JP2015167702A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類出し入れの操作性を向上させた洗濯乾燥機を提供すること。
【解決手段】外槽3の上部開口縁を気密的に覆い、略中央部に洗濯物出し入れ口72が形成された外槽カバー19と、洗濯物出し入れ口72を開閉自在に覆う外槽カバー蓋71とを備え、外槽カバー蓋71は、後部両端部に形成した軸端部94を外槽カバー19に形成した軸受け部78と回動自在に嵌合し、外槽カバー19と着脱自在とすることにより、乾燥コースでは、外槽カバー蓋71により乾燥効率を損なうことがなく、乾燥以外のコースでは、外槽カバー蓋71を取り外して使用できるので、衣類出し入れの操作性を向上することができる。また、外槽3と上部枠体48が接続されていないので、振動が大きくなることを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗い、すすぎ、脱水、乾燥行程を行なう洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種の洗濯乾燥機は、洗濯物を投入する投入口と洗濯を行う洗濯槽とを連結して気密を保つためのシール部材を有する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の洗濯乾燥機の縦断面図、図6は、同洗濯乾燥機の洗濯物投入口付近の要部断面図、図7は、同洗濯乾燥機の動作を示した概略断面図である。
図5、図6、図7において、洗濯乾燥機101は、洗濯物を出し入れする上部洗濯物投入口112を有する上面板111が天面部を構成する外箱110と、外箱110に収容される水槽120と、水槽120に収容され、底部にパルセータ132が設けられた脱水槽130と、脱水槽130に空気を吹き込む送風機150と、送風機150が吹き出す空気を加熱するヒータ154と、水槽120の口縁部と上面板111の洗濯物投入口112を接続するベローズ121などを備えている。また、上部洗濯物投入口112を開閉自在に覆う蓋が設けられている。
ベローズ121は、下端部は水槽120に接続され、上端部は外箱110に取り付けられた保持部材190の洗濯物投入口192に接続されている。また、保持部材190の洗濯物投入口192に上面板111の上部洗濯物投入口112が接続されている。
ここで、洗濯から乾燥までの動作について説明する。
まず、上面板111の上部洗濯物投入口112上方の蓋113を開け、脱水槽130に洗濯物と洗剤を投入する。蓋を閉じ、操作部(図示せず)の中の操作ボタン群を操作して洗濯条件を選び、スタートボタンを押すと、制御部(図示せず)は洗濯行程の洗い行程をスタートさせる。
洗い行程では、制御部は、最初給水弁(図示せず)を開き、脱水槽130に給水する。脱水槽130に所定量の水が溜まったところで、制御部は給水弁を閉じ、クラッチ143によりパルセータ軸145をモータ141に連結し、モータ141を駆動する。
これにより、パルセータ132が回転し、脱水槽130の中の水を攪拌する。投入されていた洗剤が水に溶け、その水の中で洗濯物が揺り動かされることにより、洗濯が行われる。この時、脱水槽130は、ブレーキ(図示せず)により制動をかけられ、脱水槽130が水流で動かされるのを防いでいる。所定時間経過後モータ141は停止し、洗い行程は終了する。この後、すすぎ行程の前の脱水行程に入る。
すすぎ行程の前の脱水行程では、制御部は、クラッチ143を制御して脱水軸144をモータ141に連結し、ブレーキ(図示せず)による制動を解除して、モータ141を駆動する。これにより脱水槽130が脱水回転を行い、パルセータ132が脱水槽130と共に回転する。
脱水槽130が高速で回転すると、洗濯物は、遠心力により脱水槽130の周壁に押し付けられ、洗濯物から脱水された洗濯水は、脱水槽130内周壁に集まってくる。脱水槽
130内周壁は、上方にテーパ状に広がっているため、洗濯水は、遠心力により脱水槽130の内面を上昇する。洗濯水は、脱水槽130の上端のバランサ131の下まで上昇したところで脱水孔から放出され、水槽120の内面で受け止められる。水槽120の内面で受け止められた洗濯水は、水槽120の底部に流れ落ち、図示しない排水ホースを通って外箱110の外に排水される。そして、所定の脱水時間が経過した後、制御部は、モータ141を停止し、ブレーキによって制動し、脱水槽130の回転を止める。そしてすすぎ行程に入る。
すすぎ行程では、制御部は、給水弁を開き、脱水槽130に給水する。脱水槽130に所定量の水が溜まったところで、制御部は、クラッチ143を制御してパルセータ軸145をモータ141に連結し、モータ141を駆動する。これにより、パルセータ132が回転し、脱水槽130の中の水が攪拌され、すすぎが行われる。すすぎ行程が終了すると、脱水行程を実行して洗濯行程を終了し、その後乾燥行程に移る。
乾燥行程では、制御部は、送風機150を駆動し、ヒータ154に通電する。すると、吹き込みダクト151から温風が吹き出し、脱水槽130に吹き込まれる。温風は脱水槽130の内部を加熱した後、還流ダクト152に吸い込まれ、送風機150に戻される。これらの動作により、乾燥行程が行われていく。
特開2012−61275号公報
しかしながら、前記従来の構成では、洗濯から乾燥までの一連の行程を運転するコースを選択した場合には、上部洗濯物投入口と水槽の間に気密性を有するベローズが必要であるが、乾燥行程を行なわずに洗濯のみのコースを選択した場合には、上部洗濯物投入口と水槽を密閉する必要がない。そして、このベローズがあるために、洗濯、脱水時に振動を本体上部に伝えてしまい、振動が大きくなる課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗濯工程および脱水工程における振動の増大を抑制できる洗濯乾燥機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、筺体と、前記筺体上部に設けられた上部枠体と、前記上部枠体に形成された上部洗濯物出し入れ口と、前記上部洗濯物出し入れ口を開閉自在に覆う外蓋と、洗濯物を収容する内槽を回転自在に内包し、前記筺体に防振支持された外槽と、前記外槽の上部開口縁を気密的に覆い、洗濯物出し入れ口が形成された外槽カバーと、前記洗濯物出し入れ口を開閉自在に覆う外槽カバー蓋とを備え、前記外槽カバー蓋は、前記外槽カバーに着脱自在としたものである。
本発明の洗濯乾燥機は、洗濯工程および脱水工程における振動の増大を抑制することができる。
本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の縦断面図 同洗濯乾燥機の操作表示部図 同洗濯乾燥機の外槽カバー蓋装着時の要部平面図 同洗濯乾燥機の外槽カバー蓋脱着時の要部平面図 従来の洗濯乾燥機の縦断面図 同洗濯乾燥機における洗濯物投入口付近の断面図 同洗濯乾燥機の概略縦断面図
第1の発明は、筺体と、前記筺体上部に設けられた上部枠体と、前記上部枠体に形成された上部洗濯物出し入れ口と、前記上部洗濯物出し入れ口を開閉自在に覆う外蓋と、洗濯物を収容する内槽を回転自在に内包し、前記筺体に防振支持された外槽と、前記外槽の上部開口縁を気密的に覆い、洗濯物出し入れ口が形成された外槽カバーと、前記洗濯物出し入れ口を開閉自在に覆う外槽カバー蓋とを備え、前記外槽カバー蓋は、前記外槽カバーに着脱自在としたものである。
この構成により、乾燥以外のコースでは、外槽カバー蓋を取り外して使用することによって、衣類出し入れの操作性を向上することができる。また、外槽と上部枠体が接続されていないので、振動が大きくなることをできる。
第2の発明は、特に第1の発明において、外槽カバー蓋は、後部端側に、左右に摺動可能な可動軸部Aと可動軸部B、及び解除ボタンを有し、前記解除ボタンを前後方向に摺動させることにより、前記可動軸部A及び前記可動軸部Bを左右方向へ摺動させ、前記可動軸部A及び前記可動軸部Bの両端部を前記外槽カバーの軸受け部に着脱自在に係止したものである。
この構成により、乾燥以外のコースでは、簡単な操作で外槽カバー蓋を取り外して使用できるので、衣類出し入れの操作性を向上することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、外槽カバー蓋は、解除ボタンを前後方向に摺動させることにより、解除ボタンに形成したガイドリブが可動軸部A及び可動軸部Bにそれぞれ形成した三角形状リブの斜辺部と当接し、前記可動軸部A及び前記可動軸部Bを左右方向に摺動させるものである。
この構成により、乾燥以外のコースでは、簡単な操作で外槽カバー蓋を取り外して使用できるので、衣類出し入れの操作性を向上することができる。
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の縦断面図である。
図1において、筐体1は、内部に外槽3を、サスペンション51を備えた複数の吊り棒2によって弾性的に吊り下げ、脱水時の外槽3の振動をサスペンション51によって吸収する垂下防振支持構成としている。
外槽3の内部には、衣類および乾燥対象物を収容する内槽4を、中空で2重構造とした洗濯・脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底部に衣類や乾燥対象物を攪拌するパルセータ6を回転自在に配している。
また、内槽4の内部周壁には、脱水時の水抜き用、乾燥時の通気用の通気孔4aを多数設けるとともに、上方には流体バランサ7を設けている。
モータ(駆動手段)8は、外槽3の外底部に取り付け、洗濯または脱水時に回転力の伝達を洗濯・脱水軸5に切り替えるクラッチ9と洗濯・脱水軸5を介して、内槽4またはパルセータ6に連結している。
パルセータ6は、外周部に傾斜面10を有する略鍋型の形状をし、上面に攪拌用突出部11を形成し、洗濯行程時に衣類が攪拌されるとともに、乾燥行程において、乾燥対象物をパルセータ6の回転による遠心力で傾斜面に沿って上方へ舞い上がりやすくしている。つまり、衣類は攪拌により、左右(回転方向)に入れ替わるとともに、上下にも入れ替わるという動きをするように構成されている。
熱交換ダクト12は、循環する湿った空気(循環風)を除湿するもので、一端を伸縮自在の接続ダクト13を介して外槽3の下部に設けた排水経路口14に接続し、他端を、空気循環経路17の入り口側で、ファン15の下部に位置する循環風受け室45の一端に接続している。
ファン15の上部には、ヒータ16が設けられ、空気循環経路17の出口側は、空気噴出口20を有する上部蛇腹状ホース18に接続されており、循環風受け室45から内槽4へ繋がり循環する空気循環経路17を構成し、空気循環経路17、ファン15、空気噴出口20とで、送風手段65を構成している。空気循環経路17の入り口側には温度検知手段35が、出口側には温度検知手段36が設けられ、乾燥行程時の循環風温度を検知している。
循環風受け室45内には、フィルター46が設けられており、循環風は、フィルター46を通って循環しており、フィルター46で、衣類から発生した糸くずなどを捕集している。送風手段65の入り口側の循環風受け口室45には、注水口66が形成され、中吸い口66は、筐体1の上部に配設された上部枠体48に設けられた支持部材50に装着された給水弁32にホース67によって接続されている。給水弁32は、2個以上の水路が開閉可能な複数弁構成とし、一方の水路は、小流量で、上記ホース67にて循環風受け室45のファン15より上流側に接続し、他方の水路は、大流量で、給水ホース68にて注水部材(図示せず)等を介して内槽4に洗濯水として給水可能に接続されている。
外槽3には、外槽3の上部開口縁を気密的に覆う外槽カバー19を設けており、外槽カバー19は、中央部分に洗濯物出し入れ口72を備えている。そして、洗濯物出し入れ口72を覆うように外槽カバー19と密着し、乾燥時に内部を循環する空気を気密させるパッキン(図示せず)を設けた外槽カバー蓋71が設けられ、外槽カバー蓋71は、前面(図1中左側)から見て左右端に設けた軸端部94が外槽カバー19に設けられた一対の軸受け部78と遊合し、開閉自在となっている。外槽カバー蓋71周りの構成については、図3、図4にて詳述する。
洗濯物出し入れ口72の上方には、上部枠体48の略中央部に形成され、外蓋49にて開閉自在に覆われる上部洗濯物出し入れ口73を形成している。
外槽3の底部には、排出経路口14に接続した接続ダクト13の下流側の排水ダクト23に接続され外槽3内の水を排水する排水弁22を設け、接続ダクト13と熱交換ダクト12からの排水を排水ダクト23および排水弁22に導き、排水ホース24から機外へ排水するようにしている。
制御装置42は、筐体1の背面部(裏カバー)30に略垂直に配設し、制御装置42の下側に冷却用送風機25を設けている。また、制御装置42は、カバー43にて覆われ、保護されている。
上部枠体48の前面部には、運転コースなどを設定し、設定内容や進行度合いを表示する操作表示部37が設けられ、その内方には操作表示基板39が設けられている。
そして、制御装置42の制御手段(図示せず)は、操作表示部37にて運転内容が選択され、運転開始されると、モータ8、給水弁32、排水弁22、送風手段65などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥などの各行程を制御する。
図2は、本実施の形態における洗濯乾燥機の操作表示部図である。
図2において、操作表示部37の入力設定手段70は、行程を選択する行程設定スイッチ70a、水位を設定する水量設定スイッチ70b、好みの洗濯コースを選択するコース設定スイッチ70c、洗濯行程、乾燥行程を選択する洗濯/乾燥選択スイッチ70d、スタート/一時停止スイッチ70e、電源入スイッチ70f、電源切スイッチ70g等で構成されている。
表示手段80は、設定した行程の表示と進行度合いを行程LED80aで表示し、水量や残り時間(時間または分単位)を7セグメントLED80bで表示し、設定されたコースをコースLED80cで、選択した洗濯行程、乾燥行程を洗濯/乾燥LED80dで表示する。
図3は、本実施の形態における洗濯乾燥機の外槽カバー蓋装着状態の要部平面図、図4は、同外槽カバー蓋脱着操作状態の要部平面図を示すものである。
図3、図4において、外槽カバー蓋71は、前面(図3および図4中右側)から見て後部端側に左右に摺動することができる可動軸を備えている。可動軸は、可動軸部A91、可動軸部B92を左右に備えている。可動軸部A91と可動軸部B92との間には、両可動軸部を外側に向かって付勢するためのばね93が設けられている。そして、可動軸部A91、可動軸部B92の外端部側には、それぞれ軸端部94が形成され、両可動軸部がばね93によって外側へ付勢されることにより、外槽カバー19に形成された軸受け部78に挿入され、外槽カバー19を回動自在に軸支する。
また、外槽カバー蓋71の後部端側の中央部には、可動軸部A91および可動軸部B92を左右方向へ摺動させるための解除ボタン95を設けている。
この解除ボタン95は、前後方向に摺動することができ、内部に設けたガイドリブ96は、可動軸部A91及び可動軸部B92のそれぞれに設けた三角形状リブ97の斜辺部98に当接している。そして、この解除ボタン95を、図3の矢印のA方向である前方に押し込むと、ガイドリブ96が三角形状リブ97の斜辺部98を押すことにより、図4に示すように、可動軸部A91及び可動軸部B92は、内側方向へ摺動する。
これにより、ばね93は圧縮され、可動軸部A91及び可動軸部B92の軸端部94が軸受け部78から外れ、外槽カバー蓋71の取り外しを行うことができる。また、解除ボタン95から手を離すと、可動軸部A91及び可動軸部B92がばね93の付勢により外側方向に移動して、当初の位置に戻り、軸端部94が軸受け部78に挿入される。
また、ばね93のばね乗数を調整することにより解除ボタン95の押し込む力を調整することができる。また、両可動軸部に設けた三角形状リブ97の斜辺部98形状を変えることでも同様の効果は得られる。
以上のように構成された洗濯乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。
操作表示部37にて、入力設定手段70の洗濯/乾燥選択スイッチ70dを操作して「洗濯工程+乾燥工程」を選択した場合では、まず使用者は、外蓋49及び外槽カバー蓋71を開け、内槽4に衣類と洗剤を投入し、運転を開始する。
洗い行程が始まると、所定の水位まで給水した後、モータ8を駆動する。このとき、伝達機構部のクラッチ9によりモータ8の動力を、洗濯・脱水軸5の洗濯軸を介してパルセータ6に伝達し、パルセータ6が回転することで、衣類がパルセータ6の攪拌用突出部11に引っかかり、中心部へ引き込まれる。内槽4の中心下層部の衣類は、引き込まれた衣類により、内槽4の上層部へ押し上げられる。このように内槽4内の衣類を攪拌して、衣類同士、または内槽4の内壁やパルセータ6との接触による機械力と、水流力により行われる。すすぎ行程も同様に行なわれる。
脱水行程では、洗濯終了後、排水弁22を開いて内槽4内の水を排水ホース24より排水した後、伝達機構部のクラッチ9を脱水側に切り換えて、モータ8の動力を、洗濯・脱水軸5の脱水軸を介し内槽4に伝達して回転させ。衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離することで行う。
乾燥行程では、クラッチ9を洗濯側に切り替えて、モータ8を駆動して回転をパルセータ6に伝達し、パルセータ6を急速に正転、逆転することで、脱水後に内槽4の内壁に張り付いた衣類を引き剥がす。次に、パルセータ6を正転、逆転させて攪拌用突出部11で衣類を引っ掛けて攪拌しながら、ヒータ16とファン15などからなる送風手段65により温風を空気噴出口20に送る。空気噴出口20より内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、排水経路口14より接続ダクト13を通過して、熱交換ダクト12から空気循環経路17へ移動して循環する。以上のように乾燥工程が進行する。
乾燥行程を行う際には、外槽3と大気を分離するために、外槽カバー蓋71を必要とするが、操作表示部37にて通常の「洗濯のみ」のコースを選択した場合は、必ずしも外槽カバー蓋71を必要としない。
乾燥行程を選択しない場合においては、外槽カバー蓋71を取り外せば、外蓋49のみの開閉操作だけで洗濯物の出し入れができ、使用者の負担を軽減することができる。
操作表示部37にて、入力設定手段70の洗濯/乾燥選択スイッチ70dの操作により「洗濯のみ」を選択した場合には、外槽カバー蓋71は必要とせず、本体より取り外しをしても運転やその機能に支障をきたすことがない。
以上のように、本実施の形態においては、外槽3の上部開口縁を気密的に覆い、略中央部に洗濯物出し入れ口72が形成された外槽カバー19と、洗濯物出し入れ口72を開閉自在に覆う外槽カバー蓋71とを備え、外槽カバー蓋71は、後部両端部に形成した軸端部94を外槽カバー19に形成した軸受け部78と回動自在に嵌合し、外槽カバー19と着脱自在とすることにより、乾燥コースでは、外槽カバー蓋71により乾燥効率を損なうことが無く、乾燥以外のコースでは、外槽カバー蓋71を取り外して使用できるので、衣類出し入れの操作性を向上することができる。また、外槽3と上部枠体48が接続されていないので、振動が大きくなることを防止することができる。
また、外槽カバー蓋71は、後部端側に、外側に向かって付勢するためのばね93を中央部に挟んで左右に滑動可能な可動軸部A91、可動軸部B92、および、後部端中央部
に設けた解除ボタン95を有し、解除ボタン95を前後方向に摺動させることにより、可動軸部A91及び可動軸部B92を左右方向へ摺動させ、可動軸部A91及び可動軸部B92の両端部に形成した軸端部94を外槽カバー19の軸受け部78に着脱自在に係止する構成とすることにより、乾燥以外のコースでは、簡単な操作で外槽カバー蓋71を取り外して使用できるので、衣類出し入れの操作性を向上することができる。
また、外槽カバー蓋71は、解除ボタン95を前後方向に摺動させることにより、解除ボタン95に形成したガイドリブ96が可動軸部A91及び可動軸部B92にそれぞれ形成した三角形状リブ97の斜辺部98と当接し、摺動して可動軸部A91及び可動軸部B92を左右方向に摺動させる構成とすることにより、乾燥以外のコースでは、簡単な操作で外槽カバー蓋71を取り外して使用できるので、衣類出し入れの操作性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、乾燥以外のコースでは、外槽カバー蓋を取り外して使用でき、衣類出し入れの操作性を向上することができるので、乾燥機能を有する他の洗濯機などの用途に適用できる。
1 筐体
3 外槽
4 内槽
19 外槽カバー
48 上部枠体
49 外蓋
71 外槽カバー蓋
72 洗濯物出し入れ口
73 上部洗濯物出し入れ口
78 軸受け部
91 可動軸部A
92 可動軸部B
93 ばね
94 軸端部
95 解除ボタン
96 ガイドリブ
97 三角形状リブ
98 斜辺部

Claims (3)

  1. 筺体と、前記筺体上部に設けられた上部枠体と、前記上部枠体に形成された上部洗濯物出し入れ口と、前記上部洗濯物出し入れ口を開閉自在に覆う外蓋と、洗濯物を収容する内槽を回転自在に内包し、前記筺体に防振支持された外槽と、前記外槽の上部開口縁を気密的に覆い、洗濯物出し入れ口が形成された外槽カバーと、前記洗濯物出し入れ口を開閉自在に覆う外槽カバー蓋とを備え、前記外槽カバー蓋は、前記外槽カバーに着脱自在とした洗濯乾燥機。
  2. 外槽カバー蓋は、後部端側に、左右に摺動可能な可動軸部Aと可動軸部B、及び解除ボタンを有し、前記解除ボタンを前後方向に摺動させることにより、前記可動軸部A及び前記可動軸部Bを左右方向へ摺動させ、前記可動軸部A及び前記可動軸部Bの両端部を前記外槽カバーの軸受け部に着脱自在に係止した請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 外槽カバー蓋は、解除ボタンを前後方向に摺動させることにより、解除ボタンに形成したガイドリブが可動軸部A及び可動軸部Bにそれぞれ形成した三角形状リブの斜辺部と当接し、前記可動軸部A及び前記可動軸部Bを左右方向に摺動させる請求項1または2に記載の洗濯乾燥機。
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