JP2015166216A - 収納装置 - Google Patents
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Abstract
Description
物品収納部の開口部に対向配置され、該開口部および開口部から外れた位置に亘って延在する一対のレールと、該一対のレールでスライド可能に支持されて、開口部を閉じる閉成位置と該開口部を開放する開放位置との間で移動すると共に、両レールの案内経路に合わせて変形可能に構成されたシャッターとを備えた収納装置において、
前記シャッターの両側縁に該シャッターの開閉方向に並べて設けられ、各レールにおいて対向する一対の案内片の間に画成される前記案内経路にスライド可能に支持される複数の支持部と、
前記レールにおいて外側に延在する外側案内片に前記案内経路に連通するよう開設され、前記支持部の通過を許容する挿通口とを備え、
前記シャッターは、開閉方向閉側の先頭に位置する支持部が、前記開放位置において前記挿通口よりも開閉方向閉側に配置されると共に、先頭の支持部が該挿通口に重なる位置まで該開放位置を越えて開閉方向開側へ強制的に変位可能に構成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、シャッターの支持部を支持するレールの外側案内片に該支持部を通過可能な挿通口を形成しても、開閉方向閉側の先頭に位置する支持部が、シャッターの開放位置において挿通口よりも開閉方向閉側に配置されているから、シャッターを開閉移動しても挿通口から先頭の支持部が外れることはない。また、挿通口に差し掛かった支持部に対して開閉方向前後に並ぶ支持部がレールに支持されているから、支持部が挿通口に引っ掛かることを回避でき、レールの案内経路に追従して支持部が案内されたもとで、シャッターをスムーズに開閉移動することができる。そして、先頭の支持部が挿通口に重なる位置まで開放位置を越えて開閉方向開側へ強制的に変位可能に構成されているから、支持部を挿通口に強制的に合わせることで、挿通口を介してシャッターをレールに対して着脱することができる。
前記挿通口は、前記外側案内片において第1案内経路の第2案内経路に連なる湾曲部分および第2案内経路の第1案内経路に連なる湾曲部分の少なくとも一方に設けられたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、挿通口を介して支持部を挿脱する際に、シャッターの変形度合いを抑えることができるから、レールに対するシャッターの着脱作業を行い易くできる。
前記シャッターは、前記表層材を前記開閉方向に圧縮変形することで、前記先頭の支持部を開閉方向開側へ変位し得る構成としたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、シャッターを構成する表層材の圧縮変形により、先頭の支持部を開放位置を越えて開閉方向開側へ変位させることができる。
請求項4に係る発明によれば、シャッターを閉成位置にした際に、開閉方向開側の最後尾に位置する支持部が、前記挿通口よりも開閉方向開側に配置されているから、シャッターを閉成位置から開放位置へ向けて開放しても挿通口から支持部が外れることはない。
次に、実施例に係るコンソールボックス10の作用について説明する。コンソールボックス10は、シャッター30A,30Bにおける開閉方向閉側の先頭に位置する先頭支持部36が、シャッター30A,30Bの開放位置においてレールRの挿通口44よりも開閉方向閉側に配置されているから、閉成位置と開放位置との間のシャッター30A,30Bの開閉移動に際して、先頭支持部36が挿通口44に差し掛かることはない。すなわち、 シャッター30Aの支持部36を支持するレールRの外側案内片40に該支持部36を通過可能な挿通口44を形成しても、シャッター30A,30Bの開閉移動に際して挿通口44から先頭支持部36が外れることはない。また、シャッター30A,30Bを閉成位置にした際に、開閉方向開側の最後尾に位置する最後尾支持部36が、挿通口44よりも開閉方向開側に配置されているから、閉成位置と開放位置との間のシャッター30A,30Bの開閉移動に際して、最後尾支持部36が挿通口44に差し掛かることはない。すなわち、 レールRの外側案内片40に支持部36を通過可能な挿通口44を形成しても、シャッター30A,30Bの開閉移動に際して挿通口44から最後尾支持部36が外れることはない。シャッター30A,30BをレールRから取り外す場合に、開閉方向に複数並ぶ支持部36のうちで先頭または最後尾の支持部36からレールRの案内経路Wより抜き出す必要がある。実施例のコンソールボックス10によれば、通常の使用状態では先頭および最後尾の支持部36が挿通口44に整合することはないから、シャッター30A,30Bが挿通口44を介して不用意に外れてしまうことはない。
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することが可能である。
(1)シャッターは、開閉方向閉側の先頭に位置する支持部が該シャッターの開放位置において挿通口よりも開閉方向閉側に配置される構成であれば、2以上の支持部を挿通口よりも開閉方向閉側に配置してもよい。
(2)実施例では、シャッターの夫々に対応して挿通口を設けたが、一方のシャッターに対応して本発明に係るシャッターの着脱構造を適用して、他方のシャッターについては、一方のシャッターのための挿通口を利用して支持部を挿脱してもよい。
(3)先頭の支持部を挿通口に重なるように強制的に変位し得る構成は実施例に限られず、例えば、シャッターを開放位置で移動規制する開放規制部を、開閉方向に弾力的に変位可能に構成して、シャッターを開閉方向開側へ押し込むことで開閉規制部が開閉方向開側へ変形して、開放位置を越えてシャッターの開閉方向開側への全体的な変位を許容する態様など、その他の構成を採用し得る。
(4)実施例では、第2案内経路の湾曲部分に挿通口を配置したが、第1案内経路の湾曲部分に挿通口を配置しても、第1案内経路および第2案内経路の両方にかかるように挿通口を配置してもよい。
(5)シャッターの構成は実施例に限られず、背景技術で説明したように、板状小片をヒンジで連結する構成など、その他の構成を採用し得る。
30A 第1シャッター(シャッター),30B 第2シャッター(シャッター),
32 表層材,34 梁部,36 支持部,40 外側案内片(案内片),
42 内側案内片(案内片),44 挿通口,R レール,W 案内経路,
W1 第1案内経路,W2 第2案内経路
Claims (4)
- 物品収納部の開口部に対向配置され、該開口部および開口部から外れた位置に亘って延在する一対のレールと、該一対のレールでスライド可能に支持されて、開口部を閉じる閉成位置と該開口部を開放する開放位置との間で移動すると共に、両レールの案内経路に合わせて変形可能に構成されたシャッターとを備えた収納装置において、
前記シャッターの両側縁に該シャッターの開閉方向に並べて設けられ、各レールにおいて対向する一対の案内片の間に画成される前記案内経路にスライド可能に支持される複数の支持部と、
前記レールにおいて外側に延在する外側案内片に前記案内経路に連通するよう開設され、前記支持部の通過を許容する挿通口とを備え、
前記シャッターは、開閉方向閉側の先頭に位置する支持部が、前記開放位置において前記挿通口よりも開閉方向閉側に配置されると共に、先頭の支持部が該挿通口に重なる位置まで該開放位置を越えて開閉方向開側へ強制的に変位可能に構成された
ことを特徴とする収納装置。 - 前記レールは、前記開口部の開口縁に延在して前記閉成位置にある前記シャッターを開口部に合わせて支持する第1案内経路と、この第1案内経路から前記物品収納部の脇に延在するように曲がり、開放位置にあるシャッターを支持する第2案内経路とを有し、
前記挿通口は、前記外側案内片において第1案内経路の第2案内経路に連なる湾曲部分および第2案内経路の第1案内経路に連なる湾曲部分の少なくとも一方に設けられた請求項1記載の収納装置。 - 前記シャッターは、該シャッターの表面を構成し、前記開閉方向の圧縮変形および厚み方向の湾曲変形可能な表層材と、該表層材の裏側に前記開閉方向に互いに離間して設けられ、前記両レールの対向方向に延在する複数の梁部と、各梁部における前記対向方向の端部の夫々に設けられ、対応のレールにスライド可能に支持される支持部とを備え、
前記シャッターは、前記表層材を前記開閉方向に圧縮変形することで、前記先頭の支持部を開閉方向開側へ変位し得る構成とした請求項1または2記載の収納装置。 - 前記シャッターは、前記閉成位置において開閉方向開側の最後尾に位置する支持部が、前記挿通口よりも開閉方向開側に配置された請求項1〜3の何れか一項に記載の収納装置。
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JP2014041442A JP6231407B2 (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 収納装置 |
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ID=54257341
Family Applications (1)
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JP2014041442A Active JP6231407B2 (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 収納装置 |
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Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2014
- 2014-03-04 JP JP2014041442A patent/JP6231407B2/ja active Active
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6231407B2 (ja) | 2017-11-15 |
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