JP6546697B2 - 基板サポート装置、スクリーン印刷装置、塗布装置、表面実装機、及び、バックアップピン段取り方法 - Google Patents

基板サポート装置、スクリーン印刷装置、塗布装置、表面実装機、及び、バックアップピン段取り方法 Download PDF

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Description

本明細書で開示される技術は、基板サポート装置、スクリーン印刷装置、塗布装置、表面実装機、及び、バックアップピン段取り方法に関する。
従来、バックアップピンを用いて基板を下から支持する基板サポート装置において、基板の品種に応じてバックアップピンの配置を変える所謂バックアップピンの段取りを行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載の電子部品装着装置はサポートプレートと、このサポートプレートの全てのピン支持穴に上下動自在に保持されているサポートピン(バックアップピンに相当)とを備えており、必要なサポートピン以外のサポートピンを下降位置に保持することによって段取りを行っている。
特開2003−283195号公報
ところで、基板サポート装置は必ずしも全てのバックアップピンを必要としない場合がある。例えば生産する基板が3品種だけである場合、それら3品種の基板の支持に用いないバックアップピンは不要である。しかしながら、上述した特許文献1に記載の電子部品装着装置は初めから全てのピン支持穴にサポートピンが保持されているため、生産する基板の品種が3品種だけであってもそれら3品種の基板の支持に用いないバックアップピンまで備えていなければならず、コストが無用に上昇してしまうという問題がある。
また、特許文献1には従来の技術として作業者がピン支持穴にサポートピンを上から差し込むことによってバックアップピンの段取りを手作業で行うことが記載されている。しかしながら、このような手作業による段取りは作業者にとって負担が大きいという問題がある。
本明細書では、不要なバックアップピンを備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピンを段取りする際の作業者の負担を軽減する技術を開示する。
本明細書で開示する基板サポート装置は、バックアップピンを用いて基板を下から支持する基板サポート装置であって、前記バックアップピンが上昇位置と下降位置とに移動可能に挿入される複数のピン挿入穴を有するバックアッププレートと、前記バックアッププレートを昇降させる昇降部と、前記ピン挿入穴に挿入されている前記バックアップピンのうち前記下降位置にある全てのバックアップピンを前記上昇位置に移動させるピン上昇部と、前記バックアップピンを前記上昇位置で保持するピン保持部と、前記上昇位置で保持されている前記バックアップピンのうち前記基板の支持に用いないバックアップピンを前記下降位置に移動させるピン下降部と、を備える。
上記の基板サポート装置によると、生産が予定されている複数の品種の基板の支持に用いるバックアップピンだけを挿入することができ、また、それら複数の品種間での品種の切り替えの際には次の品種の支持に用いないバックアップピンを自動で下降させることができるので、不要なバックアップピンを備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピンを段取りする際の作業者の負担を軽減することができる。
また、前記ピン保持部は前記バックアップピンが下に押圧されると前記バックアップピンが下降する形態で前記バックアップピンを保持してもよい。
上記の基板サポート装置によると、バックアップピンを下に押圧するという簡単な動作でバックアップピンを下降させることができる。
また、前記ピン保持部は前記バックアップピンの下端部の外周に装着されている弾性体であり、前記バックアップピンが前記上昇位置に移動すると前記弾性体が前記ピン挿入穴に圧入されて前記バックアップピンを保持してもよい。
バックアップピンが下に押圧されるとバックアップピンが下降する形態で保持する構成としては、空圧によって保持したり、電気的に保持したりする構成も考えられる。しかしながら、そのような保持では構成が複雑になるという問題がある。また、空圧によって保持する場合は空気漏れなどの不具合が起こり易いという問題もある。これに対し、弾性体によって保持すると簡素な構成(言い換えるとエコノミーな構成)で保持することができ、また、空圧によって保持しないので空気漏れなどの不具合も生じ難い。
また、前記バックアップピンを前記上昇位置でロックするロック部を有してもよい。
上記の基板サポート装置によると、バックアップピンを上昇位置でロックするので、基板を支持する際にバックアップピンが下降してしまわないようにすることができる。
また、前記ロック部は前記バックアップピンが前記基板を支持する位置で前記バックアップピンをロックしてもよい。
上記の基板サポート装置によると、バックアップピンによって基板を支持しつつバックアップピンが下降してしまわないようにすることができる。
また、前記ピン下降部は前記基板の支持に用いない前記バックアップピンを一本ずつ前記下降位置に移動させるものであり、前記バックアップピンが挿入されていない位置では前記下降位置に移動させる動作を行わないようにしてもよい。
上記の基板サポート装置によると、基板の支持に用いないバックアップピンを一本ずつ下降位置に移動させる場合に、バックアップピンが挿入されていない位置では下降位置に移動させる動作を行わないので、段取りに要する時間を短縮することができる。これにより、品種切替時の生産性を向上させることができる。
また、前記ピン下降部は前記基板の支持に用いない前記バックアップピンに対応して設けられている押圧ピンを有する治具であって、前記押圧ピンが下に延びる姿勢で前記基板サポート装置の上方に配される治具を有し、前記昇降部によって前記バックアッププレートが上昇すると前記基板の支持に用いない前記バックアップピンが前記押圧ピンによって一括して下に押圧されてもよい。
上記の基板サポート装置によると、基板の支持に用いないバックアップピンを一括して下降させることができるので、バックアップピンを一本ずつ順に下降させる場合に比べて段取りに要する時間をより短縮できる。
また、前記ピン上昇部は前記バックアッププレートの下方に配されている下部プレートであり、前記昇降部によって前記バックアッププレートが下降すると前記下降位置にある前記バックアップピンが前記下部プレートに当接して上に押し出されることによって一括して前記上昇位置に移動してもよい。
上記の基板サポート装置によると、ピン上昇部はバックアッププレートを昇降させる昇降部を利用してバックアップピンを一括して上昇位置に移動させるので、例えばバックアップピンを一本ずつ上に引き上げる場合に比べて短時間に上昇位置に移動させることができる。
また、前記下部プレートには前記バックアップピンを挿入可能な貫通穴が形成されており、当該基板サポート装置は、前記バックアッププレートが下降したときに前記下降位置にある前記バックアップピンが前記貫通穴に挿入される位置と、前記貫通穴に挿入されずに前記下部プレートに当接する位置とに前記下部プレートをスライドさせる下部プレート駆動部を備えてもよい。
基板サポート装置では基板が搬送される際にバックアップピンが搬送の邪魔にならないようにバックアッププレートを下降させたい場合がある。しかしながら、バックアップピンの下方に下部プレートがあると、バックアッププレートを下降させたときに下降位置にあるバックアップピンが下部プレートに当接して上昇位置に移動してしまう虞がある。上記の基板サポート装置によると、バックアップピンが基板の搬送の邪魔にならないようにバックアッププレートを下降させるときは下降位置にあるバックアップピンが貫通穴に挿入される位置に下部プレートをスライドさせることにより、下降位置にあるバックアップピンが上昇位置に移動してしまわないようにすることができる。
また、前記バックアップピンを上方から撮像する撮像部であって、前記上昇位置にある前記バックアップピンの上端面又は前記下降位置にある前記バックアップピンの上端面に焦点が合わされている撮像部と、前記撮像部によって撮像された画像を解析して前記バックアップピンが前記下降位置にあるか否かを判断する判断部と、を備えてもよい。
例えば上昇位置にあるバックアップピンの上端面に焦点を合わせてバックアップピンを撮像すると、上昇位置にあるバックアップピンは上端面が明瞭に撮像される一方、下降位置にあるバックアップピンは上端面の輪郭がぼやけて周囲と識別不能に撮像されるので、バックアップピンが下降位置にあるか否かを判断することができる。これにより、下降位置に移動すべきバックアップピンが実際に下降位置に移動したか否かを判断することができる。なお、下降位置にあるバックアップピンの上端面に焦点を合わせることによってこの判断を行うこともできる。
また、本明細書で開示するスクリーン印刷装置は、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置と、前記基板サポート装置によって支持された基板にスクリーン印刷によって印刷材料を印刷する印刷部と、を備える。
上記のスクリーン印刷装置によると、不要なバックアップピンを備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピンを段取りする際の作業者の負担を軽減することができる。
また、本明細書で開示する塗布装置は、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置と、前記基板サポート装置によって支持された基板に接着剤を塗布する塗布部と、を備える。
上記の塗布装置によると、不要なバックアップピンを備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピンを段取りする際の作業者の負担を軽減することができる。
また、本明細書で開示する表面実装機は、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置と、前記基板サポート装置によって支持された基板に電子部品を実装する実装部と、を備える。
上記の表面実装機によると、不要なバックアップピンを備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピンを段取りする際の作業者の負担を軽減することができる。
また、本明細書で開示するバックアップピン段取り方法は、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置を用いたバックアップピン段取り方法であって、前記ピン挿入穴に挿入されている前記バックアップピンのうち前記下降位置にある全ての前記バックアップピンを前記ピン上昇部によって前記上昇位置に移動させるピン上昇工程と、前記上昇位置に移動した前記バックアップピンを前記ピン保持部によって保持するピン保持工程と、前記ピン保持工程の後に、前記基板の支持に用いない前記バックアップピンを前記ピン下降部によって下降させるピン下降工程と、を含む。
上記の、不要なバックアップピンを備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピンを段取りする際の作業者の負担を軽減することができる。
本明細書で開示される技術によれば、不要なバックアップピンを備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピンを段取りする際の作業者の負担を軽減することができる。
実施形態1に係るスクリーン印刷装置を模式的に示す側面図 基板サポート装置の側面図 バックアップピンの側面図 バックアッププレートの上面図 上部プレートの上面図 下部プレートの上面図 ピン下降部を模式的に示す上面図 スクリーン印刷装置の電気的構成を示すブロック図 基板の生産の流れを示すフローチャート 基板サポート装置の状態を模式的に示す断面図 (A)バックアッププレート:待機位置、上部プレート:非ロック位置、下部プレート:下方位置 (B)バックアッププレート:待機位置、上部プレート:非ロック位置、下部プレート:下方位置 (C)バックアッププレート:下位置、上部プレート:ロック位置、下部プレート:下方位置 (D)バックアッププレート:待機位置、上部プレート:ロック位置、下部プレート:下方位置 (E)バックアッププレート:待機位置、上部プレート:非ロック位置、下部プレート:下方位置 (F)バックアッププレート:待機位置、上部プレート:非ロック位置、下部プレート:下方位置 (G)バックアッププレート:待機位置、上部プレート:ロック位置、下部プレート:下方位置 (H)バックアッププレート:バックアップ位置、上部プレート:ロック位置、下部プレート:非下方位置 (I)バックアッププレート:下位置、上部プレート:ロック位置、下部プレート:非下方位置 (J)バックアッププレート:バックアップ位置、上部プレート:ロック位置、下部プレート:下方位置 実施形態2に係る治具部品を下から見た斜視図
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図10によって説明する。以降の説明では図1に示す左右方向をX軸方向、図1において紙面に垂直な方向をY軸方向、図1に示す上下方向をZ軸方向とする。また、図1において紙面手前側を前側、紙面奥側を後側とする。
(1)スクリーン印刷装置の構成
先ず、図1を参照して、実施形態1に係るスクリーン印刷装置1の構成について説明する。スクリーン印刷装置1はマスク11を用いて基板12のパターン上にクリーム半田または導電性のペースト等の印刷材料を印刷するものであり、マスク11、基台13、搬送コンベア14、基板サポート装置15、印刷部16などを備えている。
マスク11は印刷するパターンに対応する開口が形成されている金属製の板材であり、図示しないマスク保持部によって取り外し可能に保持されている。
基台13は上面視長方形状をなすとともに上面が平坦とされており、4つの支柱によって支持されている。
搬送コンベア14は基板12をX軸方向に搬送するものであり、Y軸方向に互いに離間して配置されている二つのベルトユニット17を備えている。なお、図1では後側のベルトユニット17のみを示している。ベルトユニット17は二つのプーリ17A、それら二つのプーリ17Aに駆け回されているベルト17B、ベルト17Bを回転させるベルト駆動モータ49(図8参照)などを有している。二つのベルトユニット17のY軸方向の間隔は可変であり、作業者は基板12のY軸方向の幅に合わせて二つのベルトユニット17の間隔を調整することができる。
基板サポート装置15は搬送コンベア14によって上方に搬送されてきた基板12を下から持ち上げてマスク11の下面に密着させた状態で支持するものであり、二つのベルトユニット17の間に配置されている。基板サポート装置15についての説明は後述する。以降の説明では基板12を下から持ち上げて支持することを「バックアップ」というものとする。
印刷部16はマスク11と基板12とが密着している状態で基板12にパターンを印刷するものであり、スキージ18、マスク11の板面に平行な方向にスキージ18を移動させるスキージ駆動モータ50(図8参照)などを備えている。スキージ18を移動させるとマスク11上でペースト19が均されるように広がり、マスク11に形成されている開口に充填される。これにより基板12のパターン上にペーストが印刷される。
(2)基板サポート装置
図2に示すように、基板サポート装置15は、複数のバックアップピン20(図2では二つのみを図示)、バックアップピン20が上昇位置(例えば図10(E)に示す位置)と下降位置(例えば図10(A)に示す位置)とに移動可能に挿入される複数のピン挿入穴21A(図4参照)を有するバックアッププレート21、バックアップピン20を上昇位置及び下降位置でロックするロック部22、バックアッププレート21を昇降させる昇降部23、下降位置にあるバックアップピン20を一括して上昇位置に移動させるための下部プレート24(ピン上昇部の一例)、下部プレート24を左右方向にスライドさせる下部プレート駆動部25、撮像部26(図1参照)、ピン下降部27(図1参照)などを備えている。
図3に示すように、バックアップピン20は丸棒状であり、長さ方向で径が異なっている。具体的には、バックアップピン20は上から小径部28、大径部29A、中径部30A、大径部29B、中径部30B、及び、大径部29Cからなっている。また、最も下の大径部29Cの外周面には全周に亘って凹溝が形成されており、その凹溝にOリング31(ピン保持部、及び、弾性体の一例)が嵌着されている。
図4に示すように、バックアッププレート21は金属製の板状の部材であり、バックアップピン20が挿入される複数のピン挿入穴21Aが形成されている。ピン挿入穴21Aの内径はバックアップピン20の大径部29より大きい。なお、バックアップピン20がバックアッププレート21から抜け落ちてしまうことを防止するために、バックアップピン20の最も上の大径部29Aの直径をピン挿入穴21Aの直径より大きくしてもよい。
図2に示すように、ロック部22は上部プレート22A、上部プレート22Aを左右にスライドさせる上部プレート駆動部22B、及び、上部プレート22Aと上部プレート駆動部22Bとを接続する接続部材22Cを有している。上部プレート22Aはバックアッププレート21の上面に重ねて配置されており、左右方向にスライド可能にバックアッププレート21に支持されている。
図5に示すように、上部プレート22Aは金属製の板状の部材であり、バックアッププレート21のピン挿入穴21Aに対応する位置に貫通穴22Dが形成されている。貫通穴22Dの形状は大まかには大きい円の隣に小さい円を重ねた形状(所謂ダルマ穴形状)である。大きい円の内径はバックアッププレート21のピン挿入穴21Aの直径より大きい。また、小さい円の内径はバックアップピン20の大径部29の直径より小さく、且つ、中径部30の直径より大きい。
図2に示すように、上部プレート駆動部22Bは図示しない支持部を介してバックアッププレート21に固定されており、バックアッププレート21と共に昇降する。上部プレート駆動部22Bは接続部材22Cを介して上部プレート22Aに連結されているシリンダを有しており、正圧及び負圧を供給する外部の空気供給装置に図示しない2本のエアホースを介して接続されている。各エアホースには電磁弁からなる切替バルブ52(図8参照)が設けられており、上部プレート駆動部22Bに正圧(又は負圧)が供給されるとシリンダが左側に移動し、負圧(又は正圧)が供給されるとシリンダが右側に移動する。これにより上部プレート22Aが左右にスライドする。
昇降部23は上端がバックアッププレート21に接続されているボールねじ23A、ボールねじ23Aに螺合されているボールナット23B、ベルト23Cを介してボールナット23Bを回転させる昇降モータ51などを有している。ボールナット23Bが回転するとボールねじ23Aが上下方向に移動し、それによりバックアッププレート21が昇降する。
下部プレート24は金属製の板状の部材の左右両側を下に90度折り曲げたものであり、バックアッププレート21から下方に離間した位置で図示しない支持部によって左右方向にスライド可能に支持されている。図6に示すように、下部プレート24はバックアッププレート21のピン挿入穴21Aに対応する位置に貫通穴24Dが形成されている。貫通穴24Dの内径は大径部29の直径より大きい。
下部プレート駆動部25の構造は上部プレート駆動部22Bと実質的に同じであり、外部の空気供給装置から供給される正圧及び負圧によって下部プレート24を左右にスライドさせる。
図1に示すように、撮像部26は後述するピン下降部27のピン下降用ヘッド27Aに取り付けられている。撮像部26はバックアップピン20の下降状態を確認するためのものであり、撮像面を下に向けた姿勢で配置されている。撮像部26は上昇位置にあるバックアップピン20の上端面に焦点が合わされており、上昇位置にあるバックアップピン20は上端面が明瞭に撮像される一方、下降位置にあるバックアップピン20は上端面の輪郭がぼやけて周囲と識別不能に撮像される。これにより、バックアップピン20が上昇位置にあるか下降位置にあるかを判断することができる。
なお、ここでは上昇位置にあるバックアップピン20の上端面に焦点を合わせる場合を例に説明したが、下降位置にあるバックアップピン20の上端面に焦点を合わせてもよい。
図1に示すように、ピン下降部27は上昇位置にあるバックアップピン20のうち基板12のバックアップに用いないバックアップピン20を下に押圧するためのものであり、上昇位置にあるバックアップピン20の上端面より上となる位置に設けられている。
図7に示すように、ピン下降部27はピン下降用ヘッド27Aと、ピン下降用ヘッド27Aを一定の可動領域内でX軸方向及びY軸方向に搬送するヘッド搬送部27Bとを有している。
ヘッド搬送部27BはY軸方向に平行に延びる一対のY軸ガイドレール27C、Y軸方向に延伸するY軸ボールねじ27D、Y軸ボールねじ27Dに螺合しているY軸ボールナット27E、Y軸ボールねじ27Dを軸周りに回転させるY軸サーボモータ48、ピン下降用ヘッド27AをX軸方向に移動可能に支持するビーム27F、X軸方向に延伸するX軸ボールねじ27G、X軸ボールねじ27Gに螺合しているX軸ボールナット27H、X軸ボールねじ27Gを軸周りに回転させるX軸サーボモータ47などを備えている。
Y軸ボールナット27Eはビーム27Fに固定されている。Y軸ボールねじ27Dが軸周りに回転するとY軸ボールナット27EがY軸ボールねじ27Dに沿って進退し、それによりビーム27FがY軸方向に移動する。
ビーム27FはX軸方向に延びており、X軸方向の両端部が一対のY軸ガイドレール27Cに摺動可能に支持されている。X軸ボールねじ27G及びX軸サーボモータ47はビーム27Fに支持されており、X軸ボールナット27Hはピン下降用ヘッド27Aに固定されている。X軸ボールねじ27Gが軸周りに回転するとX軸ボールナット27HがX軸ボールねじ27Gに沿って進退し、それによりピン下降用ヘッド27AがX軸方向に移動する。
図1に示すように、ピン下降用ヘッド27Aはビーム27Fに摺動可能に支持されているヘッド本体部27I、ヘッド本体部27Iに昇降可能に支持されている押圧ピン27Jなどを備えており、正圧及び負圧を供給する外部の空気供給装置に図示しない2本のエアホースを介して接続されている。各エアホースには電磁弁からなる切替バルブ52(図8参照)が設けられており、ピン下降用ヘッド27Aに正圧(あるいは負圧)が供給されると押圧ピン27Jが下に移動し、負圧(あるいは正圧)が供給されると押圧ピン27Jが上に移動する。
(3)バックアップピン、バックアッププレート、上部プレート、及び、下部プレートの位置
次に、図10を参照して、バックアップピン20、バックアッププレート21、上部プレート22A、及び、下部プレート24の位置について説明する。
先ず、バックアップピン20の位置について説明する。バックアップピン20はバックアッププレート21に対して相対的に上方向に移動した上昇位置(例えば図10(B)、図10(D)に示す位置)と、バックアッププレート21に対して相対的に下方向に移動した下降位置(例えば図10(A)に示す位置)とに移動可能にピン挿入穴21Aに挿入されている。図10(B)に示すように、バックアップピン20がバックアッププレート21に対して相対的に上方向に移動するとOリング31がピン挿入穴21Aに圧入され、バックアップピン20が上昇位置で保持される。
次に、バックアッププレート21の位置について説明する。前述したようにバックアッププレート21は昇降モータによって上下に昇降される。ここでは図10(B)に示す位置(バックアッププレート21が下部プレート24に接するまで下降した位置)のことをバックアッププレート21の下位置といい、図10(H)に示す位置(基板12をバックアップする位置)をバックアップ位置といい、図10(A)に示す位置(下位置とバックアップ位置との間の位置)を待機位置というものとする。図10(A)に示すように、待機位置にあるバックアッププレート21と下部プレート24との間隔は、下降位置(例えば図10(A)に示す位置)にあるバックアップピン20においてバックアッププレート21から下に延びている部分の長さと同じかそれより広くなっている。
次に、上部プレート22Aの位置について説明する。図10(G)は右側にスライドした上部プレート22Aを示している。この状態では上昇位置にあるバックアップピン20(左側のバックアップピン20)は大径部29Bと大径部29Cとの間に上部プレート22Aの一部が位置しているので上下方向の移動が規制される。すなわち、バックアップピン20が上昇位置でロックされる。また、下降位置にあるバックアップピン20(右側のバックアップピン20)も大径部29Aと大径部29Bとの間に上部プレート22Aの一部が位置しているので上下方向の移動が規制される。すなわち、バックアップピン20が下降位置でロックされる。
一方、図10(E)は左側にスライドした上部プレート22Aを示している。この状態ではバックアップピン20の2つの大径部29の間に上部プレート22Aの一部が位置していないのでバックアップピン20はロックされておらず、上下方向に移動可能である。以降の説明では上部プレート22Aが左側にスライドした位置を非ロック位置、右側にスライドした位置をロック位置というものとする。
次に、下部プレート24の位置について説明する。図10(A)は右側にスライドした下部プレート24を示している。この状態ではバックアップピン20の下方に下部プレート24の一部が位置しているため、バックアップピン20は下部プレート24に当接してそれ以上の下方向への移動が規制されている。一方、図10(H)及び図10(I)は左側にスライドした下部プレート24を示している。この状態ではバックアップピン20の下方に下部プレート24が位置していないため(言い換えるとバックアップピン20の下方に下部プレート24の貫通穴24Dが位置しているため)、バックアップピン20は下部プレート24より下方まで下降可能である。
以降の説明では、下部プレート24が左側にスライドした位置(すなわち下部プレート24がバックアップピン20の下方に位置しない位置)を非下方位置、右側にスライドした位置(すなわち下部プレート24の一部がバックアップピン20の下方に位置する位置)を下方位置というものとする。
(4)スクリーン印刷装置の電気的構成
次に、図8を参照して、スクリーン印刷装置1の電気的構成について説明する。スクリーン印刷装置1は制御部40によってその全体が制御統括されている。制御部40は、CPU等によって構成されている演算処理部41(判断部の一例)を備えている。演算処理部41には記憶部42、モータ制御部43、画像処理部44、外部入出力部45、操作部46などが接続されている。
記憶部42は演算処理部41によって実行される制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)や装置の動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成されている。また、記憶部42には基板12の品種ごとに基板データも記憶されている。基板データにはバックアップに用いるバックアップピン20の位置(言い換えると、その品種の基板12のバックアップに用いられるバックアップピン20が挿入されるピン挿入穴21Aの位置)を示す情報が含まれている。
モータ制御部43は演算処理部41の制御の下でX軸サーボモータ47、Y軸サーボモータ48、ベルト駆動モータ49、スキージ駆動モータ50、昇降モータ51などの各モータを駆動させる。画像処理部44には撮像部26から撮像信号が出力され、画像処理部44は出力された撮像信号に基づいて画像を生成する。外部入出力部45はいわゆるインターフェースであり、エアホースに設けられている切替バルブ52(図8参照)の開閉などを行う。操作部46は液晶パネルなどの表示装置や各種の操作ボタン等から構成されており、手動による操作によって外部からの入力を受け付ける。
(5)基板の生産
次に、図9、及び、図10(A)〜図10(J)を参照して、基板12の生産について説明する。基板12の生産は作業者が操作部46を操作してスクリーン印刷装置1に生産の開始を指示すると開始される。なお、図9に示すフローチャートはスクリーン印刷装置1によって行われる作業だけでなく、作業者によって行われる作業も含んでいる。
S101では、制御部40は、図10(A)に示すように、バックアッププレート21を待機位置、上部プレート22Aを非ロック位置、下部プレート24を下方位置にそれぞれ移動させる。
S102では、作業者は、図10(A)に示すように、必要なバックアップピン20をバックアッププレート21に挿入する。例えば生産予定の基板12の品種が3品種であったとすると、作業者はそれら3品種の基板12のバックアップに用いられるバックアップピン20だけを挿入する。このとき下部プレート24はピン挿入穴21Aの下方位置に位置しているので、挿入されたバックアップピン20は下端が下部プレート24に当接することによってそれ以上の下方向への移動が規制される。
なお、それら3品種の基板12で用いられない不要なバックアップピン20がバックアッププレート21に挿入されている場合は、作業者はそのバックアップピン20を引き抜くものとする。
S103では、作業者は操作部46を操作して生産する基板12の品種を選択する。例えば3品種の基板12を生産する場合は、作業者はそれら3品種の設定と、それら3品種のうち今回生産する品種の選択を行う。なお、既に3品種が設定済みの場合は今回生産する品種の選択だけを行えばよい。
S104では、制御部40はバックアップピン20の段取りを行う。以下、図10(B)〜図10(G)を参照して具体的に説明する。
先ず、制御部40は、図10(B)に示すように、バックアッププレート21を下位置まで下降させる。下降位置にあるバックアップピン20は下端が下部プレート24に当接しているので、バックアッププレート21が下位置まで下降すると下部プレート24によって相対的にバックアッププレート21から上に押し出される。これにより、ピン挿入穴21Aに挿入されているバックアップピン20のうち下降位置にある全てのバックアップピン20が上昇位置に一括して移動する。この結果、バックアッププレート21に挿入されている全てのバックアップピン20が上昇位置に位置する。
次に、制御部40は、図10(C)に示すように、上部プレート22Aをロック位置にスライドさせることにより、バックアップピン20を上昇位置でロックする。バックアップピン20をロックする理由は、バックアッププレート21を上昇させる際にバックアップピン20が下降してしまうことを防止するためである。
次に、制御部40は、図10(D)に示すように、バックアッププレート21を待機位置まで上昇させる。
次に、制御部40は、図10(E)に示すように、上部プレート22Aを非ロック位置にスライドさせてロックを解除する。ロックを解除するので、図10(E)に示す状態ではバックアップピン20はOリング31の摩擦力だけによって保持されている状態である。このためバックアップピン20を上に引っ張るとOリング31がピン挿入穴21Aから外れ、バックアップピン20を引き抜くことができる。逆に、バックアップピン20を下に押圧するとOリング31がピン挿入穴21Aから外れ、バックアップピン20が落下(すなわち下降)する。つまり、図10(E)に示すバックアップピン20は引き抜き可能な形態で、且つ、下に押圧されると下降する形態で仮保持されている。
次に、制御部40は、図10(F)に示すように、S103で選択された品種の基板12のバックアップに用いないバックアップピン20をピン下降用ヘッド27Aによって1本ずつ順に下に押圧する。これにより、ピン挿入穴21Aに挿入されているバックアップピン20のうちバックアップに用いないバックアップピン20が落下(すなわち下降)する。
ここで、制御部40は、ピン下降用ヘッド27Aによってバックアップピン20を1本ずつ順に押圧するとき、前述したS103で設定された複数の品種の基板12のバックアップに用いられるバックアップピン20が挿入されているピン挿入穴21Aの上方でのみ押圧する動作を行わせる。言い換えると、制御部40は、バックアップピン20が挿入されていないピン挿入穴21Aの上方ではバックアップピン20を押圧する動作を行わせない。
また、制御部40は、バックアップに用いないバックアップピン20をピン下降用ヘッド27Aによって1本ずつ順に下に押圧するとき、1本のバックアップピン20を押圧する毎に、撮像部26によってそのバックアップピン20を上方から撮像する。
次に、制御部40は、図10(G)に示すように、上部プレート22Aをロック位置にスライドさせる。これにより、上昇位置で保持されているバックアップピン20及び下降位置にあるバックアップピン20がそれぞれ上下方向に移動不能にロックされる。
S105では、制御部40は段取りが正常に行われたか否かを判断する。具体的には、制御部40は撮像部26によって撮像した画像を解析することにより、押圧した全てのバックアップピン20が下降位置に移動したか否かを判断し、押圧した全てのバックアップピン20が下降位置に移動した場合は段取りが正常に行われたと判断する。制御部40は、段取りが正常に行われたと判断した場合はS106に進み、正常に行われていないと判断した場合はS111に進む。
S106では、制御部40はスクリーン印刷装置1の各部を制御して基板12にパターンを印刷する。以下、図10(H)〜図10(I)を参照して具体的に説明する。
制御部40は、図10(H)に示すように、バックアッププレート21をバックアップ位置まで上昇させる。これにより、搬入されてきた基板12がバックアッププレート21によってバックアップされる。また、制御部40は、図10(H)に示すように、下部プレート24をバックアップピン20の下方に位置しない非下方位置(言い換えるとバックアップピン20の下方に下部プレート24の貫通穴24Dが位置する位置)にスライドさせる。
次に、制御部40は印刷部16を制御して基板12にパターンを印刷する。
次に、制御部40は、図10(I)に示すように、上昇位置にあるバックアッププレート21が印刷を終了した基板12の搬送の邪魔にならないようにバックアッププレート21を下位置まで下降させる。このとき下部プレート24は非下方位置に位置しているので、下降位置にあるバックアップピン20は下部プレート24の貫通穴24Dに挿入される。このため、バックアッププレート21を下位置まで下降させても下降位置にあるバックアップピン20が上昇位置に移動してしまうことが防止される。
S107では、制御部40は予定されている枚数の生産が終了したか否かを判断する。なお、予定されている枚数は品種ごとに予め設定されているものとする。制御部40は、生産が終了したと判断した場合はS108に進み、終了していないと判断した場合はS106に戻って処理を繰り返す。
S108では、作業者は操作部46を操作して次の品種を選択するか又は生産の終了を指示する。制御部40は次の品種の選択が指示された場合はS110に進み、生産の終了が指示された場合は当日の生産を終了する。
S110では、制御部40は次の品種に合わせてバックアップピン20を段取りし直すために再段取りの準備を行う。以下、図10(J)を参照して具体的に説明する。
先ず、制御部40は、図10(J)に示すように、バックアッププレート21をバックアップ位置まで上昇させる。次に、制御部40は、図10(J)に示すように、下部プレート24を下方位置にスライドさせる。そして、S103に戻って処理が繰り返えされる。前述したようにS104では図10(B)に示すようにバックアッププレート21が下位置まで下降するので、下降位置にある全てのバックアップピン20が上昇位置に移動し、前回行った段取りがリセットされる。
S111では、制御部40は操作部46にエラーメッセージを表示して基板12の生産を中止する。
(6)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係る基板サポート装置15によると、生産が予定されている複数の品種の基板12のバックアップに用いるバックアップピン20だけを挿入することができ、また、それら複数の品種間での品種の切り替えの際には次の品種のバックアップに用いないバックアップピン20を自動で下降させることができるので、不要なバックアップピン20を備えることによる無用なコストの上昇を抑制しつつ、バックアップピン20を段取りする際の作業者の負担を軽減することができる。
また、基板サポート装置15によると、例えば生産する基板12の品種が前述した3品種から別の複数の品種に切り替わる場合に、当該別の複数の品種のバックアップに用いないバックアップピン20を引き抜いて当該別の複数の品種のバックアップで必要となる位置に挿入するといったように、少ないバックアップピン20を有効に活用することができる。あるいは、機種が同じ基板サポート装置15間でバックアップピン20を融通し合うこともできる。また、機種の異なる基板サポート装置15間でもバックアップピン20に互換性を持たせればバックアップピン20をより有効に活用することができる。
更に、基板サポート装置15によると、ピン保持部(Oリング31)はバックアップピン20が下に押圧されるとバックアップピン20が下降する形態でバックアップピン20を保持するので、バックアップピン20を下に押圧するという簡単な動作でバックアップピン20を下降させることができる。
更に、基板サポート装置15によると、ピン保持部は弾性体(Oリング31)である。バックアップピン20が下に押圧されたときにバックアップピン20が下降する形態で保持する構成としては、空圧によって保持したり、電気的に保持したりする構成も考えられる。しかしながら、そのような保持では構成が複雑になるという問題がある。また、空圧によって保持する場合は空気漏れなどの不具合が起こり易いという問題もある。これに対し、Oリング31によって保持すると簡素な構成(言い換えるとエコノミーな構成)で保持することができ、また、空圧によって保持しないので空気漏れなどの不具合も生じ難い。
更に、基板サポート装置15によると、バックアップピン20を上昇位置でロックするので、基板12をバックアップする際にバックアップピン20が下降してしまわないようにすることができる。
更に、基板サポート装置15によると、バックアップピン20が基板12をバックアップする位置でバックアップピン20をロックするので、バックアップピン20によって基板12をバックアップしつつバックアップピン20が下降してしまわないようにすることができる。
更に、基板サポート装置15によると、バックアップに用いないバックアップピン20を一本ずつ下に押圧する場合に、バックアップピン20が挿入されていない位置では下に押圧する動作を行わないので、段取りに要する時間を短縮することができる。これにより、品種切替時の生産性を向上させることができる。
更に、基板サポート装置15によると、下部プレート24はバックアッププレート21を昇降させる昇降部23を利用してバックアップピン20を一括して上昇位置に移動させるので、例えばバックアップピン20を一本ずつ上に引き上げる場合に比べて短時間に上昇位置に移動させることができる。
更に、基板サポート装置15によると、基板12が搬送される際にバックアップピン20が搬送の邪魔にならないようにバックアッププレート21を下降させるときは下部プレート24を非下方位置(バックアップピン20が貫通穴24Dに挿入される位置)にスライドさせるので、下降位置にあるバックアップピン20が上昇位置に移動してしまわないようにすることができる。
更に、基板サポート装置15によると、上昇位置にあるバックアップピン20の上端面に焦点を合わせて撮像することにより、下降位置に移動すべきバックアップピン20が実際に下降位置に移動したか否かを判断することができる。なお、下降位置にあるバックアップピン20の上端面に焦点を合わせることによってこの判断を行うこともできる。
更に、基板サポート装置15によると、バックアップピン20は上下方向に間隔を存して2か所に中径部30を有している。言い換えると、バックアップピン20は2か所でくびれている。これにより、バックアップピン20を上昇位置と下降位置との2つの位置でロックすることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図11によって説明する。
前述した実施形態1ではバックアップに用いないバックアップピン20をピン下降部27によって一本ずつ順に下に押圧する場合を例に説明した。これに対し、実施形態2では、バックアップに用いないバックアップピン20を治具部品60(図11参照)によって一括して下降させる。
図11を参照して、治具部品60について説明する。なお、図11では治具部品60の上下を逆にして示している。治具部品60は板状に形成されている板状部61と、板状部61の下面から下方に延びるように突設されている複数の押圧ピン62とを有している。板状部61には押圧ピン62を取り付けるための複数の取り付け穴63がバックアッププレート21のピン挿入穴21Aに対応する位置に設けられている。複数の押圧ピン62はバックアップに用いないバックアップピン20に対応する取り付け穴63に取り付けられている。
なお、治具部品60は基板12の品種毎に用意されているものとする。例えば治具部品60を一つだけ用意し、基板12の品種に応じて作業者が押圧ピン62の配置を変えることも可能であるが、品種が切り替わる毎に治具部品60のピン配置を変えなければならないので作業者の負担が大きい。基板12の品種毎に治具部品60が用意されているとそのような作業を省略することができる。
実施形態2では、作業者はS103で基板12の品種を選択したとき、選択した基板12に応じた治具部品60を押圧ピン62が下に向かって突出する姿勢で搬送コンベア14にセットする。そして、制御部40はS104において、搬送コンベア14によって治具部品60を基板サポート装置15の上方まで搬送し、その状態でバックアッププレート21を上昇させる。これによりバックアップに用いないバックアップピン20が押圧ピン62によって一括して下に押圧される。
以上説明した実施形態2に係る基板サポート装置15によると、バックアップに用いないバックアップピン20を一括して下降させることができるので、バックアップピン20を一本ずつ順に下降させる場合に比べて段取りに要する時間をより短縮できる。
また、治具部品60を用いる場合は実施形態1のピン下降用ヘッド27Aやヘッド搬送部27Bが不要になるので、実施形態1に比べて基板サポート装置15の構成を簡素にすることができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記既述及び図面によって説明した各実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような各実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1ではピン下降用ヘッド27Aによってバックアップピン20を一本ずつ順に押圧し、実施形態2では治具部品60によって複数のバックアップピン20を一括して押圧する場合を例に説明した。これに対し、実施形態1においても治具部品60を用いた押圧を可能とし、ピン下降用ヘッド27Aを用いて押圧するか治具部品60を用いて押圧するかを設定によって切り替えられるようにしてもよい。
(2)上記実施形態ではバックアップピン20が下に押圧されるとバックアップピン20が下降する形態でバックアップピン20を保持する場合を例に説明したが、単に下に押圧されるだけでは下降しない形態でバックアップピン20を保持してもよい。例えば、バックアップピン20の外周に形成された雄ねじとピン挿入穴21Aに形成された雌ねじとを螺合させることによって保持してもよい。あるいは、バックアップピン20の外周に凸部を設けると共に、ピン挿入穴21Aをその凸部が通過できる形状とし、凸部がピン挿入穴21Aの上に移動した状態でバックアップピン20を回転させて凸部をピン挿入穴21Aの開口縁部に上から係止することによって保持してもよい。
(3)上記実施形態ではバックアップピン20が下に押圧されるとバックアップピン20が下降する形態でバックアップピン20を保持する構成として弾性体(Oリング31)を例に説明したが、下に押圧されると下降する形態で保持する構成は弾性体に限られるものではなく、例えば空圧による保持、電気的な保持、磁石による保持などであってもよい。
(4)上記実施形態では弾性体としてOリング31を例に説明したが、弾性体はバックアップピン20を保持可能なものであればOリング31に限られない。
(5)上記実施形態ではバックアッププレート21がロック部22を備えている場合を例に説明したが、基板12をバックアップする際に弾性体による保持力だけでバックアップピン20の下降を防止できる場合は必ずしもロック部22を備えなくてもよい。
(6)上記実施形態では下部プレート24(ピン上昇部)が上下方向に移動しないが、図10(A)に示す状態で下部プレート24を上昇させてバックアップピン20を上昇位置に移動させてもよい。
(7)上記実施形態では下部プレート24が非下方位置と下方位置とにスライドされる場合を例に説明したが、バックアッププレート21が待機位置にある状態でもバックアップピン20が基板12の搬送の邪魔にならない場合は、下部プレート24はスライド可能に設けられていなくてもよい。
(8)上記実施形態ではピン上昇部として下部プレート24を例に説明したが、ピン上昇部は基台13であってもよい。すなわち、バックアップピン20の下端を基台13に当接させることによって上昇位置に移動させる構成であってもよい。また、上記実施形態では下降位置にあるバックアップピン20を下部プレート24によって一括して上昇位置に移動させる場合を例に説明したが、バックアップピン20を上方に引き上げる機構を設け、その機構によってバックアップピン20を1本ずつ上方に引き上げる構成であってもよい。
(9)上記実施形態では上部プレート22Aや下部プレート24をシリンダによってスライドさせる場合を例に説明したが、これらをスライドさせる構成は適宜に選択可能であり、例えばモータによってスライドさせてもよい。ピン下降用ヘッド27Aについても同様である。
(10)上記実施形態では基板サポート装置15がスクリーン印刷装置に設けられている場合を例に説明したが、基板サポート装置15は基板12に接着剤を塗布する塗布部を備える塗布装置(所謂ディスペンサ)に設けられてもよい。その場合、一般にディスペンサはディスペンサヘッドをX軸方向及びY軸方向に搬送するヘッド搬送部を有しているので、ディスペンサヘッドにピン下降用ヘッド27Aを一体に設けてもよい。
また、基板サポート装置15は基板12に電子部品を実装する実装部を備える表面実装機に設けられてもよい。一般に表面実装機は部品を吸着する吸着ノズルが着脱可能に取り付けられている実装ヘッドをX軸方向及びY軸方向に搬送するヘッド搬送部を有しており、また、吸着ノズルは上下方向に昇降可能に設けられている。このため、表面実装機に基板サポート装置15を設ける場合は吸着ノズルに替えてバックアップピン20を下に押圧するための押圧ピンを取り付け、その押圧ピンを下降させることによってバックアップピン20を下に押圧してもよい。その場合はヘッド搬送部、実装ヘッド、押圧ピンなどがピン下降部の一例である。
1…スクリーン印刷装置、12…基板、15…基板サポート装置、16…印刷部、20…バックアップピン、21…バックアッププレート、21A…ピン挿入穴、22…ロック部、23…昇降部、24…下部プレート(ピン上昇部の一例)、24D…貫通穴、25…下部プレート駆動部、26…撮像部、27…ピン下降部、31…Oリング(ピン保持部、弾性体の一例)、41…演算処理部(判断部の一例)、60…治具部品(治具の一例)、62…押圧ピン

Claims (14)

  1. 複数のバックアップピンを用いて基板を下から支持する基板サポート装置であって、
    前記バックアップピンが上昇位置と下降位置とに移動可能に挿入される複数のピン挿入穴を有するバックアッププレートと、
    前記上昇位置にある前記バックアップピンが前記基板を支持する位置まで前記バックアッププレートを上昇させ、上昇させた前記バックアッププレートを下降させる昇降部と、
    前記昇降部によって前記バックアッププレートが下降させられると前記ピン挿入穴に挿入されている前記バックアップピンのうち前記下降位置にある全ての前記バックアップピンに下から当接して当該全ての前記バックアップピンを前記上昇位置に移動させるピン上昇部と、
    前記バックアップピンを前記上昇位置で保持するピン保持部と、
    前記上昇位置で前記ピン保持部により保持されている前記バックアップピンのうち前記基板の支持に用いないバックアップピンを前記下降位置に移動させるピン下降部と、
    を備える、基板サポート装置。
  2. 前記ピン保持部は前記バックアップピンが下に押圧されると前記バックアップピンが下降する形態で前記バックアップピンを保持する、請求項1に記載の基板サポート装置。
  3. 前記ピン保持部は前記バックアップピンの下端部の外周に装着されている弾性体であり、前記バックアップピンが前記上昇位置に移動すると前記弾性体が前記ピン挿入穴に圧入されて前記バックアップピンを保持する、請求項2に記載の基板サポート装置。
  4. 前記バックアップピンを前記上昇位置でロックするロック部を有する、請求項2又は請求項3に記載の基板サポート装置。
  5. 前記ロック部は前記バックアップピンが前記基板を支持する位置で前記バックアップピンをロックする、請求項4に記載の基板サポート装置。
  6. 前記ピン下降部は前記基板の支持に用いない前記バックアップピンを一本ずつ前記下降位置に移動させるものであり、前記バックアップピンが挿入されていない位置では前記下降位置に移動させる動作を行わない、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の基板サポート装置。
  7. 前記ピン下降部は前記基板の支持に用いない前記バックアップピンに対応して設けられている押圧ピンを有する治具であって、前記押圧ピンが下に延びる姿勢で前記基板サポート装置の上方に配される治具を有し、
    前記昇降部によって前記バックアッププレートが上昇すると前記基板の支持に用いない前記バックアップピンが前記押圧ピンによって一括して下に押圧される、請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の基板サポート装置。
  8. 前記ピン上昇部は前記バックアッププレートの下方に配されている下部プレートであり、前記昇降部によって前記バックアッププレートが下降すると前記下降位置にある前記バックアップピンが前記下部プレートに当接して上に押し出されることによって一括して前記上昇位置に移動する、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の基板サポート装置。
  9. 前記下部プレートには前記バックアップピンを挿入可能な貫通穴が形成されており、
    当該基板サポート装置は、前記バックアッププレートが下降したときに前記下降位置にある前記バックアップピンが前記貫通穴に挿入される位置と、前記貫通穴に挿入されずに前記下部プレートに当接する位置とに前記下部プレートをスライドさせる下部プレート駆動部を備える、請求項8に記載の基板サポート装置。
  10. 前記バックアップピンを上方から撮像する撮像部であって、前記上昇位置にある前記バックアップピンの上端面又は前記下降位置にある前記バックアップピンの上端面に焦点が合わされている撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された画像を解析して前記バックアップピンが前記下降位置にあるか否かを判断する判断部と、
    を備える、請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の基板サポート装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置と、
    前記基板サポート装置によって支持された基板にスクリーン印刷によって印刷材料を印刷する印刷部と、
    を備えるスクリーン印刷装置。
  12. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置と、
    前記基板サポート装置によって支持された基板に接着剤を塗布する塗布部と、
    を備える塗布装置。
  13. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置と、
    前記基板サポート装置によって支持された基板に電子部品を実装する実装部と、
    を備える表面実装機。
  14. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の基板サポート装置を用いたバックアップピン段取り方法であって、
    前記ピン挿入穴に挿入されている前記バックアップピンのうち前記下降位置にある全ての前記バックアップピンを前記ピン上昇部によって前記上昇位置に移動させるピン上昇工程と、
    前記上昇位置に移動した前記バックアップピンを前記ピン保持部によって保持するピン保持工程と、
    前記ピン保持工程の後に、前記基板の支持に用いない前記バックアップピンを前記ピン下降部によって下降させるピン下降工程と、
    を含む、バックアップピン段取り方法。
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