JP2015173207A - Mems装置 - Google Patents

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宏明 山崎
Hiroaki Yamazaki
宏明 山崎
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Abstract

【課題】キャパシタンスにばらつきを抑制し、高精度の可変キャパシタを実現することが可能なMEMS装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係るMEMS装置は、下部電極12と、下部電極に対向する部分を有する可動な上部電極14と、上部電極に接続された第1の部材16とを備え、下部電極の主面に垂直な方向から見て、上部電極と第1の部材との接続部分20の少なくとも一部は下部電極とオーバーラップしていない。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、MEMS(micro electro mechanical systems)装置に関する。
MEMS技術を用いた可変キャパシタが提案されている。この可変キャパシタでは、下部電極(固定電極)と上部電極(可動電極)との間の距離を変えることでキャパシタンスが変化する。上部電極には弾性を有する絶縁性部材(バネ)の一端が接続され、絶縁性部材の他端はアンカーに固定されている。
しかしながら、上述した可変キャパシタでは、上部電極と絶縁性部材との接続部分で、上部電極が下方(基板方向)に変形しやすい。そのため、上部電極を下部電極に接近させたときに、上部電極の変形部分が下部電極に接触してしまい、変形部分で上部電極と下部電極との距離が制限されてしまう。その結果、キャパシタンスにばらつきが生じ、高精度の可変キャパシタを実現することが難しい、という問題がある。
特開2010−228018号公報
キャパシタンスのばらつきを抑制し、高精度の可変キャパシタを実現することが可能なMEMS装置を提供する。
実施形態に係るMEMS装置は、下部電極と、前記下部電極に対向する部分を有する可動な上部電極と、前記上部電極に接続された第1の部材と、を備え、前記下部電極の主面に垂直な方向から見て、前記上部電極と前記第1の部材との接続部分の少なくとも一部は前記下部電極とオーバーラップしていない。
実施形態に係るMEMS装置の基本的な構成例を模式的に示した図である。 上部電極の変形量の測定結果を示した図である。 実施形態に係るMEMS装置の具体的な構成例を模式的に示した平面図である。 図3のA−A’線に沿った断面図である。 図3のB−B’線に沿った断面図である。 図3のC−C’線に沿った断面図である。 図3に示した構成から一部の構成を除いた平面図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
まず、実施形態に係るMEMS装置の基本的(概念的)な構成例について説明する。図1は、実施形態に係るMEMS装置の基本的な構成を模式的に示した図である。
図1に示したMEMS装置は、下地領域10に固定された下部電極12と、下部電極12に対向する部分を有する可動な上部電極14と、上部電極14に接続された絶縁性部材(第1の部材)16とを備えている。下地領域10には、トランジスタや配線等が含まれている。下部電極12と上部電極14との間にはスペースが設けられている。下地領域10上及び下部電極12上には、絶縁膜18が形成されている。絶縁膜18は、単層とは限らず、複数の層で形成されていてもよい。
下部電極12及び上部電極14によって可変キャパシタが構成されている。すなわち、下部電極12と上部電極14との距離が変化することで、可変キャパシタのキャパシタンスが変化する。具体的には、絶縁性部材16が弾性を有しており、絶縁性部材16に接続された上部電極14が、下部電極12と上部電極14との間に働く静電気力によって動くことが可能である。
絶縁性部材16は、シリコン窒化物で形成されている。ただし、シリコン窒化物には限定されない。また、上部電極14及び下部電極12はアルミニウムで形成されている。ただし、アルミニウムには限定されない。
下部電極12の主面に垂直な方向から見て、上部電極14と絶縁性部材16との接続部分20の少なくとも一部は、下部電極12とオーバーラップしていない。具体的には、接続部分20の少なくとも一部は、下部電極12が設けられた領域の外側に位置する、或いは、下部電極12が設けられた領域に挟まれた領域に位置する。図1に示した構成では、接続部分20の全体が下部電極12とオーバーラップしていない。また、下部電極12の主面に垂直な方向から見て、上部電極14のエッジの少なくとも一部は下部電極12とオーバーラップしている。
図1に示すように、上部電極14は、接続部分20で下方(下地領域10の方向)に変形している。また、上部電極14は、上部電極14のエッジ部分22でも下方に変形している。上部電極14がこのように変形する理由は、以下の通りである。
MEMS技術を用いて可変キャパシタを製造する際には、まず、可変キャパシタの周囲に犠牲膜を形成しておく。この犠牲膜を除去することによって、下部電極12と上部電極14との間にスペースが形成される。犠牲膜は、犠牲膜材料を塗布した後にキュアプロセスを行うことで形成される。このキュアプロセスの際に犠牲膜材料が収縮するため、上部電極14の接続部分20及びエッジ部分22近傍に力が加わり、上部電極14が変形する。特に、接続部分20では、上部電極14上に絶縁性部材16が存在するため、変形量が大きくなる。
図2は、上部電極14の変形量の測定結果を示した図である。縦軸が変形量に対応する。横軸は、上部電極14を下部電極12に最も接近させたときの可変キャパシタのキャパシタンス値(最大キャパシタンス値)である。図2に示されるように、接続部分20での変形量の方が、エッジ部分22での変形量よりも大きい。
したがって、仮に、接続部分20が下部電極12にオーバーラップしているとすると、上部電極14を下部電極12に接近させたときに、上部電極の変形部分(接続部分20)が下部電極12に接触してしまう。そのため、変形部分で上部電極14と下部電極12との距離が制限されてしまい、キャパシタンスにばらつきが生じてしまう。
本実施形態では、接続部分20が下部電極12とオーバーラップしていないため、上述したような問題を回避することが可能である。すなわち、図1に示すように、下部電極12の上面は、下部電極12の周囲の領域の上面よりも高く位置している。そのため、接続部分20が下部電極12とオーバーラップしていなければ、上部電極14を下部電極12に接近させたときに、変形部分(接続部分20)が下部電極12や下部電極12の周囲の領域に接触してキャパシタの精度に悪影響を与えることを防止できる。
なお、変形部分(接続部分20)の接触を確実に防止するためには、図1に示したように、接続部分20の全体が下部電極12にオーバーラップしていないことが好ましい。ただし、図1に示すように、上部電極14の外側にいくほど変形量が大きくなるような場合には、接続部分20の一部が下部電極12にオーバーラップしていないような構成であっても、上述した問題をある程度回避することは可能である。
また、上部電極14の変形部分の接触を回避する観点からは、上部電極14のエッジ部分22も下部電極12とオーバーラップしていないことが望ましい。しかしながら、エッジ部分22も下部電極12とオーバーラップしていない構成にすると、可変キャパシタの占有面積が大きくなってしまう。また、すでに述べたように、接続部分20に比べてエッジ部分22の変形量は小さい。そこで、本実施形態では、上部電極14のエッジ部分22は下部電極12とオーバーラップするようにしている。
以上のように、本実施形態では、上部電極14と絶縁性部材16との接続部分20の少なくとも一部が、下部電極12とオーバーラップしていない。そのため、上部電極14を下部電極12に接近させたときに、変形部分(接続部分20)が下部電極12や下部電極12の周囲の領域に接触する等、キャパシタの精度に悪影響を与えることを防止することが可能である。したがって、キャパシタンスのばらつきを抑制することができ、高精度の可変キャパシタを実現することが可能である。
また、上部電極14のエッジの少なくとも一部は下部電極12とオーバーラップしている。したがって、可変キャパシタの占有面積の増加を抑制することも可能である。
次に、実施形態に係るMEMS装置の具体的な構成例について説明する。
図3は、実施形態に係るMEMS装置の具体的な構成を模式的に示した平面図である。図4は、図3のA−A’線に沿った断面図である。図5は、図3のB−B’線に沿った断面図である。図6は、図3のC−C’線に沿った断面図である。図7は、図3に示した平面図から上部電極等を除いた図である。
なお、基本的な概念は、上述した基本的な構成例で述べた概念と同様であるため、すでに説明した事項の説明は省略する。
図に示すように、下部電極12は凹パターン12a、穴パターン12b及びスペースパターン12cを有している。上部電極14は、スリット状の穴パターン14a及び矩形状の穴パターン14bを有している。
上部電極14には、絶縁性部材(第1の部材)16a及び絶縁性部材(第1の部材)16bが接続されている。また、上部電極14には、上部電極14にバイアス電圧を供給するためのバイアス線28が接続されている。
絶縁性部材16aは、上部電極14を支持する支持部材である。支持部材16aの一端は上部電極14に接続され、支持部材16aの他端はアンカー26に固定されている。支持部材(絶縁性部材)16aは弾性を有しているため、支持部材16aはバネとして機能する。なお、図面には示されていないが、支持部材16aと上部電極14との接続部分は下方(下地領域10の方向)に向かって変形している。
支持部材16aと上部電極14との接続部分は、下部電極12に形成された凹パターン12aに対応する位置に位置している。図に示すように、支持部材16aと上部電極14との接続部分は、下部電極12とオーバーラップしていない。
絶縁性部材16bは、上部電極14に形成されたスリット状の穴パターン14aを横切るブリッジ部材である。ブリッジ部材16aの両端は上部電極14に接続されている。上部電極14にはスリット状の穴パターン14aが形成されているため、ブリッジ部材16bによって上部電極14を補強している。なお、図面には示されていないが、ブリッジ部材16bと上部電極14との接続部分は下方(下地領域10の方向)に向かって変形している。
ブリッジ部材16bと上部電極14との接続部分は、下部電極12に形成された穴パターン12bに対応する位置に位置している。図に示すように、ブリッジ部材16bと上部電極14との接続部分は、下部電極12とオーバーラップしていない。
また、上部電極14のエッジは、下部電極12の凹パターン12a、穴パターン12b及びスペースパターン12cが設けられた領域を除いて、下部電極12とオーバーラップしている。
以上のように、図3〜図7に示した具体的な構成例においても、下部電極12、上部電極14、絶縁性部材(支持部材16a、ブリッジ部材16b)、及び上部電極14と絶縁性部材との接続部の基本的な位置関係は、図1に示した基本的な構成例と同様である。したがって、図3〜図7に示した具体的な構成例においても、基本的な構成例で述べた効果と同様の効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…下地領域 12…下部電極
12a…凹パターン 12b…穴パターン 12c…スペースパターン
14…上部電極 14a…穴パターン 14b…穴パターン
16…絶縁性部材 16a…支持部材 16b…ブリッジ部材
18…絶縁膜 20…接続部分 22…エッジ部分
26…アンカー 28…バイアス線

Claims (5)

  1. 下部電極と、
    前記下部電極に対向する部分を有する可動な上部電極と、
    前記上部電極に接続された第1の部材と、
    を備え、
    前記下部電極の主面に垂直な方向から見て、前記上部電極と前記第1の部材との接続部分の少なくとも一部は前記下部電極とオーバーラップしていない
    ことを特徴とするMEMS装置。
  2. 前記下部電極の主面に垂直な方向から見て、前記接続部分の全体が前記下部電極とオーバーラップしていない
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  3. 前記下部電極の主面に垂直な方向から見て、前記上部電極のエッジの少なくとも一部は前記下部電極とオーバーラップしている
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  4. 前記第1の部材は、前記上部電極を支持する支持部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  5. 前記上部電極は、スリット状の穴パターンを有し、
    前記第1の部材は、前記スリット状の穴パターンを横切るブリッジ部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
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