JP2008226569A - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡易な構造でありながら、天吊り及び据え置きの双方が可能なプロジェクタに対して、ランプの冷却のための送風を効率よく行うことができ、ランプ寿命を延ばすことのできる光源装置及びこれを用いたプロジェクタを提供すること。
【解決手段】球体BAが、弁座8a、8bのうち紙面下方に位置する弁座8bにより受け止められる。これにより、重力に対して発光管1の下側に冷却風を導く第2分岐管7bの導風路が遮断される。一方、弁座8a側については遮断されることなく第1分岐管7aの導風路に送風用ポンプ9からの冷却風が導かれる。光源装置を上下反転させた場合には、これに対応して、分岐部6において、球体BA及び弁座8aにより、第1分岐管7aの導風路が遮断されるものとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタ等に用いる光源装置及びこれを用いたプロジェクタに関する。
従来から、光源装置において、発光管の上部が対流による影響等から温度が上昇しやすく、失透したり、膨れて変形することでランプ寿命が短くなるという問題がある。これを解決するための技術として、例えば、温度が上昇する発光部の上部表面に送風用パイプの先端を向けることにより、当該上部表面の温度を下げるものが知られており(特許文献1参照)、また、送風用パイプの先端を離間して対向配置するものも知られている(特許文献2参照)。
さらに、天吊り・据え置き両用のプロジェクタに対応させるために、ランプに2つの送風孔と遮風板とを設け、遮風板によりどちらか一方の送風孔への送風を遮ることにより、天吊り使用の場合と据え置き使用の場合とのいずれにおいてもランプの上方に位置するランプ面のみを冷却するものも知られている(特許文献3参照)。
特開平6−52836号公報 特開平6−52837号公報 特開平5−93959号公報
しかしながら、例えば、ランプの上部表面に送風用パイプの先端を向ける場合、プロジェクタの設置状態によってランプの上部表面に限らず下部表面が冷却され、送風用パイプの先端等が、ランプの光源から発生した光を遮り、光源装置が発生させるべき光源光に影響を与える可能性もある。
また、2つの送風孔と遮風板とを設ける場合、遮風板により対向配置された2つの送風孔のうち、どちらか一方への送風が遮られるので、遮られた側への送風は無駄となり、風の利用効率が必ずしも良いとはいえない。
そこで、本発明は、比較的簡易な構造でありながら、据え置きや天吊りといった設置状態の変更が可能なプロジェクタに対して、ランプの冷却のための送風を効率よく行うことができ、ランプ寿命を延ばすことのできる光源装置及びこれを用いたプロジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光源装置は、(a)放電空間を有する発光部と、放電空間を封止するための一対の封止部とを有する発光管と、(b)一対の封止部のうち一方の封止部側に配置され、発光部の放電空間内で発生した光源光を反射して被照明領域に射出する射出反射鏡と、(c)発光部の冷却のための送風を行う送風装置と、(d)送風装置からの冷却風を複数の導風路に分岐するとともに、一方の封止部側から発光部の所定箇所に導くための分岐部を内部に有する冷却用パイプと、(e)冷却用パイプの分岐部において、複数の導風路のうち、重力に対して発光管の下側に導かれる導風路を遮断して、残りの導風路に送風装置からの冷却風を導くための流路の切替を行う流路切替装置とを備える。
上記光源装置では、冷却用パイプの分岐部において、流路切替装置により、複数の導風路のうち、重力に対して発光管の下側に導かれる導風路を遮断して、残りの導風路に送風装置からの冷却風を導くという流路の切替が行われるため、比較的簡易な構造でありながら、ランプの冷却のための冷却風を効率よく使用して発光部の必要箇所を選択的に冷却することができる。よって光源装置の長寿命化が実現できる。
また、本発明の具体的な態様として、送風装置が、送風用ポンプを備える。この場合、小型で、かつ、静かでありながらランプの冷却のために十分な量の冷却風の送風が可能となる。
また、本発明の具体的な態様として、送風装置が、送風ファンと集風器とを備える。この場合、送風ファンによって発生させた冷却風を集風器により余すことなく使用することができる。
また、本発明の具体的な態様として、流路切替装置が、分岐部において、冷却用パイプ内での流路の切替を行うために重力によって落下する球状弁体と、球状弁体を受けて対応する導風路を遮断する弁座とを備える。この場合、球状弁体が自重により落下し、落下した球状弁体を弁座が受けることにより対応する導風路を遮断するので、比較的簡易な構造でありながら、複数の導風路のうち、重力に対して発光管の下側に導かれる導風路を選択的に遮断させることができる。
また、本発明の具体的な態様として、流路切替装置が、重力方向の検出結果に応じて冷却用パイプ内での流路の切替を行う切替弁を備える。この場合、例えば、流路切替装置が、重力方向の検知する重力センサ等の検出装置を有し、かかる検出装置による検出結果に応じて切替弁を動作させて冷却用パイプ内での流路の切替を行うので、複数の導風路のうち、発光管の下側に導かれる導風路を自動的に遮断させることができる。
また、本発明の具体的な態様として、冷却用パイプの複数の導風路が、一方の封止部に沿って配置されており、複数の導風路の各先端部が、それぞれ発光部の所定箇所に分離して配置されている。この場合、複数の導風路の各先端部を、光源光の影となることを避けつつ、発光部のうち冷却すべき発光部の表面付近に近づけることができる。
また、本発明の具体的な態様として、複数の導風路のうち少なくとも一対の導風路の各先端部が、発光部を挟んで対向位置に配置される。この場合、例えば光源装置を上下反転させたときに、これに対応して導風路からの冷却風の送風位置を上下に切り替えることができる。
また、本発明の具体的な態様として、光源装置が、射出反射鏡に対向して配置され、光源光を射出反射鏡側へ反射する副反射鏡をさらに備える。この場合、光源光の利用効率を高めることができる。
また、本発明の具体的な態様として、冷却用パイプが、分岐部において4方向に分岐される導風路を含む。この場合、光源装置を上下反転等させて使用する場合に加え、さらに90°横向きに設置するなど傾けて使用する場合にも、導風路からの冷却風の送風位置を対応させて変更することができる。従って、例えば当該光源装置をプロジェクタに使用するにあたって、天吊りによる投射及び据え置きによる投射に加え、さらに天井から床への投射あるいは床から天井への投射においても、ランプの冷却を適切に行うことができる。
また、本発明の具体的な態様として、冷却用パイプが、石英、サファイア、耐熱性金属及びセラミックのうち少なくともいずれか1つを用いて形成される。この場合、冷却用パイプを、ランプの発光部付近における熱に耐えうるものとすることができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、(a)上記いずれかの光源装置と、(b)光源装置からの照明光によって照明される光変調装置と、(c)光変調装置を経た像光を投射する投射光学系とを備え、天吊り据え置き両用になっている。この場合、上記いずれかの光源装置を用いることにより、天吊り・据え置きのいずれにおいても、ランプの冷却のための送風を効率よく行うことができるので、ランプ寿命の長いものとすることができる。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る光源装置について説明するための側断面図である。本実施形態に係る光源装置100は、放電発光型の発光管1と、楕円型の射出反射鏡であるリフレクタ2と、球面状の副反射鏡である副鏡3と、発光管1のうち高温部を局所的に冷却するための冷却装置90とを備える。
発光管1は、中央部が球状に膨出した透光性の石英ガラス管から構成され、照明用の光を放射する発光部11と、この発光部11の両端側に延びる第1及び第2封止部13、14とを備える。
発光部11により形成される放電空間12の内部には、所定距離で離間配置されたタングステン製の第1及び第2の電極15、16の先端部と、希ガス、金属ハロゲン化合物等を含む放電媒体であるガスとが封入されている。一方、各封止部13、14の内部には、発光部11に設けた第1及び第2の電極15、16の根元部分と電気的に接続されるモリブデン製の金属箔17a、17bが挿入され、両封止部13、14の先端部は、例えば溶着等によって封止されている。そして、この金属箔17a、17bに接続されたリード線18a、18bにコネクタ70aを介して接続された電流駆動装置70から電圧が印加されると、一対の電極15、16間でアーク放電が生じ、発光部11の中心が高輝度で発光する。
発光管1の発光部11のうち光束射出前方側の略半分は、副鏡3によって覆われている。この副鏡3は、発光管1の発光部11から前方に放射された光束を発光部11に戻す副反射部3aと、この副反射部3aの根元部を支持した状態で第2封止部14の周囲に固定される支持部3bとを備える。支持部3bは、第2封止部14を挿通させるとともに、第2封止部14との隙間に無機系接着剤MBを充填することによって副反射部3aを発光部11に対してアライメントした状態で固定可能にしている。
リフレクタ2は、射出反射鏡として機能する部分であり、発光管1の第1封止部13が挿通される首状部2aと、この首状部2aから拡がる楕円曲面状の主反射部2bとを備えた結晶化ガラスなどの耐熱性部材による一体成形品である。首状部2aには、冷却装置90の冷却用パイプ4の分岐した先端部が周囲に接着された第1封止部13を挿通させるとともに、第1封止部13との隙間に無機系接着剤MBを充填することによって主反射部2bを発光部11に対してアライメントした状態で固定可能にしている。
発光管1、リフレクタ2、及び副鏡3の配置関係について説明すると、発光管1は、主反射部2bの光軸に対応するシステム光軸OAに沿って配置されるとともに、発光部11内の第1及び第2の電極15、16間の発光中心Oが主反射部2bの楕円曲面の第1焦点位置と一致するように配置される。発光管1を点灯した場合、発光部11から放射された光束は主反射部2bで反射され、或いは副反射部3aでの反射を経て主反射部2bでさらに反射され、楕円曲面の第2焦点位置(第2封止部14先端前方)に収束する光束となる。従って、この場合、リフレクタ2及び副鏡3は、システム光軸OAに対して略軸対称な反射曲面を有し、一対の電極15、16は、その軸心である電極軸をシステム光軸OAと略一致させるように配置されている。
以上のような状態において発光管1を点灯させた場合、対流の影響等により発光管1のうち上側すなわち重力の向きと反対側(図1では紙面上側即ち+z方向)の温度が上がりやすい。つまり、発光管1のうち、特に発光部11の上部表面付近の温度が上昇しやすい。これに対し、冷却装置90は、発光部11の+z側の面である上部表面を局所的に冷却する。
冷却装置90は、冷却用パイプ4と、送風用ポンプ9とを備える。冷却用パイプ4は、冷却のために送風用ポンプ9から送風される冷却風を導く導管5と、冷却風を複数の導風路に分岐する分岐部6と、石英等の耐熱性のある材料により形成されて分岐部6により分岐された各導風路を延長する第1及び第2分岐管7a、7bとを備える。
このうち、分岐部6には、流路切替装置として機能する球状弁体である球体BAと、球体BAを受ける弁座8a、8bとが設けられており、一対の先端部6a、6bを介して両分岐管7a、7bに連通している。
各分岐管7a、7bは、第1封止部13に沿って配置されており、各分岐管7a、7bの各先端部である送風口WMは、発光部11を挟んで対向位置に配置される。尚、ここで、「発光部11を挟んで対向位置に配置する」とは、必ずしも発光部11を中心として挟むものに限らず、図1のように、発光部11の一端側である第1封止部13の根元付近において発光部11を挟んだ状態を含むものとする。
冷却装置90において、送風用ポンプ9からの冷却風は、導管5を介して分岐部6に導かれ、分岐部6から分岐する第1及び第2分岐管7a、7bのうち上側の管内の導風路を通って対応する送風口WMから送出されるものとなる。
以下、図2を用いて、冷却装置90の動作について詳しく説明する。図2は、冷却装置90を模式的に示した概念図である。まず、送風用ポンプ9より所定の風圧で冷却風が送風されると、冷却用パイプ4の導管5により冷却風が分岐部6に導かれる。ここで、分岐部6には、冷却風の流路を定める球状弁体である球体BAと、球体BAを受ける弁座8a、8bとが設けられている。球体BAは、分岐口DMからの冷却風の風圧に押されるとともに自重により重力に従って落下する(図2では、紙面下方への移動に相当する。)。
弁座8a及び弁座8bは、落下してきた球体BAを受け、これにより、弁口VMが球体BAにより塞がれて第1分岐管7a又は第2分岐管7bの導風路のいずれかが遮断される。図2の場合、球体BAが、弁座8a、8bのうち紙面下方に位置する弁座8bにより受け止められる。これにより、重力を基準として発光管1の下側に冷却風を導く第2分岐管7bの導風路が遮断される。
一方、弁座8a側については遮断されることなく第1分岐管7aの導風路に送風用ポンプ9からの冷却風が導かれる。つまり、冷却風の流路は、白の矢印で示したものとなり、送風用ポンプ9で発生した冷却風が余すことなく使用されるとともに、冷却風の風量が送風用ポンプ9によって制御されたものとなる。このようにして第1分岐管7aに導かれた冷却風は、第1分岐管7aの送風口WMから図1の発光部11の+z側の上部表面付近に向けて吹き付けられるものとなる。
尚、光源装置100を上下反転させた場合には、球体BAは、弁座8a、8bのうち図2の紙面上方に位置する弁座8aにより受け止められることになる。この場合には、第1分岐管7aが重力に対して発光管1の下側に冷却風を導くものとなり、これに対応して、分岐部6において、球体BA及び弁座8aにより、第1分岐管7aの導風路が遮断されるものとなる。つまり、冷却風は、第2分岐管7bの送風口WMから図1の発光部11の−z側の上部表面付近に向けて吹き付けられるものとなる。
また、図1において、各分岐管7a、7bの先端部である送風口WMは、第1封止部13の根元まで延長されており、さらに発光部11からの光源光の影にならない程度で発光部11の端部まで延長されている。これにより、送風口WMを冷却すべき所定箇所である発光部11の上部表面付近までできる限り近づけることができる。
図3は、本実施形態に係る送風装置の他の一例について説明する図である。尚、本変形例において、送風装置以外の装置部分については、基本的に図1等で説明したものと同様であるから説明を省略する。
図3において、光源装置100は、送風装置として、冷却風を発生させる送風ファン9aと、冷却風を冷却用パイプ4に導く集風器9bとを備える。これらの送風ファン9aや集風器9bは、図1及び図2に示す送風用ポンプ9に替わるものである。
以下、本変形例における光源装置100の動作について説明する。まず、送風ファン9aは、冷却のために十分な量の冷却風を発生させる。次に、集風器9bは、冷却用パイプ4の導管5に接続されており、送風ファン9aにより発生した冷却風は、集風器9bにより余すことなく集められ、冷却用パイプ4の導管5に導かれる。冷却用パイプ4に対し、送風ファン9a及び集風器9bによって得られた冷却風を供給することにより、本変形例においても、図1等により上述した場合と同様にして、光源装置100のランプすなわち発光管1の冷却が行われる。
図4は、本実施形態に係る流路切替装置の他の一例を説明する図である。尚、本変形例において、流路切替装置以外の装置については、図2等と同符号のものは図2等で説明したものと同様であるから説明を省略する。
本変形例における光源装置は、図4に示す冷却用パイプ4の分岐部6において、流路切替装置として、流路の切替を行う切替弁DVと、切替弁DVを動作させる駆動装置DDと、重力方向を検知する重力センサGSを内蔵し検知結果に応じて駆動装置DDに駆動信号を送信する駆動回路DCとを備える。これらの駆動装置DD、切替弁DV等は、図1及び図2に示す流路切替装置としての球体BAや弁座8a、8bに替わるものである。
以下、本変形例における分岐部6での流路切替装置による流路切替の動作について説明する。まず、駆動回路DCは、内蔵する重力センサGSにより、重力方向を検知する。駆動回路DCは、検知された情報から切替弁DVの制御の判断を行う。つまり、図4の場合、駆動回路DCは、重力センサGSにより検知された情報から紙面上方及び下方のうち、いずれが重力方向であるかを判断する。ここで、例えば、駆動回路DCは、紙面下方が重力方向であると判断すると、紙面下方に切替弁DVを動作させる旨の信号を駆動信号として駆動装置DDに送信する。当該駆動信号を受けた駆動装置DDは、これに従って、切替弁DVを動作させる。この場合、図4に示したように、切替弁DVは、軸CXを中心に軸回転して図4の紙面下方の通路AB側を塞ぐ。これにより、重力に対して発光管1の下側に冷却風を導く第2分岐管7bの導風路が遮断される。
一方、図4の紙面上方の通路AA側は塞がれることなく、第1分岐管7aの導風路に送風用ポンプ9からの冷却風が余すことなく導かれる。第1分岐管7aに導かれた冷却風は、第1分岐管7aの送風口WMから送出され、発光部11の上部を冷却する。
尚、光源装置を上下反転させた場合には、駆動回路DCは、重力センサGSにより検知された情報から紙面上方が重力方向であると判断し、先に説明したものとは逆の動作となり、切替弁DVは図4の紙面上方の通路AA側を塞ぐ。これにより、第1分岐管7aの導風路が遮断されるものとなる。
以上で説明した実施形態の光源装置100は、例示であり、例えば次のような変形も可能である。
まず、上記実施形態では、冷却用パイプ4のうち、第1及び第2分岐管7a、7の材料の例を石英としているが、当該材料は、発光部11付近において十分な耐熱性を有しているものであればよく、石英に限らず、他にも例えば、サファイア、耐熱性金属及びセラミック等が使用可能である。
また、図4により示した変形例では、重力センサGS及び駆動回路DCを用いることにより切替弁DVを動作させているが、重力センサGS等を用いず、切替弁DVが自重によって重力方向に動くようなものであってもよい。また、駆動装置DD等を設けず、手動により切替弁DV動作させてもよい。また、冷却風の流路の切替は、切替弁DV以外にも、例えば、複数の細長い板を平行に組んで傾きを一括して変えるルーバー式のものによって行うことも考えられる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、本発明の光源装置について説明したが、第2実施形態では、本発明の光源装置を組み込んだプロジェクタについて説明する。
図5は、第2実施形態に係るプロジェクタを説明するための概念図である。本実施形態におけるプロジェクタ200は、光源装置100と、照明光学系20と、色分離光学系30と、光変調装置である液晶ライトバルブ40a、40b、40cと、クロスダイクロイックプリズム50と、投射光学系である投射レンズ60とを備える。尚、本プロジェクタ200において、光源装置100は、第1実施形態のものと同一であるからその構造等については説明を省略する。また、光源装置100については、図3等に示す変形例を用いてもよい。
ここで、本実施形態に係るプロジェクタ200は、通常の使用、つまり据え置きでの使用が可能であるとともに、上下を反転させた天吊りでの使用も可能である。図5では、本プロジェクタ200を据え置きにした場合について説明するものとする。つまり、図5において、紙面に対し垂直手前側の向き(+z方向)が重力と反対の向きであり、光源装置100を構成する発光管1の温度上昇が生じやすい上側となっている。従って、これにあわせて、光源装置100において、通気が確保されている第1分岐管7aが+z方向の上側に位置し、遮蔽された第2分岐管7bが−z方向の下側(つまり図5では第1分岐管7aの裏側)に位置することになる。
以下、光源装置100後段でのプロジェクタ200の構成や動作等について説明する。 尚、本第2実施形態において、プロジェクタ200を据え置きで使用する際も天吊りで使用する際も、第1実施形態において説明した光源装置100の動作を除くプロジェクタ200の本体側の動作は同様である。
まず、照明光学系20は、光源装置100からの光源光の光束方向を平行化する光平行化手段である平行化レンズ22と、光を分割して重畳するためのインテグレータ光学系を構成する一対のフライアイレンズである第1及び第2フライアイレンズ23a、23bと、光の偏光方向を揃える偏光変換素子24と、両フライアイレンズ23a、23bを経た光を重畳させる重畳レンズ25と、光の光路を折り曲げるミラー26とを備え、これらにより均一化された照明光を形成する。照明光学系20において、平行化レンズ22は、光源光の光束方向を略平行に変換する。第1及び第2フライアイレンズ23a、23bは、それぞれマトリックス状に配置された複数の要素レンズからなり、これらの要素レンズによって平行化レンズ22を経た光を分割して個別に集光・発散させる。偏光変換素子24は、PBSアレイで形成されており、第1フライアイレンズ23aにより分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える役割を有する。重畳レンズ25は、偏光変換素子24を経た照明光を全体として適宜収束させて、後段の各色の光変調装置である液晶ライトバルブ40a、40b、40cに対する重畳照明を可能にする。
色分離光学系30は、第1及び第2ダイクロイックミラー31a、31bと、反射ミラー32a、32b、32cと、3つのフィールドレンズ33a、33b、33cとを備え、照明光学系20により形成された照明光を赤(R)、緑(G)及び青(B)の3色に分離するとともに、各色光を後段の液晶ライトバルブ40a、40b、40cへ導く。より詳しく説明すると、まず、第1ダイクロイックミラー31aは、RGBの3色のうちR光を透過させG光及びB光を反射する。また、第2ダイクロイックミラー31bは、GBの2色のうちG光を反射しB光を透過させる。次に、この色分離光学系30において、第1ダイクロイックミラー31aを透過したR光は、反射ミラー32aを経て入射角度を調節するためのフィールドレンズ33aに入射する。また、第1ダイクロイックミラー31aで反射され、さらに、第2ダイクロイックミラー31bでも反射されたG光は、入射角度を調節するためのフィールドレンズ33bに入射する。さらに、第2ダイクロイックミラー31bを通過したB光は、リレーレンズLL1、LL2及び反射ミラー32b、33cを経て入射角度を調節するためのフィールドレンズ33cに入射する。
液晶ライトバルブ40a、40b、40cは、入射した照明光の空間的強度分布を変調する非発光型の光変調装置であり、色分離光学系30から射出された各色光に対応してそれぞれ照明される3つの液晶パネル41a、41b、41cと、各液晶パネル41a〜41cの入射側にそれぞれ配置される3つの第1偏光フィルタ42a〜42cと、各液晶パネル41a〜41cの射出側にそれぞれ配置される3つの第2偏光フィルタ43a〜43cとを備える。第1ダイクロイックミラー31aを透過したR光は、フィールドレンズ33a等を介して液晶ライトバルブ40aに入射し、液晶ライトバルブ40aの液晶パネル41aを照明する。第1及び第2ダイクロイックミラー31a、31bの双方で反射されたG光は、フィールドレンズ33b等を介して液晶ライトバルブ40bに入射し、液晶ライトバルブ40bの液晶パネル41bを照明する。第1ダイクロイックミラー31aで反射され、第2ダイクロイックミラー31bを透過したB光は、フィールドレンズ33c等を介して液晶ライトバルブ40cに入射し、液晶ライトバルブ40cの液晶パネル41cを照明する。各液晶ライトバルブ40a〜40cは、入射した照明光の空間的強度分布を変調し、各液晶ライトバルブ40a〜40cにそれぞれ入射した3色の光は、各液晶パネル41a〜41cに電気的信号として入力された駆動信号或いは画像信号に応じて変調される。この際、第1偏光フィルタ42a〜42cによって、各液晶パネル41a〜41cに入射する照明光の偏光方向が調整されるとともに、第2偏光フィルタ43a〜43cによって、各液晶パネル41a〜41cから射出される変調光から所定の偏光方向の変調光が取り出される。以上により、各液晶ライトバルブ40a、40b、40cは、それぞれに対応する各色の像光を形成する。
クロスダイクロイックプリズム50は、各液晶ライトバルブ40a、40b、40cからの各色の像光を合成する。より詳しく説明すると、クロスダイクロイックプリズム50は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、X字状に交差する一対の誘電体多層膜51a、51bが形成されている。一方の第1誘電体多層膜51aは、R光を反射し、他方の第2誘電体多層膜51bは、B光を反射する。クロスダイクロイックプリズム50は、液晶ライトバルブ40aからのR光を誘電体多層膜51aで反射して進行方向右側に射出させ、液晶ライトバルブ40bからのG光を誘電体多層膜51a、51bを介して直進・射出させ、液晶ライトバルブ40cからのB光を誘電体多層膜51bで反射して進行方向左側に射出させる。このようにして、クロスダイクロイックプリズム50によりR光、G光及びB光が合成され、カラー画像による画像光である合成光が形成される。
投射レンズ60は、クロスダイクロイックプリズム50を経て形成された合成光による画像光を所望の拡大率で拡大してスクリーン(不図示)上にカラーの画像を投射する。
本実施形態に係るプロジェクタ200は、第1実施形態で説明した光源装置100を用いているので、天吊り・据え置きのいずれにおいても、天吊りから据え置きあるいはその逆に切り替えるにあたって、プロジェクタ200の上下反転動作に対応させて光源装置100の冷却風の導風路を選択的に遮断して、ランプの冷却のための送風を効率よく行い、かつ、図1等に示した光源装置100の発光部11の上部を選択的に冷却することができる。従って、プロジェクタ200をランプ寿命の長いものとすることができる。
尚、上記実施形態のプロジェクタ200では、光源装置100からの光を複数の部分光束に分割するため、一対のフライアイレンズ23a、23bを用いていたが、この発明は、このようなフライアイレンズすなわちレンズアレイを用いないプロジェクタにも適用可能である。さらに、フライアイレンズ23a、23bをロッドインテグレータに置き換えることもできる。
また、上記プロジェクタ200において、光源装置100からの光を特定方向の偏光とする偏光変換素子24を用いていたが、この発明は、このような偏光変換素子24を用いないプロジェクタにも適用可能である。
また、上記実施形態では、透過型のプロジェクタに本発明を適用した場合の例について説明したが、本発明は、反射型プロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶パネル等を含む液晶ライトバルブが光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、液晶ライトバルブが光を反射するタイプであることを意味している。反射型プロジェクタの場合、液晶ライトバルブは液晶パネルのみによって構成することが可能であり、一対の偏光フィルタは不要である。尚、光変調装置は液晶パネル等に限られず、例えばマイクロミラーを用いた光変調装置であってもよい。
また、上記実施形態では、3つの液晶パネル41a〜41cを用いたプロジェクタ200の例のみを挙げたが、本発明は、1つの液晶パネルのみを用いたプロジェクタ、2つの液晶パネルを用いたプロジェクタ、或いは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタにも適用可能である。
また、上記プロジェクタ200においては冷却装置9を光源装置100と別体としてプロジェクタ200に配置するようにしても良い。
〔第3実施形態〕
第1実施形態における光源装置100において、例えば図2に示したように、冷却用パイプ4は、分岐部6において紙面上下の2方向に導風路を分岐させるものであったが、第3実施形態では、4方向に導風路を分岐させる光源装置について説明する。
図6(a)、(b)は、本実施形態に係る光源装置の冷却用パイプについて説明する図である。図6(a)のように、本実施形態に係る冷却用パイプ104は、送風用ポンプ(不図示)から送風される冷却風を導く導管105と、導風路を4つに分岐する分岐部106と、分岐部106により分岐された各導風路を含む第1、第2、第3及び第4分岐管107a、107b、107c、107dとを備える。また、分岐部106には、流路切替装置として機能する球状弁体である球体BAと、球体BAを受けるため各分岐管107a、107b、107c、107dに形成される第1、第2、第3及び第4弁座108a、108b、108c、108dとが設けられている。尚、本実施形態に係る光源装置全体については、冷却用パイプ104の構成を除いて第1実施形態のものと同等であるから図示及び説明を省略する。なお、各分岐管107a、107b、107c、107dの先端は、発光部11の+z側面と、−z側面と、+x側面と、−x側面とを冷却すべくこれらにそれぞれ近接して配置されている。
ここで、分岐部106は、略90°に交差する十字形状として4つの分岐を構成しており、分岐部106の内部に挿入される球体BAが、自重に従って滑らかに運動できるように、当該交差する十字形状の交差部がテーパ状に形成されている。図6(b)は、分岐部106の構造を模式的に示す図である。図6(b)のように、分岐部106は、十字形状の交差部がテーパ状に形成されている。これにより、球体BAは、分岐部106の内部を滑らかに動き、自重に従って、黒矢印で示した重力方向Gに落下し、常に重力方向Gについて分岐部106の最下点となる第1、第2、第3及び第4弁座108a、108b、108c、108dのいずれかによって受け止められる。
以下、図6(a)、(b)を用いて、冷却用パイプ104の動作について詳しく説明する。まず、送風用ポンプ(不図示)より所定の風圧で冷却風が送風されると、冷却用パイプ104の導管105の分岐口DMから冷却風が分岐部106に導かれる。分岐部106において、球体BAは、分岐口DMからの冷却風の風圧に押されるとともに自重により重力に従って落下する(図6(a)、(b)では、−z方向。)。この場合、第2弁座108bは、落下してきた球体BAを受け、弁口が球体BAにより塞がれて第2分岐管107bの導風路が遮断される。これにより、重力に対して発光管1の下側に冷却風を導く第2分岐管107bの導風路が遮断されるものとなる。
一方、第1、第3及び第4弁座108a、108c、108dについては遮断されることなく第1、第3及び第4分岐管107a、107c、107dの導風路に冷却風が導かれる。つまり、この場合、冷却風の流路は、図6(a)中に点線の矢印で示したように3分岐されたものとなり、冷却風は余すことなく使用される。このようにして第1、第3及び第4分岐管107a、107c、107dに導かれた冷却風は、不図示の送風口から発光部11の上部表面や左右表面に向けて送出されるものとなる。
尚、光源装置100を上下反転あるいは、システム光軸OAのまわりに90°横回転させた場合には、球体BAは、第1、第3及び第4弁座108a、108c、108dのいずれかにより受け止められることになる。これにより、上下反転あるいは、90°横回転に対応して重力に対して発光管の下側に冷却風を導くものとなる、第1、第3及び第4分岐管107a、107c、107dのうちいずれかの導風路が遮断され、残った分岐管が送風状態となる。
〔第4実施形態〕
第3実施形態では、光源装置について説明したが、第4実施形態では、第3実施形態の光源装置を組み込んだプロジェクタについて説明する。
図7(a)〜(c)は、本実施形態に係るプロジェクタについて説明するための概念図である。このうち、図7(a)は、本実施形態に係るプロジェクタ200の外観図である。尚、本実施形態に係るプロジェクタの内部構造については、光源装置100として第3実施形態に示した光源装置を用いていることを除き、第2実施形態に示すプロジェクタと同等の構成であるから説明を省略する。
本実施形態に係るプロジェクタ200は、その内部構造を収納する筐体70と、筐体70の上面に配置され、ユーザがプロジェクタの投影のための操作指令を行うための操作パネル80とを備える。尚、第2実施形態同様、図7(a)では、本プロジェクタ200を据え置きにして使用しているものとする。
尚、本実施形態での説明では、プロジェクタ200を据え置きにする場合に限らず、天吊り等を行う場合についても説明するが、x、y及びz方向は、常にプロジェクタ200を基準として定めるものとする。つまり、例えば、プロジェクタ200の投射レンズ60による投射方向は、常に+x方向であり、筐体70のうち操作パネル80を有する面は、常にz方向正の側に向いている。
また、ここで、本実施形態に係るプロジェクタ200では、図7(a)での設計配置から明らかなように、投射レンズ60による投射方向の光軸と、光源装置100の射出方向の光軸とが互いに略垂直となっている。
図7(b)は、図7(a)を側面から見た図である。尚、図7(b)において、プロジェクタ200の内部構造のうち、光源装置100及び光源装置100が備える分岐部106以外については図示を省略している。また、黒矢印は、重力方向Gを示す。
図7(b)の場合、プロジェクタ200は据え置きにして使用したものであるから、黒矢印が示すように、−z方向が重力方向Gである。従って、この場合、図7(c)に示すように、図6(b)と同様に、球体BAは、−z方向に落下した状態となっている。従って、この場合、弁座108bの弁口が塞がれ、重力に対して発光管の下側に冷却風を導く図6(a)の第2分岐管107bの導風路が遮断されるものとなる。
図8(a)は、本プロジェクタ200を天吊りにして使用した場合について側面から見た図である。つまり、この場合、黒矢印で示される重力方向Gは、+z方向ということになり、図8(b)に示すように球体BAは、この向きに落下して第2弁座108aの弁口が塞がれた状態となっている。
以上、プロジェクタ200を天吊り及び据え置きでの投射による使用の場合について説明したが、本実施形態に係るプロジェクタ200は、さらに床から天井への投射あるいは天井から床への投射においても、ランプの冷却を適切に行うことができる。
図9(a)は、床から天井への投射の場合について側面から見た図である。つまり、この場合、重力方向Gは、投射とは反対向きの−x方向ということになる。この場合、図9(b)に示すように球体BAは、−x方向に落下して第3弁座108cの弁口が塞がれた状態となっている。
同様に、図9(c)は、天井から床への投射の場合について側面から見た図である。つまり、この場合、重力方向Gは、投射と同じ向きの+x方向ということになる。この場合、図9(b)に示すように球体BAは、+x方向に落下して第4弁座108dの弁口が塞がれた状態となっている。
以上のように、本実施形態のプロジェクタ200は、第3実施形態で説明した光源装置100を用いているので、天吊り・据え置きの場合に加え、さらに床から天井への投射あるいは天井から床への投射を行う場合のいずれにおいても、これに対応して光源装置100の冷却風の導風路を選択的に遮断して、ランプの冷却のための送風を効率よく行い、かつ、発光部の必要箇所を選択的に冷却することができる。従って、プロジェクタ200をランプ寿命の長いものとすることができる。
第1実施形態に係る光源装置について説明する側断面図である。 第1実施形態に係る光源装置の切替機構を説明する図である。 第1実施形態に係る送風装置の他の一例を説明する図である。 第1実施形態に係る流路切替装置の他の一例を説明する図である。 第2実施形態に係るプロジェクタについて説明する平面図である。 (a)、(b)は、第3実施形態の光源装置の冷却用パイプを説明する図である。 (a)〜(c)は、第4実施形態に係るプロジェクタの構造と設置例について説明する図である。 (a)、(b)は、図7のプロジェクタの別の設置例について説明する図である。 (a)〜(d)は、図7のプロジェクタのさらに別の設置例について説明する図である。
符号の説明
100…光源装置、 1…発光管、 2…リフレクタ、 3…副鏡、 4…冷却用パイプ、 9…送風用ポンプ、 11…発光部、 13、14…第1、第2封止部、 12…放電空間、 20…照明光学系、 30…色分離光学系、 40a、40b、40c…液晶ライトバルブ、 50…クロスダイクロイックプリズム、 60…投射レンズ、 200…プロジェクタ

Claims (11)

  1. 放電空間を有する発光部と、前記放電空間を封止するための一対の封止部とを有する発光管と、
    前記一対の封止部のうち一方の封止部側に配置され、前記発光部の放電空間内で発生した光源光を反射して被照明領域に射出する射出反射鏡と、
    前記発光部の冷却のための送風を行う送風装置と、
    前記送風装置からの冷却風を複数の導風路に分岐するとともに前記一方の封止部側から前記発光部の所定箇所に導くための分岐部を内部に有する冷却用パイプと、
    前記冷却用パイプの分岐部において、前記複数の導風路のうち、重力に対して前記発光管の下側に導かれる導風路を遮断して、残りの導風路に前記送風装置からの冷却風を導くための流路の切替を行う流路切替装置と
    を備える光源装置。
  2. 前記送風装置は、送風用ポンプを備える請求項1記載の光源装置。
  3. 前記送風装置は、送風ファンと集風器とを備える請求項1記載の光源装置。
  4. 前記流路切替装置は、前記分岐部において、前記冷却用パイプ内での流路の切替を行うために重力によって落下する球状弁体と、前記球状弁体を受けて対応する導風路を遮断する弁座とを備える請求項1から請求項3のいずれか一項記載の光源装置。
  5. 前記流路切替装置は、重力方向の検出結果に応じて前記冷却用パイプ内での流路の切替を行う切替弁を備える請求項1から請求項3のいずれか一項記載の光源装置。
  6. 前記冷却用パイプの前記複数の導風路は、前記一方の封止部に沿って配置されており、前記複数の導風路の各先端部は、それぞれ前記発光部の所定箇所に分離して配置されている請求項1から請求項5のいずれか一項記載の光源装置。
  7. 前記複数の導風路のうち少なくとも一対の前記導風路の各先端部は、前記発光部を挟んで対向位置に配置される請求項6記載の光源装置。
  8. 前記射出反射鏡に対向して配置され、前記光源光を前記射出反射鏡側へ反射する副反射鏡をさらに備える請求項1から請求項7のいずれか一項記載の光源装置
  9. 前記冷却用パイプは、前記分岐部において4方向に分岐される導風路を含む請求項1から請求項8のいずれか一項記載の光源装置。
  10. 前記冷却用パイプは、石英、サファイア、耐熱性金属及びセラミックのうち少なくともいずれか1つを用いて形成される請求項1から請求項9のいずれか一項記載の光源装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項記載の光源装置と、
    前記光源装置からの照明光によって照明される光変調装置と、
    前記光変調装置を経た像光を投射する投射光学系と
    を備える天吊り据え置き両用のプロジェクタ。
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