JP2003284163A - 機器制御システムおよび該システムのための被制御機器 - Google Patents

機器制御システムおよび該システムのための被制御機器

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JP2003284163A
JP2003284163A JP2002085494A JP2002085494A JP2003284163A JP 2003284163 A JP2003284163 A JP 2003284163A JP 2002085494 A JP2002085494 A JP 2002085494A JP 2002085494 A JP2002085494 A JP 2002085494A JP 2003284163 A JP2003284163 A JP 2003284163A
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Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
Takashi Matsuzawa
崇 松澤
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被制御機器が、制御装置を所持する使用者が
不在であることを察知できるような機器制御システム
を、より高度なシステムとして提供する。 【解決手段】 住宅内に設置されたエアコン等の被制御
機器と、該被制御機器と無線による接続が可能なキー装
置とから機器制御システムを構成する。キー装置は、例
えば携帯電話として構成される。被制御機器は、キー装
置が周辺に存在するとき、通常モードとなり、キー装置
が通信不可能な範囲に移動してしまうと、非動作モード
に移行するように機器制御システムを構成しておく。さ
らに、被制御機器をWANに接続できるように構成して
おき、所有者がキー装置を置き忘れて外出した場合で
も、外部からWAN経由で被制御機器を電源OFFでき
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン等の被制
御機器がリモコン装置等の制御装置と無線ににより接続
されて構成された機器制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ、エアコンなどの家庭内で使用さ
れる様々な被制御機器で、赤外線等を利用したリモート
コントロール制御が採用され、比較的小さなリモコン等
の制御装置を用いてこれらの被制御機器を遠隔制御する
ことが可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、使用者が家を外出する際に、テレビ、照明装置、エ
アコン等の被制御機器を消し忘れれば、これらの被制御
機器はスイッチがオンされたままである。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされ
た。すなわち、本発明の目的は、エアコン等の被制御機
器が、制御装置を所持する使用者が不在であることを察
知できるような機器制御システムを、より高度なシステ
ムとして提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、まず、被制御機器と、該被制御機器と無線による接
続が可能な制御装置とから機器制御システムを構成し、
被制御機器と制御装置との無線接続が確立されている状
態であるか否かに応じて、被制御機器が動作モードを変
更するように構成しておく。そして、たとえ使用者が制
御装置を所持し忘れて外出した場合でも、外出先から被
制御機器の動作モードを変更できるように、被制御機器
に、広域のネットワークに接続するための通信制御部を
付加する。そして、被制御機器が、該通信制御部を介し
て外部から該被制御機器の動作の制御に関する情報を受
信して、受信した情報にしたがって動作を変更するよう
に構成する(請求項1)。なお、広域のネットワークと
は、WAN(Wide Area Network)、インターネット等
を表す。
【0006】また、上記目的を達成するために、まず、
被制御機器と、該被制御機器と無線による接続が可能な
制御装置とから機器制御システムを構成し、被制御機器
と制御装置との無線接続が確立できなくなった場合に、
被制御機器が所定の非動作モードに移るように構成して
おく。そして、たとえ使用者が制御装置を所持し忘れて
外出した場合でも、外出先から被制御機器の動作モード
を変更できるように、被制御機器に、広域のネットワー
クに接続するための通信制御部を付加する。そして、被
制御機器が、該通信制御部を介して外部から該被制御機
器の動作の制御に関する情報を受信して、受信した情報
にしたがって動作を変更するように構成する(請求項
2)。
【0007】この場合、被制御機器は、通信制御部を介
して受信した情報にしたがって、所定の非動作モードに
移るように構成することができる(請求項3)。
【0008】機器制御システムにおいて、制御装置が複
数ある構成も可能である。この場合、全ての制御装置と
被制御機器との接続が確立できなくなった場合に、被制
御機器が所定の非動作モードに移るように構成すること
ができる(請求項4)。
【0009】或いは、制御装置が複数ある場合におい
て、該複数の制御装置のうちの少なくとも1つと被制御
機器との接続が確立されている状態となった場合に、被
制御機器が所定の非動作モード以外のモード、例えば通
常モードに移るように構成することもできる(請求項
5)。
【0010】被制御機器と制御装置との間の接続の確立
の可否は、被制御機器が制御装置に対して問い合わせの
ための信号を送信することによって、被制御機器におい
て検出されるよう構成することが可能である(請求項
6)。
【0011】上記目的を達成するため、複数の被制御機
器と、該複数の被制御機器のうちの少なくとも1つと無
線による接続が可能な1以上の制御装置とから機器制御
システムを構成する。そして、複数の被制御機器は互い
に無線または有線により接続可能に構成しておく。つま
り、複数の被制御機器がネットワークを構成するように
しておく。さらに、複数の被制御機器は、それぞれ、1
以上の制御装置のうちの所定の制御装置との間の接続が
確立できなくなった場合に、所定の非動作モードに移る
ように構成しておき、複数の被制御機器のうちの少なく
とも1つの機器には、広域のネットワークに接続するた
めの通信制御部を付加する。このように構成することに
よって、広域のネットワークに接続するための通信制御
部を付加された機器は、通信制御部を介して外部から動
作の制御に関する情報を受信して、受信した、制御に関
する情報にしたがって動作するように構成することがで
きる(請求項7)。
【0012】また、上記目的を達成するため、複数の被
制御機器と、該複数の被制御機器のうちの少なくとも1
つと無線による接続が可能な1以上の制御装置とから成
り、かつ、複数の被制御機器は互いに無線または有線に
より接続可能に構成された機器制御システムを構成して
おき、さらに、複数の被制御機器のうちの少なくとも1
台と、1以上の制御装置のうちの少なくとも1台との間
の接続が確立している状態となった場合に、複数の被制
御機器のうちの少なくとも1台が所定の非動作モード以
外のモードに移るように構成しておく。そして、複数の
被制御機器のうちの少なくとも1つの機器に、広域のネ
ットワークに接続するための通信制御部を付加する。こ
のように構成することによって、広域のネットワークに
接続するための通信制御部を付加された機器は、通信制
御部を介して外部から動作の制御に関する情報を受信し
て、受信した制御に関する情報にしたがって動作するよ
うに構成することができる(請求項8)。
【0013】ここで、広域のネットワークを介して外部
から送られてきた情報が、複数の被制御機器のうちの所
定の機器を、所定の非動作モードに変更すべき旨の指示
である場合には、広域のネットワークに接続するための
通信制御部を付加された機器は、受信した指示にしたが
って、例えば、その自己以外の機器に対して制御情報を
送信することに等よって、自己または自己以外の所定の
機器が非動作モードに移るよう動作することが可能であ
る(請求項9)。
【0014】ここで、所定の非動作モードは、電源OF
Fに相当するモードであることが好ましい(請求項1
0)。或いは、所定の非動作モードは、待機モードに相
当するモードであっても良い(請求項11)。或いは、
所定の非動作モードは、留守番電話機能に相当するモー
ドであっても良い(請求項12)。
【0015】上記目的を達成するため、1以上の制御装
置と無線接続可能に構成された被制御機器に、接続可能
な制御装置が周辺に存在するか否かを検索する検索手段
と、広域のネットワークに接続するための通信制御手段
と、検索による結果に基づいて自己の動作モードを設定
する動作制御手段とを付加する。さらに、動作制御手段
が、通信制御手段を介して外部から該被制御機器の動作
の制御に関する情報を受信した場合に、受信した情報に
したがって、自己の動作モードを設定するように構成し
ておく(請求項13)。
【0016】上記目的を達成するため、複数の被制御機
器と、該複数の被制御機器のうちの少なくとも1つと無
線による接続が可能な1以上の制御装置とから成り、か
つ、複数の被制御機器は互いに無線または有線により接
続可能に構成された機器制御システムにおける、複数の
被制御機器のうちの1つとしての被制御機器に、接続可
能な制御装置が周辺に存在するか否かを検索する検索手
段と、広域のネットワークに接続するための通信制御手
段と、検索による結果に基づいて自己の動作モードを設
定する動作制御手段とを付加する。そして、動作制御手
段が、通信制御手段を介して外部から、複数の被制御機
器のうちの自己以外の被制御機器に対する動作の制御に
関する情報を受信した場合に、受信した情報にしたがっ
て、例えば、その自己以外の機器に対して制御情報を送
信することに等よって、自己以外の被制御機器の動作を
制御するように構成することができる(請求項14)。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
としての制御システム100の構成を示している。図1
の制御システム100は、家庭内のエアコン等の被制御
機器(以下、これらの被制御機器をリモートコントロー
ル機器と記す)に対して、携帯電話等から成る制御装置
1(以下これらの制御装置をキー装置と記す)と、携帯
情報端末であるキー装置2とがそれぞれ無線により接続
可能に構成されている。すなわち、使用者は、キー装置
1またはキー装置2をリモートコントロール機器3と無
線通信可能な範囲内に移動させた状態で、キー装置1ま
たはキー装置2を用いてリモートコントロール機器3を
コントロールすることができる。また、リモートコント
ロール機器3は、広域のネットワークであるWANに接
続可能に構成されている。
【0018】キー装置1、キー装置2、およびリモート
コントロール機器3は、それぞれ、所定の無線通信規格
にしたがって動作する通信制御部を備えており、所定の
無線通信規格にしたがって互いに通信可能である。所定
の無線通信規格としては、情報機器をワイヤレスで接続
するための一般的に知られた無線通信規格を用いること
ができる。なお、本明細書において以下で使用する「同
期が取れている」とは、上記所定の無線通信規格にした
がって目的の相手と通信を行う場合に、その相手の存在
を確認できる状態にあることを表す。例えば、あるリモ
ートコントロール機器と、あるキー装置とが、お互いに
相手の存在を確認できる状態になっているとき、これら
は同期が取れている。「同期が外れる」とは、相手の存
在を確認できなくなり、同期が取れなくなることを表
す。
【0019】図2に、キー装置の構成の一例として、キ
ー装置が携帯電話である場合の構成(すなわち、キー装
置1の構成)を示す。図2において、制御部12は、電
話制御回路など携帯電話本来の機能を司る部分である。
この制御部12には、システム制御部11が接続されて
いる。システム制御部11には、通信の制御を司る通信
制御部14が接続されている。また、通信制御部14に
は、変調回路15、出力回路16およびアンテナ17か
らなる送信系回路18と、アンテナ17、増幅回路2
0、および復調回路19からなる受信系回路21とが接
続されている。
【0020】システム制御部11には、通信相手情報用
メモリ23および入力I/F22が接続されている。通
信相手情報用メモリ23には、キー装置が同期をとるべ
きリモートコントロール機器に関する情報が格納され
る。入力I/F22は、通信相手情報用メモリ23に格
納すべき情報等を入力するためのインタフェースであ
り、例えば、携帯電話の操作キーであっても良い。シス
テム制御部11は、通信制御部14、入力I/F22、
および通信相手情報用メモリ23の制御を司る。
【0021】通信制御回路14は、受信系回路21を経
由して自局宛てに問い合わせがあったとき、受信した
「問い合わせの情報」をシステム制御部11へ転送す
る。システム制御部11は、転送されてきた「問い合わ
せ情報」の内容に基づいて通信相手情報用メモリ23を
参照し、その「問い合わせ情報」が通信すべきリモート
コントロール機器からの問い合わせであり応答する必要
があると判定した場合は、「応答情報」を作成し通信制
御部14へ転送する。通信制御部14は、転送されてき
た「応答情報」を送信系回路18を経由して問い合わせ
の相手先に送信する。なお、システム制御部11は、転
送されてきた「問い合わせ情報」の内容に基づいて通信
相手情報用メモリ23を参照した結果、応答する必要が
無いと判定したときは「応答情報」を作成しない。
【0022】なお、キー装置が携帯情報端末である場合
(すなわち、キー装置2の構成)も、上記図2に示した
ものと同様の構成となる。
【0023】図3は、リモートコントロール機器の構成
の一例として、リモートコントロール機器3がエアコン
である場合の構成を示している。図3において、制御部
32は、室温コントロール回路等を含むエアコン本来の
機能を司る部分である。この制御部32には、システム
制御部31が接続されている。システム制御部31に
は、キー装置との通信の制御を司る通信制御部34が接
続されている。また、通信制御部34には、変調回路3
5、出力回路36およびアンテナ37からなる送信系回
路38と、アンテナ37、増幅回路40、および復調回
路39からなる受信系回路41とが接続されている。
【0024】また、システム制御部31には、入力I/
F42、通信相手情報用メモリ43、および状態情報用
メモリ44が接続されている。通信相手情報用メモリ4
3には、リモートコントロール機器3が同期をとるべき
キー装置に関する情報が格納される。状態情報用メモリ
44には、リモートコントロール機器3の各動作モード
に関する情報、および現在の動作モードに関する情報が
格納される。入力I/F42は、通信相手情報用メモリ
43、状態情報用メモリ44に格納すべき情報等を入力
するためのインタフェースであり、例えば、操作キーで
あっても良い。システム制御部31は、通信制御部3
4、入力I/F42、通信相手情報用メモリ43、およ
び状態情報用メモリ44の制御を司る。
【0025】さらに、システム制御部31には、WAN
と接続するための通信制御部55が接続されている。ま
た、通信制御部55には、変調回路56、出力回路57
およびコネクタ58からなる送信系回路59と、コネク
タ58、増幅回路61、および復調回路60からなる受
信系回路62とが接続されている。
【0026】図4を参照し、システム制御部31によっ
て制御される動作の概要を説明する。システム制御部3
1は、一定周期毎に、リモートコントロール機器3の周
辺にあるキー装置を検索すべく「問い合わせ情報」を作
成し、通信制御部34へ転送する。通信制御部34は、
送信系回路38を経由して「問い合わせ情報」を送信す
る(S1)。
【0027】受信系回路41を経由して、キー装置か
ら、「問い合わせ情報」に対する応答として「応答情
報」が送信されてきた場合は、通信制御部34は、受信
した「応答情報」をシステム制御部31に転送する。シ
ステム制御部31は、受け取った「応答情報」の内容に
基づいて通信相手情報用メモリ43を参照し、通信すべ
きキー装置からの「応答情報」であれば、そのキー装置
との同期確認(S2)以降の処理を開始する。
【0028】すなわち、ステップS1においてキー装置
が発見され、そのキー装置と同期を取ることが可能であ
ると確認されると(S2:YES)、システム制御部3
1は、制御部32に対して動作モードが通常モードにな
るように設定し(S3)、次に、通信相手情報用メモリ
43および状態情報用メモリ44の内容(データベー
ス)を更新する(S5−2)。
【0029】一方、ステップS1での検索の結果、キー
装置が発見されない場合、または同期をとることが不可
能である場合(S2:NO)、システム制御部31は、
制御部32に対して留守番モードになるように設定し
(S4)、通信相手情報用メモリ43および状態情報メ
モリ44の内容(データベース)を更新する(S5−
1)。ステップS5−1またはステップS5−2の処理
の後、一定周期でのキー装置の検索(S1)からの処理
が繰り返される。
【0030】さらに、図1〜3の構成図および図4のフ
ローチャートを参照しつつ、制御システム100の具体
的な動作の一例について以下説明する。まず、制御シス
テム100を動作させるために必要な事前準備を以下に
示す。事前準備1.リモートコントロール機器3に、ど
のキー装置(使用者)と同期を取るべきかを設定する。
この設定は、通信相手情報用メモリ43に記憶される。
通信相手情報用メモリ43にこの設定を記憶させる方法
として、(1)システム制御部31による制御の下で、
キーボード等からなる入力I/F42から入力を受け取
り、通信相手情報用メモリ43に書き込むようにする構
成、(2)システム制御部31による制御の下で、外部
の装置から通信制御部34経由で通信相手情報用メモリ
43に書き込むようにする構成等がある。ここでは、同
期を取るべきキー装置(使用者)として、キー装置1、
キー装置2が設定されるものとする。
【0031】事前準備2.リモートコントロール機器3
に、「留守番モード」および「通常モード」の動作内容
を設定する。この設定は、状態情報用メモリ44に記憶
される。状態情報用メモリ44にこの設定を記憶させる
方法として、(1)システム制御部31による制御の下
で、キーボード等からなる入力I/F42から入力を受
け取り、状態情報用メモリ44に書き込むようにする構
成、(2)システム制御部31による制御の下で、外部
の装置から通信制御部34経由で状態情報用メモリ44
に書き込むようにする構成等がある。ここでは、通常モ
ードとして、25度自動運転が設定され、留守番モード
として電源OFF(但し、通信インタフェース部を除
く)が設定されるものとする。
【0032】事前準備3.キー装置に、どのリモートコ
ントロール機器と同期を取るべきかを設定する。この設
定は、通信相手情報用メモリ23に格納される。通信相
手情報用メモリ23にこの設定を記憶させる方法とし
て、(1)システム制御部11による制御の下で、キー
ボード等からなる入力I/F22から入力を受け取り、
通信相手情報用メモリ23に書き込むようにする構成、
(2)システム制御部11による制御の下で、外部の装
置から通信制御部14経由で通信相手情報用メモリ23
に書き込むようにする構成等がある。ここでは、同期を
取るべき相手としてキー装置1、キー装置2共にリモー
トコントロール機器3が設定されるものとする。
【0033】なお、リモートコントロール機器3の通信
相手情報用メモリ43には、通信相手の所在に関する情
報、すなわち、相手が存在するか不在であるかの情報も
格納され、状態情報用メモリ44には現在の動作モード
(現モード)の情報も格納される。したがって、これら
通信相手情報用メモリ43および状態情報用メモリ44
に格納される情報の項目および内容は、すなわちリモー
トコントロール機器3のデータベースの内容は下記表1
のようなものとなる。
【0034】
【表1】
【0035】以上が事前準備に関する内容であり、以
下、具体的な動作の一例について説明する。 動作1.リモートコントロール機器3がキー装置1と同
期がとれている(キー装置2は不在)。このとき、リモ
ートコントロール機器3は、キー装置1と同期可能であ
るため、通常モードの状態となっている。このときの、
リモートコントロール機器3の内部メモリの内容のう
ち、同期を取るべき使用者と現モードは、下記表2に示
す内容となる。
【0036】
【表2】
【0037】動作2.ここで、キー装置1の所有者が外
出、しかし、キー装置1(携帯電話)を持っていくのを
忘れる。所有者がキー装置1を置き忘れて外出したた
め、リモートコントロール機器3(エアコン)は、留守
番モードに移行できず、通常モードのままである。この
ときの、リモートコントロール機器3の内部メモリの内
容について下記表3に示す。
【0038】
【表3】
【0039】動作3.ここで、キー装置1の所有者が、
外出先からリモートコントロール機器3を留守番モード
に変更する。このことは、次のように達成される。すな
わち、キー装置1の所有者が、キー装置1を忘れたこと
に気づき、外出先からWAN経由でリモートコントロー
ル機器3にアクセスし、同期をとるべき使用者からキー
装置1を削除する。これにより、リモートコントロール
機器は、同期をとるべき使用者として在宅であるものが
なくなるので、留守番モードに移行することになる。
【0040】以上の動作の詳細について、図5のフロー
チャートを参照しつつ説明する。図5は、所有者側(ユ
ーザ)の動作とともに、リモートコントロール機器側の
動作、すなわち、システム制御部31が通信制御部55
を介して外部の装置からアクセスを受け付ける際の動作
を示している。キー装置1の所有者は、WAN経由で、
つまり通信制御部55を介してシステム制御部31へ
「使用者からキー装置1を削除」との指示を出す(S1
1)。
【0041】リモートコントロール機器3側のシステム
制御部31は、指示待ち状態にあり(S21)、「使用
者からキー装置1を削除」との指示を受け付ける。この
指示を受けたシステム制御部31は、通信相手情報用メ
モリ43からキー装置1の登録を削除する。このことに
よって、システム制御部31は、キー装置の検索処理お
よび同期確認の処理(図4のS1、S2)を通じて、同
期をとるべき相手として在宅状態であるものを1つも得
られなくなる。このことに基づいて、システム制御部3
1は、制御部32が留守番モードとなるよう制御し(図
4のS4)、状態情報用メモリ44の現モードの内容を
留守番モードに変更する(S22)。次に、処理は指示
待ち状態(S21)に戻る。このときの、リモートコン
トロール機器3の内部メモリの内容は下記表4のように
なる。
【0042】
【表4】
【0043】上記動作3.(キー装置1の所有者が、外
出先からリモートコントロール機器3を留守番モードに
変更する)を達成する上での別の例もあり得るので、こ
の動作を動作3’として以下に説明する。すなわち、キ
ー装置1の所有者が、キー装置1を置き忘れたことに気
づき、外出先からWANおよびリモートコントロール機
器3経由で、キー装置1の設定を変更し、キー装置1の
通信制御部14を強制的に停止させる。これにより、リ
モートコントロール機器は、キー装置1が不在であると
判定し、留守番モードに移行することができる。
【0044】以上の動作の詳細について、図6のフロー
チャートを参照しつつ説明する。図6は、所有側(ユー
ザ)の動作、リモートコントロール機器側の動作(シス
テム制御部31が通信制御部55を介して外部の装置か
らアクセスを受け付ける際の動作)、およびキー装置1
側の動作を示している。キー装置1の所有者は、WAN
経由、つまり通信制御部55を介してシステム制御部3
1へ「キー装置1の設定を変更」せよとの指示を出す
(S31)。詳細には、キー装置1の通信制御部14を
強制的に停止させる指示である。
【0045】リモートコントロール機器3側のシステム
制御部31は、指示待ち状態にあり(S41)、「キー
装置1の設定を変更」との指示を受け付ける。この指示
を受けたシステム制御部31は、通信制御部34を介し
てキー装置1側に「キー装置1の設定を変更」との指示
を送信し(S42)、その後指示待ち状態に戻る。キー
装置1側のシステム制御部11は、指示待ち状態にあり
(S51)、「キー装置1の設定を変更」との指示を通
信制御部14を介して受信する。システム制御部11
は、この指示を受けると、通信制御部14を強制的に停
止させ(S52)、その後指示待ち状態に戻る。
【0046】このことによって、システム制御部31
は、キー装置の検索処理および同期確認の処理(図4の
S1、S2)を通じて、同期をとるべき相手として在宅
状態となるものを1つも得られなくなる。このことに基
づいて、システム制御部31は、制御部32に対して留
守番モードとなるよう指示し(図4のS4)、状態情報
用メモリ44の現モードの内容を留守番モードに変更す
る。
【0047】なお、上記の例は、キー装置1の通信制御
部14を強制的に停止させる場合の例であるが、キー装
置1の通信相手情報用メモリ23から、同期を取るべき
相手としてのリモートコントロール機器3(エアコン)
を削除しても同様の効果が得られる。
【0048】動作4.ここで、キー装置1の所有者が帰
宅する。なお、動作4.は、動作3.を前提とする。所
有者は、リモートコントロール機器3に対して、同期を
取るべき使用者として、キー装置1を再度登録する。こ
れにより、リモートコントロール機器3は、キー装置1
との同期を開始し、通常モードへ移行する。このとき
の、リモートコントロール機器3の内部メモリの内容は
下記表5のようになる。
【0049】
【表5】
【0050】なお、動作4の前提としての動作が、動作
3の別の例として上記した動作3’である場合には、所
有者は、キー装置1を操作し、キー装置1の通信制御部
14の動作を再開させる。また、動作4の前提としての
動作が、動作3の別の例として上記した、キー装置1の
通信相手情報用メモリ23からリモートコントロール機
器3を削除するものである場合には、所有者は、キー装
置1を操作し、キー装置1に、同期をとるべき相手とし
てリモートコントロール機器3を再び登録する。
【0051】以上説明したように、制御システム100
においてリモートコントロール機器は、キー装置の不在
を認識し、自ら、予め内部メモリに設定されている留守
番モードに移行することができる。したがって、電気の
無駄な消費を防ぐことができると共に、火災などの危険
を未然に防止することができる。さらに、制御システム
100では、WAN等の広域のネットワークを経由し
て、リモートコントロール機器の動作モードを変更する
ことが可能である。
【0052】第1の実施形態として説明した制御システ
ム100は、リモートコントロール機器が1台である場
合の構成である。リモートコントロール機器を複数とし
た場合のシステムの例も有り得る。図7は、本発明の第
2の実施形態としての制御システム200の構成を表し
ている。図7の制御システム200は、住宅内に設置さ
れた複数のリモートコントロール機器221−224が
有線接続され、ネットワーク231を構成している。リ
モートコントロール機器224が、WANに接続されて
いる。なお、リモートコントロール機器221−224
間の接続は、無線による接続であっても良い。
【0053】制御システム200において、キー装置2
11は携帯電話、キー装置212は、携帯情報端末から
成る。また、リモトコントロール機器221(エアコ
ン)およびリモートコントロール機器222(テレビ)
はリビング201内に設置され、リモートコントロール
機器223(照明装置)は寝室202内に設置され、リ
モートコントロール機器241(固定電話)は、廊下/
玄関203に設置されている。
【0054】制御システム200において、キー装置と
リモートコントロール機器間の接続は、第1の実施形態
において説明したキー装置1とリモートコントロール機
器3間の接続と同様に行われる。すなわち、キー装置2
11および212は、図2に示したキー装置1の構成と
同様の構成を持つ。また、リモートコントロール機器2
24は、図3で示したリモートコントロール機器3と同
様の構成を持つ。リモートコントロール機器221−2
23は、リモートコントロール機器3の構成から、WA
N接続のための構成(通信制御部55、送信系回路5
9、受信系回路62)を省いたものとなる。ただし、リ
モートコントロール機器221−224は、それぞれ、
お互いに接続するための通信インタフェースが付加され
た構成となる。
【0055】制御システム200を作動させるために、
第1の実施形態に関して上述した場合と同様に、キー装
置211−212、および、リモートコントロール機器
221−224に、動作モードの内容、および同期を取
るべき相手に関する情報をしかるべく登録する。例え
ば、キー装置211に、同期を取るべき相手としてリモ
ートコントロール機器221(エアコン)を登録し、エ
アコンに、同期を取るべき相手としてキー装置1を登録
すれば、キー装置1の所有者がキー装置1を所持して、
リビング201から外へ出た際に、エアコンは自動的に
電源OFFと同等の非動作モードに移行することができ
る。非動作モードには、待機モード、留守番電話モード
など、電源OFFに準ずる様々なモードが有り得る。
【0056】さらに、リモートコントロール機器224
には、WAN経由で受信した指示内容を解析し、その指
示がどのリモートコントロール機器へのものであるかを
把握し、外部からの指示を適宜各リモートコントロール
機器へ送る機能を付加する。例えば、リモートコントロ
ール機器224に、WAN経由で所有者からアクセスが
あり、「リモートコントロール機器221の使用者から
キー装置1を削除」との指示を受けた場合に、リモート
コントロール機器224は、ネットワーク231を経由
してリモートコントロール機器221に対して、「使用
者からキー装置1を削除」との指示を行う。したがっ
て、所有者がキー装置1を置き忘れて外出したような場
合であっても、外部からWAN経由で制御システム20
0に対し、リモートコントロール機器221の電源OF
Fを指示することが可能である。
【0057】以上の説明した実施形態には、様々な変形
例が有り得る。例えば、上述の実施形態では、リモート
コントロール機器の動作モードとして、通常モードと留
守番モードの2種類を例示しているが、これら以外にも
様々な動作モードがあり得るし、それらを含むように本
発明の実施形態を構成することができる。
【0058】上述の実施形態において、キー装置、例え
ばキー装置1は、本来の機能をになう制御部12にリモ
ートコントロール機器と接続するためのシステム制御部
11等が接続された構成となっているが、このようなキ
ー装置の構成についての変形例も有り得る。例えば、リ
モートコントロール機器とキー装置との接続に関して、
上述の実施形態では、お互いが通信相手情報用メモリを
用いて通信相手の確認を行う構成を記載しているが、キ
ー装置側で通信相手情報用メモリを用いて相手を判定す
る機能を無くし、通信相手の判定はリモートコントロー
ル機器側に委ねる構成とすることも可能である。
【0059】この場合、キー装置の通信制御部は、「問
い合わせ」があったとき、システム制御部へ「問い合わ
せ」情報の転送を行うことなく、自ら応答を作成して、
問い合わせ先へ応答を送信することが可能である。ま
た、キー装置において、本来の機能を司る制御部12
と、システム制御部11とは必ずしも接続しておく必要
はない。したがって、通信制御部14、送信系回路1
8、および受信系回路21からなるキー装置を実現する
ことも可能である。
【0060】上述の実施形態とは異なる、様々な台数の
キー装置、リモートコントロール機器によって制御シス
テムを構成できることはいうまでもない。携帯型の情報
機器として構成されるキー装置がWAN接続可能な構成
である場合には、上述の実施形態におけるWAN接続さ
れたリモートコントロール機器の機能を、このWAN接
続された情報端末(キー装置)側が担う構成とすること
もできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、リモートコントロ
ール機器(被制御機器)自体が、キー装置(制御装置)
の不在を認識し、自ら予め設定された留守番モードに移
行することができる。したがって、電気の無駄な消費を
防ぐこと共に、火災などの危険を未然に防ぐことが可能
である。さらに、たとえキー装置の所有者が、キー装置
を置き忘れて外出した場合であっても、所有者は、外出
先から被制御機器を電源OFFさせることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての制御システム
の構成を示す図である。
【図2】図1の制御システムにおけるキー装置の構成の
一例として、キー装置が携帯電話である場合の構成を示
す図である。
【図3】図1の制御システムにおけるリモートコントロ
ール機器の構成の一例として、リモートコントロール機
器がエアコンである場合の構成を示す図である。
【図4】図3のリモートコントロール機器の動作を表す
フローチャートである。
【図5】リモートコントロール機器がWAN経由で指示
を受ける場合の動作を表すフローチャートである。
【図6】リモートコントロール機器がWAN経由で指示
を受ける場合の動作であって、図5とは異なる例を表す
フローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態としての、住宅内に設
置された制御システムの構成を表す図である。
【符号の説明】
1,2 キー装置 3 リモートコントロール機器 11 システム制御部 12 制御部 14 通信制御部 18 送信系回路 21 受信系回路 22 入力I/F 23 通信相手情報用メモリ 31 システム制御部 32 制御部 34 通信制御部 38 送信系回路 41 受信系回路 42 入力I/F 43 通信相手情報用メモリ 44 状態情報用メモリ 55 通信制御部 59 送信系回路 62 受信系回路 211,212 キー装置 221,222,223,224 リモートコントロー
ル機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA05 AA14 BA03 BA07 BA08 BA12 BA13 DA03 DB01 DC01 DC07 EB02 GA08 GA09 GC05 HA04 HA06 HA33 5K101 KK11 LL01 LL12 NN21 RR27 VV01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機器と、該被制御機器と無線によ
    る接続が可能な制御装置とから成る機器制御システムで
    あって、 前記被制御機器と前記制御装置との無線接続が確立され
    ている状態であるか否かに応じて、前記被制御機器が動
    作モードを変更するように構成されるとともに、 前記被制御機器は、さらに、 広域のネットワークに接続するための通信制御部を備
    え、該通信制御部を介して外部から該被制御機器の動作
    の制御に関する情報を受信して、受信した前記情報にし
    たがって動作を変更するように構成されていること、 を特徴とする機器制御システム。
  2. 【請求項2】 被制御機器と、該被制御機器と無線によ
    る接続が可能な制御装置とから成る機器制御システムで
    あって、 前記被制御機器と前記制御装置との無線接続が確立でき
    なくなった場合に、前記被制御機器が所定の非動作モー
    ドに移るように構成されるとともに、 前記被制御機器は、さらに、 広域のネットワークに接続するための通信制御部を備
    え、該通信制御部を介して外部から該被制御機器の動作
    の制御に関する情報を受信して、受信した前記情報にし
    たがって動作を変更するように構成されていること、 を特徴とする機器制御システム。
  3. 【請求項3】 前記被制御機器は、前記通信制御部を介
    して受信した前記情報にしたがって、所定の非動作モー
    ドに移るように構成されていること、を特徴とする請求
    項2に記載の機器制御システム。
  4. 【請求項4】 前記制御装置が複数あり、全ての制御装
    置と前記被制御機器との接続が確立できなくなった場合
    に、前記被制御機器が前記所定の非動作モードに移るよ
    うに構成されていること、を特徴とする請求項2または
    請求項3に記載の機器制御システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が複数あり、該複数の制御
    装置のうちの少なくとも1つと前記被制御機器との接続
    が確立されている状態となった場合に、前記被制御機器
    が前記所定の非動作モード以外のモードに移るように構
    成されていること、を特徴とする請求項2から請求項4
    のいずれかに記載の機器制御システム。
  6. 【請求項6】 前記被制御機器と前記制御装置との間の
    接続の確立の可否は、前記被制御機器が前記制御装置に
    対して問い合わせのための信号を送信することによって
    前記被制御機器において検出されるよう構成されている
    こと、を特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに
    記載の機器制御システム。
  7. 【請求項7】 複数の被制御機器と、該複数の被制御機
    器のうちの少なくとも1つと無線による接続が可能な1
    以上の制御装置とから成り、かつ、前記複数の被制御機
    器は互いに無線または有線により接続可能に構成された
    機器制御システムであって、 前記複数の被制御機器は、それぞれ、前記1以上の制御
    装置のうちの所定の制御装置との間の接続が確立できな
    くなった場合に、所定の非動作モードに移るように構成
    されると共に、 前記複数の被制御機器のうちの少なくとも1つの機器
    は、さらに、 広域のネットワークに接続するための通信制御部を備
    え、該通信制御部を介して外部から動作の制御に関する
    情報を受信して、受信した前記制御に関する情報にした
    がって動作するように構成されていること、 を特徴とする機器制御システム。
  8. 【請求項8】 複数の被制御機器と、該複数の被制御機
    器のうちの少なくとも1つと無線による接続が可能な1
    以上の制御装置とから成り、かつ、前記複数の被制御機
    器は互いに無線または有線により接続可能に構成された
    機器制御システムであって、 前記複数の被制御機器のうちの少なくとも1台と、前記
    1以上の制御装置のうちの少なくとも1台との間の接続
    が確立している状態となった場合に、前記複数の被制御
    機器のうちの少なくとも1台が所定の非動作モード以外
    のモードに移るように構成されていると共に、 前記複数の被制御機器のうちの少なくとも1つの機器
    は、さらに、 広域のネットワークに接続するための通信制御部を備
    え、該通信制御部を介して外部から動作の制御に関する
    情報を受信して、受信した前記制御に関する情報にした
    がって動作するように構成されていること、 を特徴とする機器制御システム。
  9. 【請求項9】 前記広域のネットワークを介して外部か
    ら送られてきた情報が、前記複数の被制御機器のうちの
    所定の機器を所定の非動作モードに変更すべき旨の指示
    である場合には、 前記広域のネットワークに接続するための通信制御部を
    備える機器は、受信した前記指示にしたがって前記所定
    の機器が非動作モードに移るよう動作すること、 を特徴とする請求項7または請求項8に記載の機器制御
    システム。
  10. 【請求項10】 前記所定の非動作モードは、電源OF
    Fに相当するモードであること、を特徴とする請求項2
    から請求項9のいずれかに記載の機器制御システム。
  11. 【請求項11】 前記所定の非動作モードは、待機モー
    ドに相当するモードであること、を特徴とする請求項2
    から請求項9のいずれかに記載の機器制御システム。
  12. 【請求項12】 前記所定の非動作モードは、留守番電
    話機能に相当するモードであること、を特徴とする請求
    項2から請求項9のいずれかに記載の機器制御システ
    ム。
  13. 【請求項13】 1以上の制御装置と無線接続可能に構
    成された被制御機器であって、 接続可能な制御装置が周辺に存在するか否かを検索する
    検索手段と、 広域のネットワークに接続するための通信制御手段と、 前記検索による結果に基づいて自己の動作モードを設定
    する動作制御手段と、を備えると共に、 前記動作制御手段は、さらに、 前記通信制御手段を介して外部から該被制御機器の動作
    の制御に関する情報を受信した場合に、受信した前記情
    報にしたがって前記自己の動作モードを設定するように
    構成されていること、を特徴とする被制御機器。
  14. 【請求項14】 複数の被制御機器と、該複数の被制御
    機器のうちの少なくとも1つと無線による接続が可能な
    1以上の制御装置とから成り、かつ、前記複数の被制御
    機器は互いに無線または有線により接続可能に構成され
    た機器制御システムにおける、前記複数の被制御機器の
    うちの1つとしての機器であって、 接続可能な制御装置が周辺に存在するか否かを検索する
    検索手段と、 広域のネットワークに接続するための通信制御手段と、 前記検索による結果に基づいて自己の動作モードを設定
    する動作制御手段と、を備えると共に、 前記動作制御手段は、さらに、 前記通信制御手段を介して外部から、前記複数の被制御
    機器のうちの自己以外の被制御機器に対する動作の制御
    に関する情報を受信した場合に、受信した前記情報にし
    たがって前記自己以外の被制御機器の動作を制御するよ
    うに構成されていること、を特徴とする被制御機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012533727A (ja) * 2009-07-20 2012-12-27 アリューア・エナジー・インコーポレイテッド エネルギー管理システムおよび方法
JP2017022736A (ja) * 2011-02-16 2017-01-26 コーテック インダストリーズ プロプライアタリー リミテッド 電源、照明およびオートメーションのワイヤレス制御

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