JP2015162077A - データ管理プログラム、データ管理システム、及びデータ管理サーバ - Google Patents

データ管理プログラム、データ管理システム、及びデータ管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】ワークフローに対して登録されているデータに、領収書から抽出したデータを自動的に関連付けることができるデータ管理プログラム、データ管理システム、及びデータ管理サーバを提供する。【解決手段】管理サーバは、端末装置から受信した経費データに含まれる特定のユーザID、領収書の画像データ、及び領収情報データを経費IDと関連付けて、基本情報DB及び明細情報DBに保存する(S57)。管理サーバは、サービスIDとユーザIDとを含むサービス情報を記憶するサービス情報DBから、基本情報DB及び明細情報DBに保存されている特定のユーザIDに関連付けられているサービスIDを特定する(S59)。管理サーバは、特定のユーザIDと関連付けられている経費IDと関連付けて、特定したサービスIDを基本情報DB及び明細情報DBに保存する(S63)。【選択図】図8

Description

本発明は、領収書から抽出したデータを管理するためのデータ管理プログラム、データ管理システム、及びデータ管理サーバに関する。
従来、領収書から抽出したデータを管理するためのシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のシステムでは、スキャナ又はデジタルカメラで読み取られた領収書の画像が分析され、テキストに変換される。変換されたテキストから経費データが抽出される。抽出された経費データが経費報告書に記入される。経費報告書は、必要に応じてユーザによって訂正又は追加された後に保存される。
特表2006−511896号公報
ところで、特定の業務手続に関する一連のデータ処理(例えば、出張申請処理、備品購入申請処理等)であるワークフローを実行するワークフローシステムが知られている。ワークフローシステムでは、ワークフローに基づくサービスの提供を申請するための申請データが、ワークフロー(例えば、ワークフローサービスを提供するサーバの記憶部)に対して登録される。ここで、例えば、出張申請処理、備品購入申請処理などの登録された業務手続に対して、発生した費用を経費データとして事後に申請する必要が生じる場合がある。この経費データとしては、例えば、特許文献1に記載のシステムで領収書から抽出された経費データが利用できる。しかし、特許文献1に記載のシステムはワークフローシステムとは関連していないため、経費データは、登録済みの申請データに対して手作業で関連付けられる必要があった。
本発明の目的は、ワークフローに対して登録されているデータに、領収書から抽出したデータを自動的に関連付けることができるデータ管理プログラム、データ管理システム、及びデータ管理サーバを提供することである。
本発明の第一態様に係るデータ管理プログラムは、コンピュータを、ユーザを識別するユーザIDであって特定のユーザを示す特定のユーザIDと、領収書の画像を示す画像データと、前記画像データに含まれるキャラクタを示す領収情報データとを少なくとも含む経費データを、ネットワークを介して接続された端末装置から取得するデータ取得手段、前記データ取得手段によって取得された前記経費データに含まれる前記特定のユーザID、前記画像データ、及び前記領収情報データと、前記経費データを識別するための経費IDとを関連付けて、第一記憶装置に保存する第一保存手段、特定の業務手続に関する一連のデータ処理に用いられるサービス情報であって、前記サービス情報を識別するサービスIDと前記ユーザIDとを少なくとも含む前記サービス情報を記憶する第二記憶装置から、前記第一記憶装置に保存されている前記特定のユーザIDに関連付けられている前記サービスIDを特定するサービス特定手段、及び前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第二保存手段、として機能させる。
これによれば、コンピュータはネットワークを介して端末装置から経費データを取得すると、経費データに含まれる特定のユーザID、領収書の画像データ、及び領収情報データを、経費IDと関連付けて第一記憶装置に保存する。コンピュータは、サービスIDとユーザIDとを含むサービス情報を記憶する第二記憶装置から、第一記憶装置に保存されている特定のユーザIDに関連付けられているサービスIDを特定する。コンピュータは、特定のユーザIDと関連付けられている経費IDと関連付けて、特定したサービスIDを第一記憶装置に保存する。つまり、特定されたサービスIDは経費IDを介して、領収書の画像データ及び領収情報データと関連付けられる。従って、コンピュータは、ワークフローに対して登録されているサービス情報に、領収書から抽出したデータを自動的に関連付けることができる。
前記経費データは、複数の前記領収情報データを含み、前記第一保存手段は、前記経費データに含まれる前記複数の領収情報データを、共通の前記経費IDと関連付けて前記第一記憶装置に保存してもよい。この場合、コンピュータは、経費データに含まれる複数の領収情報データを、共通の経費IDを介して一つのサービス情報に関連付けることができる。
前記サービス情報は、前記サービス情報の属性を示す第一属性データをさらに含み、前記領収情報データは、前記領収情報データの属性を示す第二属性データをさらに含み、さらに前記コンピュータを、前記データ取得手段によって取得された前記領収情報データに含まれる前記第二属性データが、前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDの前記サービス情報に含まれる前記第一属性データに対応するかを判断する属性判断手段、として機能させ、前記第二保存手段は、前記属性判断手段によって前記第二属性データが前記第一属性データに対応すると判断されたことに応じて、前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存してもよい。この場合、コンピュータは、領収情報データの第二属性データと対応する第一属性データを含むサービス情報に対して、領収情報データを関連付けることができる。
前記第一属性データは、特定の期間を示す期間データを含み、前記第二属性データは、特定の日時を示す日時データを含み、前記属性判断手段は、前記第二属性データに含まれる前記日時データの示す日時が、前記第一属性データに含まれる前記期間データの示す期間の範囲内である場合、前記第二属性データが前記第一属性データに対応すると判断してもよい。この場合、コンピュータは、領収情報データの日時データに対応する期間データを含むサービス情報に対して、領収情報データを関連付けることができる。
前記領収情報データは、ユーザの個人情報をさらに含み、さらに前記コンピュータを、前記ユーザIDと前記個人情報とを関連付けて記憶する第三記憶装置から、前記データ取得手段によって取得された前記特定のユーザIDに関連付けられている前記個人情報を特定して、前記データ取得手段によって取得された前記領収情報データに含まれる前記個人情報が、特定した前記個人情報に対応するかを判断する個人情報判断手段、及び前記個人情報判断手段によって前記個人情報が対応しないと判断された場合、前記ネットワークを介して前記端末装置にエラー信号を送信するエラー送信手段として機能させてもよい。この場合、コンピュータは、領収情報データの個人情報が第三記憶装置の個人情報に対応しない場合、端末装置にエラーを報知させることができる。
さらに前記コンピュータを、前記ネットワークを介して前記端末装置から同期要求信号を受信した場合、前記同期要求信号に含まれる前記ユーザIDに関連付けられている前記画像データ及び前記領収情報データを前記第一記憶装置から読み出して、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータ同期手段として機能させてもよい。この場合、コンピュータは、同期要求信号を送信した端末装置に、端末装置のユーザに関する過去の領収書の画像データ及び領収情報データを取得させることができる。
本発明の第二態様に係るデータ管理システムは、画像読取装置を接続可能な端末装置と、データ管理サーバとが、ネットワークを介して接続されたデータ管理システムであって、前記端末装置は、前記画像読取装置から領収書の画像を示す画像データを取得する画像取得手段と、前記画像取得手段によって取得された前記画像データに含まれるキャラクタを抽出して、前記キャラクタを示す領収情報データを生成するデータ生成手段と、ユーザを識別するユーザIDであって特定のユーザを示す特定のユーザIDと、前記画像取得手段によって取得された前記画像データと、前記データ生成手段によって生成された前記領収情報データとを少なくとも含む経費データを、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信するデータ送信手段とを備え、前記データ管理サーバは、前記ネットワークを介して前記端末装置から前記経費データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段によって受信された前記経費データに含まれる前記特定のユーザID、前記画像データ、及び前記領収情報データと、前記経費データを識別するための経費IDとを関連付けて、第一記憶装置に保存する第一保存手段と、特定の業務手続に関する一連のデータ処理に用いられるサービス情報であって、前記サービス情報を識別するサービスIDと前記ユーザIDとを少なくとも含む前記サービス情報を記憶する第二記憶装置から、前記第一記憶装置に保存されている前記特定のユーザIDに関連付けられている前記サービスIDを特定するサービス特定手段と、前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第二保存手段とを備える。
これによれば、端末装置は、画像読取装置から領収書の画像データを取得し、画像データに含まれるキャラクタを示す領収情報データを生成する。端末装置は、特定のユーザID、画像データ、及び領収情報データを少なくとも含む経費データを、データ管理サーバに送信する。データ管理サーバは、端末装置から経費データを受信すると、経費データに含まれる特定のユーザID、領収書の画像データ、及び領収情報データを、経費IDと関連付けて第一記憶装置に保存する。データ管理サーバは、サービスIDとユーザIDとを含むサービス情報を記憶する第二記憶装置から、第一記憶装置に保存されている特定のユーザIDに関連付けられているサービスIDを特定する。データ管理サーバは、特定のユーザIDと関連付けられている経費IDと関連付けて、特定したサービスIDを第一記憶装置に保存する。つまり、特定されたサービスIDは経費IDを介して、領収書の画像データ及び領収情報データと関連付けられる。従って、端末装置のユーザは、サービス情報を管理するデータ管理サーバに、領収書から抽出したデータを容易に申請できる。データ管理サーバは、ワークフローに対して登録されているサービス情報に、領収書から抽出したデータを自動的に関連付けることができる。
前記端末装置は、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに、前記ユーザIDを含む同期要求信号を送信する信号送信手段と、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバから前記画像データ及び前記領収情報データを受信した場合に、受信した前記画像データ及び前記領収情報データを、第四記憶装置に保存するデータ保存手段とを備え、前記データ管理サーバは、前記ネットワークを介して前記端末装置から前記同期要求信号を受信した場合、前記同期要求信号に含まれる前記ユーザIDに関連付けられている前記画像データ及び前記領収情報データを前記第一記憶装置から読み出して、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータ同期手段を備えてもよい。この場合、同期要求信号を送信した端末装置は、端末装置のユーザに関する過去の領収書の画像データ及び領収情報データを取得できる。
本発明の第三態様に係るデータ管理サーバは、ユーザを識別するユーザIDであって特定のユーザを示す特定のユーザIDと、領収書の画像を示す画像データと、前記画像データに含まれるキャラクタを示す領収情報データとを少なくとも含む経費データを、ネットワークを介して接続された端末装置から取得するデータ取得手段と、データを保存可能な第一記憶装置と、前記データ取得手段によって取得された前記経費データに含まれる前記特定のユーザID、前記画像データ、及び前記領収情報データと、前記経費データを識別するための経費IDとを関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第一保存手段と、特定の業務手続に関する一連のデータ処理に用いられるサービス情報であって、前記サービス情報を識別するサービスIDと前記ユーザIDとを少なくとも含む前記サービス情報を記憶する第二記憶装置と、前記第二記憶装置から、前記第一記憶装置に保存されている前記特定のユーザIDに関連付けられている前記サービスIDを特定するサービス特定手段と、前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第二保存手段とを備える。
これによれば、データ管理サーバはネットワークを介して端末装置から経費データを取得すると、経費データに含まれる特定のユーザID、領収書の画像データ、及び領収情報データを、経費IDと関連付けて第一記憶装置に保存する。データ管理サーバは、サービスIDとユーザIDとを含むサービス情報を記憶する第二記憶装置から、第一記憶装置に保存されている特定のユーザIDに関連付けられているサービスIDを特定する。データ管理サーバは、特定のユーザIDと関連付けられている経費IDと関連付けて、特定したサービスIDを第一記憶装置に保存する。つまり、特定されたサービスIDは経費IDを介して、領収書の画像データ及び領収情報データと関連付けられる。従って、データ管理サーバは、ワークフローに対して登録されているサービス情報に、領収書から抽出したデータを自動的に関連付けることができる。
データ管理システム100の全体構成図である。 ユーザ情報DB50のデータ構成を示す図である。 サービス情報DB60のデータ構成を示す図である。 経費精算DB70のデータ構成を示す図である。 基本情報DB80のデータ構成を示す図である。 明細情報DB90のデータ構成を示す図である。 経費申請処理を示すフローチャートである。 データ管理処理を示すフローチャートである。 領収書110の具体例である。 読取完了画面120の具体例である。 基本情報データ130の具体例である。 明細情報データ140の具体例である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、データ管理システム100のシステム構成を説明する。データ管理システム100は、端末装置1、画像読取装置(以下、「スキャナ」という。)2、管理サーバ3、及びサービスサーバ4を含む。端末装置1はインターネット8を介して、LAN9に接続された管理サーバ3及びサービスサーバ4、又はインターネット8に接続されたサービスサーバ4と、データ及びコマンドを送受信可能である。スキャナ2は図示外のケーブルによって、端末装置1に接続されている。
ユーザの操作によって端末装置1は、スキャナ2で領収書から読み取った情報を、管理サーバ3に登録する。管理サーバ3は、インターネット8又はLAN9を介して複数のサービスサーバ4に接続されている。各サービスサーバ4は、特定の業務手続に関する一連のデータ処理であるワークフローを実行可能である。例えばワークフローとして、出張経費を精算するための出張申請処理、及び備品購入経費を精算するための備品購入申請処理が例示される。管理サーバ3は、端末装置1から受信した情報に基づいて、サービスサーバ4にワークフローの実行を指示する。サービスサーバ4で実行されるワークフローによって、端末装置1のユーザは各種サービスの提供を受けることができる。
端末装置1は、汎用のパーソナル・コンピュータである。端末装置1は、CPU10、ROM11、RAM12、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)13、及び入出力インターフェース(以下、「入出力I/F」という。)14を備え、これらがバスを介して接続されている。ROM11は、端末装置1を動作させるためのBIOS等のプログラム、及び初期値等を記憶している。RAM12は、プログラムの実行時に使用される各種の情報を一時的に記憶する。
HDD13は、不揮発性の記憶装置であり、CPU10に後述の経費申請処理(図7参照)を実行させるアプリケーションプログラム、後述の基本情報データ130及び明細情報データ140等が記憶されている。入出力I/F14には、外部通信インターフェース(以下、「外部通信I/F」という。)15と、画像を表示する表示部16と、キーボード及びマウス等の操作部17と、スキャナ2とが接続されている。外部通信I/F15は、端末装置1をインターネット8に接続する。
アプリケーションプログラムは、端末装置1に応じたコードにコンパイルされ、LAN8外部の外部ネットワークにも設けられたファイルサーバ(図示略)や、管理サーバ3等に設けられたコンピュータが読み取り可能な記憶装置に記憶されている。アプリケーションプログラムは、ファイルサーバ、管理サーバ3等から端末装置1に外部ネットワーク及びLAN8の電気通信回線を通じて一時的な記憶媒体である伝送信号として送信されて提供される。あるいは、遠隔会議プログラムは、一時的な記憶媒体を除く、非一時的な記憶媒体に記憶されて提供されてもよい。非一時的な記憶媒体とは、例えば、CD−ROM、DVDーROM、フラッシュROM等の光学的、電気的、磁気的な記録媒体といった、データを記憶する時間の長さに関わらずにデータを保持できる記憶媒体である。この場合、端末装置1に接続された記録媒体を読み取る読取装置(図示略)で、記録媒体からアプリケーションプログラムが読み取られる。CPU10は、端末装置1が備えるコンピュータで読み取り可能な記憶装置に、アプリケーションプログラムを記憶する。本実施形態における記憶装置はHDD13であるが、HDD13に限らず、例えば、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどのEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)や、RAM等、データを記憶する時間の長さに関わらずにデータを保持できればよい。
管理サーバ3は、汎用のサーバである。管理サーバ3は、CPU30、ROM31、RAM32、HDD33、及び入出力I/F34を備え、これらがバスを介して接続されている。ROM31は、管理サーバ3を動作させるためのBIOS等のプログラム、及び初期値等を記憶している。RAM32は、プログラムの実行時に使用される各種の情報を一時的に記憶する。入出力I/F34には、外部通信I/F35が接続されている。外部通信I/F35は、管理サーバ3をLAN9に接続する。
HDD33には、CPU30に後述のデータ管理処理(図8参照)を実行させるデータ管理プログラム等が記憶されている。HDD33には、各種情報を管理するためのデータベース(以下、「DB」という。)として、後述のユーザ情報DB50、サービス情報DB60、経費精算DB70、基本情報DB80、及び明細情報DB90が記憶されている。
データ管理プログラムは、管理サーバ3に応じたコードにコンパイルされ、LAN8外部の外部ネットワークにも設けられたファイルサーバ(図示略)等に設けられたコンピュータが読み取り可能な記憶装置に記憶されている。データ管理プログラムは、ファイルサーバ等から管理サーバ3に外部ネットワーク及びLAN8の電気通信回線を通じて一時的な記憶媒体である伝送信号として送信されて提供される。あるいは、データ管理プログラムは、一時的な記憶媒体を除く、非一時的な記憶媒体に記憶されて提供されてもよい。この場合、管理サーバ3に接続された記録媒体を読み取る読取装置(図示略)で、記録媒体からデータ管理プログラムが読み取られる。CPU30は、管理サーバ3が備えるコンピュータで読み取り可能な記憶装置に、データ管理プログラムを記憶する。本実施形態における記憶装置はHDD33であるが、HDD33に限らず、例えば、SSD、フラッシュメモリなどのEEPROMや、RAM等、データを記憶する時間の長さに関わらずにデータを保持できればよい。
サービスサーバ4も汎用のサーバであり、管理サーバ3と同一の電気的構成であるため、説明は省略する。なお、サービスサーバ4のHDDには、サービスサーバ4のCPUにワークフローを実行させるためのプログラム及びデータが記憶されている。
図2を参照して、管理サーバ3のHDD33に記憶されるユーザ情報DB50を説明する。ユーザ情報DB50には、ユーザに関する情報であるユーザ情報が登録されている。ユーザ情報は、ユーザを識別するためのユーザID(以下、「U−ID」という。)と、ユーザの個人情報とを含む。ユーザの個人情報は、例えば、管理サーバ3にアクセスするためのログインID及びパスワードと、ユーザの名前、クレジットカード番号、及び銀行口座番号とを含む。
図3を参照して、管理サーバ3のHDD33に記憶されるサービス情報DB60を説明する。サービス情報DB60には、サービス情報が登録されている。ワークフローに基づくサービスの提供を受ける前に、ユーザの操作に基づいて、端末装置1は管理サーバ3にサービス情報を登録する。サービス情報は、端末装置1を介してユーザによって選択されたワークフローに対して登録される情報であり、サービス情報を識別するためのサービスID(以下、「S−ID」という。)と、サービス情報を登録したユーザのU−IDと、ユーザが設定した申請内容とを含む。申請内容は、例えば、サービス情報の属性を示すデータとして、経費を使用する目的、経費が使用される期間を示す申請期間、及び経費の予定総額を示す予定費用を含む。図3は、ユーザが出張申請処理に対して登録したサービス情報を例示しており、申請期間として「出発予定日時」及び「帰着予定日時」が設定されている。
図4を参照して、管理サーバ3のHDD33に記憶される経費精算DB70を説明する。経費精算DB70には、経費精算データが登録されている。経費精算データは、経費精算データを識別するための経費ID(以下、「K−ID」という。)と、経費申請を行ったユーザのU−IDと、経費精算データが関連付けられたサービス情報のS−IDと、一回のワークフローで処理される経費全体に関する項目(例えば、経費総額、領収書添付等)とを含む。「経費総額」は、経費精算データに関連付けられている領収書データが示す経費の総額である。「領収書添付」は、経費精算データに関連付けられている領収書データに、領収書の画像データが添付されているかを示す。領収書データは、ユーザが申請した領収書に関するデータであり、後述の基本情報データ及び明細情報データを含む。
図5を参照して、管理サーバ3のHDD33に記憶される基本情報DB80を説明する。基本情報DB80には、領収書毎に基本情報データが登録されている。基本情報データは、基本情報データを識別するための領収書基本ID(以下、「R−ID」という。)と、基本情報データが関連付けられた経費精算データのK−IDと、領収書の概要を示す基本項目とを含む。例えば基本項目は、領収書に記載された日付である経費使用日と、領収書の発行元を示す会社名と、領収書に記載された経費の用途、支払方法及び合計金額と、支払いに使用されたクレジットカード番号と、領収書の画像データとを含む。
図6を参照して、管理サーバ3のHDD33に記憶される明細情報DB90を説明する。明細情報DB90には、領収書に記載された一単位の商品又は役務毎に、明細情報データが登録されている。明細情報データは、明細情報データを識別するための領収書明細ID(以下、「RM−ID」という。)と、明細情報データが関連付けられた経費精算データのK−IDと、商品又は役務の詳細を示す明細項目とを含む。例えば明細項目は、商品又は役務の内容、費目、及び金額を含む。
図7を参照して、データ管理システム100で実行される処理のうち、端末装置1で実行される経費申請処理を説明する。本処理は、HDD13に記憶されている上記のアプリケーションプログラムが起動されると、CPU10によって実行される。本実施形態では、アプリケーションプログラムを起動する前に、経費申請の対象となる領収書がスキャナ2の読取面に載置されているものとする。
図7に示すように、経費申請処理が開始されると、CPU10は画像読取を実行する(S1)。具体的には、CPU10はスキャナ2に対して画像読取指示を送信する。画像読取指示を受信したスキャナ2は、スキャナ2の読取面に載置された領収書の画像を読み取り、CPU10に読み取り結果を示すデータを送信する。CPU10は、スキャナ2で読み取られた領収書の読み取り結果を示すデータに基づいて、領収書の画像を示す画像データを生成し、RAM12に記憶する。
CPU10は、領収書の画像データから領収情報データを取得する(S3)。領収情報データは、領収書の画像データに含まれるキャラクタを示し、且つ経費に関する情報を示すデータである。領収情報データは、領収情報データの属性を示すデータとして、領収書から抽出した項目(例えば、店名、住所、品目、費目、金額、日時、クレジットカード番号等)を含む。ステップS3では、例えば特表2006−511896号公報に開示の手法と同様に領収情報データが取得される。すなわちCPU10は、文字の輪郭に対応する特徴を画像から抽出し、文字の標準パターンとの比較を行う公知のOCR(Optical Character Recognition)によって、RAM12に記憶された画像データからキャラクタを抽出する。CPU10は抽出したキャラクタを分析して、経費に関するキャラクタを特定する。CPU10は特定したキャラクタを示す領収情報データを生成し、RAM12に記憶する。
次にCPU10は、表示部16に指示を送信し、抽出した領収情報データを、表示部16に表示させる(S5)。これによりユーザは、表示部16に表示された領収情報データを確認できる。ユーザは必要に応じて、表示部16に表示された領収情報データを、操作部17を用いて編集できる。例えば、CPU10は、操作部17を介して、表示中の領収情報データの修正や、新たな領収情報データの追加や、表示中の領収情報データの削除を受け付けても良い。操作部17を介した領収情報データの編集内容に応じて、CPU10はRAM12の領収情報データを更新する。
次にCPU10は、データ送信指示ありかを判断する(S7)。具体的には、操作部17からデータ送信指示の入力を受け付けた場合、CPU10はデータ送信指示ありと判断する(S7:YES)。データ送信指示がない場合(S7:NO)、CPU10は追加読取指示ありかを判断する(S9)。具体的には、操作部17から追加読取指示の入力を受け付けた場合、CPU10は追加読取指示ありと判断する(S9:YES)。
例えば経費申請の対象となる領収書が複数存在し、且つ未処理の領収書が存在する場合、ユーザは未処理の領収書をスキャナ2の読取面に載置して、操作部17から追加読取指示を入力する。未処理の領収書は、ステップS1で画像読取が行われていない領収書である。追加読取指示がある場合(S9:YES)、CPU10は処理をステップS1に戻す。これにより、未処理の領収書について、上記のステップS1〜S5が実行される。
データ送信指示がある場合(S7:YES)、CPU10は認証情報を取得する(S11)。認証情報は、ユーザの個人認証に必要な情報であり、本実施形態ではログインID及びパスワードである。例えばCPU10は、表示部16に指示を送信することで、ログインID及びパスワードを入力するための認証画面を、表示部16に表示させる。CPU10は、認証画面に対する操作部17を介した入力を受け付け、入力内容に基づいてログインID及びパスワードを取得する。
次にCPU10は、外部通信I/F15を介して、経費データを管理サーバ3に送信する(S13)。経費データは、先述の領収書データと、ステップS11で取得された認証情報とを含む。領収書データは、上記のステップS1〜S5によってRAM12に記憶された領収書の画像データ及び領収情報データを含む。スキャナ2で複数の領収書が読み取られた場合(S9:YES、S1〜S5)、経費データは各領収書に対応する複数の領収書データを含む。なお、CPU10は、ステップS13で送信された経費データに含まれる領収書の画像データ及び領収情報データを、HDD13に保存する。HDD13に保存された領収書の画像データ及び領収情報データは、後述の基本情報データ130及び明細情報データ140に相当する。
次にCPU10は、外部通信I/F15を介して、管理サーバ3から申請結果を受信したかを判断する(S15)。申請結果は、ステップS13で送信された経費データが適正であるかを示す情報である。申請結果を受信した場合(S15:YES)、CPU10は、表示部16に指示を送信し、受信した申請結果を表示部16に表示させる(S17)。申請結果を受信していない場合(S15:NO)、CPU10は処理をステップS15に戻し、申請結果の受信を待ち受ける。
ステップS17の実行後、CPU10はデータ同期指示ありかを判断する(S19)。具体的には、操作部17を介してデータ同期指示を受け付けた場合、CPU10はデータ同期指示ありと判断する(S19:YES)。この場合、CPU10は外部通信I/F15を介して、同期要求信号を管理サーバ3に送信する(S21)。同期要求信号は、管理サーバ3に同期データを要求する信号である。同期データは、管理サーバ3に登録されているデータの内で、ユーザが過去に申請した領収書の画像データ及び領収情報データである。なお、CPU10は、特定のタイミングで同期要求信号を管理サーバ3に送信してもよいし、図示外のタイマによる自動実行で同期要求信号を管理サーバ3に送信してもよい。
次にCPU10は、外部通信I/F15を介して、管理サーバ3から同期データを受信したかを判断する(S23)。同期データを受信した場合(S23:YES)、CPU10はデータ同期処理を実行する(S25)。データ同期処理は、HDD13に保存されている領収書の画像データ及び領収情報データに、管理サーバ3から受信した同期データをマージする処理である。同期データを受信していない場合(S23:NO)、CPU10は処理をステップS23に戻し、同期データの受信を待ち受ける。
なお、追加読取指示がない場合(S9:NO)、又はデータ同期指示がない場合(S19:NO)、CPU10は経費申請処理を終了する。ステップS25の実行後も、CPU10は経費申請処理を終了する。
図8を参照して、データ管理システム100で実行される処理のうち、管理サーバ3で実行されるデータ管理処理を説明する。本処理は、HDD33に記憶されている上記のデータ管理プログラムに基づいて、CPU30によって継続的に実行される。
図8に示すように、データ管理処理では、CPU30は、外部通信I/F35を介して、端末装置1から経費データを受信したかを判断する(S51)。経費データを受信した場合(S51:YES)、CPU30はU−IDを特定する(S53)。具体的には、CPU30はユーザ情報DB50(図2)を参照して、受信した経費データに含まれる認証情報(ログインID及びパスワード)に関連付けられているU−IDを特定する。
次にCPU30は、経費精算データを作成する(S55)。具体的には、CPU30は経費データに含まれる領収書データに基づいて、先述の経費総額を特定する。CPU30は経費データに画像データが含まれているかに基づいて、先述の領収書添付を特定する。CPU30は、これらの特定した情報に基づいて経費精算データを作成し、経費精算DB70(図4)に登録する。経費精算DB70に登録された経費精算データには、ステップS55の実行時に割り振られたK−IDと、ステップS53で特定されたU−IDと、ステップS55で特定された経費総額及び領収書添付とが互いに関連付けて保存される。一方、経費精算データのS−IDは未設定である。
次にCPU30は、経費データに含まれる領収書データを、HDD33に保存する(S57)。具体的には、CPU30は経費データに含まれる領収書データに基づいて、基本情報DB80(図5)に基本情報データを登録し、且つ明細情報DB90(図6)に明細情報データを登録する。
ステップS57では、経費データに含まれる領収書データ毎に、基本情報DB80に基本情報データが登録される。基本情報DB80に登録された基本情報データには、ステップS57の実行時に割り振られたR−IDと、ステップS55の実行時に割り振られたK−IDと、領収書の基本項目及び画像データとが互いに関連付けて保存される。領収書の基本項目は、一枚の領収書に対応する複数の領収情報データに基づいて設定される。領収書の画像データは、領収書データに含まれる画像データである。
ステップS57では、領収書データに含まれる一単位の商品又は役務毎に、明細情報DB90に明細情報データが登録される。明細情報DB90に登録された明細情報データには、ステップS57の実行時に割り振られたRM−IDと、ステップS55の実行時に割り振られたK−IDと、領収書の明細項目とが互いに関連付けて保存される。領収書の明細項目は、一単位の商品又は役務に対応する一つの領収情報データに基づいて設定される。
次にCPU30は、対象サービス情報ありかを判断する(S59)。対象サービス情報は、ステップS55で作成された経費精算データに関連付ける対象となるサービス情報である。具体的には、CPU30は、ステップS53で特定されたU−IDと、サービス情報DB60(図3)の項目「U−ID」とを比較することで、ステップS59の判断を行う。対象サービス情報とは、ステップS53で特定されたU−IDを含むサービス情報のことである。ステップS53で特定されたU−IDを含むサービス情報がサービス情報DB60(図3)に登録されている場合、CPU30は対象サービス情報があると判断する(S59:YES)。
ステップS59において対象サービス情報があると判断された場合、CPU30は経費使用日が申請期間内であるかを判断する(S61)。具体的には、CPU30はステップS57で保存された領収書データに含まれる全ての経費使用日を特定する。つまりCPU30は、基本情報DB80において、ステップS55の実行時に割り振られたK−IDに関連付けられたR−IDにおける経費使用日を特定する。CPU30はサービス情報DB60を参照して、対象サービス情報の申請期間を特定する。特定した経費使用日の全てが特定した申請期間内である場合、CPU30は経費使用日が申請期間内であると判断する(S61:YES)。
この場合、CPU30は、HDD33に保存した各種データを、対象サービス情報と関連付ける(S63)。具体的には、CPU30はサービス情報DB60を参照して、対象サービス情報のS−IDを特定する。CPU30は特定したS−IDを、経費精算DB70に登録されている、ステップS55の実行時に割り振られたK−IDに対応する経費精算データに関連付けて、経費精算DB70に保存する。これにより、対象サービス情報は経費精算データを介して、基本情報DB80の基本情報データ及び明細情報DB90の明細情報データとも間接的に関連付けられる。
次にCPU30はクレジット情報ありかを判断する(S65)。同様に、対象サービス情報がない場合(S59:NO)、又は経費使用日が申請期間内でない場合(S61:NO)、CPU30はステップS65を実行する。具体的には、CPU30は、基本情報DB80において、ステップS57の実行時に割り振られたR−IDに対応する基本情報データにクレジットカード番号が設定されている場合、クレジット情報ありと判断する(S65:YES)。
この場合、CPU30はクレジット情報の認証OKであるかを判断する(S67)。具体的には、CPU30はユーザ情報DB50を参照して、ステップS53で特定したU−IDに関連付けられたユーザ情報のクレジットカード番号を特定する。CPU30は特定したクレジットカード番号が、基本情報データのクレジットカード番号と一致する場合、クレジット情報の認証OKであると判断する(S67:YES)。この場合、CPU30は「申請完了」を示す申請結果を、外部通信I/F35を介して、端末装置1に送信する(S69)。クレジット情報の認証OKでない場合(S67:NO)、CPU30は「申請エラー」を示す申請結果を、外部通信I/F35を介して、端末装置1に送信する(S71)。ステップS69又はS71の実行後、CPU30は処理をステップS51に戻す。
一方、経費データを受信しなかった場合(S51:NO)、CPU30は端末装置1から同期要求信号を受信したかを判断する(S73)。同期要求信号を受信した場合(S73:YES)、CPU30は、外部通信I/F35を介して、同期データを端末装置1に送信する(S75)。具体的には、CPU30はステップS53と同様にU−IDを特定する。CPU30は経費精算DB70を参照して、特定したU−IDに関連付けられている経費精算データのK−IDを特定する。CPU30は基本情報DB80及び明細情報DB90から、特定したK−IDに関連付けられた基本情報データ及び明細情報データを取得する。CPU30は取得した基本情報データ及び明細情報データを、外部通信I/F35を介して、同期データとして端末装置1に送信する。ステップS75の実行後、又は同期要求信号を受信しなかった場合(S73:NO)、CPU30は処理をステップS51に戻す。
図示しないが、端末装置1でワークフローの実行指示が入力された場合、WF実行指示が端末装置1から管理サーバ3に送信される。WF実行指示は、ワークフローの実行を指示するコマンドであり、ユーザのU−ID及びユーザが指示したS−IDを含む。WF実行指示を受信した管理サーバ3では、CPU30はユーザ情報DB50をから、WF実行指示のU−IDに関連付けられたユーザ情報を取得する。さらにCPU30はサービス情報DB60を参照して、WF実行指示のS−IDに関連付けられたサービス情報を特定する。
次にCPU30は基本情報DB80及び明細情報DB90から、特定したサービス情報のS−IDに関連付けられた基本情報データ及び明細情報データを取得する。CPU30は、特定したサービス情報の「目的」の設定内容に適したワークフローを実行可能なサービスサーバ4を決定する。CPU30は取得したユーザ情報、基本情報データ及び明細情報データを、決定したサービスサーバ4に送信する。サービスサーバ4のCPUは、管理サーバ3から受信したデータに基づいてワークフローを実行する。サービスサーバ4のCPUは、ワークフローの実行結果を端末装置1に通知する。
図7及び図9〜図12を参照して、経費申請処理の具体例を説明する。ユーザは図9に示す領収書110をスキャナ2の読取面に載置する。操作部17を介してアプリケーションプログラムの起動指示が受け付けられると、端末装置1ではアプリケーションプログラムが起動される。スキャナ2で領収書110が読み取られ、領収情報データが取得される(S1、S3)。図10に例示するように、取得された領収情報データを表示するための読取完了画面120が、表示部16に表示される(S5)。
読取完了画面120は、基本表示欄121、明細表示欄122、データ送信ボタン123、及び追加読取ボタン124を含む。CPU10は、領収書110から取得された領収情報データに基づいて、領収書110の基本情報データを基本表示欄121に表示する。CPU10は、領収書110から取得された領収情報データに基づいて、領収書110の明細情報データを明細表示欄122に表示する。CPU10は、操作部17を介したデータ送信ボタン123の操作によって、データ送信指示の入力を受け付ける。CPU10は、操作部17を介した追加読取ボタン124の操作によって、追加読取指示の入力を受け付ける。CPU10は、操作部17を介した読取完了画面120の操作によって領収情報データの編集操作を受け付ける。本例でCPU10は、基本表示欄121の「用途」に「B社との飲食代」を記入する操作と、明細表示欄122の「費目」に「接待交際費」を記入する操作とを受け付ける。
RAM12には領収書データとして、基本情報データ130(図11)及び明細情報データ140(図12)が記憶される。図11に示すように、基本情報データ130は、基本情報データ130を識別するための領収書基本ID(以下、「r−ID」という。)と、対応する領収書の基本項目及び画像データとを含む。r−ID「r0001」の基本情報データ130は、領収書110に対応する基本情報データであり、領収書110の基本項目及び画像データを含む。r−ID「r0001」の基本情報データ130の「用途」及び「費目」には、上記のように読取完了画面120で編集された内容が設定されている。
図12に示すように、明細情報データ140は、明細情報データ140を識別するための領収書明細ID(以下、「rm−ID」という。)と、関連付けられている基本情報データ130のr−IDと、対応する領収書の明細項目とを含む。rm−ID「rm0001」〜「rm0003」の明細情報データ140は、領収書110に対応する明細情報データであり、領収書110の明細項目を含む。rm−ID「rm0001」〜「rm0003」の明細情報データ140には、領収書110に対応する基本情報データ130のr−ID「r0001」が設定されている。
本例では、二枚目の領収書がスキャナ2にセットされた後、操作部17を介した追加読取ボタン124の操作によって、追加読取指示の入力が受け付けられる(S9:YES、S1〜S5)。r−ID「r0002」の基本情報データ130(図11参照)及びrm−ID「rm0004」の明細情報データ140(図12参照)は、二枚目の領収書に対応する領収書データである。さらに三枚目の領収書がスキャナ2にセットされた後、操作部17を介した追加読取ボタン124の操作によって、追加読取指示の入力が受け付けられる(S9:YES、S1〜S5)。r−ID「r0003」の基本情報データ130(図11参照)及びrm−ID「rm0005」の明細情報データ140(図12参照)は、三枚目の領収書に対応する領収書データである。
その後、操作部17を介したデータ送信ボタン123の操作によって、データ送信指示の入力を受け付けられると(S7:YES)、認証画面(図示外)が表示部16に表示される。認証画面を介して認証情報の入力が受け付けられた後(S11)、経費データが管理サーバ3に送信される(S13)。本例の経費データは、ログインID「yamadata」、パスワード「sn1e74b」、及び領収書三枚分の領収書データを含む。領収書三枚分の領収書データは、図11に示す三つの基本情報データ130と、図12に示す五つの明細情報データ140とを含む。
図2〜図6及び図8を参照して、データ管理処理の具体例を説明する。管理サーバ3では、上記の経費データが受信される(S51:YES)。経費データに含まれるログインID「yamadata」及びパスワード「sn1e74b」が設定されているユーザ情報のU−ID「U0001」が、ユーザ情報DB50(図2)から特定される(S53)。図4に示すK−ID「S0001」の経費精算データが作成され、経費精算DB70に登録される(S55)。
図4に示すように、K−ID「K0001」の経費精算データには、U−ID「U0001」が設定される。図11に示す三つの基本情報データ130の「合計金額」の総額である「33700円」が、K−ID「K0001」の経費精算データの「経費総額」に設定される。三つの基本情報データ130は領収書の画像データを含むため、K−ID「K0001」の経費精算データの「領収書添付」に「あり」が設定される。
次に、経費データに含まれる基本情報データ130が、基本情報DB80(図5)に登録される(S55)。図5に示すように、三つの基本情報データ130には、それぞれR−ID「R0001」〜「R0003」が割り振られ、且つK−ID「K0001」が設定される。同様に、経費データに含まれる明細情報データ140(図12)が、明細情報DB90(図6)に登録される(S55)。図6に示すように、五つの明細情報データ140には、それぞれRM−ID「RM0001」〜「RM0005」が割り振られ、且つK−ID「K0001」が設定される。
本例では、U−ID「U0001」のサービス情報が、サービス情報DB60(図3)に登録されている(S59:YES)。さらに、基本情報DB80に登録された基本情報データ130の「経費使用日」は、いずれもU−ID「U0001」のサービス情報に設定されている申請期間内(つまり、「出発予定日時」から「帰着予定日時」までの期間内)である(S61:YES)。従って、図4に示すように、U−ID「U0001」のサービス情報に設定されているS−ID「S0001」が、K−ID「K0001」の経費精算データに設定される(S63)。これにより、U−ID「U0001」のサービス情報はK−ID「K0001」の経費精算データを介して、R−ID「R0001」〜「R0003」の基本情報データ及びRM−ID「RM0001」〜「RM0005」の明細情報データと関連付けられる。
本例では、図5に示すR−ID「R0003」の基本情報データ130に、クレジットカード番号が設定されている(S65:YES)。基本情報データ130のクレジットカード番号が、U−ID「U0001」のユーザ情報に設定されているクレジットカード番号と一致するかに応じて(S67)、申請結果として申請完了又は申請エラーが端末装置1に送信される(S69又はS71)。端末装置1では、受信した申請結果が表示される(S15、S17)
なお、端末装置1でデータ同期指示が入力された場合、管理サーバ3に同期要求信号が送信される(S19:YES、S21)。同期要求信号を受信した管理サーバ3では、U−ID「U0001」が設定されている全ての基本情報データが基本情報DB80から取得され、U−ID「U0001」が設定されている全ての明細情報データが明細情報DB90から取得される。取得された基本情報データ及び明細情報データを含む同期データが、端末装置1に送信される(S73:YES、S75)。端末装置1では、受信した同期データが、HDD13に保存されている領収書の画像データ及び領収情報データにマージされる(S23、S25)。これにより、ユーザは端末装置1で過去に申請した全ての領収書データを閲覧できる。
以上説明した本実施形態によれば、管理サーバ3は、端末装置1から経費データを受信すると、経費データに含まれる特定のユーザID、領収書の画像データ、及び領収情報データを経費IDと関連付けて、基本情報DB80及び明細情報DB90に保存する(S57)。管理サーバ3は、サービスIDとユーザIDとを含むサービス情報を記憶するサービス情報DB60から、基本情報DB80及び明細情報DB90に保存されている特定のユーザIDに関連付けられているサービスIDを特定する(S59)。管理サーバ3は、特定のユーザIDと関連付けられている経費IDと関連付けて、特定したサービスIDを基本情報DB80及び明細情報DB90に保存する(S63)。つまり、特定されたサービスIDは経費IDを介して、領収書の画像データ及び領収情報データと関連付けられる。従って、管理サーバ3は、ワークフローに対して登録されているサービス情報に、領収書から抽出したデータを自動的に関連付けることができる。
管理サーバ3は、経費データに含まれる複数の領収情報データを、共通の経費IDと関連付けて基本情報DB80及び明細情報DB90に保存する(S57)。従って、管理サーバ3は、経費データに含まれる複数の領収情報データを、共通の経費IDを介して一つのサービス情報に関連付けることができる。
管理サーバ3は、受信した領収情報データに含まれる属性データが、特定したサービスIDのサービス情報に含まれる属性データに対応するかを判断する(S61)。管理サーバ3は、領収情報データの属性データがサービス情報の属性データに対応すると判断したことに応じて、特定のユーザIDと関連付けられている経費IDと関連付けて、特定したサービスIDを基本情報DB80及び明細情報DB90に保存する(S63)。従って、管理サーバ3は、領収情報データの属性データと対応する属性データを含むサービス情報に対して、領収情報データを関連付けることができる。
詳細には、管理サーバ3は、受信した領収情報データに含まれる日時データの示す日時が、特定したサービスIDのサービス情報に含まれる期間データの示す期間の範囲内である場合、領収情報データの属性データがサービス情報の属性データに対応すると判断する(S61:YES)。従って、管理サーバ3は、領収情報データの日時データに対応する期間データを含むサービス情報に対して、領収情報データを関連付けることができる。
管理サーバ3は、ユーザIDと個人情報とを関連付けて記憶するユーザ情報DB50から、受信した特定のユーザIDに関連付けられている個人情報を特定して、受信した領収情報データに含まれる個人情報が、特定した個人情報に対応するかを判断する(S67)。管理サーバ3は、個人情報が対応しないと判断した場合、端末装置1にエラー信号を送信する(S71)。従って、管理サーバ3は、領収情報データの個人情報がユーザ情報DB50の個人情報に対応しない場合、端末装置1にエラーを報知させることができる。
管理サーバ3は、端末装置1から同期要求信号を受信した場合、同期要求信号に含まれるユーザIDに関連付けられている画像データ及び領収情報データを基本情報DB80及び明細情報DB90から読み出して、端末装置1に送信する(S75)。従って、管理サーバ3は、同期要求信号を送信した端末装置1に、端末装置1のユーザに関する過去の領収書の画像データ及び領収情報データを取得させることができる。
端末装置1は、スキャナ2から領収書の画像データを取得し、画像データに含まれるキャラクタを示す領収情報データを生成する(S1、S3)。端末装置1は、特定のユーザID、画像データ、及び領収情報データを少なくとも含む経費データを、管理サーバ3に送信する(S13)。従って、端末装置1のユーザは、サービス情報を管理する管理サーバ3に、領収書から抽出したデータを容易に申請できる。
端末装置1は、データ管理サーバに同期要求信号を送信し(S21)、データ管理サーバから受信した画像データ及び領収情報データをHDD13に保存する(S25)。従って、同期要求信号を送信した端末装置1は、端末装置1のユーザに関する過去の領収書の画像データ及び領収情報データを取得できる。
上記実施形態において、管理サーバ3が本発明の「コンピュータ」に相当する。インターネット8及びLAN9が本発明の「ネットワーク」に相当する。ステップS51を実行するCPU30が、本発明の「データ取得手段」に相当する。基本情報DB80及び明細情報DB90が、本発明の「第一記憶装置」に相当する。ステップS57を実行するCPU30が、本発明の「第一保存手段」に相当する。サービス情報DB60が、本発明の「第二記憶装置」に相当する。ステップS59を実行するCPU30が、本発明の「サービス特定手段」に相当する。ステップS63を実行するCPU30が、本発明の「第二保存手段」に相当する。
サービス情報に含まれる申請内容が、本発明の「第一属性データ」に相当する。領収情報データに含まれる領収書から抽出した項目が、本発明の「第二属性データ」に相当する。ステップS61を実行するCPU30が、本発明の「属性判断手段」に相当する。ユーザ情報DB50が、本発明の「第三記憶装置」に相当する。ステップS67を実行するCPU30が、本発明の「個人情報判断手段」に相当する。ステップS71を実行するCPU30が、本発明の「エラー送信手段」に相当する。ステップS75を実行するCPU30が、本発明の「データ同期手段」に相当する。
ステップS1を実行するCPU10が、本発明の「画像取得手段」に相当する。ステップS3を実行するCPU10が、本発明の「データ生成手段」に相当する。ステップS13を実行するCPU10が、本発明の「データ送信手段」に相当する。ステップS51を実行するCPU30が、本発明の「データ受信手段」に相当する。ステップS21を実行するCPU10が、本発明の「信号送信手段」に相当する。HDD13が本発明の「第四記憶装置」に相当する。ステップS25を実行するCPU10が、本発明の「データ保存手段」に相当する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更が可能である。上記実施形態では、管理サーバ3及びサービスサーバ4が別々のサーバであるが、これに代えて管理サーバ3及びサービスサーバ4が一つのサーバであってもよい。
サービス情報の属性データ(第一属性データ)は、期間を示すデータに限定されず、例えば目的又は予定費用でもよい。領収情報データの属性データ(第二属性データ)は、日時を示すデータに限定されず、例えば店名、住所、品目、費目、金額等でもよい。管理サーバ3は、受信した領収情報データの「費目」が、特定したサービスIDのサービス情報の「目的」と対応する場合、領収情報データの属性データがサービス情報の属性データに対応すると判断してもよい(S61:YES)。
CPU30は、HDD33に記憶されたプログラムをRAM32上で展開することで、 データ管理処理を実行するプロセッサとして機能する。マイクロコンピュータ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が、CPU30の代わりにプロセッサとして用いられてもよい。CPU10は、HDD13に記憶されたプログラムをRAM12上で展開することで、 経費申請処理を実行するプロセッサとして機能する。上記と同様にマイクロコンピュータ、ASIC、FPGA等が、CPU10の代わりにプロセッサとして用いられてもよい。
1 端末装置
2 スキャナ
3 管理サーバ
4 サービスサーバ
8 インターネット
9 LAN
10 CPU
13 HDD
30 CPU
33 HDD
50 ユーザ情報DB
60 サービス情報DB
70 経費精算DB
80 基本情報DB
90 明細情報DB
100 データ管理システム
110 領収書
130 基本情報データ
140 明細情報データ

Claims (9)

  1. コンピュータを、
    ユーザを識別するユーザIDであって特定のユーザを示す特定のユーザIDと、領収書の画像を示す画像データと、前記画像データに含まれるキャラクタを示す領収情報データとを少なくとも含む経費データを、ネットワークを介して接続された端末装置から取得するデータ取得手段、
    前記データ取得手段によって取得された前記経費データに含まれる前記特定のユーザID、前記画像データ、及び前記領収情報データと、前記経費データを識別するための経費IDとを関連付けて、第一記憶装置に保存する第一保存手段、
    特定の業務手続に関する一連のデータ処理に用いられるサービス情報であって、前記サービス情報を識別するサービスIDと前記ユーザIDとを少なくとも含む前記サービス情報を記憶する第二記憶装置から、前記第一記憶装置に保存されている前記特定のユーザIDに関連付けられている前記サービスIDを特定するサービス特定手段、及び
    前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第二保存手段
    として機能させることを特徴とするデータ管理プログラム。
  2. 前記経費データは、複数の前記領収情報データを含み、
    前記第一保存手段は、前記経費データに含まれる前記複数の領収情報データを、1の前記経費IDと関連付けて前記第一記憶装置に保存することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理プログラム。
  3. 前記サービス情報は、前記サービス情報の属性を示す第一属性データをさらに含み、
    前記領収情報データは、前記領収情報データの属性を示す第二属性データをさらに含み、
    さらに前記コンピュータを、
    前記データ取得手段によって取得された前記領収情報データに含まれる前記第二属性データが、前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDの前記サービス情報に含まれる前記第一属性データに対応するかを判断する属性判断手段、として機能させ、
    前記第二保存手段は、前記属性判断手段によって前記第二属性データが前記第一属性データに対応すると判断されたことに応じて、前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ管理プログラム。
  4. 前記第一属性データは、特定の期間を示す期間データを含み、
    前記第二属性データは、特定の日時を示す日時データを含み、
    前記属性判断手段は、前記第二属性データに含まれる前記日時データの示す日時が、前記第一属性データに含まれる前記期間データの示す期間の範囲内である場合、前記第二属性データが前記第一属性データに対応すると判断することを特徴とする請求項3に記載のデータ管理プログラム。
  5. 前記領収情報データは、ユーザの個人情報をさらに含み、
    さらに前記コンピュータを、
    前記ユーザIDと前記個人情報とを関連付けて記憶する第三記憶装置から、前記データ取得手段によって取得された前記特定のユーザIDに関連付けられている前記個人情報を特定して、前記データ取得手段によって取得された前記領収情報データに含まれる前記個人情報が、特定した前記個人情報に対応するかを判断する個人情報判断手段、及び
    前記個人情報判断手段によって前記個人情報が対応しないと判断された場合、前記ネットワークを介して前記端末装置にエラー信号を送信するエラー送信手段
    として機能させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のデータ管理プログラム。
  6. さらに前記コンピュータを、
    前記ネットワークを介して前記端末装置から同期要求信号を受信した場合、前記同期要求信号に含まれる前記ユーザIDに関連付けられている前記画像データ及び前記領収情報データを前記第一記憶装置から読み出して、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータ同期手段
    として機能させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のデータ管理プログラム。
  7. 画像読取装置を接続可能な端末装置と、データ管理サーバとが、ネットワークを介して接続されたデータ管理システムであって、
    前記端末装置は、
    前記画像読取装置から領収書の画像を示す画像データを取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された前記画像データに含まれるキャラクタを抽出して、前記キャラクタを示す領収情報データを生成するデータ生成手段と、
    ユーザを識別するユーザIDであって特定のユーザを示す特定のユーザIDと、前記画像取得手段によって取得された前記画像データと、前記データ生成手段によって生成された前記領収情報データとを少なくとも含む経費データを、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信するデータ送信手段と
    を備え、
    前記データ管理サーバは、
    前記ネットワークを介して前記端末装置から前記経費データを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記経費データに含まれる前記特定のユーザID、前記画像データ、及び前記領収情報データと、前記経費データを識別するための経費IDとを関連付けて、第一記憶装置に保存する第一保存手段と、
    特定の業務手続に関する一連のデータ処理に用いられるサービス情報であって、前記サービス情報を識別するサービスIDと前記ユーザIDとを少なくとも含む前記サービス情報を記憶する第二記憶装置から、前記第一記憶装置に保存されている前記特定のユーザIDに関連付けられている前記サービスIDを特定するサービス特定手段と、
    前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第二保存手段と
    を備えたことを特徴とするデータ管理システム。
  8. 前記端末装置は、
    前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに、前記ユーザIDを含む同期要求信号を送信する信号送信手段と、
    前記ネットワークを介して前記データ管理サーバから前記画像データ及び前記領収情報データを受信した場合に、受信した前記画像データ及び前記領収情報データを、第四記憶装置に保存するデータ保存手段と
    を備え、
    前記データ管理サーバは、
    前記ネットワークを介して前記端末装置から前記同期要求信号を受信した場合、前記同期要求信号に含まれる前記ユーザIDに関連付けられている前記画像データ及び前記領収情報データを前記第一記憶装置から読み出して、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータ同期手段
    を備えたことを特徴とする請求項7に記載のデータ管理システム。
  9. ユーザを識別するユーザIDであって特定のユーザを示す特定のユーザIDと、領収書の画像を示す画像データと、前記画像データに含まれるキャラクタを示す領収情報データとを少なくとも含む経費データを、ネットワークを介して接続された端末装置から取得するデータ取得手段と、
    データを保存可能な第一記憶装置と、
    前記データ取得手段によって取得された前記経費データに含まれる前記特定のユーザID、前記画像データ、及び前記領収情報データと、前記経費データを識別するための経費IDとを関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第一保存手段と、
    特定の業務手続に関する一連のデータ処理に用いられるサービス情報であって、前記サービス情報を識別するサービスIDと前記ユーザIDとを少なくとも含む前記サービス情報を記憶する第二記憶装置と、
    前記第二記憶装置から、前記第一記憶装置に保存されている前記特定のユーザIDに関連付けられている前記サービスIDを特定するサービス特定手段と、
    前記サービス特定手段によって特定された前記サービスIDを、前記特定のユーザIDと関連付けられている前記経費IDと関連付けて、前記第一記憶装置に保存する第二保存手段と
    を備えたことを特徴とするデータ管理サーバ。
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