JP2015176539A - 誘導装置、誘導方法及び誘導プログラム - Google Patents

誘導装置、誘導方法及び誘導プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動者が目標地点に移動していく際に、移動者の位置に応じた誘導情報を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る誘導装置は、第1情報出力機器及び第2情報出力機器を含む複数の情報出力機器と通信可能な誘導装置であって、所定範囲内に設置された複数の情報出力機器のそれぞれについて、所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定する特定部と、目標地点との距離が、第1情報出力機器よりも第2情報出力機器の方が小さい場合、第1情報出力機器に対して、第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力する出力部とを有する。
【選択図】図12

Description

本発明は、誘導装置、誘導方法及び誘導プログラムに関する。
従来より災害発生時には、例えば、防災無線、広報車、各所備え付けのスピーカー、公共放送、さらにはエリアメールなどを利用することで、地域住民に対して避難情報(避難場所など)を報知するという方法が採られてきた。
しかしながら、このような報知方法では、一律の避難情報が広域に一斉発信されるため、実際の避難行動は、避難者自身のレベルに頼らざるを得ないという側面がある。例えば、具体的な避難場所が報知されても、土地勘のない者(偶然そこに居合わせた者等)にとって、その報知された避難場所まで迅速に移動することは困難である。
そこで、迅速な避難行動を可能とするために、サーバから提供された防災情報から防災情報の適用地域を特定し、特定した地域の予め登録された端末装置に対して防災情報を送信し、特定した地域に放送に対応した公開情報に代えて災害時提供情報を公開する技術等が知られている。この技術は、避難場所や避難経路についても自動的に通知する。
特開2007−235887号公報 特開2011−227687号公報
しかしながら、上記災害時提供情報を公開する技術では、防災情報を聞いたとしても、避難者が、その場の防災情報によって公開された避難場所までの経路を把握できなれば、容易に非難を行なうことができないおそれがある。すなわち、土地勘のない避難者にとっては依然として避難場所に移動することが困難であることが考えられる。
本発明は、1つの側面において、移動者が目標地点に移動していく際に、移動者の位置に応じた誘導情報を提供することを目的とする。
本実施例の一態様によれば、第1情報出力機器及び第2情報出力機器を含む複数の情報出力機器と通信可能な誘導装置であって、所定範囲内に設置された前記複数の情報出力機器のそれぞれについて、前記所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定する特定部と、前記目標地点との距離が、前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力する出力部とを有する。
また、上記課題を解決するための手段として、方法、プログラムとすることもできる。
本実施例の一態様によれば、移動者が目標地点に移動していく際に、移動者の位置に応じた誘導情報を提供することができる。
避難誘導システムの全体構成例を示す図である。 センターサーバのハードウェア構成例を示す図である。 センターサーバの機能構成例を示す図である。 固定機器データの一例を示す図である。 避難所データの一例を示す図である。 避難所グループデータの一例を示す図である。 避難所グループデータの図示例である。 距離グループデータの一例を示す図である。 距離グループデータの図示例である。 中継点機器決定処理の一例を示すフローチャートである。 避難誘導情報作成処理の一例を示すフローチャートである。 避難所への避難誘導事例の一例を示す図である。
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
<システム構成例>
図1は、本実施例における避難誘導システムの全体構成例を示す図である。図1に示されるように、本実施例における避難誘導システムは、センターサーバ1及び複数の固定機器2がネットワーク3を介して通信可能に接続される。
センターサーバ1は、固定機器2を介して、避難者の避難誘導を実現するためのサーバである。具体的に、センターサーバ1は、固定機器2毎に避難誘導情報(例えば、避難先の避難所や避難所へ導くための中継地点の情報)を作成する。また、センターサーバ1は、固定機器2毎に避難誘導情報を作成すると、作成した避難誘導情報に基づいて、固定機器2毎の避難誘導ガイダンスを生成し、生成した避難誘導ガイダンスを固定機器2に送信する。
固定機器2は、避難誘導の対象となる地域内の様々な固定物に設置され、避難者に向けて、避難誘導ガイダンスを出力する機器である。固定機器2としては、例えば、各住宅や各施設のインターフォン(親機、子機を含む)、信号機や電柱などの街角各所に備え付けられたスピーカー、防災無線放送機、さらにはデジタル・サイネージ(電子看板)などが挙げられる。固定機器2は、センターサーバ1から避難誘導ガイダンスを受信し、災害発生時などに避難誘導ガイダンスを出力(再生)することで、避難者に対し避難誘導情報を報知する。
ネットワーク3は、電話回線網、インターネット網、専用線網など、各種の通信ネットワークを含む。
図2は、本実施例におけるセンターサーバ1のハードウェア構成例を示す図である。センターサーバ1は、主要な構成として、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、インターフェース15、入力装置16、表示装置17、通信装置18、及びドライブ19aを有する。
CPU11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路から構成され、装置全体を制御する回路である。また、ROM12は、CPU11で実行される所定の制御プログラムを格納するメモリである。また、RAM13は、CPU11がROM12に格納された所定の制御プログラムを実行して各種の制御を行うときの作業領域として使用するメモリである。
HDD14は、汎用のOS(Operating System)、位置特定プログラムを含む各種プログラムや学習データなどを含む各種情報を格納する装置であり、不揮発性の記憶装置である。
インターフェース15は、外部機器と接続するためのインターフェースである。
入力装置16は、ユーザが各種入力操作を行うための装置である。入力装置16は、マウス、キーボード、表示装置17の表示画面上に重畳するように設けられたタッチパネルスイッチなどを含む。
表示装置17は、各種データを表示画面に表示する装置である。例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などから構成される。
通信装置18は、ネットワークを介して外部機器との通信を行う装置である。有線ネットワークや無線ネットワークなど含む各種ネットワーク形態に応じた通信をサポートする。
ドライブ19aは、ドライブ19aに記憶媒体19bがセットされたとき、記憶媒体19bと各種データを読み書きする装置である。
図3は、本実施例におけるセンターサーバ1の機能構成例を示す図である。センターサーバ1は、主に、避難誘導情報作成部101、出力ファイル生成部102、通信部103、記憶部104を有する。
避難誘導情報作成部101は、固定機器2毎に避難誘導情報(例えば、避難先の避難所や避難所へ導くための中継地点の情報)を作成する。
出力ファイル生成部102は、固定機器2毎に作成された避難誘導情報に基づいて、固定機器2毎に避難誘導ガイダンスの音声ファイルを生成する。
通信部103は、生成した音声ファイルを固定機器2に送信する。音声ファイルは、記録媒体などを介して固定機器2に渡すことも可能である。
記憶部104は、地図データ104a、固定機器データ104b、避難所データ104c、避難所グループデータ104d、距離グループデータ104eを記憶する。
なお、上記機能部は、センターサーバ1を構成するコンピュータのCPU11、ROM12、RAM13等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。また、これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
(地図データ104a)
地図データ104aは、いわゆる一般的な地図データでよい。位置を特定するための情報(緯度及び経度)とともに、地理、地形、建物(家屋)、道路、田畑、森林等々の情報を含む。記憶部104には、地図データ104aとして、少なくとも、避難誘導の対象となる地域内の地図データが記憶される。
(固定機器データ104b)
図4は、本実施例における固定機器データ104bの一例を示す図である。固定機器データ104bは、固定機器2に関する情報で、固定機器2毎に、「機器ID」、「位置」、「優先度」、「中継点機器ID」などのデータを有する。
「機器ID」は、管理上、固定機器2を一意に識別するための識別子である。
「位置」は、固定機器2が設置されている位置を示す。「位置」は、例えば、緯度及び経度の座標情報などで表現しうる。
「優先度」は、固定機器2の優先度合いを示すパラメータで、例えば、高、中、低という値で表現されうる。「優先度」は、固定機器2の設置位置、機種又は設置態様などに基づいて、予め管理者等により定められる。例えば、角地に立地する住宅に備え付けられたインターフォン(固定機器2)には、角地に立地しない住宅に備え付けられたインターフォンよりも高い優先度が付与される。また、例えば、住宅に備え付けられたインターフォン(固定機器2)よりも、信号機や電柱などの街角各所に備え付けられたスピーカー、防災無線放送機などは、インターフォンよりも高い優先度が付与される。このように、優先度は、避難誘導の際、避難者の目に付き易かったり、見つけ易かったり、もしくは目印になり易い固定機器であるほど、高い値が付与される。
「中継点機器ID」は、中継点機器となる固定機器の機器IDを示す。中継点機器とは、ある固定機器2から避難誘導ガイダンスを出力する場合、避難者が次に目指すべき固定機器を意味する。固定機器データ104b上、「中継点機器ID」が入力されている場合、例えば、「○○m直進して、角地にあるインターフォンを目指してください。」といったように、「中継点機器ID」で特定される固定機器への避難誘導ガイダンスが出力される。一方、「中継点機器ID」が入力されていない場合、次に目指すべき固定機器は存在しないため、例えば、「そのまま○○m直進して、○○避難所を目指してください。」といったように、最終目的地である避難所への避難誘導ガイダンスが出力される。
なお、固定機器データ104bは、新しく固定機器2が設置される度に追加され、固定機器2が撤去される度に削除される。また、固定機器データ104bのうち、「機器ID」、「位置」、「優先度」は、設置された固定機器2に基づいて、管理者等により既知情報として入力され、「中継点機器ID」は、後述するように、センターサーバ1により、固定機器2の初期登録時又は固定機器2の変更が生じた場合(追加又は削除)、入力される。
(避難所データ104c)
図5は、本実施例における避難所データ104cの一例を示す図である。避難所データ104cは、避難所に関する情報で、避難所毎に、「避難所名」、「位置」、「災害種別」などのデータを有する。
「避難所名」は、避難誘導先の避難所の名称である。例えば、学校、広場、公園、公共施設、高台などが挙げられる。
「位置」は、避難所が所在する位置を示す。「位置」は、例えば、緯度及び経度の座標情報などで表現しうる。
「災害種別」は、避難所が利用される際の、災害の種別を示す。例えば、避難所Z1は、周辺に建物がない避難所のため、「災害種別」が地震の場合に利用される避難所である。また、例えば、広域避難所Znは、高台に位置する避難所のため、「災害種別」が津波の場合に利用される避難所である。
(避難所グループデータ104d)
図6は、本実施例における避難所グループデータ104dの一例を示す図である。避難所グループデータ104dは、固定機器2を最も距離が近い避難所のグループにグルーピングした情報で、避難所グループ毎に、「機器ID」、「距離」などのデータを有する。
「機器ID」は、避難所グループに所属する固定機器2の機器IDである。
「距離」は、避難所グループの避難所までの距離を示す。
例えば、各々の固定機器2は、次のようにグルーピングされる。
例えば、地震時の避難所グループを想定する場合、避難所データ104cを参照すると、避難所の「災害種別」が地震の避難所として避難所Z1、避難所Z2、避難所Z3が存在するため、避難所グループとしては、避難所Z1グループ、避難所Z2グループ、避難所Z3グループが存在する。このとき、機器A1から、各々の避難所までの距離A1−Z1、距離A1−Z2、距離A1−Z3を算出する。そして、距離A1−Z1が最も小さい場合、機器A1を、算出した距離が最も小さい避難所Z1グループにグルーピングする。
このように、全ての固定機器2について、固定機器2と避難所までの距離に基づいて、避難所Z1グループ、避難所Z2グループ、避難所Z3グループ何れかの避難所グループにグルーピングする。
図7は、本実施例における避難所グループデータの図示例である。図7に示されるように、避難所グループデータ104dを図示すると、各々固定機器2は、自機器が設置される設置位置から、最も距離が近い避難所のグループにグルーピングされる。
(距離グループデータ104e)
図8は、本実施例における距離グループデータ104eの一例を示す図である。距離グループデータ104eは、避難所グループ毎に所属する固定機器2を、避難所までの距離区分に応じてグルーピングした情報で、距離グループ毎に、「機器ID」、「距離」などのデータを有する。
ここで、本実施形態に係る距離区分は、例えば、100m単位とする。つまり、避難所までの距離を100m毎に区分し、固定機器2を、区分された距離グループの何れかにグルーピングする。
例えば、機器A1は、避難所Z1グループに所属するが(図6参照)、機器A1から避難所Z1までの距離(距離A1−Z1)が201〜300mであった場合、機器A1は、距離300mグループにグルーピングされる。
また、例えば、機器B1は、避難所Z1グループに所属するが(図6参照)、機器B1から避難所Z1までの距離(距離B1−Z1)が101〜200mであった場合、機器B1は、距離200mグループにグルーピングされる。
また、例えば、機器C1は、避難所Z1グループに所属するが(図6参照)、機器C1から避難所Z1までの距離(距離c1−Z1)が1〜100mであった場合、機器C1は、距離100mグループにグルーピングされる。
なお、図8は、避難所Z1グループについての距離グループを示したものである。この他の避難所Z2グループ、避難所Z3グループについても、各々の固定機器2が所属する避難所までの距離区分に応じて距離グループにグルーピングされる(非図示)。
図9は、本実施例における距離グループデータ104eの図示例である。図9に示されるように、距離グループデータ104eを図示すると、各々固定機器2は、自機器が設置される設置位置から、各々の避難所までの距離区分に応じて、距離100mグループ、距離200mグループ、距離300mグループの何れかにグルーピングされる。
<中継点機器決定処理>
図10は、本実施例における中継点機器決定処理の一例を示すフローチャートである。当フローチャートにより、固定機器データ104bの「中継点機器ID」が決定される。
なお、前提として、記憶部104には、固定機器データ104b(但し、「中継点機器ID」は除く)、避難所データ104c、避難所グループデータ104d、距離グループデータ104eが格納されているものとする。
また、固定機器データ104bは、新しく固定機器2が設置される度、又は固定機器2が撤去される度に更新される。このため、当フローチャートは、固定機器2の初期登録時又は固定機器2の更新(追加又は削除)が生じた場合に実行される。
以下、図10を参照しながら、詳しく説明する。
S1:まず、避難誘導情報作成部101は、固定機器データ104bを参照し、処理対象とする一の機器(対象機器という)を取得する。ここでは、固定機器データ104b(図4参照)を参照し、「機器ID」機器A1の「中継点機器ID」を決定すべく、対象機器として機器A1を取得する。
S2:次に、避難誘導情報作成部101は、避難所グループデータ104dを参照し、対象機器の属する距離グループよりも、避難所との距離が近い距離グループが存在するか否かを判定する。
例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照すると、機器A1の属する距離グループは、距離300mグループである。このため、機器A1の属する距離300mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離グループ(距離200mグループ及び距離100mグループ)が存在する。またこの場合、図9に示されるように、機器A1は、避難所Z1とは一番遠い距離グループに所属しており、機器A1の属する距離300mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離200mグループ、距離100mグループが存在していることが分かる。
対象機器の属する距離グループよりも、避難所との距離が近い距離グループが存在する場合、S3へ進む。一方、対象機器の属する距離グループよりも、避難所との距離が近い距離グループが存在しない場合、S14へ進む。
S3:次に、避難誘導情報作成部101は、対象機器の属する距離グループの次に避難所との距離が遠い距離グループを特定する。
例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照すると、機器A1の属する距離300mグループの次に避難所Z1との距離が遠い距離グループとして、距離200mグループを特定する。また、図9を参照しても、機器A1の属する距離300mグループの次に避難所Z1との距離が遠い距離グループとして、距離200mグループが存在することが分かる。
S4:避難誘導情報作成部101は、S3で特定した距離グループ内の全機器を取得する。
ここでは、図8の避難所グループデータ104dを参照し、S3で特定した距離200mグループ内の全機器として、機器B1、機器B2、機器B3、機器B4を取得する。
S5:避難誘導情報作成部101は、S4で取得した機器毎に、対象機器との距離を算出する。距離は、固定機器データ104bの「位置」に基づいて算出しうる。
ここでは、S4で取得した機器B1、機器B2、機器B3、機器B4毎に、対象機器である機器A1との距離を算出する。算出された距離は、それぞれ、距離B1−Z1、距離B2−Z1、距離B3−Z1、距離B4−Z1とする。
S6:避難誘導情報作成部101は、S5で算出した距離の中で、最も距離が小さい機器を、第1仮中継点機器とする。
ここでは、距離B1−Z1が最小とし、最も距離が小さい機器である機器B1を、第1仮中継点機器とする。なお、図9を参照すると、距離200mグループに所属する固定機器2のうち、機器A1との距離が最も近いのは、機器B1である。
なお、複数の機器が同距離の場合、固定機器データ104bの「優先度」に基づき、「優先度」が高い方を、第1仮中継点機器を決定する。優先度は、避難誘導の際、避難者の目に付き易かったり、見つけ易かったり、もしくは目印になり易い固定機器であるほど、高い値が付与される。このため、同距離の場合、避難者の目に付き易かったり、見つけ易かったり、もしくは目印になり易い方の機器が優先的に第1仮中継点機器と決定される。
また、固定機器データ104bの「優先度」を用いて、距離を補正してもよい。例えば、「優先度」高の場合、算出された距離に対してマイナス5m補正する。また例えば、「優先度」低の場合、算出された距離に対してプラス5m補正する。このため、「優先度」高である程、第1仮中継点機器として決定され易くなる。優先度が高い機器は避難誘導の際、避難者の目に付き易いので、対象機器との実距離は多少遠くとも、避難者の目に付きにくい機器よりも、優先して第1仮中継点機器として決定され易くなるようにした。
S7:次に、避難誘導情報作成部101は、S3で特定した距離グループよりも、避難所との距離が近い距離グループが存在するか否かを判定する。
S3で特定した距離グループは、距離200mグループである。例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照すると、距離200mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離グループとして、距離100mグループが存在する。また、図9に示されるように、距離200mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離100mグループが存在していることが分かる。
S8:避難誘導情報作成部101は、S7で特定した距離グループ内の全機器を取得する。
ここでは、図8の避難所グループデータ104dを参照し、S7で特定した距離100mグループ内の全機器として、機器C1、機器C2を取得する。
S9:避難誘導情報作成部101は、S8で取得した機器毎に、対象機器との距離を算出する。
ここでは、S8で取得し機器C1、機器C2毎に、対象機器である機器A1との距離を算出する。算出された距離は、それぞれ、距離C1−Z1、距離C2−Z1とする。
S10:避難誘導情報作成部101は、S9で算出した距離の中で、最も距離が小さい機器を、第2仮中継点機器とする。
ここでは、距離C1−Z1が最小とし、最も距離が小さい機器である機器C1を、第2仮中継点機器とする。なお、図9を参照すると、距離100mグループに所属する固定機器2のうち、機器A1との距離が最も近いのは、機器C1である。
なお、複数の機器が同距離の場合、固定機器データ104bの「優先度」に基づき、「優先度」が高い方を、第2仮中継点機器を決定する。このため、同距離の場合、避難者の目に付き易かったり、見つけ易かったり、もしくは目印になり易い方の機器が優先的に第1仮中継点機器と決定される。
また、固定機器データ104bの「優先度」を用いて、距離を補正してもよい。例えば、「優先度」高の場合、算出された距離に対してマイナス5m補正する。また例えば、「優先度」低の場合、算出された距離に対してプラス5m補正する。このため、「優先度」高である程、第2仮中継点機器として決定され易くなる。優先度が高い機器は避難誘導の際、避難者の目に付き易いので、対象機器との実距離は多少遠くとも、避難者の目に付きにくい機器よりも、優先して第2仮中継点機器として決定され易くなるようにした。
S11:避難誘導情報作成部101は、対象機器との距離は、第1仮中継点機器よりも、第2仮中継点機器の方が小さいか否かを判定する。
ここで、対象機器である機器A1と、第1仮中継点機器である機器B1との距離は、距離B1−Z1である。一方、対象機器である機器A1と、第2仮中継点機器である機器C1との距離は、距離C1−Z1である。よって、距離B1−Z1と距離C1−Z1とを比較する。ここでは、距離B1−Z1の方が小さいものとする。また、図9を参照すると、機器A1からの距離は、機器B1の方が小さい(近い)。つまり、対象機器との距離は、第1仮中継点機器の方が、第2仮中継点機器より小さい(近い)。
S12:避難誘導情報作成部101は、対象機器との距離が第1仮中継点機器の方が、第2仮中継点機器より小さい(近い)場合、対象機器の「中継点機器」は、第1仮中継点機器と判定する。
ここでは、対象機器である機器A1の「中継点機器」は、機器B1と判定される。
S13:一方、避難誘導情報作成部101は、対象機器との距離が第2仮中継点機器の方が、第1仮中継点機器より小さい(近い)場合、対象機器の「中継点機器」は、第2仮中継点機器と判定する。
S14:さらに、避難誘導情報作成部101は、S2において、対象機器の属する距離グループよりも、避難所との距離が近い距離グループが存在しない場合、対象機器の「中継点機器」はなしと判定する。
S15:避難誘導情報作成部101は、S12〜S14の判定結果に応じて、「中継点機器」と判定された機器の機器管理IDを、対象機器に対応する「中継点機器ID」に格納する。
ここでは、固定機器データ104bにおいて、機器A1の「中継点機器ID」は、機器B1となる。
以上のように、固定機器データ104b(図4参照)において、処理対象となる機器A1の「中継点機器ID」は、機器B1と決定される。以降、他の機器についても、S1〜S15の処理が実行されることで、「中継点機器ID」が決定されればよい。
(補足1)
S7の具体的事例を説明するため、例えば、対象機器が機器B1の場合を想定し補足する。例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照し、機器B1の属する距離200mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離100mグループが存在する(S2)。避難誘導情報作成部101は、距離100mグループに所属する機器のうち、機器B1と最も距離が小さい機器である機器C1を、第1仮中継点機器とする(S6)。
一方、距離100mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離グループが存在しない(S7)。よって、避難誘導情報作成部101は、機器B1の「中継点機器」は、第1仮中継点機器であるC1と決定する(S12)。
(補足2)
S14の具体的事例を説明するため、例えば、対象機器が機器C1の場合を想定し補足する。例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照し、機器C1の属する距離100mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離グループが存在しない。また、図9に示されるように、機器C1は、避難所Z1とは一番近い距離グループに所属していることが分かる。このように、避難所との距離が近い距離グループが存在しない場合、避難誘導情報作成部101は、対象機器の「中継点機器」はなしと判定する。このとき、固定機器データ104bにおいて、機器C1の「中継点機器ID」は、「中継点機器」はなしとなる(S15)。
(補足3)
S13の具体的事例を説明するため、例えば、対象機器が機器E1の場合を想定し補足する。例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照し、機器E1の属する距離300mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離200mグループが存在する(S2)。避難誘導情報作成部101は、距離200mグループに所属する機器のうち、機器E1と最も距離が小さい機器である機器F3を、第1仮中継点機器とする(S6)。
また、さらに距離200mグループよりも、避難所Z1との距離が近い距離100mグループが存在する(S7)。避難誘導情報作成部101は、距離100mグループに所属する機器のうち、機器E1と最も距離が小さい機器である機器G1を、第2仮中継点機器とする(S11)。
最後に、対象機器である機器E1との距離が第2仮中継点機器である機器G1の方が、1仮中継点機器である機器F3より小さい(近い)ので、避難誘導情報作成部101は、機器E1の「中継点機器」は、機器G1と判定される。
これにより、固定機器データ104bにおいて、機器E1の「中継点機器ID」は、機器G1となる。
ここで、図9を参照する。図9において、対象機器である機器E1から、距離200mグループ内に位置する機器F3(第1仮中継点機器)と、距離100mグループ内に位置する機器G1(第2仮中継点機器)との距離を見ても、機器G1の方が距離が小さい(近い)。よって、避難者を、一旦距離200mグループ内に位置する機器F3に誘導するようりも、距離200mグループ内に位置する機器は飛ばして、距離100mグループ内に位置する機器G1へ誘導した方が、最終目的地である避難所Z3に早く到達できるため望ましい。
<避難誘導情報作成処理>
図11は、本実施例における避難誘導情報作成処理の一例を示すフローチャートである。当フローチャートにより、避難誘導情報作成部101は、固定機器2毎に避難誘導情報を作成する。
なお、前提として、記憶部104には、地図データ104a、固定機器データ104b(「中継点機器ID」を含む)、避難所データ104c、避難所グループデータ104d、距離グループデータ104eが格納されているものとする。
S21:避難誘導情報作成部101は、固定機器データ104bを参照し、処理対象とする一の機器(対象機器という)を取得する。ここでは、固定機器データ104b(図4参照)を参照し、「機器ID」機器A1の避難誘導情報を作成すべく、対象機器として機器A1を取得する。
S22:避難誘導情報作成部101は、固定機器データ104bを参照し、対象機器の「中継点機器ID」を取得する。
ここで、対象機器が機器A1の場合、「中継点機器ID」として、機器B1を取得する。
S23:避難誘導情報作成部101は、対象機器に中継点機器が存在するか否かを判定する。
具体的には、避難誘導情報作成部101は、S22で、対象機器の「中継点機器ID」を取得できた場合、中継点機器は存在すると判定する。一方、避難誘導情報作成部101は、S22で、対象機器の「中継点機器ID」を取得できない場合(「中継点機器ID」なし)、中継点機器は存在しないと判定する。
S24:避難誘導情報作成部101は、対象機器に中継点機器が存在する場合、対象機器から中継点機器までのルート情報を取得する。対象機器及び中継点機器の位置は、固定機器データ104bの「位置」から特定できる。また、対象機器から中継点機器までのルート情報は、地図データ104aから取得することが可能である。なお、ルート情報とは、避難者を対象機器から中継点機器まで誘導するための、所謂ルートナビゲーション情報である。
ここで、対象機器が機器A1の場合、「中継点機器ID」は機器B1である。よって、機器A1から機器B1までのルート情報が取得される。
S25:避難誘導情報作成部101は、対象機器に中継点機器が存在しない場合、対象機器から、その対象機器が所属する避難所グループの避難所までのルート情報を取得する。
S26:避難誘導情報作成部101は、S24又はS25のルート情報に応じて、避難誘導情報を作成する。
ここでは、例えば、「○○m直進して、角地にあるインターフォン(機器B1)を目指してください。なお、最終目的地は避難所Z1です。」といったように、機器A1から機器B1への避難誘導情報が作成される。避難誘導情報は、例えば、避難先の避難所や避難所へ導くための中継地点の情報、さらに避難所又は中継地点へのルート情報などを含んでいる。
以上のように、避難誘導情報作成部101は、固定機器2毎に1つづつ避難誘導情報を作成する。
なお、この後、出力ファイル生成部102は、避難誘導情報に基づいて、避難誘導ガイダンスの音声ファイルを生成する。具体的には、避難誘導情報をそのまま音声化すればよく、例えば、「○○m直進して、角地にあるインターフォン(機器B1)を目指してください。なお、最終目的地は避難所Z1です。」といったように、機器A1から機器B1への避難誘導ガイダンスの音声ファイルが生成される。
また、避難誘導ガイダンスの音声ファイルは、通信部103により、各々の固定機器2に送信される。
(補足4)
さらに、例えば、対象機器が機器B1の場合を想定し補足する。避難誘導情報作成部101は、例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照し、機器B1の「中継点機器ID」機器C1を取得する(S22)。
次に、避難誘導情報作成部101は、機器B1から機器C1までのルート情報を取得する(S24)。避難誘導情報作成部101は、ルート情報に応じて、避難誘導情報を作成する(S26)。機器B1の避難誘導情報としては、例えば、「○○m直進して、交差点を右折し、ポスト前にある家のインターフォン(機器C1)を目指してください。なお、最終目的地は避難所Z1です。」といったように、機器B1から機器C1へ導くための避難誘導情報が作成される。
(補足5)
さらに、例えば、対象機器が機器C1の場合を想定し補足する。避難誘導情報作成部101は、例えば、図8の避難所グループデータ104dを参照するものの、機器C1の「中継点機器ID」は存在しないと判定する(S23)。
次に、避難誘導情報作成部101は、機器C1から、機器C1が所属する避難所グループの避難所Z1までのルート情報を取得する(S25)。避難誘導情報作成部101は、ルート情報に応じて、避難誘導情報を作成する(S26)。機器B1の避難誘導情報としては、例えば、「そのまま○○m直進して、○○避難所(避難所Z1)を目指してください。」といったように、機器C1から最終目的地である避難所Z1へ導くための避難誘導情報が作成される。
<避難誘導事例>
図12は、本実施例における避難所への避難誘導事例の一例を示す図である。本事例では、機器A1の設置位置に位置する避難者を、避難誘導ガイダンスを通じて、最終目的地である避難所Z1へ誘導する。
まず、機器A1は、予めセンターサーバ1から取得している音声ファイルを再生する。これにより、機器A1からは、例えば、「○○m直進して、角地にあるインターフォン(機器B1)を目指してください。なお、最終目的地は避難所Z1です。」といった音声避難誘導ガイダンスが出力される。避難者は、機器A1からの音声避難誘導ガイダンスに従って、機器B1を目指して移動する。
なお、機器Aは、災害発生時などにセンターサーバ1から所定信号を受信することで、音声ファイルの再生を実行する。また、通信不通に備え、避難信号を受信しなくとも、避難者が機器A(例えば、緊急時ボタンなど)を操作することで、音声ファイルの再生を実行することも可能である。
次に、避難者が機器B1の設置位置まで移動すると、機器B1からは、例えば、「○○m直進して、交差点を右折し、ポスト前にある家のインターフォン(機器C1)を目指してください。なお、最終目的地は避難所Z1です。」といった音声避難誘導ガイダンスが出力される。避難者は、機器B1からの音声避難誘導ガイダンスに従って、機器C1を目指して移動する。
次に、避難者が機器C1の設置位置まで移動すると、機器C1からは、例えば、「そのまま○○m直進して、○○避難所(避難所Z1)を目指してください。」といった音声避難誘導ガイダンスが出力される。避難者は、機器C1からの音声避難誘導ガイダンスに従って、○○避難所(避難所Z1)を目指して移動する。
<まとめ>
本実施例に係る避難誘導システムによれば、直接最終目的地である避難所へ誘導するのではなく、直近の目印となる固定機器2を用いて段階的に誘導していく。このため、避難者のレベル(例:方向音痴の人、旅行者等)に左右されず、避難者の位置に応じて、最終目的地である避難所へ向けたピンポイントな避難誘導情報を報知することが可能となる。避難者は、土地勘がなくとも、最終目的地である避難所へスムーズに移動することが可能である。
また、本実施例に係る避難誘導システムによれば、避難誘導情報を報知するに際し、インターフォン等の固定機器2を利用するため、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末などは不要である。このため、モバイル端末を所持していない人や、通信障害が起こった際にも有効である。
即ち、以上の本実施例によれば、効果的に誘導者(例えば、避難者)を最終目的地(例えば、避難所)へ誘導することが可能である。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
例えば、本実施例でいう距離とは、必ずしも直線距離のみを言うものではなく、地図データ(道路の情報等)を考慮し、実際のルート距離とすることも可能である。
また、避難誘導ガイダンスは、音声に限られず、固定機器2が表示装置(モニター等)を備える場合には、避難誘導ガイダンスの映像ファイルにより、映像を通じてこれを実現することも可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1情報出力機器及び第2情報出力機器を含む複数の情報出力機器と通信可能な誘導装置であって、
所定範囲内に設置された前記複数の情報出力機器のそれぞれについて、前記所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定する特定部と、
前記目標地点との距離が、前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力する出力部と、
を有することを特徴とする誘導装置。
(付記2)
前記出力部は、前記目標地点との距離が前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器の方が大きい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記目標地点への誘導情報を出力すること、
を特徴とする付記1記載の誘導装置。
(付記3)
前記複数の情報出力機器は、第3情報出力機器を含み、
前記複数の情報出力機器は、それぞれの優先度を有し、
前記出力部は、前記目標地点との距離が、前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器及び前記第3情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器又は前記第3情報出力機器のうち、前記目標地点との距離及び前記優先度に基づいて、何れか一の情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力すること、
を特徴とする付記1又は2記載の誘導装置。
(付記4)
前記出力部は、前記目標地点との距離が、前記第2情報出力機器と前記第3情報出力機器とで等しい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器又は前記第3情報出力機器のうち、高い優先度を有する情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力すること、
を特徴とする付記3記載の誘導装置。
(付記5)
前記出力部は、前記目標地点との距離が、前記第2情報出力機器よりも前記第3情報出力機器の方が小さい場合、且つ、前記第2情報出力機器の優先度の方が前記第3情報出力機器の優先度よりも高い場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力すること、
を特徴とする付記3記載の誘導装置。
(付記6)
前記優先度は、少なくとも、情報出力機器の設置位置、機種又は設置態様の何れかに基づいて決定されること、
を特徴とする付記3ないし5何れか一記載の誘導装置。
(付記7)
コンピュータにより実行される誘導方法であって、
所定範囲内に設置された前記複数の情報出力機器のそれぞれについて、前記所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定し、
前記目標地点との距離が、前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力することを特徴とする誘導方法。
(付記8)
所定範囲内に設置された前記複数の情報出力機器のそれぞれについて、前記所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定する処理と、
前記目標地点との距離が、前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力する処理とをコンピュータに実行する誘導プログラム。
1 センタサーバ
2 固定機器
3 ネットワーク
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 インターフェース
16 入力装置
17 表示装置
18 通信装置
19a ドライブ
19b 記憶媒体
101 避難誘導情報作成部
102 出力ファイル生成部
103 通信部
104 記憶部

Claims (5)

  1. 第1情報出力機器及び第2情報出力機器を含む複数の情報出力機器と通信可能な誘導装置であって、
    所定範囲内に設置された前記複数の情報出力機器のそれぞれについて、前記所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定する特定部と、
    前記目標地点との距離が、前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする誘導装置。
  2. 前記出力部は、前記目標地点との距離が前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器の方が大きい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記目標地点への誘導情報を出力すること、
    を特徴とする請求項1記載の誘導装置。
  3. 前記複数の情報出力機器は、第3情報出力機器を含み、
    前記複数の情報出力機器は、それぞれの優先度を有し、
    前記出力部は、前記目標地点との距離が、前記第1情報出力機器よりも前記第2情報出力機器及び前記第3情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器又は前記第3情報出力機器のうち、前記目標地点との距離及び前記優先度に基づいて、何れか一の情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の誘導装置。
  4. コンピュータにより実行される誘導方法であって、
    所定範囲内に設置された複数の情報出力機器のそれぞれについて、前記所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定し、
    前記目標地点との距離が、第1情報出力機器よりも第2情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力することを特徴とする誘導方法。
  5. 所定範囲内に設置された複数の情報出力機器のそれぞれについて、前記所定範囲内に位置する目標地点との距離を特定する処理と、
    前記目標地点との距離が、第1情報出力機器よりも第2情報出力機器の方が小さい場合、前記第1情報出力機器に対して、前記第2情報出力機器の設置位置への誘導情報を出力する処理とをコンピュータに実行させる誘導プログラム。
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