JP2014015747A - ケーシング立坑の坑口止水装置 - Google Patents

ケーシング立坑の坑口止水装置 Download PDF

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Abstract


【課題】構造が比較的簡単であるばかりでなく、格別気遣いすることなく、手順よく迅速に止水装置の取付工事を行うことができ、しかも従来の止水工法よりも止水機能と施工性に優れた坑口止水装置を提供する。
【解決手段】立坑15の沈設時はリング状枠体1内にゴム製止水板3、ゴムパッキン4,5、押さえリング6及び鋼製保護板7を内装したAパーツを立坑15に予め鏡切りした坑口16に嵌合して溶接固定すると共に、前記Aパーツの立坑内側を囲繞するように蓋体10をAパーツに取付け、掘削機の発進又は到達時は、前記Aパーツから前記蓋体10と鋼製保護板7に代えて、外向きフランジ16を外側端に設け、且つ内側端にゴムパッキン4',5'を取付けた外向きフランジ16を設け、胴部に止水薬液注入口12を設けた止水筒11から成るBパーツを接続し止水薬液注入口12から親水性ポリウレタン樹脂を注入する。
【選択図】図6

Description

本発明は、特に小口径管推進工法用ケーシング立坑(内径φ900〜φ3500mm程度)の坑口の止水工法として施工性に優れ且つ良好な止水機能を発揮することができる坑口の止水装置に関するものである。
従来、下水道管等を非開削で地中に埋設する推進工事において、地山への地盤改良用薬液注入及び現場での坑口形成のための切断・溶接作業等を行う必要が無く、又発進立坑の沈設時に立坑内の作業空間を確保するための工法として、特許文献1及び2に開示されるように、止水装置を2分割にしたものが知られている。
しかし、特許文献1に開示された止水工法は、坑口にシャッター部材を取付け、掘削機の発進時に、前記シャッター部材に昇降自在に取付けられたプレートを持ち上げてから坑口を開口させる方式であるため、内外にゴムパッキンを取付けたエントランスボックスを坑口に取付けてあっても、プレート持ち上げ後に生じたシャッター部材の隙間から泥水等が坑内へ流入しやすいという難点があると共に、施工性と使いやすさに問題があった。
また、特許文献2に開示される止水工法は、第2シールを掘削機の外周に予め嵌めておき、掘削機を発進させる前に掘削機に密着した第2シールを移動させて壁体に取付ける止水工法であるため、第2シール取付作業に意外に手間と時間を有するばかりでなく、第2シールの取付作業中第2シールの止水機能を劣化させ易いという難点がある。
特開平11ー81873号公報 特開2002ー276288号公報
そこで本発明は、止水装置の構造が比較的簡単であるばかりでなく、格別気遣いすることなく、手順よく迅速に止水装置の取付工事を行うことができ、しかも従来の止水工法よりも止水機能と施工性に優れた坑口止水装置を提供することを課題とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、内向きフランジを設けたリング状枠体の前記内向きフランジの内側に、複数本の内向きボルトを突設し、これら内向きボルトに順次ゴム製止水板、ゴムパッキン及び押さえリングを串刺しし、これらを前記内向きボルトの一部にナットを螺合して前記リング状枠体に固定すると共に、前記押さえリングに保護板を重ね、該保護板を残部の内向きボルトにナットを螺合して前記リング状枠体に固定して成るAパーツと、前記Aパーツの内向きボルトのボルト孔を設けた外向きフランジを外側端に設け、且つ内側端にゴムパッキンを取付けた外向きフランジを設けると共に、胴部に止水薬液注入口を設けた止水筒から成るBパーツと、前記Aパーツのケーシング立坑内側を囲繞する蓋体を用いる坑口止水装置であって、ケーシング立坑沈設時は、前記Aパーツをケーシング立坑に予め鏡切りした坑口に嵌合して溶接固定すると共に、前記Aパーツのケーシング立坑内側を囲繞するように前記蓋体をAパーツに取付け、掘削機の発進時または到達時は、前記Aパーツから前記蓋体と保護板を取り外し、それに代えて、前記BパーツをAパーツに接続すると共に、前記Bパーツの止水薬液注入口からBパーツ内へ水分を硬化剤とする親水性ポリウレタン樹脂(止水滑材)の注入を行うことを特徴とする坑口止水装置である。
又請求項2記載の発明は、内向きフランジを設けたリング状枠体の前記内向きフランジの内側に、複数本の内向きボルトを突設し、これら内向きボルトに順次ゴム製止水板、ゴムパッキン及び押さえリングを串刺しし、これらを前記内向きボルトの一部にナットを螺合して前記リング状枠体に固定すると共に、前記押さえリングに保護板を重ね、該保護板を残部の内向きボルトにナットを螺合して前記リング状枠体に固定して成るAパーツと、外側端にケーシング立坑内壁に固定される外向きフランジを設け、且つ内側端にゴムパッキンを取付けた内向きフランジを設けると共に、胴部に止水薬液注入口を設けた止水筒から成るB’パーツと、前記Aパーツのケーシング立坑内側を囲繞する蓋体を用いる坑口止水装置であって、立坑沈設時は、前記Aパーツをケーシング立坑に予め鏡切りした坑口に嵌合して溶接固定すると共に、ケーシング立坑内側のAパーツを囲繞するように前記蓋体を、ケーシング立坑の内壁に予め設けたネジ杆にナット止めし、掘削機の発進時又は到達時は、前記蓋体と前記Aパーツの保護板とを取り外し、それに代えて前記Aパーツを囲繞するように、前記B’パーツを前記ケーシング立坑の内壁に予め設けた前記ネジ杆にナット止めすると共に、前記B’パーツの止水薬液注入口から、B’パーツ内へ水分を硬化剤とする親水性ポリウレタン樹脂(止水滑剤)の注入を行うことを特徴とする坑口止水装置である。
請求項1又は請求項2記載の発明によれば、ケーシング立坑沈設時においては、ケーシング立坑内に突出した蓋体を取付けたAパーツは、薄いのでケーシング立坑内の作業空間を広く確保でき、従って中堀作業を容易にすると共に、保護板は、地山土圧に対するゴム製止水板とゴムパッキンの強度を補強し、ケーシング立坑沈設時の止水性を保持させ、又蓋体は、中堀時のAパーツ内のゴムパッキン類の汚れ、損傷を防止し、BパーツをAパーツに接続する取付作業を洗浄作業を行うことなく迅速に行うことができる効果がある。
また、掘削機の推進時又は到達時においては、ゴム製止水板が掘削機により中心部が破られても、推進管用ゴムパッキンと同程度の周辺部が残るので、その残った可撓性を持つ周辺部がゴムパッキンの止水機能を補助する作用が残るため、掘削機に突き破られた後、止水性を消失する従来の坑口にベニヤ板や発泡スチロール樹脂板等の非可撓性の止水板を用いた止水装置よりも良好な止水機能を得ることができる。
更に、掘削機の推進時又は到達時において、Aパーツに掘削機が貫通し、水分が止水筒内に流入することがあっても止水薬注入口から注入される親水性ポリウレタン樹脂(止水滑剤)がその水分と反応し、その空隙充填効果により、AパーツとBパーツによる止水機能を高めると共に、親水性ポリウレタン樹脂は滑剤としての機能もあるので、掘削機等の推進時の摩擦抵抗を減じ、推進を円滑にする効果がある。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明とは異なり、B’パーツと蓋体とをケーシング立坑内壁に取付ける構造としたもので、請求項1記載の発明と同様の効果を有すると共に、坑口止水装置の構造が簡略化されるため、加工手間が軽減される効果がある。
請求項1又は請求項2記載の発明において、Bパーツ又はB’パーツのボルト孔11c,又はネジ杆挿入孔18を大きくすることによって、Bパーツ又はB’パーツのゴムパッキンとAパーツ又はA’パーツのゴムパッキンの中心孔の芯ずれを調整可能にする構造とすることができるため、更に施工性良好な坑口止水装置を提供することができる。
本発明の実施例1における主要3パーツの構造を示すもので、(a)図はAパーツの縦断側面図、(b)図は蓋体の縦断側面図、(c)図はBパーツの縦断側面図。 本発明の実施例1におけるAパーツのリング状枠体の構造を示すもので、(a)図は縦断側面図、(b)図は背面図。 本発明の実施例1におけるAパーツに取付ける部材別図。 本発明の実施例1における蓋体の構造を示すもので、(a)図は縦断側面図、(b)図は背面図。 本発明の実施例1におけるBパーツの構造を示すもので、(a)図は正面図、(b)図は縦断側面図。 本発明の実施例1における主要3パーツの使用態様を示す説明図。 本発明の実施例2における主要3パーツの構造を示すもので、(a)図はA’パーツの縦断側面図、(b)図は蓋体の縦断側面図、(c)図はB’パーツの縦断側面図。 本発明の実施例2における主要3パーツの使用態様を示す説明図。
図1は2工程推進工法を採る場合の本発明実施例1における主要3パーツの構造を示すもので、(a)図はAパーツの縦断側面図、(b)図は蓋体の縦断側面図、(c)図はBパーツの縦断側面図である。
図1の(a)図に示すAパーツの構造は、図2に示すように、内向きフランジ1aを設けたリング状枠体1の前記内向きフランジ1aの内側に、12本の内向きボルト2を等間隔で突設し、これら内向きボルト2にゴム製止水板3、パイロット管用ゴムパッキン4、推進管用ゴムパッキン5、押さえリング6及び鋼製保護板7を串刺しし、1本置きの内向きボルト2に止めナット8aを螺合してゴム製止水板3、パイロット管用ゴムパッキン4、推進管用ゴムパッキン5及び押さえリング6を前記リング状枠体1に固定し、残る1本置きの内向きボルト2に止めナット8bを螺合して鋼製保護板7を前記リング状枠体1に固定すると共に、更に内向きフランジ1aの内側の4箇所にナット9を溶接したものである。
図3は前記リング状枠体1に取付けた部材の背面図を示し、それぞれ12個のボルト孔を設けたものであるが,押さえリング6のボルト孔6aは、通常のボルト孔より若干大きくして着脱を容易にしてある。また鋼製保護板7の一本置きのボルト孔7aは押さえリング6のボルト孔6aと同様に若干大きく、また一本置きのボルト孔7bはナットの逃げ穴として更に大きくしている。
なお、ゴム製止水板3とゴムパッキン4,5は、本実施の形態では、SBR(スチレン−ブタジエンゴム)が使用されている。SBR以外にも、NR(天然ゴム)、CR(クロロプレンゴム)、NBR(ニトリルブタジエンゴム)、IIR(ブチルゴム)、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)等も使用できる。
図4は蓋体10の縦断面図と背面図を示すもので、蓋体10は鋼製でAパーツのリング状枠体1の外側に嵌合するキャップ状に形成され、4ヶ所に前記リング状枠体1の内向きフランジ1aに設けたナット9と螺合させる止ボルト10aのボルト孔10bが設けられている。
図5はBパーツの構造を示すもので、このBパーツは前記Aパーツの内向きボルト2のボルト孔11c,11dを設けた外向きフランジ11aを外側端に設け、且つ内側端にパイロット管用ゴムパッキン4’と推進管用ゴムパッキン5’を取付けた外向きフランジ11bを設けると共に、胴部に止水薬液注入孔12を設けた止水筒11から成るものである。
なお、ゴムパッキン4’,5’は押さえリング6’とボルト13とナット14で外向きフランジ11bに固定され、外向きフランジ11aに設けたボルト孔11cと11dはAパーツにおける鋼製保護板7と同様にボルト孔11cは通常のボルト孔より若干大きく、またボルト孔11dはナット8aの逃げ孔として更に大きくしてある。
次に以上説明した主要パーツの使用態様について図6に基づき説明する。
本発明にかかる止水装置は、ケーシング立坑沈設時において、ケーシング立坑15に予め鏡切りした坑口16にAパーツを嵌合し、そのリング状枠体1を溶接固定し、次に(b)図に示すようにケーシング立坑15の内側に突出したリング状枠体1に蓋体10を、4本のボルト16を前記蓋体10のボルト孔10aに挿通し、リング状枠体1内に設けたナット9に螺合して固定する。
これによりAパーツ内の部材は完全に保護され、中堀時に汚損や損傷を防止すると共に、Aパーツによる坑口の止水機能を維持する。またAパーツのケーシング立坑15内への突出量は少ないので、ケーシング立坑内の作業空間を広く確保でき、したがって中堀作業を容易にすることが出来る。
掘削機の発進時は、図6の(c)図に示すように前記Aパーツから前記蓋体10と鋼製保護板7を取り外し、それに代えて、BパーツをAパーツに合体させ、前記Bパーツの止水薬液注入口12からBパーツ内へ水分を硬化剤とする親水性ポリウレタン樹脂(止水滑剤)の注入を行う。
以上のように、AパーツとBパーツを合体させて成る止水装置は、掘削機を推進させた場合、ゴム製止水板3が掘削機により中心部が破られるが、推進管用ゴムパッキン5と同程度の周辺部が残るので、残った可撓性を持つ周辺部がゴムパッキン4,5の止水機能を補助する働きをし、従来の坑口にベニヤ板、発泡スチロール樹脂板等の非可撓性の止水板を用いた止水装置よりも高い止水機能が得られる。しかも本発明では、Aパーツの止水部から止水筒11内に水が流入した場合、止水薬液注入口12から注入される親水性ポリウレタン樹脂接着剤が反応し、その空隙充填効果により止水性が一層高まるので、止水機能に優れた坑口止水装置を提供することが出来る。なお、親水性ポリウレタン樹脂は、滑材としての機能もあるので、推進時の摩擦抵抗を減じ、推進を円滑にする。更にBパーツのボルト孔11cを大きくすることにより芯ズレを補正しやすい構造のものとすることが出来る。
以上のように、本発明に係る坑口止水装置は、立坑沈設時は勿論のこと、掘削機の推進時においても従来装置以上の止水性能と推進促進の機能を持ち、しかも以上の説明並びに実施例図面を見れば明らかなように、施工性に優れ、実用上坑口の止水装置として好適なものである。
図7は実施例2において用いる主要パーツの構成を示すもので、(a)図はA’パーツの縦断側面図、(b)図は蓋体の縦断側面図、(c)図はB’パーツの縦断側面図である。
A’パーツは実施例1のAパーツと同一のものである。従って、その説明は省略し、Aパーツと同一部分は同一符号を付した。
蓋体10'は、後述のようにケーシング立坑15の内壁に取付ける方式のため、実施例1の蓋体10より大きく作られている。
B’パーツは、蓋体10’と同じくケーシング立坑の内壁に取り付ける方式のため、止水筒11’はA’パーツを囲繞できる大きさのものとし、その外側端にはネジ杆17の挿入孔18を設けた外向きフランジ11’aが設けられ、内側端にはパイロット管用ゴムパッキン4’と推進管用ゴムパッキン5’を押さえリング6’を介してボルト13’とナット14’で固定した内向きフランジ11’bが設けられ、胴部に止水薬液注入口12’を設けたものである。
次に以上説明した主要パーツの使用態様について図8に基づき説明する。
実施例2における止水装置は、実施例1の場合と異なり、蓋体10’とB’パーツをA’パーツに取付けないで、ケーシング立坑15の内壁に予め突設したネジ杆17に取付けるようにしたものである。
即ちケーシング立坑沈設時はケーシング立坑15に予め鏡切りした坑口16にA’パーツを嵌合して、それを溶接固定することは実施例1の場合と同様であるが、蓋体10’はケーシング立坑15の内壁に突設したネジ杆17に(b)図に示すようにナット19を螺合して固定し、また掘削機の発進時においては、(c)図に示すように前記蓋体10’を取外すとともにA’パーツから前記鋼製保護板7を取外し、それに代えてB’パーツの外向きフランジ11’aに設けられたネジ杆挿入孔18に前記ネジ杆17を挿入し、ナット19を螺合してB’パーツをケーシング立坑15の内壁に固定するようにしたものである。
このように蓋体10’とB’パーツをケーシング立坑15の内壁に取付ける方法とした場合、ネジ杆17をケーシング立坑15の内壁に突設する必要があるが、B’パーツのネジ杆挿入孔18を大きくして、芯ズレを補正しやすい構造のものとすることが出来る。
以上、2工程推進工法を採る場合の実施例について説明したが、AパーツとBパーツのパイロット管用ゴムパッキン4,4’を除くことにより、1工程推進工法用坑口止水装置として用いることができ、その場合にも実用上充分な止水機能を持つ坑口止水装置が得られる。また、本発明に係る坑口止水装置は、発進立坑のみならず到達立坑の坑口止水装置としても使用できる。勿論、実施例に示した2工程推進工法を採る場合は、パイロット管用ゴムパッキンと推進管用ゴムパッキンは逆に取付けるものである。
1 リング状枠体
1a 内向きフランジ
2 内向きボルト
3 ゴム製止水板
4,4’ パイロット管用ゴムパッキン
5,5’ 推進管用ゴムパッキン
6 押さえリング
6a ボルト孔
7 鋼製保護板7
7a,7b ボルト孔
8a,8b 止めナット
9 ナット
10 蓋体
10a 止ボルト
10b ボルト孔
11 止水筒
11a,11b 外向きフランジ
11c,11d ボルト孔
12 止水薬液注入口
13 ボルト
14 ナット
15 ケーシング立坑
16 坑口
17 ネジ杆
18 ネジ杆挿入孔
19 ナット

Claims (2)

  1. 内向きフランジを設けたリング状枠体の前記内向きフランジの内側に、複数本の内向きボルトを突設し、これら内向きボルトに順次ゴム製止水板、ゴムパッキン及び押さえリングを串刺しし、これらを前記内向きボルトの一部にナットを螺合して前記リング状枠体に固定すると共に、前記押さえリングに保護板を重ね、該保護板を残部の内向きボルトにナットを螺合して前記リング状枠体に固定して成るAパーツと、
    前記Aパーツの内向きボルトのボルト孔を設けた外向きフランジを外側端に設け、且つ内側端にゴムパッキンを取付けた外向きフランジを設けると共に、胴部に止水薬液注入口を設けた止水筒から成るBパーツと、
    前記Aパーツのケーシング立坑内側を囲繞する蓋体を用いる坑口止水装置であって、
    ケーシング立坑沈設時は、前記Aパーツをケーシング立坑に予め鏡切りした坑口に嵌合して溶接固定すると共に、前記Aパーツのケーシング立坑内側を囲繞するように前記蓋体をAパーツに取付け、
    掘削機の発進時又は到達時は、前記Aパーツから前記蓋体と保護板を取り外し、それに代えて、前記BパーツをAパーツに接続すると共に、前記Bパーツの止水薬液注入口からBパーツ内へ水分を硬化剤とする親水性ポリウレタン樹脂の注入を行うことを特徴とする坑口止水装置。
  2. 内向きフランジを設けたリング状枠体の前記内向きフランジの内側に、複数本の内向きボルトを突設し、これら内向きボルトに順次ゴム製止水板、ゴムパッキン及び押さえリングを串刺しし、これらを前記内向きボルトの一部にナットを螺合して前記リング状枠体に固定すると共に、前記押さえリングに保護板を重ね、該保護板を残部の内向きボルトにナットを螺合して前記リング状枠体に固定して成るAパーツと、
    外側端にケーシング立坑内壁に固定される外向きフランジを設け、且つ内側端にゴムパッキンを取付けた内向きフランジを設けると共に、胴部に止水薬液注入口を設けた止水筒から成るB’パーツと、
    前記Aパーツのケーシング立坑内側を囲繞する蓋体を用いる坑口止水装置であって、
    ケーシング立坑沈設時は、前記Aパーツを立坑に予め鏡切りした坑口に嵌合して溶接固定すると共に、ケーシング立坑内側のAパーツを囲繞するように前記蓋体を、ケーシング立坑の内壁に予め設けたネジ杆にナット止めし、
    掘削機の発進時又は到達時は、前記蓋体と前記Aパーツの保護板とを取り外し、それに代えて前記Aパーツを囲繞するように、前記B’パーツを前記ケーシング立坑の内壁に予め設けた前記ネジ杆にナット止めすると共に、前記B’パーツの止水薬液注入口から、B’パーツ内へ水分を硬化剤とする親水性ポリウレタン樹脂の注入を行うことを特徴とする坑口止水装置。
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CN110593252A (zh) * 2019-09-20 2019-12-20 上海建工七建集团有限公司 用于在钢板围护结构开洞施工的止水节点及施工方法

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