JP2015176372A - 車両用誤発進防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる誤発進防止装置を提供する。
【解決手段】自車の位置データを取得するGPS受信部13と、自車のシフトレバーのポジションデータ、ブレーキペダルの操作データ、アクセルペダルの操作データを含む自車データを取得する自車データ取得部15と、先行車との間で車車間通信を行い、先行車の位置データ、ブレーキペダルの操作データ、パーキングブレーキの操作データを含む先行車データを取得する車車間通信部11と、車車間通信部11で取得した先行車データが先行車の停車を示し、かつ、自車データ取得部15で取得した自車データが自車の発進を示す場合に、誤発進であると判定する誤発進判定部16と、誤発進判定部16で誤発進であると判定された場合にその旨をドライバに警告するドライバ警告部17と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の誤発進を防止するための車両用誤発進防止装置に関する。
自車のシフトレバーのポジションデータ、ブレーキペダルの操作データ、アクセルペダルの操作データを含む自車データを取得する自車データ取得部と、自車の前後に存在する障害物の存在方向データと距離データとを取得する距離データ取得部と、シフトレバーのポジションと障害物の存在方向と距離を基に誤発進予防のための判断類型を設定する危険度推定部と、自車データ取得部で取得されたシフトレバーのポジションデータ、距離データ取得部で取得された障害物の存在方向データと距離データとが示す現在の判断類型が基本予防対象類型に該当しているか否かを判定する予防対象類型該当判定部と、現在の判断類型が基本予防対象類型に該当している場合にアクセルペダルの踏下量に対するスロットルバルブの開度の増加率を通常時よりも縮小し、アクセルを踏み込んでもスロットルバルブが大きく開かないようにする誤発進予防出力部と、を備えた車両用誤発進防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−23769号公報
ところで、交差点に設けられた信号機が赤信号(停止信号)の場合には交差点の手前で停止することになるが、信号機から自車までの間に停車した自動車が多い場合やこれらの自動車にトラックが含まれる場合には信号を確認することができない。この場合には、先行車のブレーキランプの消灯を目安に発進することになるが、先行車の中には、シフトレバーのポジションをニュートラルにするとともに、パーキングブレーキを操作し、停止状態を維持するものもいる。かかる場合には、ブレーキランプの消灯を目安に発進すると誤発進となり、最悪の場合には先行車に追突することになる。
しかしながら、上述した特許文献1に記載された車両用誤発進防止装置は、現在の判断類型が基本予防対象類型に該当する場合にアクセルペダルを踏み込んでもスロットルバルブが大きく開かないようにするので、先行車に後続する自車が交差点に適切な速度で進入することができない。これにより、交差点の手前で停止している自動車が特許文献1に記載された車両用誤発進防止装置を作動させることはできない。
本発明は、上記実情を鑑みたものであり、先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる車両用誤発進防止装置を提供することを目的とする。
本発明は、自車の位置データを取得する位置データ取得部と、自車のシフトレバーのポジションデータ、ブレーキペダルの操作データ、アクセルペダルの操作データを含む自車データを取得する自車データ取得部と、先行車との間で車車間通信を行い、前記先行車の位置データ、ブレーキペダルの操作データ、パーキングブレーキの操作データを含む先行車データを取得する車車間通信部と、前記車車間通信部で取得した先行車データが先行車の停車を示し、かつ、前記自車データ取得部で取得した自車データが自車の発進を示す場合に、誤発進であると判定する誤発進判定部と、前記誤発進判定部で誤発進であると判定された場合にその旨をドライバに警告するドライバ警告部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、車車間通信部で取得した先行車データが先行車の停車を示し、かつ、自車データ取得部で取得した自車データが自車の発進を示す場合に、誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告するので、先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
本発明の一態様では、道路に設置された機器との間で路車間通信を行い、自車の進行方向つぎの信号機の信号データを含む道路データを取得する路車間通信部をさらに備え、前記誤発進判定部は、前記路車間通信部で取得した自車の進行方向つぎの信号機の信号データが停車信号を示し、かつ、前記自車データ取得部で取得した自車データが自車の発進を示す場合に誤発進であると判定する。
このようにすれば、路車間通信部で取得した自車の進行方向つぎの信号機の信号データが停車信号を示し、かつ、自車データ取得部で取得した自車データが自車の発進を示す場合に誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告するので、先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
本発明の一態様では、前記誤発進判定部は、前記車車間通信部で取得した先行車データが先行車の発車を示し、かつ、前記路車間通信部で取得した自車の進行方向の信号機の信号データが停車信号を示した場合に、前記先行車の発車よりも前記停止信号を優先する。
このようにすれば、先行車の発車よりも停止信号を優先することになり、先行車が誤発進した場合でも自車が誤発進しなくて済む。これに先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
本発明の一態様では、前記誤発進判定部で誤発進であると判定された場合に自車の発進を抑制する発進抑制部をさらに備える。
このようにすれば、誤発進判定部で誤発進であると判定された場合に自車の発進を抑制するので、先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
本発明によれば、車車間通信部で取得した先行車データが先行車の停車を示し、かつ、自車データ取得部で取得した自車データが自車の発進を示す場合に、誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告するので、先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置の制御手順を示すフローチャートである。 先行車と後続車(自車)との関係を示す模式図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る車両用誤発進防止装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、この実施の形態により、この発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置の制御構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示した車両用誤発進防止装置の制御手順を示すフローチャートである。また、図3は、先行車と後続車(自車)との関係を示す模式図である。
図3に示すように、本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置1は、自車100の誤発進を防止するためのもので、自車100に設置される。
図1に示すように、本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置1は、車車間通信部11、先行車判定部12、GPS受信部13、路車間通信部14、自車データ取得部15、誤発進判定部16、ドライバ警告部17、発進抑制部18を備えて構成される。
車車間通信部11は、自車100のまわり位置する他車200との間で車両データを逐次取得するためのものである。本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置1の車車間通信部11は、図3(c)に示すように、自車100と自車100に先行する車両(先行車)200,300とが停車した場合に停車した先行車200,300のうち、車車間通信装置Rを搭載した先行車200から運転データを逐次取得する。尚、本実施の形態において、先行車200,300は、自車100の直前を走行する車両200に限られるものではなく、少なくとも信号機Sが赤信号(停車信号)で停車した場合に信号機Sと自車100との間に挟まれる車両200,300が含まれる。
先行車200から取得可能な運転データには、少なくとも、先行車200の位置データ、ブレーキペダルの操作データ(オン/オフ)、パーキングブレーキの操作データ(オン/オフ)が含まれる。
先行車判定部12は、図3(c)に示すように、自車100と自車100に先行する先行車200,300とが停車した場合に先行車200,300が停車を継続するか否かを判定するためのものである。先行車判定部12は、車車間通信装置Rを搭載した先行車200から逐次取得した運転データを基に判定する。これにより、信号機Sが赤信号で停車した場合に信号機Sと自車100との間に挟まれる先行車200,300のうち、車車間通信装置Rを搭載したすべての車両200について停車を継続するか否かが判定される。尚、車車間通信装置Rを搭載しない先行車300については停車を継続するか否か判定されない。
例えば、図3(c)に示すように、信号機Sが赤信号で停車した場合に信号機Sと自車100との間に複数の車両200,300が挟まれる場合には、複数の車両200,300のうち車車間通信装置Rを搭載したすべての車両200から運転データを取得する。そして、車車間通信装置Rを搭載した車両200が複数ある場合には、車車間通信装置Rを搭載した車両200から取得した運転データに含まれる位置データを基に並び順を特定する。つぎに、運転データに含まれるブレーキペダルの操作データ、パーキングブレーキの操作データを基に停車を継続するか否かを車両200ごとに判定する。具体的には、ブレーキペダル、パーキングブレーキの少なくとも一方がオンの場合には停車を継続すると判定し、ブレーキペダル、パーキングブレーキの両方がオフの場合には停車を継続しないと判定する。以後、自車100が発進するまでこれを繰り返すことにより、先行車200が停車を継続するか否かについて最新の状態を判定する。
GPS受信部13は、自車100の位置を特定するためのデータ(衛星からの信号)を受信するためのもので、GPS受信部13は受信したデータにより自車100の位置を特定する。
路車間通信部14は、自車100が走行する道路に設置された路側機(道路情報提供機器)Dから交通情報を逐次取得するためのものである。本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置1の路車間通信部14は、少なくとも自車100の進行方向の道路データを逐次取得する。
路側機Dから取得可能な道路データには、すくなくとも自車100の進行方向つぎの交差点の信号機Sの信号データが含まれる。信号データには、信号の別(赤信号(停車信号)、青信号(走行許可信号)、黄信号(注意信号))のほか、信号のサイクルや信号が切り替わるまでの時間が含まれる。
自車データ取得部15は、自車100の車両データを取得するためのものである。本発明の実施の形態である自車データ取得部15は、少なくとも自車100の運転データを逐次取得する。自車100の運転データには、自車100のシフトレバーのポジションデータ(走行/ニュートラル/パーキング/後退)、ブレーキペダルの操作データ(オン/オフ)、アクセルペダルの操作データ(オン/オフ)、パーキングブレーキの操作データ(オン/オフ)が含まれる。したがって、自車データ取得部15は、自車100が停車を継続する場合にシフトレバーのポジションデータがパーキング、あるいは、ブレーキペダルの操作データがオンとなる運転データを取得する。同様に、自車データ取得部15は、自車100が発進する場合にシフトレバーのポジションデータが走行、かつ、ブレーキペダルの操作データがオフとなる運転データを取得する。
誤発進判定部16は、自車100の発進が誤発進であるか否かを判定するためのものである。図1に示すように、誤発進判定部16には、上述した先行車判定部12、GPS受信部13、路車間通信部14、自車データ取得部15が接続される。
誤発進判定部16は、まず、先行車判定部12の判定結果と自車データ取得部15で取得された自車データとに基づいて誤発進を判定する。具体的には、自車100に先行する先行車200,300のうち車車間通信装置Rを搭載した自車の直前の先行車200が停車を継続すると判定され、かつ、自車100の運転データが自車100の発進を示す場合に誤発進と判定する。すなわち、車車間通信装置Rを搭載した自車の直前の先行車200が停車を継続すると判定され、かつ、自車データ取得部15で取得された運転データに含まれるシフトレバーのポジションデータが走行、かつ、ブレーキペダルの操作データがオフを示す場合に誤発進と判定する。
誤発進判定部16は、つぎに、路車間通信部14で取得された道路データと自車データ取得部15で取得された自車データとに基づいて誤発進を判定する。具体的には、自車100の進行方向つぎの信号機Sの信号データが赤信号を示し、かつ、自車100の運転データが自車100の発進を示す場合に誤発進と判定する。すなわち、自車100の進行方向つぎの信号機Sの信号データが赤信号を示し、かつ、自車データ取得部15で取得され運転データに含まれるシフトレバーのポジションデータが走行、かつ、ブレーキペダルの操作データがオフと示す場合に誤発進と判定する。
ドライバ警告部17は、誤発進判定部16が誤発進と判定した場合に誤発進である旨をドライバに警告するためのものである。具体的には、誤発進判定部16が誤発進と判定した場合に自車100の車室内に設けられたスピーカ101に誤発進である旨を意味する警告音を出力し、または、自車100の車室内に設けられたディスプレイ102に誤発進である旨を意味する警告表示を出力する。
発進抑制部18は、誤発進判定部16が誤発進と判定した場合に自車100の発進を抑制するためのものである。具体的には、誤発進判定部16が誤発進と判定した場合に自車のブレーキ103をオンとし、自車100の制動力を高め、または、スロットル104の開度を制限し、自車100の発進力を抑制する。
図2に示すように、上述した車両用誤発進防止装置1は、自車100と自車100に先行する先行車200,300とが停車した場合に、まず、車車間通信を開始する(ステップS1)。したがって、図3(c)に示すように、信号機Sが赤信号で停止した場合には、信号機Sと自車100との間に挟まれる車両(先行車)200,300のうち、車車間通信装置Rを搭載したすべての先行車200から運転データを逐次取得する。また、図示しないが、渋滞で停車した場合には、自車の前方所定範囲の車両(先行車)のうち、車車間通信装置を搭載したすべての先行車から運転データを逐次取得する。
つぎに、車両用誤発進防止装置1は、路車間通信を開始する(ステップS2)。したがって、信号機Sが赤信号で停車した場合には、自車100が走行する道路に設置された路側機Dから道路データを逐次取得する。
そして、車車間通信部11において、自車100に先行する先行車200から運転データを取得できた場合(ステップS3:YES)には、先行車判定部12において先行車200が停車を継続するか否かを判定する(ステップS4)。
一方、車車間通信部11において、自車100に先行する先行車200が車車間通信装置Rを搭載していない場合等、自車100に先行する先行車200から運転データを取得できない場合(ステップS3:NO)であっても、路車間通信部14において、路側機Dから道路データを取得できた場合(ステップS5)には、誤発進判定部16において自車100の進行方向つぎの信号機Sが赤信号であるか否かを判定する(ステップS6)。
また、先行車判定部12において先行車200が停車を継続しない場合(ステップS4:NO)でも、路車間通信部13において、路側機Dから道路データを取得し(ステップS5)、誤発進判定部16において自車の進行方向つぎの信号が赤信号であるか否かを判定する(ステップS6)。
そして、先行車判定部12で車車間通信装置Rを搭載した自車100の直前の先行車200が停車を継続すると判定され(ステップS4:YES)、かつ、自車データ取得部15で取得した自車100の運転データが自車の発進を示す場合(ステップS7:YES)には、誤発進判定部16が誤発進と判定する。また、路車間通信部14で取得した自車100の進行方向つぎの信号が赤信号と判定され(ステップS6:YES)、かつ、自車データ取得部15で取得した自車100の運転データが自車100の発進を示す場合(ステップS7:YES)には、誤発進判定部16が誤発進と判定する。
そして、誤発進判定部16が誤発進と判定した場合には、ドライバ警告部17から自車100の車室内に設けられたスピーカ101に誤発進である旨を意味する警告音を出力するとともに、自車100の車室内に設けられたディスプレイ102に誤発進である旨を意味する警告表示を出力する。また、同時に、発進抑制部18から自車100のブレーキ103をオンとし、自車100の制動力を高めるとともに、スロットル104を閉じ、自車100の発進力を抑制する。
例えば、図3(a)に示すように、トラック等の先行車200が停車すると先行車200に後続する自車100も同様に停車する。このとき、自車100のドライバは信号機Sの信号を視認することはできないが、先行車200のブレーキランプが点灯しているので、自車100のドライバは先行車200のブレーキランプの消灯を目安に発進することができる。
ところが、ここで、トラック等の先行車200のドライバがシフトレバーをニュートラルに移動させ、パーキングブレーキをオンにし、ブレーキペダルをオフにすることがある。この場合には図3(b)に示すように、先行車200のブレーキランプが消灯するので、自車100のドライバは信号機Sの信号が赤信号から青信号に変わったと誤認することがある。
この場合でも、本実施の形態である車両用誤発進防止装置1が設置されているので、車車間通信部11で取得した先行車200の運転データが先行車200の停止を示し、かつ、自車データ取得部15で取得した自車データが自車100の発進を示す場合には、誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告し、自車100の発進を抑制する。これにより、自車100の誤発進が効果的に防止される。
また、先行車200が車車間通信装置Rを搭載していない場合でも、路車間通信部14で路側機Dから取得した自車100の進行方向つぎの信号機Sの信号データが赤信号を示し、かつ、自車データ取得部15で取得した自車データが自車100の発進を示す場合には、誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告し、自車100の発進を抑制する。これにより、自車100の誤発進が効果的に防止できる。
また、車車間通信部11で取得した先行車200の運転データが先行車200の発車を示し、路車間通信部14で取得した自車100の進行方向つぎの信号機Sの信号データが赤信号を示す場合には、赤信号を優先する。これにより、先行車200が誤発進しても自車100の発進は抑制される。これにより、自車100の誤発進が効果的に防止される。
さらに、図3(c)に示すように、トラック等の先行車200との間に車車間通信装置Rを搭載しない先行車300が位置する場合でも、車車間通信部11で取得した先行車200の運転データが先行車200の停止を示し、かつ、自車データ取得部15で取得した自車データが自車100の発進を示す場合には、誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告し、自車100の発進を抑制する。これにより、自車100の誤発進が効果的に防止できる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置1は、車車間通信部11で先行車200から取得した先行車200の運転データが先行車200の停止を示し、かつ、自車データ取得部15で取得した自車データが自車100の発進を示す場合に誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告するので、先行車200に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
また、路車間通信部14で路側機Dから取得した自車100の進行方向つぎの信号機Sの信号データが赤信号を示し、かつ、自車データ取得部15で取得した自車データが自車100の発進を示す場合に誤発進であると判定し、その旨をドライバに警告するので、先行車200,300に後続する自車100の誤発進を効果的に防止できる。
また、車車間通信部11で取得した先行車データが先行車200の発車を示し、かつ、路車間通信部14で取得した自車の進行方向の信号機Sの信号データが赤信号を示した場合に、先行車200の発車よりも赤信号を優先する。したがって、先行車200の発車よりも停止信号を優先することになり、先行車200が誤発進した場合でも自車100が誤発進しなくて済む。これにより、先行車200に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
また、誤発進判定部16が誤発進と判定した場合に誤発進抑制部18が自車100の発進を抑制するので、先行車に後続する自車の誤発進を効果的に防止できる。
尚、上述した本発明の実施の形態である車両用誤発進防止装置1は、路車間通信部14で路側機Dから取得した自車100の進行方向つぎの信号機Sの信号データが赤信号を示した場合に自車100の発進を抑制するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、赤信号の残り時間が一定以上(例えば、5秒以上)である場合に自車100の発進を抑制するものとしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る車両用誤発進防止装置は、先行車に後続する自車の誤発進を効率的に防止できるので、安全運転を支援する自動車に好適である。
1 発進防止装置
11 車車間通信部
12 先行車判定部
13 GPS受信部
14 路車間通信部
15 自車データ取得部
16 発進判定部
17 ドライバ警告部
18 発進抑制部
100 自車
101 スピーカ
102 ディスプレイ
103 ブレーキ
104 スロットル
200,300 先行車
D 路側機
R 車車間通信装置
S 信号機

Claims (4)

  1. 自車の位置データを取得する位置データ取得部と、
    自車のシフトレバーのポジションデータ、ブレーキペダルの操作データ、アクセルペダルの操作データを含む自車データを取得する自車データ取得部と、
    先行車との間で車車間通信を行い、前記先行車の位置データ、ブレーキペダルの操作データ、パーキングブレーキの操作データを含む先行車データを取得する車車間通信部と、
    前記車車間通信部で取得した先行車データが先行車の停車を示し、かつ、前記自車データ取得部で取得した自車データが自車の発進を示す場合に、誤発進であると判定する誤発進判定部と、
    前記誤発進判定部で誤発進であると判定された場合にその旨をドライバに警告するドライバ警告部と、
    を備えたことを特徴とする車両用誤発進防止装置。
  2. 道路に設置された機器との間で路車間通信を行い、自車の進行方向つぎの信号機の信号データを含む道路データを取得する路車間通信部をさらに備え、
    前記誤発進判定部は、前記路車間通信部で取得した自車の進行方向つぎの信号機の信号データが停車信号を示し、かつ、前記自車データ取得部で取得した自車データが自車の発進を示す場合に誤発進であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用誤発進防止装置。
  3. 前記誤発進判定部は、前記車車間通信部で取得した先行車データが先行車の発車を示し、かつ、前記路車間通信部で取得した自車の進行方向の信号機の信号データが停車信号を示した場合に、前記先行車の発車よりも前記停止信号を優先することを特徴とする請求項2に記載の車両用誤発進防止装置。
  4. 前記誤発進判定部で誤発進であると判定された場合に自車の発進を抑制する発進抑制部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用誤発進防止装置。
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