JP2015162391A - 光源用ハウジング、光源装置、画像投射装置 - Google Patents

光源用ハウジング、光源装置、画像投射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像投射装置の設置方向に合わせて、風の流れを変更する事が出来、かつ流路変更用の開閉機構の動作の不安定さを無くし、光源ランプ内部バルブ上部を安定して冷却できる光源用ハウジングが提供される。
【解決手段】
発光管32とリフレクタ31を有する光源ランプ30が取り付けられる光源用ハウジング60において、
冷却風を導入する吸気口61から上記発光管の上下に分岐された一対の流路62a、62bと、
重力方向に滑り移動することにより、前記一対の流路のうち前記発光管の上方側に位置する前記流路を開放し、前記発光管の下方側に位置する前記流路を塞ぐ流路開閉手段と、
開放された前記発光管の上方側に位置する前記流路から前記リフレクタ内に導入された冷却風を前記リフレクタ外に排気する排気口64と、
を有することを特徴とする光源用ハウジング。
【選択図】図14

Description

本発明は光源ランプを取り付ける光源用ハウジング、光源ランプと光源ハウジングを備えた光源装置、及び光源装置を備えた画像投射装置に関する。
画像投射装置の光源ランプ内部の発光管(バルブ)は上部が熱くなる為、ファンによる上部への送風が行われている。画像投射装置の設置方向に寄って熱くなる箇所がずれる為、設置方向に合わせて、例えば送風板等で冷却の為の送風方向を制御する技術がすでに知られている。
例えば、切替板(風向板、開閉機構)が自重により回転して画像投射装置の設置方向に合わせて光源ランプを冷却している技術等である。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、送風方向を制御する場合、送風板を駆動する駆動源が必要となり、装置の大型化、複雑化につながる。
また、自重により回転駆動する技術では、回転自在な切替板が送風により開閉する可能性があり、風が逆流する等、流路が安定せず、冷却性能が安定しないおそれがあった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、画像投射装置の設置方向に合わせて、風の流れを変更する事が出来、かつ流路変更用の開閉機構の動作の不安定さを無くし、光源ランプの発光管上部を安定して冷却する光源用ハウジングの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
一態様によれば、発光管とリフレクタを有する光源ランプが取り付けられる光源用ハウジングにおいて、
冷却風を導入する吸気口から上記発光管の上下に分岐された一対の流路と、
重力方向に滑り移動することにより、前記一対の流路のうち前記発光管の上方側に位置する前記流路を開放し、前記発光管の下方側に位置する前記流路を塞ぐ流路開閉手段と、
開放された前記発光管の上方側に位置する前記流路から前記リフレクタ内に導入された冷却風を前記リフレクタ外に排気する排気口と、を有することを特徴とする。
画像投射装置の設置方向に合わせて、風の流れを変更する事が出来、かつ流路変更用の開閉機構の動作の不安定さを無くし、光源ランプ内部の発光管上部を安定して冷却できる。
本発明の一実施形態のプロジェクタ装置の斜視図である。 (a)はプロジェクタ装置の右側面図であり、(b)はプロジェクタ装置の左側面図である。 (a)は図1の手前から見たプロジェクタ内部の斜視図であり、(b)は図1の奥側からみたプロジェクタ内部の斜視図である。 光学エンジンと光源装置の配置を説明するための図である。 光学エンジンの構成を説明するための図である。 照明光学系ユニットを説明するための図である。 画像表示素子ユニットを説明するための図である。 投射レンズと、照明光学系ユニットと、画像生成ユニットを説明するための図である。 投射光学系ユニットを説明するための斜視図である。 投射光学系ユニットを説明するための側面図である。 光源ランプの側面断面図である。 (a)は、それぞれプロジェクタ装置の通常投影姿勢、(b)は天吊り投影姿勢を説明するための図である。 本発明の実施形態における光源用ハウジングの通常投影時の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態について通常投影時の光源ランプ投射方向から見た図14の光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た図13の光源用ハウジングのB−B断面図である。 図14の断面図における風の流れを示した図である。 本発明の第1実施形態について天吊り投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た図14の光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た図13の光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 本発明の第2実施形態について通用投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た図14の光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た図13の光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 (a)は光源用ハウジングの仕切り板と光源用ハウジングの断面斜視図であり、(b)は第2の実施形態の仕切り板周辺の断面図である。 本発明の第2実施形態について天吊り投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 本発明の第2実施形態の変形例について通用投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 本発明の第2実施形態の変形例について天吊り投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 本発明の第3実施形態について通常投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 本発明の第3実施形態について天吊り投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 本発明の第4実施形態について通常投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。 第4実施形態の第2仕切り板保持部の構成例(その1)と(その2)である。 本発明の第4実施形態について天吊り投影時における通常投影時の光源ランプ投射方向から見た光源用ハウジングのA−A断面図と、光源ランプ投射方向側面から見た光源用ハウジングのB−B断面図における風の流れを示した図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図26に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る電子機器としてのプロジェクタ装置1が斜視図にて示されている。
〔プロジェクタ装置の構造〕
以下、本発明のプロジェクタ装置の共通構造の概要を図1〜図16に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る電子機器としてのプロジェクタ装置(画像投射装置)1が斜視図にて示されている。
本発明のプロジェクタ装置1はコンパクトな縦置き型の装置であり、内部構造が筐体10で囲まれている。
図1に示すプロジェクタ装置1の筐体10は、全体として縦長の略直方体形状の外形を有している。図1において、プロジェクタ装置1の幅方向(水平面内の一軸方向)をX軸方向、プロジェクタ装置1の奥行き方向(水平面内でX軸に直交する方向)をY軸方向、プロジェクタ装置1の高さ方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明を行う。
図1を用いて、プロジェクタ装置1の外部構成について説明する。
本体を覆う外装部(筐体)10は前方カバー10a、後方カバー10b、底壁10cを有している。筐体10の材料としては、比較的軽量で丈夫な素材、例えば硬質樹脂などのプラスチックが用いられている。
図1に示すように、筐体10の前壁(−Y側の壁、投射方向とは反対側)には、上から、受光センサ13、音声放出口14、ピント調整レバー15aが設けられている。
受光センサ13は図示しないリモートコントローラ(リモコン)からの光信号を受光し、その光信号を電気信号に変換して制御装置81(図2(b)参照)に出力する。
音声放出口14は、スピーカ(不図示)から出力される音声を放出する複数の貫通孔から成る。
ピント調整レバー15aは、操作するための空間である窓部15の中に設けられている。ユーザは、ピント調整レバー15aを動かして、投射光学系ユニット130(図3参照)に含まれる投射レンズ131の焦点位置(ピント)を調整する。
ピント調整レバー15aは、プロジェクタ装置1の幅方向であるX軸方向にスライド可能(又はZ軸回りに回動可能)に構成されている。またピント調節レバー15aは、例えばギヤ等を含む駆動力伝達機構(不図示)を介して投射レンズ131と機械的に接続されている。上記駆動力伝達機構は、ピント調整レバー15aのスライドに伴い、投射レンズ131を構成する一部のレンズエレメントを、光軸方向に沿って移動させる。これにより、投射レンズ131の焦点位置が調整されるようになっている。
具体的には、プロジェクタ装置1の位置を調整する際、プロジェクタ装置1を設置した後、ピント調整レバー15aを用いてピントを調整する。ピント調整レバー15aがX軸方向の一方の方向(又はZ軸回りの一方向)に駆動されると、投射レンズ131を介して投射される光が結像する位置(焦点位置)が遠くなる。一方、ピント調整レバー15aがX軸方向の他方の方向(又はZ軸回りの他方向)に駆動されると、上記焦点位置が近くなる。
また、図1で示すように、筐体10の上面(+Z側の上壁)には、光投射口16及び操作部20が設けられている。光投射口16は、筐体10の上壁の投射側に近い側に形成された平面視多角形(例えば六角形)の開口部である。光投射口16は、透明又は半透明な蓋部材によって閉塞されている。投射光学系ユニット130からの光は、光投射口16を閉塞する上記蓋部材を介して筐体10の外に投射される。
操作部20は、筐体10の上面に設けられた複数(例えば6つ)の操作部材(操作ボタン)を有する。筐体10の上面において、光投射口16−X側の領域には、操作部として、電源ボタン21、インプットボタン22(入力切り替えボタン)、ミュートボタン23、エンターボタン24(決定ボタン)が、図1で左から右に並べて配列されている。
筐体10の下側には、同一直線上にない少なくとも3つの短寸の脚部材11が設けられている。ここで、プロジェクタ装置1では、その重量バランスが−Y側寄りになるように(+Y側よりも−Y側が重くなるように)筐体10内に各構成部が配置され、プロジェクタ装置1の重心は筐体10の中心の−Y側(画像投射側)の位置にある。この構成により、光投射口16が設けられた上面をスクリーン2が配置される投影面側に向かうように傾けることができる。
このような重心にするため、本実施形態では、3つの脚部材11のうちの2つは、夫々筐体10の底壁10cの−Y側かつ+X側の隅部及び−Y側かつ−X側の隅部に配置され、残りの1つは筐体10の底壁10cの+Y側の端部中央に配置されている。この配置により、プロジェクタ装置1は所定の水平面上に3つの脚部材11を介して3点で倒れ難く安定して支持されつつ傾けることができる。なお、3つの脚部材11の位置はプロジェクタ装置1の重量バランスに応じて適正な位置に設定されれば良く、上述したものに限られない。
図2(a)はプロジェクタ装置1の右側面図であり、図2(b)はプロジェクタ装置の左側面図である。図2(a)を参照して、装置吸気口17が設置されている。装置吸気口17の下には、複数の接続端子を備えるコネクタ部19が形成されている。装置吸気口17は図3(b)に示す吸気ファン71とダクト等を介して接続されている。
装置吸気口17の下には、複数の接続端子を備えるコネクタ部19が形成されている。97は外部電源との接続用の電源接続端子である。7つの接続口のうちの6つは、筐体10の右側壁に形成されたコネクタ部19が形成された凹部90内に上下二段に配置されている。凹部90内の上段には、外部機器(例えばUSBメモリ等の外部メモリを含む)との入出力用のUSB端子91、及びAV機器との接続用のHDMI(登録商標)端子92が、−Y側から+Y側に順に並んでいる。凹部90内の下段には、通信用のLAN端子93、コンピュータ端子94、ビデオ入力端子95、オーディオ入力端子96が、−Y側から+Y側に順に並んで配置されている。
図2(b)を参照して、また、プロジェクタ装置1の他方の側面(図1の左上の(−Z側)、)には装置排気口18が備えられている。装置排気口18の近傍には、排気ファン72が設けられている(図3(b))。
ここで、プロジェクタ装置とは、パソコンやビデオカメラ等から入力される画像データを基に画像を生成し、その画像を例えばスクリーン2等(図1参照)に投影して表示する装置である。近年、プロジェクタ装置の中でも特に液晶プロジェクタは液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。さらに、液晶プロジェクタの中には、DMD(Digital Micro−mirror Device)を利用した小型軽量なものが存在し、オフィスや学校のみならず家庭においても広く普及している。特に、フロントタイプの液晶プロジェクタは、携帯性が向上し、数人規模の小会議にも使用されるようになってきている。
そこで、近年、プロジェクタ装置に対して、「大画面の画像を投射できること(投射画面の大画面化)」及び「装置外に必要とされる投影空間を極力小さくできること」が要求されている。
この要求に応えるために、本実施形態のプロジェクタ装置1のプロジェクタ装置1では、以下説明するような内部構成が採用されている。
プロジェクタ装置1の内部構成について、図3(a)〜図10を用いて説明する。図3(a)及び図3(b)は、プロジェクタ装置1から外装カバー10を取り外した状態を異なる方向から見た斜視図である。
内部構造として、プロジェクタ装置1は、筐体(外装カバー)10の内部に、光源装置6、光学エンジン100(図5参照)、制御装置81などを備えている。
制御装置81は、受光センサ13が変換した電気信号や、上記操作部20からの信号に対応する指令内容に従って、各種の制御動作を実行する。接続制御装置82は、コネクタ部19と接続し、端子からの入力情報を制御装置81又は画像表示素子ユニット120に伝達する。
図4はプロジェクタ装置1において光学系である、光源装置6及び光学エンジン100を抜き出した斜視図を示す。
図4において、一例として、光源装置6は発光部として、発光管32、発光管32を囲み+X側(図6の左側)に開口する開口部が設けられたリフレクタ31などを含む光源ランプ30を有する。ここでは、発光管32として、例えば高圧水銀ランプが採用されている。リフレクタ31として、例えば内壁面が反射面であるお椀形のものが採用されている。
なお、光源装置6は、光源ランプ30の他に、光源ランプ30を取り付ける光源用ハウジング60と、光源用ハウジング60を上に取り付ける光源ベース部材40を含む。光源用ハウジング60は、光源ランプ30を保持し、空気を循環させることで冷却する部材であり、光源用ハウジング60には、ダクト(不図示)等を介して、吸気ファン71と排気ファン72(図3b参照)が接続されている。吸気ファン71は装置吸気口17(図2(a)参照)から外部の空気を取り込み、排気ファン72は装置排気口18(図2(b)参照)から外部へ空気を送り出す。
発光管32からの光(白色光)のうち、リフレクタ31の開口部から直接射出される光及びリフレクタ31の内壁面(反射面)で反射され開口部から射出される光の合成光が、光源装置6の光源ランプ30から射出される光である。光源ランプ30から射出された光は、照明光学系ユニット110のカラーホイール111(図6参照)に入射する。
図5に光学エンジン100を抜き出した斜視図を示す。図5において、光学エンジン100は照明光学系ユニット110と、画像表示素子ユニット(画像形成ユニット)120と、投射光学系ユニット130とを有する。照明光学系ユニット110は光源ランプ30からの白色光をRGB(光の3原色)に分光し、画像表示素子ユニット120へ導く。画像表示素子ユニット120は照明光学系ユニット110からの光を外部機器からの画像信号に応じて変調して画像を生成する。投射光学系ユニット130は生成された画像を拡大投射する。
図6は照明光学系ユニット110の構造と光路を説明する図である。図6において、照明光学系ユニット110はカラーホイール111と、ライトトンネル112と、リレーレンズ113と、シリンダミラー114、凹面ミラー115と、OFF光板116(図8参照)を有する。カラーホイール111は、光源ランプ30からの白色光を円盤状のカラーフィルタにより単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換して射出する。ライトトンネル112は、板ガラスを張り合わせて筒状に構成され、カラーホイール111からの光を導光する。リレーレンズ113は、2枚のレンズの組み合わせで構成され、ライトトンネル112からの光の軸上色収差を補正しつつ集光する。シリンダミラー114は、リレーレンズ113を介した光を反射する。凹面ミラー115は、シリンダミラー114で反射された光を画像表示素子ユニット120のDMD素子121に向けて反射する。
図7は画像表示素子ユニット120を説明する斜視図である。図6及び図7を参照して、画像表示素子ユニット120は、DMD素子121に加えて、DMDプリント基板122と、ヒートシンク123と、固定板124とを含んでいる。
DMD素子121は複数のマイクロミラーを有し、照明光学系ユニット110の凹面ミラー115からの光を画像情報に基づく画像(画像光)が生成されるように各マイクロミラーを時分割駆動して反射する。DMD素子121は、画像の生成に使用される光は投射光学系ユニット130の投射レンズ131に向けて反射し、不要な光(捨てる光)はOFF光板116(図8)に向けて反射する。
DMDプリント基板122にはDMD素子121が実装される。ヒートシンク123は、熱体としてのDMD素子121とDMDプリント基板122を冷却する。固定板124はヒートシンク123をDMDプリント基板122に押し付ける。
図8は照明光学系ユニット110、画像表示素子ユニット120、投射光学系ユニット130の投射レンズ131を抜き出して示す。画像表示素子ユニット120のDMD素子121から反射された画像形成に用いられる光は投射レンズ131に向けて反射され、捨てる光は照明光学系ユニット110のOFF光板116に向けて反射される。
図9に投射光学系ユニット130を説明する斜視図を示し、図10は投射光学系ユニット130がスクリーン2に投射している際の側面図を示す。図9、図10において、投射光学系ユニット130は、投射レンズ131を保持する照明ハウジング132に加えて、折り返しミラー133と、自由曲面ミラー134とを含む。折り返しミラー133は投射レンズ131で拡大された画像光の光路を折り返す。自由曲面ミラー134は折り返しミラー133を介した画像光を拡大しつつ反射する。このような構成をとるため、投射光学系ユニット130は、超短焦点の光学系である。
本実施形態のプロジェクタ装置1に超短焦点の光学系である投射光学系ユニット130を採用することで、プロジェクタ装置1を、光を投射する対象物であるスクリーン2に近接して配置でき設置面積が小さいコンパクトな縦置き型に設計することができる。
図11は光源装置6の光源ランプ30(発光部)の側面断面図である。図11において、31はリフレクタ、32は発光管(バルブ)、33はリフレクタホール側シール部を示している。光源ランプ30は、高寿命化の為に、点灯時の温度について所定の温度範囲の規格値が設けられている。
発光管32は、熱対流等の影響により、重力方向に対して上側の温度上昇が大きく、上側と下側とで温度差が生じやすい。発光管32上部において温度が上がり過ぎた場合、発光管32の基材が再結晶化することにより、白濁が起きる。また、発光管32下部において温度が下がり過ぎた場合、電極の基材のハロゲンサイクルが正常に行われず発光管の内壁に付着することにより黒化が起きる。白濁や黒化により、ランプ寿命が短くなると共に、発光管が温度上昇により破損や劣化を起こす事となる。
したがって、発光管32の上側と下側とで温度差が生じないように、下側よりも上側をより多く効率的に冷却することが必要となる。
ここで、発光管32の上側は、画像投射装置の設置姿勢によって移動する為、画像投射装置の設置姿勢に関わらず、光源ランプ30の高寿命を維持するためには、画像投射装置の設置姿勢に関わらず、発光管32の上部を冷却する必要がある。
プロジェクタ装置1は、一例として、図12(a)、図12(b)に示すように、通常投影姿勢と天吊り投影姿勢の設置姿勢で用いることができる。すなわち、プロジェクタ装置1は、一例として、光源装置(光源ユニット)6の上下の位置が異なる2つ設置姿勢で用いられる。
具体的には、通常投影姿勢は、鉛直面内で張設されたスクリーン2に斜め下方から画像を投影する姿勢である(図12(a)参照)。天吊り投影姿勢は、通常投影姿勢からX軸周りの一方向に180°回転され、スクリーン2に斜め上方から画像を投影する姿勢である(図12(b)参照)。
図12(a)と図12(b)から明らかなように、光源装置6では、装置の設置姿勢によって、発光管32の上側に位置する部位(上部)、すなわち発光管32の高温部となる部位が変化している。
そこで、発光管32の高寿命化を図るためには、プロジェクタ装置1の設置姿勢、すなわち光源装置6の設置姿勢に関わらず、発光管32の上部(高温部)を冷却する必要がある。
そこで、本発明の実施の形態では、プロジェクタ装置(画像投射装置)1の光源ランプ30の冷却に際して、以下の構造を有する。
<光源用ハウジング>
図13は本願における、光源用ハウジング60(60−1、60−2、60−3、60−4)の通常投影時の斜視図を示している。光源用ハウジング60の側面に形成された開口部である吸気口61は、吸気ファン(冷却ファン)71(図3(b)参照)と接続され、他方の側面に形成された開口部である排気口64は、排気ファン72と接続されている。
本願の第1〜第4の実施形態において、光源ランプ30の発光管32を冷却する為、光源用ハウジング60において、冷却ダクト(通路)を吸気口61から発光管32の上方側と下方側とに分岐するように流路62a、62bを形成し、自重によってスライドする仕切り板50を設ける。この仕切り板50が自重によってスライドすることにより、プロジェクタ装置1の姿勢に応じて一方の流路を塞ぐ事で、プロジェクタ装置1の設置の姿勢に関わらず、光源ランプ30の発光管32上部を冷却することが可能となる。詳細について、以下説明する。
<第1実施形態>
図14は本発明の第1実施形態における、光源用ハウジング60の通常投影時、例えば、プロジェクタ装置1を机の上において壁に向けて投射するときの状態を示している断面図である。より詳しくは、図14(a)は、光源ランプ30の投射方向から見た、光源用ハウジング60の断面図(図13のA−A断面)である。図14(b)は、光源ランプ30の投射方向側面から見た、光源用ハウジング60の断面図(図13のB−B断面)である。
本実施形態の光源用ハウジング60において、吸気口61からは、装置吸気口17を通って吸気ファン71(図3(b)参照)から送風された冷却風が導入される。吸気口61から導入された冷却風は、流路(冷却ダクト)62a、62bを通り、流通口63a、63bから光源ランプ30内へ導入される。光源ランプ30内に導入された冷却風は、発光管32を冷却した後、排気口64より光源ランプ30外へと排気される。冷却に利用され、暖められた空気は、排気ファン72により、装置排気口18(図2(b)参照)を通ってプロジェクタ装置1外部へ排気される。
ここで、一対の流路62a、62bは吸気口61から導入された冷却風を分岐するように配置されている。流路62aの下流側にリフレクタ31と重力方向で連通する流通口63aが、流路62bの下流側にリフレクタ31と重力方向で連通する流通口63bがそれぞれ形成されている。流通口63aは、発光管32の上側に位置しており、流通口63bは発光管32の下側に位置している。
光源用ハウジング60は筐体として、リフレクタ保持部67とハウジングの外壁部である筐体外壁68を備えている。リフレクタ31の端部は、リフレクタ31の端部を箱状に取り囲み保持するリフレクタ保持部67と嵌合されている。図14(a)において、即ち光源用ハウジング60の図13手前側において、リフレクタ保持部67の側壁67Sと、天井67Bと底面67Cの途中までは、さらに外側の筐体外壁68に囲われている。リフレクタ保持部67の側壁67Sと天井、底面の壁の外側と、筐体外壁68の壁の内側との間の空間が、流路62a,62bとなる。リフレクタ保持側壁67Sは、流通口63a、63bや排気口64等の開口部が設けられていない側壁とする。
光源用ハウジング60は筐体である筐体外壁68とリフレクタ保持部67の他に、自重により重力方向に沿ってスライド移動可能な板状部材である仕切り板(切替機構、流路開閉手段)50を設けている。仕切り板50は、下側になった方の流路62aまたは流路62bの筐体外壁68の重力方向底面に接触することにより、位置が決められる。
本実施形態では、リフレクタ保持側壁67Sが二重になっており、その間を仕切り板50が擦動可能になっている。あるいは、光源用ハウジング60の筐体外壁68の内側の側壁からレール69が突出しており、その突起しているレール69とリフレクタ保持側壁67S1の間を、擦動可能なるように仕切り板50を設置してもよい(図18参照)。
このような構成において、仕切り板50は、自重により重力方向に沿ってスライド移動することにより、流路62aまたは流路62bを選択的に塞ぐ事が可能である。
図15は、上述の図14(a)と図14(b)の構成の光源用ハウジング60の通常投影時の風の流れを示している。プロジェクタ装置1を通常投影時の状態にセットすると、仕切り板50は自重により重力下方向(図中下方向)に下降し、流路62bを塞ぐ。
この状態において、吸気口61より光源用ハウジング60に導入された冷却風は、流路62aを通り、流通口63aより、光源ランプ30内に導入される。光源ランプ30内に導入された冷却風は、リフレクタ31の内壁に沿って下降し、発光管32の上側を冷却する。発光管32を冷却することにより暖められた冷却風は、排気口64より光源ランプ30の外へと排気される。
この時、冷却風が流通口63bより流路62b内に導入されるが、仕切り板50に遮られ、逆流することは無い。冷却風は仕切り板50のスライド方向に対して垂直に仕切り板50に当たる為、冷却風の風量が増加しても、仕切り板50がスライド移動して、流路62bを開放し、冷却風が逆流することは無い。
図16は、上述の図14の構成の光源用ハウジング60の天吊り投影時の風の流れを示している。プロジェクタ装置1を天吊り投影時の状態にセットすると、仕切り板50は自重により、重力下方向(図中下方向)に下降し、流路62aを塞いでいる。
この状態では、吸気口61より光源用ハウジング60に導入された冷却風は、流路62bを通り、流通口63bより、光源ランプ30内に導入される。光源ランプ30内に導入された冷却風は、リフレクタ31の内壁に沿って下降し、発光管32の上側を冷却する。発光管32を冷却することにより暖められた冷却風は、排気口64より光源ランプ30の外へと排気される。
この時、冷却風が流通口63aを通って流路62a内に導入されるが、仕切り板50に遮られ、逆流することは無い。冷却風は仕切り板50のスライド方向に対して垂直に仕切り板50に当たる為、冷却風の風量が増加しても、仕切り板50がスライド移動して、流路62aを開放し、冷却風が逆流することは無い。
上述のように、第1実施形態における光源用ハウジング60において、通常投影姿勢、天吊り投影姿勢のいずれにおいても、発光管32の上側から冷却風を当てる事により、発光管32の上側を冷却する事が可能となる。
このように、自重によってスライドする仕切り板により、画像投射装置の姿勢に応じて一方の流路を塞ぐ事で、プロジェクタ装置(画像投射装置)1の設置の姿勢に関わらず、光源ランプ30の発光管32上部を冷却することが可能となる。
ここで、仕切り板50は、重力方向の長さが、リフレクタ保持部側壁67Sの高さと、流路62a、62bの水平方向に延びる路の重力方向の高さの一つの合計である。また、仕切り板50は例えばLCP(Liquid Crystal Polymer)等の樹脂や、金属で形成され、1〜2mmの厚みを有する。 また、仕切り板50を流路と直交する方向に動作可能に設置する為、また、流路の断面積と比較して十分に大きい体積と重さを有するため、流路を塞いだ場合でも、風の力で風向板が動くことなく、風の流れを安定させる事ができる。
<第2実施形態>
図17は本発明の第2実施形態における、光源用ハウジング60−1の通常投影時の風の流れを示している。詳しくは、図17(a)は、光源ランプ30の投射方向から見た、光源用ハウジング60−1の断面図である。図17(b)は、光源ランプ30の投射方向側面から見た、光源用ハウジング60−1の断面図である。
本実施形態では、仕切り板50−1には、吸気口61からの冷却風が流路62a、62bに分岐する位置に突起部51が設けられている。図17、図19のどちらの姿勢でも、分岐部付近で、突起部51の先端が下側に位置する流路62a又は62bの入り口を塞ぐ際、吸気口61の下端と接するように、突起部51が配置されている。
図18(a)に、第2実施形態における光源用ハウジング60−1の通常投影時の断面斜視図を示す。上述の第1実施形態では、仕切り板50は二重になったリフレクタ保持側壁67Sに挟まれていてもよかったが、第2実施形態では、仕切り板50−1は突起部51を備えるため、二重の壁ではさむことはできない。
図18(b)に、仕切り板50−1付近の拡大断面図を示す。図18(b)で示すように、筐体外壁68の内側の壁からレール69が突出している。突起部51を備えた仕切り板50−1は、このレール69とリフレクタ保持側壁67S1の間に挟まれて、重力方向にスライド可能になっている。
プロジェクタ装置1を通常投影時の状態にセットすると、仕切り板50−1は自重により、重力下方向(図中下方向)に下降し、流路62bを塞いでいる。さらに、流路62bへ冷却風が導入するのを、突起部51により分岐部で塞いでいる。
これにより、吸気口61から光源用ハウジング60−1に導入された冷却風は、分岐部から先の流路62bに入ることなく、流路62aを通り、流通口63aより、光源ランプ30内に導入される。光源ランプ30内に導入された冷却風は、リフレクタ31の内壁に沿って下降し、発光管32の上側を冷却する。発光管32を冷却することにより暖められた冷却風は、排気口64より光源ランプ30の外へと排気される。
この構成において、冷却風が流通口63bより流路62b内に導入されるが、仕切り板50−1に遮られ、逆流することは無い。冷却風は仕切り板50−1のスライド方向に対して垂直に仕切り板50−1に当たる為、冷却風の風量が増加しても、仕切り板50−1がスライド移動して、流路62bを開放し、冷却風が逆流することは無い。
図19は本発明の第2実施形態における、光源用ハウジング60−1の天吊り投影時の風の流れを示している。プロジェクタ装置1を天吊り投影時の状態にセットすると、仕切り板50−1は自重により、重力下方向(図中下方向)に下降し、流路62aを塞いでいる。また、突起部51が、天吊り投影時には、流路62aへ冷却風が導入するのを、分岐部で塞いでいる。
これにより、吸気口61より光源用ハウジング60−1に導入された冷却風は、分岐部から先の流路62aに入ることなく、流路62bを通り、開口部63bより、光源ランプ30内に導入される。光源ランプ30内に導入された冷却風は、リフレクタ31の内壁に沿って下降し、発光管32の上側を冷却する。発光管32を冷却することにより暖められた冷却風は、排気口64より光源ランプ30の外へと排気される。
この時、冷却風が流通口63aより流路62a内に導入されるが、仕切り板50−1に遮られ、逆流することは無い。冷却風は仕切り板50−1のスライド方向に対して垂直に仕切り板50に当たる為、冷却風の風量が増加しても、仕切り板50−1がスライド移動して、流路62aを開放し、冷却風が逆流することは無い。
以上第2実施形態においては、より密閉度を高く流路62aまたは62bを塞ぐ事が可能となり、下方側の流路に冷却風が導入するのが抑えられる。
この為、発光管32の上部が効率的に冷却されるとともに下部の過剰な冷却が抑制されるので、発光管32の上部と下部との温度差が生じ難くなる。
<第2実施形態の変形例>
図20は本発明の第2実施形態の変形例における光源用ハウジング60−2の通常投影時の風の流れを示している。この変形例では、仕切り板50−2の突起部51−2に傾斜を設けている。この構成においても、図20、21のどちらの姿勢でも、分岐部付近で、突起部51−2の先端が下側に位置する流路62a又は62bの入り口を塞ぐ際、吸気口61の下端と接するように、突起部51−2が配置されている。
突起部51−2の傾斜により、吸気口61より導入された冷却風は、仕切り板50−2によって、分岐部から先の流路62bに入ることなく、流路62aに滑らかに導かれる。なお、傾斜を設けた突起51−2を有する仕切り板50−2も、図18(b)の断面図で示した突起51(51−1)のように、レール69と係合することで、スライド可能に構成されている。
図21は本発明の第二の実施形態の変形例におけるにおける光源用ハウジング60−2の天吊り投影時の風の流れを示している。この姿勢においても、突起部51−2の傾斜により、吸気口61より導入された冷却風は、仕切り板50−2によって、分岐部から先の流路62aに入ることなく、流路62bに滑らかに導かれる。
<第3実施形態>
図22は本発明の第3実施形態における、光源用ハウジング60−3の通常投影時の風の流れを示している。図22(a)は、光源ランプ30の投射方向から見た、光源用ハウジング60−3の断面図である。図22(b)は、光源ランプ30の投射方向側面から見た、光源用ハウジング60−3の断面図である。
本実施形態において、筐体外壁68−3の内側の天井あるいは底面であって、仕切り板50−3と嵌合する位置に、内側に凹む凹部(溝)65a、65bが形成されている。
プロジェクタ装置1を通常投影時の状態にセットすると、仕切り板50−3は自重により、重力下方向(図中下方向)に下降し、仕切り板50−3の下端は筐体外壁68Cの内側の底面にある凹部65bと嵌合して流路62bを塞いでいる。凹部65bがあることで、仕切り板50−3が流路62bを塞ぐ場合の密閉度を増加させ、流路62bの内壁(筐体外壁68の内側の底面)と仕切り板50−3との隙間から冷却風の漏れを防いでいる。
図23は本発明の第3実施形態における、図22に対応する光源用ハウジング60−3の天吊り投影時の風の流れを示している。
仕切り板50−3は自重により、重力下方向(図中下方向)に下降し、仕切り板50−3の下端は筐体外壁68−3の内側の底面にある凹部65aと嵌合して、流路62aを塞いでいる。これにより仕切り板50−3が流路62aを塞ぐ場合の密閉度を増加させ、流路62aの内壁(筐体外壁68の内側の底面)と仕切り板50−3との隙間から冷却風の漏れを防いでいる。
以上、第3実施形態における光源用ハウジング60−3において、通常投影姿勢、天吊り投影姿勢のいずれにおいても、より密閉度を高く流路62aまたは62bを塞ぐ事が可能となる。また風の力で風向板(仕切り板50−3)が動くことなく、風の流れを安定させる事ができる。
<第4実施形態>
図24は本発明の第4実施形態における、光源用ハウジング60−4の通常投影時の風の流れを示す。詳しくは、図24(a)は、光源ランプ投射方向から見た、光源用ハウジング60−4の断面図である。図24(b)は、光源ランプ投射方向側面から見た、光源用ハウジング60−4の断面図である。
本実施形態において、筐体外壁68−4は、流通口63a、63b付近の流路62a、62bの端部が端部開口部66a、66bとなるように形成している。そして、自重により重力方向に沿ってスライド移動可能な第2仕切り板55a、55bが端部開口部66a、66bを開閉可能に設けられている。第2の仕切り板55a、55bは、端部開口部66a、66bに配設された第2仕切り板保持部70a、70bによってスライド移動可能に担持されている。
ここで図25(a)(b)に本発明の第4実施形態における、通常投影時の光源ハウジングおける、第2仕切り板により構造の例(その1とその2)を示す。
端部開口部66a、66bの近傍において、例えば、第2の仕切り板55のスライドを止めるため、図25(a)で示すように、筐体外壁68−4の端部70は筒状70Aにしてもよい。あるいは、図26(b)で示すように、仕切り板55Bの筐体外壁68から遠い側に突起56a、56bを設けて、端部にある第2仕切り板保持部70a、70bに引っかかって止まるようにしてもよい。
また、図24に示すように第2仕切り板保持部70a、70bを開放端として、光源用ハウジング60−4をプロジェクタ装置1の内部の別の構造物に密着して配置することで、その別の構造物とぶつかって止まるようにしてもよい。
本実施形態において、プロジェクタ装置1を通常投影時の状態にセットすると、仕切り板50−4は自重により、重力下方向(図中下方向)に下降し、流路62bを塞ぐ。
このとき、第2仕切り板55aによって流路62aの端部開口部66aは閉じられており、仕切り板55bによって流路62bの端部開口部66bは開かれている。
したがって、流通口63aより、光源ランプ30内に導かれた冷却風は、流通口63bより流路62bに導かれ、第2仕切り板55bによって開かれた開口部66bから排気される。流通口63bは流通口63aの発光管32を挟んだ対向位置にあるため、流通口63aから光源ランプ30内に導かれた冷却風は、淀みなく流通口63bより排気される。
よって、開口部である排気口64のみから排気する場合と比較して、効率良く冷却する事が可能である。なお、冷却効率を上げる為には、排気口64は塞ぐ必要は無い。
図26は本発明の第4実施形態における、図24に対応する光源用ハウジング60−4の天吊り影時の風の流れを示している。
プロジェクタ装置1を天吊り投影時の状態にセットすると、仕切り板50−4は自重により、重力下方向(図中下方向)に下降し、流路62aを塞ぐ。また、第2仕切り板55bによって、流路62bの壁面は閉じられている。また、第2仕切り板55aによって、流路62bの壁面は開かれている。
流通口63bより、光源ランプ30内に導かれた冷却風は、流通口63aより流路62aに導かれ、第2仕切り板55aによって開かれた開口部66aから排気される。流通口63aは流通口63aの発光管32を挟んだ対向位置にあるため、流通口63bから光源ランプ30内に導かれた冷却風は、淀みなく流通口63aより排気される。
よって、排気口64のみから排気する場合と比較して、効率良く冷却する事が可能である。また、冷却効率を上げる為には、排気口64は塞ぐ必要は無い。
以上、第4実施形態における光源用ハウジング60−4において、通常投影姿勢、天吊り投影姿勢のいずれにおいても、光源ランプ30内に導かれた冷却風を淀みなく排気する事により、冷却効率を向上する事が可能となる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 プロジェクタ装置(画像投射装置)
2 スクリーン(画像投影面)
6 光源装置
10 筐体
17 装置吸気口
18 装置排気口
30 光源ランプ
31 リフレクタ
32 発光管(バルブ)
40 光源用ベース
50、50−1、50−2、50−3、50−4 仕切り板(流路開閉手段)
51、51−2 突起部
55a、55b 第2仕切り板(第2流路開閉手段)
56a、56b 突起
60、60−1、60−2、60−3、60−4 光源用ハウジング
61 吸気口
62a、62b 流路
63a、63b 連通路
64 排気口
65a、65b 凹部(嵌合部)
66a,66b 端部開口部(開口)
67 リフレクタ保持部
67S,67S1 リフレクタ保持側壁
68、68−4 筐体外壁(外壁部)
69 レール
70 開口端部
71 吸気ファン(冷却ファン)
72 排気ファン
100 光学エンジン
110 照明光学系ユニット
120 画像表示素子ユニット
130 投影光学系ユニット
X 方向
Y 方向
Z 方向
特開2011−203515号公報

Claims (10)

  1. 発光管とリフレクタを有する光源ランプが取り付けられる光源用ハウジングにおいて、
    冷却風を導入する吸気口から上記発光管の上下に分岐された一対の流路と、
    重力方向に滑り移動することにより、前記一対の流路のうち前記発光管の上方側に位置する前記流路を開放し、前記発光管の下方側に位置する前記流路を塞ぐ流路開閉手段と、
    開放された前記発光管の上方側に位置する前記流路から前記リフレクタ内に導入された冷却風を前記リフレクタ外に排気する排気口と、
    を有することを特徴とする光源用ハウジング。
  2. 前記一対の流路は、前記リフレクタを箱状に取り囲み保持するリフレクタ保持部と光源用ハウジングの外壁部との間に形成され、
    前記リフレクタ保持部は前記発光管の上方と下方に前記流路を開放する流通口と、該流通口及び前記排気口が形成されていない側壁を有してしており、
    前記流路開閉手段は板状部材であり、前記流路開閉手段が前記側壁に沿って滑り移動することで前記一対の流路のうち前記発光管の上方側に位置する前記流路を開放し、前記発光管の下方側に位置する前記流路を塞ぐ、ことを特徴とする請求項1に記載の光源用ハウジング。
  3. 前記外壁部の内側であって、前記流路開閉手段がすべり移動して接触する部分にそれぞれ凹部が設けられ、
    前記凹部は、夫々下方になった際の前記流路開閉手段の下端と勘合する、ことを特徴とする請求項2記載の光源用ハウジング。
  4. 前記流路開閉手段に突起部を設け、
    前記流路開閉手段が重力方向に滑り移動することにより、前記突起部が、前記一対の流路の分岐部において、前記一対の流路のうち前記発光管の下方側に位置する前記流路を塞ぐ、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の光源用ハウジング。
  5. 前記流路開閉手段に設けられた前記突起部には、前記一対の流路の夫々に傾斜が設けられ、前記傾斜が前記冷却風を導くことを特徴とする請求項4記載の光源用ハウジング。
  6. 前記発光管の下方側に位置する前記流路を塞ぐ際、前記流路開閉手段の前記突起部の先端が前記吸気口の下端と接する位置になるよう配置されている、ことを特徴とする請求項4又は5記載の光源用ハウジング。
  7. 前記一対の流路はそれぞれ重力方向と水平方向に延伸し、
    前記流路開閉手段の重力方向の高さが、前記リフレクタ保持部の前記側壁の高さと、一つの水平方向に延伸する流路の重力方向の高さの合計である、ことを特徴とする請求項2記載の光源用ハウジング。
  8. 前記リフレクタ保持部は前記発光管の上方と下方に前記流路を開放する流通口を有し、
    前記一対の流路の前記流通口付近の端部で開口され、
    前記流路の端部の開口をそれぞれ開閉する一対の第2流路開閉機構を有し、
    前記一対の第2流路開閉機構のうち、一方が前記発光管の上方側の前記流路の端部開口部を塞ぎ、他方が下方側の前記流路の端部開口部を開放し、
    上方から前記リフレクタ内に流入された風を前記発光管の下方の前記流通口と前記端部開口を経て排気させる、ことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項記載の光源用ハウジング。
  9. 発光管とリフレクタを有する光源ランプと、
    前記光源ランプが取り付けられる請求項1乃至8記載のいずれか1項記載の光源用ハウジングとを備える、ことを特徴とする光源装置。
  10. 請求項9記載の光源装置と
    前記光源用ハウジングに接続され、前記光源ランプに風を送る冷却ファンとを備える、ことを特徴とする画像投射装置。
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