JP3190336U - 横坑掘進用エントランス - Google Patents

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金澤 光雄
光雄 金澤
滋 城
滋 城
敏久 出來山
敏久 出來山
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株式会社金澤製作所
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Abstract

【課題】円筒形立坑より掘進される掘進マシンおよび掘進後に設置される管路等に当接されるシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが円筒形立坑の掘進開口部内側に三次元状に密着されて止水機能を保持することができる横坑掘進用エントランスを提供する。【解決手段】円筒形立坑の内側より掘進マシン3を発進させ、横坑を形成するために円筒形立坑の内側に掘進マシン発進用円形凹部が形成されており、掘進マシン発進用円形凹部内縁にリング状鋼板152を取付け、リング状鋼板にシーリングチューブ16とフラップ15を取付け、又は、ワイヤーブラシパッキンを取付け、坑口仮設側壁12の内側のリング状鋼板142に揺動自在の複数のフラップを一連または二連に取付ける。【選択図】図7

Description

本考案は、横坑掘進用エントランスに関し、特に円筒形立坑より掘進される掘進マシンおよび掘進後に設置される管路等に当接されるシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが円筒形立坑の掘進開口部内側に三次元状に密着されて止水機能を保持することができる横抗掘進用エントランスを提供する。
前記せる横坑掘進用エントランスは、立坑に対して斜坑を形成する場合でも、円筒形立坑より掘進される掘進マシンおよび掘進後に設置される管路等に当接されるシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが、円筒形立坑の掘進開口部内側に三次元状に密着されて止水機能を保持することができるので、斜坑形成にも応用することができる横坑掘進用エントランスである。
円筒形立坑又は角筒形立坑より掘進マシンによる掘削において、開口からの掘削泥土や地下水の流出を防止するエントランスに関する種々の創案が開発されている。
従来、立坑での発進坑口は立坑内側に設置され、シールド工事終了後の立坑は維持管理用の人孔として共用されることから、坑内に設置された坑口は撤去されることになるが、このとき、立坑躯体と管路又はセグメント間の止水性を確保することができなかった。
また、掘進マシンを立坑やシールドトンネルから発進させるには、坑口からの泥土や地下水の流出を完全に防止する必要があり、一般的には坑口形成部にエントランスを設置して止水機構を形成すると共に、坑口形成部を囲繞している周辺の地盤に薬液注入等による地盤改良部を形成している。
特開2001−248385号公報 特開2002−89173号公報 特開平10−159482号公報
前記せる特開2001−248385号公報では、推進機械に相応した開口を有する受け板と押え板とによって、開口の周縁部に配されるリング状伸縮材を挟持する構造のエントランスパッキンが開示されている。
また、前記せる特開2002−89173号公報では、ゴム製のエントランスパッキンとゴムチューブなどからなる中空管で構成された止水装置を有し、圧縮空気や水等の流体の注入によって膨張可能としてシールド掘進機の外周面に圧接可能とした止水方法が開示されている。
また、前記せる特開平10−159482号公報では、パッキンケースの内側に、膨出・後退が可能な第1エントランスと第2エントランスを設け、外周面に段差部を有するシールド掘進機を用いた場合でも地下水の立坑への流出を防ぐことができるトンネルエントランス構造及びこれを用いたシールド工法が開示されている。
しかしながら、前記せるこれらの引用特許では、立坑内壁の曲面に対して掘進マシンの外形周縁部が順次推進されていく結果、掘進マシン外周にシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが三次元状態に接触されて止水効果が生じるような構成ではなかった。
また、切削開始時の背面強度の低下により、円筒形立坑内にモールドされている切削可能な補強材の切削が不完全になり、未切削部分が坑口パッキン内に侵入するので、地山に最も近い未切削部分を水みちとして地下水が円筒形立坑内に侵入することから止水性の確保が困難となる。
また、掘削工事終了後に坑口仮設側壁は撤去されるので、円筒形立坑側壁と管路等との止水性が不完全であるため、漏水及び円筒形立坑側壁の脆弱化の原因となっていた。
前記せる課題に対して本考案では、立坑内壁の曲面に対して掘進マシンが推進される時に、掘進マシンの外形部の水平両端部が最初に掘進マシン発進用円形凹部の内側に当接され、次いで順次全周部が推進されていくので、その結果、掘進マシン外周にシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが三次元状態に接触されて止水効果が生じるように構成されている。
すなわち、円筒形立坑の内側より掘進マシンを発進させ、横坑を形成するために円筒形立坑の内側に掘進マシン発進用円形凹部が形成されており、該掘進マシン発進用円形凹部内縁にリング状鋼板を取付け、該リング状鋼板にシーリングチューブとフラップを取付け、又は、ワイヤーブラシパッキンを取付け、仮設側壁の内側のリング状鋼板に揺動自在の複数のフラップを一連または二連に取付けたことを特徴とし、仮設側壁の内側に固定されたリング状鋼板の内側に二連のフラップが揺動自在に連設され、円筒形立坑側壁の掘進開口部の内側に止水機能を有するシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが固定され、シーリングチューブ内には止水材又は空気及び水が充填され、ワイヤーブラシパッキン内には止水材が充填されるように構成したことを特徴とし、又は仮設側壁に配置された圧送用パイプを経て、二連のフラップの外周に止水材を充填し、又はシーリングチューブの内側に止水材または空気及び水を充填できるように構成したことを特徴とし、円筒形立坑より掘進される掘進マシン又は掘進後に設置される管路等に当接されるシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが円筒形立坑の掘進開口部内側に三次元状に密着されて止水機能を保持するように構成されたことを特徴とする横坑掘進用エントランスを提供する。
本発明によれば、リング状鋼板の内側に二連のフラップが揺動自在に連設され、円筒形立坑側壁の掘進開口部の内側に止水機能を有するシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが当接され、仮設側壁に配置された圧送用パイプを経て、二連のフラップの外周に止水材を充填し、又はシーリングチューブの内側に止水材または空気及び水」を充填し、又はワイヤーブラシパッキンの内側に止水材を充填できるように構成されているので、円筒形立坑より掘進される掘進マシン及び掘進後に設置される管路等に当接されるシーリングチューブはワイヤーブラシパッキンは円筒形立坑の掘進開口部内側に三次元状に密着されて止水機能を保持することができる。
また、前述の技術内容に基づいて、立坑に対して斜坑を形成する場合でも、円筒形立坑より掘進される掘進マシンおよび掘進後に設置される管路等に当接されるシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンは、円筒形立坑の掘進開口部内側に三次元状に密着されて止水機能を保持することができるので、斜坑形成に応用することができる。
また、前述においては円筒形立坑について説明しているが、角筒型立坑の場合でも、前述の技術内容を利用して実施することができる。
円筒形立坑に横抗を形成した斜視図である。 角筒形立坑に横抗を形成した斜視図である。 円筒形立坑の側壁内側斜視図である。 図3のB−B線断面図である。 図1のA−A線部分断面図である。 エントランス部分断面斜視図である。 フラップ取付斜視図である。 エントランス部分断面斜視図である。 エントランス部分断面斜視図である。 エントランス部分断面斜視図である。 ワイヤーブラシパッキン取付断面図である。 ワイヤーブラシパッキン取付断面図である。 ワイヤーブラシパッキン取付断面図である。 円筒形立坑開口部シーリングチューブ展開図である。 円筒形立坑開口部ワイヤーブラシパッキン展開図である。
円筒形立坑1の内側より掘進マシン3を発進させ、横坑2を形成するために円筒形立坑1の内側に掘進マシン発進用円形凹部10が形成されており、該掘進マシン発進用円形凹部内縁111にリング状鋼板152を取付け、該リング状鋼板152にシーリングチューブ16とフラップ15を取付け、又は、ワイヤーブラシパッキン200を取付け、坑口仮設側壁12の内側のリング状鋼板142に揺動自在の複数のフラップ14を取付け、または、内側のリング状鋼板142,132に揺動自在の複数のフラップ14,13を二連に取付ける。
坑口仮設側壁12の内側に固定されたリング状鋼板142,132の内側に二連のフラップ14,13が揺動自在に連設され、円筒形立坑側壁11の掘進開口部110の内側に止水機能を有するシーリングチューブ16又はワイヤーブラシパッキン200が固定され、シーリングチューブ16内には圧送用パイプ151を経て止水材20又は空気が充填され、ワイヤーブラシパッキン200内にはグリス材21が充填される。
グリス材21はグリス注入パイプ156を経て注入口155より注入され、裏込材またはパテグリスは、裏込材注入パイプ150またはグリス注入パイプ156を経て注入される。
また、仮設側壁に配置された圧送用パイプ131,141を経て、二連のフラップ13,14の外周に止水材18,19が充填される。
円筒形立坑1より掘進される掘進マシン3又は掘進後に設置される管路等31に当接されるシーリングチューブ16又はワイヤーブラシパッキン200が円筒形立坑1の掘進開口部110の内側に三次元状に密着され、止水機能を保持することができる。
1 円筒形立坑
10 掘進マシン発進用円形凹部
110 掘進開口部
111 掘進マシン発進用円形凹部内縁
112 切削可能な補強材
113 円筒形立坑側壁内面
11 円筒形立坑側壁
110 掘進開口部
2 横抗
3 掘進マシン
31 管路
4 角筒型立坑
5 横抗
6 掘進マシン
12 坑口仮設側壁
13 フラップ
131 圧送用パイプ
132 リング状鋼板
14 フラップ
141 圧送用パイプ
142 リング状鋼板
15 フラップ
150 裏込材注入パイプ
151 圧送用パイプ
152 リング状鋼板
153 ワイヤブラシ保持部材
154 ボルト
155 注入口
156 グリス注入パイプ
16 シーリングチューブ
17 圧送ポンプ
18 止水材
19 止水材
20 止水材
21 グリス材
200 ワイヤーブラシパッキン

Claims (4)

  1. 円筒形立坑の内側より掘進マシンを発進させ、横坑を形成するために円筒形立坑の内側に掘進マシン発進用円形凹部が形成されており、該掘進マシン発進用円形凹部内縁にリング状鋼板を取付け、該リング状鋼板にシーリングチューブとフラップを取付け、又は、ワイヤーブラシパッキンを取付け、仮設側壁の内側のリング状鋼板に揺動自在の複数のフラップを一連または二連に取付けたことを特徴とする横坑掘進用エントランス。
  2. 仮設側壁の内側に固定されたリング状鋼板の内側に二連のフラップが揺動自在に連設され、円筒形立坑側壁の掘進開口部の内側に止水機能を有するシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが固定され、シーリングチューブ内には止水材又は空気が充填され、ワイヤーブラシパッキン内には止水材が充填されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の横坑掘進用エントランス。
  3. 仮設側壁に配置された圧送用パイプを経て、二連のフラップの外周に止水材を充填し、又はシーリングチューブの内側に止水材または空気もしくは水を充填できるように構成したことを特徴とする請求項1記載の横坑掘進用エントランス。
  4. 円筒形立坑より掘進される掘進マシン又は掘進後に設置される管路に当接されるシーリングチューブ又はワイヤーブラシパッキンが円筒形立坑の掘進開口部内側に三次元状に密着されて止水機能を保持するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の横坑掘進用エントランス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003552A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 株式会社金澤製作所 横抗掘進用エントランスまたは到達用エグジット

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