JP2015172482A - 温度調整システム、温度調整方法、システムコントローラ及びプログラム - Google Patents

温度調整システム、温度調整方法、システムコントローラ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】住居内の所定の場所間における温度差を許容範囲に収める。【解決手段】温度センサ11は、寝室の空気温度を計測し、計測した結果をシステムコントローラ10に送信する。温度センサ13(15)は、廊下(トイレ内)の空気温度を計測し、計測した結果をシステムコントローラ10に送信する。システムコントローラ10は、ユーザが寝室内から廊下(トイレ内)へ移動する予定の時間帯の開始時刻より所定時間前に、温度センサ11の計測結果と、温度センサ13(15)の計測結果と、に基づいて、寝室と廊下(トイレ)間の空気温度の調整の要否を判定し、調整が必要であると判定した場合、直ちに、給気用ファン12に寝室内の空気を天井裏に配設されたダクト内に給気させ、排気用ファン14(16)にダクトを介して寝室から送られてきた空気を廊下(トイレ内)に排気させる。【選択図】図1

Description

本発明は、住居内の空気温度を調整する技術に関する。
一般に、同じ住居内であっても、寝室等の各部屋、廊下、リビングルーム、台所、トイレ、脱衣場、浴室等、場所によって空気温度は異なり、特に、夏季又は冬季等、空調機器等を用いて温度調整する季節では、その傾向が顕著に表れる。
住居内において温度差が激しい場所間(例えば、寝室からトイレ、寝室から浴室等)を移動すると、急激な温度変化によって、血圧が急激に上昇、下降したり、脈拍が早くなったりする状態(いわゆる、ヒートショック)に陥る危険性が知られている。
例えば、特許文献1には、このようなヒートショックの発生を抑制することを目的としたシステムが提案されている。このシステムでは、夜間の時間帯において、寝室と廊下との温度差が閾値(例えば、6℃)より大きい場合、廊下及びトイレのそれぞれに設けられたエアコンに冷房又は暖房運転を行わせて、廊下やトイレの温度を寝室の温度に近づけるようにする。
特開2011−69539号公報
上記特許文献1で提案されるシステムのように、廊下やトイレに設置されたエアコンを動作させることで、廊下やトイレの温度を寝室の温度に確実に近づけることは可能となる。しかしながら、複数台のエアコンを稼働させるため、消費電力が増加し、省エネルギーの観点からは、不都合な点もあることは否定できない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、消費電力の増加を抑制しつつ、住居内の所定の場所間における空気温度の差を許容範囲に収めるようにする温度調整システム、温度調整方法、システムコントローラ及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る温度調整システムは、
第1の温度計測手段と、第2の温度計測手段と、給気手段と、排気手段と、システムコントローラと、から構成される温度調整システムであって、
前記第1の温度計測手段は、建物内の第1の場所における空気温度を計測し、計測した空気温度を含む第1の温度データを前記システムコントローラに出力し、
前記第2の温度計測手段は、前記建物内の第2の場所における空気温度を計測し、計測した空気温度を含む第2の温度データを前記システムコントローラに出力し、
前記給気手段は、前記第1の場所における空気を前記建物内に配設されたダクト内に給気し、
前記排気手段は、前記ダクトを介して前記第1の場所から送られてきた空気を前記第2の場所に排気し、
前記システムコントローラは、
前記第1の温度計測手段及び前記第2の温度計測手段からそれぞれ出力された前記第1の温度データ及び前記第2の温度データを取得する温度データ取得手段と、
前記給気手段の動作を制御する給気制御手段と、
前記排気手段の動作を制御する排気制御手段と、
ユーザが前記第1の場所から前記第2の場所へ移動する予定の時間帯に関する移動予定時間帯情報を記憶する時間帯情報記憶手段と、
前記時間帯情報記憶手段に記憶されている前記移動予定時間帯情報が示す時間帯の開始時刻より所定時間前に、前記第1の温度データと、前記第2の温度データと、に基づいて、前記第1の場所と前記第2の場所との間における空気温度の調整の要否を判定する調整要否判定手段と、を備え、
前記調整要否判定手段によって空気温度の調整が必要であると判定された場合、直ちに、前記給気制御手段は、前記給気手段に給気動作を行わせ、前記排気制御手段は、前記排気手段に排気動作を行わせる。
本発明によれば、消費電力の増加を抑制しつつ、建物内の所定の場所間の空気温度の差を許容範囲に収めることが可能となる。
本発明の実施形態に係る温度調整システムの全体構成を示す図である。 本実施形態におけるダクト、寝室側の給気用ファン、廊下側の排気用ファン、トイレ側の排気用ファンを説明するための図である。 本実施形態のシステムコントローラの構成を示すブロック図である。 本実施形態のシステムコントローラが備える制御部の機能的な構成を示すブロック図である。 本実施形態の温度調整処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る温度調整システム1の全体構成を示す図である。この温度調整システム1は、一般家庭における住居に導入され、住居内の所定の場所間(本実施形態では、寝室と廊下間及び寝室とトイレ間)の空気温度の差が許容範囲に収まるようにするためのシステムである。図示するように、温度調整システム1は、システムコントローラ10と、温度センサ11,13,15と、給気用ファン12と、排気用ファン14,16と、を含んで構成される。これらは、住居内に構築された宅内ネットワーク17に有線又は無線にて通信可能に接続されている。宅内ネットワーク17は、例えば、ECHONETに準じたネットワークである。
システムコントローラ10は、詳細は後述するが、温度センサ11,13,15の計測結果から、寝室と廊下間及び寝室とトイレ間の空気温度の差を監視し、各々の空気温度の差が予め設定した閾値を超えた場合、当該場所間の空気温度の差が縮まるように、給気用ファン12と、排気用ファン14及び/又は排気用ファン16とを制御する。
温度センサ11(第1の温度計測手段)は、寝室の壁や天井等に設置され、寝室内の空気温度を計測し、計測した結果を格納したデータ(温度データ)を所定のタイミングで宅内ネットワーク17を介してシステムコントローラ10に送信する。温度センサ13(第2の温度計測手段)は、廊下の壁や天井等に設置され、廊下(の上の空間)の空気温度を計測し、計測した結果を格納した温度データを所定のタイミングで宅内ネットワーク17を介してシステムコントローラ10に送信する。温度センサ15(第2の温度計測手段)は、トイレの壁や天井等に設置され、トイレ内の空気温度を計測し、計測した結果を格納した温度データを所定のタイミングで宅内ネットワーク17を介してシステムコントローラ10に送信する。
給気用ファン12(給気手段)は、図2に示すように、この住居の天井裏等に配設されたダクト18の給気口18a近傍に設けられている。給気用ファン12は、寝室の天井に設けられた給気口18aから寝室内の空気を取り込むための電動式のファンであり、その回転数(回転速度)は、システムコントローラ10からの制御データに従って調整される。
また、排気用ファン14(排気手段)は、ダクト18における、廊下の天井に設けられた排気口18b近傍に設けられており、排気用ファン16(排気手段)は、トイレの天井に設けられた排気口18c近傍に設けられている。排気用ファン14,16は、ダクト18を介して寝室から送られてきた空気を排気するための電動式のファンであり、その回転数(回転速度)は、システムコントローラ10からの制御データに従って調整される。
システムコントローラ10は、住居内の所定の場所に設置され、図3に示すように、通信部100と、表示部101と、入力部102と、データ記憶部103と、制御部104と、を備える。
通信部100は、例えば、LANカード等の通信インタフェースを含んで構成され、宅内ネットワーク17に有線又は無線にて通信可能に接続し、制御部104の制御の下、温度センサ11,13,15、給気用ファン12、排気用ファン14,16と宅内ネットワーク17を介したデータ通信を行う。
表示部101は、液晶表示器等で構成され、制御部104の制御の下、各場所の温度を示す画面やユーザ操作用の各種画面を表示する。入力部102は、タッチパネル、タッチパッド等から構成され、ユーザからの操作入力を受け付ける処理を行う。
データ記憶部103は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。データ記憶部103は、温度センサ11、13,15、給気用ファン12、排気用ファン14,16を制御するためのデータやプログラム等を記憶する。
制御部104は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、当該システムコントローラ10全体の制御を行う。制御部104は、機能的には、図4に示すように、温度データ取得部1040と、調整要否判定部1041と、給気用ファン制御部1042と、排気用ファン制御部1043と、を備える。これらの構成部の機能は、CPU等が、データ記憶部103に記憶されている所定のプログラム(温度調整プログラム)を実行することで実現される。
温度データ取得部1040は、温度センサ11,13,15から所定のタイミングで温度データを取得する。本実施形態では、温度データ取得部1040は、予めユーザが設定したトイレ時間帯の開始10分前になると、温度センサ11,13,15のそれぞれに対して、温度データの送信を要求する。これに応答して、温度センサ11,13,15のそれぞれから温度データが送信され、通信部100によって受信されると、温度データ取得部1040は、受信された温度センサ11,13,15からの各温度データを調整要否判定部1041に供給する。
ここで、上記のトイレ時間帯とは、夜間において、ユーザ(この住居の生活者)がトイレに行く可能性の高い時間帯であり、かかる情報(移動予定時間帯情報)は、予めユーザにより入力部102を介して設定され、データ記憶部103に記憶されているものとする。
調整要否判定部1041は、温度センサ11,13,15からの各温度データに基づいて、寝室と廊下間及び/又は寝室とトイレ間で温度調整をする必要があるか否かを判定する。より詳細には、調整要否判定部1041は、温度センサ11からの温度データが示す温度(即ち、寝室内の空気温度)と温度センサ13からの温度データが示す温度(即ち、廊下の空気温度)との温度差を求め、この求めた温度差が予め設定した閾値(例えば、5℃)を超えている場合に、寝室と廊下間の温度調整が必要であると判定する。
また、調整要否判定部1041は、温度センサ11からの温度データが示す温度(寝室内の空気温度)と温度センサ15からの温度データが示す温度(即ち、トイレ内の空気温度)との温度差を求め、この求めた温度差が上記の閾値を超えている場合に、寝室とトイレ間の温度調整が必要であると判定する。
給気用ファン制御部1042は、調整要否判定部1041により温度調整が必要であると判定された場合、給気用ファン12を回転させるための制御データを生成し、生成した制御データを通信部100を介して給気用ファン12に送信する。この際、給気用ファン制御部1042は、各場所間の温度差や各場所の空気温度等をパラメータとして、給気用ファン12の回転速度を調整する。
排気用ファン制御部1043は、調整要否判定部1041により、寝室と廊下間の温度調整が必要であると判定された場合、排気用ファン14を回転させるための制御データを生成し、生成した制御データを通信部100を介して排気用ファン14に送信する。この際、排気用ファン制御部1043は、寝室と廊下間の温度差やこれら各々の空気温度等をパラメータとして、排気用ファン14の回転速度を調整する。
また、排気用ファン制御部1043は、調整要否判定部1041により、寝室とトイレ間の温度調整が必要であると判定された場合、排気用ファン16を回転させるための制御データを生成し、生成した制御データを通信部100を介して排気用ファン16に送信する。この際、排気用ファン制御部1043は、寝室とトイレ間の温度差やこれら各々の空気温度等をパラメータとして、排気用ファン16の回転速度を調整する。
図5は、以上のように構成されたシステムコントローラ10の制御部104により実行される温度調整処理の手順を示すフローチャートである。この温度調整処理は、夜間(例えば、午後8時から翌日の午前6時まで)において、所定時間(本実施形態では、10分)毎に実行される。
先ず、温度データ取得部1040は、現在時刻を取得する(ステップS101)。例えば、温度データ取得部1040は、現在時刻を当該システムコントローラ10が備える図示しない時計機能部から取得する。
温度データ取得部1040は、データ記憶部103から、上述したトイレ時間帯を示す情報を読み出す(ステップS102)。本実施形態では、例えば、ユーザにより、午後10から11時、午前2時〜3時までの2つの時間帯についての情報が、トイレ時間帯を示す情報として予め設定され、データ記憶部103に保存されているものとする。以降、先のトイレ時間帯を第1のトイレ時間帯といい、後のトイレ時間帯を第2のトイレ時間帯という。
温度データ取得部1040は、取得した現在時刻が、読み出した第1及び第2のトイレ時間帯の内の何れかの開始時刻の約10分前に該当するか否かを判定する(ステップS103)。例えば、温度データ取得部1040は、現在時刻が、午後9時47分〜9時53分の範囲にある場合、現在時刻は、第1のトイレ時間帯の開始時刻の約10分前に該当すると判定する。また、温度データ取得部1040は、現在時刻が、午前1時47分〜1時53分の範囲にある場合、現在時刻は、第2のトイレ時間帯の開始時刻の約10分前に該当すると判定する。
上記判定の結果、取得した現在時刻が、読み出した第1及び第2のトイレ時間帯の内の何れの開始時刻の約10分前にも該当しない場合(ステップS103;NO)、本処理は終了する。
一方、取得した現在時刻が、読み出した第1及び第2のトイレ時間帯の内の何れかの開始時刻の約10分前に該当する場合(ステップS103;YES)、温度データ取得部1040は、温度センサ11,13,15に対して、計測結果の送信を要求するデータ(送信要求データ)を通信部100を介して送信する(ステップS104)。温度センサ11,13,15のそれぞれは、かかる送信要求データを受信すると、計測結果を格納した温度データをシステムコントローラ10に送信する。
温度センサ11,13,15のそれぞれから送信された温度データが、通信部100により受信されると(ステップS105;YES)、調整要否判定部1041は、上述したようにして、温度センサ11,13,15からの各温度データに基づいて、寝室と廊下間又は寝室とトイレ間の少なくとも一方で温度調整をする必要があるか否かを判定する(ステップS106)。
夏季や冬季等、生活者が外気温では暑い又は寒いと体感する季節では、夜間の寝室においては、快適性を重視して、空調機器を稼働させるケースが多いといえる。その一方、廊下やトイレ内においては、空調を行って空間温度を適温に維持するケースは多いとはいえない。その結果、夏季や冬季等の季節では、寝室内の空気温度と廊下やトイレ内の空気温度の差が大きく拡がってしまう状況が起こり得る。上記の温度調整が必要とされる状況には、このように、寝室内においては空調が行われ、一方、廊下やトイレ内においては空調を行っていないことにより、寝室内と廊下又は寝室とトイレ内における空気温度の差が大きく拡がってしまったケースが当てはまることになる。
上記の判定の結果、寝室と廊下間又は寝室とトイレ間の何れにおいても温度調整が必要でない場合(ステップS106;NO)、本処理は終了する。
一方、上記の判定の結果、寝室と廊下間又は寝室とトイレ間の何れかで温度調整が必要である場合(ステップS106;YES)、給気用ファン制御部1042は、給気用ファン12を回転させるための制御データを生成し、生成した制御データを通信部100を介して給気用ファン12に送信する(ステップS107)。かかる制御データを受信すると、給気用ファン12は、回転を開始し、これにより、寝室内の空気(ここでは、適温に空調されている空気)が、給気口18aからダクト18に取り込まれる(流入する)。
給気用ファン制御部1042は、上記の制御データの送信後、所定時間(例えば、1時間)が経過すると、給気用ファン12の回転を停止させるための制御データを給気用ファン12に送信する。これにより、給気用ファン12の回転は停止する。
また、上記の調整要否判定部1041による判定の結果、寝室と廊下間で温度調整が必要である場合(ステップS108;YES)、排気用ファン制御部1043は、排気用ファン14を回転させるための制御データを生成し、生成した制御データを通信部100を介して排気用ファン14に送信する(ステップS109)。かかる制御データを受信すると、排気用ファン14は、回転を開始し、これにより、ダクト18を介して寝室から送られてきた空気が、排気口18bから排気される。
しかる後、上述した給気用ファン12の回転を停止させるための制御データが給気用ファン制御部1042によって送信されると、これに同期して、排気用ファン制御部1043は、排気用ファン14の回転を停止させるための制御データを排気用ファン14に送信する。これにより、排気用ファン14の回転は停止する。
また、上記の調整要否判定部1041による判定の結果、寝室とトイレ間で温度調整が必要である場合(ステップS110;YES)、排気用ファン制御部1043は、排気用ファン16を回転させるための制御データを生成し、生成した制御データを通信部100を介して排気用ファン16に送信する(ステップS111)。かかる制御データを受信すると、排気用ファン16は、回転を開始し、これにより、ダクト18を介して寝室から送られてきた空気が、排気口18cから排気される。
しかる後、上述した給気用ファン12の回転を停止させるための制御データが給気用ファン制御部1042によって送信されると、これに同期して、排気用ファン制御部1043は、排気用ファン16の回転を停止させるための制御データを排気用ファン16に送信する。これにより、排気用ファン16の回転は停止する。
以上説明したように、本実施形態の温度調整システム1によれば、ユーザが夜間にトイレに行くことが予想される時間帯(トイレ時間帯)の開始前に、寝室と廊下及び寝室とトイレ間の空気温度の差を取得し、少なくとも何れか一方の場所間の空気温度の差が予め設定した閾値を超えている場合、寝室内の空気を用いて、当該場所間の空気温度の差を縮める(狭める)ための温度調整を行う。具体的には、寝室と廊下間において、空気温度の差が閾値を超えている場合には、寝室の空気をダクト18を介して廊下側に送る。また、寝室とトイレ間において、空気温度の差が閾値を超えている場合には、寝室の空気をダクト18を介してトイレ内に送る。
これにより、廊下やトイレにおいて、空調機器を稼働させることなく、寝室と廊下間、寝室とトイレ間の空気温度の差を許容範囲に収めることが可能となる。その結果、消費電力の増加を抑制しつつ、住居内の異なる場所間の移動の際の急激な温度変化を起因とした、いわゆるヒートショックの発生を効果的に抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、システムコントロ−ラ10は、温度センサ11,13,15、給気用ファン12、換気用ファン14,16との間のデータ通信を宅内ネットワーク17を介して行っていたが、システムコントロ−ラ10と、温度センサ11,13,15、給気用ファン12、換気用ファン14,16の各々とが、それぞれ別個の専用通信線でデータ通信可能に接続される構成であってもよい。
また、上記実施形態では、システムコントロ−ラ10からの要求に応答して、温度センサ11,13,15から温度データが送られてきたが、温度センサ11,13,15から自発的に送られるようにしてもよい。この場合、温度センサ11,13,15は、例えば、1分間隔で温度データをシステムコントロ−ラ10に送信し、システムコントロ−ラ10は、所定時間毎(例えば、10分毎)に実行される、上述の温度調整処理(図5参照)において、温度センサ11,13,15から最初に送られてきた温度データを用いて、各場所間における空気温度の差を取得すればよい。
また、上記実施形態では、給気用ファン制御部1042は、給気用ファン12を回転制御を開始してから所定時間(例えば、1時間)経過すると、給気用ファン12の回転を停止させていたが、給気用ファン12の回転を停止させるタイミングは任意の設計事項である。例えば、第1又は第2トイレ時間帯の終了時刻に合わせて停止させてもよいし、当該場所間における空気温度の差が予め設定した閾値より小さくなった場合に停止させてもよい。
また、寝室からの空調された空気を送り込める場所は、廊下やトイレのみに限定されることはない。例えば、脱衣場や浴室等、様々な場所に空調された空気を送り込むことも当然可能である。この場合も、廊下やトイレのように、各場所の天井等に、ダクト18に連結する排気口を設け、各排気口の近傍に排気用ファンを、システムコントローラ10が制御可能なように設置すればよい。そして、各場所に温度センサを設置し、各温度センサの計測結果が、システムコントローラ10にデータ通信により通知できるように構成すればよい。そして、トイレ時間帯と同様に、例えば、入浴時間帯等、当該場所に行く予定の時間帯を予めユーザが設定し、かかる時間帯についての情報(移動予定時間帯情報)をデータ記憶部103に保持しておくようにすればよい。
また、空調された空気の送り元の場所は、寝室に限定されず、例えば、リビングルーム等であってもよく、また、複数の場所が送り元となり得るように構成してもよい。この場合も、寝室のように、各場所の天井等に、ダクト18に連結する給気口を設け、各給気口の近傍に給気用ファンを、システムコントローラ10が制御可能なように設置すればよい。そして、各場所に温度センサを設置し、各温度センサの計測結果が、システムコントローラ10にデータ通信により通知できるように構成すればよい。
また、空調された空気の送り元となり得る場所が複数ある場合、時間帯によって送り元の場所を選択してもよい。例えば、18時〜22時までの時間帯では、リビングルームを送り元の場所として選択し、22時〜翌日の6時までの時間帯では、寝室を送り元の場所として選択してもよい。あるいは、これらの送り元となり得る場所に各々設置された空調機器と、システムコントローラ10とがデータ通信可能に接続される構成にして、システムコントローラ10は、現時点で空調動作を行っている空調機器が設置された場所を、空気の送り元の場所として選択するようにしてもよい。
また、例えば、タブレット端末等の携帯端末を用いて、システムコントローラ10を遠隔操作できるように構成して、当該携帯端末から、ユーザが強制的に、システムコントローラ10に温度調整処理を実行させるようにしてもよい。このようすれば、予め設定したトイレ時間帯とは離れた時刻にトイレに行きたくなった場合でも対応できるため、利便性が向上する。
また、トイレ時間帯や入浴時間帯等を、ユーザによる入力操作ではなく、システムコントローラ10が、当該ユーザの生活パターンから学習してトイレ時間帯等を設定するようにしてもよい。例えば、トイレの使用に関しては、水洗トイレの給水管の外側にショックセンサを設置して、かかるショックセンサの測定結果がシステムコントローラ10にデータ通信にて通知できる構成にて、トイレの使用有無をシステムコントローラ10が判断できるようにしてもよい。あるいは、トイレのドアの開閉や、トイレの照明のON/OFF等が、システムコントローラ10で判断できる構成にしてもよい。システムコントローラ10は、このようにして取得可能なトイレの使用実績(例えば、トイレの使用開始時刻)を所定期間収集し、その収集した使用実績の履歴に対して、所定の統計処理を施すことで、当該住居の生活者の通常のトイレ時間帯を導出することができる。
また、例えば、入浴に関しては、貯湯タンクユニットから浴槽に供給する湯量を検出する流量センサを貯湯タンクユニットの所定箇所に設置し、かかる流量センサの測定結果がシステムコントローラ10にデータ通信にて通知できる構成にして、入浴の有無をシステムコントローラ10が判断できるようにしてもよい。あるいは、浴室のドアの開閉や、浴室の照明のON/OFF等が、システムコントローラ10で判断できる構成にしてもよい。システムコントローラ10は、このようにして取得可能な入浴実績(例えば、入浴開始時刻)を所定期間収集し、その収集した使用実績の履歴に対して、所定の統計処理を施すことで、当該住居の生活者の通常の入浴時間帯を導出することができる。
上記のように、ユーザの生活パターンから、トイレ時間帯等を導出することで、温度調整の精度が高まり、結果として、温度調整のための消費電力の増加をより一層抑制することが可能となる。
また、上記実施形態のシステムコントローラ10を、HEMS(Home Energy Management System)に統合させるようにしてもよい。この場合、HEMSのコントローラをシステムコントローラ10の機能を吸収させた構成にすればよい。
また、上記実施形態において、システムコントローラ10が実行したプログラムを、既存のパーソナルコンピュータ(PC)や携帯端末等に適用することで、当該PCや携帯端末等を本発明に係るシステムコントローラとして機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
1 温度調整システム、10 システムコントローラ、11,13,15 温度センサ、12 給気用ファン、14,16 排気用ファン、17 宅内ネットワーク、18 ダクト、18a 給気口、18b,18c 排気口、100 通信部、101 表示部、102 入力部、103 データ記憶部、104 制御部、1040 温度データ取得部、1041 調整要否判定部、1042 給気用ファン制御部、1043 排気用ファン制御部

Claims (4)

  1. 第1の温度計測手段と、第2の温度計測手段と、給気手段と、排気手段と、システムコントローラと、から構成される温度調整システムであって、
    前記第1の温度計測手段は、建物内の第1の場所における空気温度を計測し、計測した空気温度を含む第1の温度データを前記システムコントローラに出力し、
    前記第2の温度計測手段は、前記建物内の第2の場所における空気温度を計測し、計測した空気温度を含む第2の温度データを前記システムコントローラに出力し、
    前記給気手段は、前記第1の場所における空気を前記建物内に配設されたダクト内に給気し、
    前記排気手段は、前記ダクトを介して前記第1の場所から送られてきた空気を前記第2の場所に排気し、
    前記システムコントローラは、
    前記第1の温度計測手段及び前記第2の温度計測手段からそれぞれ出力された前記第1の温度データ及び前記第2の温度データを取得する温度データ取得手段と、
    前記給気手段の動作を制御する給気制御手段と、
    前記排気手段の動作を制御する排気制御手段と、
    ユーザが前記第1の場所から前記第2の場所へ移動する予定の時間帯に関する移動予定時間帯情報を記憶する時間帯情報記憶手段と、
    前記時間帯情報記憶手段に記憶されている前記移動予定時間帯情報が示す時間帯の開始時刻より所定時間前に、前記第1の温度データと、前記第2の温度データと、に基づいて、前記第1の場所と前記第2の場所との間における空気温度の調整の要否を判定する調整要否判定手段と、を備え、
    前記調整要否判定手段によって空気温度の調整が必要であると判定された場合、直ちに、前記給気制御手段は、前記給気手段に給気動作を行わせ、前記排気制御手段は、前記排気手段に排気動作を行わせる、温度調整システム。
  2. 建物内の第1の場所における空気温度を計測し
    前記建物内の第2の場所における空気温度を計測し、
    ユーザが前記第1の場所から前記第2の場所へ移動する予定の時間帯の開始時刻より所定時間前に、前記第1の場所における空気温度と、前記第2の場所における空気温度と、に基づいて、前記第1の場所と前記第2の場所との間における空気温度の調整の要否を判定し、
    前記空気温度の調整が必要であると判定した場合、直ちに、給気手段に、前記第1の場所における空気を前記建物内に配設されたダクト内に給気させる動作を行わせ、排気手段に、前記ダクトを介して前記第1の場所から送られてきた空気を前記第2の場所に排気させる動作を行わせる、温度調整方法。
  3. 建物内の第1の場所において計測された第1の空気温度と、前記建物内の第2の場所において計測された第2の空気温度と、を取得する空気温度取得手段と、
    前記第1の場所における空気を前記建物内に配設されたダクト内に給気する給気手段の動作を制御する給気制御手段と、
    前記ダクトを介して前記第1の場所から送られてきた空気を前記第2の場所に排気する排気手段の動作を制御する排気制御手段と、
    ユーザが前記第1の場所から前記第2の場所へ移動する予定の時間帯に関する移動予定時間帯情報を記憶する時間帯情報記憶手段と、
    前記時間帯情報記憶手段に記憶されている前記移動予定時間帯情報が示す時間帯の開始時刻より所定時間前に、前記第1の空気温度と、前記第2の空気温度と、に基づいて、前記第1の場所と前記第2の場所との間における空気温度の調整の要否を判定する調整要否判定手段と、を備え、
    前記調整要否判定手段によって空気温度の調整が必要であると判定された場合、直ちに、前記給気制御手段は、前記給気手段に給気動作を行わせ、前記排気制御手段は、前記排気手段に排気動作を行わせる、システムコントローラ。
  4. コンピュータを、
    建物内の第1の場所において計測された第1の空気温度と、前記建物内の第2の場所において計測された第2の空気温度と、を取得する空気温度取得手段、
    前記第1の場所における空気を前記建物内に配設されたダクト内に給気する給気手段の動作を制御する給気制御手段、
    前記ダクトを介して前記第1の場所から送られてきた空気を前記第2の場所に排気する排気手段の動作を制御する排気制御手段、
    ユーザが前記第1の場所から前記第2の場所へ移動する予定の時間帯の開始時刻より所定時間前に、前記第1の空気温度と、前記第2の空気温度と、に基づいて、前記第1の場所と前記第2の場所との間における空気温度の調整の要否を判定する調整要否判定手段、として機能させ、
    前記調整要否判定手段によって空気温度の調整が必要であると判定された場合、直ちに、前記給気制御手段は、前記給気手段に給気動作を行わせ、前記排気制御手段は、前記排気手段に排気動作を行わせる、プログラム。
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