JP2015164367A - 電力変換装置および車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】インバータ回路部やDC−DCコンバータ回路部を効率よく、効果的に冷却する。【解決手段】実施形態の一態様に係る電力変換装置は、DC−DCコンバータ回路部と、インバータ回路部と、第1流路部および第2流路部とを備える。DC−DCコンバータ回路部は、電源から供給される直流電力の電圧を昇圧または降圧する。インバータ回路部は、直流電力を交流電力へ変換する。第1流路部および第2流路部は、冷却媒体が流通するように構成される。また、DC−DCコンバータ回路部、第1流路部、インバータ回路部、第2流路部の順で積層され、互いにオーバラップするように配置される。【選択図】図5
Description
開示の実施形態は、電力変換装置および車両に関する。
従来、電力変換装置としては、電気自動車やハイブリッド自動車などに搭載されるものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。電気自動車等には、たとえば走行用モータなどの交流負荷やヘッドライトなどの直流負荷が搭載される。
そのため、上記した電力変換装置は、たとえばバッテリからの直流電圧を昇圧または降圧して直流電力を直流負荷へ供給するDC−DCコンバータ回路部と、直流電力を交流電力へ変換して交流負荷へ供給するインバータ回路部とを備える。
ところで、インバータ回路部やDC−DCコンバータ回路部は、動作時に発熱する。したがって、上記した電力変換装置にあっては、各回路部をケースに接するように配置し、ケースの底板部に冷却媒体を流通させることで、各回路部を冷却するように構成される。
しかしながら、従来の電力変換装置にあっては、インバータ回路部やDC−DCコンバータ回路部を効率よく、効果的に冷却するという点で更なる改善の余地があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、インバータ回路部やDC−DCコンバータ回路部を効率よく、効果的に冷却することのできる電力変換装置および車両を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る電力変換装置は、DC−DCコンバータ回路部と、インバータ回路部と、第1流路部および第2流路部とを備える。DC−DCコンバータ回路部は、電源から供給される直流電力の電圧を昇圧または降圧する。インバータ回路部は、前記直流電力を交流電力へ変換する。第1流路部および第2流路部は、冷却媒体が流通するように構成される。また、前記DC−DCコンバータ回路部、前記第1流路部、前記インバータ回路部、前記第2流路部の順で積層され、互いにオーバラップするように配置される。
実施形態の一態様によれば、インバータ回路部やDC−DCコンバータ回路部を効率よく、効果的に冷却することができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する電力変換装置および車両の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る電力変換装置および車両の構成例を示す図である。なお、図1および後述する図3A以降の図は、いずれも模式図である。
図1に示すように、車両1は、バッテリ3、交流負荷4、直流負荷5および電力変換装置10などを備える。詳しくは、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両1は、駆動系の動力源として電動機(交流負荷4(後述の走行用モータ))等を有する。
バッテリ3は、直流電力を出力し、電力変換装置10を介して交流負荷4や直流負荷5へ電力を供給するとともに、電力変換装置10を介して入力された回生電力を蓄電する、いわゆる二次電池である。なお、バッテリ3は、電源の一例に相当する。
交流負荷4は、電力変換装置10を介して供給される交流電力によって駆動される機器であり、具体的には走行用モータである。以下、交流負荷4を「走行用モータ4」という場合がある。
走行用モータ4は、車両1の駆動系の動力源であり、たとえばIPMモータ(Interior Permanent Magnet Motor)などによって構成される。なお、図1には、駆動系の駆動方式が前輪駆動である場合を示しているが、車両1の駆動方式を限定するものではない。
直流負荷5は、電力変換装置10を介して供給される低圧の直流電力によって駆動される機器であり、具体的にたとえばヘッドライト、室内灯、カーオーディオ、カーナビゲーションシステムなどである。なお、図1においては、図示の簡略化のため、直流負荷5を一つの直方体で模式的に示した。
電力変換装置10は、たとえば、バッテリ3から供給された直流電力を三相交流電力へ変換して走行用モータ4へ出力するとともに、直流電力の電圧を降圧して直流負荷5へ出力する。また、電力変換装置10は、走行用モータ4の急減速時などの回生電力をバッテリ3へ戻してバッテリ3を充電する。なお、車両1がハイブリッド自動車である場合、電力変換装置10は、エンジンによる通常走行時に発電機として働く走行用モータ4からの電力でバッテリ3を充電する。
次に、電力変換装置10の構成について図2を用いて説明する。図2は、電力変換装置10の構成を示すブロック図である。なお、図2以降の図では、本実施形態に係る電力変換装置10を説明するために必要な構成要素のみを示しており、電流検出器など一般的な構成要素についての記載を省略している。
図2に示すように、電力変換装置10は、キャパシタ20と、インバータ回路部21と、制御部22と、DC−DCコンバータ回路部31とを備える。キャパシタ20は、バッテリ3に接続され、安定した直流電力をインバータ回路部21へ供給する。
インバータ回路部21は、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのスイッチング素子や整流素子が実装されたパワーモジュール21a、およびIGBTに接続される駆動回路が実装された駆動基板21bを備える(図5参照)。
制御部22は、図示しない制御回路が実装された制御基板を備える。制御部22の制御回路は、インバータ回路部21の駆動回路を通じてパワーモジュール21aのIGBTを制御する。これにより、インバータ回路部21は、直流電力を三相交流電力へ変換し、変換した三相交流電力を走行用モータ4へ出力する。
DC−DCコンバータ回路部31は、たとえば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)などのスイッチング素子や整流素子、変圧器が実装されたコンバータモジュール、およびMOSFETに接続される駆動回路が実装された駆動基板(いずれも図示せず)を備える。
制御部22の制御回路は、DC−DCコンバータ回路部31の駆動回路を通じてコンバータモジュールのMOSFETを制御する。これにより、DC−DCコンバータ回路部31は、直流電力の電圧を変圧器で降圧し、降圧した直流電力を直流負荷5へ出力する。
また、図2に示すように、制御部22には、車両1の駆動系全体を統括的に制御するコントロールユニット6が接続される。したがって、制御部22は、かかるコントロールユニット6によって制御される。
なお、上記において、制御部22は、インバータ回路部21およびDC−DCコンバータ回路部31の両方を制御するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、たとえば、制御部22とは別にコンバータ制御部を設け、制御部22がインバータ回路部21を制御する一方、コンバータ制御部がDC−DCコンバータ回路部31を制御するように構成してもよい。
また、上記において、DC−DCコンバータ回路部31は、直流電力の電圧を降圧するようにしたが、これに限定されるものではなく、たとえば直流負荷5の仕様によっては直流電力の電圧を昇圧するように構成してもよい。
ところで、上記したインバータ回路部21のパワーモジュール21aやDC−DCコンバータ回路部31のコンバータモジュールなどは、動作時に発熱する。また、インバータ回路部21のパワーモジュール21aは、大電流を制御して走行用モータ4を駆動するため、発熱量が大きく、比較的高温になり易い。
そこで、本実施形態に係る電力変換装置10にあっては、インバータ回路部21やDC−DCコンバータ回路部31を効率よく、効果的に冷却することができるような構成にした。以下、その電力変換装置10の構成について詳しく説明する。
図3Aは、電力変換装置10の斜視図である。なお、説明を分かりやすくするために、以下の説明で用いる各図には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を示す場合がある。また、本明細書では、かかる直交座標系におけるY軸の正方向を電力変換装置10の前方向と規定し、X軸の正方向を電力変換装置10の右方、X軸の負方向を電力変換装置10の左方と規定する。
図3Bは、図3Aに示す電力変換装置10を後方から見たときの斜視図である。また、図4は、図3Aに示す電力変換装置10の分解斜視図であり、図5は、図3AのV−V線断面図である。
図3A〜図5に示すように、電力変換装置10は、第1収容部40と、第2収容部50とを備える。図5によく示すように、第1収容部40は、DC−DCコンバータ回路部31などを収容する。
また、第2収容部50は、キャパシタ20やインバータ回路部21、制御部22などを収容する。なお、第1収容部40は、DC−DCコンバータ収容部の一例に相当し、第2収容部50は、インバータ収容部の一例に相当する。
第1収容部40および第2収容部50はそれぞれ、直方体または略直方体に形成された鋳物である。また、第1収容部40と第2収容部50とは、一体的に結合される。具体的にたとえば、第1収容部40の上面40Aと第2収容部50の下端50Aとが接するように配置され、図示しない固定部材(たとえばボルト)によって固定されて結合される。このように、電力変換装置10にあっては、鉛直軸において下方に第1収容部40が位置される一方、上方に第2収容部50が位置される。
図5に示すように、第1収容部40の下面側には、第1開口部41が設けられる。第1の開口部41には、第1カバー42が取り付けられる。これにより、DC−DCコンバータ回路部31などが収容される第1収容部40の内部空間に、粉塵や水などが侵入するのを防止することができる。
他方、第2収容部50の上面側には、第2開口部512が設けられ、第2収容部50の下面側には、第3開口部513が設けられる。第2の開口部512には、第2カバー52が取り付けられる。また、上記した第1収容部40と第2収容部50との結合によって、第3開口部513は、第1収容部40の上面50Aで塞がれることとなる。これらにより、インバータ回路部21などが収容される第2収容部50の内部空間に、粉塵や水などが侵入するのを防止することができる。
第1収容部40の内部には、冷却媒体が流通する第1流路部43が形成される。上記した第1流路部43は、第1収容部40においてDC−DCコンバータ回路部31などを効率よく、効果的に冷却できる位置に配置されるが、これについては後に説明する。なお、以下では、冷却媒体を「冷却水」と記載する場合がある。なお、「冷却水」は、水または水以外の冷却媒体を含む冷却液の一例である。
第1流路部43の一端は、第1収容部40の前面40Fに設けられた冷却水入口部44に接続される(図4参照)。また、第1流路部43の他端は、第1収容部40の後面40Bに設けられた第1冷却水出口部45aに接続される(図3B参照)。すなわち、第1収容部40において、冷却水入口部44と第1冷却水出口部45aとは、第1流路部43を介して接続される。
なお、第1収容部40の後面40Bには、第1冷却水出口部45aに加えて、第2冷却水出口部45bも設けられる。かかる第2冷却水出口部45bには、第1流路部43が接続されていない。したがって、第2冷却水出口部45bから冷却水が流出することはない。この第2冷却水出口部45bについては、後に詳説する。
図5に示すように、第2収容部50の内部には、冷却媒体が流通する第2流路部53が形成される。第2流路部53は、第2収容部50においてインバータ回路部21や制御部22などを効率よく、効果的に冷却できる位置に配置されるが、これについては後述する。
第2流路部53の一端は、第2収容部50の右側面50Rに設けられた冷却水入口部54に接続される(図3A,3Bなど参照)。また、第2流路部53の他端は、第2収容部50の左側面50Lに設けられた冷却水出口部55に接続される(後述する図6や図8A参照)。すなわち、第2収容部50において、冷却水入口部54と冷却水出口部55とは、第2流路部53を介して接続される。
また、第1収容部40の第1冷却水出口部45aと第2収容部50の冷却水入口部54とは、連結パイプ60を介して連結される。また、第1収容部40の冷却水入口部44には、給水パイプ61が接続される。また、第2収容部50の冷却水出口部55には、排水パイプ62が接続される。
給水パイプ61は、ラジエータを介して冷却水循環用のポンプの吐出口(いずれも図示せず)に接続される。一方、排水パイプ62は、ポンプの吸入口に接続される。したがって、冷却水は、先ずポンプからラジエータへ送り出され、ラジエータで放熱された後、給水パイプ61および冷却水入口部44を通って第1流路部43へ供給される。
そして、第1流路部43を流れた冷却水は、第1冷却水出口部45aから排出され、連結パイプ60および冷却水入口部54を通って第2流路部53へ供給される。その後、第2流路部53を流れた冷却水は、冷却水出口部55から排出され、排水パイプ62を通ってポンプへ戻る。
このように、冷却水は、鉛直軸において下方に位置された第1流路部43から上方に位置される第2流路部53へ向かって流通する。これにより、第1、第2流路部43,53や各パイプ60,61,62にエアが溜まり難くなり、よって冷却水の循環を確実に行うことができる。
なお、上記では、冷却水が第1流路部43、第2流路部53の順で流れるようにしたが、これに限定されるものではなく、たとえば、冷却水が第2流路部53、第1流路部43の順で流れるようにしてもよい。
また、上記では、第1流路部43と第2流路部53とを連結パイプ60を介して直列に接続するように構成したが、これに限られるものではない。すなわち、たとえば、第1流路部43と第2流路部53とをそれぞれ冷却水循環用のポンプに接続する、言い換えると、第1、第2流路部43,53を並列に冷却水循環用のポンプに接続するようにしてもよい。なお、このときの冷却水循環用のポンプは、第1流路部43用と第2流路部53用とで、共用のポンプであっても、別々のポンプであってもよい。
ここで、本実施形態に係る電力変換装置10における、DC−DCコンバータ回路部31、インバータ回路部21、制御部22、および第1、第2流路部43,53の配置について、図5を参照して説明する。
図5に示すように、電力変換装置10にあっては、鉛直軸において下方から、DC−DCコンバータ回路部31、第1流路部43、インバータ回路部21、第2流路部53、制御部22の順で積層され、互いにオーバラップするように配置される。
言い換えると、鉛直軸方向から見た場合に、DC−DCコンバータ回路部31、第1流路部43、インバータ回路部21、第2流路部53、制御部22のそれぞれのXY平面における占有面積が、全体的にまたは部分的に重なるように配置される。
また、DC−DCコンバータ回路部31は、第1流路部43に密着して配置される。また、インバータ回路部21は、鉛直軸において下方から、駆動基板21b、パワーモジュール21aの順で積層されて構成される。そして、インバータ回路部21は、パワーモジュール21aが第2流路部53に密着するようにして配置される。
これにより、インバータ回路部21およびDC−DCコンバータ回路部31を効率良く、効果的に冷却できる。すなわち、DC−DCコンバータ回路部31を、第1流路部43によって冷却することができる。一方、インバータ回路部21も、第2流路部53によって冷却することができる。
さらに、DC−DCコンバータ回路部31とインバータ回路部21との間に、第1流路部43が介在することから、DC−DCコンバータ回路部31が発熱量の大きいインバータ回路部21(具体的にたとえばパワーモジュール21a)から受ける熱の影響を最大限に抑制することができる。同様に、インバータ回路部21がDC−DCコンバータ回路部31から受ける熱の影響も最大限に抑制することができる。また、インバータ回路部21およびDC−DCコンバータ回路部31を効率良く、効果的に冷却できることから、各回路部21,31の動作の信頼性を向上させることもできる。
また、上記したように、電力変換装置10にあっては、第2収容部50において、鉛直軸下方からインバータ回路部21、第2流路部53、制御部22の順で配置される。すなわち、制御部22は、第2流路部53のインバータ回路部21が配置される側(下側)とは反対側(上側)に配置される。また、制御部22は、第2流路部53に密着して配置される。
これにより、制御部22も第2流路部53によって冷却することができる。さらに、制御部22とインバータ回路部21との間に、第2流路部53が介在することから、制御部22が発熱量の大きいインバータ回路部21から受ける熱の影響を最大限に抑制することができる。
また、第1収容部40にあっては、DC−DCコンバータ回路部31と第1流路部43とが上記の順番で配置される。そのため、第1開口部41は、第1収容部40において、第1流路部43に対してDC−DCコンバータ回路部31が配置される側(下側)の面に形成されることとなる。
これにより、第1収容部40においては、DC−DCコンバータ回路部31の検査などを第1開口部41側から容易に行うことが可能となり、メンテナンス性を向上させることができる。
他方、第2収容部50にあっては、インバータ回路部21、第2流路部53および制御部22が上記の順番で配置される。そのため、第2開口部512は、第2収容部50において、インバータ回路部21に対して第2流路部53が形成される側(上側)の面に形成されることとなる。
第2流路部53の上側には、制御部22が配置されることから、第2収容部50においては、制御部22の検査などを第2開口部512側から容易に行うことが可能となり、メンテナンス性を向上させることができる。
また、第3開口部513は、第2収容部50において、第2流路部53に対してインバータ回路部21が配置される側(下側)の面に形成されることとなる。これにより、第2収容部50においては、インバータ回路部21の検査などを、第1収容部40を取り外した後に第3開口部513側から容易に行うことが可能となり、メンテナンス性をより一層向上させることができる。
また、第1収容部40は、上記したように、第2収容部50と結合されて一体とされる。すなわち、結合される前の段階においては、第1収容部40は、第2収容部50から分離されている。
これにより、電力変換装置10の品質をより一層向上させることができる。すなわち、たとえば、第1収容部40と第2収容部50とが分離された状態にあるとき、第1収容部40のDC−DCコンバータ回路部31、第2収容部50のインバータ回路部21および制御部22をそれぞれ個別に、各開口部41,512,513側から品質検査することができる。
言い換えれば、電力変換装置10を組み立てる途中の段階で、各回路部21,31や制御部22の品質検査を行うことができる。そして、電力変換装置10は、検査が既に終了した第1収容部40と第2収容部50とを結合して製作されることから、電力変換装置10の品質をより一層向上させることができる。
なお、第1収容部40が第2収容部50から分離可能とされることで、たとえば、電力変換装置10を、インバータ回路部21などを備えた第2収容部50のみの構成とすることもできるが、これについては後述する。
また、第1、第2流路部43,53はそれぞれ、金属材によって製作される。第1、第2流路部43,53の金属材としては、たとえばアルミニウムを用いることができるが、それに限られるものではない。
これにより、第1、第2流路部43,53は、インバータ回路部21や制御部22、DC−DCコンバータ回路部31が発するノイズを遮蔽することができる。したがって、電力変換装置10においては、インバータ回路部21からDC−DCコンバータ回路部31へのノイズの伝達、およびDC−DCコンバータ回路部31からインバータ回路部21へのノイズの伝達を、第1流路部43によって抑制することができる。
同様に、電力変換装置10においては、インバータ回路部21から制御部22へのノイズの伝達、および制御部22からインバータ回路部21へのノイズの伝達を、第2流路部53によって抑制することができる。
つづいて、第1収容部40と第2収容部50との結合部分について説明する。図6は、第1カバー42を取り外した状態の電力変換装置10の底面図である。図4〜図6に示すように、第1収容部40の上面40Aには、複数個、たとえば2個の連通孔46a,46bが形成される(図5において連通孔46bは見えず)。
なお、上記において、第1収容部40が連通孔46a,46bを2個有するようにしたが、これは例示であって限定されるものではない。すなわち、第1収容部40は、連通孔を1個あるいは3個以上有するように構成してもよいが、2個以上有するのが好ましい。また、以下において、連通孔46a,46bのうち、一方を「第1コンバータ側連通孔46a」、他方を「第2コンバータ側連通孔46b」ということがある。
第1、第2コンバータ側連通孔46a,46bは、第1収容部40の上面40Aにおいて前面40F側の端部に形成され、また互いに所定の距離離間して形成される。なお、所定の距離は任意に設定可能である。
図7は、第2収容部50から第1収容部40を取り外した状態の電力変換装置10の底面図である。図7に示すように、第2収容部50も、複数個、たとえば2個の連通孔56a,56bを有する。なお、第2収容部50における連通孔の個数は、たとえば第1収容部40の連通孔の個数(ここでは2個)と同じにされるのが好ましい。
連通孔56a,56bは、第2収容部50の内部空間のうち第2流路部53(図7で見えず)が配置されない空間であり、詳しくは、第2収容部50の第3開口部513のうち、鉛直軸方向から見たときに、第2流路部53やインバータ回路部21、キャパシタ20などが配置されない空間である。なお、連通孔56a,56bは、上記したように、第2収容部50の内部空間のうちの所定の空間であるため、図7では破線で示した。
連通孔56aは、第3開口部513において、第1コンバータ側連通孔46aに対応する位置に形成される。また、連通孔56bは、第3開口部513において、第2コンバータ側連通孔46bに対応する位置に形成される。
以下、第1コンバータ側連通孔46aに対応する連通孔56aを「第1インバータ側連通孔56a」、第2コンバータ側連通孔46bに対応する連通孔56bを「第2インバータ側連通孔56b」ということがある。
これにより、図5に矢印Aに示すように、第1収容部40の内部空間と第2収容部50の内部空間とは、第1コンバータ側連通孔46aおよび第1インバータ側連通孔56aによって連通される。同様に、第2コンバータ側連通孔46bおよび第2インバータ側連通孔56bによって、各収容部40,50の内部空間同士が連通される。
上記した第1コンバータ側連通孔46aおよび第1インバータ側連通孔56aと、第2コンバータ側連通孔46bおよび第2インバータ側連通孔56bとにはそれぞれ、第1収容部40と第2収容部50との間で連結される配線が通される。
詳しくは、図6および図7に示すように、連通孔46a,56aには、たとえば、バッテリ3からの直流電力をDC−DCコンバータ回路部31へ供給する電源線70が通される。具体的に電源線70は、たとえば、一端が第2収容部50の内部空間においてバッテリ3とキャパシタ20との間の電源線に接続され、他端が第1収容部40のDC−DCコンバータ回路部31の入力端子31aに接続される。
また、一方の連通孔46b,56bには、たとえば、第2収容部50の制御部22と第1収容部40のDC−DCコンバータ回路部31とを結ぶ信号線71が通される。
すなわち、第1コンバータ側連通孔46aおよび第1インバータ側連通孔56aは、電源配線用の連通孔であり、第2コンバータ側連通孔46bおよび第2インバータ側連通孔56bは、信号配線用の連通孔である。
このように、電源線70や信号線71の配線が、第1収容部40および第2収容部50に設けられた連通孔46a,56a,46b,56bを介して行われる、すなわち第1、第2収容部40,50の内部で行われることから、配線の取りまわしを容易にすることができる。また、電源線70や信号線71の長さも、第1、第2収容部40,50の外部を回って配線する場合に比べて短くすることができ、コスト的にも有利である。
また、第1収容部40は2個の連通孔46a,46bを有し、第2収容部50も2個の連通孔56a,56bを有することから、上記のように、配線の用途別で連通孔46a,56aと連通孔46b,56bとを使い分けることができる。これにより、たとえば電源線70と信号線71とがノイズによって互いに干渉するのを抑制することができる。
なお、上記では、各連通孔46a,56a,46b,56bを通る配線の種類を、電源線70や信号線71としたがこれに限定されるものではない。また、連通孔46a,56aに信号線71が通され、連通孔46b,56bに電源線70が通されるように構成してもよい。
電力変換装置10の説明を続けると、図3Aや図4によく示すように、電力変換装置10には、各種ケーブルが接続される。具体的に各種ケーブルは、電力変換装置10において、第1、第2収容部40,50の前面40F,50Fや第2カバー52の前面52Fに接続される。
詳しくは、第2カバー52の前面52Fには、バッテリ3と電力変換装置10とを繋ぐバッテリケーブル80が接続される。また、第2収容部50の前面50Fには、電力変換装置10のインバータ回路部21と走行用モータ4とを繋ぐモータケーブル81が接続される。
なお、図5に示すように、第2カバー52において、バッテリケーブル80が接続される部分に対応する位置付近には、第4開口部514が形成される。かかる第4開口部514には、バッテリケーブル用カバー58が取り付けられる。
また、詳細な図示は省略するが、第2カバー52において、モータケーブル81が接続される部分に対応する位置付近にも開口部が形成され、かかる開口部にはモータケーブル用カバー59が取り付けられる。
これにより、バッテリケーブル80やモータケーブル81の接続作業を、比較的大きな第2カバー52を取り外すことなく、バッテリケーブル用カバー58やモータケーブル用カバー59を取り外すだけで、容易に行うことができる。
さらに、バッテリケーブル80が接続される部分やモータケーブル81が接続される部分の点検も、バッテリケーブル用カバー58やモータケーブル用カバー59を取り外すことで行えるため、電力変換装置10のメンテナンス性をより一層向上させることができる。
また、第1収容部40の前面40Fには、電力変換装置10のDC−DCコンバータ回路部31(より詳しくはDC−DCコンバータ回路部31の出力端子31b(図6参照))と直流負荷5とを繋ぐDC出力ケーブル82が接続される。
さらに、第2収容部50の前面50Fには、コントロールユニット6と電力変換装置10の制御部22とを繋ぐコントロールユニットケーブル83や、走行用モータ4と電力変換装置10の制御部22とを繋ぐモータ制御用のケーブル84が接続される。
このように、電力変換装置10においては、各種ケーブルが接続される面を前面40F,50F,52Fに集中させたことから、たとえばケーブルの接続作業を前面40F,50F,52F側からのみで行うことが可能となり、よって接続作業の効率化を図ることができる。
上記のように構成された電力変換装置10は、車両1の適宜位置に取り付けられる。以下、電力変換装置10の車両1への取り付けについて図8Aなどを参照して説明する。
図8Aは、電力変換装置10が車両1の所定の被取付位置90に取り付けられた状態の一例を示す正面図である。
図8Aに示す例では、被取付位置90としてブラケット90aが用いられる。また、電力変換装置10には、第2収容部50の右側面50Rと左側面50Lにそれぞれ取付部91が2個ずつ形成される(図8Aにおいて2個見えず)。
取付部91は、図6などによく示すように、鉛直軸方向から見たときに第2収容部50の四隅付近に位置するように形成される。取付部91には、図示しない固定部材(たとえばボルト)を挿通可能な挿通孔91aが穿設される。
そして、電力変換装置10は、図8Aに示すように、ブラケット90aに取付部91を介して支持された状態で、挿通孔91aに固定部材が挿通されることで、車両1に取り付けられる。
このように、電力変換装置10にあっては、取付部91を備えることから、車両1への被取付位置90への取り付けを容易に行うことができる。なお、上記した取付部91の個数や形成される位置は、あくまでも例示であって限定されるものではなく、被取付位置90の形状等によって変更可能である。
また、電力変換装置10の車両1への取り付けは、図8Aに示すものに限定されない。以下、電力変換装置10の車両1への取り付けの変形例について、図8Bを参照して説明する。図8Bは、電力変換装置10の車両1への取り付けの変形例を示す正面図である。
図8Bに示す例では、被取付位置90が、平坦な被取付面90bとされる。このような場合、電力変換装置10にあっては、取付部91が、第2収容部50よりも下方に位置する第1収容部40に形成されるように構成される。詳しくは、電力変換装置10には、第1収容部40の右側面40Rと左側面40Lにそれぞれ取付部91が2個ずつ形成される(図8Bにおいて2個見えず)。
そして、電力変換装置10は、図8Bに示すように、被取付面90bに取付部91を介して支持された状態で、挿通孔91aに固定部材が挿通されることで、車両1に取り付けられる。
このように、被取付位置90が平坦な被取付面90bである場合でも、電力変換装置10にあっては、取付部91を第1収容部40に設けたことで、車両1への被取付位置90への取り付けを容易に行うことができる。
なお、上記した図8Aおよび図8Bの例では、取付部91が第2収容部50あるいは第1収容部40に設けられるようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、たとえば、第1、第2収容部40,50の両方に取付部91を予め設けるようにしておき、被取付位置90の形状に応じて第1収容部40の取付部91および第2収容部50の取付部91のいずれか一方を切削加工によって切り落とすようにしてもよい。
具体的には、たとえば被取付位置90がブラケット90aである場合は、第1収容部40の取付部91を切削加工によって切り落とす。これにより、電力変換装置10は、残った第2収容部50の取付部91を介してブラケット90aに取り付けることが可能となる。
一方、たとえば被取付位置90が被取付面90bである場合は、第2収容部50の取付部91を切削加工によって切り落とす。これにより、電力変換装置10は、残った第1収容部40の取付部91を介して被取付面90bに取り付けることが可能となる。なお、上記では、不要な取付部91を切り落とすようにしたが、これに限られず、不要な取付部91をそのまま残しておくように構成してもよい。
次いで、第1収容部40の冷却水入口部44、第1冷却水出口部45aおよび第2冷却水出口部45bの接続関係について詳説する。図9は、第1収容部40における冷却水入口部44、第1冷却水出口部45aおよび第2冷却水出口部45bの接続関係を説明する図である。
図9に示すように、第1収容部40の前面40Fには、冷却水入口部44が設けられる。また、第1収容部40の後面40Bには、第1冷却水出口部45aおよび第2冷却水出口部45bが設けられる。第1冷却水出口部45aは、後面40Bにおいて右側面40R側に位置される一方、第2冷却水出口部45bは、後面40Bにおいて左側面40L側に位置される。
既に述べたように、冷却水入口部44と第1冷却水出口部45aとは、第1流路部43を介して接続される。よって給水パイプ61から供給される冷却水は、冷却水入口部44、第1流路部43を通って第1冷却水出口部45aから排出され、第1冷却水出口部45aに接続された連結パイプ60へ流入する。
しかしながら、たとえば、車両1において、電力変換装置10が取り付けられる位置によっては、第1冷却水出口部45a付近に連結パイプ60を配管するスペースがない場合がある。
そこで、本実施形態に係る電力変換装置10の第1収容部40にあっては、第2冷却水出口部45bから冷却水を排出可能な構成とされる。
具体的に説明すると、たとえば、連結パイプ60を配管するスペースが第1冷却水出口部45a付近にない場合、先ず第1収容部40の鋳造に用いられる金型において、第1流路部43を形成するための中子を取り替える。より具体的には、第1流路部43が冷却水入口部44と第1冷却水出口部45aとを接続するように形成されていた中子を、第1流路部43が冷却水入口部44と第2冷却水出口部45bとを接続するように形成された中子と取り替える。
このように中子が取り替えられた金型を用いれば、図9に想像線で示すように、冷却水入口部44と第2冷却水出口部45bとが、第1流路部43を介して接続された第1収容部40を容易に製作することができる。この場合、給水パイプ61から供給される冷却水は、冷却水入口部44、第1流路部43を通って第2冷却水出口部45bから排出されることとなる。
そして、図示は省略するが、第1冷却水出口部45aに接続されていた連結パイプ60を第2冷却水出口部45bに接続すれば、第2冷却水出口部45bから排出された冷却水は、連結パイプ60を通って、第2収容部50の冷却水入口部54へ流れる。なお、図9においては、理解を容易にするため、第1流路部43の形状を簡略化して示している。
このように、第1収容部40にあっては、第1冷却水出口部45aおよび第2冷却水出口部45bを設け、電力変換装置10の取り付け位置などに応じて冷却水の出口を選択できるようにした。これにより、たとえば連結パイプ60を、電力変換装置10の取り付け位置などに応じて適宜に配管することが可能となる。
なお、上記では、第1収容部40などが金型を用いた鋳造方法によって製作されるようにしたが、これに限定されるものではなく、他の成形方法により製作されてもよい。
また、上記では、冷却水が冷却水入口部44から入り、第1冷却水出口部45aまたは第2冷却水出口部45bから出るように構成したが、これに限定されるものではない。すなわち、たとえば、冷却水入口部44を冷却水の出口として機能させてもよく、また第1、第2冷却水出口部45a,45bを冷却水の入口として機能させてもよい。
具体的にたとえば、第1冷却水出口部45aに給水パイプ61を接続するとともに、冷却水入口部44に連結パイプ60を接続するようにしてもよい。この場合、冷却水は、給水パイプ61、第1冷却水出口部45a、第1流路部43、冷却水入口部44、連結パイプ60の順で流れることとなる。
さらにたとえば、第1冷却水出口部45aに給水パイプ61を接続するとともに、第2冷却水出口部45bに連結パイプ60を接続するようにしてもよい。この場合、上記した金型の中子を適宜なものに取り替えれば、冷却水は、給水パイプ61、第1冷却水出口部45a、第1流路部43、第2冷却水出口部45b、連結パイプ60の順で流れることとなる。
このように、第1収容部40において、冷却水入口部44および第1、第2冷却水出口部45a,45bはそれぞれ、入口、出口の両方の機能を有する出入口部である、といえる。したがって、第1収容部40は、3個の出入口部たる冷却水入口部44および第1、第2冷却水出口部45a,45bを備える。そして、上記のように、3個の出入口部のいずれか2個の出入口部を第1流路部43を介して接続することで、第1収容部40において、給水パイプ61や連結パイプ60の配管レイアウトの自由度を向上させることができる。
なお、上記では、第1収容部40が3個の出入口部、すなわち冷却水入口部44および第1、第2冷却水出口部45a,45bを備えるようにしたが、これに限定されるものではなく、4個以上であってもよい。また、第1収容部40において、出入口部を前面40Fや後面40Bに設けるようにしたが、これに限られず、たとえば右側面40Rや左側面40Lに設けるように構成してもよい。
同様に、第2収容部50においても、たとえば冷却水入口部54を冷却水の出口として機能させ、また冷却水出口部55を冷却水の入口として機能させてもよい。この場合、冷却水出口部55に連結パイプ60が接続され、冷却水入口部54に排水パイプ62が接続される。そして、冷却水は、連結パイプ60、冷却水出口部55、第2流路部53、冷却水入口部54、排水パイプ62の順で流れることとなる。
このように、第2収容部50においても、第1収容部40と同様、冷却水入口部54と冷却水出口部55は、それぞれ入口や出口の両方の機能を有する出入口部である、といえる。したがって、第2収容部50においても、冷却水入口部54および冷却水出口部55のうち、たとえば車両1の仕様などに応じてどちらか一方を入口、他方を出口とすることができ、よって連結パイプ60や排水パイプ62の配管レイアウトの自由度を向上させることができる。
なお、上記では、第2収容部50が2個の出入口部、すなわち冷却水入口部54および冷却水出口部55を備えるようにしたが、これに限定されるものではなく、3個以上であってもよい。この場合、3個以上の出入口部うちのいずれか2個の出入口部を第2流路部53で接続するのが好ましい。
上述してきたように、実施形態に係る電力変換装置10は、DC−DCコンバータ回路部31と、インバータ回路部21と、第1流路部43および第2流路部53とを備える。DC−DCコンバータ回路部31は、バッテリ3から供給される直流電力の電圧を昇圧または降圧する。インバータ回路部21は、直流電力を交流電力へ変換する。第1流路部43および第2流路部53は、冷却媒体が流通するように構成される。また、DC−DCコンバータ回路部31、第1流路部43、インバータ回路部21、第2流路部53の順で積層され、互いにオーバラップするように配置される。
したがって、実施形態に係る電力変換装置10によれば、インバータ回路部21やDC−DCコンバータ回路部31を効率よく、効果的に冷却することができる。
次いで、本実施形態に係る電力変換装置10の変形例について図10を参照して説明する。図10は、変形例に係る電力変換装置10を示す分解斜視図である。
上記したように、第1収容部40は第2収容部50から分離可能とされる。また、車両1の仕様によっては、DC−DCコンバータが既に搭載されており、電力変換装置10において、DC−DCコンバータ回路部31を含む第1収容部40が不要な場合もある。
そこで、変形例に係る電力変換装置10にあっては、図10に示すように、第1収容部40が第2収容部50から分離されて、インバータ回路部21を有する第2収容部50のみを備えるようにした。なお、図10は、第1収容部40が第2収容部50から分離されて取り外された状態の電力変換装置10を示している。
このように、変形例に係る電力変換装置10にあっては、DC−DCコンバータ回路部31を含む第1収容部40を第2収容部50から分離することで、車両1の仕様(たとえばDC−DCコンバータが既に搭載されているような仕様)に容易に対応することができる。
逆に、インバータ回路部21を有する第2収容部50のみを備えた電力変換装置10に対して、車両1の仕様によっては、DC−DCコンバータの機能を付加することが要求される場合がある。そのような場合であっても、本実施形態に係る電力変換装置10にあっては、DC−DCコンバータ回路部31を含む第1収容部40を第2収容部50と結合させるだけで、容易に対応することができる。
また、変形例に係る第2収容部50においては、第3開口部513(図10で見えず)に第3カバー100が取り付けられる。第3カバー100は、第1カバー42の形状とは異なり、分離された第1収容部40の上面40Aと同様な形状とされる。正確には、第3カバー100は、たとえば大きさや固定部材(ボルト等)の取付位置などが第1収容部40の上面40Aと同じ、または略同じになるように設定される。
これにより、第2収容部50においては、第1収容部40が分離された場合であっても、第3開口部513を第3カバー100で塞ぐことができ、よって粉塵や水などが第3開口部513から第2収容部50の内部空間へ侵入するのを防止することができる。
また、上記のように、第3カバー100が第1収容部40の上面40Aと同様な形状とされることから、第3カバー100を第2収容部50に取り付けるときの固定部材と、第1収容部40を第2収容部50に取り付けるときの固定部材とを共用化することもできる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 車両
3 バッテリ
4 走行用モータ(交流負荷)
5 直流負荷
6 コントロールユニット
10 電力変換装置
21 インバータ回路部
22 制御部
31 DC−DCコンバータ回路部
40 第1収容部(DC−DCコンバータ収容部)
41 第1開口部
43 第1流路部
44 冷却水入口部(出入口部)
45a 第1冷却水出口部(出入口部)
45b 第2冷却水出口部(出入口部)
46a,46b 連通孔
50 第2収容部(インバータ収容部)
512 第2の開口部
53 第2流路部
56a,56b 連通孔
70 電源線
71 信号線
90 被取付位置
91 取付部
3 バッテリ
4 走行用モータ(交流負荷)
5 直流負荷
6 コントロールユニット
10 電力変換装置
21 インバータ回路部
22 制御部
31 DC−DCコンバータ回路部
40 第1収容部(DC−DCコンバータ収容部)
41 第1開口部
43 第1流路部
44 冷却水入口部(出入口部)
45a 第1冷却水出口部(出入口部)
45b 第2冷却水出口部(出入口部)
46a,46b 連通孔
50 第2収容部(インバータ収容部)
512 第2の開口部
53 第2流路部
56a,56b 連通孔
70 電源線
71 信号線
90 被取付位置
91 取付部
Claims (10)
- 電源から供給される直流電力の電圧を昇圧または降圧するDC−DCコンバータ回路部と、
前記直流電力を交流電力へ変換するインバータ回路部と、
冷却媒体が流通する第1流路部および第2流路部と
を備え、
前記DC−DCコンバータ回路部、前記第1流路部、前記インバータ回路部、前記第2流路部の順で積層され、互いにオーバラップするように配置されること
を特徴とする電力変換装置。 - 少なくとも前記インバータ回路部を制御する制御部
を備え、
前記制御部は、
前記第2流路部の前記インバータ回路部が配置される側とは反対側に配置されること
を特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記第1流路部が形成され、前記DC−DCコンバータ回路部を収容するDC−DCコンバータ収容部と、
前記DC−DCコンバータ収容部と結合されるとともに、前記第2流路部が形成され、前記インバータ回路部を収容するインバータ収容部と
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。 - 前記DC−DCコンバータ収容部は、
前記インバータ収容部から分離可能であること
を特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。 - 前記DC−DCコンバータ収容部は、
前記第1流路部に対して前記DC−DCコンバータ回路部が配置される側の面に第1開口部を有し、
前記インバータ収容部は、
前記インバータ回路部に対して前記第2流路部が形成される側の面に第2開口部を有すること
を特徴とする請求項3または4に記載の電力変換装置。 - 前記DC−DCコンバータ収容部は、
前記インバータ収容部と前記DC−DCコンバータ収容部との間で連結される配線を通すための連通孔を有すること
を特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の電力変換装置。 - 前記連通孔は、
2個以上であること
を特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。 - 前記DC−DCコンバータ収容部は、
3個以上の冷却媒体用の出入口部
を備え、
3個以上の前記出入口部うちのいずれか2個の前記出入口部が、前記第1流路部を介して接続されること
を特徴とする請求項3〜7のいずれか一つに記載の電力変換装置。 - 前記DC−DCコンバータ収容部および前記インバータ収容部の少なくともいずれかは、
所定の被取付部位に取り付け可能な取付部
を備えることを特徴とする請求項3〜8のいずれか一つに記載の電力変換装置。 - 請求項1〜9のいずれか一つに記載の電力変換装置
を備えることを特徴とする車両。
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