JP2015174355A - スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーン印刷作業を停滞させることなくペーストの継続供給を行うことができるスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ペースト供給装置4が、中蓋42に当接させた押出部材27を容器41内で押し下げて貫通孔41SからペーストPstを押し出す押圧シリンダ23と、押圧シリンダ23により押し下げられた押出部材27の位置を検出する位置検出センサ50)と、位置検出センサ50により検出された押出部材27の位置に基づいて容器41内のペーストPstの残量を報知する報知手段としての表示部60を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、ペーストポットからマスク上にペーストを押し出して供給するペースト供給装置を備えたスクリーン印刷装置及びそのスクリーン印刷方法に関するものである。
従来、スクリーン印刷においてマスク上にペーストを供給するペースト供給装置として、円筒状の容器内にペーストを収容した市販のペーストポットから直接ペーストを押し出して供給するものが知られている(例えば、下記の特許文献1)。このペースト供給装置では、容器の底部に設けた貫通孔が下方を向く姿勢でペーストポットを保持し、押出部材でペーストを直接押し出すようになっている。また、上記のように押出部材でペーストを直接押し出すものでは、容器の内壁に密着するように押出部材を取り付ける作業に手間がかかるため、押出部材で中蓋を押し下げる方式のものも知られている。
このような方式のペースト供給装置では、ペーストが最後まで押し出されて空になったペーストポットは新しいペーストポットと入れ替えられる。この場合、新しいペーストポット内のペーストは材質が均一になるように予め作業者によって攪拌されるが、攪拌後のペーストをすぐに使用しないでいると、材質の均一状態がくずれて元に戻ってしまうのみならず、ペーストそのものが変質してしまうおそれがある。このため実際の生産現場では、ペーストの攪拌作業は現在使用中のペーストポットが空になったことを確認してから開始していた。
特開2010−172928号公報
しかしながら、現在使用中のペーストポットが空になったことを確認してからペーストの攪拌を開始すると、攪拌作業には或る程度の時間を要することから、その分、スクリーン印刷作業の進行が止まってしまうという問題点があった。
そこで本発明は、スクリーン印刷作業を停滞させることなくペーストの継続供給を行うことができるスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
本発明のスクリーン印刷装置は、マスクと、ペーストを収容する筒状の容器及び前記容器内で移動自在な中蓋から成り、前記容器の底部に貫通孔が設けられたペーストポットを用いて前記マスク上にペーストを供給するペースト供給装置と、前記ペースト供給装置によりペーストが供給された前記マスク上で摺動するスキージとを備えたスクリーン印刷装置であって、前記ペースト供給装置は、前記ペーストポットを前記貫通孔が下方を向く姿勢で保持するポット保持部と、前記ポット保持部に保持された前記ペーストポットの前記中蓋に当接される押出部材と、前記中蓋に当接させた前記押出部材を前記容器内で押し下げて前記貫通孔からペーストを押し出す押出部材昇降手段と、前記押出部材昇降手段により押し下げられた前記押出部材の位置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記押出部材の位置に基づいて前記容器内のペーストの残量を報知する報知手段とを備えた。
本発明のスクリーン印刷方法は、マスクと、ペーストを収容する筒状の容器及び前記容器内で移動自在な中蓋から成り、前記容器の底部に貫通孔が設けられたペーストポットを用いてペーストを供給するペースト供給装置と、前記マスク上で摺動するスキージとを備えたスクリーン印刷装置によるスクリーン印刷方法であって、前記貫通孔が下方を向く姿勢で保持された前記ペーストポットの前記中蓋に当接させた押出部材を前記容器内で押し下げて前記貫通孔から前記マスク上にペーストを押し出すペースト押し出して供給するペースト供給工程と、前記ペースト供給工程でペーストが押し出された前記マスク上でスキージを摺動させることにより前記マスクのパターン孔を介して基板にペーストを印刷する印刷工程と、前記ペースト供給工程で押し下げられた前記押出部材の位置を検出する検出工程と、前記検出工程で検出された前記押出部材の位置に基づいて前記容器内のペーストの残量を報知する報知工程とを含む。
本発明によれば、スクリーン印刷作業を停滞させることなくペーストの継続供給を行うことができる。
本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置の斜視図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置が備えるペースト供給装置の斜視図 本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置の制御系統を示す図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置に用いられるペーストポットの斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置の押圧シリンダに備えられた位置検出センサの配置を示す図 本発明の一実地の形態におけるペースト供給装置が備える押出部材の位置に対する位置検出センサのオンオフ及び制御部の信号認識状態を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すスクリーン印刷装置1は、図示しない基板に対して半田ペースト等のペーストをスクリーン印刷する装置であり、基板の電極の配置に対応して設けられたパターン孔(図示せず)を有するマスク2、マスク2の上方に設けられた印刷ヘッド3及び印刷ヘッド3に設けられたペースト供給装置4を備えている。
図1において、印刷ヘッド3は、図示しないヘッド移動機構によって作業者OPから見た前後方向(Y軸方向とする)に移動される移動ベース11と、移動ベース11の上面に設けられたスキージ昇降機構12と、スキージ昇降機構12によって移動ベース11の下方を互いに独立して昇降される2つのスキージ13を備えている。2つのスキージ13はそれぞれ作業者OPから見た左右方向(X軸方向とする)に延び、Y軸方向に対向して配置されている。
図1及び図2において、ペースト供給装置4は、ベース部材21と、ベース部材21の前面(作業者OPと対向する側の面)に設けられたポット保持部22及び押圧シリンダ23を備えて成る。移動ベース11の前面にはX軸方向に延びた第1ガイド11aが設けられており、この第1ガイド11aにはベース部材21の背面側に設けられた第1スライダ21aがスライド自在に取り付けられている。
図1において、移動ベース11上には、X軸方向に延びて掛け渡されたタイミングベルト24aをモータ24bによって駆動するベルト駆動機構24が設けられている。タイミングベルト24aにはベース部材21の背面が結合されており、モータ24bがタイミングベルト24aを駆動すると、ベース部材21が(すなわちペースト供給装置4が)移動ベース11の前方をX軸方向に移動する。
図2において、ポット保持部22は水平な板状の部材から成り、中央にポット挿入孔22Hを有している。ポット挿入孔22Hには後述のペーストポット40が挿入される。ベース部材21の前面の上部にはブラケット26が設けられており、このブラケット26には押圧シリンダ23のシリンダチューブ23aが取り付けられている。押圧シリンダ23はピストンロッド23bを下方に向けており、ピストンロッド23bの下端には後述するペーストポット40の容器41の内径よりも小径の円盤状(又は円筒状)の押出部材27が取り付けられている。
図3において、押圧シリンダ23は、スクリーン印刷装置1が備える制御部28によって制御される押圧シリンダ駆動部29によって駆動され、ピストンロッド23bの押し作動と引き作動を行って、押出部材27を昇降させる。すなわち押圧シリンダ23は、押出部材27を昇降させる押出部材昇降手段となっている。
図3において、押出部材27及びピストンロッド23bの内部には吸引路31が設けられている。この吸引路31は、押出部材27の下面に開口した開口部27Rに繋がるとともに、ピストンロッド23bの外部を延びる配管32を介して負圧発生部33に繋がっており、配管32にはバルブ34が介装されている。負圧発生部33に負圧を発生させた状態で制御部28によってバルブ34を操作すると、配管32及び吸引路31を介して開口部27Rに真空圧が供給され、押出部材27の下面に吸引力が発生する。このように吸引路31、配管32、負圧発生部33及びバルブ34は、押出部材27の下面に吸引力を発生させる吸引力発生機構35を構成している。
図4において、ペーストポット40は、ペーストPstを収容する筒状の容器41と容器41内に設けられた中蓋42から成り、容器41の底部41aには貫通孔41Sが設けられている。中蓋42の外縁は上方に折り返されて折り返し部42aを形成しており、折り返し部42aは容器41の内壁に密着している。中蓋42は容器41内で上下方向に移動させることができる。ペーストポット40は、容器41の開放側の端部に取り付けられたキャップCPが取り外された後(図4(a)→図4(b))、貫通孔41Sが下方に向いた姿勢にされ(図4(c))、容器41の側面に設けられた鍔部41Tがポット挿入孔22Hの縁部に上方から当接するようにポット挿入孔22H内に挿入される。
図2において、ポット挿入孔22HをX軸方向の外側から挟む位置には固定具保持部材22Rが設けられている。これら一対の固定具保持部材22Rにポット固定具22Dを前方から挿入すると、ポット挿入孔22Hの縁部に当接させたペーストポット40の鍔部41Tがポット固定具22Dによって上方から抑えられ、ペーストポット40は上下方向への移動が規制された状態でポット保持部22に保持される。
ペースト供給装置4によるペーストPstの供給は、制御部28が押圧シリンダ23と吸引力発生機構35を制御して行う。制御部28がペースト押し出し指令信号を出力すると、押圧シリンダ23はピストンロッド23bの押し作動を開始して押出部材27を下降させる。押圧シリンダ23は、下降させた押出部材27の下面をポット保持部22に保持されたペーストポット40の中蓋42の上面に当接させつつ、そのまま中蓋42を容器41内で押し下げて(図5(a)中に示す矢印A)、ペーストPstを貫通孔41Sから押し出す。押出部材27が中蓋42に当接している状態では、吸引力発生機構35は押出部材27の下面に開口した開口部27Rに真空圧を与えて吸引力を発生させ、押出部材27に中蓋42を吸着保持させる。
押圧シリンダ23が中蓋42を押し下げて規定量のペーストPstが容器41から押し出されたら、制御部28はペースト押出し信号の出力を停止する。これにより押圧シリンダ23はピストンロッド23bの動作を押し作動から引き作動に切り替え(図5(b)中に示す矢印B)、押出部材27を上昇させて、中蓋42を一定量引き上げる。この中蓋42の引き上げによって容器41内に負圧が発生し、貫通孔41S付近のペーストPstが容器41内に吸い上げられて貫通孔41SからのペーストPstの垂れが防止される。
図6(a),(b)に示すように、押圧シリンダ23のシリンダチューブ23a内には、押圧シリンダ23により押し下げられた押出部材27の位置を検出する位置検出センサ50が設けられている。位置検出センサ50は、押出部材27が予め定められた容器41の上方の「残量100位置」に位置した状態(図6(a))と、押出部材27が予め定められた容器41内での押し下げ限度位置である「残量0%位置」に位置した状態(図6(b))のほか、これら両位置の中間の位置に位置した状態を、例えばピストン23cの位置に基づいて、飛び飛びに或いは連続的に検出する。本実施の形態では、位置検出センサ50は、押出部材27が「残量100%位置」に位置した状態を検出する第1センサ51と、押出部材27が中蓋42を容器41内のペーストPstの残量が半分になる位置まで押し下げた「残量50%位置」に位置した状態を検出する第2センサ52と、押出部材27が中蓋42を容器41内のペーストPstの残量が1/4になる位置まで押し下げた「残量25%位置」に位置した状態を検出する第3センサ53と、押出部材27が「残量0%位置」に位置した状態を検出する第4センサ54から成る。これら第1センサ51、第2センサ52、第3センサ53及び第4センサ54の検出信号は制御部28に入力される。
押圧シリンダ23が中蓋42を押し下げてペーストPstを供給しているときは、押圧シリンダ23によって押し下げられた押出部材27の位置を前述の位置検出センサ50が検出し、制御部28は、その検出された押出部材27の位置に基づいて、容器41内のペーストPstの残量をタッチパネル等の表示部60(図3)に表示して報知する。
具体的には、図7において、押出部材27が「残量100%位置」に位置している状態(図6(a))では、第1センサ51はオン、第2センサ52、第3センサ53及び第4センサ54はオフであり、制御部28はそのまま、第1センサ51がオン、第2センサ52、第3センサ53及び第4センサ54がオフであると認識する。制御部28はこのようなオンオフの組み合わせに基づいて押出部材27が「残量100%位置」に位置していると判断し、表示部60に「残量100%」の旨を表示する。その後、押出部材27が下降して「残量100%位置」よりも低い位置に位置すると第1センサ51はオフになるが、制御部28は第1センサ51のオン信号の認識状態を保持し、表示部60における「残量100%」の表示を維持する。
図7において、押出部材27が「残量50%位置」に達すると第2センサ52がオフからオンになる。これにより制御部28は、オンオフの組み合わせが第1センサ51と第2センサ52がオン、第3センサ53と第4センサ54がオンの組み合わせに変化したことに基づいて、押出部材27が「残量50%位置」に位置したと判断し、表示部60に「残量50%」の旨を表示する。その後、押出部材27が下降して「残量50%位置」よりも低い位置に位置すると第2センサ52はオフになるが、制御部28は第2のセンサ52のオン信号の認識状態を保持し、表示部60における「残量50%」の表示を維持する。
図7において、押出部材27が「残量25%位置」に達すると第3センサ53がオフからオンになる。これにより制御部28は、オンオフの組み合わせが第1センサ51、第2センサ52及び第3センサ53がオン、第4センサ54がオフの組み合わせに変化したことに基づいて、押出部材27が「残量25%位置」に位置したと判断し、表示部60に「残量25%」の旨を表示する。その後、押出部材27が下降して「残量25%位置」よりも低い位置に位置すると第3センサ53はオフになるが、制御部28は第3のセンサ53のオン信号の認識状態を保持し、表示部60における「残量25%」の表示を維持する。
図7において、押出部材27が「残量0%位置」に達すると(図6(b))、第4センサ54がオフからオンになる。これにより制御部28は、オンオフの組み合わせが第1センサ51、第2センサ52、第3センサ53及び第4センサ54の全てがオンの組み合わせに変化したことに基づいて、押出部材27が「残量0%位置」に位置したと判断し、表示部60に「残量0%」の旨を表示する。上記表示部60における容器41内のペーストPstの残量の表示は、残量のパーセンテージ等を文字で表示するほか、図を用いて表示することができる。
第4センサ54によって、押出部材27が「残量0%位置」(すなわち、予め定められた押出部材27の容器41内での押し下げ限度位置)に達した状態(図6(b))が検出された後、制御部28に制御された押圧シリンダ23は、タイマー28T(図3)に設定された時間(押出継続時間)だけ押出部材27の押し下げを継続して、容器41内に残ったペーストPstを押し出す。ここで、タイマー28Tに設定される時間(押出継続時間)は、第4センサ54によって押出部材27が「残量0%位置」に達した状態が検出された時点で容器41内に残存しているペーストPstを貫通孔41Sから十分に押し出し切ることができる時間に設定されている。タイマー28Tに設定する押出継続時間は任意に変更することができる、押出継続時間をペーストPstの材質に応じて個別に設定することで、押出継続時間を必要十分な時間とすることができる。
上記のように、押出部材27が「残量0%位置」に達した後、押圧シリンダ23がタイマー28Tに設定した押出継続時間だけ押出部材の押し下げを継続したら、吸引力発生機構35は押出部材27による中蓋42の保持(吸引)を解除させ、押圧シリンダ23は引き作動を行って押出部材27を「残量100%位置」まで移動させる。これにより押出部材27は容器41の上方に引き抜かれ、作業者OPは容器41をポット挿入孔22Hから取り外して新しいペーストポット40と交換することができる。使用済みのペーストポット40の中蓋42は容器41内に残されるので、作業者OPは容器41と中蓋42をひとまとめにして廃棄することができる。押圧シリンダ23が押出部材27を「残量100%位置」に移動させたら、制御部28は、第1センサ51、第2センサ52、第3センサ53及び第4センサ54の信号認識状態をリセットし、次に設置されたペーストポット40に対して行うペーストPstの押し出し時におけるペーストPstの残量検出に備える。
次に、スクリーン印刷装置1によるスクリーン印刷作業(スクリーン印刷方法)の実行手順を説明する。スクリーン印刷装置1によるスクリーン印刷作業では、先ず、制御部28に制御されたペースト供給装置4が、前述の要領でマスク2上にペーストPstを押し出して供給する(ペースト供給工程)。このペースト供給工程では、制御部28に制御されたベルト駆動機構24はペースト供給装置4をX軸方向に往復移動させる。このためペーストPstはスキージ13の延びる方向に広がって供給される。
ペースト供給装置4がマスク2上にペーストPstを供給したら、図示しない基板移動機構がマスク2の下面に基板を接触(或いは近接)させる。基板がマスク2に接触(或いは近接)したら、スキージ昇降機構12が一方のスキージ13を下降させてその下端部をマスク2に当接させる。そして、前述の図示しないヘッド移動機構が印刷ヘッド3をY軸方向に移動させてスキージ13をマスク2上で摺動させ、マスク2のパターン孔を介して基板の電極にペーストPstを印刷する(印刷工程)。印刷工程が終わったら、上記の基板移動機構がマスク2から基板を離間させる。これにより基板の1枚当たりのスクリーン印刷が終了する。
以上説明したように、本実施の形態におけるスクリーン印刷装置1は、押圧シリンダ23により押し下げられた押出部材27の位置を検出する検出手段(位置検出センサ)と、検出手段により検出された押出部材27の位置に基づいて容器41内のペーストPstの残量を報知する報知手段(表示部60)を備えており、押圧シリンダ23によって押し下げられた押出部材27の位置を位置検出センサ50によって検出し(検出工程)、その検出した押出部材27の位置に基づいて、制御部28が容器41内のペーストPstの残量を表示部60に表示して報知するようになっている(報知工程)。このため作業者OPは、現在使用中のペーストポット40の大体の残量を知ることでき、交換用の新たなペーストポット40についてのペーストPstの攪拌作業を適切な時期に開始することができるので、スクリーン印刷作業を停滞させることなくペーストPstの継続供給を行うことができる。
スクリーン印刷作業を停滞させることなくペーストの継続供給を行うことができるスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
1 スクリーン印刷装置
2 マスク
4 ペースト供給装置
13 スキージ
22 ポット保持部
23 押圧シリンダ(押出部材昇降手段)
27 押出部材
40 ペーストポット
41 容器
41a 底部
41S 貫通孔
42 中蓋
50 位置検出センサ(検出手段)
60 表示部(報知手段)
Pst ペースト

Claims (2)

  1. マスクと、ペーストを収容する筒状の容器及び前記容器内で移動自在な中蓋から成り、前記容器の底部に貫通孔が設けられたペーストポットを用いて前記マスク上にペーストを供給するペースト供給装置と、前記ペースト供給装置によりペーストが供給された前記マスク上で摺動するスキージとを備えたスクリーン印刷装置であって、
    前記ペースト供給装置は、
    前記ペーストポットを前記貫通孔が下方を向く姿勢で保持するポット保持部と、
    前記ポット保持部に保持された前記ペーストポットの前記中蓋に当接される押出部材と、
    前記中蓋に当接させた前記押出部材を前記容器内で押し下げて前記貫通孔からペーストを押し出す押出部材昇降手段と、
    前記押出部材昇降手段により押し下げられた前記押出部材の位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記押出部材の位置に基づいて前記容器内のペーストの残量を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. マスクと、ペーストを収容する筒状の容器及び前記容器内で移動自在な中蓋から成り、前記容器の底部に貫通孔が設けられたペーストポットを用いてペーストを供給するペースト供給装置と、前記マスク上で摺動するスキージとを備えたスクリーン印刷装置によるスクリーン印刷方法であって、
    前記貫通孔が下方を向く姿勢で保持された前記ペーストポットの前記中蓋に当接させた押出部材を前記容器内で押し下げて前記貫通孔から前記マスク上にペーストを押し出すペースト押し出して供給するペースト供給工程と、
    前記ペースト供給工程でペーストが押し出された前記マスク上でスキージを摺動させることにより前記マスクのパターン孔を介して基板にペーストを印刷する印刷工程と、
    前記ペースト供給工程で押し下げられた前記押出部材の位置を検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された前記押出部材の位置に基づいて前記容器内のペーストの残量を報知する報知工程とを含むことを特徴とするスクリーン印刷方法。
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