c2,d2は、それぞれ点AE,点P1E,点P2Eの座標を用いて算出することができる。
第2の積み方(図3B)による多層盛溶接を行う場合における端面の位置の算出方法について具体例を用いて説明する。なお、この具体例でも、図5Aで示されるようにすみ肉溶接を行うものとし、記憶部21で記憶されている教示点によって、1パス目のパスAの端点AS,AEの位置を知ることができるものとする。また、前述のように、2パス目以降の各パスの位置も算出されていることについては、第1の積み方の場合と同様であるとする。また、図5Aにおいては、多層盛溶接において形成される最終的な溶接ビード形状を実線で示している。
ΔkN=hN/tanθ=hNtan(90°−θ)
第3の端面:a3x+b3y+c3z=d3
第4の端面:a4x+b4y+c4z=d4
なお、係数a3,b3,c3,d3は、それぞれ点AS,点P3S,点P4Sの座標を用いて算出することができ、係数a4,b4,c4,d4は、それぞれ点AE,点P3E,点P4Eの座標を用いて算出することができる。
端面の位置を用いた各パスの端点の算出方法について具体例を用いて説明する。ここでは、第1の端面の位置を用いた各パスの端点の算出方法について説明するが、それ以外の端面を用いた各パスの端点の算出方法も同様である。
Vc=(vx,vy,vz)
=(x5−x4,y5−y4,z5−z4)
したがって、パスCを含む直線上の点の座標は、次式で示されることになる。ただし、tは、任意の実数である。
(x,y,z)=(x4,y4,z4)+t(vx,vy,vz)
tCS={d1−(a1x4+b1y4+c1z4)}/(a1vx+b1vy+c1vz)
tCE=1−tCS
2 算出装置
11 通信部
12 制御部
21 記憶部
22 受付部
23 パス生成部
24 端面算出部
25 端点算出部
Claims (5)
- 溶接ロボットの多層盛溶接におけるパスの端点を算出する算出装置であって、
前記多層盛溶接におけるビード端のなす平面である端面の溶接線方向に対する傾きに関する情報である端面傾斜情報と、前記多層盛溶接における1パス目の教示点とが記憶される記憶部と、
前記端面傾斜情報及び前記1パス目の教示点を用いて、前記端面の位置を算出する端面算出部と、
前記端面算出部が位置を算出した端面と、2パス目以降の各パスに応じた線との交点である2パス目以降の各パスの端点を算出し、前記記憶部に蓄積する端点算出部と、を備えた算出装置。 - 前記多層盛溶接は、各母材の面方向と各層とのなす角度が略同じになるものである、請求項1記載の算出装置。
- 前記多層盛溶接は、いずれかの母材の面方向に対して各層が略平行になるものである、請求項1記載の算出装置。
- 前記端点算出部は、各層においていずれか一つのパスについて端点を算出し、
各層において、端点の算出されなかったパスの端点の溶接線方向の位置は、算出された端点の溶接線方向の位置と同じにされる、請求項3記載の算出装置。 - 前記記憶部では、1層目におけるビード端のなす直線である端線の溶接線方向に対する傾きに関する情報である端線傾斜情報をも記憶され、
前記端面算出部は、前記端線傾斜情報をも用いて前記端面の位置を算出する、請求項3記載の算出装置。
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