JP2004006451A - ワーク支持機構 - Google Patents

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Hirokuni Kurihara
栗原 弘邦
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渡辺 忍
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川辺 伸一郎
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Abstract

【課題】従来は、基板の下面に装着された電子部品にワーク支持のロッドを直接当接させないように、手動でロッドを後退又は取り外しており、この自動化を図り作業の効率を向上させる必要があった。
【解決手段】本発明のワーク支持機構1では、支持台10にそれぞれワークに接触するピストンロッド14が設けられたピストン13を往復動自在に収容するシリンダ室12が複数形成され、シリンダ室12には、ピストンの後端面側の前進用空気圧室16に連通し、低圧の気体を給排する前進用供排口21と、ピストンの前端面側の後退用空気圧室18に連通し、高圧の気体を給排する後退用給排口23を備え、前記ピストンロッド14のうち、後退端に位置させるべきピストンロッド14▲2▼を選択する手段と、選択されたピストンロッド14▲2▼の先端に外部からピストンロッドを後退させる向きの推力を与えるための推力付与機構を備えた
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数のロッドにより板状のワークを支持するワーク支持機構に係り、例えば、IC等の電子部品が実装されるプリント基板の製造装置(クリームはんだ印刷機、接着剤ディスペンサ、マウンタ等)に適用して有用な機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のクリーム半田印刷装置は、特開平2001−62992号公報には、基板に半田を印刷する際に、基板を保持する1対の水平クランプ片で保持してる。すなわち、搬送されてきた基板を複数のピンからなり上下に移動可能なピンユニット上に受けて、押圧手段と協動してプリント基板を仮保持し、水平クランプ片に受け渡す構成の印刷機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、ピンユニットの詳細構成の開示はないが、従来のピンユニット方式では、ピンは土台となる多数の穴の開いた板に基板サイズに対応して、操作者が穴に差す方法が取られている。
【0004】
ところで、基板はクリーム半田を塗った後、部品を搭載してからクリーム半田を溶かして部品を基板に固定する。基板には部品を片側に搭載するものと両面に搭載するものがある。両面に搭載する場合は片側に部品を固定した後、基板を裏返しにして、再度クリーム半田印刷装置に入れて、クリーム半田を転写する。この際、裏側には先に固定した部品があるので、基板保持用のピン、あるいは保持用の板はこの部分を避ける必要がある。ピンの場合は装置の操作者がピンを設定するが、従来は基板の裏側の部品を目視で視認して、その部分にピンを差さないようにしていた。しかし、この方法では操作者は裏側の部品の位置とピンの位置を意識せねばならず、ピンの設定に非常に手間取っていた。保持用の板で受ける方法にしても、部品の位置を避けた板を作る必要があり、基板の種類が多い場合は対応が非常にやりづらい。
【0005】
そこで、本発明は、基板の下面に装着された電子部品にワーク支持機構のロッドを直接当接させずに、基板に当接させたくないロッドを後退させることが可能なワーク支持機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のワーク支持機構は、それぞれワークに接触するピストンロッドが設けられたピストンを往復動自在に収容するシリンダ室が複数形成された支持台と、前記シリンダ室のうち、前記ピストンの後端面側の前進用空気圧室に連通し、低圧の気体を給排する前進用供排口と、前記シリンダ室のうち、前記ピストンの前端面側の後退用空気圧室に連通し、高圧の気体を給排する後退用給排口を備えたワーク支持機構と、前記ワーク支持機構のピストンロッドのうち、後退端に位置させるべきピストンロッドを選択する手段と、選択されたピストンロッドの先端に外部からピストンロッドを後退させる向きの推力を与えるための推力付与機構を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の構成要素であるワーク支持装置(ワーク支持機構)の構成及び動作を図1〜図4を用いて説明する。
【0008】
図1はワーク支持機構の一実施形態を示す斜視図であり、図2はその一部断面図である。図1に示すようにワーク支持機構1は、直方体形状の支持ブロック10aと、その上面の複数のねじ等(図示せず)によって締結されたカバー部材10bとによって形成された支持台10を有している。支持ブロック10aには、図2の部分断面図に示すように複数のシリンダ室12が形成されている。すなわち、シリンダ室12は図1に示すように、ピストンロッド14の数と同じく9行5列のマトリックス状に形成されている。ただし、シリンダ室12の数は45個に限定されるものではなく、ワークのサイズに応じて任意の数に設定することができる。またその配列もマトリックス状に限定されるものではなく、必要に応じて、例えば千鳥配列等を選択することもできる。
【0009】
それぞれのシリンダ室12には、図2に示すように、ピストン13が上下方向に往復動自在に収容されている。そして、それぞれのピストン13にはピストンロッド14がそれぞれのカバー部材10bを貫通して上方に突き出して設けてある。それぞれのシリンダ室12には、ピストン13によってピストン13の後端面15側の前進用空気圧室16と、前端面17側の後退用空気圧室18とに区画形成されている。それぞれのピストン13及びピストンロッド14は、支持台10から突出する移動方向が前進方向であり、逆の方向が後退方向となっている。
【0010】
支持台10には図1に示すように前進用、及び後退用給排ポート(給排気口)21、23が形成されている。そのうち、前進用給排ポート21に連通して支持台10に形成された主流路22aは分岐流路22bにより、それぞれの前進用空気圧室16に連通しており、これらの主流路22aと分岐流路22bによって、前進用流路22が形成されている。さらに、後退用給排ポート23に連通して支持台10に形成されている主流路24aと分岐流路24bにより、それぞれの後退室18に連通するようになっており、これらの主流路24aと分岐流路24bによって後退室用流路24が形成されている。
【0011】
それぞれのピストン13は、図2に示されるように、その後端面15がシリンダ室12の底面部に形成されたストッパ面25aに当接する後退限位置と、前端面17がカバー部材10bの内面に形成されたストッパ面25bに当接する前進限位置との間を往復動するようになっている。ピストンロッド14に加わる外力によってピストン13が前進端位置から後退移動し、支持ブロック10aとカバー部材10bの接合面から所定のストロークXよりも後退移動したらピストン13の前端面17が後退用空気圧室18と後退用流路24とを連通させる。
【0012】
図3は後退用流路24を介してそれぞれの後退用空気圧室18に圧縮空気を供給し、前進用流路22を介してそれぞれの前進用空気圧室16に圧縮空気を供給するための空気圧回路図を示す図である。前進用給排ポート21には、前進用空気圧制御部31が流路を介して接続され、後進用給排ポート23には、後退用空気圧制御部32が流路を介して接続されている。それぞれの空気圧制御部31、32は、コンプレッサ等の空気圧源33からの圧縮空気を所定の圧力に調整する圧力調整弁(図示せず)や流路開閉弁(図示せず)等を有しており、前進用給排ポート21には、Pの圧力が供給される。
【0013】
前進用給排ポート21に供給される圧力Pは、例えば0.1MPa(ゲージ圧:以下圧力値はすべてゲージ圧とする)から0.3MPaの範囲の圧力に調圧される。一方、後進用給排ポート23に供給される圧力Pは、例えば0.5MPaの圧力と0MPa(大気圧)の圧力に切り換えることができる。
【0014】
従って、後退用流路24に対する供給圧Pを0MPaとし、前進用流路22に対して例えば0.1MPa以上の圧力を供給すると図3に示すように、ピストン13は前進方向に移動して、全てのピストンロッド14が前進限位置となる。
【0015】
この状態(図2のピストンロッド14▲1▼の状態)では、ピストン13が前進限位置となって、ピストン13の前端面17がストッパ面25bと接触する位置となるため、後退用空気圧室18と後退用流路24との連通が遮断される。従って、前進用流路22に対して供給される空気圧Pを例えば0.4MPaに設定し、後退用流路24に対してはPよりも高い圧力、例えば0.5MPaの空気圧を供給しても、ピストンロッド14は後退移動することはない。
【0016】
このようにして、ピストンロッド14が図3に示すように前進限位置となった状態から、いずれかのピストンロッド14に後退移動方向の推力を加えると、そのピストンロッド14が所定のストローク、つまり図2に示すX以上に後退する。すると、後退用空気圧室18と後退用流路24とが連通して、後退用流路24に供給されている空気圧が後退用空気圧室18内に流入する。このとき、流入する圧力Pと前端面17の受圧面積との積によりピストン13に後退方向に加えられる推力は、前進用空気圧室16に供給される圧力Pと後端面15の受圧面積との積によりピストン13に前進方向に加えられる推力よりも大きく設定しておけば、ピストン13は後退限位置まで後退移動する。なお、図2において符号▲1▼を付したピストンロッド14は前進限位置となっており、符号▲2▼を付したピストンロッド14は後退限位置となって示されている。
【0017】
次に、前述のワーク支持機構を備えた装置の一実施形態としてクリームはんだ印刷装置について説明する。
【0018】
図4はワーク支持機構1を備えたクリームはんだ印刷装置を示す概略構成図である。
【0019】
図4において、印刷テーブル40は基板受入コンベア41、テーブル位置決め機構42、テーブル上下機構43、中板44、中板上下機構45から構成されており、ワーク支持機構1は中板44の上に取付けられている。
【0020】
また、マスク46には印刷すべきパターンが開口部として形成されている。基板位置合わせマーク認識用カメラヘッド47及び推力付与ヘッド48は、位置決め機構(図示せず)によって印刷テーブル40の上面とマスク46の下面の間の空間を2次元的に移動可能なように構成されている。
【0021】
ワーク(プリント基板)51は、基板搬送コンベア49によって装置内に搬送され、基板搬出コンベア50によって装置から搬出される。なお、本実施形態では搬送コンベア49や搬出コンベア50を用いたが、コンベアに代わり搬送ローラ等を用いて基板を搬入、搬出しても良いことは言うまでもない。
【0022】
推力付与ヘッド48は、ワーク支持機構1のシリンダロッド14に外部から後退方向の推力を与えるための推力付与機構である。推力付与ヘッド48はマーク認識用カメラ47と一体となって、図示していない位置決め機構に取り付けられている。
【0023】
図5はカメラヘッドと推力付与ヘッドの概略図である。マーク認識用カメラ47はその上下に配置された照明部47a、47bと、CCDカメラ47cと上下から取り込む画像をカメラ47cに導く導光路部47dから構成されている。推力付与ヘッド48は空気圧シリンダで構成され、推力付与ヘッド48のシリンダロッド48aが空気圧制御弁(図示せず)からの圧縮気体の供給を受けて伸長、後退の動作を行う構成となっている。なお、推力付与ヘッドの駆動を空気圧を用いる方式に限らず、電磁式の駆動機構を用いて実現することもできる。これらマーク認識用カメラと推力付与機構は一体構成され、図示していない移動部材に取り付けられており、図示しないガイドレールに沿って基板搬送方向に移動できるとともに、基板搬送方向と直角方向にも移動できるように構成してある。
【0024】
次に図6〜図10を用いて、本発明の一実施例であるワーク支持装置を備えたクリームはんだ印刷装置の動作を説明する。図6、図7に印刷動作のフローチャートを示す。
【0025】
まず図6に示すように印刷するワーク(基板)51を印刷テーブル40上に搬入する前に、後述するように、予めワーク保持面側の凸部に対応してピストンロッド(ワーク支持ピン)14を後退させるために、ワーク支持ピン段取り運転を開始する(ステップ100)。このワーク支持ピン段取作業は、主にワーク保持面側の凸部にピストンロッド14が接触しないように後退させる処理である(ステップ101)。このピストンロンド後退処理は図7(a)に示すように、まず、予め入力されている情報に基づいて、後退させるピイストンロッド14▲2▼を選択する(ステップ110)。
【0026】
次に、推力付与機構を該当するピストンロッド14▲2▼の位置に移動する(図8)。推力付与機構の推力付加ヘッド48を駆動して、シリンダロッド48aを伸長させて、該当するピストンロッド14▲2▼に後退方向の推力を与える。そして、先に説明したように、ピストンロッド14▲2▼が所定のストローク(X)以上後退すると、ピストンロッド14▲2▼は図9(b)に示すように、後退限の位置まで後退する。推力付加ヘッド48はこの動作を、予め後退限に位置させるべきとして選択された全てのピストンロッド14▲2▼に対して実行した後に、待機位置に移動する(ステップ113)。
【0027】
次に、印刷すべき基板51が印刷テーブル40位置に搬送コンベア50によって搬送されてくる(ステップ102)。搬送コンベア50によって搬送されてきた基板51は基板受け取りコンベア41に移送される。そして、基板位置決め処理に移行する(ステップ103)。位置決め処理では、まず基板51は基板ストッパと基板クランプによって、印刷テーブル40上の所定位置に停止・仮位置決めされる(図7(b)のステップ130)。
【0028】
次に、ピストンロッド41▲1▼が基板裏面に接触する位置まで、中板上下機構45を駆動して印刷テーブル40を上昇させる(ステップ131)。このとき、基板51の下面に装着された電子部品の下部に位置するワーク支持装置1のピストンロッド14▲2▼はピストンロッド後退処理(101)によって全てその後退限位置にあるため、ピストンロッド14が基板51に下面に装着された電子部品と接触することはない。その後、マーク認識用カメラヘッド47を基板のマーク位置付近に移動する(ステップ132)。カメラ移動後、撮像した画像から基板51とマスク46との位置ズレ量を求める(ステップ133)。その後、印刷テーブル40を駆動し、ズレ量を補正する(ステップ134)。
【0029】
その後、印刷位置に印刷テーブル40をテーブル上下機構43を駆動して上昇させ、基板51とマスク46を接触させる(ステップ104)。図10に示すようにスキージ52によってクリーム半田がマスク46の開口部に充填される(ステップ105)。その後、印刷テーブル40が下降して版離れ動作が実行され(ステップ106)、印刷された基板51は搬出コンベア50に搬出されて一連の印刷動作が終了する(ステップ107)。
【0030】
なお、ピストンロッドの後退処理終了後、印刷を開始する前に、人がスクリーン印刷装置の起動ボタンを押すことで印刷を開始するようにしても良い。
【0031】
次にワーク支持機構1の後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼を選択するための手段と方法について説明する。図11は本発明の一実施例であるワーク支持機構を備えたクリーム半田印刷装置の外観を示す正面図である。図11において、60はクリーム半田印刷装置の本体であり、本体60の下側内部に制御部61を備え、本体外側に表示部62と操作パネル63とキーボード64とを備えている。前述の制御部61内には記憶部を有し、そこに予めピストンロッドの配置等のデータが記録されている。そして、表示部62には図12に示すようにピストンロッド14の配置等が表示される。ワーク支持機構1において後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼を選択する場合、操作者はキーボード64とマウス(図示せず)を操作して、該当する基板名称を入力した後に段取りモードを選択し、図12に示した画面を呼出す。図12の画面中に、ワーク支持機構1のピストンロッド14の配置を示す部分65が表示され、そこにピストンダロッド14の一本一本66が表示されている。操作者は画面に表示されたピストンロッド14の配置のうちから、後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼を選択し、マウスによって画面62上のカーソル67を操作して該当するピストンロッドに合せ、クリック操作によって後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼を決定する。そうすると、選択されたピストンロッド14▲2▼は、制御部内の記憶部に記憶されると共に、画面65に表示されたシリンダロッド配置図において、選択されたピストンロッド14▲2▼の表示色が変化するようになっている。このため、操作者は制御部61が指示を受け取ったことを確認できる。上記の操作を全ての後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼に対して行なうことにより、後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼の選択が完了する。
【0032】
該当する基板に対して上記の操作によって後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼の配置を登録しておけば、次に同じ基板に印刷する場合には印刷装置60は自動的に後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼に対する推力付与の動作を実行する。
【0033】
また、他の実施形態として図11には印刷装置60の制御部61に対し、上位コンピュータ70が接続した状態を示してある。上位コンピュータ70には、予め印刷すべき基板の装着部品配置と部品の属性がCAD情報(部品装着情報)として作成・登録されている。そのため、操作者が印刷すべき基板名称をキーボード64から入力すると、制御部61は上位コンピュータ70からのCAD情報のアンロードを要求する。上位コンピュータ70はその要求を受取ると直ちに、制御部61に基板のCAD情報を転送する。制御部61では、受取ったCAD情報を位置情報に変換し、かつワーク指示機構1の後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼を選択する。このようにシステムを構成すると、操作者が基板名称を指定するだけで、ワーク指示機構1の後退限に位置すべきピストンロッド14▲2▼が自動的に選択されるので、段取り作業の作業性が著しく向上される。
【0034】
上記においてワーク支持機構を備えた装置の一例としてクリーム半田印刷装置を用いて説明したが、本発明はクリーム半田印刷装置への適用のみに限定されるものではなく、例えば、電子回路基板に接着剤を塗布するディスペンサや電子部品の搭載に用いられるマウンタにおいても容易に実現が可能である。すなわち、ディスペンサにおいては推力付加ヘッド48はノズルヘッドに、マウンタにおいては搭載ヘッドにそれぞれ容易に取付けられるからである。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、基板の下面に装着された電子部品にワーク支持機構のロッドを直接当接させずに、基板に当接させたくないロッドを後退させることが可能なワーク支持機構を備えた装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク支持機構の外観を示す斜視図である。
【図2】ワーク支持機構の部分断面図である。
【図3】ワーク支持機構の空気圧回路図である。
【図4】本発明のワーク支持機構を備えたクリームはんだ印刷装置の概略構成図である。
【図5】推力付加ヘッドとマーク認識用カメラヘッドの構成図である。
【図6】クリームはんだ印刷装置の動作のフローチャートである。
【図7】クリームはんだ印刷装置の動作のフローチャートである。
【図8】ワーク支持装置を備えたクリームはんだ印刷装置の動作を説明するための図である。
【図9】ワーク支持装置を備えたクリームはんだ印刷装置の動作を説明するための図である。
【図10】ワーク支持装置を備えたクリームはんだ印刷装置の動作を説明するための図である。
【図11】本発明のワーク支持機構を備えたクリームはんだ印刷装置の外観図である。
【図12】本発明のワーク支持機構を備えたクリームはんだ印刷装置の表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…ワーク支持機構、10…支持台、13…ピストン、14…ピストンロッド、21…前進用給排ポート、23…後退用給排ポート、31、32…空気圧制御部、33…空気圧源、40…印刷テーブル、41…基板受け取りコンベア、46…マスク、47…マーク認識用カメラヘッド、48…推力付与ヘッド、49…基板搬入コンベア、50…基板搬出コンベア、60…クリームはんだ印刷装置本体、61…制御部、62…表示部、63…操作パネル、64…キーボード、65…シリンダロッド配置図、67…カーソル、70…上位コンピュータ。

Claims (4)

  1. ワークに接触する複数のピストンロッドが取り付けられたピストンを往復自在に収容する複数のシリンダ室を形成した支持台と、前記シリンダ室の前記ピストンの後端面側の空気圧室に連通し、低圧の気体を供給することで前記ピストンロッドを伸びる方向に駆動する前進用給排気口と、前記シリンダ室の前記ピストンの前端面側の空気圧室に連通し、高圧の気体を供給することで前記ピストンロッドを縮める方向に駆動する後退用給排気口を前記支持台に設け、前記複数のピストンロッドの位置を表示する表示部と、表示されたピストンロッドのうちから後退させるピストンロッドを選択する選択手段と、選択されたピストンロッド先端を押して後退方向に移動させる推力付与機構とを設けたことを特徴とするワーク支持機構。
  2. 前記選択手段は前記ピストンロッドの配置を記憶する記憶部と、記憶されたピストンロッドの配置を表示する表示部と、後退させるピストンロッドを入力する入力手段と、入力されたピストンロッドを前記記憶部に記憶する手段とからなることを特徴とする請求項1に記載のワーク支持機構。
  3. 後退限に位置させるべきピストンロッドを選択する手段は、制御装置と、基板の部品装着情報を作成する情報作成手段とから構成され、前記制御装置は、前記情報作成手段からの部品装着情報の供給を受けて後退限に位置させるべきピストンロッドの位置情報に変換することを特徴とする請求項1記載のワーク支持機構。
  4. 推力付与機構は、推力付与ヘッドと、該推力付与ヘッドを少なくとも2次元的に移動させ、後退限に位置させるべく選択されたピストンロッドの位置に位置決めする推力付与ヘッド位置決め機構から構成されることを特徴とする請求項1記載のワーク支持機構。
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