JP6393901B2 - ペースト供給装置、スクリーン印刷機、ペースト供給方法及びスクリーン印刷方法 - Google Patents

ペースト供給装置、スクリーン印刷機、ペースト供給方法及びスクリーン印刷方法 Download PDF

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Description

本発明は、スクリーン印刷機においてマスク上にペーストを供給するペースト供給装置、スクリーン印刷機、ペースト供給方法及びスクリーン印刷方法に関するものである。
従来、スクリーン印刷機においてマスク上にペーストを供給するペースト供給装置として、円筒状の容器内にペーストを収容した市販のペーストポットから直接ペーストを押し出して供給するものが知られている(例えば、特許文献1)。このペースト供給装置では、ペーストポットの上下を反転して容器の中蓋に設けられた貫通孔が下方を向く姿勢に保持し、押出し部材で容器の底を押し下げて貫通孔からペーストを押し出すようになっている。
特開2014−151507号公報
しかしながら特許文献1を含むペーストポットから直接ペーストを供給するタイプのペースト供給装置では、ペーストの供給を止めようとして押出し部材の押し下げを停止したとしても貫通孔からペーストが垂れ落ちることがあり、このペーストが印刷中のマスク上に落下すると印刷むらが発生するおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、ペーストポットからのペーストの垂れを防止できるペースト供給装置、スクリーン印刷機、ペースト供給方法及びスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載のペースト供給装置は、ペーストを収容した有底の筒状部材及びこの筒状部材内に移動自在に挿入されて中央部に貫通孔が形成された中蓋を有して成るペーストポットと、前記中蓋に設けられた連結部と連結させて前記ペーストポットを前記貫通孔が下方を向く姿勢に保持するポット保持部と、前記ポット保持部に保持された前記ペーストポットの前記中蓋に対して前記筒状部材を相対移動させて前記貫通孔からペーストを押出すペースト押出し部とを備え、前記ペースト押出し部により前記ポット保持部に保持された前記ペーストポットの前記筒状部材の底面を押して前記貫通孔からペーストを押出した後、吸引力発生機構によって前記筒状部材の底面に発生させた吸引力により前記筒状部材の底面を保持して前記ペースト押出し部により前記筒状部材を引き上げる。
請求項2に記載のスクリーン印刷機は、基板と接触されるマスクと、前記基板と接触された前記マスク上にペーストを押出して供給する請求項1に記載のペースト供給装置と、前記ペースト供給装置によりペーストが供給された前記マスク上で摺動するスキージとを備えた。
請求項3に記載のペースト供給方法は、ペーストを収容した有底の筒状部材及びこの筒状部材内に移動自在に挿入されて中央部に貫通孔が形成された中蓋を有して成るペーストポットの前記中蓋に設けられた連結部をポット保持部に連結させて前記ペーストポットを前記貫通孔が下方を向く姿勢で前記ポット保持部に保持するポット保持工程と、前記貫通孔が下方を向く姿勢に保持した前記ペーストポットの前記中蓋に対してペースト押出し部により前記筒状部材の底面を押して前記筒状部材を相対移動させて前記貫通孔からペーストを押出すペースト押出し工程と、前記ペースト押出し工程において前記貫通孔からペーストを押し出した後、吸引力発生機構によって前記ペーストポットの前記筒状部材の底面に発生させた吸引力により前記筒状部材の底面を保持して前記ペースト押出し部により前記筒状部材を引き上げるペーストポット引き上げ工程とを含む。
請求項4に記載のスクリーン印刷方法は、基板とマスクを接触させる接触工程と、前記基板と接触させた前記マスク上に請求項1に記載のペースト供給装置からペーストを押出して供給するペースト供給工程と、ペーストが供給された前記マスク上でスキージを摺動させるスキージ摺動工程とを含む。
本発明によれば、ペーストポットからのペーストの垂れを防止できる。
本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の側面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の平面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が備えるペースト供給装置の斜視図 本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置の一部分解斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置に用いられるペーストポットの斜視図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置に用いられるペーストポットをポット保持部に装着する手順を示す説明図 本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置が備えるポット保持部に載置されたペーストポットの連結部付近における(a)水平方向の断面図(b)円周方向の断面図(c)円周の法線方向の断面図 本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置が備えるポット保持部に保持されたペーストポットの連結部付近における(a)水平方向の断面図(b)円周方向の断面図(c)円周の法線方向の断面図 本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置が備えるペースト押出し部の下方斜視図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の制御系統を示すブロック図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるペースト供給装置の動作説明図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下、基板の搬送方向(図2に示す作業者OPから見た左右方向)をX軸方向、X軸方向と水平面内において直交する方向(図1の紙面の左右方向であり、図2に示す作業者OPから見た前後方向)をY軸方向、水平面に直交する方向(図1の紙面の上下方向)をZ軸方向と定義する。
まず、図1を参照してスクリーン印刷機1の構造を説明する。スクリーン印刷機1は、基板2に対する半田ペースト等のペーストPstのスクリーン印刷を繰り返し実行する装置である。スクリーン印刷機1は、基板保持移動ユニット3、マスク4、スキージユニット5、カメラユニット6、及びペースト供給装置7を備えている。
基板保持移動ユニット3は、基台8上に設けられており、基板2の保持及び移動を行う。マスク4は、基板保持移動ユニット3の上方に水平姿勢に設置されている。スキージユニット5は、マスク4の上方に設けられている。カメラユニット6は、マスク4の下方に設けられている。ペースト供給装置7は、スキージユニット5と一体に設けられている。
次に、スクリーン印刷機1が備える各部の詳細について順に説明する。図1において、基板保持移動ユニット3は、XYθ移動機構11、ベーステーブル12、第1昇降テーブル13、及び第2昇降テーブル14が、基台8上に下方から順に設けられている。ベーステーブル12は、XYθ移動機構11によって水平面内で移動し、Z軸回りに回転する。第1昇降テーブル13は、第1昇降テーブル昇降モータ13mによってベーステーブル12に対して昇降する。第2昇降テーブル14は、第2昇降テーブル昇降モータ14mによって第1昇降テーブル13に対して昇降する。
図1において、第1昇降テーブル13の上方には、第2昇降テーブル14を貫通して上方に延びる一対のコンベア支持部材15が設けられている。一対のコンベア支持部材15は、X軸方向に延びてY軸方向に対向配置された一対の搬送コンベア16を支持している。一対の搬送コンベア16は、基板2の両端部を下方から支持してX軸方向に搬送する。第2昇降テーブル14の上面には、下受け部材17が設けられている。
一対の搬送コンベア16の上方には、X軸方向に延びてY軸方向に対向配置された一対のクランプ部材(クランパ18)が設けられている。一対のクランパ18は、クランパ開閉シリンダ18sの作動によってY軸方向に開閉し、下受け部材17によって支持された基板2の両端部を挟んで保持(クランプ)する。
図2において、マスク4は、XY平面に広がって延びた平板形状のプレート部4aとプレート部4aの外周を囲って保持する枠状部4bから構成される。プレート部4aの矩形の領域内には、基板2上の電極2aに対応するパターン孔4hが設けられている。同様にプレート部4aには、基板2上の対角位置に設けられた2つ一組の基板側マーク2mに対応する2つ一組のマスク側マーク4mが設けられている。これら基板側マーク2mとマスク側マーク4mが平面視において一致する状態で基板2をマスク4に接触させると、基板2の電極2aとマスク4のパターン孔4hが合致した状態となる。
図1、図2及び図3において、スキージユニット5は、X軸方向に延びて設けられたスキージベース21の下方にY軸方向に対向配置された2つのスキージ22を備えている。図3は、図2においてスキージユニット5をAA断面から見た斜視図である。スキージベース21は、スキージユニット移動機構23によってY軸方向に移動する。2つのスキージ22は、スキージベース21に設けられたスキージ昇降シリンダ24によってスキージベース21に対して個別に昇降する。
図1及び図2において、カメラユニット6は、撮像視野を上方に向けた上方撮像カメラ31と撮像視野を下方に向けた下方撮像カメラ32を有している。カメラユニット6は、カメラユニット移動機構33によって水平面内を移動する。
図1、図2及び図3において、ペースト供給装置7は、スキージベース21の前面側に設けられており、ペースト供給装置移動機構41によってX軸方向に移動する。ペースト供給装置7は、基板2と接触されたマスク4上にペーストPstを押出して供給する機能を有している。図3及び図4において、ペースト供給装置7は、ベース部材51、2つのポット保持部52、及びペースト押出し部53を備えている。ベース部材51は、ペースト供給装置移動機構41に取り付けられている。ポット保持部52及びペースト押出し部53は、ベース部材51の前面に設けられている。
図4において、ベース部材51の前面には、X方向に延びた第2ガイド54が設けられている。第2ガイド54には、スライダ54aがスライド自在に取り付けられている。ベース部材51の前面であって、スライダ54aの上方の位置には、ロッドレスシリンダ55が設けられている。ロッドレスシリンダ55は、移動体55aを備えている。移動体55aにはスライダ54aが結合されており、ロッドレスシリンダ55が移動体55aをX軸方向に移動させると、スライダ54aはX軸方向に移動する。
図4において、スライダ54aの前面には、プレート状の支持板56が結合されている。支持板56の下部には、プレート状の下方延出部57が前方に延出して設けられている。下方延出部57上には、2つのポット保持部52がX方向に並んで設けられている。下方延出部57には、ポット保持部52に保持された後述するペーストポットから供給されるペーストPstが下方のマスク4に向けて通過する開口部57aが2箇所設けられている。2つのポット保持部52は、ロッドレスシリンダ55によってX方向に移動する。
図4において、ポット保持部52は、1対の中蓋支持支柱58から構成される。1対の中蓋支持支柱58は下方延出部57上に立設され、円筒の側面の一部(対向する2箇所)が切り欠かれた形状をしている(図6(a)も参照)。1対の中蓋支持支柱58の上端には、それぞれプレート状の突起受け部59が設けられている。突起受け部59は、中蓋支持支柱58の側面から外周方向に向けて所定の長さ延出している。一対の突起受け部59の間には、2箇所の切欠き部59a(ポット保持部52の上端部の切欠き)が形成されている。
次に、ポット保持部52に保持されてペーストPstを供給するペーストポット60について説明する。図5(a)において、ペーストポット60は、ペーストPstを収容した有底の筒状部材61内に中蓋62が移動自在に挿入された構造を有している。中蓋62の底部62aの中央部には、貫通孔63が形成されている。ペーストポット60は、ペーストPstを収容した筒状部材61に中蓋62を挿入して貫通孔63を粘着シートSHでシールし、さらに開放側にキャップCPを取り付けた状態で提供される。
図5,7,8において、中蓋62の底部62aの縁には、筒状部材61に挿入された状態で外側(開放側)に延設された筒状の外縁部62bが形成されている。外縁部62bの内周は、ポット保持部52の突起受け部59の外周より大きくなっている。すなわち、突起受け部59は、中蓋62の外縁部62bの内側に収まるように形成されている。
中蓋62の外縁部62bには、外縁部62bから内側に突出した2つの連結部64が形成されている。2つの連結部64は、ポット保持部52の2箇所の切欠き部59aに対応した位置に形成されている。連結部64の円周方向の長さLは、ポット保持部52の切欠き部59aの長さRよりも小さい(図7(a)を参照)。上下を反転したペーストポット60の連結部64を切欠き部59aの位置に合わせてポット保持部52に挿入すると、連結部64がポット保持部52と干渉することなく中蓋62の底部62aはポット保持部52の突起受け部59の上面に当接する。すなわち、ペーストポット60がポット保持部52に載置される。
各連結部64は、突起部64aと止め部64bにより構成されている。突起部64aと中蓋62の底部62aとの間には、ポット保持部52の突起受け部59の厚さTより大きな隙間S1(突起部64aの隙間S1)が形成されている(図7(b)を参照)。外縁部62bの内周壁面からの突起部64aの突出し量(法線方向の長さU1)は、ペーストポット60がポット保持部52に載置された状態における外縁部62bの内周壁面から中蓋支持支柱58の外周壁面までの距離U2より小さい(図8(c)を参照)。つまり、ポット保持部52に載置された状態からペーストポット60を回転させると、突起部64aの隙間S1にポット保持部52の突起受け部59が差し込まれる(はめ合わされる)。
止め部64bは、連結部64の円周方向の一端に形成されている。止め部64bと中蓋62の底部62aとの隙間S2は、ポット保持部52の突起受け部59の厚さTより小さいか(図7(b)を参照)、または、止め部64bが中蓋62の底部62aと接する(一体化する)ように形成されている。ポット保持部52に載置された状態から回転させられるペーストポット60は、止め部64bが突起受け部59の側壁に当接した回転位置で止まる。
次に図4,6,7,8を参照して、ペーストポット60をペースト供給装置7のポット保持部52に保持させるポット保持作業の手順について説明する。まず作業者OPは貫通孔63をシールする粘着シートSHを剥離し、ペーストポット60を上下にひっくり返してポット保持部52の上方に移動させる(図4中に示す矢印B)。
次いで連結部64を切欠き部59aの位置に合わせ、ペーストポット60をポット保持部52に載置させる(図6(a)中に示す矢印C)。次いでペーストポット60を回転させて(図6(b)中に示す矢印D)、ポット保持部52の突起受け部59に突起部64aの隙間S1をはめ合せる。ペーストポット60の回転は、止め部64bが突起受け部59の側壁に当接する回転位置で止める(図6(c))。このように、ポット保持部52は、中蓋62に設けられた連結部64と突起受け部59を連結させてペーストポット60を貫通孔63が下方を向く姿勢に保持する。この状態で、中蓋62の上下方向の移動が抑制される。
図7(a)は、図6(b)に示すペーストポット60がポット保持部52に載置された状態における、突起受け部59の上面の高さ位置での水平断面図である。図7(b)は、図7(a)の円周方向のEE断面図である。図7(c)は、図7(a)の円周の法線方向のFF断面図である。図8(a)は、図6(c)に示すペーストポット60がポット保持部52に保持された状態における、突起受け部59の上面の高さ位置での水平断面図である。図8(b)は、図8(a)の円周方向のE’E’断面図である。図8(c)は、図8(a)の円周の法線方向のF’F’断面図である。
次に、ポット保持部52に保持されたペーストポット60の中蓋62に対して筒状部材61を相対移動させて貫通孔63からペーストPstを押出すペースト押出し部53について説明する。図3において、ベース部材51の前面には、ブラケット70が設けられている。ブラケット70には、押圧シリンダ71のシリンダチューブ71aが取り付けられている。押圧シリンダ71は、ピストンロッド71bを下方に向けて設置されている。ピストンロッド71bの下端には、円盤状(又は円筒状)の押出し部材72が取り付けられている。
図9において、押出し部材72の下面には環状部材73が設けられている。環状部材73は、押出し部材72の下面に下方に突出して設けられた環状突起部となっている。ここで、「環状」とは「周回する形状」の意味であり、円環状のほか多角形状も含まれる。なお、環状突起部は、押出し部材72の下面に直接形成してもよい。
図9において、押圧シリンダ71は、ピストンロッド71bの押し作動と引き作動を行って、押出し部材72及び環状部材73を昇降させる。押出し部材72及びピストンロッド71bの内部には、吸引路74が設けられている。この吸引路74は、押出し部材72に設けられた環状部材73の内側の空間(内側空間73Rと称する)に繋がっている。さらに吸引路74は、ピストンロッド71bの外部を延びる配管75を介して負圧発生部76に繋がっており、配管75にはバルブ77が介装されている。
負圧発生部76は、負圧を発生させた状態で制御装置80(図10を参照)によってバルブ77が操作されると、配管75及び吸引路74を介して内側空間73R内に(すなわち押出し部材72の下面に)真空圧を供給する。これにより、内側空間73R内に吸引力が発生する。このように吸引路74、配管75、負圧発生部76及びバルブ77は、環状部材73の内側空間73R内に吸引力を発生させる吸引力発生機構78を構成している。
図3において、ペースト供給装置7の2つのポット保持部52には、それぞれペーストポット60が保持されている。保持された2つのペーストポット60のうち、選択された一つからペーストPstが供給される。ペーストポット60が選択されると、ロッドレスシリンダ55による位置切り替え動作によって選択されたペーストポット60が押圧シリンダ71の直下の位置(ペースト供給位置)に移動する。他方のペーストポット60は、ペースト供給位置から外れた左または右の位置(待機位置)に移動する。
ペーストポット60のポット保持部52への着脱(交換)は、図3に示すペースト供給装置7がスキージベース21の左端に移動している位置(交換位置)で行われる。交換位置には、交換されるペーストポット60から垂れ落ちるペーストPstがマスク4上に落下しないように受け止める、スキージベース21の下部から延出したプレート状のペースト受け板79が設けられている。
次に図10を参照し、スクリーン印刷機1の制御系統について説明する。スクリーン印刷機1は、制御装置80を備えている。制御装置80は、基板保持移動ユニット3が備える搬送コンベア16による基板2のX軸方向への搬送動作、第2昇降テーブル昇降モータ14mによる下受け部材17の昇降動作(後述する基板2の下面の支持動作)を制御する。制御装置80は、クランパ開閉シリンダ18sによるクランパ18の基板クランプ動作、XYθ移動機構11による基板2の水平面内での移動動作及び第1昇降テーブル昇降モータ13mによる第1昇降テーブル13の昇降動作(後述するクランプされた基板2の昇降動作)を制御する。
制御装置80は、スキージユニット移動機構23によるスキージユニット5及びペースト供給装置7のY軸方向への移動動作及びスキージ昇降シリンダ24による各スキージ22の昇降動作を制御する。制御装置80は、カメラユニット移動機構33によるカメラユニット6の水平面内での移動動作、カメラユニット6が備える上方撮像カメラ31の撮像動作及び下方撮像カメラ32の撮像動作を制御する。制御装置80が有する画像認識部81は、上方撮像カメラ31及び下方撮像カメラ32の撮像動作によって得られて制御装置80に入力された画像データを画像認識処理する。
制御装置80は、ロッドレスシリンダ55によるペースト供給位置に位置するペーストポット60を切り替える位置切り替え動作を制御する。制御装置80は、押圧シリンダ71と吸引力発生機構78によるペーストポット60からのペーストPstの供給動作、及びペースト供給装置移動機構41の作動によるペースト供給装置7のX軸方向への移動動作を制御する。また制御装置80につながる入力部82において、スクリーン印刷機1でのスクリーン印刷作業の所定の入力操作が行われる。
次に図11を参照し、ペースト供給装置7によるペーストPstの供給手順(ペースト供給方法)について説明する。まず作業者OPは、交換位置に移動したペースト供給装置7において、前述のポット保持作業の手順に従ってペーストポット60の交換を行う。すなわち、作業者OPは、ペーストポット60の中蓋62に設けられた連結部64をポット保持部52の突起受け部59に連結させる。これにより、ペースト供給装置7は、ペーストポット60を貫通孔63が下方を向く姿勢でポット保持部52に保持する(ポット保持工程)。
次いで作業者OPは、制御装置80につながる入力部82を操作して、ペーストPstを供給するペーストポット60を選択する。次いで制御装置80は、ロッドレスシリンダ55を制御して位置切り替え動作を行い、選択されたペーストポット60を押圧シリンダ71の直下のペースト供給位置に移動させる。このようにして、ペースト供給装置7は、ペーストポット60からペーストPstを押し出すことができるペースト押出し待機状態となる。
次いで制御装置80がペースト押し出し指令信号を出力すると、押圧シリンダ71はピストンロッド71bの押し作動を行う。これにより、押圧シリンダ71は、押出し部材72を下降させ、押出し部材72の環状部材73の下面をペーストポット60の筒状部材61の底面に上方から当接させる。さらに押圧シリンダ71は、筒状部材61の底面を押して(図11(a)中に示す矢印G)、中蓋62に対して筒状部材61を相対移動させて貫通孔63からペーストPstを押し出す(ペースト押出し工程)(図11(a))。
すなわち、押圧シリンダ71、押出し部材72及び環状部材73は、ポット保持部52に保持されたペーストポット60の中蓋62に対して筒状部材61を相対移動させて貫通孔63からペーストPstを押出すペースト押出し部53となる。押出し部材72が筒状部材61に当接している状態で、吸引力発生機構78が内側空間73R内に(すなわち押出し部材72の下面に)真空圧を与えることにより吸引力が発生し、押出し部材72(環状部材73)は筒状部材61の底面を吸着保持する。
押圧シリンダ71が筒状部材61を所定量押し下げて規定量のペーストPstを押し出したら、次いで制御装置80は、ペースト押出し信号の出力を停止する。これにより押圧シリンダ71は、ピストンロッド71bの動作を押し作動から引き作動に切り替え、押出し部材72を上昇させて筒状部材61を一定量引き上げる(ペーストポット引き上げ工程)(図11(b)中に示す矢印H)。すなわち制御装置80は、ペースト押出し工程において貫通孔63からペーストを押し出した後、吸引力発生機構78によってペーストポット60の筒状部材61の底面に発生させた吸引力により筒状部材61の底面を保持して押圧シリンダ71(ペースト押出し部53)により筒状部材61を引き上げる。
この時、中蓋62は連結部64によってポット保持部52に連結されており、上昇方向の移動が抑制されている。中蓋62の移動が抑制されている状態で筒状部材61を引き上げることによって筒状部材61内に負圧が発生し、貫通孔63付近のペーストPstが筒状部材61内に吸い上げられて貫通孔63からのペーストPstの垂れが防止される。筒状部材61の引き上げは、図11(c)に示すように、貫通孔63から吸い込まれた空気によって、貫通孔63から上方へ延びる管状の空洞部Kが形成されるようになるまで行うことが好ましい(図11(c)中に示す矢印J)。
次に図12を参照し、スクリーン印刷機1によるスクリーン印刷作業の実行手順(スクリーン印刷方法)について説明する。まず作業者OPは、ペーストポット60をポット保持部52に保持させて、ペースト供給装置7をペースト押出し待機状態にする。次いで作業者OPは、制御装置80につながる入力部82から、所定のスクリーン印刷作業開始操作を行う。スクリーン印刷作業開始操作を受けた制御装置80は、スクリーン印刷機1の外部から投入された基板2を搬送コンベア16により搬送し、一対のクランパ18の下方の作業位置に位置決めする。次いで下受け部材17を上昇させて基板2の下面を支持して搬送コンベア16から持ち上げ、一対のクランパ18により基板2の両端部をクランプして保持する。
基板2をクランプしたら、制御装置80は、カメラユニット6をマスク4の下方領域内に移動させ、基板側マーク2mを上方から下方撮像カメラ32により撮像し、画像認識を行って基板2の位置を算出する。次いでマスク側マーク4mを下方から上方撮像カメラ31により撮像し、画像認識を行ってマスク4の位置を算出する。
制御装置80は、基板2の位置とマスク4の位置を算出したら、カメラユニット6をマスク4の下方領域から外れた位置に移動させる。次いでXYθ移動機構11の作動制御を行って、基板側マーク2mがマスク側マーク4mの直下に位置するように基板2を移動させる基板2の位置合わせを行う。
制御装置80は、マスク4に対する基板2の位置合わせを行ったら、基板保持移動ユニット3の第1昇降テーブル13を上昇させる(図12中に示す矢印L)。これにより基板2の電極2aとマスク4のパターン孔4hとが合致し、基板2の上面及びクランパ18の上面とマスク4の下面とが接触した状態となる(接触工程)。
次いで制御装置80は、スキージベース21をY軸方向に移動させて、ペースト押出し待機状態となっているペースト供給装置7を所定の位置(通常、マスク4の前方のクランパ18と接触している部分の上方位置)に移動させる。そして、ペースト供給装置移動機構41によってペースト供給装置7をX軸方向に移動させつつ、押圧シリンダ71を作動させてペーストポット60からペーストPstを押し出させて、マスク4上にペーストPstを供給する(ペースト供給工程)。
制御装置80は、マスク4上に規定量のペーストPstを供給したら、吸引力により保持した筒状部材61を引き上げて、貫通孔63からのペーストPstの垂れを防止する。一方で制御装置80は、一方(摺動方向とは反対位置)のスキージ22を下降させて下端部をマスク4上に当接させ、スキージベース21をY軸方向に移動させて(図12中に示す矢印M)、スキージ22をマスク4上で摺動させる(スキージ摺動工程)。これにより、マスク4上のペーストPstがスキージ22によって掻き寄せられ、パターン孔4hを介して基板2の電極2aに転写される。
制御装置80は、上記ペーストPstの転写作業が終了したら、第1昇降テーブルの13を下降させ、マスク4から基板2を離間させて版離れを行う。更に、一対のクランパ18による基板2の保持(クランプ)を解除した後、下受け部材17を下降させて、基板2を搬送コンベア16に下ろす。次いで搬送コンベア16を作動させてスクリーン印刷機1の外部に基板2を搬出する。これにより基板2の1枚当たりのスクリーン印刷作業が終了する。
以上説明したように、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1及びスクリーン印刷機1によるスクリーン印刷方法(ペースト供給装置7及びペースト供給装置7によるペースト供給方法)では、ペーストポット60の中蓋62に設けられた連結部64をポット保持部52に連結させて、ペーストポット60を貫通孔63が下方を向く姿勢でポット保持部52に保持させた状態で、ペースト押出し部53(押圧シリンダ71,押出し部材72,環状部材73)によって筒状部材61の底面を押してペーストポット60の中蓋62に対して筒状部材61を相対移動させて貫通孔63からペーストPstを押出した後、吸引力発生機構78によって筒状部材61の底面(内側空間73R)に発生させた吸引力により筒状部材61の底面を保持してペースト押出し部53により筒状部材61を引き上げている。
このように、筒状部材61内に負圧を発生させ、貫通孔63付近のペーストPstを筒状部材61内に吸い上げるようにしているので、ペーストポット60からのペーストPstの垂れを防止できる。これによって、スクリーン印刷中のマスク4上に余分なペーストPstが落下して印刷むらが発生することを防止できる。
本実施の形態において、ペーストポット60の中蓋62に設けられている連結部64の個数、及び対応するポット保持部52の切欠き部59aの個数は2個に限定されることなく、適宜変更可能である。例えば、3個でも4個でもよい。また、連結部64と連結部64を連結するポット保持部52の形状、及び連結方法は上記に限定されることなく、適宜変更可能である。つまり、ペーストポット60を貫通孔63が下方を向く姿勢でポット保持部52に保持でき、かつ、保持した状態でペーストポット60の中蓋62の上方への移動が抑制でき、筒状部材61を引き上げることによって筒状部材61内に負圧を発生させて貫通孔63からのペーストPstの垂れを防止できるものであればよい。
ペーストポットからのペーストの垂れを防止できるペースト供給装置、スクリーン印刷機、ペースト供給方法及びスクリーン印刷方法を提供する。
1 スクリーン印刷機
2 基板
4 マスク
7 ペースト供給装置
22 スキージ
52 ポット保持部
53 ペースト押出し部
60 ペーストポット
61 筒状部材
62 中蓋
63 貫通孔
64 連結部
78 吸引力発生機構
Pst ペースト

Claims (5)

  1. ペーストを収容した有底の筒状部材及びこの筒状部材内に移動自在に挿入されて中央部に貫通孔が形成された中蓋を有して成るペーストポットと、
    前記ペーストポットが載置されると共に、前記中蓋に設けられた連結部と連結させて前記ペーストポットを前記貫通孔が下方を向く姿勢に保持するポット保持部と、
    前記ポット保持部に保持された前記ペーストポットの前記中蓋に対して前記筒状部材を相対移動させて前記貫通孔からペーストを押出すペースト押出し部とを備え、
    前記ペースト押出し部により前記ポット保持部に保持された前記ペーストポットの前記筒状部材の底面を押して前記貫通孔からペーストを押出した後、吸引力発生機構によって前記筒状部材の底面に発生させた吸引力により前記筒状部材の底面を保持して前記ペースト押出し部により前記筒状部材を引き上げることを特徴とするペースト供給装置。
  2. 基板と接触されるマスクと、前記基板と接触された前記マスク上にペーストを押出して供給する請求項1に記載のペースト供給装置と、前記ペースト供給装置によりペーストが供給された前記マスク上で摺動するスキージとを備えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
  3. ペーストを収容した有底の筒状部材及びこの筒状部材内に移動自在に挿入されて中央部に貫通孔が形成された中蓋を有して成るペーストポットの前記中蓋に設けられた連結部をポット保持部に連結させて前記ペーストポットを前記貫通孔が下方を向く姿勢で前記ポット保持部に保持するポット保持工程と、
    前記貫通孔が下方を向く姿勢に保持した前記ペーストポットの前記中蓋に対してペースト押出し部により前記筒状部材の底面を押して前記筒状部材を相対移動させて前記貫通孔からペーストを押出すペースト押出し工程と、
    前記ペースト押出し工程において前記貫通孔からペーストを押し出した後、吸引力発生機構によって前記ペーストポットの前記筒状部材の底面に発生させた吸引力により前記筒状部材の底面を保持して前記ペースト押出し部により前記筒状部材を引き上げるペーストポット引き上げ工程とを含むことを特徴とするペースト供給方法。
  4. 基板とマスクを接触させる接触工程と、
    前記基板と接触させた前記マスク上に請求項1に記載のペースト供給装置からペーストを押出して供給するペースト供給工程と、
    ペーストが供給された前記マスク上でスキージを摺動させるスキージ摺動工程とを含むことを特徴とするスクリーン印刷方法。
  5. 前記中蓋の前記連結部は突起および前記ポット保持部に載置された前記ペーストポットを所定の回転位置で停止させる止め部を有し、
    前記ポッド保持部は、前記突起に対応する切欠き、および前記止め部に当接して前記ペーストポットを前記所定の回転位置で停止させる受け部を有する請求項1に記載のペースト供給装置。
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