JP2015164797A - 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015164797A
JP2015164797A JP2014258829A JP2014258829A JP2015164797A JP 2015164797 A JP2015164797 A JP 2015164797A JP 2014258829 A JP2014258829 A JP 2014258829A JP 2014258829 A JP2014258829 A JP 2014258829A JP 2015164797 A JP2015164797 A JP 2015164797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release layer
film
release
base film
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014258829A
Other languages
English (en)
Inventor
裕之 堀
Hiroyuki Hori
裕之 堀
大介 福井
Daisuke Fukui
大介 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2014258829A priority Critical patent/JP2015164797A/ja
Priority to CN201811449423.6A priority patent/CN109920645A/zh
Priority to CN201510055944.3A priority patent/CN104835644A/zh
Priority to KR1020150016801A priority patent/KR20150093594A/ko
Publication of JP2015164797A publication Critical patent/JP2015164797A/ja
Priority to KR1020170007177A priority patent/KR20170010037A/ko
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/36Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyesters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B7/00Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
    • B32B7/04Interconnection of layers
    • B32B7/06Interconnection of layers permitting easy separation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/30Stacked capacitors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Abstract

【課題】フィラーや異物を減らした特殊な基材フィルム(例えばPETフィルムなど)を用いることなく、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能な離型フィルム(キャリアフィルム)およびそれを用いた信頼性の高い積層セラミック電子部品の製造方法を提供する。【解決手段】表面に複数の突起部を有する基材フィルムと、その表面を覆う離型層とを備えた離型フィルムにおいて、離型層の表面から基材フィルムの突起部の根元までの寸法である、離型層の厚みT1を、基材フィルムの突起部の頂きから突起部の根元までの方向Xに沿う方向の寸法である突起部の高さHより大きくする。また、表面に複数の凹部を有する基材フィルムと、その表面を覆う離型層とを備えた離型フィルムにおいて、離型層の表面から基材フィルムの凹部の底面までの寸法である、離型層T2の厚みを、凹部の深さDより大きくする。【選択図】図1

Description

本発明は、離型フィルムおよび積層セラミック電子部品の製造方法に関し、詳しくは、セラミックグリーンシートを形成するのに使用される離型フィルムおよび該離型フィルムを用いて形成されるセラミックグリーンシートを使用して積層セラミック電子部品を製造する方法に関する。
積層セラミックコンデンサなどの積層セラミック電子部品の製造に用いられるセラミックグリーンシートは、例えば、キャリアフィルム(例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム)の表面に、セラミックスラリーを塗布してシート状に成形する方法により作製することが多い。
また、キャリアフィルムとしては、セラミックグリーンシートが形成される面に、形成されたセラミックグリーンシートを剥離しやすくするための離形層を設けたキャリアフィルム(離型フィルム)が広く用いられている。
しかしながら、セラミックスラリーを、支持体である上記キャリアフィルム上に塗布した場合、その表面(塗布面)に突起部が存在すると、突起部が存在する部位に形成された形成されたセラミックグリーンシートの当該部位は、突起部が存在しない他の部位に形成された部位に比べて厚みが薄くなったり、突起部が貫通することにより貫通孔が形成されてしまったりする場合がある。
このように局部的に厚みが薄くなったり、貫通孔が形成されたりした状態のセラミックグリーンシートを積み重ねて積層セラミック電子部品を作製した場合、例えば、積層セラミック電子部品が積層セラミックコンデンサである場合には、耐電圧不良や短絡不良を発生しやすくなり、所望の特性を得ることができなくなったり、信頼性が低下したりするという問題点がある。
セラミックグリーンシートへの、このような突起部の発生を抑制する方法として、キャリアフィルムを構成するPETフィルムに含有させるフィラーや異物の量を少なくしたり、フィラーを含有させなくしたりする方法がある(例えば、特許文献1の請求項4など)。
しかしながら、一般的な多くのPETフィルムは、フィラーや異物を含有しており、フィラーや異物が少ないか実質的に含有しないPETフィルムは特殊なものであり、その作製に高い技術が要求され、製造コストが上昇するため、高価であるのが実情である。
そのため、そのようなフィラーや異物が少ないか実質的に含有しないPETフィルムをキャリアフィルムとして用いて積層セラミック電子部品を製造するようにした場合、積層セラミック電子部品の製造コストも増大するという問題点がある。
特開2013−60555号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、フィラーや異物を減らした特殊な基材フィルムを用いることなく、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能な離型フィルム(キャリアフィルム)およびそれを用いた信頼性の高い積層セラミック電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の離型フィルムは、上記課題を解決するものであって、
表面に複数の突起部を有する基材フィルムと、
前記基材フィルムの表面を覆う離型層とを備え、
前記離型層の表面から前記基材フィルムの前記突起部の根元までの、前記離型層の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層の厚みT1が、前記基材フィルムの前記突起部の頂きから前記突起部の根元までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記突起部の高さHよりも大きいこと
を特徴としている。
本発明においては、前記基材フィルムとして、フィラーが含まれており、かつ、前記フィラーが基材フィルムの厚み方向に均一に分布しているものを用いることができる。
フィラーが厚み方向に均一に分布している基材フィルムを用いた場合、基材フィルムの表面には突起部が形成されやすいが、本発明においては、離型層を基材フィルムの表面に形成して、離型フィルムの表面が平滑になるようにしているので、フィラーや異物を減らした特殊な基材フィルム(例えばPETフィルム)を用いることなく、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能な離型フィルム(キャリアフィルム)を提供することが可能になる。
また、前記離型層の厚みT1が、前記突起部の高さHよりも96nm以上大きいことが好ましい。
離型層の厚みT1の値を、基材フィルムの突起部の高さHの値よりも96nm以上大きくすることにより、表面の平滑性に優れた離型フィルムをさらに確実に形成することが可能になる。
また、前記離型層の表面粗さは、前記基材フィルムの表面粗さよりも小さいことが好ましい。
上記構成を備えることにより、表面の平滑性に優れた離型フィルムを確実に形成することが可能になる。そして、この離型フィルムを用いることにより、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能になる。
また、前記離型層の表面に複数の離型層突起部を備えており、前記離型層突起部の頂きから前記離型層突起部の根元までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層突起部の高さH2が、前記基材フィルムの前記突起部の高さHよりも小さいことが好ましい。
上記構成を備えることにより、表面の平滑性に優れた離型フィルムを確実に形成することが可能になる。そして、この離型フィルムを用いることにより、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能になる。
また、本発明の離型フィルムは、
表面に複数の凹部を有する基材フィルムと、
前記基材フィルムの表面を覆う離型層とを備え、
前記離型層の表面から前記基材フィルムの前記凹部の底面までの、前記離型層の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層の厚みT2が、前記基材フィルムの表面から前記凹部の底面までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記凹部の深さDよりも大きいこと
を特徴としている。
本発明においては、前記基材フィルムとして、フィラーが含まれており、かつ、前記フィラーが基材フィルムの厚み方向に均一に分布しているものを用いることができる。
フィラーが厚み方向に均一に分布している基材フィルムを用いた場合、基材フィルムの平滑性が損なわれ、表面に凹部が形成されやすくなるが、本発明においては、離型層を基材フィルムの表面に形成して、離型フィルムの表面が平滑になるようにしているので、フィラーや異物を減らした特殊な基材フィルム(例えばPETフィルム)を用いることなく、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能な離型フィルム(キャリアフィルム)を提供することが可能になる。
また、前記離型層の厚みT2が、前記凹部の深さDよりも50nm以上大きいことが好ましい。
離型層の厚みT2の値を、基材フィルムの凹部の深さDの値よりも50nm以上大きくすることにより、表面の平滑性に優れた離型フィルムをさらに確実に形成することが可能になる。
前記離型層の表面粗さは、前記基材フィルムの表面粗さよりも小さいことが好ましい。
上記構成を備えることにより、表面の平滑性に優れた離型フィルムを確実に形成することが可能になる。そして、この離型フィルムを用いることにより、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能になる。
前記離型層の表面に複数の離型層凹部を有しており、前記離型層の表面から前記離型層凹部の底面までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層凹部の深さD2が、前記基材フィルムの前記凹部の深さDよりも小さいことが好ましい。
上記構成を備えることにより、表面の平滑性に優れた離型フィルムを確実に形成することが可能になる。そして、この離型フィルムを用いることにより、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能になる。
また、本発明の積層セラミック電子部品の製造方法は、
上記本発明の離型フィルムにセラミックスラリーを塗布し、厚みが0.5〜2μmのセラミックグリーンシートを形成する工程と、
前記セラミックグリーンシートと内部電極層とが積層された構造を有する積層体を形成する工程と、
前記積層体を焼成して、セラミック焼結体を作製する工程と
を具備することを特徴としている。
本発明の離型フィルムは、基材フィルムと、その表面を覆う、基材フィルムに存在する突起部の高さHより大きい厚みT1を有する離型層とを備えているので、フィラーや異物を減らした特殊な基材フィルム(例えばPETフィルム)を用いることなく、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能な離型フィルム(キャリアフィルム)を提供することが可能になる。
すなわち、本発明によれば、基材フィルムの表面に突起部が存在する場合にも、基材フィルムの表面に形成された離型層により、基材フィルムの表面が平滑化されるため、フィラーや異物を減らした特殊な基材フィルムを用いることなく、表面に突起部の少ない離型フィルム(キャリアフィルム)を構成することが可能になり、その離型フィルムを用いることにより、低コストで、高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能になる。
また、基材フィルムと、その表面を覆う、基材フィルムに存在する凹部の深さDより大きい厚みT2を有する離型層とを備えた構成とした場合にも、基材フィルムの表面に形成された離型層により、凹部が存在する基材フィルムの表面が平滑化されるため、フィラーや異物を減らした特殊な基材フィルム(例えばPETフィルム)を用いることなく、厚みの薄い部分や、貫通孔が存在しない高品質のセラミックグリーンシートを製造することが可能な離型フィルム(キャリアフィルム)を提供することが可能になる。
また、本発明の積層セラミック電子部品の製造方法は、本発明の離型フィルムにセラミックスラリーを塗布し、厚みが0.5〜2μmのセラミックグリーンシートを形成する工程と、セラミックグリーンシートと内部電極層とが積層された構造を有する積層体を形成する工程と、積層体を焼成して、セラミック焼結体を作製する工程とを備えているので、耐電圧性能が高く、内部電極層の短絡不良などのない信頼性の高い積層セラミック電子部品を効率よく製造することが可能になる。
本発明の実施形態にかかる離型フィルムの構成を示す正面断面図である。 本発明の他の実施形態にかかる離型フィルムの構成を示す正面断面図である。 本発明の実施形態にかかる離型フィルムを用いて形成された積層セラミック電子部品を示す正面断面図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
この実施形態では、本発明の一実施形態にかかる離型フィルムの構成およびその製造方法について説明する。
実施形態にかかる離型フィルム1(1A、1B)は、図1または図2に示すように、表面に突起部(基材フィルムの突起部)11(図1)または凹部(基材フィルムの突起部)12(図2)を備えた、フィラー(粒子)15を含む基材フィルム10と基材フィルム10の表面を覆うように配設された離型層20とを備えている。
なお、基材フィルム10の突起部11とは、図1または図2に示すように、基材フィルム10の厚み方向(X方向)の断面をみたときに、隣り合う凹部12の最下面を結ぶ線分と基材フィルム10の表面で囲まれる部分である。
また、基材フィルム10の凹部12とは、基材フィルム10の厚み方向(X方向)の断面をみたときに、隣り合う突起部11の頂点を結ぶ線分と基材フィルム10の表面で囲まれる部分である。
この離型フィルム1(1A、1B)は、例えば、以下に説明するような方法で作製される。
まず、押し出し成形などの公知の方法により、粒子(フィラー)を含有する樹脂原料を用いて、基材フィルムとなる未延伸のフィルムを作製する。
それから、この未延伸のフィルムを延伸して、基材フィルム10(図1、図2)を得る。
次に、表面に突起部11(図1)または凹部12(図2)が形成された基材フィルム10の表面に、離型層20となる未硬化状態の樹脂材料を塗布して塗膜を形成し、この塗膜を硬化させることにより、基材フィルム10の表面を覆うように離型層20(図1、図2)を形成する。
なお、離型層20となる未硬化状態の樹脂材料を硬化させる方法としては、熱硬化、紫外線硬化、電子線硬化などの方法を例示することができる。そして、これらの方法の中では、熱硬化の方法が最もが好ましい。
その後、離型層20となる未硬化状態の樹脂材料を硬化させた後の基材フィルムは、必要に応じて、さらに延伸させられる。
なお、上述の未延伸の基材フィルムの延伸方向と、離型層20用の樹脂材料を硬化させる工程を経て基材フィルムの表面に離型層20を形成した後の離型フィルム1の延伸の方向とは異なっていてもよい。
上述のようにして、基材フィルム10の表面を覆うように離型層20が配設された構造を有する、図1、図2に示すような離型フィルム1(1A、1B)が形成される。
基材フィルム10を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)が望ましい材料として用いられる。ただし、他の材料を用いることも可能である。
そして、この実施形態で用いた基材フィルム10には、フィルムとして用いる場合の易滑性を付与することを主たる目的として、フィラー(粒子)15が配合されている。
基材フィルム10を構成する材料に配合するフィラー(粒子)15としては、易滑性を付与することができる種々の材料の粒子を用いることが可能であり、その種類に特別の制約はない。フィラー(粒子)15の好ましい例としては、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、カオリン、酸化アルミニウム、酸化チタンなどが挙げられる。また、場合によっては、フィラー(粒子)15として、耐熱性の有機粒子を用いることも可能である。
フィラー(粒子)15の形状についても、特に制約はなく、球状、塊状、棒状、扁平状などのいずれの形状のものを用いてもよい。
また、これらのフィラー(粒子)15は、必要に応じて2種類以上のものを併用することも可能である。
フィラー(粒子)15の含有量は、基材フィルム10中において、0.01質量%以上2質量%以下の範囲とすることが好ましく、0.01質量%以上1質量%以下とすることがさらに好ましい。
粒子の含有量が0.01質量%未満の場合は、フィルムの易滑性が不十分になる傾向にある。他方、2質量%を超える場合は、フィルム表面の平滑性が不十分になる傾向にある。
基材フィルム10中にフィラー(粒子)15を含有させる方法には、特に制約はなく、公知の種々の方法を採用することができる。
基材フィルム10の表面を覆う離型層20を構成する材料としては、シリコーン樹脂(シリコーンレジン)、その他の有機樹脂などの樹脂材料を用いることができる。
なお、離型層20の外表面が、セラミックスラリーの塗布面となる。
離型層20は、例えば、基材フィルム10の表面に離型層20となる未硬化の樹脂材料を塗布して塗膜を形成し、塗膜を硬化させることにより形成することができる。
この実施形態の離型フィルム1において、基材フィルム10中のフィラー(粒子)15は、その厚み方向に均一に分布している。厚み方向に均一に分布しているというのは、単層構成であるか、または、積層構成であっても各層間でフィラー(粒子)の含有量が同等であることを意味する。
基材フィルム10の表面はフィラー(粒子)15の存在の影響により、突起部11を有する(図1参照)。換言すれば、突起部11は、フィラー(粒子)15の少なくとも一部が入り込んでいる。
この実施形態の離型フィルム1においては、基材フィルム10の表面に離型層20を形成することにより、離型フィルム1の表面が平滑化されるようにしているので、基材フィルム10の表面の突起部11の高さH、あるいは凹部12の深さDを小さくするために、基材フィルム10の離型層20が形成される面に近い領域におけるフィラー(粒子)の含有量を少なくする必要がなく、フィラー(粒子)が基材フィルム10の厚み方向に均一に分布していてもよい。すなわち、フィラー(粒子)が厚み方向に均一に分布している基材フィルム10においては、表面の平滑性が損なわれ、突起部11や凹部12が形成されやすくなるが、離型層20により平滑化されるため、フィラー(粒子)や異物を減らした特殊な基材フィルムを用いることを不要にすることができる。
すなわち、離型層20の表面粗さは基材フィルム10の表面粗さよりも小さくなるように構成されている。
また、離型層20の突起部(離型層の突起部)21の高さH2は、基材フィルム10の突起部11の高さHよりも小さくなるように構成されている(図1参照)。
さらに、離型層20の凹部(離型層凹部)22の深さD2、すなわち、離型層20の表面から離型層凹部22の底面までの、方向Xに沿う方向の寸法である離型層凹部22の深さD2は、基材フィルム10の凹部12の深さDよりも小さくなるように構成されている(図2参照)。
<積層セラミック電子部品の製造方法>
次に、上述の離型フィルム1を用いて積層セラミック電子部品(この実施形態では図3に示すような構造を有する積層セラミックコンデンサ)を製造する方法について説明する。
なお、図3に示す積層セラミックコンデンサ50は、誘電体層であるセラミック層51を介して複数の内部電極層52(52a,52b)が積層された積層セラミック素子(セラミック焼結体)60の互いに対向する一対の端面53(53a,53b)に、内部電極層52(52a,52b)と導通するように外部電極54(54a,54b)が配設された構造を有している。
この積層セラミックコンデンサ50を製造するにあたっては、まず、セラミックスラリーを用意する。セラミック材料としては、後述するように、製造しようとする積層型セラミック電子部品(この実施形態では積層セラミックコンデンサ)に要求される機能などに応じて適切なセラミック材料(例えば、チタン酸バリウム系誘電体セラミック材料)が選ばれる。
そして、上述の、図1または図2に示した離型フィルム1上に、用意したセラミックスラリーを塗布して、シート状に成形した後、必要に応じて乾燥する。これによりセラミックグリーンシートが得られる。
それから、形成されたセラミックグリーンシートに内部電極層を形成するための導電性ペースト(例えばNiペースト)を印刷する。
次に、導電性ペーストを印刷したセラミックグリーンシートおよび導電性ペーストの印刷されていない外層部形成用のセラミックグリーンシートを所定の態様で積層し、圧着することにより積層構造体を作製する。
それから、この積層構造体を必要に応じてカットし、得られた積層体(チップ)を焼成することによって、積層セラミックコンデンサ本体となるセラミック焼結体を得る。
このセラミック焼結体において、上述の導電性ペーストは、内部電極層を構成し、また、セラミックグリーンシートは誘電体層を構成する。
その後、必要に応じて、セラミック焼結体の外表面上に、内部電極層と導通するように外部電極を形成することにより、例えば、図3に示すような積層セラミックコンデンサ(積層セラミック電子部品)50が得られる。
なお、本発明は、離型フィルム1の表面の平滑性が特に求められる、厚みの薄いセラミックグリーンシート(特に、厚みが0.5μm〜2μmのセラミックグリーンシート)を用いて形成される積層セラミックコンデンサなどに代表される積層セラミック電子部品に有意義に適用される。
本発明の離型フィルム1を用いてセラミックグリーンシートを作製する場合、スクリーン印刷、スプレーコーティングまたはダイコーティングなどの方法により、セラミックスラリーを上記離型フィルム1の表面に塗布することで、良好なセラミックグリーンシートを得ることができる。なお、上記セラミックスラリーには、樹脂成分が含まれていることが望ましい。また、溶媒としては、有機溶剤、水などを用いることが好ましい。
本発明の離型フィルム1を用いてセラミックグリーンシートを作製する場合に用いられる材料としては、セラミック材料の他に、Siやガラス成分などの焼成助剤などが含まれていてもよい。焼成助剤としてのガラス成分の具体例としては、アルカリ金属成分やアルカリ土類金属成分を含む珪酸塩ガラス、硼酸塩ガラス、ホウ珪酸ガラス、リン酸塩ガラスなどが挙げられる。
セラミック材料の種類は、積層型セラミック電子部品に要求される機能などに応じて適宜選択することができる。例えば、製造しようとする積層型セラミック電子部品が積層セラミックコンデンサである場合は、誘電体セラミックが用いられる。誘電体セラミックの具体例としては、例えば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、CaZrO3などが挙げられる。
誘電体セラミックには、例えば、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの副成分を適宜添加してもよい。
また、積層型セラミック電子部品がセラミック圧電素子である場合は、圧電セラミック、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)系セラミックなどが用いられる。
また、積層型セラミック電子部品がサーミスタ素子である場合は、半導体セラミック、例えば、スピネル系セラミックなどが用いられる。
また、積層型セラミック電子部品がインダクタ素子である場合は、磁性体セラミック、例えば、フェライトセラミックなどが用いられる。
[実施例]
この実施例では、以下の方法で積層セラミックコンデンサを製造し、内部電極層の短絡不良の発生率を調べた。
この実施例では、基材フィルム10としてポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用意した。
そして、基材フィルム10の表面の突起部11の高さH、および、凹部12の深さDに対応して、基材フィルム10の表面に塗布、形成される離形層の厚みを変化させて、離型フィルム(キャリアフィルム)1を作製した。
そして、作製した離型フィルム(キャリアフィルム)の、セラミックスラリーが塗布されるべき表面、すなわち、離型層の表面(塗布面)に、チタン酸バリウム系セラミック粉体を主原料とするセラミックスラリーを塗布し、乾燥することによりセラミックグリーンシートを形成した。
なお、離型フィルムの表面にセラミックスラリーを塗布するにあたっては、焼成後のセラミック層の平均厚みが1.5nmとなるように塗布した。
「焼成後のセラミック層の平均厚みが1.5nm」とは、作製されるセラミックグリーンシートを積層、圧着する工程を経て形成される積層体を焼成することにより得られるセラミック焼結体(積層セラミックコンデンサ本体)を構成するセラミック層の平均厚みが1.5nmという意味である。
次いで、形成されたセラミックグリーンシート上に、内部電極層を形成するためのNiペーストを印刷し、乾燥した後、離型フィルムを巻き取った。
その後、巻き取った離型フィルムを引き出し、Niペーストが印刷されたセラミックグリーンシートを離型フィルムから剥離しつつ、400枚積層し、圧着することにより、積層構造体を得た。なお、具体的には、積層構造体は、上下両主面側にNiペーストが印刷されていない外層用セラミックグリーンシートが積層された構造とした。
それから、この積層構造体を個々のチップ(積層体)に切断して、焼成することにより、積層セラミックコンデンサ本体となるセラミック焼結体を得た。
次に、セラミック焼結体に、外部電極形成用の導電ペーストを塗布し、焼き付けることにより外部電極を形成する。これにより、図3に示すような構造を有する積層セラミックコンデンサ50を作製した。
それから、作製した積層セラミックコンデンサについて、内部電極層の短絡不良の発生率を調べた。
短絡不良の評価は、(株)ADVANTESTのウルトラハイレジスタンスメーターR8340Aを用いて、6.3V、1分の条件において絶縁抵抗を測定することにより行い、絶縁抵抗(IR)がlogIR<6となる場合に不良と判定した。
なお、この評価では、サンプル数を300個とした。
短絡不良率は、下記の式(1)より求めた。
短絡不良率(%)=(短絡不良の生じた試料の数/300)×100
表1に、基材フィルムの表面の突起部11の高さHおよび離型層の厚みT1と、短絡不良率の関係を示す。
ここで、突起部11の高さHは、図1に示すように、基材フィルムの突起部11の頂きから突起部11の根元までの、離型層の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である。
また、離型層の厚みT1は、図1に示すように、離型層20の表面から基材フィルム10の突起部11の根元までの、離型層20の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である。具体的には、離型層の厚みT1は、方向Xに基材フィルム10の突起部11の根元から離型層20の表面まで結ぶ線分の長さである。
なお、表1における突起部11の高さHおよび離型層20の厚みT1は、日本工業規格(JIS)B0601で規定される方法で求めた。
Figure 2015164797
表1に示すように、試料番号2の試料で、突起部11の高さHが365nmの場合に、離型層の厚みT1を398nmとしたとき、すなわち、離型層の厚みT1の値が突起部11の高さHの値よりも33nm大きくなるようにしたときには、短絡不良率が1.0%未満の0.9%となることが確認された。
また、表1の試料番号8の試料で、突起部11の高さHが126nmの場合に、離型層の厚みT1を222nmとしたとき、すなわち、離型層の厚みT1の値が突起部11の高さHの値よりも96mm大きくなるようにしたときに、短絡不良率が1.0%未満の0.3%となることが確認された。
上記の結果から、短絡不良率が1%未満の試料を短絡不良試験における良品、短絡不良率が1%以上の試料を短絡不良試験における不良品と判定した場合、突起部11の高さHよりも離型層20の厚みT1を96nm以上大きくした場合に、短絡不良の発生を十分に抑制できることが確認された。
また、表2に、基材フィルム10の表面の凹部12の深さDとおよび離型層の厚みT2と、短絡不良率の関係を示す。
ここで、凹部12の深さDは、図2に示すように、基材フィルム10の表面から凹部12の底面(底部の最も低い位置)までの、離型層20の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である。
また、離型層の厚みT2は、図2に示すように、離型層20の表面から基材フィルム10の凹部12の底面(底部の最も低い位置)までの、離型層20の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である。
なお、表2における凹部12の深さDおよび離型層20の厚みT2は、JIS B0601で規定される方法で求めた。
ただし、基材フィルムの突起部11の高さH、凹部12の深さD、離型層の厚みT1,T2について、平均値を得るための試料数などは、実際に用いる基材フィルムやその表面に形成される離型層の性状や条件を考慮して適宜決定することが可能である。
Figure 2015164797
表2に示すように、試料番号12の試料で、凹部12の深さDが380nmの場合に、離型層の厚みT2を398nmとしたとき、すなわち、離型層の厚みT2の値が凹部12の深さDの値よりも18nm大きくなるようにしたときには、短絡不良率が1.0%未満の0.9%となることが確認された。
また、表2の試料番号18の試料のように、凹部12の深さDが155nmの場合に、離型層の厚みT2を205nmとしたとき、すなわち、離型層の厚みT2の値が凹部12の深さDの値よりも50mm大きくなるようにしたときには、短絡不良率が1.0%未満の0.7%となることが確認された。
また、上記の結果から、短絡不良率が1%未満の試料を短絡不良試験における良品、短絡不良率が1%以上の試料を短絡不良試験における不良品と判定した場合、凹部12の深さDよりも離型層の厚みT2を50nm以上大きくした場合に、短絡不良の発生を十分に抑制できることが確認された。
なお、上記実施形態では、積層セラミックコンデンサを例にとって説明したが、本発明は、セラミックグリーンシートを用いて形成される積層型のセラミック圧電部品、サーミスタ、インダクタなどの種々の積層セラミック電子部品に適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても、上記実施形態や実施例に限定されるものではなく、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1(1A,1B) 離型フィルム
10 基材フィルム
11 突起部(基材フィルムの突起部)
12 凹部(基材フィルムの凹部)
15 フィラー(粒子)
20 離型層
21 離型層突起部
22 離型層凹部
50 積層セラミックコンデンサ
51 セラミック層
52(2a,2b) 内部電極
53(3a,3b) 積層セラミック素子の端面
54(4a,4b) 外部電極
60 積層セラミック素子(セラミック焼結体)
D 凹部の深さ
D2 離型層凹部の深さ
H 突起部の高さ
H2 離型層突起部の高さ
T1,T2 離型フィルムの厚み
X 離型層の表面に直交する方向

Claims (11)

  1. 表面に複数の突起部を有する基材フィルムと、
    前記基材フィルムの表面を覆う離型層とを備え、
    前記離型層の表面から前記基材フィルムの前記突起部の根元までの、前記離型層の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層の厚みT1が、前記基材フィルムの前記突起部の頂きから前記突起部の根元までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記突起部の高さHよりも大きいこと
    を特徴とする離型フィルム。
  2. 前記基材フィルムにはフィラーが含まれており、かつ、前記フィラーは基材フィルムの厚み方向に均一に分布していることを特徴とする請求項1記載の離型フィルム。
  3. 前記離型層の厚みT1が、前記突起部の高さHよりも96nm以上大きいことを特徴とする請求項1または2記載の離型フィルム。
  4. 前記離型層の表面粗さが、前記基材フィルムの表面粗さよりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の離型フィルム。
  5. 前記離型層の表面に複数の離型層突起部を備えており、前記離型層突起部の頂きから前記離型層突起部の根元までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層突起部の高さH2が、前記基材フィルムの前記突起部の高さHよりも小さいことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の離型フィルム。
  6. 表面に複数の凹部を有する基材フィルムと、
    前記基材フィルムの表面を覆う離型層とを備え、
    前記離型層の表面から前記基材フィルムの前記凹部の底面までの、前記離型層の表面に直交する方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層の厚みT2が、前記基材フィルムの表面から前記凹部の底面までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記凹部の深さDよりも大きいこと
    を特徴とする離型フィルム。
  7. 前記基材フィルムにはフィラーが含まれており、かつ、前記フィラーは基材フィルムの厚み方向に均一に分布していることを特徴とする請求項6記載の離型フィルム。
  8. 前記離型層の厚みT2が、前記凹部の深さDよりも50nm以上大きいことを特徴とする請求項6または7記載の離型フィルム。
  9. 前記離型層の表面粗さが、前記基材フィルムの表面粗さよりも小さいことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の離型フィルム。
  10. 前記離型層の表面に複数の離型層凹部を有しており、前記離型層の表面から前記離型層凹部の底面までの、前記方向Xに沿う方向の寸法である前記離型層凹部の深さD2が、前記基材フィルムの前記凹部の深さDよりも小さいことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の離型フィルム。
  11. 積層セラミック電子部品の製造方法であって、
    請求項1〜10のいずれかに記載の離型フィルムにセラミックスラリーを塗布して、厚みが0.5〜2μmのセラミックグリーンシートを形成する工程と、
    前記セラミックグリーンシートと内部電極層とが積層された構造を有する積層体を形成する工程と、
    前記積層体を焼成して、セラミック焼結体を形成する工程と
    を具備することを特徴とする積層セラミック電子部品の製造方法。
JP2014258829A 2014-02-07 2014-12-22 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法 Pending JP2015164797A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014258829A JP2015164797A (ja) 2014-02-07 2014-12-22 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法
CN201811449423.6A CN109920645A (zh) 2014-02-07 2015-02-03 脱模薄膜以及使用了其的层叠陶瓷电子部件的制造方法
CN201510055944.3A CN104835644A (zh) 2014-02-07 2015-02-03 脱模薄膜以及使用了其的层叠陶瓷电子部件的制造方法
KR1020150016801A KR20150093594A (ko) 2014-02-07 2015-02-03 이형 필름 및 그것을 사용한 적층 세라믹 전자부품의 제조방법
KR1020170007177A KR20170010037A (ko) 2014-02-07 2017-01-16 이형 필름 및 그것을 사용한 적층 세라믹 전자부품의 제조방법

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014022521 2014-02-07
JP2014022521 2014-02-07
JP2014258829A JP2015164797A (ja) 2014-02-07 2014-12-22 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015164797A true JP2015164797A (ja) 2015-09-17

Family

ID=54187508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014258829A Pending JP2015164797A (ja) 2014-02-07 2014-12-22 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2015164797A (ja)
KR (1) KR20170010037A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020017289A1 (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 東レ株式会社 積層フィルム
JP2020011436A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 東レ株式会社 離型用二軸配向ポリエステルフィルム
WO2022210896A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 株式会社ユポ・コーポレーション 積層体及び積層体の製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11320524A (ja) * 1998-05-11 1999-11-24 Mitsubishi Kagaku Polyester Film Kk 薄膜グリーンシート成形用離型フィルム
JP2000338810A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Ricoh Co Ltd 加熱定着ロール
JP2002121075A (ja) * 2000-10-06 2002-04-23 Murata Mfg Co Ltd セラミックグリーンシート及び積層セラミック電子部品の製造方法
WO2009088094A1 (ja) * 2008-01-11 2009-07-16 Teijin Dupont Films Japan Limited 離型フィルム
JP2010105384A (ja) * 2008-09-30 2010-05-13 Tdk Corp 剥離フィルム、セラミック部品シート及びこれらの製造方法、並びにセラミック部品の製造方法
KR20120099546A (ko) * 2011-01-28 2012-09-11 도레이첨단소재 주식회사 그린시트 성형용 폴리에스테르 이형필름
WO2013146294A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 リンテック株式会社 グリーンシート製造用剥離フィルムおよびグリーンシート製造用剥離フィルムの製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5825949B2 (ja) 2011-09-14 2015-12-02 リンテック株式会社 離型フィルム及びその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11320524A (ja) * 1998-05-11 1999-11-24 Mitsubishi Kagaku Polyester Film Kk 薄膜グリーンシート成形用離型フィルム
JP2000338810A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Ricoh Co Ltd 加熱定着ロール
JP2002121075A (ja) * 2000-10-06 2002-04-23 Murata Mfg Co Ltd セラミックグリーンシート及び積層セラミック電子部品の製造方法
WO2009088094A1 (ja) * 2008-01-11 2009-07-16 Teijin Dupont Films Japan Limited 離型フィルム
JP2010105384A (ja) * 2008-09-30 2010-05-13 Tdk Corp 剥離フィルム、セラミック部品シート及びこれらの製造方法、並びにセラミック部品の製造方法
KR20120099546A (ko) * 2011-01-28 2012-09-11 도레이첨단소재 주식회사 그린시트 성형용 폴리에스테르 이형필름
WO2013146294A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 リンテック株式会社 グリーンシート製造用剥離フィルムおよびグリーンシート製造用剥離フィルムの製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020017289A1 (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 東レ株式会社 積層フィルム
CN112384366A (zh) * 2018-07-17 2021-02-19 东丽株式会社 叠层膜
JPWO2020017289A1 (ja) * 2018-07-17 2021-06-03 東レ株式会社 積層フィルム
CN112384366B (zh) * 2018-07-17 2023-10-03 东丽株式会社 叠层膜
JP7384034B2 (ja) 2018-07-17 2023-11-21 東レ株式会社 積層フィルム
US11851542B2 (en) 2018-07-17 2023-12-26 Toray Industries, Inc. Laminated film
JP2020011436A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 東レ株式会社 離型用二軸配向ポリエステルフィルム
JP7139745B2 (ja) 2018-07-18 2022-09-21 東レ株式会社 離型用二軸配向ポリエステルフィルム
WO2022210896A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 株式会社ユポ・コーポレーション 積層体及び積層体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170010037A (ko) 2017-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10304629B2 (en) Multilayer ceramic capacitor
US9087644B2 (en) Multilayer ceramic electronic component and fabrication method thereof
EP2669915B1 (en) Laminated chip electronic component, board for mounting the same and packing unit
JP5930705B2 (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
KR102029468B1 (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 이의 제조방법
JP6000682B2 (ja) チップ型積層キャパシタ
JP6470228B2 (ja) 積層セラミックコンデンサ
US20130286538A1 (en) Multilayer ceramic electronic component and method of manufacturing the same
JP2014116340A (ja) セラミック電子部品
US8947849B2 (en) Multilayer ceramic electronic component and manufacturing method thereof
JP2015026801A (ja) 積層セラミックキャパシタ、その製造方法及び積層セラミックキャパシタの実装基板
KR20140011695A (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 이의 제조방법
JP2023052913A (ja) 積層セラミックキャパシタ及びその製造方法
JP2015164797A (ja) 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法
JP2006041268A (ja) 積層型電子部品の製法および積層型電子部品
KR20150093594A (ko) 이형 필름 및 그것을 사용한 적층 세라믹 전자부품의 제조방법
JP2001155959A (ja) 積層型電子部品およびその製法
TW201405603A (zh) 層壓式晶片電子組件,用來設置該組件的板件,及其封裝單元
JP2011204849A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP4968411B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2014093515A (ja) 積層セラミック電子部品
JP6971036B2 (ja) 積層型電子部品
US7605051B2 (en) Method for forming internal electrode pattern and method for manufacturing multilayer ceramic electronic component using same
JP2008235698A (ja) 積層セラミック電子部品およびその製造方法
KR20150093022A (ko) 적층 세라믹 전자부품, 그 제조방법 및 적층 세라믹 커패시터의 실장 기판

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191029