JP2015170017A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ジョブ処理の実行に伴って書換回数が増加する状態を捉えて不揮発性メモリへのライトアクセスを抑えることで、記憶した情報が意図しないタイミングで消失してしまう事態を抑制する。【解決手段】書換え回数に制限がある不揮発性メモリを用いてジョブから画像データを生成する処理を行う画像形成装置において、不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得し、該取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する。そして、算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させないでジョブを制御し、算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させてジョブを制御することを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、半導体メモリとして構成されるSSD(Solid State Drive)の普及に伴い、不揮発性メモリで構成されるSSDを補助記憶装置として画像形成装置に具備されるようになってきている。従来の補助記憶装置と比較すると、SSDはアクセスタイム、発熱、動作音、耐衝撃性能、消費電力、サイズといった観点で優れているが、一方で書換え回数に制限がある。
SSDにはデータの保持期間(リテンション期間)が規定されており、SSDの電源が落ちた状態でリテンション期間が経過すると、SSD内のデータが消失してしまう。またこのリテンション期間は、SSDへのデータ書き込み回数に依存して短くなる性質がある。例えば、JEDEC(Joint Electron Device Engineering Counci)の規定まで書き込みを行った後に電源を切ったままにすると、3カ月でデータが消失してしまうという報告もあり、SSD内のデータを保護することが必要とされている。また、集積回路の細密化が進むにあたり、更に短期間でSSD内のデータが消失してしまう可能性もある。
例えば特許文献1では、不揮発性メモリが寿命に近づいたとき、不揮発性メモリに対する書き込みを行わないようシステムを構築し、不揮発性メモリのさらなる信頼性劣化を防止し、不揮発性メモリのデータ消失を防止している。
特開2013−47913号公報
特許文献1に開示された技術は、不揮発性メモリから取得した統計情報と閾値との比較を行い、統計情報が閾値を超過する寿命到達条件が成立したと判断したとき、次の起動時からは不揮発性メモリへのライトアクセスを行わないオペレーティングシステムを起動し、ライトアクセスを抑えることにより更なる信頼性の低下を抑えるものである。
しかし、この技術では通常時とは異なるオペレーティングシステムを起動し、全てのライトアクセスを抑制するため、実行可能な処理としては、保存データを読み出してバックアップを取るなどに限定され、データ保存を伴うアプリケーション処理は出来ない。このため、不揮発性メモリ(SSD)特有の特性である変動するデータ保持期間に基づいて、ライトアクセスを抑え、不揮発性メモリの使用可能な期間を延ばすような目的には適していない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ジョブ処理の実行に伴って書換回数が増加する状態を捉えて不揮発性メモリへのライトアクセスを抑えることで、記憶した情報が意図しないタイミングで消失してしまう事態を抑制できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
ジョブを処理する画像形成装置であって、書換回数に制限がある不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出手段と、前記算出手段が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断手段と、算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させないように前記ジョブを制御し、算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させるように前記ジョブを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブ処理の実行に伴って書換回数が増加する状態を捉えて不揮発性メモリへのライトアクセスを抑えることで、記憶した情報が意図しないタイミングで消失してしまう事態を抑制できる。
画像処理システムの構成を説明するブロック図である。 コントローラの構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 属性情報を管理するテーブルを示す図である。 残寿命とレテンション期間の予測値との対応を示す図である。 図1に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置を含む画像処理システムの構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態では、画像形成装置として、スキャナ装置2とプリンタ装置4を備えて、複合画像処理を行う複合機(MFP)を例とする。本実施形態に示すMFPは、ネットワークに接続されるコンピュータ9からジョブを受信した後、プリンタ装置4で処理可能な画像データを生成した後、当該画像データを後述するSSD等に一時的に記憶させる処理を行う。
図1において、2はスキャナ装置で、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換する。プリンタ装置4は、デジタル画像を紙デバイスに出力する。5は操作部で、画像形成装置1に対する操作要求をユーザから受け付けるためのタッチパネルを備え、UI画面を表示する。6は補助記憶装置で、例えばSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)で構成される。補助記憶装置6は、デジタル画像(画像データ)や制御プログラム等を書換え可能に記憶する。
7は電源部で、スキャナ装置2とプリンタ装置4とコントローラ3への電源供給を制御する。電源部7は、電源スイッチ8による指示により各部に電源を供給する。9は時計デバイスで、タイマ処理に必要な計時処理を行う。コントローラ3は、スキャナ装置2、プリンタ装置4、LANインタフェース(LAN I/F)208等を制御して、画像形成装置1に要求されるジョブを実行する。ここで、ジョブには、プリントジョブ、スキャンジョブ、コピージョブ、データ送信ジョブ、データ格納ジョブ等が含まれる。
画像形成装置1は、LAN I/F208によってLAN10経由でコンピュータ9からデジタル画像の入出力、ジョブの発行や機器の指示等も実施することが可能である。なお、本実施形態では、LAN I/F208がコントローラ3にオンボードで接続される構成である。
スキャナ装置2は、原稿束を自動的に逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット21、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換することが可能なスキャナユニット22から成り、変換された画像データはコントローラ3に送信される。
プリンタ装置4は、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット41、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット42、印刷後の紙を排紙するための排紙ユニット43から成る。
図2は、図1に示した画像形成装置1におけるコントローラ3の構成を説明するブロック図である。
図2において、コントローラ3はメインボード200と、サブボード220から構成される。メインボード200は、いわゆる汎用的なCPUシステムで、以下から構成される。
201はCPUで、ボード全体を制御する。202はブートROMで、ブートプログラムが記憶されている。203はRAMで、CPU201がワークメモリとして使用する。204はバスコントローラで、外部バスとのブリッジ機能を備える。
205は不揮発性メモリ、電源断された場合でもデータの内容が消失しない。206はディスクコントローラで、上述した補助記憶装置6と半導体デバイスで構成された比較的小容量なストレージ装置であるフラッシュディスク207とのアクセスを制御する。なお、フラッシュディスク207は、書き換えが発生しないシステム領域として使用される。208はLAN I/Fで、外部とネットワーク接続する。また、メインボード200には外部に、操作部5、SSDで構成される補助記憶装置6等が接続される。
サブボード220は比較的小さな汎用CPUシステムと、画像処理ハードウェアで、以下から構成される。ボード全体を制御するCPU221、CPUがワークメモリとして使用するメモリ223を備える。また、サブボード220には、外部バスとのブリッジ機能を持つバスコントローラ224、電源断された場合でも消えない不揮発性メモリ225を備える。さらに、サブボード220にはリアルタイムデジタル画像処理を実施する画像処理プロセッサ227、デバイスコントローラ226を備える。
なお、本図はブロック図であり簡略化している。例えばCPU201、CPU221等にはチップセット、バスブリッジ、クロックジェネレータ等のCPU周辺ハードウェアが多数含まれているが、本件の説明に不必要であるため簡略化記載しており、このブロック構成が本発明を制限するものではない。
図3は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、SSDで構成される補助記憶装置6の属性情報を使用して、画像データを補助記憶装置6に一時保存するかどうかを決定する処理例である。なお、各ステップは、CPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。また、本実施形態では、CPU201が実行するソフトウエアを主体として説明する。以下、補助記憶装置6は画像データを一時格納する領域として使用する場合において、リテンション期間を算出して、補助記憶装置6を使用するモードから使用しないモードへ切り換える処理を説明する。
S301で、電源スイッチ8がオンになると、画像形成装置1は、コントローラ3のCPU201が実行するソフトウェアが各種装置の初期化を行う。そして、補助記憶装置6の初期化時に、図4および図5に沿って説明する方法でSSDの属性情報を取得し(S302)、リテンション期間を後述する式に基づいて算出する(S303)。ここで、属性情報とは、不揮発性メモリであるSSDから使用状態を特定する情報である。
そして、ジョブが投入されると(S304)、コントローラ3を制御するソフトウェアは、算出したリテンション期間と、あらかじめ記憶されたしきい値とを比較する(S305)。ここでのしきい値とは、予め決められた値であり、例えば1ヶ月という値をしきい値として設定している場合は、図5で示す方法で算出したリテンション期間が1ヶ月以上であるとCPU201が実行するソフトウェアが判断した場合(S305のY)、S306へ進む。そして、CPU201が実行するソフトウェアは、画像データを補助記憶装置6に一時保存するフローに移行する(S306)。
一方、リテンション期間が1ヶ月以上でないとCPU201が実行するソフトウェアが判断した場合は(S305のN)、S311へ進む。そして、CPU201が実行するソフトウェアは、ジョブに対応する画像データを補助記憶装置6に一時保存せずに、ジョブが発生した順に1つずつ順番に処理するフローに移行する(S311)。
そして、画像データを補助記憶装置6に一時保存する処理では(S306)、コンピュータ9から投入されたPDLデータは、コントローラ3を制御するソフトウェアがPDLデータをプリントジョブとして処理する。そして、PDLデータを解釈してドキュメントの出力イメージ(ラスター画像)に変換し、補助記憶装置6に保存する。これは、複数のPDLジョブが投入されたり、別の種類のジョブが同時に投入されて処理待ちのジョブが多くなったりする場合や、ジョブの順番を入れ替える必要がある場合に備えて保存している。
例えば、PDLデータの出力中に別のジョブを実施するためにPDLデータを中断し、そのジョブが終了した後にPDLデータを再開する場合は、補助記憶装置6に保存したラスター画像を使用して出力を継続する。そして、コントローラ3を制御するソフトウェアは、出力イメージをプリンタ装置4に転送し、PDLデータの印刷処理が完了する。
一方、画像データを補助記憶装置6に一時保存しない処理(S311)では、コンピュータ9から投入されたPDLデータは、コントローラ3を制御するソフトウェアがPDLデータをプリントジョブとして処理する。ここで、このPDLデータを解釈してドキュメントの出力イメージ(ラスターイメージの画像データ)に変換する。このとき前述の一時保存する処理のような補助記憶装置6への保存は行わない。そしてコントローラ3を制御するソフトウェアは、出力イメージをプリンタ装置4に転送し、PDLの印刷処理が完了する。このように、一つのジョブが完了するまで順に処理を行う。
本例では補助記憶装置6への一時保存を決定するための手段を示したが、どちらの手段を用いるか操作部5を通じてユーザが設定出来る方法(図示せず)を設けてもよい。
このときコントローラ3を制御するソフトウェアは、その設定に応じてS306で説明した方法でジョブの画像データを処理して出力する、もしくはS311で説明したように一つのジョブが完了するまで順に処理するかを決定し、実行する。
図4は、図3に示した処理で取得される属性情報を管理するテーブルを示す図である。本例では、ディスクコントローラ206が補助記憶装置6、フラッシュディスク207に対して、S.M.A.R.T.(Self−Monitoring, Analysis and Reporting Technology)コマンドを通知して、フラッシュディスク207から取得したパラメータ一覧に対応する。本図を用いて、本実施形態で扱うSSDのリテンション期間の予測値を求める方法を説明する。
まず、SSDは同じ大きさのフラッシュメモリが複数個搭載されており、この補助記憶装置6にデータが保存される。浮遊ゲートと呼ばれる中に電子が格納され、その浮遊ゲートは電子を通さない絶縁体で覆われており、データを保存、データを消去する度に電子を出し入れする必要があり、その際に絶縁体へ高い電圧が掛かる。絶縁体へ高い電圧が掛かることによって絶縁体は劣化し、自然放電によって一定期間後にデータが消失してしまい、この期間をリテンション期間という。
上述の通り、補助記憶装置6は、データを保存、データを消去することによって絶縁体の劣化は発生するので、SSDベンダは、ブロック毎の消去回数を、ATAコマンド等によってディスクコントローラ206から取得できるように構成されている。ブロックごとの最大消去回数もしくは平均消去回数が閾値に達する時刻を予想し、リテンション期間を予測することによって寿命推定行っている。
画像形成装置1の電源投入時、ATA(標準化されたIDEの正式な規格)の規格に定められているよう、IDENTYFY DEVICEデータのワード217にて、回転デバイスであるか否か判断可能である。
また、S.M.A.R.T.コマンドの実行によって、図4に示すような各種パラメータを取得することが可能である。図4にて示したパラメータを用いると、残寿命は、
残寿命(%)={1−(最大消去回数EA÷書き込み寿命回数)}×100
をCPU201のソフトウエアが実行することで求められる。次に、図5に残寿命とリテンション期間の予測値を対比するあらかじめ記憶されたテーブルを用いて、リテンション期間の予測値を決定することが可能である。図5を例にすると、
リテンション期間の予測値(ヶ月)=係数α×残寿命(%)
でリテンション期間の予測値をCPU201が演算することで求めることができる。ちなみに、図5の場合には係数は「0.6」である。リテンション期間の予測値の算出方法については、他のパラメータを用いた方法も考えられるが、理解を容易にするために簡単な例にとどめることにする。
なお、書き込み寿命回数はSSDの種別によって異なるが、一般的にSLC(Single Level Cell)で10万回、MLC(Multi Level Cell)で1万回とされている。
〔第2実施形態〕
なお、本実施形態におけるハードウエアの構成については、図2に示した構成と同様であるので説明を割愛する。
図6は、図1に示した操作部5に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、図1に示したスキャナ装置2でスキャンされた画像データの保存期間を管理するUI画面である。本UI画面では、図2に示したフラッシュディスク207に画像を保存する際に使用領域(ボックス領域)ごとに保存期間を設けた場合に対応する。
この例では、スキャナ装置2で読み取った画像データを補助記憶装置6に保存する場合を示している。スキャン画像を保存する領域601はボックス番号で複数に別れており、各領域に対して、その領域で保存可能な最大期間602を表示する。
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、補助記憶装置6に確保されるBOX領域に画像データを保存する際に、保存期間に制限をかけるか否かを判断する処理例である。なお、各ステップは、CPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。また、本実施形態では、CPU201が実行するソフトウエアを主体として説明する。
操作部5に表示されるUI画面を用いて、スキャナ装置2からスキャンして補助記憶装置6に保存するジョブが選択された場合(S701)、S702へ進む。そして、画像形成装置1は、コントローラ3を制御するソフトウェアが、図4および図5に沿って説明した処理に基づいてSSDである補助記憶装置6の書換回数を含む属性情報を取得する(S702)。次に、コントローラ3を制御するソフトウェアが、リテンション期間を算出する(S703)。次に、コントローラ3を制御するソフトウェアは、算出したリテンション期間としきい値とを比較する。
ここで、しきい値とは予め記憶された所定の値であり、しきい値以上であるとコントローラ3を制御するソフトウェアが判断した場合、保存期間に制限を設けず画像データを補助記憶装置6に確保されるBOX領域に保存できるものとする。例えば1ヶ月という値をしきい値として設定している場合は、図5で示した方法で算出したリテンション期間が1ヶ月以上であれば、ボックス選択のユーザインタフェースを表示(図示せず)しジョブを処理する(S705)。
一方、S704で、コントローラ3を制御するソフトウェアがそうでないと判断した場合は、S710へ進む。そして、ボックス選択のユーザインタフェースを表示する際には、図6の説明で示したようにボックス番号(BOX番号)ごとに保存可能な最大期間602を表示し(S710)、ユーザにその旨を通知する。この最大期間は、算出したリテンション期間をもとに表示する。
そして、コントローラ3を制御するソフトウェアがボックスジョブを処理する(S711)。このとき、保存する画像を消去するまでの時間として算出したリテンション期間を設定してもよい。
本実施形態によれば、SSD等に保存した画像データが、ユーザがSSDに対する寿命等について予め認識できないことを要因として、画像データ等が消失してしまう可能性を抑制することができる。
上記各実施形態によれば、不揮発性メモリ(SSD)特有の特性である変動するデータ保持期間に基づいて、ライトアクセスを抑え、不揮発性メモリの使用可能な期間を延ばす制御が実行可能となる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
1 画像形成装置
3 コントローラ
6 補助記憶装置(SSD)

Claims (9)

  1. ジョブから生成される画像データを処理する画像形成装置であって、
    書換え回数に制限がある不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断手段と、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させないように前記ジョブを制御し、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させるように前記ジョブを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記取得手段は、前記画像形成装置に電源投入がなされることに応じて、前記不揮発性メモリから前記書換え回数を取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. ジョブから生成される画像データを処理するであって、
    書換回数に制限がある不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断手段と、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限することなく保存し、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限して保存するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、特定の領域に対して制限された期間を表示手段に表示することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記属性情報は、前記不揮発性メモリの書換回数であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 不揮発性メモリは、ソリッド・ステート・ドライブであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 書換え回数に制限がある不揮発性メモリを用いてジョブから生成される画像データを処理する画像形成装置の制御方法であって、
    前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出工程と、
    前記算出工程が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断工程と、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させないように前記ジョブを制御し、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリに一時保存させるように前記ジョブを制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 書換え回数に制限がある不揮発性メモリを用いてジョブから生成される画像データを処理する画像形成装置の制御方法であって、
    前記不揮発性メモリから使用状態を特定する属性情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程が取得した属性情報に基づいてデータ保持期間を算出する算出工程と、
    前記算出工程が算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えているかどうかを判断する判断工程と、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていると判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限することなく保存し、
    算出したデータ保持期間が所定のしきい値を超えていないと判断した場合、前記画像データを前記不揮発性メモリの特定の領域に保存する期間を制限して保存するように制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 請求項7または8に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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