JP2015162828A - 画像読取装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作感を低下させることなく、画像読取部及び操作部を一つのハウジング内に収納可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、画像読取部と、操作部と、ハウジングを備え、ハウジングは、予め定められた支持面に支持される底板711Aを有し画像読取部が収納される収納空間を有する第1収納部711、及び第1収納部711の側面から外側へ向かう第1方向へ突出し、前記底板711Aよりも上方に位置しており、操作部が収納される収納空間を有する第2収納部712を有する第1フレームと、第1収納部711の上面に形成された開口の周縁部に取り付けられた第2フレーム72と、第2収納部712の基端部712E側に設けられ、第2収納部712と第2フレーム72とを第1収納部711の前記側面に垂直な方向に係合する係合機構74Aを備える。
【選択図】図12

Description

本発明は、操作部を備える画像読取装置及び画像形成装置に関する。
原稿の画像を読取可能な画像読取部を備える画像形成装置では、画像形成装置に対する操作入力が可能な操作部が画像読取部の側部から突出して配置されることがある(例えば、特許文献1参照)。この種の装置として、部品コスト及び組立コストを削減するために、一つのハウジング内に画像読取部及び操作部を収納したものがある。
特開2013−83787号公報
しかしながら、画像読取部及び画像読取部の側部から突出して配置される操作部が一つのハウジング内に収納される場合には、ハウジングの操作部収納部分が突出しているために、ユーザーが操作を行った際にハウジングの操作部収納部分が押し下がって操作の質感が損なわれてしまう。特に、ハウジングの材質として樹脂が選択される場合には、ハウジングの操作部収納部分における剛性が不十分となり、操作時に下方へ撓みやすくなり、操作の質感の低下が顕著である。
本発明の目的は、操作感を低下させることなく、画像読取部及び操作部を一つのハウジング内に収納可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、画像読取部と、操作部と、ハウジングとを備える。前記画像読取部は、原稿載置面に載置された原稿の画像を読み取る。前記操作部は、入力操作を受け付ける。前記ハウジングは、前記画像読取部及び前記操作部を収納する。更に、前記ハウジングは、第1フレームと、第2フレームと、係合機構とを備える。前記第1フレームは、予め定められた支持面に支持される底板を有し前記画像読取部が収納される収納空間を有する第1収納部、及び前記第1収納部の側面から外側へ向かう第1方向へ突出し、前記底板よりも上方に位置しており、前記操作部が収納される収納空間を有する第2収納部を含む。前記第2フレームは、前記第1収納部の上面に形成された開口の周縁部に取り付けられている。前記係合機構は、前記第2収納部の基端部側に設けられ、前記第2収納部と前記第2フレームとを前記第1収納部の前記側面に垂直な方向に係合する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、画像読取装置と、画像形成部とを備える。前記画像読取装置は、画像読取部と、操作部と、ハウジングとを備える。前記画像読取部は、原稿載置面に載置された原稿の画像を読み取る。前記操作部は、入力操作を受け付ける。前記ハウジングは、前記画像読取部及び前記操作部を収納する。更に、前記ハウジングは、第1フレームと、第2フレームと、係合機構とを備える。前記第1フレームは、予め定められた支持面に支持される底板を有し前記画像読取部が収納される収納空間を有する第1収納部、及び前記第1収納部の側面から外側へ向かう第1方向へ突出し、前記底板よりも上方に位置しており、前記操作部が収納される収納空間を有する第2収納部を含む。前記第2フレームは、前記第1収納部の上面に形成された開口の周縁部に取り付けられている。前記係合機構は、前記第2収納部の基端部側に設けられ、前記第2収納部と前記第2フレームとを前記第1収納部の前記側面に垂直な方向に係合する。前記画像形成部は、前記画像読取装置により読み取られた画像データに基づいて画像を形成可能である。
本発明によれば、操作感を低下させることなく、画像読取部及び操作部を一つのハウジング内に収納することが可能になる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の画像読取部の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置のハウジングを示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の第1フレームを示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の第1フレームを示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の第1フレームを示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の第2カバー部材を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の第2フレームを示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の第1カバー部材を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の係合機構を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の係合機構を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の係合機構を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1〜図4を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は前記画像形成装置10の概略構成を示す模式断面図である。また、図2は、ADF1及び画像読取部2の構成を示す模式断面図である。また、図3は前記画像形成装置10の外観を示す斜視図である。また、図4は前記画像形成装置10の外観を示す側面図である。なお、図3及び図4においては、前記画像形成装置10から前記ADF1が取り外された状態を示している。
図1及び図2に示すように、前記画像形成装置10は、前記ADF1、前記画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及びハウジング7を備える。前記画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能と共に、プリンター機能、ファクシミリー機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、前記画像形成装置10において、前記画像読取部2、前記操作表示部6、及び前記ハウジング7を備える構成が本発明に係る画像読取装置の一例である。また、本発明は、スキャナー、ファクシミリー装置、及びコピー機などの画像読取装置又は画像形成装置に適用可能である。
前記画像形成部3は、前記画像読取部2で読み取られた画像データ又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいてカラー又はモノクロの画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成部である。
具体的に、前記画像形成部3は、図1に示すように、複数の画像形成ユニット31〜34、露光装置(LSU)35、中間転写ベルト36、二次転写ローラー37、定着装置38、及び排紙トレイ39を備える。これらの構成要素が前記画像形成部3のフレームなどを構成する筐体(不図示)に設けられている。前記画像形成ユニット31はC(シアン)、前記画像形成ユニット32はM(マゼンダ)、前記画像形成ユニット33はY(イエロー)、前記画像形成ユニット34はK(ブラック)に対応する電子写真方式の画像形成ユニットである。前記画像形成ユニット31〜34各々は、感光体ドラム、帯電装置、現像装置、一次転写ローラー、及びクリーニング装置などを備える。前記露光装置35は、画像データに基づくレーザー光を前記感光体ドラム各々に照射することにより前記感光体ドラム各々に画像データに基づく静電潜像を形成する。そして、前記現像装置により前記感光体ドラム各々で現像された各色のトナー像は、前記中間転写ベルト36に中間転写された後、前記二次転写ローラー37によって、前記給紙部4から供給される用紙に転写される。その後、トナー像が転写された前記用紙は、前記定着装置38によりトナー像が溶融定着されることで画像が形成され、前記排紙トレイ39に排出される。
前記制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部である。前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部5は、前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより前記画像処理装置10を統括的に制御する。
前記ADF1は、図2に示すように、原稿セット部11、複数の搬送ローラー12、原稿押さえ13、及び排紙部14を備える自動原稿搬送装置である。前記ADF1では、前記搬送ローラー12各々が不図示のモーターで駆動されることにより、前記原稿セット部11に載置された原稿が前記画像読取部2による画像データの読取位置を通過して前記排紙部14まで搬送される。これにより、前記画像読取部2は、前記ADF1により搬送される原稿から画像データを読み取ることが可能である。
前記画像読取部2は、原稿から画像データを読み取るものである。具体的に、前記画像読取部2は、図2に示すように、読取ユニット22、ミラー23〜24、光学レンズ25、及びCCD(Charge Coupled Device)26を備える。これらの構成要素が、前記操作表示部6を構成する構成要素とともに、前記画像読取部2及び前記操作表示部6の筐体を構成する前記ハウジング7の内部に収納されている。
前記画像読取部2は、前記画像形成部3の上部に装着されている。前記画像形成部3の上部には、前記画像読取部2を支持するための平坦な支持面30が形成されている。前記支持面30に前記ハウジング7の底部が支持されている。ここで、前記支持面30と前記ハウジング7の底部との境界は、図4に示される一点鎖線で示している。つまり、図4中の一点鎖線で前記画像読取部2と前記画像形成部3とが区分されたときの前記画像形成部3の上面が前記支持面30である。なお、ハウジング7の構成については後述する。
前記画像読取部2の上面には、図3に示すように、透光性を有するコンタクトガラス722が設けられている。前記コンタクトガラス722の上面に、原稿載置面211及び搬送読取面212が定められている。つまり、前記原稿載置面211及び前記搬送読取面212は前記コンタクトガラス722によって構成されている。ここで、前記原稿載置面211は、画像データの読取対象となる原稿が載置される領域である。前記原稿載置面211では、予め定められた載置基準位置に合わせて各種サイズの原稿が載置される。また、前記搬送読取面212は、前記ADF1により搬送される原稿に対して前記読取ユニット22から照射される光を透過する領域である。
前記読取ユニット22は、光源221及びミラー222を備え、ステッピングモーター等の駆動手段を用いた不図示の移動機構によって副走査方向(図2における左右方向)へ移動可能に構成されている。そして、前記駆動手段により前記読取ユニット22が前記副走査方向に移動されると、前記光源221から前記コンタクトガラス722に照射される光が前記副走査方向に走査される。
前記光源221は、主走査方向(図1における前後方向)に沿って配列された多数の白色LEDを備える。そして、前記光源221は、前記原稿載置面211又は前記搬送読取面212を透過させて原稿に前記主走査方向の1ライン分の白色光を照射する。前記光源221による光の照射位置が前記画像読取部2による画像データの読取位置であり、前記読取位置は前記読取ユニット22の前記副走査方向の移動に伴って前記副走査方向に移動する。具体的に、前記読取ユニット22は、前記原稿載置面211に載置された原稿から画像データを読み取る際には前記光源221の光が前記原稿載置面211を通過する位置に移動される。また、前記ADF1によって搬送される原稿から画像データを読み取る際には、前記読取ユニット22は前記光源221の光が前記搬送読取面212を通過する位置に移動される。
前記ミラー222は、前記光源221から照射されて前記読取位置にある原稿の表面で反射した後の光を前記ミラー23に向けて反射させる。そして、前記ミラー222で反射した光は、前記ミラー23〜24によって前記光学レンズ25に導かれる。前記光学レンズ25は、前記ミラー24から入射した光を集光して前記CCD26に入射させる。
前記CCD26は、受光した光をその光量に応じた電気信号(電圧)に変換し、画像データとして出力する光電変換素子を有するイメージセンサーである。そして、前記CCD26は、前記光源221から光が照射されたときに前記原稿から反射して入射する反射光に基づく電気信号を前記原稿の画像データとして前記制御部5に入力する。
前記操作表示部6は、図3に示すように、表示部61及び操作部62を備える。前記表示部61は、前記制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示装置である。前記操作部62は、ユーザーの操作に応じて前記制御部5に各種の情報を入力する複数のハードキーを有する。例えば、前記ハードキーは、機能選択ボタン、スタートボタン、リセットボタン、テンキーなどを含む。なお、前記表示部61が操作入力可能なタッチパネルで構成されていて、前記表示部61が前記操作部62を兼ねるものであってもよい。
ところで、前記画像形成装置10のような画像形成装置では、画像形成装置に対する操作入力が可能な操作部が画像読取部の側部から突出して配置されることがある。この種の装置として、部品コスト及び組立コストを削減するために、一つのハウジング内に画像読取部及び操作部を収納したものがある。
しかしながら、画像読取部及び画像読取部の側部から突出して配置される操作部が一つのハウジング内に収納される場合には、ハウジングの操作部収納部分が突出しているために、ユーザーが操作を行った際にハウジングの操作部収納部分が押し下がって操作の質感が損なわれてしまう。特に、ハウジングの材質として樹脂が選択される場合には、ハウジングの操作部収納部分における剛性が不十分となり、操作時に下方へ撓みやすくなり、操作の質感の低下が顕著である。これに対し、前記画像形成装置10では、前記画像読取部2及び前記操作表示部6を収納する前記ハウジング7が後述の係合機構74(係合機構74A、74B、74C)を備えることで、前記ハウジング7の前記操作表示部6収納部分の押し下がりの抑制が図られている。
以下、図1〜図11を参照しつつ、前記ハウジング7について説明する。ここで、図5は前記ハウジング7の斜視図であって、図6は第1フレーム71の斜視図である。また、図7は第1フレーム71の右手前部分の拡大図であって、図8は前記第1フレーム71の左手前部分の拡大図である。更に、図9は第2カバー部材716の斜視図である。図10(A)は第2フレーム72の裏面側の斜視図であり、図10(B)は図10(A)の二点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。図11(A)は第1カバー部材73の斜視図であり、図11(B)は図11(A)の二点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。
図5に示すように、前記ハウジング7は、前記画像読取部2及び前記操作表示部6に共通して用いられる筐体である。つまり、前記ハウジング7に前記画像読取部2及び前記操作表示部6それぞれの構成要素が収納される。前記ハウジング7は、前記画像形成部3の筐体などに取り付けられることによって、前記画像形成装置10の筐体の一部を構成する。前記ハウジング7は、図3及び図4に示すように、前記画像形成部3の筐体の上部にある前記支持面30に支持されているが、その一部が前記支持面30の前方端30Aよりも前方へ向けて突出している。
前記ハウジング7は、第1フレーム71、第2フレーム72、第1カバー部材73、及び係合機構74(係合機構74A、74B、74C)を含む。
前記第1フレーム71は、図5及び図6に示すように、前記ハウジング7の底部及び側部を構成する部材である。前記第1フレーム71は、第1収納部711、第2収納部712、隔壁713、リブ714(リブ714A及び714B)、配線敷設部715、及び第2カバー部材716を含む。
前記第1収納部711は、前記画像形成部2の構成要素が収納される収納空間を有する。前記第1収納部711は、図6に示すように、左右方向に長い矩形状の平坦な底板711Aを有する。前記底板711Aは、前記画像形成装置10が設置された状態で水平となる。また、前記第1収納部711は、前記底板711Aにおける左端部、後端部、及び右端部それぞれから立設された3つの側壁711B、711C、及び711Dを有する。更に、前記第1収納部711は、前記底板711Aにおける前端部付近から立設された前記隔壁713を有する。つまり、前記第1収納部711は、前記底板711Aを底面とし、上面側が開放された開口711Eを有する概ね直方体の箱形状に形成されている。前記第1収容部711は、後述の第2収容部712とともに、樹脂を用いて金型などによって一体的に形成される。前記底板711A、3つの前記側壁711B、711C、711D、及び前記隔壁713によって囲まれた空間が、前記画像形成部2の構成要素が収納される収納空間である。
前記隔壁713は、前記側壁711B、711C、及び711Dよりも上方へ延出されている。つまり、前記隔壁713の上端は、前記側壁711B、711C、及び711Dの上端よりも高い位置にある。
なお、図6に示すように、前記隔壁713は左右方向に連続しておらず、左右方向の中央から左側及び右側それぞれに切り欠き713Aが形成されている。つまり、前記切り欠き713Aによって3つの隔壁713が前記第1収納部711に設けられている。もちろん、前記隔壁713は、前記切り欠き713Aが形成されておらず左右方向に連続した形状であってもよい。また、図4に示すように、前記隔壁713は、前記底板711Aの前端縁から立設しているのではなく、前記前端縁から後方へ少し隔てられた位置から上方へ立設している。前記隔壁713の立設位置については後述する。
本実施形態では、前記第1収納部711の前記底板711Aの下側の面、つまり、前記第1収納部711の底部が前記支持面30に支持されている。前記底板711Aは、図4に示すように、その前方端が前記支持面30の前記前方端30Aよりも前方へ突出している。前記隔壁713は、前記底板711Aにおいて、前記支持面30の前記前方端30Aの直上に対応する位置から上方へ立設している。
前記第2収納部712は、前記操作表示部6の構成要素が収納される収納空間を有する。前記第2収納部712は、図4乃至図6に示すように、前記第1収納部711の前方側の側面である前面711Fから外側(前方)へ向かう方向(本発明の第1方向の一例)へ突出している。また、図4に示すように、前記第2収納部712は、前記底板711Aよりも上方に位置している。具体的には、前記第2収納部712は、左右方向に長い矩形状の底板712Aを有する。前記底板712Aは、前記底板711Aの前端から前方へ連続して形成された平坦な板状に形成されている。また、画像形成装置10が設置された状態で、前記底板712Aは前記底板711Aの前端から前方斜め上方へ緩く傾斜している。これにより、前記第2収納部712は、前記底板711Aよりも上方に位置される。したがって、前記第2収納部712は、前記支持面30によって支持されず、図4に示すように中空に突出した状態で支持される。
図6に示すように、前記第2収納部712は、前記底板712Aにおける左端部及び右端部それぞれから立設された2つの側壁712B、712Cを有する。前記側壁712B及び712Cは、互いに左右方向に対向するように配置されている。前記側壁712B、712Cは、前記隔壁713の左右方向の両端部それぞれから前方へ延出されている。前記側壁712B、712Cは、前記前面711Fを越えて更に前方へ延出しており、その延出方向の先端部分は先細り形状に形成されている。前記第2収納部712の上面は開放されており、開口712Dが形成されている。このように前記第2収納部712が構成されているため、前記第2収納部712の内部には、前記底板712A、2つの前記側壁712B、712C、及び前記隔壁713によって囲まれた収納空間が形成される。つまり、前記底板712A、2つの前記側壁712B、712C、及び前記隔壁713によって囲まれた空間が、前記操作表示部6の構成要素が収納される収納空間である。なお、図6に示すように、前記第2収納部712は、前記前面711Fにおいて前記側壁711B及び711Dそれぞれから左右方向の中央へ向けて少し隔てられた位置から前方へ突出している。もちろん、前記第2収納部712は、前記前面711Fの全域から前方へ突出するように形成されていてもよい。
前述したように、前記第2収納部712が前記前面711Fから前方へ突出しているため、前記操作表示部6の操作面上の機器が下方へ押し操作されると、前記第2収納部712の突出の基端となる基端部712Eを基点として、前記第2収納部712は下方向へ撓まされる場合がある。特に、突出端が先細り形状に形成された前記第2収納部712においては、前記第2収納部712の突出端に配置されたハードキーが下方へ押し操作されると、前記第2収納部712は下方向へ撓みやすい。このような撓みを抑止するために、前記係合機構74(係合機構74A、74B、74C)がハウジング7に設けられている。
図7に示すように、前記第2収納部712にリブ714A及びリブ714Bが設けられている。なお、以下の説明では、前記リブ714A及びリブ714Bを総称してリブ714とも称する。複数の前記リブ714それぞれは、前記第2収納部712において、前記隔壁713から前方へ向けて延出している。前記リブ714は、前記隔壁713及び前記第2収納部712の前記底部712Aに垂直な板状に形成されている。具体的に、前記隔壁713の左端部から右端部へ向けて、前記リブ714A及び前記リブ714Bがその順番で設けられている。
前記リブ714Aは、図7に示すように、前記第1フレーム71に設けられた三つの隔壁713のうち右端の前記隔壁713の左端部付近の位置から、前記第2収納部712の前端部へ向けて延出している。前記リブ714Aの上端は、前記第2収納部712の前端部へ向けて下方へ緩やかに傾斜している。前記リブ714Bは、図7に示すように、前記隔壁713における前記リブ714Aの基端部と前記隔壁713の右端部に位置する前記側壁712Cの基端部との間の位置から、前記底板712Aへ向けて傾斜して延出している。前記リブ714A及び前記リブ714Bそれぞれは、前記底板712Aから前記隔壁713に沿って該隔壁713の上端部まで延在している。つまり、前記リブ714A及び前記リブ714Bそれぞれの上端は前記隔壁713の上端と同じ高さ位置にある。
前記第2収納部712の前記側壁712B、712Cは、前記第2収納部712の左右方向の両側面を構成するものである。前記側壁712B、712Cは、上述したように、前記隔壁713から前方へ延出しており、また、図7及び図8に示されるように、前記第2収納部712の前記底部712Aに垂直な板状に形成されている。この点において、前記側壁712B、712Cは、前記リブ714と共通している。つまり、前記側壁712B、712Cは、本発明のリブの一例である。なお、前記リブ714と同様に、前記側壁712B、712Cそれぞれの上端は前記隔壁713の上端と同じ高さ位置にある。
前記リブ714A及び714B並びに前記側壁712B及び712Cは、いずれも、突出部714Cを有する。前記突出部714Cは、前記側壁713の上端部から前記前面711Fまで水平に延出され、前記前面711Fに沿って下方に落ち込んで形成された部分である。前記側壁712Bの前記突出部714Cは、前記側壁712Bの一部により構成されており、詳細には、前記突出部714Cは前記側壁712Bの上端における後方側の端部であって、前記前面711Fと前記隔壁713との間の領域の部分である。前記側壁712Cの前記突出部714Cは、前記側壁712Cの一部により構成されており、詳細には、前記突出部714Cは前記側壁712Cの上端における後方側の端部であって、前記前面711Fと前記隔壁713との間の領域の部分である。
前記配線敷設部715は、配線が敷設される前記底板712Aの一部領域である。前記配線は、左側の前記切欠き部713Aを経由して、前記操作表示部6の回路基板と前記第1収納部711側に配置される制御部5(図2参照)とを接続するものである。具体的に、前記配線敷設部715は、図8に示すように、前記底板712Aにおいて左側の前記切欠き部713Aの両端部の位置に対応して前記側壁712Bと並行に立設された二つの隔壁715Aによって区分される領域である。
前記第2カバー部材716(図9参照)は、前記配線敷設部715に敷設された配線を覆うカバー部材である。具体的に、前記第2カバー部材716は、図9に示すように、折り曲げられた板状部材で構成されている。前記第2カバー部材716は前記配線敷設部715に固定される。ここで、図9においては、前記第2カバー部材716が前記配線敷設部715に固定された状態で、上下方向、左右方向、前後方向が定義されている。前記第2カバー部材716は、一方の端部716Aから後方に延出されてから下方へ凹状に屈曲形成された凹陥部716B、前記凹陥部716Bから後方へ延びる平坦部716C、前記平坦部716Cから更に後方に形成された凹陥部716D、前記凹陥部716Dから前記平坦部716Cよりも高い位置まで突出するように形成された凸状部716E、そして、前記凸状部716Eから後方へ延びる平坦な幅狭部716F、更に前記幅狭部716Fから斜め下方へ傾斜する方向へ延びる傾斜部716Gとを有する。前記幅狭部716Fは、前記第2カバー部材716において前記第1収納部711側の端部に配置されている。なお、前記傾斜部716Gの端部716Hは、前記2つの凹陥部716B及び716Dよりも下方位置に達している。
前記配線敷設部715には、ねじ穴が形成されたボスなどの固定部715Bが設けられている。前記第2カバー部材716には、これを前記固定部715Bに取り付けるために用いられる孔717が形成されている。前記孔717は、前記端部716A側の前記凹陥部716Bに形成されている。前記孔717にビスなどの締結具が挿通されて前記固定部715Bに螺合されることにより、前記第2カバー部材716は、前記第2収納部712の前記底板712Aに固定される。前記第2カバー部材716が前記配線敷設部715に固定された状態で、前記端部716Aが前方側、前記端部716Hが後方側に配置される。また、前記第2カバー部材716は、前記隔壁713から前方へ延びる前記隔壁715Aの側面に設けられた支持部715Cなどにより、前記固定部715Bから前記第1収納部711側に位置する部分(例えば前記端部716H側の前記凹陥部716D)が下方向から支持される。前記第2カバー部材716の前記幅狭部716Fには、上方向に突出する突起部718が設けられている。前記突起部718は、前記第2カバー部材716において、前記第2カバー部材716が前記固定部715Bに固定されて取り付けられた場合に、前記第1フレーム71に取り付けられた前記第2フレーム72の端部72Aの配置位置よりも前記第1収納部711側に配置されるように形成されている。
前記第2フレーム72は、図5及び図10に示すように、前記第1収納部711の形状に対応して、左右方向に長い矩形状に形成されている。前記第2フレーム72は、前記第1フレーム71の上部に取り付けられることで、前記第1収納部711の上部を覆う。ここで、図10(A)は、前記第2フレーム72において、前記第1収納部711に取り付けられる側の面を示す斜視図である。前記第2フレーム72は、図6に示す前記第1フレーム71の前記第1収納部711の上面に形成された開口711Eの周縁部である前記側壁711B、711C、及び711Dの上端部に上方向から嵌合されて取り付けられる。なお、前記第2フレーム72が前記第1フレーム71に取り付けられた状態で、前記前面711Fの位置に配置される前記第2フレーム72の前方の端部72Aは、前記第1フレーム71に嵌合されない。
前記第2フレーム72は、外周縁72Bを除く部分に形成された開口72Cを有する。また、前記第2フレーム72は、係合部721A〜721Cを有する。前記係合部721A〜721Cは、前記第2フレーム72の前記端部72Aに設けられている。
前記係合部721A〜721Cは、前記端部72Aから下方向に突出している。具体的に、前記端部72Aには、図10(A)に示すように、左右方向に沿って下方向に立設された壁部72Dが設けられている。前記係合部721A〜721Cは前記壁部72Dの一部である。ここで、前記係合部721Bの突出高さは、図10(B)に示すように、前記壁部72Dにおける他の部分よりも低い。なお、前記係合部721A及び前記係合部721Cの突出高さは、前記壁部72Dの他の部分と同じ高さである。
前記コンタクトガラス722は、前記第2フレーム72の前記外周縁72Bに取り付けられる。具体的に、前記コンタクトガラス722は、前記第2フレーム72の前記外周縁72Bの下側の面に両面テープなどの接着部材で接合される。また、前記第2フレーム72が前記第1フレーム71に取り付けられることで、前記コンタクトガラス722の下側が、前記隔壁713の上端によって下方向から支持される。そのため、前記コンタクトガラス722は、前記第2フレーム72と前記第1フレーム71の前記隔壁713とにより上下に挟まれて固定される(図12及び図13参照)。
前記第1カバー部材73は、図5及び図11に示すように、前記第2収納部712の上部に取り付けられて前記第2収納部712の上面を覆う。前記第1カバー部材73は、図6に示す前記第1フレーム71の前記第2収納部712の上面に形成された前記開口712Dの周縁部に上方向から嵌合されて取り付けられる。
前記第1カバー部材73は、係止部731を含む。前記係止部731は、図11(B)に示すように、前記第1カバー部材73の前記第1収納部711側の端部73Aにおいて、前記第1収納部711側に向けて突出して形成された板状の突出片731Aと、前記突出片731Aの突出端部から上方へ突出する端縁部731Bとにより構成されている。前記端縁部731Bは、前記係止部731において、前記第1カバー部材73が前記第1フレーム71に取り付けられた場合に、前記第1フレーム71に取り付けられた前記第2フレーム72の前記端部72Aの配置位置よりも前記第1収納部711側に配置されるように形成されている。
次に、図12〜図14を参照しつつ、前記係合機構74(係合機構74A、74B、74C)について説明する。本実施形態では、前記画像形成装置10は、前記係合機構74として、係合機構74A、74B、74Cを備える。なお、以下の説明では、前記係合機構74A、74B、74Cを総称して係合機構74とも称する。
ここで、図12(A)は図5及び図6におけるD−D矢視図であって、図12(B)は、図12(A)の二点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。また、図13(A)は図5及び図6におけるE−E矢視図であって、図13(B)は、図13(A)の二点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。更に、図14(A)は図5及び図6におけるF−F矢視図であって、図14(B)は、図14(A)の二点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。なお、図12(A)、図13(A)、及び図14(A)における一点鎖線は、前記第2収容部712の突出方向における前記第1収納部711の前記前面711Fの位置を示すものである。
前記係合機構74は、前記第2収納部712の前記基端部712E側に設けられ、前記第2収納部712と前記第2フレーム72とを前記第1収納部711の前記側面711Fに垂直な方向に係合する。前記係合機構74Aは、前記係合部721A及び前記突出部714Cを有する。また、前記係合機構74Bは、前記係合部721B及び前記端縁部731Bを有する。そして、前記係合機構74Cは、前記係合部721C及び前記突起部718を有する。ここで、前記突出部714C、前記端縁部731B、及び前記突起部718は、いずれも前記係合部721A〜721Cよりも前記第1収納部711側で上方向に突出して形成されており、前記係合部721A〜721Cの前記第1収納部711側の側面に当接可能に設けられている。つまり、前記突出部714C、前記端縁部731B、及び前記突起部718は、本発明の被係合部の一例である。
まず、前記係合部721A及び前記突出部714Cを有する前記係合機構74Aについて説明する。前記突出部714Cは、前記第2フレーム72が前記第1フレーム71に取り付けられた場合に、図12(B)に示すように前記係合部721Aの前記第1収納部711側の側面にわずかな間隙を設けて対向して配置される。前記突出部714Cは、図12(A)に示す前記操作部62がユーザーにより操作されて、前記第2収納部712が前記基端部712Eを起点に下方向に撓んだ際に、図12(B)に示す矢印741の方向(前方)に移動する。そして、前記突出部714Cが前記係合部721Aの前記第1収納部711側の側面に当接することで、前記突出部714Cと前記係合部721Aとが互いに前記側面711Fに垂直な方向に係合する。これにより、前記第2収納部712は、前記係合部721Aを介して前記第2フレーム72から前記矢印741の逆方向に支持される。つまり、前記第2収納部712は、前記係合部721Aを介して前記第2フレーム72によって前記矢印741の逆方向へ引っ張られるように支持される。その結果、前記第2収納部712の下方向の撓みが抑制される。ここで、前記画像形成装置10では、前記係合機構74が撓みの起点となる前記基端部712E側に設けられているため、前記突出部714Cと前記係合部721Aの当接により、前記第2収納部712の下方向の撓みが効果的に抑制されている。なお、前記係合機構74の位置が撓みの起点から高いほど、撓みの抑制効果は向上する。そのため、前記係合機構74は、前記第2フレーム72の直下に設けることが望ましい。なお、前記突出部714Cと前記係合部721Aとを、互いに間隙を設けずに当接して配置してもよい。
次に、前記係合部721B及び前記端縁部731Bを有する前記係合機構74Bについて説明する。前記端縁部731Bは、前記第1カバー部材73及び前記第2フレーム72が前記第1フレーム71に取り付けられた場合に、図13(B)に示すように前記係合部721Bの前記第1収納部711側の側面にわずかな間隙を設けて対向して配置される。前記端縁部731Bは、図13(A)に示す前記操作部62がユーザーにより操作されて、前記第2収納部712が前記基端部712Eを起点に下方向に撓んだ際に、図13(B)に示す矢印742の方向(前方)に移動する。そして、前記端縁部731Bが前記係合部721Bの前記第1収納部711側の側面に当接することで、前記端縁部731Bと前記係合部721Bとが互いに前記側面711Fに垂直な方向に係合する。これにより、前記第2収納部712は、前記係合部721Bを介して前記第2フレーム72から前記矢印742の逆方向に支持される。つまり、前記第2収納部712は、前記係合部721Bを介して前記第2フレーム72によって前記矢印742の逆方向へ引っ張られるように支持される。その結果、前記第2収納部712の下方向の撓みが前記突出部714Cの場合と同様に抑制される。なお、前記端縁部731Bと前記係合部721Bとを、互いに間隙を設けずに当接して配置してもよいことも同様である。
ここで、前記係合部721Bは、前記壁部72Dの他の部分に比べて低く形成されている。また、前記壁部72Dの他の部分の高さは、図13(B)に示すように、前記係止部731の前記突出片731Aの底部から下方の位置に達する高さに形成されている。そのため、前記係止部731の前記画像形成装置10における左右方向(図13(B)の奥行方向)への移動が前記係合部721Bの両脇に位置する前記壁部72Dによって制限されて、前記操作表示部6を操作した際の前記第1カバー部材73の左右方向へのがたつきが抑制される。なお、前記画像形成装置10と異なり、前記第2フレーム72の前記端部72Aに前記壁部72Dを設けない場合には、前記係合部721Bの片脇又は両脇から前記係合部721Bより深く下方向に突出する突出部を設けることで、以上と同様の効果を得ることが可能である。ここに、前記係合部721Bの両脇に位置する前記壁部72Dが、本発明における保持部の一例である。
次に、前記係合部721C及び前記突起部718を有する前記係合機構74Cについて説明する。前記突起部718は、前記第2カバー部材716が前記固定部715Bに固定された状態で前記第2フレーム72が前記第1フレーム71に取り付けられた場合に、図14(B)に示すように、前記係合部721Cの前記第1収納部711側の側面にわずかな間隙を設けて対向して配置される。前記突起部718は、図14(A)に示す前記操作部62がユーザーにより操作されて、前記配線敷設部715が前記基端部712Eを起点に下方向に撓んだ際に、図14(B)に示す矢印743の方向(前方)に移動する。そして、前記突起部718が前記係合部721Cの前記第1収納部711側の側面に当接することで、前記突起部718と前記係合部721Cとが互いに前記側面711Fに垂直な方向に係合する。これにより、前記第2収納部712は、前記係合部721Cを介して前記第2フレーム72から前記矢印743の逆方向に支持される。つまり、前記第2収納部712は、前記係合部721Cを介して前記第2フレーム72によって前記矢印743の逆方向に引っ張られるように支持される。その結果、前記第2収納部712の下方向の撓みが前記突出部714C及び前記端縁部731Bの場合と同様に抑制される。なお、前記突起部718と前記係合部721Cとを、互いに間隙を設けずに当接して配置してもよいことも同様である。
このように、前記画像形成装置10では、前記ハウジング7に設けられた前記係合機構74により、前記第1フレーム71の前記第2収納部712における下方向の撓みが抑制される。そのため、前記画像形成装置10では、前記操作表示部6の操作感を低下させることなく、前記画像読取部2及び前記操作表示部6を一つの前記ハウジング7内に収納することが可能である。
また、前記画像形成装置10では、前記係合機構74を構成する前記係合部721A〜721C、前記突出部714C、前記端縁部731B、及び前記突起部718がいずれも単純な形状で形成されている。そのため、前記係合機構74を簡素な構成で実現可能である。
更に、前記画像形成装置10において、前記第2フレーム72は前記コンタクトガラスガラス722に接合されている。そのため、前記係合部721A〜721Cが設けられる前記第2フレーム72の剛性が前記コンタクトガラス722により補強されており、前記第2収納部712の撓みがより効果的に抑制される。
加えて、前記画像形成装置10において、前記ハウジング7は樹脂で形成されている。そのため、前記ハウジング7の設計段階において、前記ハウジング7の形状選択の自由度が確保されている。
なお、前記画像形成装置10と異なり、前記係合機構74A、74B及び74Cのいずれか一つ又は複数を備える構成であってもよく、係合部と被係合部の組み合わせが同一の前記係合機構74のみを複数備えるものであってもよい。いずれの場合であっても、前記画像形成装置10に備えられる前記係合機構74の数が多いほど、前記第2収納部712の撓みの抑制効果が向上する。
1 :ADF
2 :画像読取部
3 :画像形成部
4 :給紙部
5 :制御部
6 :操作表示部
7 :ハウジング
71:第1フレーム
711:第1収納部
712:第2収納部
713:隔壁
714:リブ
714C:突出部
715:配線敷設部
716:第2カバー部材
718:突起部
72:第2フレーム
721A〜721C:係合部
722:コンタクトガラス
73:第1カバー部材
731:係止部
731B:端縁部
74:係合機構
10:画像形成装置

Claims (8)

  1. 原稿載置面に載置された原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    入力操作を受け付ける操作部と、
    前記画像読取部及び前記操作部を収納するハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、予め定められた支持面に支持される底板を有し、前記画像読取部が収納される収納空間を有する第1収納部、及び前記第1収納部の側面から外側へ向かう第1方向へ突出し、前記底板よりも上方に位置しており、前記操作部が収納される収納空間を有する第2収納部を含む第1フレームと、
    前記第1収納部の上面に形成された開口の周縁部に取り付けられた第2フレームと、
    前記第2収納部の基端部側に設けられ、前記第2収納部と前記第2フレームとを前記第1収納部の前記側面に垂直な方向に係合する係合機構と、を備える画像読取装置。
  2. 前記係合機構が、
    前記第2フレームの前記第2収納部側の端部から下方向へ突出する係合部と、
    前記係合部よりも前記第1収納部側で上方向へ突出し、前記係合部の前記第1収納部側の側面に当接可能な被係合部とを含む請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1収納部と前記第2収納部との間に隔壁が設けられ、
    前記第2収納部において前記隔壁から前記第1方向へ延出し、前記隔壁及び前記第2収納部の底面に垂直な板状のリブが設けられており、
    前記被係合部が、前記リブに設けられている請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2収納部の上面を覆うとともに前記第2収納部に取り付けられる第1カバー部材を更に備え、
    前記第1カバー部材は、前記第1収納部側の端部から前記第1収納部側へ向けて突出する突出片及び前記突出片の突出端部から上方へ突出する端縁部を含む係止部を有し、
    前記被係合部が、前記係止部における前記端縁部である請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 前記第2フレームが、前記第2フレームの前記第2収納部側の端部において前記係合部の片脇又は両脇から下方へ突出していて、その先端が前記係止部の前記突出片の底部から下方の位置に達している保持部を有する請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 一端が前記第2収納部の底部の固定部で固定され、前記固定部から前記第1収納部側へ向けて延出されており、前記第2収納部の底部に敷かれる配線を覆う第2カバー部材を更に備え、
    前記被係合部は、前記第2カバー部材の前記第1収納部側の端部から上方向に突出する突起部である請求項2に記載の画像読取装置。
  7. 前記原稿載置面を有するコンタクトガラスを更に備え、前記コンタクトガラスは、前記第2フレームの外周縁に接合されている請求項1〜6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取られた画像データに基づいて画像を形成可能な画像形成部と、を備える画像形成装置。
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