JP2015166531A - 推進工法における発進坑壁及び到達坑壁の坑口構造 - Google Patents

推進工法における発進坑壁及び到達坑壁の坑口構造 Download PDF

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Abstract

【課題】発進坑A、到達坑Bの坑口a、bにおける止水作用を担保しつつ、掘削機によるシール材の損傷をなくす。【解決手段】発進坑から到達坑に向かい、掘削機1によって地盤Gを掘削しながら掘削機及び推進管Tを地中に圧入して発進坑から到達坑に至る推進管を連結した管路を構成する推進工法における発進坑及び到達坑の坑口構造である。坑口a、bにおいて、掘削機の掘削口径より大内径の円孔11内に同一心の移動筒体13、23をその軸方向に移動可能に嵌め込み、その移動筒体の内面全周又は外面全周に掘削機の外筒及び推進管の外周面全周に接するシール材12、22を設ける。このとき、シール材は回転する掘削刃には触れないため、その損傷はなく、掘削機の移動に伴って移動筒体が移動するため、シール材によって掘削機外周面との止水作用は担保される。このため、発進坑では、その移動分、坑口の軸方向長さを短くでき、到達坑では、掘削機の回収が容易となる。【選択図】図1c

Description

この発明は、推進工法における発進坑壁及び到達坑壁の坑口構造、並びその両壁への推進管の挿通孔(坑口)の形成方法に関する。
近年、上下水道管路、電力線管路、電信線管路やガス管路を道路下に構築する際、開削工法によらず、その管路を構成するヒューム管等を推進する推進工法が多用されている。
この推進工法は、発進坑から到達坑に向かい、掘削機(シールドマシン)によって地盤を掘削しながら前記掘削機及びヒューム管等の推進管を地中に圧入して発進坑から到達坑に至る推進管を連結した管路を構成する(特許文献1段落0002、特許文献2段落0002、同0009〜同0011、図1参照)。
この推進工法において、発進坑から地盤に掘進する際、又は地盤から到達坑に掘進する際、その発進坑又は到達坑の土留め壁(周壁)に開けた孔(坑口)と掘削機の外筒の間から、土砂や地下水が流出して発進坑又は到達坑内が水没したり、発進坑又は到達坑の周辺の地盤が陥没したりする場合がある。この場合、周壁の周りは地質改良がなされてその陥没等の防止は図られるが、坑口を介した土砂等の坑内への流出(流入)を完全に防止することはできない。
このため、発進坑又は到達坑の内周面の掘削機が開口させる部分(同周壁の坑口部分)に、ゴムシール材を設けたり(特許文献3請求項1、図3参照)、ブラシシール材を設けたりして(特許文献2請求項1、図1参照)、そのシール材で上記土砂や地下水の流出を防止する止水技術がある。
特開2005−273170号公報 特開2008−111241号公報 特開平11−173071号公報
上記従来の止水技術は、掘削機の掘削刃がシール材に触れる場合があり、触れれば、シール材の欠損となって止水効果は望めない。この欠損をなくすためには、シール材を掘削刃から後方、すなわち掘削機の外筒のできるだけ後方に位置するようにすれば良いが、そのシール材の支持部分が長く大きくなる。
例えば、推進方向に長いリング状のシール材取付用壁を発進坑の内周面に形成し、その壁の孔を掘削機が通り抜けるようにした場合(特許文献1図1参照)、前記掘削刃による損傷を防止するには、前記壁の孔(坑口)をその軸方向に長いものとする必要がある。すなわち、その壁の筒状部が長いものとなる。従来では、発進坑の壁掘削面(鏡面)からシール材までの長さは、掘削刃の厚さ(掘削機の長さ方向の刃厚)とシール材の返り代により決定され、その刃厚と返り代を加えた長さ以上としていた。
その長い壁を作るには、長い作業時間を必要とするとともにコスト的にも高いものとなっている。近年、コストダウンが叫ばれており、その壁においても同様である。また、長い壁は、坑周壁内面から突出するため、掘削機等の坑内への搬入において支障が生じる場合がある。一方、坑口の長さを短くすれば、それらの問題は解消するが、上記掘削刃によるシール材の損傷の恐れが高くなる。
また、到達坑にあっては、その周壁を除去して坑口を形成後(鏡切後)、その坑口周縁の壁面の安定を図ると共に、シール材を掘削機で傷つけることなく、その掘削機を到達坑内に導き入れる(押し出す)ことが要求されている。
この発明は、以上の実状の下、止水作用を担保しつつ、掘削機によるシール材の損傷をなくすことを課題とする。
発進坑において上記課題を達成するため、この発明は、止水部分とその部分の坑壁取付部分とを分け、その取付部分をなす上記坑口を形成する周壁の円孔内周面に、止水部分をなすシール材をその軸方向に移動可能としたのである。
この構成であると、坑口の円孔内周面にシール材を嵌め込み得る限度において、シール材を坑口の円孔から引き出すことができ、その状態で、シール材及び坑口円孔内に掘削機を装填し、掘削作用に連れてシール材が坑口円孔内に移動すれば、シール材によって止水は行われる。このため、前記掘削機の装填状態において、掘削刃にシール材が触れなければ良いことから、その点を考慮して、シール材及び坑口を形成する周壁の円孔の軸方向の長さを決定すれば良いこととなるため、そのシール材の移動長さ分、坑口を形成する周壁の円孔の長さを短くすることができる。
この発明に係る発進坑壁の坑口構造の具体的な一構成としては、発進坑から到達坑に向かい、掘削機によって地盤を掘削しながら前記掘削機及び推進管を地中に圧入して発進坑から到達坑に至る推進管を連結した管路を構成する推進工法における、前記発進坑壁の坑口構造において、
発進坑の周壁に掘削機の掘削口径より大内径の坑口を形成し、その坑口の全周囲の周壁内面に、掘削機の掘削口径より大内径の円孔を有する壁を発進坑周壁に連続して形成し、その壁の円孔内に、その円孔と同一心の円筒状筒体をその一端を前記円孔から突出可能にその軸方向に移動可能に嵌め込み、その筒体の内面全周に掘削機の外筒外周面全周に接するシール材を設け、前記筒体の一端が突出した状態において、掘削機を前記円孔に挿入した際、掘削機の掘削刃より進行方向後側にシール材が位置する構成を採用したり、
上記発進坑の周壁に掘削機の掘削口径より大内径円孔の坑口を前記周壁外表面に開口しないように形成するとともに、その坑口の前記周壁外表面に開口しない部分を掘削機の掘削刃で切削できるとともに掘削機の閉塞を起こすようなブロック破壊をしない壁とし、坑口の円孔内に、その円孔と同一心の円筒状筒体をその一端を前記円孔から突出可能にその軸方向に移動可能に嵌め込み、その筒体の内面全周に前記掘削機の外筒外周面全周に接するシール材を設け、前記筒体の一端が突出した状態において、掘削機を前記円孔に挿入した際、掘削機の掘削刃より進行方向後側に前記シール材が位置する構成を採用したりすることができる。
これらの発進坑壁の坑口構造において、その発進坑壁に坑口を形成するのは、その坑口を介し掘削機及び推進管を発進坑から地盤(地中)に送り出すためであって、通常、その挿通孔は上記周壁(土留壁)をガスバーナ等によって溶断する等して形成し、その孔を坑口とする。この坑口を形成した状態において、発進坑から地盤に掘削機によって推進管の挿通孔を形成する方法にあっては、上記筒体の一端を突出させた状態で、掘削機の掘削刃を上記シール材を通り過ぎて上記円孔内に位置させるとともに、そのシール材を掘削機の外筒外周面全周に圧接した後、掘削機を駆動し進行させるとともに前記筒体も進行させて、掘削刃によって前記坑口から地盤中に推進管の挿通孔を形成し、前記筒体は前記円孔から離脱しないようにした構成を採用することができる。
また、到達坑において上記課題を達成するため、この発明は、上記坑口を形成する周壁の円孔内周面にシール材を設け、そのシール材の内周面に筒体をその軸方向に移動可能とするとともに、その筒体の内周面に外周縁が移動可能にシールされた押え板を設けたのである。
この構成であると、掘削機の掘削刃が押え板に至る際、到達坑外周の地盤からの水等は、押え板及びシール材によって到達坑内への流入が阻止される。このため、掘削機を止めて進行しても、その流入阻止状態が維持された状態で、掘削刃は筒体内を移動し、シール材が掘削刃によって損傷することなく、その掘削機を到達坑内に導き入れる(押し出す)ことができる。
この発明に係る到達坑壁の坑口構造の具体的な構成としては、発進坑から到達坑に向かい、掘削機によって地盤を掘削しながら前記掘削機及び推進管を地中に圧入して発進坑から到達坑に至る前記推進管を連結した管路を構成する推進工法における、前記到達坑壁の坑口構造において、
到達坑の周壁に掘削機の掘削口径より大内径の坑口を形成し、その坑口の全周囲の前記周壁内面に、掘削機の掘削口径より大内径の円孔を有する壁を到達坑周壁に連続して形成し、その壁の円孔内にその円孔と同一心の回収筒体をその軸方向に移動可能に設けるとともに、前記円孔の内周面に前記回収筒体の外周面全周及び掘削機の外筒外周面全周に接するシール材を設け,前記回収筒体内周面には外周縁が移動可能にシールされた押え板を設けたり、
到達坑の周壁に掘削機の掘削口径より大内径円孔の坑口を前記周壁外表面に開口しないように形成するとともに、その坑口の前記周壁外表面に開口しない部分を掘削機の掘削刃で切削できるとともに掘削機の閉塞を起こすようなブロック破壊をしない壁とし、前記坑口の円孔内に、その円孔と同一心の回収筒体をその軸方向に移動可能に設けるとともに、前記円孔の内周面に前記回収筒体の外周面全周及び掘削機の外筒外周面全周に接するシール材を設け、前記回収筒体内周面には外周縁が移動可能にシールされた押え板を設けた構成を採用したりすることができる。
これらの到達坑壁の坑口構造において、同様に、その到達坑壁に坑口を形成するのは、その坑口を介し掘削機及び推進管を地盤から到達坑に送り込むためであって、通常、その挿通孔は上記周壁(土留壁)をガスバーナ等によって溶断する等して形成し、その孔を坑口とする。この坑口を形成した状態において、地盤からその到達坑の坑口に掘削機によって推進管の挿通孔を形成する方法にあっては、掘削機によって地盤又は地盤及び上記ブロック破壊をしない壁を掘削してその掘削刃が上記押え板に至ると、その掘削機の駆動を停止し、その後、掘削機をさらに進行させて前記押え板及び回収筒体を到達坑内に押し出して前記周壁に推進管の挿通孔を形成する構成を採用することができる。
これらの構成において、発進坑又は到達坑の周壁は、コンクリート製、鋼管製、鋼板(矢板)製等と従来において壁材として使用されている各種の材料を適宜に採用する。この発進坑又は到達坑の周壁に掘削機を通過させるには、その周壁(土留壁)にその通過孔(坑口)を形成する必要があるが、前記コンクリート製等の周壁に孔を形成すると、一時的に地山が露出し、この孔回りを地盤改良しても、その地山が崩壊して発進坑又は到達坑内に土砂が流れ込む等の事故が発生する恐れがある。この事故は、孔が大断面であったり、深い位置(大深度)であったりすると、その恐れが増す。
このため、上記発進坑及び到達坑の坑口において、周壁外表面に開口しない部分を掘削機の掘削刃で切削できるとともに掘削機の閉塞を起こすようなブロック破壊をしない壁で形成して、その恐れをなくすことが安全面上好ましい。その壁としては、例えば、FFU(Fiber reinforced Foamed Urethane)製とすることができる。FFUは、硬質発泡ウレタン樹脂をガラス長繊維で強化したものであり、その板状物をエポキシ系接着剤で圧着接合して壁を形成する。この壁は、水圧・土圧に十分に耐え得るとともに掘削刃が摩耗することなく、かつ掘削機の閉塞を起こすようなブロック破壊をすることなく穿孔(掘削)することができる。
筒体は、金属製や樹脂製等を採用できる。シール材はゴム等のシール性を担保できる弾性材を適宜に選択する。
この発明は、以上のように構成し、坑口を形成する周壁の円孔内周面にシール材又は筒体をその軸方向に移動可能としたので、止水作用を担保しつつ、掘削機によるシール材の損傷を招くことなく、坑口を形成する周壁の円孔の長さを短くすることができたり、その掘削機を坑内に導き入れることができたりするため、工事費の削減を図ることができる。
この発明に係る推進工法における第一の実施形態の発進坑壁の坑口構造の作用断面図 同作用断面図 同作用断面図 同作用断面図 図1cの要部拡大図 同実施形態の到達坑壁の坑口構造の作用断面図 同作用断面図 同作用断面図 同作用断面図 図3cの要部拡大図 この発明に係る推進工法における第二の実施形態の発進坑壁の坑口構造の作用断面図 同作用断面図 同作用断面図 同実施形態の到達坑壁の坑口構造の作用断面図 同作用断面図 同作用断面図
この発明の第一の実施形態を、図1a〜図1d、図2及び図3a〜図3d、図4に示し、この実施形態は、泥水式推進工法により、道路下に下水道管路を構築するものであって、従来と同様に、発進坑Aから到達坑Bに向かい、掘削機(掘進機)1によって、発進坑Aの周壁7に坑口(推進管Tの挿通孔)を形成した後、地盤Gを掘削しながら掘削機1及び推進管Tを地中に圧入し、やがて到達坑Bの周壁7に坑口を形成して、発進坑Aから到達坑Bに至る推進管を連結した下水道管路を構成する。
掘削機1は、従来周知の構造であって、外筒(ケーシング)2内に、モータ3、排泥管4、送水管(送泥管、加泥管)等を設け、外筒2の前面には掘削刃5を有する回転板6を設け、前記モータ3によってその回転板6を回転するとともに、外筒2の後端をヒューム管等の推進管Tを介してジャッキ等によって押すことによって掘削機1を前進(進行)させて、周壁7に坑口を形成し、地盤Gを掘削しつつ推進管Tを圧入する。
発進坑A及び到達坑Bの周壁7は、矢板7a、コンクリート7b又はその両者によって形成される。この実施形態では、まず、発進坑Aの周壁7に推進管Tの発進側となる発進坑口aを開設(形成)し、到達坑Bの周壁7にその推進管Tを受け入れる到達坑口bを開設する。このとき、両坑A、Bの外側の地山(地盤G)の坑口a、bとなる部分に凝固剤の注入等によって、予めその部分の土砂を固めて地盤改良した状態で、ガスバーナ等によって周壁7を溶断する等して、坑口a、bを開ける(形成する)。その坑口a、bの内径は掘削機の掘削口径より大径とする。
つぎに、発進坑Aにおいては、図1a〜図1d、図2に示すように、掘削機1が穿孔する坑口部分周囲にヒューム管又はコンクリート打設等によってコンクリート壁10を形成し、その内周面にガイド用筒体(坑口リング)11を嵌め込んでいる。この筒体11の内周面によって特許請求の範囲に記載の「円孔」が構成される。この筒体11内にゴム製シール材12を設けた移動筒体13がその軸方向に移動可能に嵌め込まれている。コンクリート壁10の内周面が移動筒体13が動き得る滑面であれば、ガイド用筒体11は省略でき、この場合は、コンクリート壁10の内周面(坑口aの内周面)が前記「円孔」となる。
移動筒体13の先端外周(図1a、図2において右端外周)にリング状の対の止水片14、14が溶接によって水密に固定されており、その両止水片14、14の外周縁内にリング状パッキング15が嵌め込まれている。両止水片14、14の間には圧力水が流出入可能となっており、その水を圧入することによってパッキング15がガイド筒体11の内面に圧接して止水する。パッキング15をチューブ状としてその中に圧力水を流出入可能とすることができ、この場合、止水片14間に圧力水を流出入する必要はなくなる。移動筒体13の移動が可能であれば、このパッキング15は、圧力水が流出入する構成ではなく、弾性材からなる無垢のものであってもよい。
また、移動筒体13の上記パッキング15の後側(図1aにおいて左側)にその内側に向く円環状シール材12がボルト止めによって取り付けてある。このシール材12の数及び位置はシール性を考慮して適宜に決定すればよい。この実施形態では2枚とした。
一方、到達坑Bにおいても、同様に、図3a〜図3d、図4に示すように、掘削機1が穿孔する坑口b部分周囲にヒューム管又はコンクリート打設等によってコンクリート壁10を形成している。その壁10の内周面に円状筒体(坑口リング)21が嵌め込み固定され、その筒体21の内周面にゴム製円環状シール材22がその全周に亘ってボルト止めによって取り付けてある。この筒体21の内周面によって特許請求の範囲に記載の「円孔」が構成される。このシール材22の数及び位置はシール性を考慮して適宜に決定すればよい。この実施形態では1枚とした。
シール材22の内面に円筒状の回収筒体23がその軸方向に移動可能に設けられ、その回収筒体23内に押え板8aがその外周のゴム製円環状シール材24を介して前記軸方向に移動可能に設けられており、このシール材24、前記シール材22及び押え板8aによって坑口bからの到達坑B内への水漏れ等が有効に防止される。押え板8aは支保工9によって土圧に抗するようになっており、その押え板8aの位置は、回収筒体23から離脱しない限りにおいてその長さ方向の何れでも良いが、周壁7内、好ましくは、周壁7の外周面と面一とする。
この実施形態は以上の構成であり、つぎに、掘削機1によって地盤Gを掘削しながら掘削機1及び推進管Tを地中に圧入して発進坑Aから到達坑Bに至る推進管Tを連結した管路を構成する作用について説明する。
まず、図1aに示すように、発進坑Aの周壁7(矢板7a)の内周面にリング状コンクリート壁10を形成する。この壁10は、周壁7の坑口aを形成する前でも後でも良い。その壁10の円孔(筒体11)内に移動筒体13をその一端を突出させて嵌め込む。このとき、その移動筒体13の突出が、掘削機1の搬入等に支障があれば、筒体11内に納めた状態(図1c、同dの状態)にしてその搬入を行い、その後、掘削機1を移動筒体13に臨ませた後、その移動筒体13を突出させる。このように、筒体11内に移動筒体13が収まれば、坑口aの長さが短くても(壁10の厚みが薄くても)、その移動筒体13を突出させることによって、掘削機1が通る坑口aの長さを実質的に長くすることができる。すなわち、移動筒体13は、筒体11内に収まるため、発進坑Aの内径寸法は、コンクリート壁10の厚みだけ縮小するだけであって、推進管Tの搬入等に、移動筒体13が邪魔になることはない。
その移動筒体13が突出した状態において、掘削機1をその移動筒体13に向かってほぼ同一心となるように進行させる。このとき、図1a鎖線で示すように、筒体11は移動する前の移動筒体13の全長を覆う長さを有するものとすることができる。
その掘削機1が進行すると、その前部(掘削刃5付回転板6)が移動筒体13内に入り込む(図1b)。このとき、移動筒体13の内径は掘削機1(回転板6、外筒2)の外径より大きく、一方、シール材12の内周径はその掘削機1の外径より小さく設定されているため、掘削機1はその移動筒体13内にシール材12を撓ませながら(シール材12の内周径を縮めながら)進行する。また、掘削機1の回転板6(掘削刃5)がシール材12を通り抜けるまで、その回転は停止しておく。このため、シール材12が掘削刃5によって損傷することはない。
つぎに、掘削機1が回転板6を回転させて進行すると、その回転板6は坑口aを通り抜けて地中(地盤G内)に至る(図1c)。この掘削機1の移動につれて、図1a→図1b→図1c→図1dに示すように、移動筒体13も筒体11先端のストッパ11aに当接するまで移動する。このとき、両止水片14、14間又はパッキング15に圧力水を適宜に流出入させてパッキング15の筒体11への圧接度合いを調節し、止水機能を担保しつつ、パッキング15を掘削機1の間欠的な動きに対応させて移動させる(尺動させる)。
この移動筒体13の何れの位置においても、シール材12は掘削機1の外周面に圧接しているため、地盤Gからの土砂や地下水の発進坑A内への流入を有効に防止する。
以降、従来と同様に、到達坑Bに向かい、掘削機1によって地盤Gを掘削しながら、推進管Tを連結しつつ、その連結された推進管T及び掘削機1を地中に圧入して掘削するとともに連結された推進管Tによる管路を形成する。このとき、シール材12は推進管Tの外周面に圧接し続けるため、地盤Gからの土砂や地下水の発進坑A内への流入を有効に防止する。
以上の地盤G内の掘削・推進管配設が進み、図3aに示すように、掘削機1が到達坑Bの手前に至ってさらに進行すると、地盤Gの掘削を終了した時点で、回転板6(掘削刃5)が押え板8aに至るため、掘削機1の駆動を停止する(回転板6の回転を停止する)。この後、掘削機1をさらに進行させると、その前部は回収筒体23内に入り込み(図3b)、やがて回転板6の外周縁が回収筒体23の内面先端のストッパ23aに当接する(図3c)。
さらに、掘削機1を進行させると、回収筒体23も到達坑B内に移動する。このとき、シール材22は回収筒体23の外周面から掘削機1の外周面にその圧接状態を連続的に移行し、地盤Gからの土砂や地下水の到達坑B内への流入を有効に防止する。
さらに、掘削機1が進行すれば、掘削機1は回収筒体23とともにその全体が到達坑B内に至ると共に、先行きの推進管Tが到達坑Bに至って(図3d)、発進坑Aから到達坑Bまでの推進管Tによる管路が形成される。この後、連結された推進管Tから掘削機1を切り離し、その掘削機1を回収筒体23と共に回収する。この回収後、シール材22によるシール性が十分に担保できない場合は、そのシール材22のシール部分に止水材を充填する等の処置(養生)を行う。
なお、上記掘削機1の進行に従って、その掘削機1が押え板8aに至るまで、上記支保工9(押え板8a)にサポートジャッキ等によって適宜な支保力を付与して地盤Gを支えるととともに、図3dに示す、掘削機1と押え板8a及び回収筒体23の一体化を維持する。
この発明の第二の実施形態を図5a〜図5c、及び図6a〜図6cに示し、この実施形態は、SEW工法(Shield Earth Retaining Wall System)によって、道路下に下水道管路を構築するものである。このため、この実施形態の発進坑A及び到達坑Bは、その周壁7がコンクリート壁7bからなり、その坑A、Bの坑口a、bが周壁外表面に開口しない部分にFFU壁8が形成されている。この壁8は、周壁7の形成時、坑口a、bを形成すると同時に形成したり、周壁7の形成後、その周壁7に坑口a、bを形成するときに形成したりする。
この実施形態にあっては、上記第一の実施形態と同様に、発進坑Aにおいて、まず、図5aに示すように、周壁7の坑口aの円孔(筒体11)内に移動筒体13をその一端を突出させて嵌め込み、この状態で、掘削機1をその移動筒体13に向かってほぼ同一心となるように進行させると、その前部(掘削刃5付回転板6)が移動筒体13内に入り込む(図5b)。このとき、移動筒体13の内径は掘削機1の外径より大きく、一方、シール材12の内周径はその掘削機1の外径より小さく設定されているため、掘削機1はその移動筒体13内にシール材12を撓ませながら進行し、また、掘削機1は非駆動のため、シール材12が掘削刃5によって損傷することはない。
つぎに、掘削機1がFFU壁8の手前に至ったところで、その回転板6を回転させて進行すると、その掘削刃5がFFU壁8を掘削し(穿孔し)た後、回転板6が坑口aを通り抜けて地中(地盤G内)に至る(図5c)。以下、図1dと同様に、到達坑Bに向かい、掘削機1によって地盤Gを掘削しながら、推進管Tを連結しつつ、その連結された推進管T及び掘削機1を地中に圧入して掘削するとともに連結された推進管Tによる管路を形成する。このとき、シール材12は推進管Tの外周面に圧接し続けるため、地盤Gからの土砂や地下水の発進坑A内への流入を有効に防止する。
以上の地盤G内の掘削・推進管配設が進み、図6aに示すように、掘削機1が到達坑Bの手前に至ってさらに進行すると、地盤Gの掘削を終了した時点で、回転板6(掘削刃5)がFFU壁8に至り、さらにそのFFU壁8を掘削して回転板6が押え板8aに至って(図6b)、掘削機1の駆動を停止する(回転板6の回転を停止する)。この時まで、掘削機1の進行に従って、上記支保工9にサポートジャッキ等によって適宜な支保力を付与し、その後、支保工9等は撤去する。この後、掘削機1をさらに進行させると、その前部は回収筒体23内に入り込み、やがて回転板6の外周縁が回収筒体23の内面先端のストッパ23aに当接する(図6c)。
続いて、掘削機1を進行させると、回収筒体23も発進坑B内に移動する。このとき、シール材22は回収筒体23の外周面から掘削機1の外周面にその圧接状態を連続的に移行し、地盤Gからの土砂や地下水の到達坑B内への流入を有効に防止する。
さらに、掘削機1が進行すれば、図3dと同様に、掘削機1は回収筒体23とともにその全体が到達坑B内に至ると共に、先行きの推進管Tが到達坑Bに至って、発進坑Aから到達坑Bまでの推進管Tによる管路が形成される。この後、連結された推進管Tから掘削機1を切り離し、その掘削機1を回収筒体23と共に回収する。
上記第一、第二の実施形態においては、発進坑Aと到達坑Bの坑口構造を同じ態様としたが、一方を第一の実施形態の態様、他方を第二の実施形態の態様、例えば、第一の実施形態の到達坑Bを第二の実施形態のFFU壁8の態様等とすることができる。
また、コンクリート製周壁7bにおいても、図1a〜図1d、図3a〜図3dで示す円孔を有する壁10からなる坑口a、bの構造を採用できる。
上記実施形態は、泥水式推進工法に係わるものであるが、この発明は、他の推進工法、例えば、土圧式推進工法や泥濃式推進工法等の他の種々の推進工法において採用し得ることができる。
また、下水道管路の構築に関するものであったが、上水道管路、電力線管路、電信線管路やガス管路の構築は勿論のこと、防波堤などの水中構造物として使用され、あるいは地下構造物を構築する際に用いられるコンクリート製又は鋼製の大型の箱(ケーソン: caisson)、さらに、連続地下壁から管を導いたり、ケーソン又は連続地下壁に管を導いたりする場合等においても、この発明は採用し得ることは勿論である。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 掘削機
2 掘削機の外筒
3 掘削機のモータ
4 排泥管
5 掘削刃
6 回転板
7 発進坑(到達坑)の周壁
7a 周壁7をなす矢板
7b 周壁7をなすコンクリート壁
8 FFU壁
8a 押え板
10 コンクリート壁
11 坑周壁の円孔をなす筒体
12 シール材
13 移動筒体
14 止水片
15 パッキング
21 坑周壁の円孔をなす筒体
22 シール材
23 回収筒体
24 シール材
A 発進坑
B 到達坑
T 推進管
a 発進坑口
b 到達坑口

Claims (6)

  1. 発進坑(A)から到達坑(B)に向かい、掘削機(1)によって地盤(G)を掘削しながら前記掘削機(1)及び推進管(T)を地中に圧入して前記発進坑(A)から到達坑(B)に至る前記推進管(T)を連結した管路を構成する推進工法における、前記発進坑壁の坑口構造であって、
    上記発進坑(A)の周壁(7、7a、7b)に上記掘削機(1)の掘削口径より大内径の坑口(a)を形成し、その坑口(a)の全周囲の前記周壁(7、7a、7b)内面に、上記掘削機(1)の掘削口径より大内径の円孔(11)を有する壁(10)を発進坑周壁に連続して形成し、その壁(10)の円孔(11)内に、その円孔(11)と同一心の円筒状筒体(13)をその一端を前記円孔(11)から突出可能にその軸方向に移動可能に嵌め込み、その筒体(13)の内面全周に前記掘削機(1)の外筒外周面全周に接するシール材(12)を設け、前記筒体(13)の一端が突出した状態において、前記掘削機(1)を前記円孔(11)に挿入した際、掘削機(1)の掘削刃(5)より進行方向後側に前記シール材(12)が位置することを特徴とする発進坑壁の坑口構造。
  2. 発進坑(A)から到達坑(B)に向かい、掘削機(1)によって地盤(G)を掘削しながら前記掘削機(1)及び推進管(T)を地中に圧入して前記発進坑(A)から到達坑(B)に至る前記推進管(T)を連結した管路を構成する推進工法における、前記発進坑壁の坑口構造であって、
    上記発進坑(A)の周壁(7、7b)に上記掘削機(1)の掘削口径より大内径円孔(11)の坑口(a)を前記周壁外表面に開口しないように形成するとともに、その坑口(a)の前記周壁外表面に開口しない部分を前記掘削機(1)の掘削刃(5)で切削できるとともに掘削機(1)の閉塞を起こすようなブロック破壊をしない壁(8)とし、前記坑口(a)の円孔(11)内に、その円孔(11)と同一心の円筒状筒体(13)をその一端を前記円孔(11)から突出可能にその軸方向に移動可能に嵌め込み、その筒体(13)の内面全周に前記掘削機(1)の外筒外周面全周に接するシール材(12)を設け、前記筒体(13)の一端が突出した状態において、前記掘削機(1)を前記円孔(11)に挿入した際、掘削機(1)の掘削刃(5)より進行方向後側に前記シール材(12)が位置することを特徴とする発進坑壁の坑口構造。
  3. 発進坑(A)から到達坑(B)に向かい、掘削機(1)によって地盤(G)を掘削しながら前記掘削機(1)及び推進管(T)を地中に圧入して前記発進坑(A)から到達坑(B)に至る前記推進管(T)を連結した管路を構成する推進工法における、前記到達坑壁の坑口構造であって、
    上記到達坑(B)の周壁(7、7a、7b)に上記掘削機(1)の掘削口径より大内径の坑口(b)を形成し、その坑口(b)の全周囲の前記周壁(7、7a、7b)内面に、上記掘削機(1)の掘削口径より大内径の円孔(21)を有する壁(10)を到達坑周壁に連続して形成し、その壁(10)の円孔(21)内にその円孔(21)と同一心の回収筒体(23)をその軸方向に移動可能に設けるとともに、前記円孔(21)の内周面に前記回収筒体(23)の外周面全周及び前記掘削機(1)の外筒外周面全周に接するシール材(22)を設け、前記回収筒体(23)内周面には外周縁が移動可能にシールされた押え板(8a)を設けたことを特徴とする到達坑壁の坑口構造。
  4. 発進坑(A)から到達坑(B)に向かい、掘削機(1)によって地盤(G)を掘削しながら前記掘削機(1)及び推進管(T)を地中に圧入して前記発進坑(A)から到達坑(B)に至る前記推進管(T)を連結した管路を構成する推進工法における、前記到達坑壁の坑口構造であって、
    上記到達坑(B)の周壁(7、7b)に上記掘削機(1)の掘削口径より大内径円孔(21)の坑口(b)を前記周壁外表面に開口しないように形成するとともに、その坑口(b)の前記周壁外表面に開口しない部分を前記掘削機(1)の掘削刃(5)で切削できるとともに掘削機(1)の閉塞を起こすようなブロック破壊をしない壁(8)とし、前記坑口(b)の円孔(21)内に、その円孔(21)と同一心の回収筒体(23)をその軸方向に移動可能に設けるとともに、前記円孔(21)の内周面に前記回収筒体(23)の外周面全周及び前記掘削機(1)の外筒外周面全周に接するシール材(22)を設け、前記回収筒体(23)内周面には外周縁が移動可能にシールされた押え板(8a)を設けたことを特徴とする到達坑壁の坑口構造。
  5. 請求項1又は2に記載の発進坑壁の坑口構造において、その発進坑(A)の坑口(a)から地中に掘削機(1)によって推進管(T)の挿通孔を形成する方法であって、上記筒体(13)の一端を突出させた状態において、前記掘削機(1)の掘削刃(5)を上記シール材(12)を通り過ぎて上記円孔(11)内に位置させるとともに、そのシール材(12)を掘削機(1)の外筒外周面全周に圧接した後、掘削機(1)を駆動し進行させるとともに上記筒体(13)も進行させて、前記掘削刃(5)によって前記坑口(a)から地盤(G)又は上記ブロック破壊をしない壁(8)及び地盤(G)を掘削して前記坑口(a)に推進管(T)の挿通孔を形成し、前記筒体(13)は前記円孔(11)から離脱しないようにしたことを特徴とする発進坑壁の推進管挿通孔形成方法。
  6. 請求項3又は4に記載の到達坑壁の坑口構造において、地盤(G)からその到達坑(B)の坑口(b)に掘削機(1)によって推進管(T)の挿通孔を形成する方法であって、前記掘削機(1)によって地盤(G)又は地盤(G)及び上記ブロック破壊をしない壁(8)を掘削してその掘削刃(5)が上記押え板(8a)に至ると、その掘削機(1)の駆動を停止し、その後、掘削機(1)をさらに進行させて前記押え板(8a)及び回収筒体(23)を到達坑(B)内に押し出して前記坑口(b)に推進管(T)の挿通孔を形成することを特徴とする到達坑壁の推進管挿通孔形成方法。
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