異なる図面での同じ参照記号の使用は、同様または同一の物品を示す。
図面の詳細な説明
図と組み合わせた以下の説明は、本明細書に開示される教示を理解する助けを提供する。以下の考察は、教示の特定の実施態様および実施形態にフォーカスする。このフォーカスは、教示の説明を助けるために提供されるものであり、教示の範囲および適用可能性に対する限定として解釈されるべきではない。しかし、他の教示も本願において確実に利用することができる。教示は、他の用途で、かつ分散計算構造、クライアント/サーバ構造、またはミドルウェアサーバ構造等のいくつかの異なる種類の構造および関連付けられた構成要素を使用して利用することもできる。
互いに通信する装置またはプログラムは、明示的に別記される場合を除き、互いに連続して通信する必要はない。加えて、互いに通信する装置またはプログラムは、直接通信してもよく、または1つもしくは複数の中間物を通して間接的に通信してもよい。
後述される実施形態では、部分的に、ネットワーク要素間の通信対話の全てまたは部分を管理する分散計算解決策を説明する。この文脈の中では、通信対話は、情報の送信を意図すること、情報の送信、情報の要求、情報の受信、情報要求の受信、またはこれらの任意の組み合わせであり得る。したがって、通信対話は、単方向、双方向、多方向、またはこれらの任意の組み合わせであることができる。いくつかの状況では、通信対話は、比較的複雑であり、2つ以上のネットワーク要素を含むことができる。例えば、通信対話は、クライアントとサーバとの間での「会話」または一連の関連する通信であることができ、各ネットワーク要素が、情報を互いに送受信する。ネットワーク要素間の通信対話は、必ずしも1つのみの特定の形態に限定されるわけではない。ネットワーク要素は、ノード、1つのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、計算システムの別の構成要素、またはこれらの任意の組み合わせであり得る。
本開示では、エネルギー管理システム、ネットワーク装置、またはこれらの任意の組み合わせは、ビジネス、科学、制御、娯楽、または他の目的で、任意の形態の情報、インテリジェンス、またはデータの計算、分類、処理、送信、受信、検索、発生、切り替え、記憶、表示、表明、検出、記録、再生成、取扱、または利用を行うように動作可能な任意の手段または手段の集まりを含むことができる。例えば、エネルギー管理システム、ネットワーク装置、またはこれらの任意の組み合わせは、パーソナルコンピュータ、PDA、消費者電子装置、メディア装置、スマートフォン、セルラもしくは携帯電話、スマートユーティリティメータ、高度計量基盤、スマートエネルギー装置、エネルギー表示装置、ホームオートメーションコントローラ、エネルギーハブ、スマートエネルギーゲートウェイ、セットトップボックス、デジタルメディア加入者システム、ケーブルモデム、光ファイバ
対応通信装置、メディアゲートウェイ、ホームメディア管理システム、ネットワークサーバもしくは記憶装置、エネルギーサブステーション、車両充電ステーション、再生可能エネルギー生産装置、再生可能エネルギー制御装置、エネルギー貯蔵管理システム、スマート家電、HVACシステム、送水ポンプ、熱ポンプ、給湯器、サーモスタット、エネルギーコントローラ、灌漑システム、照明システム、警報システム、エネルギー検出装置、電力測定装置、電力測定ユニット(PMU)、エアハンドラ、無線空気制振器、湿度制御システム、熱・移動感知装置、スマート電力コンセント、スイッチルータ、無線ルータ、他のネットワーク通信装置、または他の任意の適した装置もしくはシステムの任意の組み合わせを含むことができ、サイズ、形状、性能、機能、および価格は様々であることができる。
態様によれば、エネルギー管理システムは、メモリ、中央演算処理装置(CPU)等の1つまたは複数の処理リソースまたはコントローラ、あるいはハードウェアまたはソフトウェア制御論理を含むことができる。エネルギー管理システムの追加の構成要素は、1つまたは複数の記憶装置、外部装置ならびにキーボード、マウス、ポインタ、コントローラ、および表示装置等の様々な入出力(I/O)装置と通信するための1つまたは複数の無線、有線、またはこれらの任意の組み合わせの通信ポートを含むことができる。エネルギー管理システムは、様々なハードウェア構成要素間で通信を伝送するように動作可能な1つまたは複数のバスを含むこともでき、ワイヤライン通信データバス、無線ネットワーク通信、またはこれらの任意の組み合わせを使用して通信することができる。
本明細書において使用される場合、無線エネルギーネットワークは、関連付けられたプロトコルまたは拡張を含め、現場でエネルギーを管理するように構成可能な様々な種類および変形の無線通信を含むことができ、IEEE802.15に基づく無線通信、Zigbee通信、INSETEON通信、X10通信プロトコル、Z−Wave通信、Bluetooth通信、WIFI通信、IEEE802.11に基づく通信、WiMAX通信、IEEE802.16に基づく通信、様々なプロプライエタリ無線通信の任意の組み合わせまたは部分を含むが、これらに限定されない。
本明細書において説明される場合、フローチャート化された技法、方法、またはアルゴリズムは、一連の順次的な動作で説明することができる。逆のことが明示される場合を除き、動作の順序および動作を実行する当事者は、本教示の範囲から逸脱せずに自由に変更することができる。動作は、いくつかの方法で追加、削除、または変更することができる。同様に、動作は、順序替えするか、またはループさせることもできる。さらに、プロセス、方法、アルゴリズム等は、順次の順序で説明され得るが、そのようなプロセス、方法、アルゴリズム、またはこれらの任意の組み合わせは、代替の順序で実行するように動作可能であり得る。さらに、プロセス、方法、またはアルゴリズム内の動作によっては、少なくともある時点中に同時に実行することも可能であり(例えば、並行して実行される動
作)、全体的、部分的、またはこれらの任意の組み合わせで実行することもできる。
本明細書において使用される場合、用語「備える」、「備えている」、「含む」、「含んでいる」、「有する」、「有している」、またはこれらの他の任意の変形は、非排他的な包含を網羅することが意図される。例えば、列挙された特徴を備えるプロセス、方法、物品、システム、または装置は、必ずしもそれらの特徴のみに限定されず、明示的に列挙されていない他の特徴またはそのようなプロセス、方法、物品、システム、もしくは装置に固有の他の特徴を含むことができる。さらに、逆のことが明示される場合を除き、「または」は、排他的ORではなく、包含的ORを指す。例えば、条件AまたはBは、以下のうちのいずれか1つで満たされる:Aが真であり(または存在し)、かつBが偽である(または存在しない)、Aが偽であり(または存在せず)、かつBが真である(または存在する)、ならびにAおよびBの両方が真である(または存在する)。
「a」または「an」の使用も、本明細書において説明される要素および構成要素を説明するために利用される。これは、便宜上行われるにすぎず、本発明の範囲の一般的な意味を与えるために行われる。この説明は、1つを含む、または少なくとも1つを含むものとして読まれるべきではなく、別段のことが意味されることが明らかな場合を除き、単数形は複数形も含み、または逆も同様である。例えば、1つの装置が本明細書において説明される場合、2つ以上の装置を、1つの装置に代えて使用することができる。同様に、2つ以上の装置が本明細書において説明される場合、1つの装置で2つ以上の装置を置換することができる。
別段のことが定義される場合を除き、本明細書において使用される全ての技術用語および科学用語は、本発明が属する分野の当業者が一般に理解する意味と同じ意味を有する。本明細書において説明されるものと同様または均等な方法および材料を、本発明の実施形態を実施またはテストする際に使用することができるが、適した方法および材料を以下において説明する。本明細書において言及される全ての出版物、特許出願、特許、および他の参照文献は、特定の一節が引用される場合を除き、その全体が参照により本明細書に援用される。不一致がある場合、定義を含め、本明細書が優先される。加えて、材料、方法、および例は、単なる例示であり、限定として意図されない。
本明細書において説明されない範囲において、特定の材料、処理動作、および回路についての多くの詳細は従来通りであり、計算、電子工学、およびソフトウェアの分野内の教科書および他のソースにおいて見つけることができる。
本開示の態様によれば、エネルギー管理システムが開示される。このエネルギー管理システムは、各現場での無線ホームエネルギーネットワークを使用して、複数の住宅現場から受信される現場報告データを記憶するように構成されたデータベースを含むことができる。態様によれば、各住宅現場は、無線ホームエネルギーネットワークにアクセス可能なサーモスタットを含むことができる。エネルギー管理システムは、データベースに動作可能に結合され、現場報告データにアクセスし、第1の住宅現場でのサーモスタットの現在温度設定点を検出し、サーモスタットの第1の季節プロファイルを検出するように構成されたプロセッサを含むこともできる。プロセッサは、サーモスタットに動作可能に結合されたHVACシステムの現在の動作モードを検出し、第1の季節プロファイルおよびHVACシステムの現在の動作モードを使用して、サーモスタットのサーモスタットスケジュールを決定することもできる。
図1は、本開示の態様による、全体が100で示されるエネルギー管理システムのブロック図を示す。エネルギー管理システム100は、エネルギー伝送システム104に結合されて、第1の現場106、第2の現場108、第3の現場110、またはこれらの任意の組み合わせでの負荷または需要を満たすことができるエネルギーを生成するように構成されたエネルギー源102を含むことができる。エネルギー伝送システム104は、第1の現場106、第2の現場108、第3の現場110、またはこれらの任意の組み合わせのうちの1つまたは複数に結合するように構成することができる。
態様によれば、第1の現場106は、分散エネルギー生成(DEG)資産112を含むことができる。DEG資産112は、エネルギー伝送システム104にエネルギーを出力可能な天然ガス発電機、燃料電池発電機、太陽電池、太陽集光機、風力タービン発電機、バッテリアレイ、電気車両、水力発電機、任意の種類の発電機、またはこれらの任意の組み合わせ等の資産を生成する様々な種類のエネルギーを含むことができる。
さらなる態様によれば、第2の現場108は、仮想容量発電(VCG)資産114を含むことができる。VCG114は、様々な期間中、エネルギー伝送システム104に対して課されたエネルギー消費または負荷を低減するように構成されたエネルギー消費装置を含むことができる。例えば、VCG資産114は、商業施設、産業施設等に配置された機器を含むことができる。別の態様によれば、第2の現場108は、エネルギー消費を低減するように管理することができるエネルギー消費装置を有する小売店センターを含むことができる。他の形態では、第2の現場108は、HVACシステム、熱ポンプ、給湯器、照明システム、娯楽システム、冷蔵庫、または任意の種類の電気消費装置もしくはシステム、またはこれらの任意の組み合わせ等のエネルギー消費装置を含むVCG資産を有する住宅現場を含むことができる。さらなる態様によれば、第3の現場110は、DEG資産116およびVCG資産114等の資産の組み合わせを含むことができる。
別の態様によれば、第1の現場106は、インターネットまたはブロードバンド接続122を使用してサーバ120に結合することができる。第2の現場108は、第2のインターネットまたはブロードバンド接続124を使用してサーバ120に結合することができる。第3の現場110は、第3のインターネットまたはブロードバンド接続126を使用してサーバ120に結合することができる。必要または所望に応じて、エネルギー管理システム100は、他の様々な種類の接続をデプロイすることもできる。
別の態様によれば、エネルギー伝送システム104の部分または組み合わせは、ERCOT、Southwest Power Pool(SPP)、California Independent system operator(CAISO)、Western Electric Coordinating Council(WECC)、他の配電網もしくは市場、将来の国もしくは地域の配電網、事業者、審議会、またはこれらの任意の組み合わせもしくは部分等の1つまたは複数の市場内で使用することができ、エネルギー管理システム100を使用してアクセスすることができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理システム100は、エネルギー管理情報(EMI)を利用して、エネルギーの生産、消費、削減、負荷制限、購入判断、需要応答判断、またはこれらの任意の組み合わせを管理することができる。例えば、EMIは、リアルタイム混雑データ、エネルギー伝送線動作状況、同期フェーザデータ、ファーム所有の代替エネルギー発電機の動作状態、非ファーム所有の代替エネルギー発電機の動作状態、地域別限界収益値付けデータ、混雑収入権データ、エネルギー貯蔵容量、貯蔵エネルギー出力容量、リアルタイムエネルギー値付けデータ、履歴エネルギー値付けデータ、リアルタイム節点需要データ、履歴節点需要データ、リアルタイムゾーン需要データ、履歴ゾーン需要データ、外部市場需要データ、履歴外部市場需要データ、節点価格データ、リアルタイムエネルギー価格データ、リアルタイムエネルギー需要データ、履歴エネルギー需要データ、履歴エネルギー価格データ、ファーム所有の代替エネルギー発電機データ、非ファーム所有の代替エネルギー発電機データ、ファーム所有の代替エネルギー発電機推定出力スケジュール、非ファーム所有の代替エネルギー発電機推定出力スケジュール、マクロ環境データ、マイクロ環境データ、リアルタイム電力網混雑データ、履歴電力網混雑データ、再生可能エネルギークレジット情報、炭素クレジットキャップアンドトレード値付け情報、代替エネルギー発電機を動作させる固定コストおよび変動コスト、生産税クレジット(PTC)値付け情報、投資税クレジット(ITC)情報、連邦補助金情報、クレジットと補助金との比較解析データ、PTCとITCとの解析データ、代替エネルギー発電機の利率/金融データ、資産の減価償却スケジュール、利用可能な太陽および風力の出力容量、分散エネルギー生産スケジュールデータ、固定価格買取制度データ、ベースラインエネルギー発電機データ、負荷利用データ、伝送効率データ、混雑権収入データ、優先発送データ、連邦再生可能ポートフォリオ基準(RPS)データ、州再生可能ポートフォリオ基準(RPS)データ、正味計量データ、現在または予測の石炭生産%データ、現在または予測の天然ガス生産%データ、現在または予測の温室ガス生産%データ、現在または将来の石炭値付けデータ、現在または将来の天然ガス値付けデータ、現在または将来の石油値付けデータ、現在または将来のエネルギー伝送値付けデータ、予測される伝送価格設定イベント、仮想容量データ、履歴現場性能データ、季節別の天気および性能のデータ、総合スケジュール需要データ、共同需要応答データ、履歴装置消費データ、予測装置消費データ、またはこれらの任意の組み合わせ等のデータソースの任意の組み合わせを含むことができる。
図2は、全体的に200で示され、本開示の態様により現場202で使用されるように構成されたエネルギー管理システムを示す。現場202は、住宅現場、産業現場、製造現場、商業現場、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。態様によれば、エネルギー管理システム200は、ネットワーク206に通信可能に結合することができる遠隔地に配置されたサーバ204を含むことができる。さらなる態様によれば、現場202は、無線サーモスタット(TSTAT)208、関連付けられたモバイル装置210、1つもしくは複数のスマート家電212、分散エネルギー生成資産214、またはこれらの任意の組み合わせに接続可能なコントローラ216を含むことができる。ある形態では、コントローラ216は、本明細書において説明される無線通信を使用して無線エネルギーネットワーク242を確立することができる。コントローラ216は、無線エネルギーネットワーク242を確立するために、ネットワークおよびその変形の様々な組み合わせをデプロイすることができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置210は、WIFIまたは802.11に基づく通信、Bluetooth通信、Zigbee通信、または他の様々な無線通信、またはこれらの任意の組み合わせを使用して、コントローラ216と通信することができる。さらなる態様によれば、モバイル装置210は、3Gネットワーク、4Gネットワーク、EDGEネットワーク、セルラネットワーク、WiMAX、他の無線データ通信、またはこれらの任意の組み合わせ等の加入者に基づく無線データ通信ネットワークを使用して、情報ネットワーク240と通信することができる。さらなる態様によれば、現場202は、DSLゲートウェイ、ケーブルシステムゲートウェイ、光ファイバゲートウェイ、またはこれらの任意の組み合わせ等のブロードバンドゲートウェイとして構成されるゲートウェイ218を含むことができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム200は、スマート計量装置250と通信するように構成された高度計量基盤(AMI)ゲートウェイ242を含むことができる。スマート計量装置250は、公益企業または電力企業により所有される計量装置を含むことができ、セルラネットワーク、メッシュネットワーク、WiMAXネットワーク、またはこれらの任意の組み合わせ等の無線ネットワークを使用して通信するように構成することができる。態様によれば、コントローラ216は、AMIゲートウェイ242が通信するAMIネットワーク248を使用してAMIゲートウェイ242と通信することができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理システム200は、様々なエネルギー管理論理、モジュール、インタフェース、データベースソース、またはこれらの様々な組み合わせを含み、現場200でのエネルギー使用を管理するように構成されたサーバ204を含むことができる。サーバ204は、必要または所望に応じて1つまたは複数の処理コアを有する複数のプロセッサとして構成できるプロセッサ222、サーバ204の内部または外部にあることができる1つまたは複数のデータベース224、およびデータを記憶するように構成可能なメモリ226を含むこともできる。態様によれば、サーバ204は、1つの場所に配置することができるが、複数の場所およびクラウド計算、分散計算、専用計算、またはこれらの任意の組み合わせを含むサーバ構成をデプロイすることもできる。態様によれば、コントローラ216は、サーバ204の部分または全てを含むことができ、サーバ204の能力のいくつかまたは全てをデプロイすることができる。
さらなる態様によれば、サーバ204は、ネットワーク206およびゲートウェイ218に結合して、データを現場202とサーバ204との間で通信するように動作可能な現場インタフェース220を含むことができる。サーバ204は、WAPゲートウェイ等の無線通信の通信ゲートウェイに結合できるモバイルクライアントインタフェース226を含むこともできる。態様によれば、モバイルクライアントインタフェース226は、情報ネットワーク240または無線通信プロバイダにより提供される別のデータネットワークを使用して、1つまたは複数のモバイル装置210と通信することができる。モバイルクライアントインタフェース226、モバイル装置210、情報ネットワーク240、またはそれらの様々な組み合わせは、SSL接続等のセキュア接続能力または他のキャリア支持セキュア接続能力を含むことができる。サーバ204は、エネルギー価格付けモニタ228、需要応答モジュール230、効率格付けモジュール232、近接性検出モジュール234、スケジュールモジュール236、エネルギー節約モジュール238、メッセージングモジュール240、またはこれらの任意の組み合わせを含むこともできる。
態様によれば、エネルギー価格付けモニタ228は、プロセッサ222にデプロイすることができ、データベース224またはリモートデータソースに記憶されたEMIにアクセスして、現場202のエネルギー価格を監視することができる。
態様によれば、需要応答モジュール230は、プロセッサ222にデプロイすることができ、データベース224またはリモートデータソースに記憶されたEMIにアクセスして、現場202の需要応答選好および能力を管理することができる。
態様によれば、効率格付けモジュール232は、プロセッサ222にデプロイすることができ、データベース224またはリモートデータソースに記憶されたEMIにアクセスして、現場202の効率格付け、熱応答、仮想容量能力、性能データ、または他の様々なことを特定することができる。
態様によれば、近接性検出モジュール234は、プロセッサ222にデプロイすることができ、データベース224またはリモートデータソースに記憶されたEMIにアクセスして、現場202へのモバイル装置210の位置を検出し、現場202へのモバイル装置210の近接性に基づいて、現場202の動作状況を変更することができる。
態様によれば、スケジューリングモジュール236は、プロセッサ222にデプロイすることができ、データベース224またはリモートデータソースに記憶されたEMIにアクセスして、現場202での1つまたは複数のエネルギー消費装置のエネルギー使用または動作をスケジューリングすることができる。
態様によれば、エネルギー節約モジュール238は、プロセッサ222にデプロイすることができ、データベース224またはリモートデータソースに記憶されたEMIにアクセスして、現場202の過去または予測のエネルギー節約を決定することができる。ある形態では、サーバ204は、公益企業またはエネルギー提供事業者に、ユーザがメータデータにアクセスできるようにするユーザアカウントログイン情報を含むことができる。したがって、エネルギー節約モジュール238は、第三者ウェブサイトに記憶されたEMIデータを取り出し、現場202の過去または予測のエネルギー節約を出力することができる。
態様によれば、メッセージングモジュール240は、プロセッサ222にデプロイすることができ、データベース224またはリモートデータソースに記憶されたEMIにアクセスして、メッセージを通信することができる。例えば、メッセージングモジュール240は、電子メールアドレス、モバイル装置識別子、SNSゲートウェイデータ、ネットワーク装置識別子データ、コントローラ216のIPアドレス、ゲートウェイ218のIPアドレス、AMIゲートウェイ242のIPアドレス、またはこれらの任意の組み合わせを使用して、メッセージまたは他のエネルギー管理情報を通信することができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理システム200およびコントローラ216は、AMIゲートウェイ242を使用して現場202の消費データにアクセスすることができる。例えば、コントローラ216は、Zigbee通信モジュール(例えば、802.15.4)、WIFIモジュール、Bluetoothモジュール、他の様々な無線モジュール、またはこれらの任意の組み合わせ等の無線通信モジュール(図2に明示的に示されず)を含むことができる。コントローラ216は、コントローラ216がAMIゲートウェイ242に参加できるようにするデータを含むように構成された、メモリ装置(図2に明示的に示されず)内に記憶された1つまたは複数のプロファイルを含むことができる。例えば、プロファイルは、必要または所望に応じて、1つまたは複数のセキュリティレベルを使用して通信を開始または確立するための様々な属性を含むことができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理システム200は、モバイル装置210または他の計算装置がアクセス可能であるか、またはモバイル装置210または他の計算装置にデプロイされるエネルギー管理アプリケーションと併用することができる。例えば、エネルギー管理アプリケーションを使用して、現場202でのTSTAT208、1つもしくは複数のスマート家電212、または他の様々な装置を制御することができる。ユーザは、モバイル装置210または他の計算装置を使用してエネルギー管理アプリケーションにアクセスし、現場202に関連付けられた現在設定、動作状況、または他の様々な種類のエネルギー管理情報を読み取ることができる。例えば、ユーザは、TSTAT208および関連付けられたHVACシステム(図2では明示的に示されず)がオンであるか、それともオフであるか、熱、A/C、もしくはファン等のモード、またはこれらの任意の組み合わせを閲覧することができる。他の形態では、ユーザは、エネルギー管理アプリケーションを使用して、現場202での複数のサーモスタットまたはゾーンにアクセスすることができる。エネルギー管理アプリケーションについて、TSTAT208にアクセスする文脈の中で説明したが、他のネットワーク装置、スマート家電、照明システム、または他の任意のエネルギー消費装置もしくはネットワークアクセス可能な装置、またはこれらの任意の組み合わせに、エネルギー管理アプリケーションを使用してアクセスできることを理解されたい。
さらなる態様によれば、モバイル装置210は、サーバ204、コントローラ216、TSTAT210、スマート家電212、位置データを受信可能な他の様々な装置、またはこれらの組み合わせに位置データをアップロードすることができるモバイル装置アプリケーションを含むことができる。例えば、特定の形態では、モバイル装置210は、モバイル装置210の位置アプリケーションプログラムインタフェース(API)を使用して現在位置を報告し、モバイルクライアントインタフェース226を使用してサーバ204に位置データをアップロードすることができる。次に、サーバ204は、近接性検出モジュール234をデプロイして、1つまたは複数の動作状況を現場202において変更すべきか否かを判断することができる。例えば、近接性検出モジュール234は、現場202でのリソースの動作状況を変更すべきか否かを判断する規則に基づく論理を含むことができる。例えば、ユーザが現場202から2マイルよりも長い距離離れており、現場202から離れて移動中の場合、サーバ204は、現場202に通信すべき制御動作リポートを生成することができる。例えば、制御動作リポートは、現場202からのユーザが存在し得る距離および方向に基づいて、TSTAT208を相対的に特定の度数だけ上方調整することを含むことができる。
特定の態様によれば、ユーザは、関連するHVACユニットをオンにせずに、ユーザが現場202で達して欲しい内部温度に対して設定上限を前もって確立することができる。設定上限は、ユーザが現場202からどのくらい離れているかに基づいてTSTAT208に送信することができる。加熱ユニットに対して、下限も同様に確立することができる。これらの限度は、モバイル装置210、ウェブに基づくユーザインタフェース、またはそれらの任意の組み合わせを使用して入力することができる。
別の態様によれば、サーバ204は、現場202を特徴付けて、現場202及び現場202における関連するエネルギー消費装置の動作特徴および性能データを特定することができる。例えば、サーバ204は、効率格付けモジュール232を使用して、現場202の性能データを監視することができる。性能データは、コントローラ216により検出される測定性能データ、装置の型番もしくは他の識別情報に基づくことができるエネルギー消費装置の性能仕様、現場202のサイズもしくは面積、現場202の効率改良もしくは仕様、他の様々なEMIデータ、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。エネルギー消費装置の性能を検出することができるため、メッセージングモジュール240を使用してエネルギー警告を送信することができる。別の形態では、エネルギー警告を第三者に送信して、現場202でのサービスコールを開始することができる。例えば、1つまたは複数の第三者が、エネルギー消費装置性能損失に基づいてリードを購入するサービスに加入することができる。サーバ204は、メッセージングモジュール240を使用して、サービス企業、アプリケーションプロバイダ等の加入者と通信できるリード生成モジュール(図2には明示的に示されない)を含むことができる。
別の形態では、性能データを使用して、ユーザおよびモバイル装置のスケジュール、近接位置に基づいて、需要応答イベントに応答して、エネルギー節約モードに基づく所望の動作状況の消費者設定(例えば、低、中、高)に応答して、またはこれらの任意の組み合わせで、エネルギー消費装置の動作状況をいつ調整するかを決定することができる。
特定の態様によれば、コントローラ216は、壁のコンセントまたは他の電力受容器に直接差し込むことができるプラグ装置として構成することができ、様々な構成要素(図2には明示的に示されず)を含むことができる。コントローラ216は、ネットワークインタフェースもしくはイーサネットポート、1つもしくは複数のUSBインタフェースもしくはミニUSBインタフェース、SDIOスロット、追加のデータもしくはプラグインタフェース、またはこれらの任意の組み合わせを含むこともできる。コントローラ216は、電力コントローラ216への内部または外部のAC、DC、AC/DC変換電力モジュール、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。態様によれば、コントローラ216は、小さなフォームファクタユニットとして提供することができ、設置、使用、および自由裁量での配置を容易にすることができる。例えば、コントローラ216は、Marvell CorporationのKirkwood(登録商標)マイクロプロセッサ品番6281に基づくプラグコンピュータおよび関連する構成要素を含むことができる。別の形態では、コントローラ216は、参照により本明細書に援用される「Sheeva Plug Development Kit Reference Design」1.1バージョンおよび前のバージョンに記載の仕様を含むプラグコンピュータを含むことができる。他の様々な速度およびサポート構成要素を有する他のプロセッサを使用することもできる。態様によれば、コントローラ216は、1つまたは複数の無線モジュールを設置するために使用することができる様々なバスを含むことができる。例えば、コントローラ216は、Zigbeeモジュール、WIFIモジュール、Bluetoothモジュール、他の様々なモジュール、またはこれらの組み合わせとのインタフェースに使用することができるUARTバスインタフェースを含むことができる。USBバス、SPIバス、SDIOバス、ミニUSBバス、またはこれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない他の様々なバスを使用することもできる。コントローラ216は、コントローラ216の筐体内部または外部に配置し得るバスを含むことができる。
態様によれば、エネルギー管理システム200は、TSTAT208、スマート家電212、または家もしくは住宅等の住宅現場に設置された他の様々なネットワーク装置等の1つまたは複数のネットワーク装置を含むことができる。コントローラ216は、現場202におけるネットワーク装置と通信可能な無線エネルギーネットワーク242を確立することができる。エネルギー管理システム200は、現場202から離れて配置され、ネットワーク装置を制御するための制御動作リポートを生成可能なサーバ204を含むこともできる。コントローラ216は、住宅現場を含め、現場202に配置することもできる。コントローラ202は、サーバ204と通信することができる。態様によれば、コントローラ202は、ネットワーク装置の複数の動作状態要求をの開始を確立し、動作状態要求のうちの少なくとも1つに応答して、装置データを受信することができる。コントローラ202はさらに、装置データを含む現場リポートを生成し、サーバ204への現場リポートの通信を開始することができる。コントローラ202からサーバ204への現場リポートの通信中、コントローラ202は、現場リポートの通信と併せて、サーバ202での制御動作リポートの利用可能性を検出することができる。したがって、サーバ204が現場202との通信を開始する必要なく、セキュア接続を現場202から開始して、現場リポートを通信し、制御動作リポートを受信することができる。
別の態様によれば、サーバ202は、現場リポートのアップロード前、アップロードされる現場リポートに関連付けて、またはこれらの任意の組み合わせで、制御動作リポートを生成することができる。例えば、現場リポートのアップロード前に、1つまたは複数の制御動作リポートを生成し、キューに入れることができる。他の形態では、制御動作リポートは、現場リポートのアップロード中に生成することができる。さらに別の形態では、制御動作リポートは、現場リポート内でアップロードされる情報に応答して生成することができる。したがって、制御動作リポート生成技法の様々な組み合わせを、必要または所望に応じてデプロイすることができる。
態様によれば、エネルギー管理システム200を使用して、現場202からのモバイル装置210が存在し得る距離に応答して、制御動作リポートを生成することができる。例えば、現場202は、無線エネルギーネットワーク242に参加するTSTAT208等のネットワーク装置を含むことができる。態様によれば、コントローラ216は、無線メッシュネットワークを使用して無線エネルギーネットワーク242を確立し、複数の動作状態要求を開始するように構成することができる。例えば、コントローラ216は、第1の動作状態要求間隔で無線エネルギーネットワーク242を使用してTSTAT208にアクセスすることができる。コントローラ216を使用して、TSTAT208の装置データを含むことができる現場リポートを現場リポート間隔で生成することができる。態様によれば、現場リポート間隔は、第1の動作状態要求間隔と同じであることができる。他の形態では、各間隔は異なることができる。例えば、第1の動作状態リポート要求間隔は30秒に設定することができ、現場リポート間隔は60秒に設定することができる。したがって、2サイクルのデータを取得することができる。所望に応じて、間隔の様々な組み合わせを使用することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ216は、ゲートウェイ218を使用してサーバ204等のリモートサーバへの現場リポートの通信を開始することができる。例えば、ゲートウェイ218は、公衆通信網を使用して、現場202とサーバ204とのセキュアゲートウェイ接続を確立可能な住宅ブロードバンド接続206を含むことができる。態様によれば、住宅ブロードバンド接続206は、セルラ通信に基づくネットワークを含まない。
別の形態では、制御データは、位置報告装置を有するモバイル装置210の移動方向およモバイル装置210と現場202との距離の検出に応答して提供することができる。例えば、モバイル装置210のユーザが現場202から離れて移動中の場合、サーバ204は、住宅現場202からのモバイル装置210が存在し得る方向および距離を検出することができる。次に、サーバ204は、制御動作を生成すべきか否かを判断することができる。例えば、モバイル装置210が住宅現場202から離れて移動している場合、TSTAT208の設定は、暖かい季節または夏の季節中に上方(寒い季節または冬の季節中は下方)調整して、エネルギー消費を低減することができる。必要または所望に応じて、他のネットワーク装置を調整することもできる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理システム200は、エネルギー価格付けモニタ228を使用して、制御動作リポートを生成することができる。例えば、エネルギー価格付けモニタ228は、エネルギー市場内のエネルギー価格を検出し、現場202でのTSTAT208、スマート家電212、他のネットワーク装置、またはこれらの任意の組み合わせ等のネットワーク装置の使用削減を開始するように構成することができる。例えば、エネルギー価格付けモニタ228は、好ましくない価格状況に応答して、モバイル装置210と現場202との移動方向および距離の検出をさらに受けて、制御動作リポートを出力することができる。別の形態では、エネルギー価格付けモニタ228は、好ましい価格状況ならびにモバイル装置210と住宅現場202との移動方向および距離の検出に応答して、現場202での1つまたは複数のネットワーク装置の使用を開始することもできる。このようにして、ユーザの移動方向、距離、および市場内の現在のエネルギー価格を使用して、エネルギー消費を現場202でどのように行うことができるかを決定することができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理システム200は、需要応答モジュール230を使用して、需要応答状況を検出し、それに従って応答することもできる。例えば、需要応答モジュール230を使用して、需要応答イベントに好ましい電力網状況を検出し、現場202のユーザまたは現場管理者のプロファイル選好設定を検出することができる。例えば、ユーザまたは現場管理者は、常に参加するか、参加しないか、または参加すべきか否かについて協働要求を送信させるプロファイルを設定することができる。需要応答イベントに参加す場合のユーザまたは現場管理者にとっての経済的または金銭的価値を決定する等の他のプロファイル設定を使用することもできる。例えば、好ましい電力網状況は、エネルギー伝送システムまたは市場(図2では明示的に示されず)内のエネルギーの供給不足によるエネルギー価格の増大を含むことができる。別の形態では、好ましい状況は、現場202のエネルギー供給者により購入されたエネルギーの供給過剰を含むことができる。さらに、高需要期間を検出し、需要応答イベントを使用してエネルギーの供給過剰を増大させることができる。別の形態では、好ましい電力網状況は、エネルギー伝送システム使用の伝送価格を決定することができる時間間隔を含むことができる。したがって、エネルギー提供事業者は、伝送率または伝送線使用率が決定される場合、負荷低減からの経済的な恩恵を受ける。好ましい電力網状況の様々な組み合わせを、需要応答イベントの決定に関連付けて、必要または所望に応じて検出して、現場202でのエネルギー使用を削減することができる。
態様によれば、エネルギー管理システム200は、住宅を有する現場202のエネルギー容量を検出するように構成された需要応答モジュール230を使用することができる。例えば、需要応答モジュール230は、需要応答イベントに好ましい電力網状況を検出することができ、かつ需要応答イベントへの参加についての居住者または住宅の所有者の選好を検出することもできる。需要応答モジュール230は、現場リポート内で受信される履歴装置消費データおよび予測装置消費データを使用して、現場202のエネルギー容量を決定することもできる。次に、電力網状況ならびに現場202の所有者の選好およびエネルギー容量に応答して、制御データを生成して、ネットワーク装置の動作状況を変更することができる。
さらなる態様によれば、サーバ204は、現場202から受信する現場リポートに関連して受信される装置データを使用して、現場202のエネルギー容量を決定することができる。例えば、現場リポートデータを効率格付けモジュール232と共に使用して、現場202の仮想生産容量またはエネルギー低減容量を決定することができる。余力が検出されると、需要応答モジュール230は、現場202に通信される制御動作リポート内で使用するべき削減動作を出力することができる。例えば、削減動作は、現場202において無線エネルギーネットワーク242に接続された1つまたは複数のネットワーク装置の現在の動作状況を変更する更新された制御データを含むことができる。
さらなる態様によれば、コントローラ216は、制御動作リポート内の新しい設定点値を検出し、その新しい設定点値に調整すべきTSTAT208を識別するように構成することができる。いくつかの形態では、無線エネルギーネットワーク242を介して複数の無線サーモスタットにアクセスし、所望に応じて調整することができる。コントローラ216は、無線サーモスタットのそれぞれに異なる設定点値を通信することができる。コントローラ216は、無線エネルギーネットワーク242を使用してのTSTAT208および他の装置への新しい設定点値の出力を開始することができる。
態様によれば、エネルギー管理システム200は、近接性検出モジュール234を使用して、住宅現場を含む現場202からのモバイル装置210が存在し得る距離を検出することができる。例えば、近接性検出モジュール234は、データベース224内に記憶され、モバイルクライアントインタフェース226を使用してモバイル装置210により提供される位置データにアクセスすることができる。近接性検出モジュール234はさらに、第1のゾーン内のモバイル装置210を検出することができる(例えば、現場から1マイル未満、現場から3マイル未満、現場から5マイル超等)。近接性検出モジュールはさらに、TSTAT208の現在のサーモスタット設定、現場202において検出され、現場202から通信される現場データリポート内で通信される屋内温度を検出することができる。近接性検出モジュール234は、次に、TSTAT208の現在設定を調整する割合調整を決定し、割合調整を、制御動作リポート内で使用するべき新しい設定点値として出力することができる。例えば、モバイル装置210が、現場202から3マイルを越える距離にあるとして検出できる場合、TSTAT208は、夏の季節には最大設定または冬の季節には最小設定の75%内になるように調整することができる。したがって、現場へのユーザの近接性、ユーザがどのゾーンに存在し得るか、および現場202で使用中の現在の季節スケジュールまたは設定に基づいて、現場202を管理することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム200は、無線ホームエネルギーネットワークとして動作可能な無線エネルギーネットワーク242に参加可能な無線サーモスタットとして構成されたTSTAT208を含むことができる。態様によれば、TSTAT208は、現場202のHVACシステムを制御するように構成される使用可能なローカルプログラミングスケジュールを含まないように構成することができる。例えば、TSTAT208は、設定点値を記憶するために十分なメモリを含むことができるが、TSTAT208でのスケジューリング能力を含まなくてもよい。したがって、TSTAT208の簡易化ユーザインタフェースをデプロイすることができる。例えば、TSTAT208がスケジューリング機能を含む場合、エネルギー管理システム200を使用してTSTAT208に配置されたスケジューリング機能をディセーブルすることができる。したがって、TSTAT208は、無線エネルギーネットワーク242に接続可能な非プログラマブルサーモスタットを見なすことができ、設定点値または他の制御動作は、無線エネルギーネットワーク242を使用して受信することができる。このようにして、TSTAT208のスケジューリングの使用は、オンラインまたはウェブアプリケーションに基づくスケジューリングツールを使用して提供することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ216は、TSTAT208の一意の識別子を使用しての無線エネルギーネットワーク242へのTSTAT208の参加を開始するようにさらに構成することができる。TSTAT208の一意の識別子をサーバ204から受信することができ、TSTAT208のローカルスケジュールおよびまたはスケジューリング能力をディセーブルすることができる。このようにして、サーモスタットの全体の設計複雑性を低減することができ、スケジューリング能力を、ネットワーク環境内で作成されるスケジュールを使用して提供し、コントローラ216、サーバ204、モバイル装置210、またはスケジュール情報または制御動作データをTSTAT208に提供可能なソースの任意の組み合わせにより出力することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム200は、スケジューリングモジュール236を使用して、現場202に配置され、無線エネルギーネットワーク242に接続可能なネットワーク装置の使用をスケジューリングすることもできる。さらに、複数のユーザスケジュールをデータベース224内に記憶し、現場202で使用することができる。例えば、スケジューリングモジュール236を使用して、コントローラ216がアクセス可能な第1のユーザスケジュールを検出することができる。第1のユーザスケジュールは、TSTAT208、スマート家電212、または他のエネルギー消費ネットワーク装置等のネットワーク装置の動作状況を変更するように構成された第1のスケジュールイベントを含むことができる。態様によれば、第1のユーザスケジュールは、位置検出装置を有するモバイル装置210に動作可能にリンクすることができる。第1のユーザスケジュールは、住宅202からのモバイル装置210が存在し得る距離に基づいて使用してもよく、または使用しなくてもよい。このようにして、ユーザが住宅現場202に戻る際、ユーザスケジュールをアクティブ化させ使用することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム200は、コントローラ216がアクセス可能な第2のユーザスケジュールを含むことができる。例えば、第2のユーザスケジュールは、現場202でのネットワーク装置の動作状況を変更するように構成された第2のスケジュールイベントをスケジューリングするためのスケジューリングデータを含むことができる。第2のユーザスケジュールは、位置報告装置(図2では明示的に示されず)を有する第2のモバイル装置に動作可能にリンクすることができる。例えば、第2のユーザスケジュールは、住宅202からの第2のモバイル装置が存在し得る距離に基づいて使用してもよく、または使用しなくてもよい。別の形態では、モバイル装置210は現場202に配置しなくてもよいが、第2のモバイル装置は現場202に配置し得る。この形態では、第2のユーザスケジュールは、現場202に配置された第2のモバイル装置の検出に基
づき得る。態様によれば、第2のユーザが現場202を去り、近接モードをイネーブルすることができる場合、第2のユーザスケジュールをディセーブルすることができる。さらなる態様によれば、第2のユーザスケジュールを任意のモバイル装置に動作可能にリンクすることができる。したがって、コントローラ216は、第2のユーザのスケジュールを使用して、住宅現場202から離れた距離にあるモバイル装置210の検出に応答して、イベントをスケジューリングすることができる。このようにして、複数のユーザスケジュールおよびエネルギー使用の近接制御を共通の現場でデプロイすることができる。
態様によれば、エネルギー管理システム200は、スマート計量装置250により出力される高度計量基盤(AMI)無線ネットワーク248を検出可能なコントローラ242を含むこともできる。例えば、スマート計量装置250は、AMI無線ネットワーク248を出力可能なAMI/ゲートウェイ242を含むか、またはそれに結合することができる。他の形態では、スマート計量装置250は、AMI無線ネットワーク248を直接出力するように構成することができる。
別の態様によれば、コントローラ216には、AMI無線ネットワーク248に参加できるようにする通信インタフェース(図2には明示的に示されず)を構成することができる。このようにして、コントローラ216は、AMI無線ネットワーク248へのアクセスを取得して、AMIデータを受信することができる。さらなる態様では、コントローラ216は、AMIデータを使用して、現場202でのネットワーク装置の動作状況を変更し、ネットワーク装置のディスプレイを使用してAMIデータを出力すること、AMIデータをサーバ204に通信すること、またはこれらの任意の組み合わせをすることができる。さらなる態様によれば、コントローラ216は、現場リポートデータと共にAMIデータを、現場リポートとしてサーバ204に通信することができる。AMIデータおよび現場リポートデータは、サーバ204において使用することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ216は、第1のセキュリティレベルでAMI無線ネットワーク248に接続し、第2のセキュリティレベルで無線エネルギーネットワーク242に接続されたネットワーク装置の動作状況を変更することができる。態様によれば、無線エネルギーネットワーク242は、AMI無線ネットワーク248と同じセキュリティレベルでデプロイしてもよく、AMI無線ネットワーク248とは異なるセキュリティレベルでデプロイしてもよく、またはこれらの任意の組み合わせでデプロイしてもよい。
さらなる態様によれば、ユーザプロファイルまたは現場プロファイルを使用して、AMI無線ネットワーク248により開始または受信された制御動作を使用できるようにすることができる。例えば、現場管理者またはユーザは、公益企業による住宅でのネットワーク装置の動作状況の変更をイネーブルまたはディセーブルするプロファイル設定を確立することができる。したがって、コントローラ216は、AMI無線ネットワーク248に接続する前にプロファイル設定にアクセスすること、AMI無線ネットワーク248を使用して受信した制御動作を使用すること、またはこれらの任意の組み合わせをすることができる。他の形態では、コントローラ216は、サーバ204にアクセスして、プロファイル設定を検出することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム200は、ZigbeeネットワークおよびWIFIネットワークを使用して通信するように構成されたコントローラ216を含むこともできる。例えば、コントローラ216は、住宅現場を含む現場202において無線エネルギーネットワーク242を開始可能なZigBee対応通信装置(図2に明示的に示されず)を含むことができる。コントローラ216は、WIFI対応であり得るモバイル装置210または他のWIFI対応装置、システム、もしくはこれらの任意の組み合わせに結合するように動作可能なWIFIネットワーク244を開始可能なWIFI対応通信装置(図2に明示的に示されず)を含むこともできる。
さらなる態様によれば、WIFIネットワーク244を使用するコントローラ216を使用して、モバイル装置によるWIFIネットワーク244へのWIFI接続の確立または損失の検出に応答して、現場202での動作状況を変更することができる。例えば、モバイル装置210のWIFI接続を検出できる場合、ユーザスケジュールをイネーブルすることができ、無線エネルギーネットワーク242に接続された1つまたは複数のネットワーク装置の動作状況を変更することができる。モバイル装置210が現場202を去る場合、WIFIネットワーク244へのモバイル装置210のWIFI接続が失われたことの検出を受けて、1つまたは複数のネットワーク装置の動作状況を変更することができる。
態様によれば、モバイル装置210は、コントローラ216と通信して、現場データ、現場リポート、制御動作データ、AMIデータ、またはWIFIネットワーク244を使用して利用可能な他の様々な種類のEMIデータにアクセスすることができる。態様によれば、モバイル装置210は、無線エネルギーネットワーク242に結合されたネットワーク装置の動作状況を変更し得る制御動作、制御動作リポート、またはこれらの組み合わせを開始することができる。
別の態様によれば、WIFI通信装置が構成されたコントローラ216は、ホームコンピュータシステム、ラップトップコンピュータ、ネットブック、ホームサーバ、IPAD(登録商標)、ホームオートメーションシステム、ルータ、または他のWIFI対応システムもしくは装置(図2に明示的に示されず)、またはこれらの任意の組み合わせへの接続を可能にすることができる。例えば、ユーザは、IPADを使用してコントローラ216にアクセスすることができる。WIFIネットワーク244および無線エネルギーネットワーク242を使用して、ユーザは、動作状況情報を受信し、ネットワーク装置の制御動作を開始し、エネルギーの使用をスケジューリングし、または他の様々なエネルギー管理行動をスケジューリングすることができる。いくつかの形態では、コントローラ216は、ネットワーク206へのアクセスを有さなくてもよい。コントローラ216は、エネルギーの使用をスケジューリングし、スケジューリングデータを生成し、現場データにアクセスし、制御動作データを生成し、またはこれらの任意の組み合わせを行なうためのサーバ204の能力のうちの部分または全てを含むことができる。したがって、いくつかの場合では、ネットワーク206を確立しなくてもよく(例えば、新しい建築現場等において)、またはネットワーク障害もしくはネットワークの可用性の欠如が発生する場合、ユーザは、現場202でネットワーク装置にアクセスし、エネルギーの使用を管理することができる。
別の態様によれば、コントローラ216は、モバイル装置210がWIFIネットワーク244に接続されたときを検出し、無線エネルギーネットワーク242に結合されたネットワーク装置の動作状況を変更することができる。例えば、モバイル装置210が現場202から離れて移動または遷移する場合、コントローラ216は、信号の損失を検出し、現場202での動作状況を変更することができる。態様によれば、コントローラ216は、信号損失が検出された場合に使用するべき制御動作データを含むことができる。他の形態では、コントローラ216は、現場リポート内または現場リポート外で信号損失をサーバ204に報告することができる。次に、サーバ204は、WIFI信号損失の検出に応答して、制御動作(もしあれば)を決定することができる。
さらなる態様によれば、サーバ204は、モバイル装置210に送信すべきテキストメッセージをメッセージングモジュール240を使用して開始することができる。次に、モバイル装置210のユーザは、テキストメッセージを閲覧し、それに応答して、現場202での動作状況を変更することができる。例えば、ユーザは、現場202を近接モードにすることができ、それにより、ユーザに関連付けられたエネルギー効率スケジュールがイネーブルされる。他の形態では、ユーザは、モバイル装置210がアクセス可能なエネルギー管理アプリケーションにアクセスし、現場202での動作状況を変更することができる。メッセージング通信(例えば、SMSテキスト、電子メール、ソーシャルネットワークメッセージング、ソーシャルネットワークポスティング等)の様々な組み合わせ、メッセージ内容、およびこれらの様々な組み合わせを使用して、モバイル装置210が現場202においてWIFI信号に接続されていないこと、位置検出を使用してのモバイル装置210が現場202から離れていることの検出、またはこれらの任意の組み合わせに応答して、動作状況を変更できることをモバイル装置210のユーザに通知することができる。
別の態様によれば、コントローラ216は、WIFIネットワーク244を使用してモバイル装置210に接続し、モバイル装置210および情報ネットワーク240を使用して情報を通信することもできる。例えば、モバイル装置210は、加入者に基づく無線情報ネットワークであり得る情報ネットワーク240に接続することができる。モバイル装置210は、情報ネットワーク240がアクセス可能な情報源からエネルギー管理情報を受信することができる。態様によれば、モバイル装置210は、サーバ204または他の情報源にアクセスするために使用することができるモバイルエネルギー管理アプリケーションを含むことができる。モバイル装置210を使用して、現場リポート、ネットワーク装置データ、動作状況、または無線エネルギーネットワーク242を使用して現場202で取得できる他の様々な種類の情報等の情報をアップロードすることができる。さらなる態様によれば、モバイル装置210は、制御動作リポート、制御データ、環境データ、スケジューリングデータ、ユーザプロファイルデータ、ネットワーク装置プロファイルデータ、Zigbee(登録商標)に基づくプロファイルデータ、WIFIデータ、構成データ、ネットワーク装置データ更新もしくはファームウェア更新、コントローラデータ更新もしくはファームウェア更新、または情報ネットワーク240を使用してモバイル装置210に通信できる他の様々な種類のEMIデータ、またはこれらの任意の組み合わせ等の情報を受信することができる。次に、モバイル装置210は、WIFIネットワーク244を使用して、受信した情報をコントローラ216に通信することができる。コントローラ216は、受信情報を使用して、現場202でのエネルギー使用を管理することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ216は、WIFIネットワーク、無線AMIネットワーク248、ネットワーク206、またはこれらの任意の組み合わせを使用して、ネットワーク装置のプロファイルデータ、プロファイル更新、ネットワーク装置更新、またはこれらの任意の組み合わせを要求するように構成することができる。例えば、コントローラ216は、現場202でのZigbee対応ネットワーク装置を検出することができる。コントローラ216は、Zigbee対応ネットワーク装置の一意の識別子を識別し、WIFIネットワーク244を使用してZigbee対応ネットワーク装置のプロファイルを要求することができる。例えば、モバイル装置210は、情報ネットワーク240を使用してZigbeeプロファイルを要求することができる。別の形態では、ホームコンピュータ、ラップトップコンピュータ、IPAD(登録商標)等が、ネットワーク206を使用してZigbeeプロファイルを要求することができる。別の形態では、コントローラ216は、無線AMIネットワーク248にアクセスして、Zigbeeプロファイルを要求することができる。したがって、コントローラ216は、コントローラ216がアクセス可能な1つまたは複数のネットワークを使用してネットワーク装置のプロファイルデータ、プロファイル更新、ネットワーク装置更新、ネットワーク装置を管理するための他の様々な種類の情報、またはこれらの任意の組み合わせを要求するように構成することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ216をネットワーク装置内に組み込むことができる。例えば、コントローラ216およびTSTAT208を組み合わせて同じユニットにすることができる。コントローラ216は、無線エネルギーネットワーク242を確立するように動作可能な802.15.4に基づく無線通信装置(図2に明示的に示されず)を含むこともできる。コントローラ216は、モバイル装置210と通信するように動作可能な802.11に基づく無線通信装置(図2には明示的に示されず)を含むこともできる。802.11に基づく無線通信装置を使用して、コントローラ216は、現場202において802.11に基づく無線通信ネットワークを確立可能な住宅用ブロードバンド無線ルータを有するゲートウェイ218と通信することができる。このようにして、コントローラ216とTSTAT208とを組み合わせると、現場202でデプロイされる別個の装置の数の低減に繋げることができる。
さらなる態様によれば、コントローラ216は、ウェブサービスを可能にするウェブサーバをデプロイするように構成されたプロセッサ(図2に明示的に示されず)を含むことができる。例えば、コントローラ216は、現場202でのWIFIネットワーク244およびコンピュータシステムに接続することができる。コンピュータシステムは、コントローラ216のウェブサーバのIPアドレスにアクセスして、無線エネルギーネットワーク242に結合された1つまたは複数のネットワーク装置を管理するように構成されたブラウザを含むことができる。特定の形態では、コントローラ216は、ウェブサーバにより出力され、WIFIネットワーク244を使用してアクセス可能なように構成されたスケジューリングツールを含むことができる。さらなる態様によれば、コントローラ216はモバイル装置210に結合することができ、コントローラ216は、コントローラ216の802.11に基づく無線通信装置への接続を使用して、加入者に基づく無線情報ネットワーク240にアクセス可能にするように構成することができる。
図3は、本開示の態様による現場でエネルギーを管理する方法を示す。図3の方法の部分または全ては、本明細書に開示されるエネルギー管理システム、デバイス、装置、または図3の方法の全てまたは部分を利用するように動作可能な他の任意の種類のシステム、コントローラ、装置、モジュール、プロセッサ、またはこれらの任意の組み合わせの部分または全てと共に使用することができる。さらに、この方法は、図3の方法の全てまたは部分を提供するように動作可能なソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、または他の形態のデジタル記憶媒体、コンピュータ可読媒体、もしくは論理、またはこれらの任意の組み合わせを含む様々な種類の符号化論理で具現することができる。
方法は一般に、ブロック300において開始される。判断ブロック302において、方法は、エネルギーネットワークが確立されているか否かを検出する。例えば、無線エネルギーネットワークを確立することができ、無線エネルギーネットワークは、現場でのエネルギー使用を管理するために使用することができる1つまたは複数のネットワークを含むことができる。態様によれば、無線エネルギーネットワークは、住宅に配置された無線対応コントローラを使用して確立することができる。判断ブロック302において、エネルギーネットワーク、AMI対応ネットワーク、WIFI対応ネットワーク、Zigbee対応ネットワーク、WiMAXネットワーク、または他の任意の種類のエネルギーネットワーク、またはこれらの任意の組み合わせを検出することができる。判断ブロック302において、1つまたは複数のネットワークを検出することができない場合、方法は判断ブロック304に進むことができる。判断ブロック304において、方法は、利用可能なAMIネットワークがあるか否かを検出することができる。判断ブロック304において、利用可能なAMIネットワークがある場合、方法はブロック306に進み、AMIネットワークに参加することができる。例えば、AMIネットワークは、通信を確立するため、またはネットワークに参加できるようにするために、特定のプロトコルおよびセキュリティレベルを含むことができる。例えば、AMIネットワークは、アクセスを可能にするために特定の鍵、証明書等を要求することができる暗号鍵に基づくセキュリティを要求し得る。別の態様によれば、AMIネットワークは、スマートグリッド規格に記載のスマートグリッドに基づくセキュリティを含み得る。したがって、AMIネットワークに参加する様々な組み合わせをデプロイすることができる。AMIネットワークに参加すると、方法は判断ブロック308に進むことができる。
いくつかの形態では、AMIネットワークが利用可能であり得、方法は、AMIネットワークに参加するか否かを判断するように変更することができる。判断ブロック304において、AMIネットワークを検出することができない(または参加することができない)場合、方法は判断ブロック308に進むことができる。判断ブロック308において、方法は、WIFIネットワーク(例えば、802.11に基づくネットワーク)が利用可能であり得るか否かを検出することができる。WIFIネットワークが検出されないか、または利用可能ではない場合、方法はブロック310に進むことができ、WIFIネットワークを確立することができる。例えば、コントローラ、ネットワーク装置、スマート家電、または他の様々な種類のエネルギー消費装置は、WIFIネットワークを開始可能なWIFI通信装置を含むことができる。したがって、ブロック310において、WIFIネットワークを確立することができ、方法はブロック312に進むことができる。判断ブロック308において、WIFIネットワークが存在するか、またはWIFIネットワークを確立すべきではない場合、方法はブロック312に進むことができる。いくつかの形態では、ブロック310において、追加のWIFIネットワークを確立することができ、方法は、2つのWIFIネットワーク間を橋渡しできるように変更することができる。
態様によれば、ブロック312において、エネルギーネットワークを確立して、1つまたは複数のネットワーク装置を管理することができる。例えば、エネルギーネットワークは、Zigbee(登録商標)に基づくプロトコル等のスマートグリッド規格およびプロトコルに基づく無線エネルギーネットワークを含むことができる。エネルギーネットワークの確立に、他の様々な種類の通信を使用することもできる。エネルギーネットワークは、現場において無線ネットワークを出力して、ネットワーク装置がエネルギーネットワークに参加できるようにすることにより確立することができる。
エネルギーネットワークが確立されると、方法はブロック314に進むことができ、エネルギーネットワークに接続可能なネットワーク装置を検出することができる。例えば、ネットワーク装置は、Zigbee対応エネルギーネットワークに参加可能なZigbee対応通信装置を含むことができる。ブロック316において、ネットワーク装置の一意の識別子を検出することができ、プロファイルを取得することができる。いくつかの形態では、一意の識別子は、エネルギーネットワークをデプロイするコントローラにより前もって取得することができる。例えば、一意の識別子は、コントローラがアクセス可能なサーバから、コントローラがアクセス可能なWIFIもしくは他のネットワークを介して、またはこれらの任意の組み合わせで取得することができる。他の形態では、外部情報源が、エネルギーネットワークに参加できる有効ネットワーク装置を識別する一意の識別子または一意の識別子リストを提供可能であり得る。次に、コントローラは、一意の識別子およびプロファイルを使用して、エネルギーネットワークを確立するか、またはネットワーク装置をエネルギーネットワークに参加させる。
別の形態では、ネットワーク装置のプロファイルがすぐに利用可能ではないか、または改訂されている場合がある。したがって、プロファイルは、WIFIネットワーク、AMIネットワーク、インターネット、ブロードバンドネットワーク、またはこれらの任意の組み合わせを使用して取得することができる。例えば、外部ソースまたは情報ネットワークと通信して、プロファイルを取得できる一意の識別子、型番、シリアルナンバー、装置分類識別子、またはこれらの任意の組み合わせを使用することができる。次に、プロファイルを識別し、ネットワーク装置がエネルギーネットワークに参加するために使用することができる。
さらなる態様によれば、ブロック316においてプロファイルを取得することは、現場でのWIFIネットワークに通信可能なモバイル装置がアクセス可能なコントローラおよび情報ネットワークを使用して、要求を開始することを含むことができる。例えば、プロファイルは、モバイル装置を3Gデータネットワーク、4Gデータネットワーク、または他の加入者に基づく無線情報ネットワーク等の無線情報ネットワークに接続することにより、提供することができる。次に、モバイル装置は、現場でのWIFIネットワークを使用してプロファイルをコントローラに通信する。次に、コントローラは、プロファイルを受信し、エネルギーネットワーク内でプロファイルの少なくとも部分を使用することができる。
態様によれば、プロファイルを取得すると、方法はブロック318に進むことができ、ネットワーク装置がエネルギーネットワークに参加することができる。例えば、ネットワーク装置は、AMIネットワークまたは他のセキュアネットワークにより要求されるセキュリティレベルとは異なるセキュリティレベルで参加することができる。いくつかの形態では、ネットワーク装置は、エネルギーネットワークに参加しながら、複数のネットワークまたはネットワークの組み合わせに参加することができる。他の形態では、ネットワーク装置は、エネルギーネットワークにしか参加できない。さらに他の形態では、AMIネットワーク接続を確立して、AMIネットワークがネットワーク装置にアクセスできるようにすることができ、ネットワーク装置は、AMIネットワークへの参加を取りやめるか、または切断し、エネルギーネットワークに参加することができる。別の形態では、AMIネットワークから受信した情報を使用して、エネルギーネットワークを使用してネットワーク装置の動作状況を変更することができる。必要または所望に応じて、ネットワーク装置がエネルギーネットワークまたは他のネットワークに参加する他の様々な置換を実現することもできる。
さらなる態様によれば、ネットワーク装置は、Zigbeeプロファイル等の標準化プロファイルを使用してエネルギーネットワークに参加することができる。加えて、ネットワーク装置は、特定のネットワーク装置に関連付けられたZigbeeプロファイルの機能を拡張することができるプロファイルを使用して参加することができる。例えば、エネルギーネットワークを確立するコントローラは、プロファイル変更子にアクセスして、特定のネットワーク装置の使用を強化することができる。
さらなる態様によれば、AMIネットワークはある時間中、参加することができ、次に、エネルギーネットワークは別個の時間中、参加することができる。したがって、必要または所望に応じて、1つまたは複数のネットワークにネットワーク装置が参加する様々な組み合わせを使用して、ネットワーク装置のエネルギー使用を管理することができる。さらに、方法は、必要または所望に応じて、追加のネットワーク装置を1つまたは複数のネットワークに参加させるように変更することができる。1つまたは複数のネットワーク装置が参加すると、方法はブロック320に進むことができ、次に、判断ブロック322に進むことができる。
判断ブロック322において、方法は、現場およびエネルギーネットワークに関連付けられた近接モードがイネーブルされているか、それともディセーブルされているかを検出することができる。例えば、近接モードは、モバイル装置を住宅現場に関連付け、住宅現場からのモバイル装置が存在し得る位置の検出に基づいて、ネットワーク装置を自動的に制御することを含むことができる。現場に関連付けられた1つまたは複数のモバイル装置は、位置リポートを出力可能な位置報告装置を含むことができる。位置報告装置は、GPS、GPRS、セルタワー三角測量、または他の様々な位置報告技術を含む様々な技術を使用して、位置を報告することができる。別の形態では、モバイル装置の位置報告装置は、WIFIネットワークに接続可能なWIFI無線を含むこともできる。したがって、モバイル装置は、WIFI接続を使用して、現場でのWIFIネットワークに接続することができ、WIFI接続が確立される場合、または失われる場合、近接モードをそれに従ってイネーブルまたはディセーブルすることができる。
態様によれば、ブロック322において、近接モードがイネーブルされている場合、方法は、後述するように、ブロック344に進むことができる。判断ブロック322において、近接モードをイネーブルすることができない場合、方法は判断ブロック324に進み、ユーザスケジュールが利用可能であるか否かを検出することができる。例えば、ユーザスケジュールは、1つまたは複数のネットワーク装置を制御するためのイベントスケジュールを含むことができる。態様によれば、1人または複数のユーザは、コントローラがアクセス可能であり、1つまたは複数の無線サーモスタットまたはエネルギーネットワークに参加可能な他のネットワーク装置の制御に使用可能なスケジュールを作成することができる。さらなる態様によれば、ユーザスケジュールをユーザのモバイル装置にリンクすることができる。いくつかの形態では、モバイル装置は、モバイル装置の位置を報告するように構成された位置検出装置を含むことができる。
態様によれば、ユーザスケジュールを検出することができない場合、方法はブロック356に進むことができ、イベントを識別することができる。例えば、イベントは、ネットワーク装置の動作状況を変更するために、特定の時間、日付け、期間等に作成してアクセスすることができる1つまたは複数のプログラムイベントを含むことができる。例えば、ユーザには、住宅での給湯システムのエネルギー使用をスケジューリングするユーザスケジュールが提供されていない場合がある。したがって、デフォルトスケジュールにアクセスして、イベントおよびスケジュールを識別し、給湯器の使用を管理することができる。例えば、イベントは、夜間に給湯器を10度に低減することを含むことができる。別のイベントは、午前5時に給湯器を15度に増大させることを含むことができる。別の形態では、ネットワーク装置は、日時または他の属性に基づいてHVACシステムを制御するために使用可能な無線サーモスタットを含むことができる。例えば、天気予報を特定することができ、エネルギーネットワークにアクセス可能な無線サーモスタットを調整するように、イベントをスケジューリングすることができる。他の様々な環境状況、電力網状況、ユーザプロファイル、装置プロファイル、エネルギー価格、またはエネルギー管理情報の任意の組み合わせを、イベントのスケジューリングまたは作成に使用することができる。
イベントが識別されると、方法は判断ブロック326に進み、イベントをスケジューリングすべきか否かを検出することができる。例えば、イベントが特定の日時にスケジューリングされるように構成された場合、方法は、判断ブロック326において、イベントを検出することができる。イベントを検出することができない場合、方法は判断ブロック322に進むことができ、繰り返す。
態様によれば、判断ブロック326において、イベントをスケジューリングすべき場合、方法はブロック328に進むことができ、イベントをスケジューリングすることができる。例えば、ネットワーク装置を識別し、変更すべき動作状況を識別し、動作状況を変更すべき日時を識別し、動作状況を変更すべき時間を識別することができ、装置プロファイルを使用でき、あるいはイベントのスケジューリングに使用可能なデータの任意の組み合わせを使用することができる。別の態様によれば、方法は、ブロック328において、エネルギーネットワークに関連付けられたコントローラのメモリ内に記憶されたプログラミングスケジュールの部分を使用して、スケジューリングされたイベントを開始することを含むことができる。例えば、イベントデータの部分をリモートサーバからコントローラに通信し、コントローラ内に記憶されたプログラミングスケジュールと併用して、イベント
をスケジューリングすることができる。このようにして、1つまたは複数のソースを単独で、または組み合わせて使用して、イベントをスケジューリングすることができる。
さらなる態様によれば、イベントがスケジューリングされると、方法はブロック330
に進むことができ、制御動作をネットワーク装置に通信することができる。例えば、制御動作は、ネットワーク装置の動作状況の変更に十分な制御動作データまたは装置データを含むことができる。いくつかの形態では、データは、Zigbeeホームオートメーションプロファイル、Zigbeeエネルギープロファイル等の標準プロファイルに従ってフォーマットされる。他の形態では、制御動作データは、装置識別子、メッセージを出力するメッセージフォーマット、変更するネットワーク装置のパラメータもしくは特徴、ネットワーク装置の更新された設定点もしくは動作状況、ネットワークもしくはセキュリティの鍵、日時、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
態様によれば、方法はブロック332に進むことができ、制御動作を出力メッセージとしてエネルギーネットワークに出力し、ネットワーク装置は制御動作を入力メッセージとして受信することができる。例えば、ネットワーク装置は、ネットワーク装置の一意の識別子を使用して、エネルギーネットワーク内で通信される出力メッセージを検出することができる。
ブロック334において、ネットワーク装置が入力メッセージを受信すると、制御動作を入力メッセージから抽出し、ネットワーク装置での動作状況を、制御動作データを用いて変更することができる。例えば、食洗機をオンにし、衣服洗濯機または乾燥機をオンにし、家庭内の照明を変更することができ、サーモスタットを調整し、給湯器を調整し、または他の様々な種類の制御動作を必要または所望に応じて開始することができる。
ブロック336において、ネットワーク装置データを、エネルギーネットワークを使用してネットワーク装置から得ることができる。例えば、ネットワーク装置は、ネットワーク装置データとして動作状況情報をエネルギーネットワークに出力する要求を受信することができる。他の形態では、ネットワーク装置が、状況情報をエネルギーネットワークに周期的に公表し、コントローラが受信できるようにすることができる。ネットワーク装置データを出力すると、方法はブロック338に進み、現場リポートを生成することができる。例えば、現場リポートは、ホームエネルギーネットワークにアクセス可能な1つまたは複数のネットワーク装置から受信するネットワーク装置データを含むことができる。現場リポートデータは、コントローラにローカルに記憶し、処理して、制御動作の更新を確認することができる。現場リポートデータは、現場リポート内に記憶し、現場リポート内の現場リポートデータを受信し処理するように構成可能なリモートサーバに通信することができる。態様によれば、現場リポートは、コントローラにより開始されるブロードバンド接続を使用してコントローラから現場リポートを受信するように構成可能なリモートサーバに通信することができる。必要または所望に応じて、現場リポートとして他の形態の通信を使用することもできる。現場リポートを生成すると、方法は判断ブロック302に進むことができる。
態様によれば、判断ブロック322において、近接性検出をイネーブルし得る場合、方法はブロック344に進むことができ、位置リポートを受信することができる。例えば、位置リポートは、モバイル装置等の位置報告装置から出力される位置データを含むことができる。他の形態では、位置リポートは、WIFI無線を有するモバイル装置が、現場でのWIFIネットワークの範囲内にあり得ること、または範囲外にあり得ることの検出に応答して生成することができる。したがって、方法を使用して、位置報告装置がWIFIネットワークへのWIFI接続を確立するか、または失うとの検出に応答して、エネルギーネットワークを使用してネットワーク装置の動作状況を変更することができる。
態様によれば、方法は判断ブロック346に進み、位置変更が発生したか否かを検出することができる。位置変更が発生しなかった場合、方法はブロック348に進み、動作状況を変更すべきか否かを検出することができる。1つまたは複数のネットワーク装置の動作状況を変更しなくてもよい場合、方法はブロック358に、そしてブロック322に進むことができる。
別の態様によれば、判断ブロック346において、位置変更を検出し得る場合、方法はブロック350に進むことができ、関連付けられた現場からの位置報告装置が存在し得る距離を検出する。次に、方法はブロック352に進むことができ、モバイル装置の方向を検出する。例えば、前に報告された位置から距離が増大した場合、方法は、ユーザが現場から離れて移動中であり得ることを検出することができる。他の形態では、検出される方向は、現場に向かって移動中、現場から離れて移動中、または全く移動していないことを含むことができる。
方向が検出されると、方法は判断ブロック348に進むことができ、ネットワーク装置の動作状況を変更すべきか否かを検出する。例えば、住宅からのユーザが存在し得る距離および方向の検出に加えて、他の様々な種類の情報を使用して、動作状況を変更することもできる。例えば、リアルタイム速度データ、平均速度データ、ユーザが現場に戻り得るための推定時間長、サーモスタットスケジュールデータ、ネットワーク装置スケジューリングデータ、現場リポートデータ、リアルタイム天気状況データ、交通状況データ、ユーザ運転パターンデータ、毎日の運転パターンデータ、GPSマッピングデータ、ホームエネルギー効率格付け、需要応答データ、削減データ、エネルギー価格データ、電力網状況データ、他の様々な種類のEMI、またはこれらの任意の組み合わせ等のデータである。
変更する動作状況を検出すると、方法はブロック354に進むことができ、制御動作を開始する。例えば、現場にリモートなサーバを使用して、制御動作リポート内に含め、現場のコントローラに通信することができる制御動作を生成することができる。形態では、制御動作リポートは、現場リポートのアップロードに関連付けて通信することができる。別の態様では、制御動作は、コントローラにより生成することができる。例えば、モバイル装置の位置および方向を識別し、コントローラに通信することができる。次に、コントローラは、位置データおよび方向データならびに可能な場合には必要または所望に応じて
他のデータを使用して、制御動作を生成すべきか否かを判断することができる。次に、方法は、概して上述したように、ブロック328に進むことができる。判断ブロック348において、ネットワーク装置の動作状況を変更すべきではない場合、方法はブロック358に、そしてブロック322に進むことができる。
態様によれば、住宅の前もって記憶された位置および位置報告装置の新しい位置を使用して、位置報告装置と現場との距離を検出する方法を提供することができる。判断ブロック354において、動作状況の変更は、位置報告装置が住宅から離れて移動中であるとの検出に応答して、ネットワーク装置の動作状況を変更することを含むことができる。さらに、位置報告装置が住宅に向かって移動中であるとの検出に応答して、ネットワーク装置の動作状況を変更することも含む。
別の態様によれば、ブロック350において、第1の距離にある位置報告装置を検出し、判断ブロック348において、制御動作を開始する方法を提供することができる。位置報告装置を第2の距離において検出し得る場合、第2の制御動作を開始することができる。例えば、制御動作は、第1の距離の検出に応答して、サーモスタットの第1の温度設定点を設定することを含むことができる。第1の距離とは異なる第2の距離にある位置報告装置を検出し、温度設定点を第2の値に設定する方法をさらに提供することができる。
さらなる態様によれば、方法は、ネットワーク装置のサーモスタット設定点上限および下限を検出するように変更することができる。例えば、設定点上限は、暖かい季節中に現場内で達するべき最高温度を含むことができる。次に、サーモスタットの設定点を、前の設定点と最高設定点との差を特定することにより決定することができる。いくつかの形態では、結果として生じる最高設定点と基本設定点との差の30%、50%、75%等の割合調整を使用して、新しい設定点を決定することができる。例えば、サーモスタットが70度に設定され、最高設定点80度を有する場合、これら2つの差は10度である。次に、この差を50%等の割合で乗算して、現在の設定点に加えることにより、新しい設定点を生成することができる。この例では、75度という新しい設定が、結果として生じる設定点である。他の形態では、方法は、最高および最低設定点、結果として生じるか、または現在の設定点を、日時、現場からのユーザが存在し得る1つもしくは複数の距離、または最高および最低設定点値を使用して設定点の決定に使用可能な他の様々なデータに関連付けて使用することができる。
図4は、本開示の態様による、コントローラ400として全体的に示されるエネルギー管理装置のブロック図を示す。コントローラ400は、プロセッサ402と、データを記憶するように構成可能なメモリ404とを含むことができる。メモリ404は、プロセッサ402のオンボードメモリとして構成することができ、または他の形態では、メモリ404として全体的に示される、DDRメモリ、フラッシュメモリ、EPROM、ROM、または他の様々な形態、またはこれらの任意の組み合わせ等の拡張可能なメモリを含むこともできる。
態様によれば、コントローラ400は、データおよび信号をコントローラ400内の様々な構成要素に結合するように構成されたバス406、408、410を含むことができる。複数のバス406、408、410として示されるが、コントローラ400は、1つのバス、複数のバス、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。シリアルバス、パラレルバス、シリアル−パラレルバス、ユニバーサルシリアルバス、業界標準バス、コントローラエリアネットワークバス、シリアル周辺機器バス、ユニバーサル非同期送受信器バス、制御バス、標準デジタル入出力バス、またはこれらの任意の組み合わせの任意の組み合わせまたは部分を含むが、これらに限定されない様々な種類のバス構成を必要または所望に応じて使用することができる。
態様によれば、コントローラ400は、バス406、408、410のうちの1つまたは複数あるいはこれらの任意の組み合わせに結合するように構成可能な通信インタフェース430、情報ネットワークインタフェース416、外部バスインタフェース420、アプリケーションプログラムインタフェース440、またはこれらの任意の組み合わせを含むこともできる。態様によれば、インタフェース430、416、420、440の任意の組み合わせは、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組み合わせで構成することができ、シリアルバスインタフェース、パラレルバスインタフェース、シリアル−パラレルバスインタフェース、ユニバーサルシリアルバスインタフェース、業界標準バスインタフェース、コントローラエリアネットワークバスインタフェース、シリアル周辺機器インタフェース、ユニバーサル非同期送受信器インタフェース、制御バスインタフェース、標準デジタル入出力インタフェース、またはこれらの任意の組み合わせの任意の組み合わせまたは部分を含むことができる。
さらなる態様によれば、コントローラ400は、コントローラ400に電力を提供可能な電源412を含むこともできる。電源412は、内部電源であることができ、他の形態では、コントローラ400の外部に提供することができる。コントローラ400は、ブロードバンドネットワークに結合するように構成されたブロードバンド装置414を含むこともできる。例えば、ブロードバンド装置は、イーサネット通信モジュール、ケーブルまたは同軸に基づく通信モジュールを含むことができ、コントローラ400と、LAN、WAN、ローカルネットワーク、インターネット等の情報ネットワークとの間でデータを送受信するための通信論理を含むことができる。ブロードバンド装置414は、TCP/IP通信能力を含むことができると共に、コントローラ400と情報ネットワークとの間でSSLデータを伝送可能なセキュリティであることもできる。
さらなる態様によれば、コントローラ400は、情報ネットワークインタフェース416、無線情報ネットワーク装置418、および外部バスインタフェース420を含むこともできる。コントローラ400は、Zigbee対応通信装置422、WIFI装置424、高度計量基盤装置426、サポート・更新モジュール428、および通信インタフェース430を含むこともできる。コントローラ400は、プロセッサ402により実行可能なオペレーティングシステム450を含むこともできる。
態様によれば、コントローラ400は、電力線通信、ワイヤ線通信、無線通信、Zigbee(登録商標)に基づく通信、INSETEONに基づく通信、X10に基づく通信、Z−Waveに基づく通信、WiMAXに基づく通信、Bluetooth(登録商標)に基づく通信、WIFIに基づく通信、802.11に基づく通信、802.15に基づく通信、802.16に基づく通信、プロプライエタリ通信、本明細書に記載の他の通信、またはこれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない、現場でのエネルギー使用を管理する任意の種類の有線通信または無線通信の任意の組み合わせを使用するように構成することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ400は、ネットワーク装置プロファイルモジュール432、セキュリティモジュール434、コントローラモジュール436、および近接性検出モジュール438を含むことができる。コントローラ400は、装置プロファイル442、ユーザプロファイル444、ホームプロファイル446、およびプロファイル変更子448を含むこともできる。モジュール、プロファイル、またはこれらの任意の組み合わせのうちの1つまたは複数は、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、またはこれらの様々な組み合わせ等であり、必要または所望に応じてプロセッサ402がアクセス可能な符号化論理として提供することができる。他の形態では、モジュール、プロファイル、またはこれらの任意の組み合わせのうちの1つまたは複数は、メモリ404、リムーバブルフラッシュドライブ(図4に明示的に示されず)、外部データ記憶装置(図4に明示的に示されず)、またはこれらの任意の組み合わせ等のメモリ装置内に記憶することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ402は、現場でのエネルギー使用を管理するように動作可能なプロセッサ402を含むことができる。プロセッサ402は、無線エネルギーネットワーク(図4に明示的に示されず)から受信した入力メッセージをXML対応出力データに変換するように構成することができる。プロセッサ402は、XML対応入力データを使用して、無線エネルギーネットワークに出力すべき出力メッセージをフォーマットすることもできる。態様によれば、XML対応入力データは、無線エネルギーネットワークを使用してアクセス可能なネットワーク装置のネットワーク装置識別子を含む。コントローラ400は、Zigbee装置422、WIFI装置424、AMI装置426、またはコントローラ400がアクセス可能であり、かつ無線エネルギーネットワークにアクセスできる他の任意の装置等の通信装置にアクセス可能なように構成可能な通信インタフェース430を含むこともできる。態様によれば、通信インタフェース430は、プロセッサ402によりフォーマットされた出力メッセージを検出し、バス408およびZigbee装置422等の通信装置に結合できるメッセージバスフォーマットに出力メッセージを構成するように構成することができる。例えば、出力メッセージは、無線エネルギーネットワークに出力されるように構成されるが、通信装置に出力される前に、メッセージバスフォーマットに処理されるネットワーク装置データを含むことができる。次に、通信インタフェース430は、出力メッセージをメッセージバスフォーマットから、特定の通信装置により出力可能なフォーマットに変換することができる。例えば、出力メッセージが、WIFI装置424を使用して出力されることが意図される場合、通信インタフェースは、メッセージをWIFIネットワーク上で送信すべきであったことを検出し、出力メッセージをメッセージバスフォーマットからWIFI装置フォーマットに変換することができる。次に、通信インタフェース430は、WIFI装置フォーマットのメッセージをWIFI装置424に出力することができる。
さらなる態様によれば、通信インタフェース430は、Zigbee装置422、WIFI装置424、AMI装置426、またはコントローラ400がアクセス可能であり、かつ無線エネルギーネットワークにアクセスできる他の任意の装置等の通信装置を使用して、無線エネルギーネットワークから受信した入力メッセージを検出するように構成することができる。入力メッセージは、ネットワーク装置から受信した入力ネットワーク装置データを含むことができる。通信インタフェース430は、入力メッセージを通信装置フォーマットから変換して、ネットワーク装置から受信する入力ネットワーク装置データにアクセスし、プロセッサ402が使用可能なメッセージバスフォーマットを使用して、入力ネットワーク装置データを出力することができる。
別の態様によれば、コントローラ400は、Zigbee装置422、WIFI装置424、AMI装置426、またはコントローラ400がアクセス可能であり、かつ無線エネルギーネットワークにアクセスできる他の任意の装置等の無線データモジュールを含むことができる。無線データモジュールには、プロセッサ402がアクセス可能であり、出力メッセージと併用されるプロファイルデータを生成するように構成される。例えば、プロセッサ402は、ネットワーク装置プロファイルモジュール434にアクセスし、無線エネルギーネットワークにアクセス可能なネットワーク装置のネットワーク装置プロファイルを使用して、特定のネットワーク装置が受信可能なメッセージを出力することができる。ネットワーク装置データは、特定のネットワーク型の無線エネルギーネットワークのネットワーク装置プロファイルを使用してフォーマットすることができる。いくつかの形態では、ネットワーク装置プロファイルは、ネットワーク装置データを出力するのに十分な情報を含まないことがある。したがって、プロファイル変更子448を提供することができ、プロファイル変更子448は、コントローラ400がアクセス可能なエネルギーネットワークに結合されたネットワーク装置との通信に使用できるネットワーク装置プロファイル442内では提供されないネットワーク装置のプロファイル変更データを含むことができる。
例えば、装置プロファイル442は、ホームオートメーションプロファイルデータおよびスマートエネルギープロファイルデータを有するZigbeeサーモスタット装置プロファイルを含むことができる。プロファイル変更データ448を使用して、追加のプロファイル情報にアクセスして、出力Zigbeeメッセージをフォーマットし、コントローラ400がアクセス可能な無線エネルギーネットワークに結合されたZigbee対応サーモスタットにアクセスすることができる。このようにして、プロファイル変更子データ448を使用することにより、Zigbeeプロファイル標準内に存在しないことがある追加の特徴および機能にアクセスすることができる。したがって、Zigbee対応装置の機能を、標準のZigbeeプロファイルを越えて拡張することができる。
別の態様によれば、コントローラ400は、ユーザプロファイル444内に記憶され、プロセッサ402がアクセス可能な第1のユーザプロファイルを含むことができる。例えば、第1のユーザプロファイルは、ネットワーク装置を動作させる第1の時間スケジュールおよびネットワーク装置を制御する制御設定を含むことができる。ユーザプロファイル444は、第1のユーザを識別する第1のユーザ識別子を含むこともできると共に、制御または変更するネットワーク装置を識別するネットワーク装置識別子を含むこともできる。
別の態様によれば、コントローラ400は、ユーザプロファイル444内にあり、プロセッサ402がアクセス可能であり、第1のユーザプロファイルと異なる第2のユーザプロファイルを含むことができる。第2のユーザプロファイルは、ネットワーク装置を動作させる第2の時間スケジュールおよびネットワーク装置を制御する少なくとも1つの制御設定を含むことができる。第2のユーザプロファイルは、第2のユーザを識別する第2のユーザ識別子およびネットワーク装置を識別するネットワーク装置識別子を含むこともできる。
さらなる態様によれば、プロセッサ402は、第1のユーザプロファイルまたは第2のユーザプロファイルをいつ使用すべきかを判断することができる。例えば、プロセッサ402は、ユーザプロファイル444にアクセスして、ユーザプロファイルを検出し、第1のユーザスケジュールまたは第2のユーザスケジュールを使用して出力メッセージを出力し始めることができる。次に、プロセッサ402を使用して、第1のユーザスケジュールにより提供される動作状況を、第2のユーザスケジュールの動作状況にいつ変更すべきかを監視することができる。このようにして、コントローラ400は複数のユーザスケジュールを使用して、ネットワーク装置を制御することができる。
さらなる態様によれば、ユーザスケジュールの使用中、プロセッサ402を使用して、ネットワーク装置への入力を検出し、ネットワーク装置の新しい設定を、デプロイされるユーザスケジュールに関連付けて記憶することができる。例えば、プロセッサ402は、使用中の現在のユーザプロファイルを検出し、さらに、第1のユーザスケジュールの使用中、ネットワーク装置との対話を検出することができる。対話が検出されると、プロセッサ402は、対話の検出に応答して、第1のユーザプロファイルを開始し更新することができる。
態様によれば、プロセッサ402を使用して、ブロードバンド装置414を使用して受信したデータを、無線エネルギーネットワークに出力できるフォーマットに変換することができる。プロセッサ402は、無線エネルギーネットワークから受信したデータを、ブロードバンド装置414が使用可能なフォーマットに変換するように構成することもできる。例えば、プロセッサ402は、Zigbee装置422から受信した入力メッセージをXML対応出力データに変換するように構成されたLinux対応プロセッサを含むことができる。さらに、プロセッサ402は、ブロードバンド装置414から受信したXML対応入力データを、Zigbee装置422を使用して出力できる出力Zigbeeメッセージにフォーマットすることができる。
さらなる態様によれば、コントローラ400は、サーバとして構成され、Ubuntuバージョン9.04、Java(登録商標) SEバージョン6、「lighttpd HTTPサーバ」、サーブレット、FastCGI、Apache log4j、Eclipse、Apache Ant、または任意の均等な動作環境もしくはソフトウェア、またはこれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない使用可能なアプリケーションのいくつかのプロセッサをデプロイすることができる。
態様によれば、Java(登録商標)動作環境を使用するプロセッサ402は、ブロードバンド装置414から受信したXML対応入力データを使用して、Java出力オブジェクトの生成を開始することができる。Java出力オブジェクトは、無線エネルギーネットワークおよびZigbee装置422がアクセス可能なZigbee対応ネットワーク装置のネットワーク装置データを含むことができる。プロセッサ402は、必要または所望に応じて装置プロファイル422内に記憶されるネットワーク装置プロファイルおよびプロファイル変更子448を使用して、ネットワーク装置データにアクセスするように構成されたJava入力オブジェクトを使用して、Zigbee装置422から受信した入力メッセージからXML対応出力データを生成することをさらに開始することができる。
態様によれば、コントローラ400は、通信インタフェース430およびAPI440を使用して、バス408に動作可能に結合され、API440がアクセス可能なZigBee装置422にアクセスできるようにし得る。したがって、プロセッサ402は、1つまたは複数のモジュールの使用中、API440を使用して、Zigbee装置422、WIFI装置424、AMI装置426、またはこれらの任意の組み合わせにアクセスして、無線エネルギーネットワークを使用してネットワークデータを通信することができる。したがって、プロセッサ402は、API440へのAPI呼び出しを行い、1つまたは複数の通信装置422、424、426の様々な機能にアクセスすることができる。
別の態様によれば、コントローラ400を使用して、無線エネルギーネットワークを調整し、コントローラ400がアクセス可能な外部情報源から受信した無線エネルギーネットワーク内のデータを使用することができる。例えば、ブロードバンド装置414を情報ネットワークに結合することができる。ブロードバンド装置414は、ブロードバンド装置414に通信可能に結合できる外部データソースにアクセスするように動作可能な情報ネットワークインタフェース416にさらに結合することができる。コントローラ400は、情報ネットワークインタフェース416への現場リポートデータとしてのXML対応出力データの出力を開始し、これはブロードバンド装置414を使用して外部データソースに通信される。現場リポートデータは、Zigbee装置422または無線エネルギーネットワークにアクセスする他の装置が受信するネットワーク装置データの部分または表現を含むことができる。態様によれば、コントローラ400は、ブロードバンド装置414を使用して制御動作リポートデータを受信することもできる。例えば、制御動作リポートデータは、無線エネルギーネットワークを使用してネットワーク装置データとして出力できるXML対応入力データを含むことができる。
さらなる態様によれば、コントローラ400は、2つ以上のセキュリティレベルで無線エネルギーネットワークにアクセスするように構成することができる。例えば、プロセッサ402は、第1のセキュリティレベルで無線エネルギーネットワークの調整をサポート開始し、ネットワーク装置に第1のセキュリティレベルでアクセスできるように構成されたセキュリティモジュール434を使用することができる。例えば、プロセッサ402は、第1のセキュリティレベルで、Zigbee装置422を使用しての入力メッセージの受信を開始することができる。装置データへのアクセスを得て、通信すると、プロセッサ402はネットワーク装置を切断することができる。別の形態では、セキュリティモジュール434およびプロセッサ402は、次に、Zigbee装置422を使用して、第2のセキュリティレベルで第2のネットワーク装置へのアクセスを開始し、第2のセキュリティレベルを使用して第2のネットワーク装置にアクセスできるようにすることができる。プロセッサ402は、第2のセキュリティレベルで第2の入力メッセージの受信を開始することができ、装置データを受信すると、第2のネットワーク装置へのアクセスをディセーブルすることができる。したがって、コントローラ400は、1つのZigbee装置422を使用して、2つ以上のセキュリティレベルを使用して複数のネットワーク装置にアクセスすることができる。
態様によれば、コントローラ400を使用して、2つ以上の無線エネルギーネットワークにアクセスすることができる。例えば、プロセッサ402は、Zigbee装置422等の第1の無線通信装置の使用を開始して、第1の無線エネルギーネットワークを調整することができる。プロセッサ402は、第2のZigbee装置(図4に明示的に示されず)または他の無線装置等の第2の無線通信装置の使用を開始して、第2の無線エネルギーネットワークを調整することもできる。したがって、プロセッサ402は、1つまたは複数の無線エネルギーネットワークに結合された1つまたは複数のネットワーク装置にアクセスすることができる。別の態様によれば、第2のZigbee装置または他の無線装置を使用して、第2の無線エネルギーネットワークの調整に代えて、第2の無線エネルギーネットワークに参加することができる。例えば、第2の無線エネルギーネットワークは、AMI対応スマートメータに動作可能に関連付けられた高度計量基盤(AMI)対応ネットワークを含むことができる。AMI装置426は、AMI対応スマートメータ(図4に明示的に示されず)のAMI対応ネットワークに参加可能な、第2のZigbee装置または他の無線通信装置を含むことができる。したがって、コントローラ400は、必要または所望に応じてスマートメータデータにアクセスすることができる。例えば、AMIデータまたはスマートメータデータを周期的に取得し、ネットワーク装置データを有する現場リポートに関連付けて通信することができる。したがって、ブロードバンド装置414、無線情報ネットワーク装置418、または他の情報ネットワーク装置を、コントローラ400を使用して取得されたAMIデータを含むことができる現場リポートデータに使用することができる。
別の態様によれば、コントローラ400は、AMI装置426を使用して、AMI対応スマートメータにアクセスして、Zigbee装置422を使用してコントローラ400がアクセス可能なネットワーク装置の動作状況を変更することができる。例えば、AMI装置426は、AMI対応スマートメータへのアクセスを開始可能な高度計量基盤(AMI)対応インタフェースを含むことができる。コントローラ400は、AMI装置426を使用して、AMI対応スマートメータからAMIデータを受信することができる。プロセッサ402を使用して、AMI対応スマートメータから受信されるAMIデータの検出に応答して、ネットワーク装置の動作状況の変更を開始することができる。プロセッサ402をさらに使用して、AMI対応スマートメータにより出力されたスマートエネルギー制御要求を検出し、ネットワーク装置においてスマートエネルギー制御要求の使用を開始することができる。
いくつかの形態では、コントローラ400は、AMIにより開始された制御要求のイネーブルを許可しないことにより、制御要求を回避し得る。例えば、プロセッサ402は、ホームプロファイル446にアクセスし、AMI対応スマートメータにより開始された制御動作をイネーブルすべきか、それともディセーブルすべきかを決定することができる。したがって、コントローラ400を使用して、AMI対応スマートメータまたは他のユーティリティ提供システムにより出力された制御動作を監視し、所望に応じて要求を変更することができる。例えば、ユーザは、ネットワーク装置の削減動作を許可しないホームプロファイル446を作成し得る。他の形態では、ホームプロファイル446は、ある期間またはスケジュールにわたって削減動作をイネーブルし、別の期間またはスケジュールにわたって削減動作をディセーブルし得る。したがって、コントローラ400は、AMI対応スマートメータにより開始される削減動作をイネーブルおよびディセーブルするために有効な期間またはスケジュールを決定することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ400は、AMI対応スマートメータがネットワーク装置の動作状況を変更する場合、動作状況をリセットすることができる。例えば、AMI対応スマートメータは、ネットワーク装置を制御可能であり得る。コントローラ400は、ネットワーク装置の動作状況を監視し、動作状況が、コントローラ400によりスケジューリングされていない設定に変更された場合、コントローラ400は、動作状況に応答して、ユーザに通知するか、または動作状況を望ましい設定に自動的に変更することができる。
別の態様によれば、コントローラ400を使用して、無線ホームエネルギーネットワーク外の情報ネットワークにアクセスすることができる。例えば、情報ネットワークインタフェース416は、ブロードバンド装置414、無線情報ネットワーク装置418、外部バスインタフェース420、またはこれらの任意の組み合わせを使用して、情報ネットワークにアクセスするように構成することができる。態様によれば、無線情報ネットワーク装置418は、加入者に基づくネットワーク装置を含むことができ、または他の形態では、WIFIネットワークアクセス装置、またはこれらの様々な組み合わせを含むことができる。態様によれば、無線情報ネットワーク装置418は、情報ネットワークへのアクセスに使用できるWIFI装置424を含むことができる。したがって、WIFI装置424を使用して、情報ネットワーク、無線エネルギーネットワーク、ローカル無線情報ネットワーク、またはこれらの任意の組み合わせにアクセスすることができる。
態様によれば、コントローラ400は、モバイル装置、スマートフォン、ホームコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブック、またはWIFIネットワークに接続可能な他の任意のWIFI対応装置等のWIFI対応通信装置に結合されるWIFI装置424を使用することができる。通信インタフェース430およびプロセッサ402を使用して、WIFI対応通信装置が、ネットワーク装置データ、現場データ、または無線エネルギーネットワークを使用してアクセス可能なデータの任意の組み合わせにアクセスできるようにすることができる。WIFI対応通信装置および接続を使用して制御動作を要求して、コントローラ400がアクセス可能な無線エネルギーネットワークに結合されたネットワーク装置を制御することもできる。例えば、モバイル装置アクセス、WIFIネットワークを使用して、ネットワーク装置を有する無線エネルギーネットワークにアクセスすることができる。他の形態では、コントローラ400は、ウェブに基づく環境を介してモバイル装置(または他のシステムもしくは装置)がアクセス可能なウェブサービスを通信可能なウェブサーバを含むことができる。例えば、コントローラ400は、本明細書の図7〜図10に説明されるようなグラフィカルユーザインタフェースまたはウェブサーバが出力可能な他のグラフィカルユーザインタフェースのうちの部分または全てを出力することができる。したがって、WIFI対応通信装置を有するユーザは、WIFI装置424を使用してコントローラ400に結合し、動作状況、ホームプロファイル、ユーザプロファイル、装置プロファイル、ユーザスケジュール、近接性検出、需要応答選好、エネルギー節約選好、他の制御設定の監視、作成、および管理、現場データの閲覧、またはこれらの任意の組み合わせを実行することができる。必要または所望に応じて、他の設定および動作状況の評価、監視、または管理を実行することもできる。
別の態様によれば、コントローラ400は、プロセッサ402がアクセスして、現場での近接性制御をイネーブルおよびディセーブルすることができる近接性検出モジュール438を含むことができる。例えば、近接性検出モジュール438およびプロセッサを使用して、位置報告装置を有するモバイル装置と現場との距離を検出することができる。プロセッサ402を使用して、ネットワーク装置の現在の動作状況を識別し、検出された距離に応答して、ネットワーク装置の更新された動作状況を識別することができる。プロセッサ402は、距離に応答して、更新された動作状況を含む出力メッセージの生成を開始することができる。さらなる態様によれば、コントローラ400は、現場に関連付けられた位置報告装置を有するモバイル装置に関連付けられた位置データを通信するように構成されたサーバを有する情報ネットワークを使用して、位置データを受信するように構成することができる。位置データは、メモリ404内に記憶し、現場とモバイル装置との距離および方向を監視するために使用することができる。したがって、コントローラ400は、位置データを使用して制御動作を開始することができ、位置データは、現場に対してリモートに配置されたサーバに記憶する必要はない。距離の検出、距離もしくは間隔を有する制御ゾーンの決定、モバイル装置の移動パターン、現在および将来の天気データの監視、リアルタイム交通データの監視、エネルギー価格データの監視、ホーム効率データの監視、または現場での近接性制御の提供に関連付けられたエネルギー管理情報の任意の組み合わせの使用を含む様々な種類の状況を使用して、様々な制御動作を生成することができる。
態様によれば、コントローラ400は、現場でのエネルギー使用を管理するように構成されたLinux(登録商標)に基づくサーバを利用するプラグコンピュータを含むことができる。例えば、コントローラ400は、プロセッサ402としてJava対応プロセッサを含むと共に、入出力無線エネルギーネットワークメッセージを記憶するように構成されたメモリ404と、無線エネルギーネットワークにアクセス可能なZigbee装置422と、情報ネットワークとの通信を開始可能な情報ネットワークインタフェース416とを含むことができる。コントローラ400は、バス408に動作可能に結合された通信インタフェース430と、バス408に結合されたZigbee装置422とを含むこともできる。Java対応プロセッサおよびLinuxオペレーティングシステムの利用を通して、コントローラ400は、ウェブサーバ(図4に明示的に示されず)およびJava(登録商標)環境をデプロイして、ウェブサーバを使用して受信したXMLデータを処理し、通信ネットワーク装置データおよび他の様々な種類のデータの通信に使用可能なJavaオブジェクトに変換することができる。
例えば、プロセッサ402を使用して、Zigbee装置422を使用して無線エネルギーネットワークから受信した入力メッセージをXML対応出力データに変換することができる。プロセッサ402は、無線エネルギーネットワークを使用してアクセス可能なネットワーク装置のネットワーク装置識別子を含むXML対応入力データを使用して、無線エネルギーネットワークに出力するように、出力メッセージをフォーマットすることができる。通信インタフェース430は、無線エネルギーネットワークを使用して出力するようにプロセッサ402によりフォーマットされた出力メッセージを検出するように構成すると共に、メッセージバスフォーマットに出力メッセージを構成し、通信バス408に出力するように構成することができる。いくつかの形態では、出力メッセージは、無線エネルギーネットワークに出力されるように構成されるネットワーク装置データを含むことができる。通信インタフェース430は、入力ネットワーク装置データを含む、無線エネルギーネットワークから受信される入力メッセージをさらに検出することができる。通信インタフェース430を使用して、バス408からアクセスした入力メッセージをメッセージバスフォーマットから変換して、プロセッサ402に出力できる入力ネットワーク装置データを検出することができる。次に、プロセッサ402を使用して、情報ネットワークインタフェース416を使用して通信できるネットワーク装置データを含む現場データおよび現場リポートを生成することができる。
図5Aは、本開示の態様による、全体的に500で示されるモバイル装置のブロック図を示す。モバイル装置500は、I−Phone(登録商標)装置、Blackberry(登録商標)装置、Android(登録商標)、IPad(登録商標)、または他の様々な装置もしくはシステム等のスマートフォン、ハンドヘルドコンピュータ、タブレット等として構成することができる。モバイル装置500は、プロセッサ502と、メモリ504と、キーパッド、タッチスクリーン、機能ボタン、ミニqwertyボード、またはモバイル装置500の制御を提供可能な他の任意の種類の入力装置、またはこれらの任意の組み合わせ等のI/O装置506とを含むことができる。I/O装置506は、音声を出力するスピーカおよび音声を検出するマイクロホンを含むこともできる。モバイル装置500は、カラーLCDディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、またはこれらの任意の組み合わせ等のディスプレイ508を含むこともできる。さらなる態様によれば、I/O装置506のうちの1つまたは複数は、モバイル装置500の特徴、機能、または他の様々なアプリケーションの制御に使用できる選択可能なGUI要素等のタッチスクリーン性能を有するディスプレイ508内に表示することができる。したがって、モバイル装置500は、モバイル装置500およびモバイル装置500がアクセス可能なアプリケーションを制御するように構成されたグラフィカル要素を出力する多くのアプリケーションを使用するように構成することができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置500は、プロセッサ502がアクセス可能であり、ユーザがモバイル環境において現場でエネルギー使用を管理できるように構成されたエネルギー管理アプリケーション510を含むこともできる。モバイル装置500は、GPS技術、セルタワー位置特定技術、三角測量技術、またはこれらの任意の組み合わせ等の位置報告装置515を含むこともできる。位置報告装置515の部分は、モバイル装置500内に配置することができるが、他の形態では、無線ネットワークが、選択的にアクセスされて、モバイル装置500の位置を検出することができる機能を含むことができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置500は、WIFI装置516、Bluetooth装置518、ZigBee装置520、またはこれらの任意の組み合わせにアクセスできるように構成可能なネットワークインタフェース514を含むこともできる。さらなる態様によれば、モバイル装置500は、3Gネットワーク、4Gネットワーク、PCSネットワーク、EDGEネットワーク、セルラネットワーク、またはこれらの任意の組み合わせ等の1つまたは複数の無線ネットワークに接続可能な1つまたは複数のRF無線を構成することができる無線データネットワーク装置522を含むこともできる。
図5Bに示されるように、モバイル装置500は、ディスプレイ508内に表示可能なエネルギー管理ユーザインタフェース530を含むこともできる。エネルギー管理ユーザインタフェース530は、管理中の現場の位置、管理中の現場にエネルギーを提供中のエネルギー提供事業者、住宅現場でのエネルギー使用とのユーザの対話に基づいたユーザのエネルギーパーソナリティ、または他の様々な種類のユーザプロファイル情報等の様々な種類のユーザデータを表示できるユーザ情報セクション532を含むことができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理ユーザインタフェース530は、現場の現在の読み取り値および動作状況を表示するように構成された現在の読み取り値セクション534を含むことができる。例えば、現在の読み取り値は、照明、HVACシステム、給湯器システム、スプリンクラーシステム、冷蔵庫システム、洗濯機システム、太陽電池、電池貯蔵装置、燃料電池、風力タービン発電機等の分散エネルギー生成システム、またはこれらの任意の組み合わせ等の管理中のネットワーク装置の現在の内部温度、外部温度、近接性設定、エネルギー警告設定、節約率、状況を含むことができる。他のネットワーク装置を必要または所望に応じて管理することもできる。現在の読み取り値セクション534は、追加の現場情報にアクセスするために選択することができる選択可能なグラフィカル要素を含むことができる。現在の読み取り値534内に表示される現場情報は、現場データおよび装置データを含む現場リポートを管理するか、または記憶することが可能なリモートサーバからアクセスすることができる。他の形態では、現場情報、現在の読み取り値、動作状況、またはこれらの任意の組み合わせには、モバイル装置500のWIFI装置516を使用してアクセスすることができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理ユーザインタフェース530は、管理中のネットワーク装置の動作状況をユーザが変更できるように構成される現在設定セクションを含むことができる。例えば、現在設定セクション536は、現場における1つまたは複数のサーモスタットの現在の設定、現場で管理中の他の任意のネットワーク装置の設定を含むことができる。現在設定セクション536は、現場を管理する一般設定を含むこともできる。例えば、一般設定は、近接性検出設定、需要応答設定、エネルギー警告設定、節約設定、スケジュール、カレンダー、イベント、バケーションスケジュールをイネーブルするバケーション設定、現場でのエネルギー消費またはネットワーク装置の管理に使用可能な他の任意の種類の設定、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。現在設定セクション536は、必要または所望に応じて追加の設定にアクセスするために選択可能なグラフィカル要素を含むこともできる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理ユーザインタフェース530は、ユーザがエネルギー節約情報にアクセスし、必要または所望に応じて調整できるように構成される現在節約セクション538を含むことができる。例えば、現場で得られるエネルギー節約量を実現することができる。ユーザは、エネルギー節約セレクタ(図5Bに明示的に示されず)にアクセスして、エネルギー節約レベルを変更することも可能であり得る。例えば、ユーザは、節約レベルを低、中、高、または他の様々な節約尺度に変更することができる。別の態様によれば、ユーザは、バケーションモード(図5Bに明示的に示されず)にアクセスし、モバイル装置500を使用してバケーションモードを選択することにより、現場の動作状況を変更することができる。したがって、様々なエネルギー節約設定を必要または所望に応じて選択することができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置500は、近接性更新、現場リポート要求、現場制御コマンド、構成データ、設定、スケジューリングデータ、SMS、MMS等のテキストメッセージ、およびエネルギー管理システムと併用できる他の様々な種類の情報もしくはデータ、またはこれらの任意の組み合わせを提供することができる。別の態様によれば、モバイル装置500は、スマートフォンまたはアプリケーションを実行可能な他の装置の性能または機能を完全には有さなくてもよい。例えば、セル電話等のモバイル装置は、エネルギー管理アプリケーション等のアプリケーションをロードすることができないことがある。しかし、モバイル装置は、エネルギー管理システムがモバイル装置と交信できるようにするのに十分な機能を有し得る。例えば、不都合な動作状況が現場で検出され得る(例えば、サーモスタットの温度設定点が範囲外である、照明がオンのままである等)。したがって、エネルギー管理システムは、モバイル装置を識別し、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、またはモバイル装置が受信し表示することが可能なこれらの任意の組み合わせ等のメッセージを送信することができる。いくつかの形態では、ユーザは、メッセージを受信し、メッセージに応答して、ユーザが現場でのネットワーク装置の動作状況を制御できるようにすることができる。例えば、ユーザは、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、またはモバイル装置がアクセス可能な別のメッセージングアプリケーションを介してメッセージに応答することができる。したがって、エネルギー管理アプリケーション510を実行できないことがあるモバイル装置を使用して、関連付けられた現場での動作状況を制御することができる。
動作中、ユーザは、動作状況にアクセスし、現場でのネットワーク装置(図5Aまたは図5Bに明示的に示されず)を制御する制御動作を生成することができる。例えば、モバイル装置は、テキストメッセージ、HTTP対応メッセージ、XML対応メッセージ、電子メールメッセージ、データ、またはこれらの任意の組み合わせ等のメッセージを送受信することができる。例えば、現場での外部温度が上昇しつつあるか、または上昇すると予測され、エネルギーの価格が増大するか、または増大するとスケジューリングされている場合、モバイル装置500は、状況をユーザに通知するメッセージを受信することができる。ユーザは、所望に応じてメッセージに応答することができる。他の形態では、示唆をユーザに送信することができる。例えば、モバイル装置500は、サーモスタットまたは屋内温度を3度上昇させるとの示唆を受信することができる。メッセージを受信すると、ユーザは、テキストまたは他のメッセージング技術を使用してメッセージに応答することができる。他の形態では、ユーザは、エネルギー管理アプリケーション510にアクセスし、サーモスタットを異なる設定点に調整する制御動作を開始することができる。このようにして、ユーザは、現在の動作状況または予測される状況をモバイル環境で認識し、必要または所望に応じて応答することができる。
別の態様によれば、モバイル装置500は、バックグラウンド、フォアグラウンド、またはこれらの任意の組み合わせで実行中のエネルギー管理アプリケーション510の部分または全てを含むことができる。態様によれば、エネルギー管理アプリケーション510は、メッセージまたはエネルギー警告をモバイル装置500が受信し得る場合、自動的に起動することができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理アプリケーション510は、エネルギー管理システムと協働して、データベース内の制御動作フィールドを更新するように動作可能であり得る。例えば、モバイル装置500およびエネルギー管理アプリケーション510は、データベース内の制御フィールドの更新を開始して、制御動作を識別することができる。エネルギー管理アプリケーション510はさらに、データベース内の新しい設定点を更新することができる。したがって、エネルギー管理システムは、現場アップロード中に制御動作リポートまたはデータを生成することができる。このようにして、モバイル装置500のユーザは、リモートサーバまたはエネルギー管理システムを使用して制御設定を更新し、現場での動作状況を変更する制御動作を生成することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理アプリケーション510は、ネットワーク装置の推奨設定をユーザに出力することができる。例えば、ユーザは、現在の設定536を使用して、住宅現場での低節約、中節約、または高節約を選択することができる。ユーザは節約レベルを選択することができ、モバイル装置500は、現場に関連付けられたエネルギー管理システムおよびモバイル装置500にメッセージを通信して、節約レベル設定に基づいて動作状況を変更する制御動作を生成することができる。例えば、エネルギー管理システムは、1つまたは複数のネットワーク装置の新しい設定、ネットワーク装置の設定間隔、開始時間および停止時間等を計算することができる。場合によっては、設定は、予測される天気、予測されるエネルギー価格、予測されるエネルギー可用性、現場からのモバイル装置500の近接性、または他の様々な種類のデータに基づいて決定することができる。設定はデータベース内に記憶することができ、制御動作を必要または所望に応じて開始することができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置500により受信したエネルギー警告メッセージを使用して、エネルギー状況アイコンを変更または表示し、アプリケーションアイコンを変更し、ソーシャルネットワーク内の状態の変更、またはこれらの様々な組み合わせを行うことができる。例えば、次に、ユーザは、モバイル装置500を使用してエネルギー状況アイコンを選択し、関連付けられたアプリケーションをユーザに提示して、ユーザが所望に応じて動作状況を変更できるようにすることができる。いくつかの形態では、ピーク時間または他の時間中にエネルギー消費を低減するというユーザの選択は、エネルギー節約メッセージまたは更新としてソーシャルネットワークに供給することができる。ユーザのエネルギーパーソナリティも、モバイル装置または関連付けられたウェブサービスから出力して、必要または所望に応じてソーシャルネットワーク内で更新することができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置500は、エネルギー管理アプリケーション510および位置報告装置512と関連付けて動作可能な近接性検出モジュール524を含むことができる。近接性検出モジュール524は、エネルギー管理アプリケーション510の部分として提供することができ、位置報告装置512は別個のモジュール、あるいはそれらの組み合わせとして提供することができる。態様によれば、近接性検出モジュール5
24を位置報告装置512と共に使用して、関連付けられた現場からのモバイル装置500が存在し得る距離を検出することができる。例えば、近接性検出モジュール524は、位置報告装置512から位置を周期的に要求するバックグラウンドプロセスとして動作することができる。位置報告装置512は、様々な位置報告方法(例えば、GPS、三角測量等)を使用して、現在の位置および位置報告装置512の関連付けられたAPIを検出することができる。態様によれば、近接性検出モジュール524は、位置報告装置512により提供される位置の精度および応答時間を要求することができる。例えば、GPS信号をモバイル装置500に提供し得ない場合、近接性検出モジュール524が位置報告装置512を要求し、500ミリ秒内で三角測量技法または他の技法を使用して位置を検出することができる。別の形態では、近接性検出モジュール524は、関連付けられた現場からのモバイル装置500が存在し得る相対位置に応答して、位置報告装置512の報告パラメータを変更することができる。例えば、モバイル装置500は、関連付けられた現場から5マイルを越えて離れており、位置報告装置524は、距離精度、応答時間、使用される方法、または選択できる他の様々な位置報告パラメータを変更することができる。
別の態様によれば、近接性検出モジュール524を使用して、モバイル装置500の位置に応答して、関連付けられた現場の動作状況の変更を開始することができる。例えば、近接性検出モジュール524を使用して、モバイル装置500が関連付けられた現場から2マイルよりも長い距離離れていること、および関連付けられた現場から離れて移動する方向を検出することができる。近接性検出モジュール524は、位置および方向をエネルギー管理アプリケーション510に出力することができ、エネルギー管理アプリケーション510は、関連付けられた現場で制御動作を開始すべきか否かを検出することができる。
さらなる態様によれば、近接性検出モジュール524を使用して、変更可能な間隔(例えば、1分、5分等)で位置を検出し、モバイル装置500の電池の消耗または消費電力を低減することができる。例えば、モバイル装置500が関連付けられた現場から離れて移動し得る場合、位置報告装置512を使用して位置データにアクセスする間隔を増大させる(例えば、1分から3分に設定する)ことができる。別の形態では、モバイル装置500が関連付けられた現場に向かって移動する場合、近接性検出モジュール524は、より短い間隔で位置報告装置512から位置を供給する(例えば、5分から1分に設定する)。間隔の様々な組み合わせを必要または所望に応じてデプロイすることができる。他の形態では、位置報告装置512の報告を変更するために、ある時間にわたるエネルギー価格を使用することもできる。位置の報告を変更するためにデータを使用する他の様々な組み合わせを必要または所望に応じて使用して、モバイル装置500の電池の消耗または他の動作状況を低減することもできる。
さらなる態様によれば、近接性検出モジュール524、エネルギー管理アプリケーション510、またはモバイル装置500の別の部分、またはこれらの任意の組み合わせをエネルギー管理システムとして使用することができる。例えば、図2に示されるエネルギー管理システム200、図6に示されるエネルギー管理システム600、現場に配置されるエネルギー管理システム、ネットワーク内でホストされるエネルギー管理システム、エネルギー管理可能な装置もしくはデバイス、またはこれらの任意の組み合わせ等のエネルギー管理システムを使用することができる。態様によれば、エネルギー管理システムは、位置報告装置512により報告される位置データを受信し、関連付けられた現場からのモバイル装置500が存在し得る相対位置に基づいてモバイル装置500の動作状況を変更することができる。したがって、エネルギー管理システムを使用して、モバイル装置500の動作状況を変更することができる。
別の態様によれば、位置報告装置512のサンプリングは、エネルギー管理アプリケーション510、モバイル装置500に動作可能に関連付けられたエネルギーサーバ、またはこれらの任意の組み合わせを使用して更新することができる。例えば、エネルギー管理システムは、現場から3マイル〜5マイルにあるものとしてモバイル装置500を検出することができる。エネルギー管理システムまたはアプリケーションはさらに、関連付けられた現場から離れて移動するモバイル装置500を検出することができる。したがって、位置報告装置512へのアクセスを低減し、それにより、モバイル装置500の消費エネルギーを低減することができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置500のユーザは、GPS信号等の位置に基づく信号にアクセスできないか、またはアクセスが限られる可能性がある建物に入り得る。したがって、位置報告装置512のサンプリング間隔を変更して、エネルギーを節減することができる。ユーザが建物から出て、モバイル装置500の位置が検出されると、必要または所望に応じて、サンプリング間隔を前の値または新しい値に戻すことができる。さらなる態様によれば、サンプリング間隔は、エネルギー管理システム等の別のソースからモバイル装置500に送信することができる。他の形態では、更新されたサンプリング間隔をモバイル装置500内に記憶し、必要または所望に応じてアクセスすることができる。他の形態では、現場からの距離、サンプリング間隔、方向、またはデータの様々な組み合わせをモバイル装置500に通信して、位置報告装置512へのアクセスを変更することができる。
別の態様によれば、モバイル装置500は、位置が検出できなくなった場合に使用するソフトウェアトラップルーチンを含むことができる。例えば、エネルギー管理アプリケーション510は、位置報告装置512にアクセスして、位置を取得する近接性検出モジュール524を使用することができる。しかし、位置が得られないか、無効であるか、またはこれらの任意の組み合わせである場合、ソフトウェアトラップルーチンを使用して、近接性モジュールまたはバックグラウンドプロセスが終了しないようにすることができる。このようにして、エネルギー管理アプリケーション510および様々なモジュール、関連付けられたプロセス、またはこれらの任意の組み合わせを、有効な位置データを受信し、バックグラウンドプロセスを終了させる必要なく、続けて実行することができる。
さらなる態様によれば、モバイル装置500は、必要または所望に応じて、エネルギー管理システム200、コントローラ300、エネルギー管理システム600、無線サーモスタット1200、または本明細書に記載される他の様々なシステム、装置、モジュール、GUI、またはこれらの任意の組み合わせの様々な部分または機能を組み込み、モバイル装置500を使用してモバイル環境内でエネルギー使用を管理することができる。さらに、モバイル装置500は、本明細書に開示されるEMIデータを含むが、これに限定さされない、モバイル装置500がアクセス可能な様々な種類のデータを使用することができる。態様によれば、アプリケーションアイコン(図5Bに明示的に示されず)を、エネルギー管理アプリケーション510に関連付けて提供することができる。例えば、いくつかの形態では、アイコンを使用してエネルギー管理アプリケーション510にアクセスし、ユーザがエネルギー管理アプリケーション510を起動する必要なく、エネルギー消費情報、設定情報、または他の様々な種類の情報を表示するようにアイコンを変更することができる。例えば、エネルギー管理アプリケーション510は、テキスト情報(例えば、装置設定、現在の読み取り値、照明オン/オフ等)を変更することができる。例としては、現場のサーモスタットの現在のサーモスタット設定の表示、エネルギー節約もしくは消費レベルに基づくアイコンの色の変更、近接性情報に基づく色の変更、現場内の現在温度の表示、またはこれらの様々な組み合わせを挙げることができる。したがって、ユーザは、現場に関連付けられたEMIデータを表示するためにエネルギー管理アプリケーション510を起動する必要がない。
図6は、本開示の別の態様による、全体的に600で示されるエネルギー管理システムのブロック図を示す。エネルギー管理システム600は、現場604に結合するように動作可能なサーバ602を含むことができる。サーバ602は、プロセッサ606およびデータベース608を含むことができる。サーバ602は、ネットワーク接続614を使用して外部データソース612に結合できる外部データソースインタフェース610を含むことができる。外部データソース612は、EMIデータ、他の様々な種類のデータ、またはこれらの任意の組み合わせにアクセスを提供可能な1つまたは複数のデータソースを含むことができる。さらなる態様によれば、外部データソース612は、第三者ソースを含むこともできる。例えば、外部データソース612は、天気状況、交通状況、電力網動作状況、卸売りエネルギー価格、リアルタイムエネルギー価格、動的価格情報、固定価格情報、予測エネルギー価格、予測エネルギー消費、予測エネルギー生産、代替エネルギー生産、分散代替エネルギー生産、ゾーン需要もしくは動作状況、節点需要もしくは動作状況、または第三者を使用してアクセスできる他のEMIデータを有する加入者に基づくデータ、加入者に基づかないデータ、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
さらなる態様によれば、サーバ602は、ネットワーク接続620を使用してネットワークロケーション618に結合できるネットワークインタフェース616を含むこともできる。ネットワークロケーション618を使用して、EMIデータ、他の様々な種類のデータ、またはこれらの任意の組み合わせにアクセスすることができる。サーバ602は、ネットワークインタフェース620を使用して、公衆網、私設網、半私設網、またはこれらの任意の組み合わせにアクセスすることもできる。態様によれば、ネットワークインタフェース616は、ネットワーク通信装置(図6には明示的に示されず)およびインターネットまたは他の通信ネットワークにアクセス可能にするように動作可能なウェブサーバを含むことができる。サーバ602は、ホームコントローラ626に結合するように動作可能なネットワーク接続624を使用して現場604に結合できる現場インタフェース622を含むこともできる。態様によれば、現場インタフェース622は、現場604から開始される情報を受信するように構成されたウェブサービスに基づくアプリケーションとして実現することができる。
態様によれば、現場604は、HVACシステムであるHVAC630に動作可能に結合される無線サーモスタットであるTSTAT628を含むこともできる。現場604は、現場604に関連付けられたモバイル装置632をさらに含むことができる。モバイル装置632は、WAPまたはモバイル情報ネットワーク636を使用して通信可能な他のモバイル装置ゲートウェイ等のモバイルクライアントインタフェース634に結合することができる。態様によれば、エネルギー管理システム600は、第1の距離640を有する第1のゾーン638および第2の距離642を有する第2のゾーン642を動作可能に提供することができる。第1のゾーン638および第2のゾーン642を使用して、TSTAT628およびHVAC630を制御することができる。例えば、第1のゾーン638および第2のゾーン642は、様々な方法で決定して、現場604での1つまたは複数のエネルギー消費装置を制御することができる境界として提供することができる。
別の態様によれば、サーバ602およびプロセッサ606は、1つまたは複数のコアプロセッサを有する1つまたは複数のプロセッサを含むことができる。サーバ602は、ソフトウェアモジュール、ファームウェア、符号化論理、またはこれらの任意の組み合わせを使用して、エネルギー使用を管理することもできる。例えば、サーバ602は、スケジューリングモジュール648、スケジューリングツールモジュール650、スケジューリングテンプレートモジュール652、制御動作リポートモジュール654、現場データリポートモジュール656、効率格付けモジュール658、設定点更新モジュール660、近接性検出モジュール662、ゾーン更新モジュール664、現在の読み取り値モジュール666、需要応答モジュール668、エネルギー節約モジュール670、メッセージモジュール672、対話検出モジュール674、エネルギーパーソナリティモジュール678、またはこれらの任意の組み合わせを使用することができる。
態様によれば、データベース608は、EMIデータ、制御動作データ、現場リポートデータ、またはこれらの任意の組み合わせを記憶するように構成することができる。例えば、データベース608は、サーバ602に関連付けられた1つまたは複数の住宅現場から受信されるデータを記憶することができる。例えば、現場604は、現場604でデプロイされる無線エネルギーネットワークを使用してTSTAT628にアクセスすることができる。プロセッサ606は、データベース608内に記憶された現場リポートデータにアクセスするように構成することができる。プロセッサ606は、現場データ内の現在の温度設定点および現場604のTSTAT628の関連付けられた日時を検出することができる。プロセッサ606は、現場604での現在の温度読み取り値を検出することができ、さらに、データベース608内に記憶された季節設定を検出することができる。例えば、季節プロファイルは、冬スケジュールの設定、夏スケジュールの設定、または季節および設定の様々な組み合わせを含むことができる季節設定を含むことができる。態様によれば、プロセッサ606は、TSTAT628に動作可能に結合されたHVAC630の現在の動作モードを検出し、TSTAT628と併用すべきサーモスタットスケジュールを決定することができる。例えば、HVAC630がA/Cモードであり得る場合、冬プロファイルと異なり得る温度設定を含み得る夏プロファイル、夏スケジュール等をデプロイすることができる。例えば、スケジューリングモジュール648を使用して、日付け、時間もしくは時間間隔、サーモスタット設定、動作モード、またはこれらの任意の組み合わせを決定し、スケジュールをデータベース608内に記憶することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、制御動作リポートモジュール654を使用して制御動作リポートを生成することもできる。例えば、プロセッサ606は、現場604に通信する制御動作リポートの生成を開始することができる。制御動作リポートは、現場604での動作環境を制御する様々な種類のデータおよび設定を使用して様々な方法で生成することができる。例えば、制御動作リポートは、データベース608内の制御動作フィールドを設定することにより生成することができる。
さらなる態様によれば、エネルギー管理システム600は、季節設定を使用してHVAC630を制御することができる。例えば、エネルギー管理システム600は、HVAC630の動作モードを検出し、検出された動作モードを使用する際の設定点および関連付けられた季節プロファイルを変更することができる。例えば、更新された温度設定点は、HVAC630の現在の動作モードが加熱モードであることに応答して、現在の温度設定点と最低季節設定点との間の値を含むことができる。更新された温度設定点は、HVAC630の現在の動作モードが冷却モードであることに応答して、現在の温度設定点と最高季節設定点との間の値を有することもできる。サーバ602は、現場604の効率格付け、更新された温度読み取り値を生成する推定時間、更新された温度設定点、現在のエネルギー価格および将来のエネルギー価格、またはこれらの任意の組み合わせに応答して生成される設定またはデータを含むこともできる制御動作リポートを生成することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、近接性検出モジュール662を使用して制御動作リポートを生成するために使用することができる。例えば、プロセッサ606は、モバイル装置632等の位置報告装置と現場604との距離を検出することができる。プロセッサ606はさらに、所望のように第1のゾーン638、第2のゾーン642、または追加のゾーン等のゾーンを検出することができる。検出されたゾーンを使用して、プロセッサ606は、現在のゾーンに応答して、現場604に通信する制御動作リポートの生成を開始することができる。このようにして、モバイル装置632が現場604から離れて、または現場604に向かって移動する際、現場604での様々なネットワーク装置(図6に明示的に示されず)をゾーン単位で自動的に制御することができる。
別の態様によれば、ゾーン638、642、追加のゾーン(図6に明示的に示されず)、またはこれらの任意の組み合わせのうちの1つまたは複数は、更新された状況を使用して自動的に更新することができる。例えば、プロセッサ606は、ゾーン更新モジュール664を周期的に使用して、様々な種類のデータを使用してゾーンを更新することができる。例えば、プロセッサ606は、現場604の効率格付けを検出し、外部データソース612または他のソースから現場604での外部温度を検出し、位置報告能力を有するモバイル装置632と現場604とのリアルタイム移動時間を特定することができる。プロセッサ606は、距離640、644、またはこれらの任意の組み合わせを変更することができる。例えば、現場604の効率格付け、現場604での外部温度、現場604への、または現場604からの推定リアルタイム移動時間、他の様々なEMI、またはこれらの任意の組み合わせを使用することができる。ゾーン638、642は、連続して示されるが、独立して、一緒に、またはこれらの任意の組み合わせで変更することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、近接性検出モジュール662を使用して、モバイル装置632が現場604から離れて移動中であり得ることを検出し、サーモスタット628を使用してHVAC630を調整することができる。例えば、プロセッサ606は、現場604から離れて移動中のモバイル装置632を検出することができる。プロセッサ606はさらに、現在のゾーンに関連付けられた割合変更値を検出し、さらに、TSTAT628の基本設定点を検出することができる。プロセッサ606は、HVAC630の現在の動作モードに応答して、基本設定点と最低季節設定点との差をさらに特定することができる。例えば、HVAC630が加熱モードである場合、割合変更を特定して、加熱ユニットの使用を調整することができる。
さらなる態様によれば、サーバ602は、HVACの現在の動作モードが冷却モードであることに応答して、基本設定点と最高季節設定点との差を特定することができる。したがって、プロセッサ606は、特定された差に基づく割合変更として、更新されたサーモスタット設定点を決定することができる。プロセッサ606は、現場604で使用すべき更新されたサーモスタット設定点を含む制御動作リポートの生成を開始することができる。
別の態様によれば、サーバ602を使用して、総合需要スケジュールを生成することができる。例えば、プロセッサ606は、スケジューリングモジュール648を使用して地域内の複数の住宅のエネルギー需要を特定することができる。例えば、プロセッサ606は、指定された地域(図6に明示的に示されず)内の住宅現場群を識別し、群内の住宅現場のそれぞれのサーモスタットスケジュールにアクセスすることができる。プロセッサ606は、サーモスタットスケジュールを使用してスケジューリングデータを集計し、総合スケジューリングデータの出力を開始することもできる。総合スケジューリングデータは、時間間隔、設定等を含むことができ、いくつかの形態では、住宅現場の効率格付け、消費プロファイル、位置データ、または総合需要の計算に使用できる他の様々な現場属性に基づくエネルギー消費の推定を含むこともできる。態様によれば、総合データを使用して、負荷、エネルギー生産、仮想容量、需要応答容量、電力網混雑、または総合スケジューリングデータを使用可能な電力網属性の任意の組み合わせを予測することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム600は、住宅現場でのエネルギー使用をスケジューリングするウェブサービス対応スケジューリングツールを含むこともできる。例えば、プロセッサ606は、スケジューリングツールモジュール650を使用して、スケジューリングツールを含むウェブまたはネットワークに基づくグラフィカルユーザインタフェースを生成することができる。図8A〜図8Dは、ウェブサービス対応スケジューリングツールおよびスケジューリングツールモジュール650を使用して出力できるユーザインタフェースの例を示す。例えば、プロセッサ606は、現場604に配置された1つまたは複数の無線サーモスタットを選択できるように構成可能なサーモスタットセレクタを出力することができる。サーモスタットセレクタに動作可能に関連付けられ、1つまたは複数の無線サーモスタットの利用スケジュールをユーザがグラフィカルに選択できるように構成可能なイベントスケジューラも、プロセッサ606により出力することができる。プロセッサ606を使用して、日時および温度設定を含むように利用スケジュールを更新することもできる。スケジューリングツールモジュール650を使用して、無線サーモスタット、スマート家電等を含むことができる1つまたは複数のネットワーク装置を制御することができる。スケジューリングツールモジュール650を使用して、利用スケジュールをグラフィカルに変更するように構成されたエネルギー節約選好セレクタを出力し、結果として生じるエネルギー節約、天気予測ツール、およびネットワーク装置の使用の管理またはスケジュールを支援する他の様々な種類のツールまたはスケジューリング機能を表示することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、対話検出モジュール674を使用して、ユーザがネットワーク装置の動作モードを変更し得る場合を検出することもできる。例えば、対話検出モジュール674は、ユーザが特定の日時にサーモスタットを調整し得る場合を検出し、ユーザがスケジューリングツールモジュール650を使用してスケジューリングツール出力にアクセスする間、利用スケジュールの変更をユーザに示唆することができる。次に、ユーザは、必要または所望に応じて、示唆を含むように利用スケジュールを更新させることを選択することができる。
別の態様によれば、サーバ602およびスケジューリングツールモジュール650を使用して、追加の特徴および機能をイネーブルすることができる。例えば、スケジューリングツールを使用して、住宅現場の近接性制御をイネーブルおよびディセーブルするように構成された近接性制御セレクタ、需要応答イベントへの参加をイネーブルおよびディセーブルするように構成された需要応答セレクタ、バケーションスケジュールをイネーブルおよびディセーブルするように構成されたバケーションモードセレクタ、1つまたは複数のネットワーク装置とのユーザ対話の検出に応答して、利用スケジュールの自動更新をイネーブルするように構成された自動更新セレクタ、または現場でのエネルギー使用の管理に使用できる他の様々な制御装置、またはこれらの任意の組み合わせを表示することができる。
別の態様によれば、サーバ602およびスケジューリングツールモジュール650を使用して、需要応答能力をイネーブルおよびディセーブルすることができる。例えば、スケジューリングツールを使用して表示されるように動作可能な需要応答セレクタ(図6に明示的に示されず)を提供することができる。需要応答セレクタは、需要応答イベントに応答して、HVACシステムの削減を常にイネーブルするように構成された常時参加選択、需要応答イベントに応答してHVACシステムの削減を許可しないように構成された非参加選択、電子メール、テキストメッセージ、インスタントメッセージ、ソーシャルネットワークメッセージ、またはこれらの様々な組み合わせ等の通信をユーザに対して開始して、需要応答イベントへの参加を要求するように構成された参加要求選択等のいくつかの設定を含むことができる。需要応答セレクタを需要応答モジュール668に動作可能に関連付けて、需要応答問い合わせ、解析、およびデプロイを開始することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、スケジューリングテンプレートモジュール652を使用して、ユーザがアクセスし、エネルギー使用をスケジューリングするように変更可能な利用テンプレートを生成することもできる。例えば、スケジューリングツールは、複数のエネルギーテンプレートにアクセスすることができる。テンプレートは、ユーザのスケジューリングプロファイルに基づいてユーザが選択可能な所定の利用スケジュールを含むことができる。選択可能な所定の利用スケジュールは、スケジューリングツールモジュール650を使用してユーザにより変更可能であり、必要または所望に応じて保存することができる。態様によれば、サーバ602は、ユーザが参加して、使用するエネルギーテンプレートを決定することができるオンライン質問または調査を出力することができる。
さらなる態様によれば、サーバ602は、エネルギーパーソナリティ検出モジュール678を使用して、ユーザの対話プロファイルを検出することもできる。例えば、ユーザは、利用スケジュールの第1の部分になり得る長い通勤時間を有する都会在住の専門職者であり得る。住宅現場に到着すると、ユーザはサーモスタットと対話し得、それに対して、利用スケジュールの異なる部分が生じる。例えば、ユーザは、寝る場合、屋内温度がより寒いことを好み得る。したがって、家から離れている間、および在宅している間のユーザのパーソナリティを使用して、ユーザのスケジュールを自動的に生成することができる。別の態様によれば、エネルギーパーソナリティ表示または特徴を生成し、ユーザのオンラインスケジューリングツールを使用して、ユーザのソーシャルネットワーク内で、またはこれらの任意の組み合わせで出力することができる。例えば、プロセッサ606は、無線サーモスタットを使用してユーザの対話を検出し、対話に応答して、エネルギーパーソナリティ表示を表示することができる。次に、ユーザは、Facebook(登録商標)、MySpace(登録商標)等のソーシャルネットワーク内のエネルギーパーソナリティ表示の表示をイネーブルまたはディセーブルすることができる。他の形態では、プロセッサ606を使用して、ユーザが住宅現場で達成した全体的なエネルギー節約に基づいて、表示を変更することができる。例えば、プロセッサ606は、エネルギー節約モジュール670を使用して、個人のエネルギー節約を特定し、それに従ってエネルギーパーソナリティ表示を変更することができる。別の形態では、ユーザは、Twitter(登録商標)等を使用してメッセージングサービスまたはアカウントをセットアップして、エネルギー節約の開始、需要応答イベントへの参加、エネルギー使用の変更、または他の様々な形態に応答して、エネルギー節約更新を加入者単位で出力することができる。さらなる態様によれば、Twitter(登録商標)アカウントまたは他のメッセージングサービスをコミュニティ単位で使用して、個人群に対してエネルギー管理イベントを通知することができる。例えば、「エネルギー行動日」または「エネルギー警告」を、Twitter(登録商標)アカウントを使用して加入者にポスティングすることができ、加入者は、必要または所望に応じてエネルギー管理システム600または他の様々なエネルギー管理システムを使用してエネルギー使用を削減することができる。他の形態のメッセージングまたはこれらの任意の組み合わせを必要または所望に応じて使用することができる。
別の態様によれば、サーバ602を使用して、住宅現場のサンプルサイズおよびある間隔にわたるエネルギー消費を予測するための対応するスケジュールを決定することができる。例えば、プロセッサ606を使用して、郵便番号、通りもしくは一連の通り、変電所がサポートする住宅現場、節点から節点、またはこれらの任意の組み合わせ、または地域を特定する他の方法等の特定の地域のエネルギー消費の推定と関連して、住宅現場のランダムなサンプルサイズを決定することができる。地域のサンプルサイズが識別されると、その地域内の住宅現場を識別することができる。例えば、次に、プロセッサ606は、スケジューリングモジュール648を使用して、指定された地域内の住宅現場の関連付けられたサーモスタットスケジュールを決定することができる。サーバ602は、エネルギー使用のスケジューリングまたは予想と関連して、複数の現場のサーモスタットスケジュールデータを出力することができる。
別の態様によれば、サーバ602を使用して、現場604において開始される需要応答をイネーブルすることもできる。例えば、プロセッサ606は、需要応答モジュール668を使用して、現場604においてイネーブルされた需要応答設定を検出することができる。プロセッサ606は、需要応答イベント状況をさらに検出し、現場604のユーザが需要応答イベントへの参加を選択した場合、HVAC630の削減動作をイネーブルすることができる。現場604のエネルギー低減容量は、効率格付けモジュール658、スケジューリングモジュール648、近接性検出モジュール662、または他の様々なモジュール、データソース、またはこれらの任意の組み合わせを使用して決定することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、需要応答モジュール668を使用して、現場604においてエネルギー使用を削減する前に、個人と交信することもできる。例えば、プロセッサ606は、需要応答イベント要求通信を開始して、複数の現場のユーザと通信することができる。プロセッサ606は、需要応答イベントに参加するユーザ応答レベルを検出し、需要応答イベントへの参加を選んだユーザの現場での対応するHVACシステムまたは他のエネルギー消費装置の削減をイネーブルすることができる。このようにして、ユーザに対して需要応答イベントへの参加を強制しなくてよく、ユーザは、必要または所望に応じて参加するリアルタイムでの選択能力を有することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、需要応答イベントへの参加要求を含むテキストメッセージを送信することができる。いくつかの形態では、テキストメッセージは、需要応答イベントへの参加についてユーザに料金を支払う合意を含むことができる。支払いは、クレジット、現金、報酬、ポイント、教育ファンドへの寄付、エネルギーレートの割引、またはこれらの任意の組み合わせ等の様々な形態をとることができる。サーバ602は、モバイルクライアントインタフェース634の使用から応答を受信し、メッセージモジュール672を使用して応答を処理して、参加要望または非参加要望を判断することができる。
別の態様によれば、サーバ602をスケジューリングモジュール648と共に使用して、エネルギー消費を低減する総合容量を決定することができる。例えば、プロセッサ606を使用して、複数の住宅内の住宅群を識別し、群内の各住宅の効率格付けを使用して、群内の各住宅のエネルギー低減容量を決定することができる。各住宅の効率格付けを決定すると、プロセッサ606は、利用可能な容量を決定するために使用される他のデータを検出することができる。例えば、各住宅現場での現在の天気状況を検出し、ユーザのエネルギースケジュールまたはサーモスタットスケジュールを使用し、テキストメッセージへの応答または参加を選択する電子メールを決定し、電力網状況を使用することができ、またはこれらの任意の組み合わせを使用することもできる。利用可能な容量を推定すると、群内の各住宅のエネルギー低減容量に基づく総合エネルギー低減容量を特定することができる。
別の態様によれば、サーバ602は、総合エネルギー低減容量をオークションに関連付けて使用することができる。例えば、プロセッサ606は、利用可能エネルギー容量の入札を選択した小売りエネルギー提供事業者に対して仮想エネルギー容量のオークションを開始することができる。他の形態では、第三者がオークションを主催し、エネルギー管理システム600が、来るオークションイベント、ピーク需要期間、伝送率決定期間、またはこれらの任意の組み合わせに関連付けて利用可能な容量を出力することができる。例えば、プロセッサ606は、総合エネルギー低減容量を第三者に売るオークションプロセスを開始し、オークションプロセスに関連して総合エネルギー低減容量の売りを検出することができる。売りが発生すると、プロセッサ606は、群内の各住宅でのHVACシステム、他のエネルギー消費装置、またはこれらの任意の組み合わせの削減を開始することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム600は、現場604に関連付けられたモバイル装置632に結合されるように動作可能なモバイルクライアントインタフェース634を含むことができる。例えば、モバイルクライアントインタフェース634は、WAPゲートウェイまたは他のモバイルクライアントゲートウェイを含み、サーバ602がモバイル装置632にアクセスできるようにすることができる。モバイルクライアントインタフェース634は、サーバ602の部分として提供することができるが、他の形態では、モバイルクライアントインタフェース634の部分または全ては、特定の無線ネットワークプロバイダにより提供することができる。したがって、モバイルクライアントインタフェース634は、WAPゲートウェイを有する特定の通信事業者と通信するように構成することができる。モバイルクライアントインタフェース634を使用して、任意の組み合わせの無線または地上通信技術を使用してWAPゲートウェイとサーバ602との間でEMIデータまたは制御データを通信することができる。さらに、WAPゲートウェイは、モバイル装置632、サーバ602、エネルギー管理システム600、またはこれらの任意の部分および組み合わせにより生成されるEMIデータまたは制御データへのアクセスをモバイル装置のユーザに提供できる論理またはモジュールを含むこともできる。
態様によれば、モバイルクライアントインタフェース634は、モバイル装置632から現場604の現場読み取り要求を受信することができる。例えば、プロセッサ606は、現場読み取り要求を検出し、データベース608へのアクセスを開始して、現場604の現場リポートデータを検索することができる。プロセッサ606は、モバイル装置データとして現場リポートデータをフォーマットし、モバイル装置ネットワーク636を使用してモバイル装置データをモバイル装置632に出力することができる。
別の態様によれば、モバイルクライアントインタフェース634は、モバイル装置632から要求を受信し、HVACシステム630の現在の温度設定点を変更することができる。例えば、プロセッサ606は、モバイル装置632から受信した要求を処理し、制御動作リポートモジュール654を使用して制御リポートの生成を開始することができる。制御動作リポートは、モバイル装置632からモバイルクライアントインタフェース634に通信された更新された温度設定点への参照を含むことができる。プロセッサ606は、データベース608内の変数またはフィールドを設定して、設定点を変更することができる。現場604がサーバ602へのアクセスを開始すると、プロセッサ606は、現場604に関連付けられた変数またはフィールドにアクセスし、現場インタフェース622を使用して現場604に通信する制御動作リポートまたは制御データを生成することができる。したがって、現場604の温度設定点が更新されると、ホームコントローラ626が、制御動作確認データ、現場リポート、状況情報、またはこれらの様々な組み合わせを通信して、更新された温度設定点を確認することができる。プロセッサ606は、確認を受信すると、更新された温度設定点の確認をモバイルクライアントインタフェース634に出力し、更新された温度設定点をモバイル装置632に出力することができる。
別の態様によれば、モバイル装置632を使用して、現場604での1つまたは複数のネットワーク装置の動作モードをイネーブルおよびディセーブルすることができる。例えば、モバイル装置632は、現場604での設定を制御するために使用可能な、モバイル装置632にロードされたモバイルアプリケーションを含むことができる。図5Aおよび図5Bは、モバイル装置632が使用可能なエネルギー管理アプリケーションおよび機能の例を示すが、必要または所望に応じて、モバイル装置632を使用して他のアプリケーションおよび機能をデプロイすることもできる。別の態様によれば、モバイル装置632は、モバイル装置632のウェブブラウザを使用してサーバ602に関連付けられたウェブに基づくアプリケーションにアクセスして、現場604での動作モードまたは状況をイネーブルおよびディセーブルすることができる。例えば、モバイル装置632は、必要または所望に応じて、近接性設定を変更し、1つまたは複数の環境制御ゾーンを変更し、現在の読み取り値にアクセスし、バケーション設定を変更し、エネルギー使用スケジュールを変更し、または現場604に配置されたネットワーク装置の動作モードの制御もしくは維持に関連付けられた他の様々な動作モードもしくはデータを変更することができる。
別の態様によれば、エネルギー管理システム600を使用して、現場604での変更された動作状況に関連して、メッセージをモバイル装置632に送信することができる。例えば、プロセッサ606は、現場604から受信される現場データにアクセスし、TSTAT628において提供される手動入力状況をさらに検出することができる。例えば、ユーザは、TSTAT628の温度設定点を低減し得る。プロセッサ606は、モバイル装置632および近接性検出モジュール660から受信される位置データを使用して、ユーザが在宅か否かを検出することができる。状況を検出すると、プロセッサ606は、手動での入力状況を示すテキストメッセージを開始すべきか否かを判断することができる。例えば、プロセッサ606は、メッセージモジュール672を使用して、TSTAT628の状況変更を示すテキストメッセージをフォーマットして出力すると共に、モバイルクライアントインタフェース634を使用してテキストメッセージを出力することができる。次に、ユーザは、所望に応じてモバイル装置632を使用して状況を変更することができる。他の形態では、電子メールメッセージまたは他の電子メッセージをユーザに送信することもできる。例えば、メッセージは、ユーザに関連付けられたコンピュータシステムのウィンドウ内に表示することができる。他の形態では、テキストメッセージを現場604
に関連付けられた複数のモバイル装置に送信することができる。必要または所望に応じて、動作状況への手動の変更を現場604のユーザに警告する他の様々な組み合わせを使用することができる。
図7は、本開示の態様による、全体的に700で示されるエネルギー管理ユーザインタフェース(EMUI)を示す。いくつかの形態では、EMUI700には、モバイル装置、デスクトップコンピュータ、ネットブック、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、エネルギー表示装置、スマートサーモスタット、ホームオートメーション制御端末、およびIPad(登録商標)、またはエネルギー管理ユーザインタフェースを表示可能な装置の任意の組み合わせを使用してアクセスすることができる。
態様によれば、EMUI700は、1つまたは複数のユーザ名704、住宅現場住所706、住宅現場住所706に関連付けられた携帯電話番号708を表示するように構成されたユーザ情報セクション702を含むことができる。ユーザ情報セクション702は、住宅現場住所706に関連付けられた現在のエネルギー提供事業者710および住宅現場住所706で利用可能な第三者エネルギー提供事業者の現在の最良レート712をさらに表示することができる。広告714セクションを表示することもでき、詳細編集リンク716を表示して、ユーザが、ユーザ情報セクション702内に表示された情報に対してアクセス、編集、変更、削除、管理等を行えるようにすることができる。本明細書において説明される図9は、ユーザ情報セクション702内に表示されるユーザ情報の編集に使用可能なユーザインタフェースの例を含む。ユーザ情報セクション702は、ユーザ名704に関連付けられたエネルギーパーソナリティ740を表示することもできる。エネルギーパーソナリティ740は、必要または所望に応じて1つまたは複数のソーシャルネットワークにリンクすることもできる。
さらなる態様によれば、現在の読み取り値セクション718をEMUI700内に表示することができる。現在の読み取り値セクション718は、例えば、住宅現場での現在の内部温度および外部温度を有する現在の日時セクション720を含むことができる。現在の読み取り値セクション718は、住宅現場に配置されたサーモスタットの現在のサーモスタット設定点722をさらに含むことができる。2つ以上のサーモスタットを住宅現場にデプロイすることができ、現在のサーモスタット設定点722は、「Main」、「2」、「3」、または住宅現場における複数のサーモスタットの現在のサーモスタット読み取り値へのアクセスを可能にするように構成された他の何等かの表示等の参照を含むことができる。ユーザは、サーモスタット設定点722の編集機能を使用してサーモスタットの名称もしくは番号、ゾーン等を変更することもできる。
さらなる態様によれば、現在の読み取り値セクション718は、現在のサーモスタット設定点722に関連する節約レベルを示すように構成されたエネルギー節約レベル724を含むこともできる。例えば、現在のサーモスタット設定点722が低設定点に設定されている場合、空調ユニットをより頻繁に稼働させ、低エネルギー節約にし得る。したがって、エネルギー節約の目に見える表示を現在の設定点に関連付けて表示して、サーモスタット設定点に基づくエネルギー消費についてのフィードバックをユーザに与えることができる。いくつかの形態では、ユーザは、サーモスタット設定点を上方または下方に調整し、ユーザ選択に基づいて、エネルギー節約レベルを準リアルタイムで変更することができる。例えば、DHTML、AJAX、Flash、HTML5等の様々なプログラミング言語を使用して、EMUI700内の1つまたは複数のフィールドの準リアルタイムの更新を示すことができる。
さらなる態様によれば、EMUI700は、需要応答イベントへの参加をイネーブルし、需要応答イベントへの参加をディセーブルし、需要応答イベントへの参加を要求するテキストメッセージ(または他のメッセージ)のユーザへの送信をイネーブルするように構成された需要応答通知セレクタ726を含むこともできる。さらなる態様によれば、EMUI700は、住宅現場に関連付けられた1つまたは複数のモバイル装置の近接性検出をイネーブルするように構成された近接性検出セレクタ728を含むこともできる。
別の態様によれば、EMUI700は、現在の年間節約732、現在の月間節約734、需要応答節約736、および詳細データ閲覧リンク738を表示可能なエネルギー使用/節約セクション730を含むこともできる。態様によれば、詳細データ閲覧リンク738には、図8において説明されるEMUI800のうちの部分または全てへのアクセスを動作可能に関連付けることができる。
図8は、本開示のさらなる態様による、全体的にEMUI800として示される、エネルギー使用および節約情報を報告するように動作可能なエネルギー管理ユーザインタフェースを示す。態様によれば、EMUI800は、現在の年間節約804、現在の月間節約808、およびユーザが需要応答イベントに参加することにより実現される現在の需要応答節約808を表示するように動作可能なエネルギー使用/節約セクション802を含むことができる。EMUI800は、推定年間節約セクション810、管理と非管理との関係のエネルギー消費グラフ812、および比較消費グラフ814を含むこともできる。態様によれば、ユーザは、ユーザのエネルギー消費を住宅コミュニティ内の他のユーザと比較するように構成されたコミュニティグラフ、ユーザのエネルギー消費を州内の他のユーザと比較するように構成された州比較グラフ、およびユーザのエネルギー消費を現在の国の平均と比較するように構成された国グラフを含む比較グラフを選択することができる。
さらなる態様によれば、EMUI800は、時単位でエネルギー消費および節約を示すように構成された日毎の使用グラフ816を含むこともできる。例えば、ユーザが中エネルギー節約設定を選択する場合、日毎の使用グラフは、ドル単位、kWh単位、またはこれらの任意の組み合わせの単位で日毎の節約を表示することができる。日毎の使用グラフ816は、仮にエネルギー使用が管理されないままであった場合の消費を示したグラフをさらに含むことができる。さらなる態様によれば、日毎の使用グラフ816は、ユーザがエネルギー消費および節約を閲覧する曜日を選択できるように構成された曜日セレクタ818を含むこともできる。
さらなる態様によれば、EMUI800は、月の各日の月間エネルギー使用および節約情報を出力するように構成可能な月間使用および節約セクション820を含むこともできる。例えば、月間グラフは、住宅現場での月間のエネルギー使用および節約を表示するように構成された日毎、週毎、または他の組み合わせの棒グラフを含むことができる。ユーザは、マウスセレクタ822を使用して月間をナビゲートすることができ、特定の月の消費および節約グラフを表示することができる。いくつかの場合では、特定の月のデータの部分のみが表示に利用可能であり得る。したがって、所望に応じて、グラフの部分のみを表示し得る。さらなる態様によれば、月間の使用および節約グラフセクション820は、必要または所望に応じて年間節約にアクセスするリンクを含むこともできる。
別の態様によれば、EMUI800をさらに使用して、隣接する家、同様のサイズの家、同じもしくは同様のエネルギー消費装置(例えば、HVAC、給湯器、他のスマート家電)のうちの1つまたは複数、またはこれらの任意の組み合わせの性能データにアクセスし表示することができる。EMUI800は、その他の住宅および装置のそれぞれの性能を比較し、ユーザの相対性能についてのフィードバックをユーザに提供することができる。例えば、EMUI800は、グラフ、チャート等の消費電力の目に見える表示を出力することができる。他の形態では、EMUI800を使用して、同程度の住宅現場を表示することもできる。例えば、同じまたは同様のサイズの家を比較基準として使用することができる。
他の形態では、EMUI800を使用して、ユーザがエネルギー効率的な装置およびシステムにアクセスできるようにすることができ、ユーザは、エネルギー効率的なシステムの使用を通してのエネルギー低減および節約を予測することができる。したがって、導入し得、より高い効率格付けを有し得るエネルギー消費装置を識別し、消費者に通信することができる。別の形態によれば、EMUI800は、ユーザが第三者による製品エネルギー効率提供物にアクセスできるようにするクリックスルーまたはマイクロサイトを表示することができる。他の形態では、EMUI800は、ユーザがエネルギー効率的な製品およびサービスを検討できるようにする「グリーンエネルギー」市場にアクセスできるようにすることができる。ユーザは、そのような製品およびサービスを選択することができ、関連付けられたXMLデータ、メタデータ等をEMUI800に供給することができる。EMUI800は、第三者データを使用して、EMUI800内に表示されるデータをリフレッシュして、ユーザの住宅現場で使用される場合の推定節約を表示するように構成することができる。したがって、EMUI800は、ユーザの住宅現場でのエネルギー節約がどのくらいになり得るかの推定を決定するとができ、ユーザが十分な情報を得た上で購入を判断できるようにする。例えば、ユーザは、太陽電池または他の種類のエネルギー生産システムを住宅現場に追加したい場合がある。EMUI800を使用して、ユーザの実際の過去のエネルギー使用に基づいて、節約可能なエネルギー量を推定することができる。したがって、購入に関連付けられた回収期間を消費者に表示することができる。
図9は、本開示のさらなる態様による、全体的に900で示される、ユーザ情報および現場情報にアクセスし編集するように動作可能なエネルギー管理ユーザインタフェース(EMUI)を示す。EMUI900は、ユーザ情報を表示し、ユーザがユーザ情報への変更を編集できるように構成されたユーザプロファイル902を含むことができる。ユーザプロファイル902は、ユーザの現場への関連性、ユーザ氏名フィールド906、エネルギーパーソナリティタイプフィールドおよび/または表示908、ソーシャルネットワークセレクタ910、住宅現場住所912、および住宅現場住所912に関連付けられた携帯番号914の追加および削除を行うように構成可能なユーザセレクタ904を含むことができる。さらなる態様によれば、ユーザプロファイル902は、エネルギーテキストメッセージ警告セレクタ916、近接性検出セレクタ918、および現在のHVAC提供事
業者情報フィールド920を含むこともできる。
態様によれば、ユーザセレクタ904は、ユーザが編集するユーザデータを選択できるように構成することができる。例えば、ユーザセレクタ904を選択することにより、複数のユーザを住宅現場に関連付け、ユーザの情報にアクセスすることができる。他の形態では、ユーザは、ウェブサイトまたは他のアプリケーションにログインすることができ、住宅現場に関連付けられたユーザ固有のデータに対して限られたアクセスを有することが可能であり得る。別の態様によれば、ユーザ情報セレクタ904を使用して、住宅現場に関連付ける追加のユーザを追加することができる。したがって、マスタユーザまたは管理者ログインが(図9には明示的に示されず)、ユーザ情報の管理のために提供することができる。いくつかの態様では、ユーザプロファイル902は、事前に入力された情報を含み、ユーザが入力する必要があり得る情報量を低減することができる。さらに、必要または所望に応じて、追加のユーザは住宅現場に関連付けられた情報にアクセスし、使用することができる。
さらなる態様によれば、EMUI900は、小売り店、公益企業、または第三者のエネルギー情報を含むことができるエネルギー提供事業者セクション922を含むこともできる。例えば、現在のエネルギー提供事業者を表示することができ、現在使用中の現在のエネルギーレートおよび計画を表示することもできる。エネルギー提供事業者セクション922は、現在の提供事業者での最良レート計画および別の提供事業者を通して利用可能な最良地域レートを示すこともできる。エネルギー提供事業者セクション922は、現在の提供事業者、他の提供事業者、またはこれらの任意の組み合わせの利用可能な最良レートを使用して、住宅現場の節約計算を開始可能な節約計算要素934を含むこともできる。節約計算要素934は、履歴現場データ、住宅現場のスケジューリングデータ、予測エネルギー消費、将来のエネルギー価格、または他の様々なEMI、またはこれらの任意の組み合わせを使用して、年間節約を決定することもできる。次に、現場消費を使用して、所与のレート計画を使用した場合の全体エネルギーコストを特定することができる。他の間隔(例えば、月間、週間、日毎等)を必要または所望に応じて計算することもできる。したがって、ユーザは、使用習慣および住宅現場でのスケジューリングデータと協調する計画を識別することができる。
本開示のさらなる態様によれば、EMUI900は、ユーザポスティングおよびレビューセクション924を含むこともできる。ユーザポスティングおよびレビューセクション924は、エネルギーブログ、グリーンエネルギーレビュー、市場等を選択可能なコンテンツセレクタ926を含むことができる。例えば、ユーザが「My Energy Blogs(私のエネルギーブログ)」を選択する場合、ユーザが自分のエネルギーブログを編集し公開できるように構成されたユーザエネルギーブログ928を含むエネルギーブログのタイトルリストを表示することができる。ユーザは、エネルギーブログをエネルギーブログウェブサイト、ソーシャルネットワーク、第三者のサイト、コンテンツプロバイダ、またはこれらの任意の組み合わせに対して公開することができる。第三者のエネルギーブログ930もユーザポスティングおよびレビューセクション926内に列挙することができ、第三者のブロガー、記事、コンテンツプロバイダ、RSSフィード、Twitter(登録商標)Feeds、またはこれらの任意の組み合わせがコンテンツを提供できるようにする。態様によれば、ユーザは、ブログ、ニュースフィード、ソーシャルネットワーク、Twitter(登録商標)アカウント等をユーザポスティングおよびレビューセクション924に所望に応じて追加することができる。ユーザポスティングおよびレビューセクション924内のユーザセレクタにより、ユーザは、サイトに関連付けられたユーザコンテンツを選択することができ、読み出し/書き込み/アクセス特権をそれに従ってイネーブルおよびディセーブルすることができる。
さらなる態様によれば、ユーザポスティングおよびレビューセクション924は、エネルギー節約製品、環境に優しい製品、グリーンエネルギー生産システム、またはこれらの任意の組み合わせを検討するように構成された「グリーンエネルギーレビュー」セクションを含むこともできる。ユーザポスティングおよびレビューセクション924は、ユーザがグリーンエネルギー製品ウェブサイトまたはグリーンエネルギー製品を有する市場にアクセスできるように構成された「市場」セクションを含むこともできる。例えば、市場を使用して、スマート家電等の利用可能なグリーンエネルギー製品を統合し、さらに、第三者の価格およびグリーンエネルギー製品を販売しているウェブサイトを識別することができる。したがって、ユーザは、ユーザポスティングおよびレビューセクション924を使用して新しいエネルギー節約製品のレビューを読み、エネルギー製品にアクセスすることができる。いくつかの場合、EMUI900を使用して、市場セクション、グリーンエネルギーレビューセクション、小売りエネルギー提供事業者等内のポスティング間での電子商取引を可能にして、EMUI900をホストするファームに販売から生じる利益の部分を支払うことができる。
図10は、本開示のさらなる態様による、全体的にEMUI1000として示される、住宅現場でのエネルギー使用をスケジューリングするように動作可能なエネルギー管理ユーザインタフェース(EMUI)を示す。EMUI1000は、1つまたは複数のユーザスケジュール、サーモスタット、HVACシステム、ゾーン、現場、またはこれらの任意の組み合わせの管理に関連付けて示すことができる。他の形態では、EMUI1000は、必要または所望に応じて現場での様々なエネルギー消費装置のエネルギー使用をスケジューリングするように変更することができる。さらに、インターネットにアクセス可能なコンピュータシステムを使用して、EMUI1000の部分または全てにアクセスすることができ、EMUI1000の部分または全ては、I−Phone(登録商標)装置、Blackberry(登録商標)装置、Android(登録商標)装置、IPad(登録商標)、または他の様々な装置もしくはシステム、またはこれらの任意の組み合わせ等のスマートフォンまたはハンドヘルドコンピュータ、タブレット等と併用可能なモバイルアプリケーションとして構成することができる。
態様によれば、EMUI1000は、ユーザが住宅現場に配置された1つまたは複数のサーモスタットの温度を調整できるように構成されたサーモスタット表示1002を含む。サーモスタット表示1002は、日時表示、サーモスタットセレクタ1004、およびサーモスタットコントローラ1006を含むことができる。EMUI1000は、ユーザが低節約レベル、中節約レベル、または高節約レベルを選択できるように構成された節約セレクタ1008を含むこともできる。節約セレクタ1008には、推定節約表示1010およびスケジューリングツール1012を動作可能に関連付けることができる。例えば、ユーザは、節約セレクタ1008を使用して低節約を選択することができ、推定節約を計算し、推定節約表示1010内に表示することができる。さらなる態様によれば、ユーザは、節約セレクタ1008を使用して節約レベルを選択することができる。したがって、結果として生成されるサーモスタット設定をスケジューリングツール1012内に表示し、それにより、結果として生成される温度設定の視覚的な表示をユーザに提供することができる。さらなる態様によれば、節約セレクタ1008にスケジューリングツール1012を動作可能に関連付けて、2つ以上の温度設定を一度に表示することもできる。例えば、低節約は65度の温度設定に繋がり、中節約は68度の温度設定に繋がり、高節約レベルは74度の温度設定に繋がり得る。値および表示技法の様々な組み合わせを必要または所望に応じて使用することができる。
さらなる態様によれば、スケジューリングツール1012は、ユーザが季節(例えば、春、夏、秋、冬)に基づいてエネルギー使用をスケジューリングできるようにする季節スケジュールを含むことができる。例えば、第1の現場は暑い気候にあり、第2の現場は寒い気候にあり得る。したがって、暑い気候では、夏季に空調装置をより頻繁に使用し得、空調装置を表示されているスケジュールに関連付けることができる。ユーザは、スケジューリングツール1012を使用して季節スケジュールを選択することができ、それに従ってスケジュールを更新して、冬スケジュールを表示することができる。他の様々な季節スケジュールの追加および削除を必要または所望に応じて行うことができる。他の形態では、スケジューリングツール1012を使用して、HVACシステムの現在の動作モードにアクセスし、動作モードの検出に応答して季節スケジュールを表示することができる。例えば、HVACシステムが加熱モードで動作中であり得る場合、冬スケジュールを表示することができる。他の季節スケジュールを必要または所望に応じてスケジューリングツール1012内に表示することもできる。
さらなる態様によれば、スケジューリングツール1012は、現在の内部温度および外部温度表示1014と、第1のユーザのユーザスケジュール、第2のユーザのユーザスケジュール、バケーションスケジュール、またはスケジュールの任意の組み合わせを表示可能なスケジュールセレクタ1016とを含むことができる。例えば、ユーザは、スケジューリングツール1012を使用して、複数の現場でのエネルギー使用をスケジューリングすることができる。したがって、スケジューリングツールは、特定のユーザに関連付けられた第2の現場を表示することができる。追加のスケジュールを必要または所望に応じて追加することができ、現在のユーザは、図9に示されるユーザプロファイル902等のユーザ情報プロファイルまたはアクセス特権を設定可能な他の任意の特権もしくは論理を使用して、アクセス特権を設定することもできる。
さらなる態様によれば、スケジューリングツール1012は、週間スケジュール表示セクション1018と、スケジュール1022内に構成されたタイムスパン表示セクション1020とを含むこともできる。週間スケジュール表示1018は、現在の日にちまたは一連の日にちを示すように構成することもでき、さらに、各日の予測天気状況を含むことができる。ユーザは、所望に応じて続く週間スケジュールを表示可能にするように構成可能なタブ1024を選択することにより、別の週にナビゲートすることができる。さらなる態様によれば、スケジュール1022は、所望に応じてエネルギー使用をスケジューリングするように変更可能なスケジュールイベント1026に概して示される複数のセルを含む。スケジュールイベント1026は、スケジューリング中のサーモスタット等のネットワーク装置の時間間隔および設定を含むことができる。セルは、「adapt?(適応?)」インジケータ1028等のインジケータを含み、EMUI1000に動作可能に関連付けられたエネルギー管理システムにより検出される自動スケジュール示唆を識別することもできる。例えば、ユーザは、現場に存在し得る場合、土曜日の午後9時前に温度を78度に低減したいことがある。したがって、自動スケジュール示唆を検出し、adapt?インジケータ1028を表示して、ユーザがスケジュールを自動的に適応させることができる。適応示唆は、他の方法でユーザに提供することもでき、スケジュール1022内への表示に限定される必要はない。
さらなる態様によれば、EMUI1000は、エネルギー使用のスケジュールに使用できるテンプレート閲覧セレクタ1030へのアクセスを提供することもできる。例えば、テンプレート閲覧セレクタ1030を使用して、所定のスケジュールをスケジューリングツール1012内に表示することができる。次に、ユーザは、選択されたテンプレートの部分を必要または所望に応じて自分の好みに変更することができる。他の形態では、一連の質問をユーザに対して行い、表示するテンプレートを決定することができる。例えば、スケジューリングツール1012は、短い質問にアクセスして、ユーザの日毎のスケジュールを検出するようにすることができる。例えば、ユーザは都会在住の専門職者、主婦、シングルペアレント、サッカーママ、子供が巣立った親、または他の様々な層であり得る。したがって、EMUI1000は、調査または一連の質問が完了するまで、スケジュー
リングツール1012を隠してから、結果として生成されるスケジュールをスケジューリングツール1012内に表示するように構成することができる。
さらなる態様によれば、EMUI1000は、選択可能なテンプレートのリストを表示し、ユーザが各テンプレートを選択し、表示可能なように構成することができる。テンプレートが識別されると、ユーザは次に、識別されたテンプレートをユーザスケジュールとして保存することができる。いくつかの形態では、ユーザの現場位置を前もって特定し、現場の位置(例えば、暖かい気候か、それとも寒い気候か)に基づいてテンプレートを生成することができる。したがって、閲覧テンプレートは、現場プロファイル、ユーザプロファイル、ユーザ特徴、現場データ、またはユーザが使用し得るテンプレートの生成に使用可能な他の様々な種類のデータに基づいて生成することができる。
さらなる態様によれば、スケジューリングツール1012は、ユーザがタイムスパン表示セクション1020内に追加のタイムスパンを追加できるように構成された追加のタイムスパン追加セレクタ1034を含むこともできる。スケジューリングツール1012は、ユーザがスケジューリングツール1012を使用して出力し得る追加のタイムスロットをスクロールできるように構成された追加のタイムスロット閲覧セレクタ1032を含むこともできる。例えば、ユーザは追加のタイムスロットセレクタ1032を選択することができ、スケジューリングツール1012は、各日のスケジュールイベントを同時に表示するように更新することができる。このようにして、ユーザは、必要または所望に応じて、追加のタイムスロットおよび曜日をスクロールすることができる。
さらなる態様によれば、EMUI1000は、近接性検出セレクタ1036を含むこともできる。例えば、ユーザは、近接性検出セレクタ1036を使用して近接性検出をイネーブルすることができ、現場までのユーザの距離に基づいて現場でのエネルギー使用を変更することができる。ユーザのモバイル装置番号に現場を関連付け、ユーザが近接性検出セレクタ1036をイネーブルおよびディセーブルできるようにする。いくつかの形態では、ユーザが現場にいる場合、またはユーザが現場から離れている場合を検出可能なモバイル装置をユーザが有することに応答して、近接性検出セレクタ1036を隠し、表示し、選択可能にすることができ、またはこれらの任意の組み合わせであることができる。
別の態様によれば、EMUI1000は、テキストメッセージをユーザのモバイル装置に送信できるように構成されたエネルギー警告テキストメッセージセレクタ1038を含むことができる。例えば、高エネルギー使用日に、エネルギー行動日を識別し、公益企業または他のエンティティが、高エネルギー使用日が発生しつつあり得ることを示す警告を公開し得る。したがって、ユーザは、その状況を示すテキストメッセージを受信することができる。いくつかの形態では、ユーザはテキストメッセージに応答し、エネルギー使用スケジュールを変更することができる。例えば、ユーザは要求に応答して、エネルギー節約設定を中から高に変更することができる。したがって、高エネルギー節約スケジュールをユーザの現場で開始するように、スケジューリングツール1012を変更することができる。他の形態では、エネルギー警告テキストメッセージセレクタ1038を使用することにより、ユーザは、テキストメッセージを介して需要応答要求を受信することができる。例えば、需要応答要求は、要求される時間間隔、新しい温度設定、推定される節約、他の需要応答データ、またはこれらの任意の組み合わせをテキストメッセージ内に含み得る。次に、ユーザは、テキストメッセージに応答して、参加、非参加、部分的な参加、またはこれらの任意の組み合わせを行い得る。応答すると、ユーザスケジュールを必要または所望に応じて変更することができる。
さらなる態様によれば、EMUI1000は、ユーザがバケーションモードまたはスケジュールの使用を開始できるようにするバケーションモード設定1040を含むこともで
きる。例えば、バケーションモード設定1040は、バケーションモードをオンまたはオフにするバケーションモードセレクタ1042を含むことができる。バケーションモード設定は、スケジュール出発日セレクタ1044およびスケジュール帰宅日セレクタ1046を含むこともできる。カレンダー(図10に明示的に示されず)を表示することにより、ユーザは、バケーションの日にち間隔を選択することができる。したがって、温度設定を変更することにより、低エネルギー使用を実現することができる。例えば、バケーションモードの選択に関連付けて、スケジュールを高エネルギー節約モードに増大させることができる。他の形態では、ユーザは、バケーションモードを選択し得る際に、使用すべきバケーションスケジュールを入力または選択し得る。様々な組み合わせを必要または所望に応じて使用し得る。
使用中、ユーザがEMUI1000にアクセスすると、EMUI1000は、現在日時を表示し、さらに、現在の日時に対応するスケジューリングツール1012内の現在のセルを強調表示することができる。ユーザは、サーモスタットセレクタ1004を使用して調整するサーモスタットを選択し、選択されたサーモスタットのスケジュールをスケジューリングツール1012内に表示することができる。ユーザは、サーモスタットコントローラ1006を使用して現在の設定点を調整し、現在のセル内の対応する温度をそれに従って調整することができる。別の形態では、ユーザは、変更するセルを選択することができる。例えば、ユーザは、火曜日の午前8時から午後5時までの温度設定またはスケジューリングされたイベント設定を変更したいことがある。したがって、ユーザは、適切なセルを選択し、さらに、サーモスタットコントローラ1006を使用して温度を上下に調整することができる。新しい設定を選択されたセル内に表示することができる。さらなる態様によれば、ユーザは、節約セレクタ1008を使用して、特定の日に実現すべき節約を調整することができる。したがって、結果として生成される温度設定を選択されたセル内に表示することができる。
他の形態では、ユーザは、調整するタイムスパンセルを選択することができる。例えば、ユーザは、特定のセルを選択することにより現在のタイムスパンセルを変更することができる。特定のセルを選択すると、スケジューリングツール1012は、時間間隔を変更することにより影響を受け得るセルを強調表示することができる。次に、それに従って、必要または所望に応じて、ユーザは間隔を変更することができる。
さらなる態様によれば、ユーザは、変更する曜日を選択することができる。例えば、ユーザは、「MON(月曜)」を選択し、背景色を変更して、各MONセルが変更可能なことを示すようにすることができる。形態では、ユーザは、節約セレクタ1008を使用して所望に応じて各セルを更新し、必要または所望に応じて、1つもしくは複数または全てのMONセルを変更することができる。
別の態様によれば、EMUI1000を使用して、1つまたは複数のスケジュールをアクティブ化することができる。例えば、第1のユーザスケジュールをある時間にわたってアクティブ化し、次に、第2のユーザスケジュールを別の時間にわたってアクティブ化することができる。ユーザは、誰も現場にいない場合、スケジューリングされたイベントを含むバケーションスケジュールをアクティブ化して、エネルギー節約を最適化することもできる。他の形態では、第1のユーザスケジュールを第2のユーザスケジュールと比較し、現場でのイベントをそれに従ってスケジューリングすることができる。例えば、第1のユーザスケジュールを夕方にアクティブ化し、第2のユーザスケジュールを無効にし得る。他の形態では、第2のユーザスケジュールを朝方にアクティブ化して、日中に在宅し得る個人に適応し得る。したがって、EMUI1000を使用して、複数のスケジュールを生成して、必要または所望に応じて現場でのエネルギー使用を自動的に制御することができる。
態様によれば、EMUI1000の部分または全ては、ユーザが現場リポート、履歴消費データ、リアルタイム消費データ、エネルギー消費装置の動作状況、エネルギー消費装置を制御する制御インタフェース、エネルギーの利用および消費をスケジューリングするスケジューリングインタフェース、家庭内の各エネルギー消費装置のリアルタイムおよび履歴のエネルギー消費を示す在庫ツール、またはこれらの任意の組み合わせにアクセスできるようにするホストされるアプリケーションとして提供することができる。
さらなる態様によれば、EMUI1000の部分または全ては、現在の動作状況を報告できるユーザインタフェースを含むことができると共に、現場でのスマート家電または制御システムへのアクセスをユーザに提供可能な制御論理をさらに含むことができる。例えば、需要応答状況をエネルギー伝送システム内で検出し得る場合、EMUI1000を使用して、状況をユーザに出力することができる。次に、ユーザは、現場での1つまたは複数のエネルギー消費装置の動作状況を変更することができる。
別の態様によれば、現場は、EMUI1000を使用して現場での設定にアクセスし制御可能な複数のユーザを含むことができる。さらに、現場は、ユーザがリモートに管理し制御可能な複数のサーモスタットを含むことができる。例えば、Blackberry(登録商標)、I−Phone(登録商標)、Android(登録商標)、IPad(登録商標)等のモバイル装置上のウェブブラウザまたはアプリケーションを介して、家の上部にあるサーモスタットを表示することができる。ユーザは、サーモスタットセレクタ1004を使用してサーモスタットを選択し、サーモスタットを第1の設定に調整することができる。いくつかの形態では、サーモスタット設定は、家の様々な部分内の実際の温度に対して異なる影響を有し得る。したがって、ユーザは、現場内の所望の温度を選択したいことがあり、EMUI1000を使用して、所望の温度を達成するサーモスタット設定を計算することができる。別の形態では、EMUI1000を、図6のエネルギー管理システム600等のエネルギー管理システムまたは他のシステムと併用し得る。ゾーン、部屋、現場、またはこれらの任意の部分の熱応答を特定し、所望の温度を達成する1つまたは複数のサーモスタットの設定を自動的に決定することができる。
他の形態では、EMUI1000を様々な種類のEMIデータに関連付けて使用することができる。例えば、現在および予測の天気データ、電力網状況、リアルタイム価格データ、電力網混雑状況、予測需要、またはこれらの任意の組み合わせ等の様々なEMIデータを使用して、ユーザが選択可能な設定推奨を決定することができる。このようにして、ユーザのライフスタイルおよび好みをリアルタイムおよび予測される状況に一致させて、ユーザが十分な情報を受けた上でエネルギー消費を判断できるようにする。
図11は、本開示の態様による、全体的に無線サーモスタット1100として示されるネットワーク装置の図を示す。無線サーモスタット1100は、エネルギー管理システム、モバイル装置、エネルギー管理ユーザインタフェース、または他の様々な装置、システム、またはこれらの任意の組み合わせに関連付けて使用することができる。
無線サーモスタット1100は、外部温度表示1102、天気予測表示1104、および内部温度表示1106を含むことができる。無線サーモスタット1100は、サーモスタット設定表示1108、温度増大入力1110、および温度低減入力1112を含むこともできる。LEDディスプレイ、TFTディスプレイ、OLEDディスプレイ、LCDディスプレイ、フレキシブルライティングディスプレイ、またはこれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない単色、複数色、またはこれらの任意の組み合わせを有する様々な種類のディスプレイ技術を無線サーモスタット1100と共に使用することが
できる。
態様によれば、無線サーモスタット1100は、モードスイッチ1114と、モードを識別するように構成されたインジケータ1116とを含むこともできる。例えば、モードスイッチ1114は、オフ、加熱モード、空調モード、またはファンモードにすることができる。設定表示1116内で各モードの上に関連付けられたインジケータは、動作モード設定に関連して照明することができる。他の形態では、インジケータ1116を関連付けられたテキストの背後に配置し、現在のモードを示すために照明することができる。例えば、無線サーモスタット1100は、テキストを照明して示す、LED照明等のバックライトを可能にし得る薄い材料を含むことができる。別の形態では、モードスイッチ1114は、バックライトがモードの表示および選択を可能にする押しボタンまたはトグルスイッチを含むことができる。他の様々な入力方法および表示方法またはこれらの組み合わせを使用することができる。
さらなる態様によれば、無線サーモスタット1100は、スマートサーモスタット設定1118を含むこともできる。スマートサーモスタット設定1118は、近接性モード1122、バケーションモード1124、およびスマートエネルギーモード1126を表示することができるプログラム可能な設定であることができる。スマートサーモスタット設定1118は、現場の容量、無線サーモスタット1100の現在の動作モード、EMUI1100等のエネルギー管理ユーザインタフェース内の設定、モバイル装置の動作モード、モバイル装置の位置、エネルギーネットワークにアクセス可能な別のネットワーク装置の動作モード、または無線サーモスタット1100がアクセス可能な動作モードもしくは設定の他の様々な組み合わせに基づいて表示することができる。例えば、ユーザは、近接性モード1122を使用して近接性検出をアクティブ化して、無線サーモスタット1100(可能であれば、他のネットワーク装置も)を制御したいことがある。したがって、それに従ってユーザは近接性モードをアクティブ化することができる。他の形態では、ユーザは、バケーションに出掛け得、バケーションモード1122をアクティブ化することができる。別の形態では、ユーザは、スマートエネルギーモード1126をアクティブ化し、EMUI1000により提供されるエネルギースケジュール、関連付けられた設定等をデプロイすることができる。
別の態様によれば、無線サーモスタット1100は、ユーザが無線サーモスタット1100に触れたことを検出できる材料を有することができる筐体1130を含むことができる。例えば、筐体1130は、ユーザが筐体1130の部分に触れたことを検出するように構成された熱センサ、容量性センサ等に動作可能に結合することができる。ユーザが筐体1130に触れたことを検出すると、無線サーモスタット1100の1つまたは複数の表示またはインジケータを照明し得る。このようにして、1つまたは複数の表示をスリープ状態から表示状態に変更することにより、無線サーモスタット1100が消費するエネルギーを可視化することができる。さらなる態様によれば、筐体1130の部分または全ては、無線サーモスタット1100の1つまたは複数の表示またはインジケータを隠すことが可能な透明性、透光性、半透明性、半透光性、不透明性、他の種類の光変更材料、またはこれらの任意の組み合わせ等の特徴を含み得る隠蔽材料等の材料を含むことができる。例えば、バックライトまたはLEDは、無線サーモスタット1100の表面を照明し、筐体1130の前面またはその近傍にディスプレイを有する外観にすることができる。したがって、隠蔽材料を有する筐体1130は、表示または他のインジケータを使用して永久的に表示される読み取り値または設定がない状態で、壁または他の位置に取り付けることができる。
態様によれば、温度制御機構1110および1112は、ユーザが機構1110または1112に触れた場合、筐体1130を揺り動かす、すなわち左右にシフトさせることができる機構(図11には明示的に示されず)を含むことができる。他の向きを使用することもできる。例えば、無線サーモスタット1100を壁面(図11に明示的に示されず)に取り付けることができ、ユーザは、温度増大機構1110に触れることができる。筐体1130はわずかに右に揺れる。別の形態では、筐体1130の少なくとも部分は、温度制御機構1110または1112が係合または接触した場合、クリック音または機械的なフィードバックを提供する、コンピュータシステムのマウスと同様のスイッチ機構を含むことができる。したがって、ユーザは、ディスプレイ1108の視覚的変更を実現することができ、さらに、切り替え機構のアクティブ化時に切り替え機構の機械的なフィードバックを提供することができる。筐体を回転させる他の様々な向き(例えば、上/下、左/右等)を必要または所望に応じて実現することができる。
図12は、本開示の別の態様による、全体的に無線サーモスタット1200として示されるネットワーク装置のブロック図を示す。無線サーモスタット1200は、上記の図11に示される無線サーモスタット1100または本明細書に記載される他の様々な装置、システム、またはこれらの任意の組み合わせと併用することができる。無線サーモスタット1200は、温度および湿度センサ1202と、ユーザが入力を無線サーモスタット1200に提供できるようにする1つまたは複数のI/O装置1204とを含むことができる。例えば、I/O装置1204は、ユーザがモード(例えば、オフ、A/C、加熱、ファン等)、スマートエネルギーモード(例えば、近接性、バケーション、スマートスケジュール等)、または他の様々な特徴もしくは特徴の組み合わせを選択できるようにし得る。無線サーモスタット1200は、電力インタフェース1206およびバスインタフェース1208を含むこともできる。無線サーモスタット1200は、プロセッサまたはコントローラ1210と、HVACユニット、熱ポンプ、他の家電、またはこれらの任意の組み合わせ等のリモートユニットを制御する1つまたは複数の制御中継器1212とを含むこともできる。
さらなる態様によれば、無線サーモスタット1200は、1つまたは複数の関連付けられた無線ネットワークと通信可能な1つまたは複数の無線装置1214と、メモリ1216と、ディスプレイインタフェース1218とを含むこともできる。ディスプレイインタフェース1218は、全体的にディスプレイ1222として示される1つまたは複数のLCDディスプレイ、タッチスクリーン、1つまたは複数のLED、または他の様々なディスプレイ技術と連動するように構成可能である。無線サーモスタット1200は、関連付けられたネットワーク装置が消費したエネルギを測定するように構成された精度測定ユニット(PMU)1220と、ネットワークプロトコル構成データ、ユーザプロファイルデータ、装置データ、季節プロファイルデータ、または無線サーモスタット1200の使用中にアクセス可能な他の様々な種類のデータを含み得るプロファイルモジュール1224とを含むこともできる。態様によれば、無線サーモスタット1200は、無線サーモスタット1200に関与するユーザがアクセス可能なイネーブルされたプログラム可能サーモスタットスケジュールを含まない非プログラム可能なサーモスタットである。したがって、必要または所望に応じて、無線サーモスタット1200内のスケジューリング機能量は制限され、ユーザは、EMUI1000または本明細書において提供される他の様々な特徴等のスケジューリングツールを使用して、無線サーモスタット1200の使用をイネーブルおよびディセーブルすることができる。
図13は、本開示のさらなる態様による、全体的に1300で示されるエネルギー管理システムのブロック図を含む。エネルギー管理システム1300は、住宅現場1302にデプロイすることができ、エネルギー管理装置またはコントローラ1302を含むことができる。コントローラ1302は、図4に示されるコントローラ400の部分もしくは全てまたはコントローラ1302をデプロイ可能な他の任意の種類のシステム、デバイス、装置、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
態様によれば、コントローラ1302は、コントローラ1302のプロセッサまたは論理(図13に明示的に示されず)に動作可能に結合されたアプリケーションプログラムインタフェース1306を含むことができる。コントローラ1302は、通信インタフェース1306と、第1のネットワーク1314にアクセスするように構成された無線装置1308と、第2のネットワーク1318にアクセスするように構成された無線装置1310と、第3のネットワーク1322にアクセスするように構成された無線装置1312とを含むことができる。コントローラ1302は、Ethernet(登録商標)またはLAN、WAN、インターネット等の情報ネットワークにアクセス可能な他の無線通信装置等のネットワーク装置1330を含むこともできる。
さらなる態様によれば、第1のネットワーク1314はスマートメータ/AMI装置1316に通信可能に結合することができる。別の態様によれば、第2のネットワーク1318は、無線サーモスタット(TSTAT)1320に通信可能に結合することができる。さらなる態様によれば、第3のネットワーク1322はモバイル装置1324に結合することができる。態様によれば、モバイル装置1324は、Blackberry(登録商標)、I−Phone(登録商標)、Android(登録商標)等のスマートフォン装置、ラップトップコンピュータシステム、ネットブック、IPad(登録商標)、または他の種類の任意のモバイル装置を含むことができる。
使用中、コントローラ1302を使用して、情報を様々なネットワークから無線エネルギーネットワークに通信して、無線エネルギーネットワークに接続された1つまたは複数のネットワーク装置を管理することができる。例えば、第2のネットワーク1318は、TSTAT1320等のネットワーク装置と通信可能にし得る無線エネルギーネットワークとして構成することができる。情報は、情報ネットワーク1332から受信し、コントローラ1302により処理し、API1306および通信インタフェース1306を使用してTSTAT1320に出力することができる。他の形態では、第2のネットワーク1318とは異なり得る第3のネットワーク1322を使用して、情報をモバイル装置1324からコントローラ1302に通信することができる。コントローラ1302は、モバイル装置1324から通信された情報を検出し、TSTAT1320への第2のネットワーク1318を使用してTSTAT1320に情報を出力することができる。したがって、コントローラ1302は、様々な異なる種類のネットワーク間で情報を通信できるようにするネットワークブリッジを提供することができる。
態様によれば、コントローラ1302は、情報ネットワーク、ユーティリティネットワーク、またはこれらの任意の組み合わせから通信された入力メッセージの少なくとも部分を使用するように構成されたアプリケーションプログラムインタフェース1306を含むことができる。例えば、入力メッセージは、ユーザエネルギー管理スケジュールの少なくとも部分を含むことができる。コントローラ1302は、第1のユーザエネルギー管理スケジュールの部分の検出に応答して、資源の使用の変更を開始することができる。例えば、スケジュールは、サーモスタット、照明、スマート家電等の変更を含むことができる。通信インタフェース1306はさらに、アプリケーションプログラムインタフェース1306に動作可能に結合され、無線装置を使用して情報を通信するように構成することができる。
例えば、通信インタフェース1306は、無線エネルギーネットワークとして動作可能な第2のネットワーク1318にアクセス可能な無線装置1310と通信することができる。単一の通信インタフェースとして示されるが、通信インタフェースは複数の通信インタフェース、単一の通信インタフェース、マルチネットワーク通信インタフェース、またはこれらの任意の組み合わせとして提供することができる。したがって、必要または所望に応じて、複数のネットワークにアクセスし通信することができる。例えば、無線装置1312は、WIFI対応通信プロトコルを使用して通信するように構成でき、無線装置1310は、Zigbee対応通信プロトコルを使用して通信するように構成することができる。
態様によれば、コントローラ1302は、通信インタフェース1306に動作可能に結合されたWIFI対応通信装置として構成された無線装置1312と、WIFIネットワークとして動作可能な第3のネットワーク1322とを含むことができる。アプリケーションプログラムインタフェース1306は、受信WIFIメッセージとして、第3のネットワーク1322から受信する入力メッセージを使用して通信されたエネルギー管理スケジュールを受信するように構成することができる。したがって、エネルギー管理スケジュールまたは他のEMIデータは、モバイル装置1324または他の装置等のWIFI対応装置から通信することができる。次に、コントローラ1302は、アプリケーションプログラムインタフェース1306を使用して、エネルギー管理スケジュールを処理し、エネルギーネットワークにアクセス可能なネットワーク装置に対して制御動作を開始することができる。
別の態様によれば、コントローラ1302は、第1のネットワークを使用して第1のエネルギー管理スケジュールを受信し、第2のネットワークを使用して第2のエネルギー管理スケジュールを受信することができる。例えば、第1のエネルギースケジュールは、ネットワーク装置1330を使用して受信することができ、第1のユーザエネルギースケジュールデータを含むことができる。第2のエネルギースケジュールは、WIFIネットワークとして動作可能な第3のネットワーク1322を使用して受信することができる。例えば、モバイル装置1324のユーザは、スケジューリングデータ、制御データ、または他の様々なエネルギー管理スケジューリングデータを提供することができる。次に、コントローラ1302は、必要または所望に応じて各スケジュールの部分を使用し、無線ホームエネルギーネットワークとして動作可能な第2のネットワーク1318を使用して制御動作を開始することができる。例えば、第2のネットワーク1318は、Zigbee対応ネットワークとして構成することができる。したがって、スケジューリング情報を有する複数のネットワークにアクセスすることができ、複数のユーザのスケジューリングデータを使用して、エネルギーネットワークにアクセス可能なネットワーク装置を制御することができる。
態様によれば、コントローラ1302は、エネルギーネットワークにアクセス可能なネットワーク装置を制御する、2つ以上のネットワークから受信した出力制御動作を含むことができる。例えば、無線装置1312は、WIFI対応ネットワークとして動作可能な第3のネットワーク1322から制御動作データを受信するように構成することができる。制御動作データは、モバイル装置1324を使用して第1のユーザスケジュールに関連付けて提供することができる。コントローラ1302はさらに、ユーティリティスケジュール等の第2のユーザスケジュールから第2の制御動作を受信することができる。第2の制御動作データまたは第2のユーザエネルギー管理スケジュールは、AMI対応ネットワークおよびスマートメータ/AMIインタフェース1316として構成された第1のネットワーク1314を使用して通信することができる。次に、コントローラ1302は、第1の制御動作前に第2の制御動作を使用すべきか否かを検出することができる。
別の態様によれば、複数通信インタフェースとして提供される通信インタフェース1306を使用して、複数のユーザスケジュールからの制御動作データを通信することができる。例えば、無線装置1312は、アプリケーションプログラムインタフェース1306にアクセス可能な通信インタフェースを含むことができる。さらに、無線装置1310は、アプリケーションプログラムインタフェース1306にアクセス可能な通信インタフェースを含むことができる。したがって、複数の通信インタフェースをデプロイして、1つまたは複数のユーザエネルギー管理スケジュールの制御動作データを通信することができる。
さらなる態様によれば、アプリケーションプログラムインタフェース1306を使用して、第2のユーザエネルギー管理スケジュールの第1の制御動作を使用する前に、第1のユーザエネルギー管理スケジュールの第1の制御動作の使用を開始することができる。例えば、第2のユーザエネルギー管理スケジュールは、第1のユーザエネルギー管理スケジュールよりも高い優先度を有することができる1つまたは複数の制御動作を含むことができる。したがって、コントローラ1302およびアプリケーションプログラムインタフェース1306は、必要または所望に応じて、優先度に基づいて制御動作を開始することができる。
さらなる態様によれば、コントローラ1302は、現場1304からの関連付けられたモバイル装置1324が存在し得る距離に応答して、制御動作またはエネルギー管理スケジュールを開始することができる。例えば、第1のユーザエネルギー管理スケジュールを、現場1302またはその近傍に配置されるモバイル装置1324を有する第1のユーザとしてデプロイし得る。モバイル装置1324が現場1302から離れて移動する(例えば、1マイル、3マイル等)場合、第2のユーザエネルギー管理スケジュールを開始し、コントローラ1302は第2のユーザエネルギー管理スケジュールを使用することができる。このようにして、モバイル装置1324の近接性検出を使用して、第2のユーザエネルギースケジュールを開始することができる。
別の態様によれば、モバイル装置1324は、WIFI対応ネットワークとして構成された第3のネットワーク1322を使用して、スケジューリングデータ、制御動作データ、エネルギー管理データ等を出力することができる。例えば、モバイル装置1324は、ユーザエネルギー管理スケジュールを開始可能なアプリケーションまたはスケジューリング論理を含むことができる。モバイル装置1324は、制御動作データを符号化または出力し、WIFIプロトコルおよびメッセージフォーマットを使用して制御動作データ、スケジューリングデータ等を通信することができる。
態様によれば、コントローラ1302は、モバイル装置1324を第3のネットワーク1322に接続し、コントローラ1302にアクセス可能なネットワーク装置の動作を変更し得る場合を検出することができる。例えば、モバイル装置1324は、WIFIネットワークまたは現場1304にデプロイ可能な他のネットワークとして動作可能な第3のネットワーク1322に結合することができる。モバイル装置1324が現場1304から離れて移動し、第3のネットワーク1322へのネットワーク接続を変更し得る場合、コントローラ1302は、第3のネットワーク1322への接続性(例えば、信号が弱い、信号が失われる、別のハブ、局、コントローラへの接続切り替え等)の変更を検出することができ、無線装置1312の接続状況を通信インタフェース1306に出力することができ、アプリケーションプログラムインタフェース1306によりアクセスすることができる。したがって、コントローラ1302は、コントローラ1302にアクセス可能なリソースまたはネットワーク装置の使用を変更すべきか否かを検出することができる。例えば、モバイル装置1324は、WIFI接続を使用して第3のネットワーク1322に接続し得る。WIFI接続が変更される場合、コントローラ1302は、TSTAT1320、1つもしくは複数の無線装置1308、1310、1312、またはコントローラ1302にアクセス可能な他の様々なリソース等のリソースの動作状況の変更を開始することができる。例えば、第2のユーザが現場1304に存在し得る場合、第1のユーザエネルギー管理スケジュールとは異なり得る第2のユーザエネルギー管理スケジュールをデプロイすることができる。例えば、リソースの動作状況に応答して、第2のユーザの第2のエネルギー管理スケジュールの第1の部分をイネーブルすることができる。
別の態様によれば、第3のネットワーク1322に結合するように構成された無線装置1312を低動作状況にして、コントローラ1302により消費電力を節減することができる。別の形態では、WIFI接続または他の接続が変更された場合、モバイル装置1324の近接性検出を開始して、モバイル装置1324の位置を検出することができる。さらに、モバイル装置1324は、第3のネットワーク1322へのWIFI接続をディセーブルすることにより、動作状況を変更することもできる。モバイル装置1324は、モバイル装置1324の位置報告を開始することもでき、コントローラ1302は、モバイル装置1324が現場1304からある距離にあることに応答して、ネットワーク装置またはリソースの動作状況を変更することができる。
別の態様によれば、モバイル装置1324は、1つまたは複数の無線通信プロトコルを含むことができるネットワーク接続1330を使用して、TSTAT1320にアクセスできるように構成することができる。例えば、TSTAT1320等のネットワーク装置は、WIFI接続、Bluetooth接続、または他の様々な形態の無線通信を使用してモバイル装置1324に結合することができる。TSTAT1320に接続されると、モバイル装置1324を使用して、TSTAT1320の動作状況を変更することができる。したがって、エネルギー管理能力を有するモバイル装置1324を使用して、TSTAT1320、現場1304での他の様々なネットワーク装置、またはこれらの任意の組み合わせの動作状況を変更することができる。例えば、モバイル装置1324は、図10において説明されるEMUI1000の部分または全て等のエネルギー管理スケジューリングツールを含み、TSTAT1320に制御入力およびスケジューリングデータを直接提供することができる。したがって、コントローラ1302が制御動作の出力に利用できない場合があり(例えば、ネットワーク接続が失われ得る等)、またはモバイル装置1324が、制御入力またはエネルギー管理スケジューリング情報をTSTAT1320に提供するために、コントローラ1302よりも高い優先度を有し得る。
さらなる態様によれば、TSTAT1320は、入力を受信し、状況情報、動作状況、制御動作、またはこれらの任意の組み合わせをネットワークリソース、コントローラ1302、モバイル装置1432、スマートメータ/AMI1316、または他の任意のデバイス、システム、装置、もしくはこれらの任意の組み合わせに通信することができる。態様によれば、TSTAT1302はユーザにより変更された動作状況(例えば、モード変更、スマートエネルギー設定変更等)を検出できるとともに、動作状況変更を通信することができる。別の形態では、TSTAT1320は、TSTAT1320への入力に応答して、別のネットワーク装置の動作状況を変更することができる。例えば、ユーザは、TSTAT1320をバケーション動作モードにすることができる。したがって、TSTAT1320は、更新された状況を別のネットワーク装置、コントローラ1302、モバイル装置1324、または他のネットワーク装置に出力することができる。例えば、第2のTSTATを現場1304に配置し(図13に明示的に示されず)、TSTAT1320により出力される信号を使用してバケーション動作モードにすることができる。他の形態では、コントローラ1302、モバイル装置1324、またはこれらの任意の組み合わせを使用して、必要または所望に応じて、第2のTSTATの動作状況を変更することができる。
図14は、本開示の態様による、全体的に1400で示される共同需要応答システム(CDRS)を示す。CDRS1400は、データベース1404等の情報ソースに動作可能に結合されたサーバ1402を含むことができる。さらなる態様によれば、サーバ1402は、図6に示されるサーバ602の部分もしくは全てまたはCDRS1400と共にデプロイ可能な他の任意のサーバを含むことができる。さらなる態様によれば、データベース1404は、現場データ1406、ユーザプロファイルデータ1408、性能データ1410、または必要または所望に応じてCDRS1400に関連付けて使用可能な他の様々な種類のEMIデータを含むことができる。別の態様によれば、CDRS1400は、1つまたは複数の外部データソース1412へのアクセスを含むこともできる。CDRS1400は、CDRS1400の利用可能な容量を購入可能なエネルギー購入者/オークション1414とインタフェースすることもできる。
さらなる態様によれば、CDRS1400は、モニタ1416、クライアントインタフェース1418、および現場インタフェース1420を含むことができる。態様によれば、クライアントインタフェース1418は、第1のモバイル装置1422、第2のモバイル装置1424、クライアントシステム1426、またはこれらの任意の組み合わせに結合することができる。例えば、クライアントインタフェース1418は、モバイルネットワークを使用して情報を通信可能なモバイルクライアントインタフェースとして構成することができる。他の形態では、クライアントインタフェース1418は、インターネット等の情報ネットワークを使用してクライアントシステム1426に結合することができる。
別の態様によれば、CDRS1400は、複数の現場とインタフェースするように構成された現場インタフェース1420を含むことができる。例えば、現場インタフェース1420に、第1の現場1428およびモバイル装置1422を動作可能に関連付けることができる。他の形態では、現場インタフェース1420に、第2の現場1430およびモバイル装置1424を動作可能に結合することができる。現場インタフェース1420に、第3の現場1423およびクライアントシステム1426を動作可能に関連付けることもできる。他の様々な組み合わせをCDRS1400と共に使用することができる。
使用中、CDRS1400を使用して、需要応答イベントへの現場の所有者の参加要望を判断することができる。サーバ1402およびモニタ1416は、特定の時間にデプロイすべき現在または将来の需要応答イニシアティブを検出することができる。サーバ1402は、特定の地域での容量の可用性を検出し、現場所有者、ユーザ、管理者等への問い合わせを開始することができる。態様によれば、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、または他の形態の電子もしくは無線メッセージを開始して、ユーザの参加要望を検出することができる。サーバ1402は、特定の現場に関連付けられた現場データ106にアクセスして、ユーザが参加するデフォルト設定を有し得るか否かを検出することができる。他の形態では、ユーザは、電子メールまたはテキストメッセージを介して交信すべき選好を設定し得る。したがって、サーバ1402は、メッセージを開始し、一人または複数のユーザの参加要望を検出することができる。
さらなる態様によれば、サーバ1402は、需要応答イベントへの参加を選んだ各現場の性能データにアクセスすることができる。例えば、現場の履歴現場データをデータベース1404内に記憶し、参加する現場の性能を性能データ1410として特定することができる。態様によれば、データベース1404、外部データソース1412、またはこれらの任意の組み合わせからの他のEMIデータにアクセスし、現場の性能の特定に使用することができる。例えば、現在および予測の天気状況を使用して、現場の性能を特定することができる。現場の熱応答または特徴と共に、天気状況を考慮に入れて、エネルギーを低減する容量を現場単位で決定することができる。全体的または総合的な容量および参加要望は、第三者に販売でき、CDRS1400の所有者により貨幣化でき、またはこれらの任意の組み合わせがなされてもよい。
図15は、本開示の態様による、全体的に1500で示される需要スケジューリングシステム(DDS)を示す。DSS1500は、データベース1504等の情報ソースに動作可能に結合されたサーバ1502を含むことができる。さらなる態様によれば、サーバ1502は、図6に示されるサーバ602の部分もしくは全てまたはDSS1500と共にデプロイ可能な他の任意のサーバを含むことができる。態様によれば、データベース1504は、現場データ1506、現場スケジュールデータ1508、性能データ1510、または必要もしくは所望に応じてDSS1500に関連付けて使用可能な他の様々な種類のEMIデータを含むことができる。別の態様によれば、DSS1500は、1つまたは複数の外部データソース1512へのアクセスを含むこともできる。DSS1500は、1つまたは複数のユーティリティスケジュールインタフェース1514を使用して、公益企業、COOP、小売りエネルギー提供事業者、または他の様々なエネルギー提供事業者、またはこれらの任意の組み合わせとインタフェースすることもできる。態様によれば、ユーティリティスケジュールインタフェース1514は、標準のインタフェースであるが、他の形態では、ユーティリティスケジュールインタフェース1514は、既存のエネルギー企業の情報ネットワーク、基盤、データベース、またはDSS1500にアクセスするためにエネルギー提供事業者が使用可能な他の様々な構成要素に係合するように構成可能なカスタムインタフェースを含むことができる。
さらなる態様によれば、DSS1500は、総合需要モジュール1516、クライアントインタフェース1518、現場インタフェース1520、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。態様によれば、クライアントインタフェース1518は、第1のモバイル装置1522、第2のモバイル装置1524、クライアントシステム1526、またはこれらの任意の組み合わせに結合することができる。例えば、クライアントインタフェース1518は、モバイルネットワークを使用して情報を通信するように動作可能なモバイルクライアントインタフェースとして構成することができる。他の形態では、クライアントインタフェース1518は、インターネット等の情報ネットワークを使用してクライアントシステム1526に結合することができる。
別の態様によれば、DSS1500は、複数の現場とインタフェースするように構成された現場インタフェース1520を含むことができる。例えば、現場インタフェース1520に、モバイル装置1522に関連付けることができる第1の現場1528を動作可能に関連付けることができる。他の形態では、現場インタフェース1520に、第2の現場1530およびモバイル装置1524を動作可能に関連付けることができる。現場インタフェース1520に、第3の現場1532およびクライアントシステム1526を動作可能に関連付けることもできる。他の様々な組み合わせをDSS1500と共に使用することもできる。
使用中、サーバ1502は、EMIデータを使用して、現場1528、1530、1532でのエネルギー使用を予測することができる。例えば、各現場は、データベース1504内に記憶された現場スケジュールデータ1508を含むことができる。例えば、EMUI1000または別のスケジューリングツールを使用して、現場でのエネルギー使用をスケジューリングすることができる。現場スケジューリングデータ1508を使用して、エネルギー使用が何であるかを現場単位で特定することができる。特定の地域、郵便番号、変電所、電力網位置等の総合需要を検出することもできる。次に、総合需要モジュール1516は、需要の総合レベルが何であるかを検出することができ、次に、スケジューリングされた需要を必要または所望に応じて公益企業に通信することができる。このようにして、従来では現場単位でアクセス可能ではない場合があったスケジューリングデータを使用して、エネルギー需要を検出し、エネルギー生産をスケジューリングすることができる。例えば、従来、住宅現場は、現場単位でのスケジュールの決定ができない非プログラム可能なサーモスタットおよびプログラム可能なサーモスタットを使用する。DSS1500は、各住宅現場のスケジューリングデータにアクセスし、総合需要スケジュールを決定できるようにし得る。
態様によれば、サーバ1502は、各現場の性能データにアクセスして、スケジュールエネルギー需要を決定することができる。例えば、現場の履歴現場データをデータベース1504内に記憶し、参加する現場の性能を性能データ1510として特定することができる。態様によれば、データベース1504、外部データソース1512、またはこれらの任意の組み合わせからの他のEMIデータにアクセスし、現場の性能の特定に使用することができる。例えば、現在および将来の天気状況を使用して、現場の性能を特定することができる。現場の熱応答または特徴と共に、天気状況を考慮に入れて、エネルギーを低減する容量を現場単位で決定することができる。全体的または総合的な需要は、DSS1500の所有者が使用することができ、または必要もしくは所望に応じて、契約に基づいて第三者に通信することができる。
図16は、本開示の態様による現場でエネルギーを管理する方法を示す。図16の方法の部分または全ては、本明細書において開示されるエネルギー管理システム、デバイス、もしくは装置、または図16の方法の全てもしくは部分を利用するように動作可能な他の任意の種類のシステム、コントローラ、装置、モジュール、プロセッサ、またはこれらの任意の組み合わせの部分または全てと共に使用することができる。さらに、方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、または図16の方法の全てまたは部分を提供するように動作可能な他の形態のデジタル記憶媒体、コンピュータ可読媒体、もしくは論理、またはこれらの任意の組み合わせを含む様々な種類の符号化論理で実施することができる。
方法は一般的に、ブロック1600において開始される。ブロック1602において、ネットワーク装置データを取得する取得間隔を検出することができる。例えば、無線エネルギーネットワークにアクセス可能な1つまたは複数のネットワーク装置を有する無線エネルギーネットワークを使用して、ネットワーク装置データを取得することができる。例えば、無線エネルギーネットワークは、情報を通信して、無線ネットワークにアクセス可能なネットワーク装置のエネルギー使用を管理するように構成された様々な種類の無線ネットワークを含むことができる。例えば、無線エネルギーネットワークは、IEEE802.15に基づく無線通信、Zigbee通信、INSETEON通信、X10通信プロトコル、Z−Wave通信、Bluetooth通信、WIFI通信、IEEE802.11に基づく通信、WiMAX通信、IEEE802.16に基づく通信、様々なプロプライエタリ無線通信の任意の組み合わせまたは部分のうちの1つまたは複数を含むことができる。
判断ブロック1604において、方法は、取得間隔を更新し得るか否かを検出することができる。例えば、取得間隔を第1の間隔(1分、2分、10分等)に設定し、次に、別の間隔に変更することができる。態様によれば、取得間隔は、現場からのモバイル装置が存在し得る距離に応答して変更することができる。例えば、ユーザが現場から離れて移動する場合、取得間隔を増大させることができる(例えば、1分から3分に変更する)。同様に、モバイル装置が現場に向かって移動する場合、取得間隔を低減することができる(例えば、3分から1分に変更する)。様々な組み合わせの間隔を必要または所望に応じて使用することができる。判断ブロック1604において、取得間隔が更新された場合、方法はブロック1606に進み、更新された間隔を取得することができる。判断ブロック1604において、取得間隔が変更されなかった場合、方法はブロック1608に進むことができる。
態様によれば、ブロック1608において、装置データを取得することができる。例えば、装置データは、無線エネルギーネットワークに参加する1つまたは複数のネットワーク装置に要求を送信することにより、取得することができる。例えば、複数の装置に取得間隔でアクセスして、装置データを取得することができる。装置データは、様々な形態および種類の情報で提供することができる。態様によれば、装置データは、装置識別子、ネットワーク識別子、動作データ、セキュリティデータ、エネルギー使用の管理に使用可能な他の様々な種類のデータ、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。さらなる態様によれば、装置データは、無線エネルギーネットワークとしてデプロイされている無線通信プロトコル(例えば、Zigbee(登録商標)、WIFI、WiMAX等)に基づいてフォーマットすることができる。
別の態様によれば、方法は、1つまたは複数のネットワーク装置の可用性を検出するように変更することができる。例えば、第1のネットワーク装置は、無線エネルギーネットワークにアクセス可能であり、第1の装置プロファイルを使用して、無線エネルギーネットワークを使用して情報を通信し得る。さらに、第2のネットワーク装置は無線エネルギーネットワークにアクセス可能であり、第1の装置プロファイルとは異なり得る第2の装置プロファイルを使用し得る。
装置データを1つまたは複数のネットワーク装置から取得すると、ステップ1610において、装置データを変換することができる。例えば、装置プロファイル、通信プロトコル、または他の様々なフォーマットを使用して、装置データをフォーマットし、無線エネルギーネットワークを使用して装置データを通信することができる。ブロック1610において、無線エネルギーネットワーク以外の別のシステム、プロセス、装置等が使用する別のフォーマットに装置データを変換することができる。例えば、ZigbeeフォーマットのデータをXML符号化データに変換することができる。別の態様によれば、装置データは、Javaオブジェクト等のデータオブジェクトに変換することができる。他の様々な変換を使用することもできる。
次に、方法はブロック1612に進み、報告間隔を検出することができる。態様によれば、報告間隔は、取得間隔と同じ、取得間隔よりも長い、または取得間隔よりも短くてよい間隔を含むことができる。特定の態様によれば、報告間隔は取得間隔の2倍の長さであることができる。したがって、装置データをいつ取得するかの厳密なタイミングは、少なくとも1つのデータ取得がリポートの生成に利用可能であり得る場合、回避することができる。
判断ブロック1614において、報告間隔を更新すべきではない場合、方法は後述するようにブロック1618に進むことができる。報告間隔を更新すべき場合、方法はブロック1616に進み、更新された報告間隔を取得し得る。態様によれば、報告間隔は、データ取得間隔を使用して提供することができる。例えば、報告間隔は、取得間隔の更新に関連付けて更新することができる。他の形態では、報告間隔は、取得間隔の更新なしで提供し更新することができる。様々な組み合わせの報告間隔、取得間隔、またはこれらの任意の組み合わせの更新を使用することができる。報告間隔が更新されると、方法はブロック1618に進むことができる。
態様によれば、ブロック1618において、リポートデータを生成することができる。例えば、リポートデータは、現場リポート内で提供可能なデータを含むことができ、様々な方法でフォーマットすることができる。例えば、リポートデータは、XML符号化データ、Javaオブジェクト、テキストデータ、またはこれらの様々な組み合わせを含むことができる。態様によれば、ネットワーク装置データをバイナリ表現に変換することができる。例えば、通信する情報量を低減するために、バイナリ表現は、データフィールド内に、ネットワーク装置データの部分または全てを表すことができる1つまたは複数のバイナリビットを含むことができる。さらなる態様によれば、現場リポートを生成できるようになるまで、リポートデータを装置毎に記憶することができる。
リポートデータが生成されると、方法はブロック1620に進むことができ、現場リポートを生成する。例えば、現場リポートは、1つまたは複数のネットワーク装置から受信したデータを含むことができる。別の形態では、現場リポートデータは、現場リポート内で使用可能なデータを提供可能な別のソース、装置、ネットワーク、またはこれらの任意の組み合わせからのデータを含むことができる。例えば、ホームコントローラは、現在の時間帯に基づくデータおよび時間設定を含み得る。ネットワーク装置は、ネットワーク装置データと共に提供される現在または更新されたデータおよびタイムスタンプを有さなくてもよい。したがって、現在のデータおよびタイムスタンプを現場リポートデータと共に提供することができる。他の形態では、別のソース(例えば、WIFIネットワーク、AMIネットワーク、WiMAXネットワーク等)から得られるデータを現場リポート内に提供することができる。例えば、現場リポートは、「オン」状態になったサーモスタットまたはHVACシステムを含むネットワーク装置データを含むことができる。さらに、AMIネットワークにアクセスして、現在のエネルギー消費レベル、レート、価格、節約、またはAMIネットワークを使用して提供可能な他の様々な種類の情報を検出することができる。AMIネットワークデータは、現場リポート内でネットワーク装置データと組み合わせることができる。したがって、現場リポートの続く処理は、現場でのエネルギー使用の管理および報告のために処理して現場リポートにすることができる追加の情報を含むことができる。必要または所望に応じて、様々なネットワークロケーションからの他の種類および組み合わせのEMIデータを現場リポート内に含むことができる。
現場リポートを生成すると、方法はブロック1622に進み、ネットワーク接続を開始することができる。例えば、ネットワークに接続する休んでいたウェブサービス手法をデプロイして、現場でのネットワークセキュリティの増大を実現することができる。例えば、ホームコントローラを使用して、LAN、ブロードバンドネットワーク、無線データネットワーク、WiMAXネットワーク、WIFIネットワーク、または他の様々なネットワークもしくはネットワークの組み合わせを使用して、ネットワーク接続を開始することができる。SSLまたは他の暗号化方法を使用して、特定のネットワークロケーションに安全にアクセスすることができる。判断ブロック1624において、ネットワークが利用可能ではない場合、方法はブロック1626に進み、ネットワークが利用可能になり得るまで、現場リポートを記憶することができる。次に、方法は本明細書において説明するようにブロック1608に進むことができる。判断ブロック1624において、ネットワークロケーションが利用可能であり得る場合、方法はブロック1630に進むことができ、現場リポートの転送を開始する。態様によれば、複数の現場リポートが利用可能な場合、方法は、複数の現場リポートの転送を開始することができる。
現場リポートの転送が開始されると、方法はブロック1632に進み、ネットワークロケーションにおいて現場リポートデータの処理を開始することができる。例えば、ネットワークロケーションは、現場リポートデータを処理し、データベース内に記憶するように構成されたサーバを含むことができる。データの追加の処理を必要または所望に応じて実現することができる。例えば、図6において説明されるサーバ602は、現場リポートデータの処理に使用可能ないくつかのモジュールを含む。
現場リポートデータの処理が開始されると、方法は判断ブロック1634に進み、制御動作が利用可能であり得るか否かを検出することができる。例えば、特定の現場および1つまたは複数のネットワーク装置が関連付けられた制御動作フィールドまたはフラグをデータベースまたは他の記憶ロケーション内に提供することができる。別の形態では、1つまたは複数の二進値を使用して、制御動作データが利用可能であるか否かを示すことができる。制御動作が利用可能であり得る場合、方法はブロック1636に進み、制御動作を受信することができる。例えば、セッション中、制御動作を通信することができ、制御動作は、現場でアクセス可能なネットワーク装置に関連付けられた1つまたは複数の動作を含むことができる。態様によれば、制御動作は、プロファイル(例えば、Zigbeeプロファイル、スマートエネルギープロファイル、ホームオークション等)に基づいて符号化することができる。他の態様では、制御動作は、XML符号化データ、HTML符号化データ、プロプライエタリデータフォーマット、またはこれらの任意の組み合わせとしてフォーマットすることができる。
ブロック1636において、制御動作を受信するか、または制御動作が利用可能ではない場合、方法は判断ブロック1638に進むことができ、間隔を更新すべきか否かを検出することができる。例えば、取得間隔、報告間隔、またはこれらの任意の組み合わせが利用可能であり得る。間隔を更新すべき場合、方法はブロック1640に進むことができ、1つまたは複数の間隔を受信し更新することができる。態様によれば、間隔を更新し得る場合、更新フラグを設定して、新しいまたは更新された間隔が使用可能なことを示すことができる。他の形態では、現在の間隔フィールドを新しい間隔値で更新することができる。判断ブロック1638において、間隔を更新しなくてもよい場合、方法は、後述するように、判断ブロック1642に進むことができる。
態様によれば、判断ブロック1642において、方法は、更新が利用可能であり得るか否かを検出することができる。例えば、更新は、エネルギーネットワークに関連付けて現場で使用可能な1つまたは複数の新しいか、または更新されたプロファイルを含むことができる。別の形態では、ソフトウェアまたはファームウェアの更新が、ネットワーク装置、ホームコントローラ、または現場で使用可能な他の様々なシステム、装置、方法、デバイス、またはこれらの任意の組み合わせの更新に提供することができる。更新が利用可能であり得る場合、方法はブロック1644に進むことができ、ブロック1646において、必要または所望に応じて方法を受信し処理することができる。態様によれば、更新は、別のネットワークロケーションにおいて利用可能であり得る。したがって、方法は、更新利用可能フラグまたはデータを含むように変更可能であり、別のネットワークロケーションにアクセスして更新を受信することができる。判断ブロック1642において、更新が利用可能ではない場合、必要または所望に応じて、方法はブロック1648に進むことができる。
態様によれば、ブロック1648において、方法はネットワークロケーションから切断し、ブロック1650に進むことができる。制御動作を受信している可能性がある場合、方法は、制御動作データを処理し、ブロック1652に進み、制御動作データ内の制御動作を検出することができる。態様によれば、制御動作は、必要または所望に応じて、1つまたは複数のネットワーク装置属性の動作状況または値の取得または読み取り、ネットワーク装置の動作状況の変更、ネットワーク装置の動作スケジュールの更新、または他の様々な制御動作等の動作の様々な組み合わせを含むことができる。別の形態では、制御動作データは、メモリ内に記憶し、スケジュールに基づいてデプロイすることができる。したがって、現場の情報ネットワークが故障した場合、時間(例えば、12時間、24時間等)を記憶しデプロイすることができる。
制御動作データが検出されると、方法はブロック1654に進み、制御動作データを処理することができる。例えば、制御動作データを記憶すべき場合、方法は、制御動作データを記憶し、後の時間にデプロイすることができる。別の形態では、制御動作データを処理して、ネットワーク装置データの出力に使用可能なフォーマットにすることができる。例えば、制御動作データを処理して、1つまたは複数のJAVAオブジェクト、XMLファイル、または他のフォーマットにして、特定の装置の受信した制御動作データを含むことができる。態様によれば、ネットワーク装置は、ネットワーク装置の特徴にアクセスす
るための特定のプロファイルを含むことができる。したがって、特定のプロファイルに基づいて制御動作データを処理することができる。
制御動作データを処理すると、方法はブロック1656に進むことができ、処理された制御動作データを生成して、ネットワーク装置データにすることができる。例えば、ネットワークをデプロイして、現場にエネルギーネットワークを提供することができる。したがって、装置データをネットワーク装置データとして通信するプロトコルをデプロイすることができる。他の形態では、通信装置をUSBポート、UARTポート、SPIポート、他のバス、またはこれらの組み合わせに結合することができる。したがって、制御動作データをフォーマットして、バスに結合された無線ネットワーク装置またはモジュールを有する特定のバスを使用して通信可能なフォーマットにすることができる。例えば、ブロック1656において、ネットワーク装置データを、USBバスに結合されたZigbee通信モジュールを有するUSBバスを使用して通信するようにフォーマットすることができる。他の形態では、無線WIFI装置等のネットワーク装置をUARTバスに結合しアクセスして、制御動作データを出力することができる。ネットワーク装置データを生成すると、方法はブロック1658に進むことができ、ネットワーク装置データを通信モジュールに出力することができ、通信モジュールは制御動作データをネットワーク装置に出力することができる。次に、必要または所望に応じて、方法はブロック1660に、そしてブロック1602に進むことができる。
別の態様によれば、本開示は、設置システムおよび現場にシステムを設置するように構成された方法を含む。例えば、本明細書において説明される図6は、現場604に設置されたコントローラ626およびサーモスタット628を含む。設置は、シリアルナンバー(図6に明示的に示されず)または他の一意の識別子を含むコントローラ626を含むことができる。サーモスタット628も、シリアルナンバー(図6に明示的に示されず)または他の一意の識別子を含むことができる。ユーザまたはエージェントがコントローラ626を設置すると、コントローラ626、サーモスタット628、またはこれらの任意の組み合わせの識別子をサーバ602に通信して、現場604を認証し、現場604でのエネルギー管理を可能にすることができる。
別の態様によれば、設置は、コントローラ626が、現場604に設置可能な1つまたは複数のネットワーク装置の有効な識別子のリストを要求することを含むことができる。例えば、コントローラ626は、現場604に設置し得る1つまたは複数の有効なネットワーク装置のリストを受信し、設置された1つまたは複数の装置を確認することができる。例えば、コントローラ626は、現場604にデプロイされるエネルギーネットワークを使用してアクセス可能なネットワーク装置を検出することができる。ネットワーク装置は、識別子を通信することができ、コントローラ626は、通信された識別子がサーバ602により通信されたリスト内にあり得るか否かを検出することができる。したがって、ネットワーク装置、コントローラ、またはこれらの任意の組み合わせの在庫を有し得るエージェントは、有効なシリアルナンバーを判断する必要なくコントローラおよびネットワーク装置を設置することができる。
さらなる態様によれば、設置は、設置論理、1つもしくは複数のアプリケーション、設定、またはこれらの任意の組み合わせを含むモバイル装置を使用することを含むことができる。例えば、図6に示されるモバイル装置632または他のモバイル装置もしくはシステムを使用して、現場604でのエネルギー管理システムの部分または全てを設置することができる。例えば、ユーザは、モバイル装置632にエネルギー管理アプリケーションをデプロイし、シリアルナンバーまたは他の識別子をエネルギー管理アプリケーションに入力することができる。このようにして、ユーザは、例えば、新しい装置の追加、新しい装置の更新、現在の装置の削除、設置された装置のシリアルナンバーを使用してのソフトウェア更新の受信、またはこれらの任意の組み合わせにより、現場604に設置されたネットワーク装置を変更し得る。さらなる態様によれば、設置、設定等は、設置および現場604に関連してGPS位置を使用するようにユーザに促すことを含むことができる。したがって、ユーザは、住所をタイピングする必要がなく、現在の位置を単に選択して、モバイル装置632および現場604を関連付けることができる。
別の態様によれば、設置は、RFID、バーコード、ネットワークスキャン、または他の様々なハンドフリー識別プロセスを使用することを含むことができる。例えば、モバイル装置632は、コントローラ626、TSTAT628、他の様々なネットワーク装置、またはこれらの任意の組み合わせのバーコードラベルを読み取ることを含む設置またはセットアップを含むことができるエネルギー管理アプリケーションを含むことができる。例えば、ユーザは、コントローラ626、TSTAT628、またはこれらの任意の組み合わせの一意の識別子を含むことができるバーコードをスキャンすることができる。態様によれば、バーコードラベルを筐体(図6に明示的に示されず)の部分に固定することができる。他の形態では、バーコードにはTSTAT628のディスプレイまたは1つもしくは複数のバーコードを表示可能な(例えば、単一のシステム、ネットワーク装置、設置シートもしくはステッカー等で複数を出力する)他のネットワーク装置もしくはシステムのディスプレイ等のディスプレイを使用してアクセスすることができる。ユーザがバーコードラベルをスキャンすると、設置プロセスは、WIFIまたは他の無線データネットワーク等のネットワーク接続を使用して、一意のデータを通信し、システムを認証することができる。サーバ602等のサーバが、データを認証し、ユーザのアカウントをアクティブ化することができる。態様によれば、ユーザは、現場604でのモバイル装置632の現在のGPS位置を使用して、位置を設定することもできる。このようにして、モバイル装置、ホームコントローラ、ネットワーク装置、およびサーバアカウント上のソフトウェアの認証またはアクティブ化を含むことができる設置プロセスを効率的に調整することができ、それにより、設置技師または他の第三者がアカウントをアクティブ化する必要性が低減する。装置、システム、コントローラ、モバイル装置等を関連付ける様々な組み合わせを使用して、ハンドフリーRF、光学スキャン装置、またはこれらの任意の組み合わせを使用してエネルギーネットワークの部分または全てをアクティブ化することができる。さらなる態様によれば、第三者である技師がシステムを設置できるように、設置を変更することができ、ネットワーク装置、コントローラ等に固定し得る1つまたは複数のバーコードをスキャンすることを含むことができる。他の形態では、第三者である技師は、バーコードラベルまたは他の装置をスキャンし、設置に関連付けてラベルを装置、コントローラ、システム等に固定することができる。したがって、在庫管理も、コントローラ、ネットワーク装置、システム等の設置に関連付けて維持することができる。
一般的な説明または例で上述された行動のすべてが必要なわけではなく、特定の行動の部分が必要なくてもよく、1つまたは複数のさらなる行動を上述した行動に加えて実行し得ることに留意する。さらに、行動が列挙される順序は、必ずしも行動が実行される順序である訳ではない。
本明細書において説明した実施形態の仕様および説明は、様々な実施形態の構造の全般的な理解を提供することを意図とする。仕様および説明は、本明細書において説明される構造または方法を使用する装置およびシステムの要素および特徴のすべての網羅的で包括的な説明としての役割を果たすことを意図されない。本開示を検討した上で、他の多くの実施形態が当業者に明らかになり得る。他の実施形態を使用することもでき、本開示から導出することができ、本開示の範囲から逸脱せずに、構造的置換、論理的置換、または別の変更を行い得る。したがって、本開示は限定ではなく例示としてみなされるべきである。
特定の特徴は、明確にするために、本明細書において別個の実施形態の文脈の中で説明されるが、単一の実施形態で組み合わせて提供することも可能である。逆に、簡潔にするために、単一の実施形態の文脈の中で説明された様々な特徴は、別個に、または任意の副結合で提供することもできる。さらに、範囲で記される値の言及は、その範囲内のありとあらゆる値を含む。
利益、他の利点、および問題への解決策について、特定の実施形態に関して上述した。しかし、利益、利点、問題への解決策、および任意の利益、利点、または解決策を生じさせ得るか、またはより顕著にし得るあらゆる特徴は、任意または全ての請求項の必須、必要、または本質的な特徴として解釈されるべきではない。
上に開示した趣旨は、限定ではなく例示として見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲は、本発明の範囲内にあるそのようなありとあらゆる変更、改良、および他の実施形態を包含することを意図する。したがって、法により許される最大範囲まで、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲およびその均等物の可能な限り広義の解釈により決定されるべきであり、上述した詳細な説明により制限または限定されるべきではない。
少数のみの例示的な実施形態を詳細に上述したが、新規の教示および本開示の実施形態の利点から著しく逸脱せずに、多くの変更が例示的な実施形態において可能なことを当業者は容易に理解するであろう。したがって、そのようなすべての変更は、以下の特許請求の範囲において定義される本開示の実施形態の範囲内に含まれることが意図される。特許請求の範囲では、ミーンズプラスファンクション節は、記される機能を実行するものとして本明細書において説明される構造を包含し、構造的均等物のみならず、均等な構造も包含することが意図される。