JP2015170017A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
Description
ジョブを処理する画像形成装置であって、書換回数に制限がある不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出手段と、前記算出手段が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断手段と、算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させないように前記ジョブを制御し、算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させるように前記ジョブを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図2において、コントローラ3はメインボード200と、サブボード220から構成される。メインボード200は、いわゆる汎用的なCPUシステムで、以下から構成される。
201はCPUで、ボード全体を制御する。202はブートROMで、ブートプログラムが記憶されている。203はRAMで、CPU201がワークメモリとして使用する。204はバスコントローラで、外部バスとのブリッジ機能を備える。
205は不揮発性メモリ、電源断された場合でもデータの内容が消失しない。206はディスクコントローラで、上述した補助記憶装置6と半導体デバイスで構成された比較的小容量なストレージ装置であるフラッシュディスク207とのアクセスを制御する。なお、フラッシュディスク207は、書き換えが発生しないシステム領域として使用される。208はLAN I/Fで、外部とネットワーク接続する。また、メインボード200には外部に、操作部5、SSDで構成される補助記憶装置6等が接続される。
S301で、電源スイッチ8がオンになると、画像形成装置1は、コントローラ3のCPU201が実行するソフトウェアが各種装置の初期化を行う。そして、補助記憶装置6の初期化時に、図4および図5に沿って説明する方法でSSDの属性情報を取得し(S302)、リテンション期間を後述する式に基づいて算出する(S303)。ここで、属性情報とは、不揮発性メモリであるSSDから使用状態を特定する情報である。
一方、リテンション期間が1ヶ月以上でないとCPU201が実行するソフトウェアが判断した場合は(S305のN)、S311へ進む。そして、CPU201が実行するソフトウェアは、ジョブに対応する画像データを補助記憶装置6に一時保存せずに、ジョブが発生した順に1つずつ順番に処理するフローに移行する(S311)。
このときコントローラ3を制御するソフトウェアは、その設定に応じてS306で説明した方法でジョブの画像データを処理して出力する、もしくはS311で説明したように一つのジョブが完了するまで順に処理するかを決定し、実行する。
まず、SSDは同じ大きさのフラッシュメモリが複数個搭載されており、この補助記憶装置6にデータが保存される。浮遊ゲートと呼ばれる中に電子が格納され、その浮遊ゲートは電子を通さない絶縁体で覆われており、データを保存、データを消去する度に電子を出し入れする必要があり、その際に絶縁体へ高い電圧が掛かる。絶縁体へ高い電圧が掛かることによって絶縁体は劣化し、自然放電によって一定期間後にデータが消失してしまい、この期間をリテンション期間という。
また、S.M.A.R.T.コマンドの実行によって、図4に示すような各種パラメータを取得することが可能である。図4にて示したパラメータを用いると、残寿命は、
残寿命(%)={1−(最大消去回数EA÷書き込み寿命回数)}×100
をCPU201のソフトウエアが実行することで求められる。次に、図5に残寿命とリテンション期間の予測値を対比するあらかじめ記憶されたテーブルを用いて、リテンション期間の予測値を決定することが可能である。図5を例にすると、
でリテンション期間の予測値をCPU201が演算することで求めることができる。ちなみに、図5の場合には係数は「0.6」である。リテンション期間の予測値の算出方法については、他のパラメータを用いた方法も考えられるが、理解を容易にするために簡単な例にとどめることにする。
なお、本実施形態におけるハードウエアの構成については、図2に示した構成と同様であるので説明を割愛する。
操作部5に表示されるUI画面を用いて、スキャナ装置2からスキャンして補助記憶装置6に保存するジョブが選択された場合(S701)、S702へ進む。そして、画像形成装置1は、コントローラ3を制御するソフトウェアが、図4および図5に沿って説明した処理に基づいてSSDである補助記憶装置6の書換回数を含む属性情報を取得する(S702)。次に、コントローラ3を制御するソフトウェアが、リテンション期間を算出する(S703)。次に、コントローラ3を制御するソフトウェアは、算出したリテンション期間としきい値とを比較する。
そして、コントローラ3を制御するソフトウェアがボックスジョブを処理する(S711)。このとき、保存する画像を消去するまでの時間として算出したリテンション期間を設定してもよい。
本実施形態によれば、SSD等に保存した画像データが、ユーザがSSDに対する寿命等について予め認識できないことを要因として、画像データ等が消失してしまう可能性を抑制することができる。
上記各実施形態によれば、不揮発性メモリ(SSD)特有の特性である変動するデータ保持期間に基づいて、ライトアクセスを抑え、不揮発性メモリの使用可能な期間を延ばす制御が実行可能となる。
3 コントローラ
6 補助記憶装置(SSD)
Claims (9)
- ジョブから生成される画像データを処理する画像形成装置であって、
書換え回数に制限がある不揮発性メモリと、
前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出手段と、
前記算出手段が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断手段と、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させないように前記ジョブを制御し、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させるように前記ジョブを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記取得手段は、前記画像形成装置に電源投入がなされることに応じて、前記不揮発性メモリから前記書換え回数を取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- ジョブから生成される画像データを処理するであって、
書換回数に制限がある不揮発性メモリと、
前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出手段と、
前記算出手段が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断手段と、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限することなく保存し、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限して保存するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、特定の領域に対して制限された期間を表示手段に表示することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記属性情報は、前記不揮発性メモリの書換回数であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 不揮発性メモリは、ソリッド・ステート・ドライブであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 書換え回数に制限がある不揮発性メモリを用いてジョブから生成される画像データを処理する画像形成装置の制御方法であって、
前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得工程と、
前記取得工程が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出工程と、
前記算出工程が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断工程と、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させないように前記ジョブを制御し、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させるように前記ジョブを制御する制御工程と、
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 書換え回数に制限がある不揮発性メモリを用いてジョブから生成される画像データを処理する画像形成装置の制御方法であって、
前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得工程と、
前記取得工程が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出工程と、
前記算出工程が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断工程と、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限することなく保存し、
算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限して保存するように制御する制御工程と、
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項7または8に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2014042866A JP2015170017A (ja) | 2014-03-05 | 2014-03-05 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
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