JP2015174363A - 液体噴射装置 - Google Patents

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【課題】クリーニングに伴う噴射不良の誘発を抑制することができる液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体噴射装置11は、液体を液滴として噴射可能な噴射口23を有する液体噴射部13と、噴射口23を含む閉空間を形成するキャップ15と、閉空間を減圧することで噴射口23から液体を排出させる減圧機構18と、閉空間を大気に連通させるための大気開放弁19と、を備える。キャップ15は、大気開放弁19に連通する連通孔34と、閉空間を形成したときに噴射口23と連通孔34との間に配置される液体受容部52とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、プリンターなどの液体噴射装置に関する。
液体噴射装置の一例として、印字ヘッドに設けたノズル部からインクを吐出することで印刷を行うインクジェット式のプリンターがある。こうしたプリンターのうちには、ノズル部の乾燥を抑制するためのキャップを備えるとともに、このキャップの底部に吸引孔を設けて、吸引孔を通じて印字ヘッドからインクを吸い出すものがある(例えば、特許文献1)。
特開平10−146986号公報
ところで、上述のプリンターにおいては、吸引孔を通じて印字ヘッドからインクを吸い出したときに、キャップ内が負圧になっている。そのため、印字ヘッドからインクを吸い出した後には、吸引孔を通じてキャップ内を大気開放した上で、印字ヘッドからキャップを離すことがある。
このとき、キャップ内には吸引孔を通じて勢いよく空気が流入するので、流入する空気とともにインクがキャップ内に飛び散って、ノズル部に形成された液体のメニスカスが破壊されてしまうことがある。そして、このようにメニスカスが破壊されると、ノズル部から液体を適切に噴射できなくなるおそれがある。すなわち、印字ヘッドからインクを吸い出すクリーニングを行うことによって、かえって噴射不良を誘発してしまう、という課題がある。
なお、このような課題は、キャップを介して印字ヘッドの吸引を行う場合に限らず、液体を噴射可能な液体噴射部から液体を吸引して排出させるメンテナンスを行う液体噴射装置においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、クリーニングに伴う噴射不良の誘発を抑制することができる液体噴射装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、液体を液滴として噴射可能な噴射口を有する液体噴射部と、前記噴射口を含む閉空間を形成するキャップと、前記閉空間を減圧することで前記噴射口から液体を排出させる減圧機構と、前記閉空間を大気に連通させるための大気開放機構と、を備え、前記キャップは、前記大気開放機構に連通する連通孔と、前記閉空間を形成したときに前記噴射口と前記連通孔との間に配置される液体受容部とを有する。
この構成によれば、減圧機構が減圧した閉空間を大気に連通させたときに、連通孔を通じて流入する気体とともに液体が飛散したとしても、飛散した液体は連通孔と噴射口との間に配置される液体受容部に受容される。これにより、飛散した液体が噴射口に形成された液体のメニスカスを破壊することによる噴射不良の発生が抑制される。したがって、噴射口から液体を排出させるクリーニングに伴う噴射不良の誘発を抑制することができる。
上記液体噴射装置において、前記キャップは、前記減圧機構に連通する吸引孔と、前記吸引孔が開口する底部と、前記吸引孔を囲むように前記底部に立設される壁部と、を有し、前記底部と前記壁部とは、前記噴射口から排出された液体を貯留可能な液体貯留部を形成し、前記液体受容部は前記底部から離れた位置に配置される。
この構成によれば、減圧機構が駆動すると、液体貯留部に貯留された液体は、キャップにおいて液体貯留部を形成する底部に設けられた吸引孔を通じて排出される。そして、液体受容部は底部から離れた位置に配置されているので、液体貯留部に貯留された液体が吸引孔に向けて流動することを妨げない。そのため、キャップ内に収容された液体吸収部材に吸収された液体を吸引する場合と比較して、キャップ内から液体を排出するときの圧力損失が小さくなるので、液体を排出するための減圧の程度が小さくて済む。そのため、閉空間を大気開放したときに連通孔を通じて流入する気体の勢いを低減して、気体の流入に伴う液体の飛散を抑制することができる。
上記液体噴射装置において、前記液体受容部は、前記閉空間を前記液体噴射部側となる第1の領域と、前記底部側となるとともに前記第1の領域よりも容積が大きい第2の領域とに区画するように配置され、前記第1の領域と前記第2の領域とは、前記液体受容部と前記壁部との間に設けられた隙間を通じて連通し、前記連通孔は前記第2の領域に開口するように設けられる。
この構成によれば、減圧機構が駆動すると、吸引孔が開口する第2の領域が減圧された後、液体受容部と壁部との間に設けられた隙間を通じて第1の領域が減圧される。そして、第1の領域は液体受容部によって第2の領域と区画されているため、第2の領域は第1の領域よりも減圧時の圧力が低くなる。そして、大気開放機構が閉空間を大気に連通させると、連通孔が開口する第2の領域が先に大気開放される。このとき、連通孔から流入する気体とともに液体が第2の領域に飛散したとしても、第1の領域は第2の領域と区画されているため、第1の領域にある液体噴射部には液体の飛散が及びにくい。また、第1の領域は第2の領域よりも減圧の程度が小さいので、液体受容部と壁部との間に設けられた隙間を通じて第2の領域から第1の領域に流入する気体の勢いが低減される。したがって、第1の領域に気体が流入する勢いで液体が飛散したとしても、こうした液体が液体噴射部に付着することが抑制される。
上記液体噴射装置において、前記液体受容部は、前記連通孔と対面する位置に、前記連通孔に向けて突出するように凸状をなす湾曲面を有する。
この構成によれば、閉空間を大気に連通させるときに連通孔を通じて流入する気体の勢いで飛散した液体は、連通孔に向けて突出するように凸状をなす液体受容部の湾曲面に受容された後、湾曲面に沿って流動する。これにより、液体が液体受容部にぶつかった勢いで飛散して液体噴射部に付着することが抑制される。
上記液体噴射装置において、前記液体受容部は、前記連通孔と対面する位置に、前記噴射口側に向けて凹むように凹状をなす湾曲面を有する。
この構成によれば、閉空間を大気に連通させるときに連通孔を通じて流入する気体の勢いで飛散した液体は、液体受容部の凹状をなす湾曲面に受容された後、湾曲面に沿って流動する。これにより、液体が液体受容部にぶつかった勢いで飛散して液体噴射部に付着することが抑制される。
上記液体噴射装置において、前記液体受容部は、前記キャップが前記閉空間を形成したときに、前記噴射口と対面する位置に配置される。
この構成によれば、キャップが閉空間を形成したときに、液体受容部は噴射口と対面する位置に配置されるので、閉空間を大気に連通させるときに連通孔を通じて流入する気体の流動方向にかかわらず、液体受容部によって噴射口に対する液体の付着を抑制することができる。
上記液体噴射装置において、前記キャップは、前記連通孔が開口する底部と、前記底部に立設される壁部と、前記壁部の先端に設けられたリップ部とを有して、前記リップ部が前記噴射口を囲むように前記液体噴射部に接触することで前記閉空間を形成し、前記連通孔は前記壁部と接する位置に設けられる。
この構成によれば、連通孔はキャップの壁部と接する位置に設けられるので、閉空間を大気に連通させるときに連通孔を通じて流入する気体の流動方向と、噴射口が開口する方向とが交差しにくい。したがって、気体の流入に伴って飛散する液体が噴射口に付着することを抑制することができる。
一実施形態の液体噴射装置の構成を示す模式図。 同液体噴射装置の構成を一部断面図で示す模式図。 図2における3−3線矢視断面図。 液体噴射装置の第1変更例を示す模式図。 液体噴射装置の第2変更例を示す模式図。 液体噴射装置の第3変更例を示す模式図。
以下、液体噴射装置の実施形態について、図を参照して説明する。液体噴射装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを噴射することによって記録(印刷)を行うインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、液体噴射装置11は、保持体12に保持された複数の液体噴射部13と、メンテナンス装置14とを備えている。液体噴射部13は、媒体Pに対して液体を噴射することで記録(印刷)を行う。
メンテナンス装置14は、液体噴射部13に対応して設けられる複数のキャップ15と、液体を収容可能な回収体16と、回収体16と複数のキャップ15とを接続する排出流路17と、排出流路17の途中位置に配置される減圧機構18と、大気開放弁19とを備えている。大気開放弁19は、排出流路17の途中位置であって、減圧機構18とキャップ15との間に配置される。なお、排出流路17はキャップ15に接続される上流側が複数に分岐しているとともに、減圧機構18及び大気開放弁19は排出流路17の分岐していない下流側の部分に配置されている。すなわち、複数のキャップ15は排出流路17を介して減圧機構18に接続されている。
図2に示すように、液体噴射部13に設けられた開口面21には、液体を液滴として噴射可能なノズル22の開口となる噴射口23が複数形成されている。液体噴射部13には、方向X(図2においては左方向)及び方向Xと交差する方向Y(図2においては紙面から手前に向かう方向)に並ぶように、ノズル22が複数設けられる。本実施形態において、方向X及び方向Yは重力方向Zと直交する方向として図示しているが、方向X、方向Y及び重力方向Zの交差角度は任意に変更することができる。
方向Yに並ぶ複数のノズル22はノズル列Nを形成する(図3を併せて参照)。また、方向Xには、複数のノズル列Nが所定の間隔をあけて配置される。本実施形態においては、ノズル列Nが2列ずつ方向Xに所定の間隔をあけて配置された様子を例示しているが、ノズル列Nは1列ずつ方向Xに所定の間隔をあけて配置してもよいし、3列以上を1単位として方向Xに所定の間隔をあけて配置してもよい。
本実施形態のキャップ15は、排出流路17の上流端が接続される底部31と、底部31に立設される壁部32と、壁部32の先端に設けられた弾性変形可能なリップ部33とを有して、リップ部33が開口部を形成する有底箱状をなす。
キャップ15において底部31の中央付近には、排出流路17を介して大気開放機構としての大気開放弁19及び減圧機構18に連通する連通孔34が開口している。すなわち、連通孔34は減圧機構18に連通する吸引孔でもある。また、壁部32は連通孔34を囲むように底部31に立設されている(図3を併せて参照)。
キャップ15及び液体噴射部13のうち一方が他方に近づく方向に移動すると、リップ部33が複数の噴射口23を囲むように開口面21に接触して、キャップ15と開口面21との間に閉空間を囲み形成する。なお、このようにキャップ15によって噴射口23が開口する閉空間を形成することを「キャッピング」という。キャップ15が液体噴射部13から離れる方向に移動すると、キャッピングは解除される。
なお、キャッピングの際にキャップ15が接触する対象は開口面21に限らず、例えば液体噴射部13の側面部分や液体噴射部13を保持する保持体12とキャップ15とを接触させることで、噴射口23が開口する閉空間を形成することもできる。
また、キャップ15によって液体噴射部13のキャッピングを行うとともに大気開放弁19を閉弁した状態で減圧機構18が駆動すると、閉空間が減圧されて負圧になることによって、噴射口23を通じて液体噴射部13から液体が排出される吸引クリーニングが実行される。すなわち、減圧機構18は閉空間を減圧することで噴射口23から液体を排出させる。
吸引クリーニングは、例えばノズル22が目詰まりするなどして、液体の噴射不良が生じた場合などに、こうした噴射不良を解消するためのメンテナンス動作として行われる。そのため、吸引クリーニングによって噴射口23から排出される液体には、液体噴射部13内に混入した気泡や増粘した溶質成分などが含まれる。そして、吸引クリーニングで噴射口23から排出された液体は、廃液として排出流路17を通じて回収体16に回収される。
なお、吸引クリーニングの実行後には、大気開放弁19を開弁状態にすることで閉空間の負圧を解消した上で、キャップ15を液体噴射部13から離れる方向に相対移動させることでキャッピングを解除する。続いて、大気開放弁19を閉弁状態にして減圧機構18を駆動することによって、キャップ15が保持している液体を排出流路17を通じて回収体16に排出する空吸引を行う。
すなわち、大気開放弁19は、開弁状態になることで連通孔34を通じて閉空間を大気に連通させる。なお、減圧機構18は、例えば、排出流路17としてのチューブを押し潰しながら回転する回転部材を有するチューブポンプとすることができる。この場合には、回転部材によるチューブの押し潰しを解除することで、閉空間を大気開放することができる。このように、減圧機構18が大気開放機構として機能する場合には、大気開放弁19を備えなくてもよい。
また、噴射不良を解消するためのメンテナンス動作として、液体噴射部13が噴射口23からキャップ15に向けて液滴を噴射するフラッシングを行うこともある。なお、フラッシングを行った後には、減圧機構18を駆動することによって、キャップ15が保持している液体を排出流路17を通じて回収体16に排出する空吸引を行う。
キャップ15の底部31には、複数の支持軸41が突設されている。支持軸41は、基端側に設けられた軸部42と、先端側に設けられた挿通部43とを有している。挿通部43は軸部42よりも直径が小さく、軸部42と挿通部43との間には段差面44が形成されている。
キャップ15内には、支持軸41と対応する位置に挿通孔51が設けられた板状の液体受容部52が収容されている。液体受容部52は、挿通孔51に挿通部43が挿通されるとともに段差面44に載置される態様で、支持軸41に支持されている。ただし、液体受容部52は必ずしも支持軸41に支持されなくてもよく、例えば壁部32に突設された突部に液体受容部52が係止されるようにしてもよい。
液体受容部52は、例えば段差面44に載置される面と反対側の面(図2においては上面)を金属等からなる枠部材53によって押さえるのが好ましい。このように枠部材53で押さえれば、液体受容部52が膨張したり変形したりした場合にも、液体受容部52と開口面21との接触が抑制される。また、液体受容部52及び枠部材53を挿通した支持軸41の先端を熱等でつぶして球状にすることで、液体受容部52及び枠部材53を支持軸41に対して固定することもできる。
キャップ15が閉空間を形成したときに、液体受容部52は噴射口23と底部31に開口する連通孔34との間となる位置であって、噴射口23及び連通孔34と対面する中空の位置に配置される(図3を併せて参照)。これにより、吸引クリーニングの際には、液体噴射部13から排出される液体を液体受容部52が受容する。なお、フラッシングは、通常、キャッピングを解除した状態で行われるが、液体受容部52は噴射口23と対応する位置に設けられるので、フラッシングの際に液体噴射部13から噴射される液体は液体受容部52によって受容される。
キャップ15の底部31と壁部32とは、液体受容部52よりも鉛直方向下方において、噴射口23から排出された液体を貯留可能な液体貯留部35を形成する。そして、吸引クリーニングやフラッシングの際に液体受容部52が受容した液体は、液体受容部52を伝い落ちて液体貯留部35に貯留される。すなわち、キャップ15は、液体噴射部13から排出された液体を液体貯留部35に貯留することによって、減圧機構18による吸引が行われるまでの間、液体を保持する。なお、液体受容部52は、連通孔34と対面する位置に、噴射口23側に向けて凹むように凹状をなす湾曲面54を有していてもよい。
液体受容部52と壁部32との間には、液体貯留部35を大気と連通させる大気連通部36を形成する隙間36aが設けられる。また、液体受容部52には、液体貯留部35を大気と連通させる大気連通部36を形成する貫通孔36bが設けられる。なお、隙間36aと貫通孔36bとは、必ずしも両方設ける必要はなく、一方のみ設けてもよい。
液体受容部52は、底部31から離れた位置に配置されるのが好ましい。また、液体受容部52は、閉空間を液体噴射部13側となる第1の領域R1と、底部31側となるとともに第1の領域R1よりも容積が大きい第2の領域R2とに区画するように配置されるのが好ましい。このようにした場合、第1の領域R1と第2の領域R2とは、液体受容部52と壁部32との間に設けられた隙間36a及び貫通孔36bを通じて連通するとともに、連通孔34は第2の領域R2に開口する態様となる。
図3に示すように、貫通孔36bは、閉空間を形成するときに噴射口23と対面しない位置に配置するのが好ましい。例えば、本実施形態においては、閉空間を形成するときに方向Xにおいてノズル列Nとノズル列Nとの間となる位置に貫通孔36bが配置されるようにしている。
次に、以上のように構成された液体噴射装置11の作用について説明する。
吸引クリーニングを行うときには、キャップ15によって液体噴射部13のキャッピングを行うとともに大気開放弁19を閉弁した状態で減圧機構18が駆動する。すると、減圧機構18に連通する連通孔34が開口する第2の領域R2がまず負圧になり、その後、隙間36a及び貫通孔36bを通じて第1の領域R1が負圧になる。すると、第1の領域R1に開口する噴射口23から液体が流出して、液体受容部52に受容された後、液体受容部52を伝い落ちて液体貯留部35に貯留される。
そして、減圧機構18の駆動が停止すると、ノズル22から液体が排出することで第1の領域R1及び第2の領域R2の負圧が徐々に解消されるとともに、キャップ15の液体貯留部35には噴射口23から流出した液体が溜まった状態になる。
続いて、キャップ15内の液体を排出する空吸引を行うために、大気開放弁19を閉弁状態から開弁状態にすることによって、閉空間を大気開放する。このとき、図2に二点鎖線で示すように、連通孔34を通じて閉空間に勢いよく気体が流入することにより、液体貯留部35に溜まった液体が閉空間内に飛び散ることがある。
このように飛び散った液体が噴射口23に当たると、噴射口23内に形成された液体のメニスカスが破壊されて、液滴の吐出不良を招くおそれがあるので、好ましくない。その点、本実施形態においては、連通孔34と噴射口23との間に連通孔34から飛び散った液体を遮るように液体受容部52が設けられているので、連通孔34から飛び散った液体が噴射口23に当たりにくい。
また、液体受容部52が閉空間を第1の領域R1と第2の領域R2とに区画している場合には、減圧機構18に連通する連通孔34が開口する第2の領域R2の方が、第1の領域R1よりも、負圧の程度が大きくなりやすい。したがって、閉空間を大気開放したときには、大気開放弁19に連通する連通孔34から第2の領域R2に流入する気体の勢いと比較して、第2の領域R2から第1の領域R1に流入する気体の勢いは低減される。
そして、噴射口23は第1の領域R1に開口しているとともに、噴射口23と対面する位置に液体受容部52が配置されているので、第1の領域R1に気体が流入するときに、その勢いで飛散する液体は噴射口23に当たりにくい。これにより、液滴の噴射不良を解消するために行う吸引クリーニングに伴って、かえって噴射不良が誘発されてしまう、という問題が発生しにくくなる。
さらに、液体受容部52が連通孔34と対面する位置に湾曲面54を有している場合には、連通孔34から飛び散った液体が湾曲面54に当たって、その凹状の形状に沿って流動することにより、液体貯留部35に向けて伝い落ちる。これにより、連通孔34から飛び散り湾曲面54に当たった液体が湾曲面54の領域を超えて飛散することがなく、噴射口23に向けて飛散しにくくなる。
なお、液体噴射装置11において吸引クリーニングを行うと、閉空間を大気開放した後に、ノズル22から排出された液体が開口面21に付着した液滴となって残ることがある。このとき、噴射口23と対面するように配置された液体受容部52が開口面21に付着した液滴に触れることによって、液滴が開口面21から除去される。
また、フラッシングを行うときには、ノズル22から噴射された液滴が液体貯留部35に入る前に液体受容部52によって受容される。フラッシングを行うと、液滴とともに微細なミストが生じて開口面21に付着することがある。こうしたミストが開口面21で徐々に大きくなって液滴となると、この大きくなった液滴が、ノズル22から噴射される液滴に接触して噴射された液滴の飛翔方向を変化させ、印刷品質を低下させてしまうことがある。その点、フラッシングの液滴を開口面21と底部31との間に中空配置されている液体受容部52によって受容すれば、ノズル22から噴射された液滴の飛翔距離を短くすることができる分、ミストの発生を抑制することができるので、好ましい。
そして、吸引クリーニングやフラッシングの後に空吸引をする際には、図1に示すように、減圧機構18に接続された複数のキャップ15から同時に液体が吸引される。このとき、キャップ15において液体は大気連通部36を介して大気に連通された液体貯留部35に貯留されているので、例えば液体貯留部35の開口部の全面を塞ぐ多孔質材などの液体吸収体に液体が保持されている場合と比較して、液体が連通孔34に向けて流動する際の圧力損失が小さい。
さらに、複数のキャップ15のそれぞれの液体貯留部35に貯留されている液体が大気連通部36を介して大気に連通されているため、複数のキャップ15間において液体貯留部35内の吸引すべき液体の残量に差があっても、液体が連通孔34に向けて流動する過程において、キャップ15間の圧力損失に差が生じない。したがって、減圧機構18に複数のキャップ15が接続されている場合であっても、これら複数のキャップ15から速やかに液体を排出することができる。
なお、液体受容部52は、減圧機構18に連通する連通孔34から離れた位置に配置されているので、減圧機構18の吸引力が及びにくい。すなわち、液体受容部52は、底部31との間に隙間を設けた状態でキャップ15内の空間において中空に配置されているので、減圧機構18の吸引力が及びにくい。したがって、液体受容部52は、液体を吸収しにくい材料によって構成するのが好ましい。例えば、多孔質材によって液体受容部52を形成する場合であっても、内部の気泡(空洞)が大きく、かつ連続しているなどして、吸収した液体が自重で排出される構成であるのが好ましい。
このように、液体受容部52は液体を吸収して保持しなくてもよいので、体積を大きくする必要はないが、吸引クリーニングの際に開口面21に付着した液滴に接触するように配置するのが好ましい。そのため、本実施形態では、板状の液体受容部52を底部31よりもリップ部33に近い位置に配置している。その結果、閉空間において液体噴射部13側となる第1の領域R1よりも、底部31側となる第2の領域R2の方が容積が大きくなり、より多くの液体を第2の領域R2に貯留することが可能となっている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)減圧機構18が減圧した閉空間を大気に連通させたときに、連通孔34を通じて流入する気体とともに液体が飛散したとしても、飛散した液体は連通孔34と噴射口23との間に連通孔34から飛び散った液体を遮るように配置される液体受容部52に受容される。これにより、飛散した液体が噴射口23に形成された液体のメニスカスを破壊することによる噴射不良の発生が抑制される。したがって、噴射口23から液体を排出させるクリーニングに伴う噴射不良の誘発を抑制することができる。
(2)減圧機構18が駆動すると、液体貯留部35に貯留された液体は、キャップ15において液体貯留部35を形成する底部31に設けられた吸引孔である連通孔34を通じて排出される。そして、液体受容部52は底部31から離れた中空の位置に配置されているので、液体貯留部35に貯留された液体が連通孔34に向けて流動することを妨げない。そのため、キャップ15内の全体に収容された液体吸収部材に吸収された液体を吸引する場合と比較して、キャップ15内から液体を排出するときの圧力損失が小さくなるので、液体を排出するための減圧の程度が小さくて済む。そのため、閉空間を大気開放したときに連通孔34を通じて流入する気体の勢いを低減して、気体の流入に伴う液体の飛散を抑制することができる。
(3)減圧機構18が駆動すると、連通孔34が開口する第2の領域R2が減圧された後、液体受容部52と壁部32との間に設けられた隙間36aを通じて第1の領域R1が減圧される。そして、第1の領域R1は液体受容部52によって第2の領域R2と区画されているため、第2の領域R2は第1の領域R1よりも減圧時の圧力が低くなる。そして、大気開放機構である大気開放弁19が開弁して閉空間を大気に連通させると、連通孔34が開口する第2の領域R2が先に大気開放される。このとき、連通孔34から流入する気体とともに液体が第2の領域R2に飛散したとしても、第1の領域R1は第2の領域R2と区画されているため、第1の領域R1にある液体噴射部13には液体の飛散が及びにくい。また、第1の領域R1は第2の領域R2よりも減圧の程度が小さいので、液体受容部52と壁部32との間に設けられた隙間36aを通じて第2の領域R2から第1の領域R1に流入する気体の勢いが低減される。したがって、第1の領域R1に気体が流入する勢いで液体が飛散したとしても、こうした液体が液体噴射部13に付着することが抑制される。
(4)閉空間を大気に連通させるときに連通孔34を通じて流入する気体の勢いで飛散した液体は、液体受容部52の凹状をなす湾曲面54に受容された後、湾曲面54に沿って湾曲面54の領域の範囲内において流動する。これにより、液体が液体受容部52にぶつかった勢いで飛散して液体噴射部13に付着することが抑制される。
(5)キャップ15が閉空間を形成したときに、液体受容部52は噴射口23と対面する位置に配置されるので、閉空間を大気に連通させるときに連通孔34を通じて流入する気体の流動方向にかかわらず、液体受容部52によって噴射口23に対する液体の付着を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下に示す変更例のように変更してもよい。
・図4に示す第1変更例のように、液体受容部52は、例えば多孔質材などよりも液体を保持しにくく目の粗い金網や織物のようなメッシュ状の部材によって構成することもできる。このようにすれば、メッシュに空いた目を通じて液体貯留部35が大気と連通するため、液体受容部52と壁部32との間に隙間36aを設けたり、液体受容部52に貫通孔36bが設けたりしなくてもよい。また、このようにメッシュ状の液体受容部52を採用すれば、図4に示すように液体噴射部13における噴射口23の位置を任意に変更することができる。
すなわち、液体受容部52は、吸引クリーニングの後に液滴に接触したり、フラッシング時に液滴を受容したりすることができればよいので、液体を吸収しない材料によって形成してもよい。ただし、液体受容部52が液体を吸収することができれば、吸引クリーニング時に開口面21から速やかに液滴を除去したり、フラッシング時に受容した液滴の跳ね返りを抑制したりすることができる。
・図4に示す第1変更例のように、液体受容部52は、連通孔34と対面する位置に、連通孔34に向けて突出するように凸状をなす湾曲面55を有するようにしてもよい。なお、湾曲面55は、液体受容部52の端部を壁部32等で支持することによって、自重によって液体受容部52の中央付近が重力方向に撓むことで形成されるようにしてもよいし、液体受容部52の連通孔34と対面する部分を突出させることで湾曲面55を形成するようにしてもよい。そして、このような凸状をなす湾曲面55を有する液体受容部52は金網のようなメッシュ状の部材によって構成するものに限らず、例えば樹脂から成る板状の液体受容部52に凸状をなす湾曲面55を形成することもできる。
そして、この構成によれば、閉空間を大気に連通させるときに連通孔34を通じて流入する気体の勢いで飛散した液体は、連通孔34に向けて突出するように凸状をなす液体受容部52の湾曲面55に受容された後、湾曲面55に沿って流動する。これにより、液体が液体受容部52にぶつかった勢いで飛散して液体噴射部13に付着することが抑制される。
・図5に示す第2変更例のように、液体噴射装置11に液体噴射部13及びキャップ15が1つずつ設けられる構成にしてもよい。
・図5に示す第2変更例のように、減圧機構18に連通する排出流路17と大気開放弁19に連通する大気開放流路20とがキャップ15に接続されるとともに、底部31に減圧機構18に連通する吸引孔17aと大気開放弁19に連通する連通孔34とが開口するようにしてもよい。この場合には、連通孔34は液体貯留部35に貯留された液体が大気開放流路20に流入することを抑制するように、底部31よりも高い位置に開口するのが好ましい。また、連通孔34は壁部32と接する位置または壁部32に近い位置に設けられるのが好ましい。
このようにすれば、連通孔34はキャップ15の壁部32と接する位置に設けられるので、閉空間を大気に連通させるときに連通孔34を通じて流入する気体の流動方向と、噴射口23が開口する方向とが交差しにくい。したがって、気体の流入に伴って飛散する液体が噴射口23に付着することを抑制することができる。そして、噴射口23の開口する方向と連通孔34が開口する方向が交差しない場合には、大気開放に伴って飛散する液体が噴射口23に向けて飛散しにくいので、連通孔34と対面する位置に液体受容部52が配置されていなくてもよい。
・図6に示す第3変更例のように、複数のキャップ15は、1つの液体噴射部13に形成された複数のノズル群Gに対応して設けられてもよい。
・図6に示す第3変更例のように、複数のキャップ15に、減圧機構18に連通する排出流路17と、大気開放弁19に連通する大気開放流路20とがそれぞれ接続されるようにしてもよい。
・液体噴射部13が噴射する液体は、インク以外の液体であってもよいし、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う構成にしてもよい。
・媒体は用紙に限らず、プラスチックフィルムや薄い板材などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛であってもよい。
11…液体噴射装置、13…液体噴射部、15…キャップ、17a…吸引孔、18…減圧機構、19…大気開放機構としての大気開放弁、23…噴射口、31…底部、32…壁部、33…リップ部、34…連通孔、35…液体貯留部、36a…隙間、52…液体受容部、54,55…湾曲面、R1…第1の領域、R2…第2の領域。

Claims (7)

  1. 液体を液滴として噴射可能な噴射口を有する液体噴射部と、
    前記噴射口を含む閉空間を形成するキャップと、
    前記閉空間を減圧することで前記噴射口から液体を排出させる減圧機構と、
    前記閉空間を大気に連通させるための大気開放機構と、
    を備え、
    前記キャップは、前記大気開放機構に連通する連通孔と、前記閉空間を形成したときに前記噴射口と前記連通孔との間に配置される液体受容部とを有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記キャップは、前記減圧機構に連通する吸引孔と、前記吸引孔が開口する底部と、前記吸引孔を囲むように前記底部に立設される壁部と、を有し、
    前記底部と前記壁部とは、前記噴射口から排出された液体を貯留可能な液体貯留部を形成し、
    前記液体受容部は前記底部から離れた位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体受容部は、前記閉空間を前記液体噴射部側となる第1の領域と、前記底部側となるとともに前記第1の領域よりも容積が大きい第2の領域とに区画するように配置され、
    前記第1の領域と前記第2の領域とは、前記液体受容部と前記壁部との間に設けられた隙間を通じて連通し、
    前記連通孔は前記第2の領域に開口するように設けられることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体受容部は、前記連通孔と対面する位置に、前記連通孔に向けて突出するように凸状をなす湾曲面を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体受容部は、前記連通孔と対面する位置に、前記噴射口側に向けて凹むように凹状をなす湾曲面を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記液体受容部は、前記キャップが前記閉空間を形成したときに、前記噴射口と対面する位置に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  7. 前記キャップは、前記連通孔が開口する底部と、前記底部に立設される壁部と、前記壁部の先端に設けられたリップ部とを有して、前記リップ部が前記噴射口を囲むように前記液体噴射部に接触することで前記閉空間を形成し、
    前記連通孔は前記壁部と接する位置に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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