JP2023095040A - 情報処理装置、および会計システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、顧客に対するサービスを向上させることが可能な情報処理装置、および会計システムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、店員の操作によって顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された前記商品情報に基づいて前記顧客の操作によって会計処理を実行する複数の会計装置と、を備えた会計システムに用いられる情報処理装置であって、前記複数の会計装置の使用状況を管理する管理部と、前記会計装置の選択に係る前記顧客の希望を示す希望情報を取得する取得部と、前記管理部が管理する使用状況と前記取得部が取得した希望情報とに基づいて、前記登録装置によって出力される商品情報の出力先となる会計装置を選択する選択部と、を備える。【選択図】図13

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、および会計システムに関する。
近年、商品やサービス(以下、総称して「商品」という)を販売する店舗において、セミセルフPOS(Point Of Sales)と呼ばれるPOSシステムや、カートPOSと呼ばれるPOSシステムなどが実用化されるようになってきている。
セミセルフPOSは、店員が操作して商品情報の登録(以下、「商品登録」ともいう)を行う複数の登録装置と、顧客が操作して購入代金の会計処理を行う複数の会計装置とを備えている。また、カートPOSは、ショッピングカートに支持されたタブレット端末やスマートフォンなどで構成され顧客が操作して商品登録を行う複数の登録装置と、顧客が操作して購入代金の会計処理を行う複数の会計装置とを備えている。
セミセルフPOSにおいては、店員は、登録された商品情報を含む会計情報をいずれかの会計装置に送信させ、当該会計装置の番号などを顧客に告げる。顧客は、告げられた番号の会計装置で購入代金の支払いを行う。
ところで、顧客によっては特定の会計装置を希望する場合がある。例えば、ショッピングカートから取り出した購入商品を運ぶ距離を短くしたいために自分が利用する出口にできるだけ近い会計装置を顧客が希望することが考えられる。また、聴覚に障害のある顧客は店員から告げられる会計装置の番号がわからないので、いつも同じ会計装置を希望することが考えられる。
しかしながら、従来のセミセルフPOSは、顧客の希望を考慮せずに当該顧客が支払を行う会計装置が選択されるので、顧客に対するサービスが必ずしも充分であるとはいえないものであった。
カートPOSにおいては、顧客は、購入する商品の商品登録を終えると任意の会計装置で購入代金の支払いを行う。カートPOSでは、顧客自身が会計装置を選択することができる。しかしながら、商品登録を終えた時点では、顧客は会計装置が設けられた会計スペースとは離れた位置にいることが多く、自分が希望する会計装置が空いているかわからない。この点において、顧客に対するサービスが必ずしも充分であるとはいえないものであった。
本発明が解決しようとする課題は、顧客に対するサービスを向上させることが可能な情報処理装置、および会計システムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、店員の操作によって顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された前記商品情報に基づいて前記顧客の操作によって会計処理を実行する複数の会計装置と、を備えた会計システムに用いられる情報処理装置であって、前記複数の会計装置の使用状況を管理する管理部と、前記会計装置の選択に係る前記顧客の希望を示す希望情報を取得する取得部と、前記管理部が管理する使用状況と前記取得部が取得した希望情報とに基づいて、前記登録装置によって出力される商品情報の出力先となる会計装置を選択する選択部と、を備える。
図1は、第1の実施形態の会計システムの構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態の会計システムが適用された店舗の会計スペースを示す図である。 図3は、第1の実施形態の登録装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態の登録装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態の会計装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態の会計装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。 図7は、第1の実施形態のサーバ装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、第1の実施形態のサーバ装置のメモリ部に記憶された会員マスタのデータ構成を示す図である。 図9は、第1の実施形態のサーバ装置のメモリ部に記憶された会計装置管理ファイルのデータ構成を示す図である。 図10は、第1の実施形態のサーバ装置のメモリ部に記憶された希望情報設定ファイルのデータ構成を示す図である。 図11は、第1の実施形態のサーバ装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。 図12は、第1の実施形態の会計システムの動作の流れを示すシーケンスチャートである。 図13は、第1の実施形態のサーバ装置の制御部による会計装置選択処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、第2の実施形態の会計システムの構成を示す図である。 図15は、第2の実施形態の会計システムが適用された店舗の会計スペースを示す図である。 図16は、第2の実施形態の登録装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。 図17は、第2の実施形態の登録装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。 図18は、第2の実施形態の会計装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。 図19は、第2の実施形態の会計装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。 図20は、第2の実施形態のサーバ装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。 図21は、第2の実施形態のサーバ装置のRAMに記憶される取引情報部のデータ構成を示す図である。 図22は、第2の実施形態のサーバ装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。 図23は、第2の実施形態の会計システムの動作の流れを示すシーケンスチャートである。 図24は、第2の実施形態の端末装置の表示画面を示す図である。 図25は、第2の実施形態のサーバ装置の制御部による会計装置選択処理の流れを示すフローチャートである。
以下、実施形態に係る情報処理装置、および会計システムについて図面を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態によりこの発明が限定されるものではない。例えば、各実施形態においては、情報処理装置をサーバ装置とした例について説明するが、情報処理装置を登録装置とすることもできる。また、情報処理装置の機能をサーバ装置と登録装置との協働で実現するようにしてもよい。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態の情報処理装置、および会計システムについて、図面を参照して説明する。第1の実施形態においては、会計システムはセミセルフPOSシステムである。図1は、会計システム1の構成を示す図である。会計システム1は、複数の登録装置2、複数の会計装置3、およびサーバ装置4を備える。これら登録装置2、会計装置3、およびサーバ装置4は、ネットワークNを介して互いに通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば有線あるいは無線のLAN(Local Area Network)などである。なお、登録装置2および会計装置3の数は任意であるが、登録装置2よりも会計装置3の方が多く設置されることが望ましい。
登録装置2は、店員S(図2参照)によって操作される。登録装置2は、顧客CU(図2参照)が購入する商品の商品登録を実行し、商品登録した1取引分の商品情報を会計情報としていずれかの会計装置3に出力(送信)する。登録装置2の詳細は後述する。
会計装置3は、顧客CUによって操作される。会計装置3は、登録装置2から受信した会計情報に基づいて会計処理を実行する。会計処理は、顧客CUが商品の購入代金の支払を行うための処理である。例えば、会計処理は、取引金額(1取引に係る購入代金の合計金額)を表示する処理、釣銭に関する処理、クレジット決済に関する処理、レシート印刷に関する処理などである。会計装置3の詳細は後述する。
サーバ装置4は、店舗の各種情報を管理する店舗サーバとして機能する。例えば、サーバ装置4は、各会計装置3からの情報に基づいて、店舗の売上管理等を行う。また、サーバ装置4は、各会計装置3の使用状況を示すステータス情報を管理し、当該ステータス情報および顧客CUの希望に基づいて当該顧客CUが支払を行う会計装置3を選択する。サーバ装置4は、情報処理装置の一例である。サーバ装置4の詳細は後述する。
図2は、本実施形態の会計システム1が適用された店舗の会計スペースを示す図である。会計スペースの両側には出口Xおよび出口Yが設けられている。会計スペースには、売り場(図示せず)側に位置して3台の登録装置2(登録装置a~登録装置c)が設置されている。また、会計スペースには、各登録装置2よりも売り場から離れた側に位置して7台の会計装置3(会計装置A~会計装置G)が設置されている。なお、以下の説明において、登録装置a~登録装置cを特に区別しない場合には登録装置2という。同様に、会計装置A~会計装置Gを特に区別しない場合には会計装置3という。
顧客CUが登録装置2に購入商品を持ち込むと、店員Sは購入商品について商品登録を行う。このとき、登録装置2には店員Sあるいは顧客CUの操作によって、当該顧客CUを特定する会員IDが入力される。購入商品全ての商品登録が完了すると、店員Sは登録装置2に対して、1取引の終了、言い換えれば会計指示を宣言する会計指示入力を行う。
登録装置2に会計指示入力がなされると、登録装置2は、サーバ装置4に顧客CUを特定する会員IDを送信する。サーバ装置4は、会員マスタから会計装置3の選択に係る顧客CUの希望を示す希望情報を抽出する。そして、サーバ装置4は、各会計装置3のステータス情報と抽出した希望情報とに基づいて、顧客CUが支払を行う会計装置3を選択する。
例えば、図2に示す状況において、希望情報が出口Yの近くを希望することを示す場合、サーバ装置4は、他の顧客CUによって使用されていない会計装置3であって、最も出口Yに近い会計装置Fを選択する。そして、サーバ装置4は、選択した会計装置3を特定する会計装置IDを登録装置2に出力する。会計装置IDは、会計装置3のいずれかを特定する特定情報の一例である。
登録装置2は、サーバ装置4から会計装置IDが入力されると、自動的に、あるいは店員Sの操作により、当該会計装置IDで特定される会計装置3に会計情報を送信する。このとき、登録装置2はサーバ装置4から入力された会計装置IDなどの特定情報を表示部に表示する。店員Sは、表示された特定情報を確認して顧客CUに伝える。なお、登録装置2は特定情報を客用表示部に表示してもよく、この場合、店員Sは表示された情報を顧客CUに伝える必要はない。そして、顧客CUは、店員Sから伝えられた、あるいは客用表示部に表示された特定情報が示す会計装置3に移動して購入代金の支払いを行う。
次に、会計システム1の各装置について詳細に説明する。まず、登録装置2について説明する。図3は、登録装置2の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
登録装置2は、制御部20と、メモリ部21と、表示部22と、操作部23と、スキャナ24と、通信部25と、を備えている。制御部20、メモリ部21、表示部22、操作部23、スキャナ24、および通信部25は、バス26等を介して互いに通信可能に接続されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を備えたコンピュータで構成されている。CPU201、ROM202、およびRAM203は、バス26を介して互いに接続されている。
CPU201は登録装置2の全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM203は、CPU501のワークエリアとして使用され、ROM202やメモリ部21に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部20は、CPU201がROM202やメモリ部21に記憶されてRAM203に展開された制御プログラムに従って動作することによって、登録装置2の各種制御処理を実行する。
また、RAM203は、商品情報部2031および会員ID部2032を備える。商品情報部2031は、スキャナ24で読取られた商品コードで識別される商品の商品情報(商品コード、商品名、価格など)を記憶するエリアである。商品情報部2031に商品情報等が登録(記憶)されることによって商品登録が実行される。会員ID部2032は、スキャナ24によって会員カードから読み取られ、あるいは操作部23に入力された会員IDを記憶するエリアである。
メモリ部21は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部21は、制御プログラム211、および商品マスタ212を記憶する。
制御プログラム511は、スキャナ24で読み取った商品コードに基づいて商品登録を実行する機能、会員ID部2032に登録された会員IDをサーバ装置4に送信する機能、商品情報部2031に登録された商品情報を会計情報として会計装置3に送信する機能等を実行するためのプログラムなどである。
商品マスタ212は、店舗で取り扱っている商品について、商品を識別する商品コードと商品情報(商品名、価格等)とを関連付けて記憶したマスタファイルである。商品マスタ212は、サーバ装置4から配信されてメモリ部21に記憶される。店舗で取り扱う商品は日々変化するため、商品マスタ212は適宜更新される。商品コードは、商品を識別する商品識別情報の一例である。
表示部22は、例えば液晶パネルで構成されており、店員Sに向けて設けられるオペレータ用表示部と、顧客CUに向けて設けられる客用表示部とを備えている。表示部22は、各種情報を表示する。例えば、オペレータ用表示部および客用表示部は、商品登録された商品の商品情報を表示する。また、オペレータ用表示部および客用表示部は、サーバ装置4から入力された会計装置IDなどの特定情報を表示する。なお、オペレータ用表示部は、コードシンボルが付されていない商品の商品コードを入力するための商品登録画面も表示可能となっている。
操作部23は、制御部20に情報を入力するためのもので、キーボード、表示部22の表面に設けられるタッチパネルなどで構成される。例えば、操作部23は、店員Sの操作によって、コードシンボルが付されていない商品の商品コードを制御部20に入力する。また、操作部23は、店員Sの操作によって、1取引の商品登録が完了したことを宣言する会計指示情報を制御部20に入力する。
スキャナ24は、商品に付されたバーコード、二次元コードなどのコードシンボルから当該商品の商品コードを読取る。なお、スキャナ24は、商品に付された無線タグから商品コードを読取るRFID(Radio Frequency Identification)リーダで構成されてもよい。また、スキャナ24は、顧客CUの会員カード等に示された会員コードを読取る。スキャナ24は、読取った情報を制御部20に入力する。
通信部25は、会計装置3、サーバ装置4などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。制御部20は、通信部25を介して外部装置と接続されることで、外部装置と情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、登録装置2の制御部20の機能構成について説明する。図4は、登録装置2の制御部20の主たる機能構成を示すブロック図である。制御部20は、CPU201がROM202やメモリ部21に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部2001、登録部2002、送信部2003、および表示処理部2004として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアを用いて構成してもよい。
入力部2001には、サーバ装置4、操作部23、およびスキャナ24から各種情報が入力される。例えば、入力部2001には、操作部23から1取引の開始を宣言する取引開始情報や1取引の商品登録が完了したことを宣言する会計指示情報が入力される。また、入力部2001には、スキャナ24から当該スキャナ24が読取った商品コードや会員IDが入力される。さらに、入力部2001には、サーバ装置4から当該サーバ装置4が選択した会計装置3を特定する会計装置IDが入力される。
登録部2002は、顧客が購入する商品の商品情報を登録する。具体的には、登録部2002は、入力部2001に入力された商品コードに対応する商品情報を商品マスタ212から読み出して、商品情報部2031に登録することで商品登録を実行する。なお、登録部2002は、入力部2001に入力された商品コードに対応する商品情報の問合せをサーバ装置4に対して送信し、当該サーバ装置4から商品情報を取得してもよい。この場合、登録装置2は商品マスタ212を記憶しなくてよい。また、登録部2002は、入力部2001に入力された会員IDを会員ID部2032に登録する。
送信部2003は、サーバ装置4から入力された特定情報で特定される会計装置3に登録部2002が登録した商品情報を送信する。具体的には、送信部2003は、サーバ装置4から入力部2001に入力された会計装置IDで特定される会計装置3に対して、商品情報部2031に登録された商品情報を含む会計情報を送信する。また、送信部2003は、会員ID部2032に登録された会員IDをサーバ装置4に送信する。
表示処理部2004は、サーバ装置4から入力された特定情報を表示部22に表示させる。具体的には、表示処理部2004は、サーバ装置4から入力された会計装置IDなどの特定情報を表示部22に表示させる。また、表示処理部2004は、表示部22に各種情報を表示させる。例えば、表示処理部2004は、登録部2002によって登録された商品情報等を表示部22に表示させる。
次に、会計装置3について詳細に説明する。図5は、会計装置3の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
会計装置3は、制御部30と、メモリ部31と、表示部32と、操作部33と、カードリーダ34と、釣銭機35と、通信部36と、を備えている。制御部30、メモリ部31、表示部32、操作部33、カードリーダ34、釣銭機35、および通信部36は、バス37等を介して互いに通信可能に接続されている。
制御部30は、CPU301、ROM302、RAM303を備えたコンピュータで構成されている。CPU301、ROM302、およびRAM303は、バス37を介して互いに接続されている。
CPU301は会計装置3の全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用され、ROM302やメモリ部31に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部30は、CPU301がROM302や、メモリ部31に記憶されてRAM303に展開された制御プログラムに従って動作することによって、会計装置3の各種制御処理を実行する。
メモリ部31は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部31は、制御プログラム311を記憶する。
制御プログラム311は、登録装置2から入力された会計情報に基づいて会計処理を実行する機能を実現するためのプログラムなどである。
表示部32は、例えば液晶パネルで構成されており、各種情報を表示する。例えば、表示部32は、登録装置2から入力された会計情報を表示する。また、表示部32は、顧客CUに対して会計装置3の操作を案内するガイダンスや、購入代金の支払方法を選択する選択画面などを表示する。
操作部33は、制御部30に情報を入力するためのもので、表示部32の表面に設けられるタッチパネルなどで構成される。操作部33は、顧客CUによって操作され、各種情報を制御部30に入力する。例えば、操作部33は、購入代金の支払方法を示す情報を制御部60に入力する。
カードリーダ34は、顧客CUのクレジットカードからクレジットカード決済に必要なクレジット情報を読取る。カードリーダ34は、磁気カードから情報を読取る磁気カードリーダでもよいし、ICチップを内蔵したカードから情報を読取るICカードリーダでもよい。
釣銭機35は、顧客CUが購入代金を現金で支払った際に、顧客CUの支払った紙幣と硬貨を受け付け、必要に応じて釣り銭を払い出す。
通信部36は、登録装置2、サーバ装置4などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。制御部30は、通信部36を介して外部装置と接続されることで、外部装置と情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、会計装置3の制御部30の機能構成について説明する。図6は、会計装置3の制御部30の主たる機能構成を示すブロック図である。制御部30は、CPU301がROM302やメモリ部31に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部3001、会計処理部3002、および出力部3003として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアを用いて構成してもよい。
入力部3001には、登録装置2、操作部33、およびカードリーダ34から各種情報が入力される。例えば、入力部3001には、操作部33から購入代金の支払方法を示す情報が入力される。また、入力部3001には、カードリーダ34から当該カードリーダ34が読取ったクレジット情報が入力される。さらに、入力部3001には、登録装置2から会計情報が入力される。
会計処理部3002は、入力部3001に入力された会計情報に基づいて、会計処理を実行する。
出力部3003は、会計処理部3002による会計処理が終了すると、すなわち顧客CUによる購入代金の支払いが完了すると、決済完了情報をサーバ装置4に出力する。決済完了情報には自装置を特定する会計装置IDが含まれる。
次に、サーバ装置4について説明する。図7は、サーバ装置4の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ装置4は、制御部40と、メモリ部41と、表示部42と、操作部43と、通信部44と、を備えている。制御部40、メモリ部41、表示部42、操作部43、および通信部44は、バス45等を介して互いに接続されている。なお、サーバ装置4は、複数のコンピュータで構成されていてもよく、また、外部メモリを備えていてもよい。
制御部40は、CPU401、ROM402、RAM403を備えたコンピュータで構成されている。CPU401、ROM402、およびRAM403は、バス45を介して互いに接続されている。
CPU401はサーバ装置4の全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用され、ROM402やメモリ部41に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部40は、CPU401がROM402やメモリ部41に記憶されRAM403に展開された制御プログラムに従って動作することによって、サーバ装置4の各種制御処理を実行する。
メモリ部41は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部41は、制御プログラム411、商品マスタ412、会員マスタ413、会計装置管理ファイル414、および優先順位設定ファイル415を記憶する。
制御プログラム411は、登録装置2から会員IDを取得する機能、会計装置A~会計装置Gの使用状況を管理する機能、顧客CUが支払を行う会計装置3を選択する機能等を実現するためのプログラムなどである。
商品マスタ412は、店舗で取り扱っている商品の情報を記憶したマスタファイルである。なお、店舗で取り扱う商品は日々変化するため、商品マスタ412は、適宜更新される。更新された商品マスタ412は、登録装置2に配信される。
会員マスタ413は、顧客CUの情報を管理するファイルである。会員マスタ413に記憶される顧客CUの情報は、当該顧客CUが店舗の会員になるための会員登録を行う際に登録される。図8は、会員マスタ413のデータ構成を示す図である。会員マスタ413に登録される各データは、会員ID、氏名、および希望情報を示す各情報が対応付けられている。
会員IDの項目には、会員を特定する会員IDが登録される。会員IDは、顧客CUを特定する顧客特定情報であるということができる。氏名の項目には、氏名を示す情報が登録される。希望情報の項目には、利用する会計装置3に関する顧客CUの希望条件を示す希望情報Noが登録される。
例えば、会員が日常的に自転車で来店する顧客であって、駐輪場側に位置する出口Xに近い会計装置3を希望する場合、希望情報の項目には「1」が登録される。また、会員が日常的に自動車で来店する顧客であって、駐車場側に位置する出口Yに近い会計装置3を希望する場合、希望情報の項目には「2」が登録される。会員が利用する会計装置3に特に希望がない場合、希望情報の項目には「3」が登録される。会員が特定の会計装置3を希望する場合、希望情報の項目には「4」が登録される。この場合、希望する会計装置3の会計装置IDも併せて登録される。
会計装置管理ファイル414は、会計装置A~会計装置Gの使用状況を管理するファイルである。会計装置管理ファイル414は、サーバ装置4によって顧客CUが支払を行う会計装置3を選択した際、および各会計装置3から決済完了情報が入力された際に更新される。図9は、会計装置管理ファイル414のデータ構成を示す図である。会計装置管理ファイル414に登録される各データは、会計装置ID、およびステータスを示す各情報が対応付けられている。
会計装置IDの項目には、会計装置3を特定する会計装置IDが登録される。会計装置IDの項目に登録される「A」~「G」は、図2に示す会計装置A~会計装置Gにそれぞれ対応している。
ステータスの項目には、会計装置3の使用状況を示すステータス情報が登録される。ステータスの項目に登録されるステータス情報は、「使用中」あるいは「空き」を示す情報である。
優先順位設定ファイル415は、希望情報に対応して、会計装置3の優先順位を設定したファイルである。図10は、優先順位設定ファイル415のデータ構成を示す図である。優先順位設定ファイル415に登録される各データは、希望情報、内容、および優先順位を示す各情報が対応付けられている。
希望情報の項目には、利用する会計装置3に関する顧客CUの希望条件を示す希望情報Noが登録される。内容の項目には、希望情報の内容を示す情報が登録される。
優先順位の項目には、サーバ装置4が会計装置3を選択する際の優先順位を示す情報が登録される。希望情報が「1」に対応する優先順位は、出口Xから近い順に設定されており、最も優先順位が高いのは会計装置A、次いで会計装置B、・・・最も優先順位が低いのは会計装置Gとなっている。希望情報が「2」に対応する優先順位は、出口Yから近い順に設定されており、最も優先順位が高いのは会計装置G、次いで会計装置F、・・・最も優先順位が低いのは会計装置Aとなっている。
希望情報が「3」に対応する優先順位の項目には、優先順位を示す情報が登録されていない。希望情報が「4」に対応する優先順位の項目には、顧客CUによって指定された会計装置3を示す情報が登録される。
言い換えると、希望情報が「1」または「2」の場合、選択対象となる会計装置3は会計装置A~会計装置Gの全てであり、選択の優先順位が設定される。希望条件が「3」の場合、選択対象となる会計装置3は会計装置A~会計装置Gの全てであり、選択の優先順位は設定されない。希望条件が「4」の場合、選択対象となる会計装置3は顧客CUによって設定されたいずれか1台の会計装置3のみとなる。
サーバ装置4は、登録装置2から会員IDが入力されると、会員マスタ413、会計装置管理ファイル414、および優先順位設定ファイル415を参照して、当該会員IDで特定される顧客CUが支払を行う会計装置3を選択する。
図7に戻ってサーバ装置4のハードウェアについて説明する。表示部42は、例えば液晶パネルで構成されており、各種情報を表示する。例えば、表示部42は、商品マスタ412に商品情報を登録するための登録画面を表示する。
操作部43は、制御部40に情報を入力するためのもので、キーボード、表示部42の表面に設けられるタッチパネルなどで構成される。例えば、操作部43は、商品マスタ412に登録される商品情報を制御部40に入力する。
通信部44は、登録装置2、会計装置3などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。制御部40は、通信部44を介して外部装置と接続されることで、外部装置と情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、サーバ装置4の制御部40の主たる機能構成について説明する。図11は、サーバ装置4の制御部40の主たる機能構成を示すブロック図である。制御部40は、CPU401がROM402やメモリ部41に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部4001、取得部4002、管理部4003、選択部4004、および出力部4005として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部4001には、登録装置2、会計装置3、および操作部43から各種情報が入力される。例えば、入力部4001には、操作部43から商品マスタ412に登録される商品情報が入力される。また、入力部4001には、登録装置2から商品を購入する顧客CUの会員IDが入力される。さらに、入力部4001には、会計装置3から決済完了情報が入力される。
取得部4002は、会計装置3の選択に係る顧客CUの希望を示す希望情報を取得する。具体的には、取得部4002は、入力部4001に入力された会員IDに対応する希望情報Noを会員マスタ413から読み出す。なお、取得部4002は、登録装置2から希望情報を取得してもよい。例えば、取得部4002は、登録装置2で商品登録が行われる際に店員Sあるいは顧客CUによって入力された希望情報を取得してもよい。この場合、登録装置2は、希望情報Noと当該希望情報Noに対応する内容を示した希望情報入力画面を表示部22に表示する。
管理部4003は、複数の会計装置3の使用状況を管理する。管理部4003は、会計装置管理ファイル414を適宜更新することによって、会計装置A~会計装置Gの使用状況を管理する。具体的には、管理部4003は、選択部4004によって会計装置3が選択されると、選択された会計装置3を特定する会計装置IDに対応するステータスの項目に「使用中」を登録する。また、管理部4003は、入力部4001に会計装置3から決済完了情報が入力されると、当該会計装置3特定する会計装置IDに対応するステータスの項目に「空き」を登録する。
選択部4004は、管理部4003が管理する使用状況と取得部4002が取得した希望情報とに基づいて、登録装置2によって出力される商品情報の出力先となる会計装置3を選択する。具体的には、選択部4004は、会計装置管理ファイル414からステータス情報が空きである会計装置IDを読み出す。そして、選択部4004は、優先順位設定ファイル415を参照して、取得部4002が会員マスタ413から読み出した希望情報Noに対応する優先順位を読み出す。選択部4004は、会計装置管理ファイル414から読み出した会計装置IDのうち、優先順位設定ファイル415から読み出した優先順位が高い会計装置IDを選択する。これにより、選択部4004は、空いている会計装置3のうち、顧客CUの希望に沿った会計装置3を選択することができる。
出力部4005は、選択部4004が選択した会計装置3を特定する特定情報を登録装置2に出力する。具体的には、出力部4005は、選択部4004が選択した会計装置3の会計装置IDを登録装置2に出力する。
次に、上記構成の会計システム1の動作について説明する。図12は、会計システム1の動作の流れを示すシーケンスチャートである。
登録装置2で実行される商品登録に先立って、登録装置2には顧客CUの会員IDが入力される(ステップS1)。登録装置2は、スキャナ24によって購入商品の商品コードが読取られて当該商品コードが入力されると、商品登録を実行する(ステップS2)。登録装置2は、顧客CUの購入商品全てについて商品登録を実行する。
顧客CUの購入商品全てについて商品登録が完了すると、店員Sの操作によって登録装置2に会計指示情報が入力される(ステップS3)。登録装置2は、ステップS1で入力された会員IDをサーバ装置4に送信する(ステップS4)。
サーバ装置4は、会員IDを受信すると、当該会員IDで特定される顧客CUが支払を行う会計装置3を選択する会計装置選択処理を実行する(ステップS5)。サーバ装置4が実行する会計装置選択処理の詳細は後述する。
サーバ装置4は、会計装置選択処理の結果に基づいて会計装置管理ファイル414を更新する(ステップS6)。より詳細には、サーバ装置4は、選択した会計装置3のステータス情報を使用中に書き換える。サーバ装置4は、選択した会計装置3を特定する会計装置IDを登録装置2に出力する(ステップS7)。
登録装置2は、表示部22に会計装置IDを表示する(ステップS8)。登録装置2を操作する店員Sは、表示部22に表示された会計装置IDで特定される会計装置3に顧客CUを案内する。登録装置2は、ステップS7で入力された会計装置IDで特定される会計装置3に会計情報を送信し(ステップS9)、商品情報部2031に登録されている情報をクリアする(ステップS10)。なお、登録装置2は、サーバ装置4を介して会計装置3に会計情報を送信してもよい。
登録装置2から会計情報が入力された会計装置3は、会計処理を実行する(ステップS11)。会計処理が完了すると、すなわち顧客CUによる購入代金の支払いが完了すると、会計装置3は決済完了情報をサーバ装置4に出力する(ステップS12)。決済完了情報には、会計情報および会計装置IDが含まれる。
サーバ装置4は、会計装置3から入力された決済完了情報に基づいて会計装置管理ファイル414を更新する(ステップS13)。より詳細には、サーバ装置4は、決済完了情報に含まれる会計装置IDに対応するステータス情報を空きに書き換える。以上の動作により、顧客CUによる購入代金の支払いが終了する。
続いて、サーバ装置4が実行する会計装置選択処理について説明する。図13は、サーバ装置4の制御部40による会計装置選択処理の流れを示すフローチャートである。
制御部40は、入力部4001に会員IDが入力されたか否か判断し(ステップS21)、入力されなければ(ステップS21のN)、ステップS21の処理に戻って待機する。入力部4001に会員IDが入力されると(ステップS21のY)、選択部4004は、入力された会員IDに対応する希望情報を会員マスタ413から読み出す(ステップS22)。
続いて、選択部4004は、ステップS22で読み出した希望情報に対応する優先順位を優先順位設定ファイル415から抽出し、会計情報の出力先として選択対象となる会計装置3を選定する。そして、選択対象の会計装置3について優先順位を設定する(ステップS23)。
選択部4004は、会計装置管理ファイル414を参照して、選択対象の会計装置3のうち、空きとなっている会計装置3があるか否か判断する(ステップS24)。空きとなっている会計装置3があると(ステップS24のY)、選択部4004は、ステップS23で設定された優先順位に基づいて、空いている会計装置3の中からいずれかを選択する(ステップS25)。
例えば、図2に示すように会計装置A、会計装置D、および会計装置Gが使用中である状況で、支払を行う顧客CUの希望情報が「1」の場合、選択部4004は会計装置Bを選択する。より詳細には、選択部4004は、空きとなっている会計装置3の中で最も優先順位が高い会計装置Bを選択する。これにより、選択部4004は、出口Xの近くの会計装置3を望む顧客CUの希望に沿った選択を行うことができる。なお、支払を行う顧客CUの希望情報が「3」の場合、選択部4004は、空きとなっている会計装置3の中から任意の会計装置3を選択する。
次いで、出力部4005は、入力部4001に会員IDを入力した登録装置2に対して、選択部4004が選択した会計装置3を特定する会計装置IDを出力する(ステップS26)。そして、制御部40は、会計装置選択処理を終了する。
なお、ステップS24の処理において、空いている会計装置3がない場合(ステップS24のN)、出力部4005は、入力部4001に会員IDを入力した登録装置2に対して、希望する会計装置3の空きがないことを示す情報を出力する(ステップS27)。そして、制御部40は、ステップS24の処理に戻る。上記会計装置選択処理により、サーバ装置4は、顧客CUの希望に沿った会計装置3の選択を行うことができる。
以上説明したとおり、第1の実施形態の情報処理装置(サーバ装置4)は、店員の操作によって顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置2と、登録装置2によって登録された前記商品情報に基づいて前記顧客の操作によって会計処理を実行する複数の会計装置3と、を備えた会計システム1に用いられる情報処理装置(サーバ装置4)であって、複数の会計装置3の使用状況を管理する管理部4003と、会計装置3の選択に係る前記顧客の希望を示す希望情報を取得する取得部4002と、管理部4003が管理する使用状況と取得部4002が取得した希望情報とに基づいて、登録装置2によって出力される商品情報の出力先となる会計装置3を選択する選択部4004と、を備える。
これにより、顧客CUは、自己の希望に沿った会計装置3で購入代金の支払いを行うことができる。したがって、第1の実施形態の会計システム1およびサーバ装置4は、顧客に対するサービスを向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態においては、会計システム6はカートPOSシステムであり、顧客CUが全ての商品登録を完了した時点で当該顧客に対して希望に沿う会計装置3を通知するようにしたものである。以下、第1の実施形態と同様の構成、機能については、説明を省略する場合がある。以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。
図14は、会計システム6の構成を示す図である。会計システム6は、複数の会計装置3、サーバ装置4、および複数のショッピングカートSCにそれぞれ設けられた端末装置7を備える。端末装置7は、無線LANを介して会計装置3およびサーバ装置4に通信可能に接続される。
端末装置7は、スマートフォンなど顧客CUが所有する顧客端末やタブレット端末などの店舗が所有する店舗端末等で構成され、買物用アプリケーションプログラムがインストールされている。端末装置7は、商品に付されたバーコードなどのコードシンボルをスキャナで撮像することによって商品登録を行うことができるもので、登録装置としての機能を有する。
顧客CUは、端末装置7を用いて売り場で商品登録を行う。端末装置7は、顧客CUとともに移動し当該顧客CUの操作によって商品の商品情報を登録する登録装置の一例である。端末装置7は、商品登録された商品情報を含む会計情報を会計装置3に送信可能である。これにより、顧客CUは会計装置3で購入代金の支払を行うことができる。また、端末装置7は、自己位置を測位可能な測位部を備えている。端末装置7は、測位した自己位置を示す位置情報をサーバ装置4に送信可能である。
図15は、本実施形態の会計システム6が適用された店舗の会計スペースを示す図である。本実施形態においては、ショッピングカートSCに設けられた端末装置7によって、売り場で商品登録がなされるので、会計スペースには登録装置は配置されていない。
顧客CUは、購入商品全ての商品登録を終えると端末装置7に会計指示情報を入力する。端末装置7に会計指示情報の入力がなされると、端末装置7は、サーバ装置4に顧客CUを特定する会員IDと、登録された商品情報を含む会計情報と、端末装置7の位置を示す位置情報とを送信する。サーバ装置4は、第1の実施形態と同様に受信した会員IDと複数の会計装置3の使用状況に応じて会計装置3を選択する。
このとき、本実施形態においては、サーバ装置4は、会員マスタ413に登録された希望情報、会計装置管理ファイル414に登録されたステータス情報、および端末装置7から受信した位置情報に基づいて1つの会計装置3を選択する。サーバ装置4は、空いている会計装置3のうち、希望情報で特定された優先順位の高い会計装置3を選択する。希望情報で優先順位が特定されない場合、サーバ装置4は、位置情報に基づいて会計装置3を選択する。
例えば、サーバ装置4は、会員マスタ413に登録された希望情報が「3」である場合、すなわち全ての会計装置3が選択対象であり、かつ優先順位がない場合、端末装置7から取得した位置情報に基づいて会計装置3を選択する。具体的には、サーバ装置4は、端末装置7から最も近い位置の会計装置3を選択する。なお、希望情報、ステータス情報、および位置情報に基づく会計装置3の選択方法は、上記に限らず異なる選択方法を用いてもよい。
また、サーバ装置4は、入力された会計情報に対して取引IDを発行する。サーバ装置4は、選択した会計装置3を特定する会計装置ID、および発行した取引IDを端末装置7に出力する。
端末装置7は、サーバ装置4から入力された取引IDに基づいて作成した取引コードと、会計装置IDとを表示部に表示する。表示された会計装置IDは、顧客CUが商品登録を終えた時点において、当該顧客CUの希望に沿った会計装置3を示すものである。すなわち、サーバ装置4は、顧客CUの商品登録終了時点において推奨される会計装置3を当該顧客CUに通知する。
顧客CUは、端末装置7に表示された会計装置3に移動して、表示された取引コードを会計装置3に読み取らせる。会計装置3は、読取った取引コードに対応する会計情報をサーバ装置4から取得して会計処理を実行する。これにより、顧客CUは購入代金の支払いを行うことができる。なお、顧客CUが端末装置7に表示された会計装置3に移動したときに当該会計装置3が使用されていた場合、顧客CUは空いている他の会計装置3で支払を行うことができる。
次に、会計システム6の各装置について詳細に説明する。まず、端末装置7について説明する。なお、第1の実施形態の登録装置2と同様の構成については、説明を省略する場合がある。図16は、端末装置7の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
端末装置7は、制御部70と、メモリ部71と、表示部72と、操作部73と、スキャナ74と、測位部75と、通信部76と、を備えている。制御部70、メモリ部71、表示部72、操作部73、スキャナ74、測位部75、および通信部76は、バス77等を介して互いに通信可能に接続されている。
測位部75は、端末装置7が存在する位置を計測する。測位部75は、例えばGPS(Global Positioning System)や、ビーコン測位技術を利用した位置計測装置である。
続いて、端末装置7の制御部70の機能構成について説明する。図17は、端末装置7の制御部70の主たる機能構成を示すブロック図である。制御部70は、CPU701がROM702やメモリ部71に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部7001、登録部7002、送信部7003、および表示処理部7004として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアを用いて構成してもよい。
入力部7001には、第1の実施形態における登録装置2の入力部2001に入力される情報に加えて、測位部75から位置情報が入力される。入力部7001に入力される位置情報は、端末装置7の位置を示す情報である。また、入力部7001には、サーバ装置4から会計装置IDとともに取引IDが入力される。
登録部7002は、第1の実施形態における登録装置2の登録部2002と同様の機能を有する。
送信部7003は、第1の実施形態における登録装置2の送信部2003の機能に加えて次の機能を有する。送信部7003は、操作部73から入力部7001に会計指示情報が入力されると、測位部75から入力部7001に入力された位置情報をサーバ装置4に送信する。言い換えれば、購入商品全ての商品登録が完了して顧客CUによって会計指示がなされると、送信部7003は、端末装置7の位置を示す位置情報をサーバ装置4に送信する。このとき、送信部7003は、会員IDおよび会計情報も併せて送信する。
表示処理部7004は、第1の実施形態における登録装置2の表示処理部2004の機能に加えて次の機能を有する。表示処理部7004は、サーバ装置4から入力部7001に入力された取引IDをコード化した取引コードを表示部72に表示させる。取引コードは、バーコードや二次元コードで表示される。
次に、会計装置3について詳細に説明する。図18は、会計装置3の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
会計装置3は、第1の実施形態の会計装置3に加えて、スキャナ38を有する。スキャナ38は、端末装置7が表示する取引コードから取引IDを読取る。なお、スキャナ38は、商品に付されたコードシンボルから商品コードを読取って、サーバ装置4から商品情報を取得してもよい。これにより、会計装置3は、セルフPOS端末装置としても利用可能となる。
続いて、会計装置3の制御部30の機能構成について説明する。図19は、会計装置3の制御部30の主たる機能構成を示すブロック図である。制御部30は、第1の実施形態における会計装置3の制御部30と同様に、入力部3001、会計処理部3002、および出力部3003として機能する。
第1の実施形態に加えて、入力部3001には、スキャナ38から取引IDが入力される。取引IDは、端末装置7が表示した取引コードからスキャナ38が読取ったものである。
会計処理部3002機能は、第1の実施形態と同様である。
出力部3003は、第1の実施形態に加えて、入力部3001に入力された取引IDと、自装置を特定する会計装置IDと、をサーバ装置4に出力する。
次に、サーバ装置4について説明する。図20は、サーバ装置4の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ装置4は、第1の実施形態のサーバ装置4に加えて、以下の構成を有する。RAM403は、取引情報部4031を備える。取引情報部4031は、端末装置7から受信した会計情報と制御部40が発行した取引IDとを対応付けた取引情報を記憶する。図21は、取引情報部4031のデータ構成を示す図である。取引情報部4031に登録される各データは、取引IDおよび会計情報を示す各情報が対応付けられている。
取引IDの項目には、端末装置7から受信した会計情報に対応して発行した取引IDが登録される。会計情報の項目には、端末装置7から受信した会計情報が登録される。
また、メモリ部41は、マップ情報ファイル416を記憶する。マップ情報ファイル416は、売り場および会計スペースを含む店舗内の見取り図を示したマップ情報を記憶したファイルである。サーバ装置4は、マップ情報ファイル416を参照することで、端末装置7から取得した位置情報に基づいて、当該端末装置7と各会計装置3との距離を認識することができる。
続いて、サーバ装置4の制御部40の主たる機能構成について説明する。図22は、サーバ装置4の制御部40の主たる機能構成を示すブロック図である。制御部40は、第1の実施形態におけるサーバ装置4の制御部40と同様に入力部4001、取得部4002、管理部4003、選択部4004、および出力部4005として機能する。また、制御部40は、これらに加えて位置情報取得部4006としても機能する。
入力部4001には、端末装置7から会員IDに加えて会計情報および位置情報が入力される。
取得部4002の機能は、第1の実施形態と同様である。
管理部4003は、会計装置管理ファイル414に「使用中」を登録するタイミングが第1の実施形態と異なる。第1の実施形態においては、選択部4004によって会計装置3が選択された時点で、選択された会計装置3を特定する会計装置IDに対応するステータスの項目に「使用中」を登録した。これに対して、本実施形態においては、取引コードを読取った会計装置3から取引IDと会計装置IDとを受信した時点で、当該会計装置IDに対応して「使用中」を登録する。本実施形態では、顧客CUがサーバ装置4によって選択された会計装置3で購入代金の支払いを行うとは限らないからである。
選択部4004は、第1の実施形態と同様に、管理部4003が管理する使用状況と取得部4002が取得した希望情報とに基づいて会計装置3を選択する。ただし、選択部4004は、顧客CUの希望情報が「3」である場合、すなわち顧客CUに会計装置3の希望がない場合、位置情報取得部4006が取得した位置情報をに基づいて会計装置3を選択する。具体的には、選択部4004は、顧客CUの希望情報が「3」である場合、当該顧客CUが操作する端末装置7に最も近い会計装置3を選択する。
出力部4005は、入力部4001に会計装置IDおよび取引IDを入力した会計装置3に対して、会計情報を出力する。出力部4005は、取引情報部4031を参照して、会計装置3から入力された取引IDに対応する会計情報を出力する。言い換えれば、出力部4005は、顧客CUが取引コードを読取らせた会計装置3に対して、当該取引コードに対応する会計情報を出力する。
位置情報取得部4006は、端末装置7が存在する位置を示す位置情報を取得する。具体的には、位置情報取得部4006は、端末装置7から入力部4001に入力された位置情報を取得する。
次に、上記構成の会計システム6の動作について説明する。図23は、会計システム6の動作の流れを示すシーケンスチャートである。なお、第1の実施形態と同様の処理については、同一符号を付し詳細な説明は省略する場合がある。
ステップS1~ステップS3の処理は、第1の実施形態と同様である。顧客CUの操作によって端末装置7に会計指示が入力されると、端末装置7は、ステップS1で入力された会員ID、商品情報部7031に登録された商品情報を含む会計情報、および入力部7001に入力された位置情報をサーバ装置4に送信する(ステップS31)。
サーバ装置4は、端末装置7から入力された会計情報に対応して取引IDを発行し、当該会計情報と取引IDとを対応付けて取引情報部4031に登録する(ステップS32)。そして、サーバ装置4は、会計装置選択処理を実行する(ステップS33)。本実施形態における会計装置選択処理の詳細は後述する。サーバ装置4は、発行した取引IDと、会計装置選択処理で選択された会計装置3を特定する会計装置IDと、を端末装置7に出力する(ステップS34)。
端末装置7は、サーバ装置4から入力された会計装置IDなどの特定情報と、取引IDを二次元コード化した取引コードと、を含む情報を表示部72に表示する(ステップS35)。図24は、表示部72に表示される表示画面を示す。表示画面721には、メッセージ表示部7211とコード表示部7212とが区画形成されている。
メッセージ表示部7211には、顧客CUに推奨する会計装置3を通知するメッセージが表示される。例えば、メッセージ表示部7211には、「現時点で会計装置Aがおすすめです」などのメッセージが表示される。顧客CUは、メッセージ表示部7211に表示されたメッセージを見て会計装置Aに移動する。なお、各会計装置3は、離れた位置から顧客CUが特定情報(会計装置IDや会計装置番号など)を確認できるような表示部を備えていることが望ましい。また、コード表示部7212には、取引IDを示す二次元コードが表示される。なお、二次元コードは、購入商品の商品情報を含む会計情報を示すものであってもよい。
顧客CUが会計装置3に移動して端末装置7に表示された取引コードを会計装置3のスキャナ38に翳すと、会計装置3は、取引IDを読取る(ステップS36)。会計装置3は、読取った取引IDと、自装置を特定する会計装置IDとをサーバ装置4に出力する(ステップS37)。
サーバ装置4は、会計装置3から入力された会計装置IDに基づいて会計装置管理ファイル414を更新する(ステップS38)。そして、サーバ装置4は、会計装置3から入力された取引IDに対応する会計情報を会計装置3に出力する(ステップS39)。以降の処理は、第1の実施形態と同様である。
続いて、サーバ装置4が実行する本実施形態の会計装置選択処理について説明する。図25は、サーバ装置4の制御部40による会計装置選択処理の流れを示すフローチャートである。なお、第1の実施形態の会計装置選択処理と同様の処理については、同一符号を付し詳細な説明は省略する場合がある。
ステップS21およびS22の処理は、第1の実施形態の会計装置選択処理と同様である。選択部4004は、読み出した希望情報が「3」であるか否か判断する(ステップS41)。読み出した希望情報が「3」でなければ(ステップS41のN)、制御部40はステップS23の処理に移行し、以降、第1の実施形態の会計装置選択処理と同様の処理を行う。
読み出した希望情報が「3」であれば(ステップS41のY)、選択部4004は、位置情報取得部4006が位置情報を取得したか否か判断する(ステップS42)。位置情報取得部4006が位置情報を取得すると(ステップS42のY)、制御部40はステップS23の処理に移行し、選択部4004はステップS23において位置情報に基づいて会計装置3の優先順位を設定する。
ステップS42の処理において、位置情報取得部4006が位置情報を取得していなければ(ステップS42のN)、制御部40は、ステップS42の処理に戻って待機する。以降の処理は、第1の実施形態の会計装置選択処理と同様である。上記会計装置選択処理により、サーバ装置4は、顧客CUに対して当該顧客CUの希望に沿った会計装置3を通知することができる。また、顧客CUが支払を行う会計装置3の希望がない場合、当該顧客CUが会計指示入力を行った位置から近い会計装置3を通知することができる。
以上説明したとおり、第2の実施形態の情報処理装置(サーバ装置4)は、顧客CUとともに移動し当該顧客CUの操作によって商品の商品情報を登録する登録装置(端末装置7)と、前記登録装置によって登録された前記商品情報に基づいて前記顧客CUの操作によって会計処理を実行する複数の会計装置3と、を備えた会計システム6に用いられる情報処理装置であって、複数の会計装置3の使用状況を管理する管理部4003と、会計装置3の選択に係る顧客CUの希望を示す希望情報を取得する取得部4002と、管理部4003が管理する使用状況と取得部4002が取得した希望情報とに基づいて、顧客CUに推奨する会計装置3を選択する選択部4004と、を備える。
これにより、サーバ装置4は、顧客CUに対して当該顧客CUの希望に沿った会計装置3を通知することができる。したがって、第2の実施形態の会計システム6およびサーバ装置4は、顧客CUに対するサービスを向上させることができる。
また、第2の実施形態の情報処理装置(サーバ装置4)は、登録装置(端末装置7)の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部4006をさらに備え、選択部4004は、管理部4003が管理する使用状況と取得部4002が取得した希望情報と位置情報取得部4006が取得した位置情報に基づいて顧客CUに推奨する会計装置3を選択する。
これにより、サーバ装置4は、利用する会計装置3に関する希望がない顧客CUに対して、当該顧客CUから近い位置の会計装置3を通知することができる。この点においても、第2の実施形態の会計システム6およびサーバ装置4は、顧客CUに対するサービスを向上させることができる。
なお、上記各実施形態において、登録装置2、会計装置3、サーバ装置4、および端末装置7の各装置で実行される制御プログラムは、CD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上記各実施形態の各装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、さらには、インターネット等のネットワーク経由で提供するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 会計システム
2 登録装置
3 会計装置
4 サーバ装置(情報処理装置)
6 会計システム
7 端末装置(登録装置)
2002 登録部
2003 送信部
2004 表示処理部
4002 取得部
4003 管理部
4004 選択部
4005 出力部
4006 位置情報取得部
7002 登録部
7003 送信部
7004 表示処理部
特開2017-211759号公報

Claims (6)

  1. 店員の操作によって顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された前記商品情報に基づいて前記顧客の操作によって会計処理を実行する複数の会計装置と、を備えた会計システムに用いられる情報処理装置であって、
    前記複数の会計装置の使用状況を管理する管理部と、
    前記会計装置の選択に係る前記顧客の希望を示す希望情報を取得する取得部と、
    前記管理部が管理する使用状況と前記取得部が取得した希望情報とに基づいて、前記登録装置によって出力される商品情報の出力先となる会計装置を選択する選択部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 店員の操作によって顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された商品情報に基づいて前記顧客の操作によって会計処理を実行する複数の会計装置と、前記登録装置および前記会計装置に通信可能に接続されるサーバ装置と、を備えた会計システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記複数の会計装置の使用状況を管理する管理部と、
    前記会計装置の選択に係る前記顧客の希望を示す希望情報を取得する取得部と、
    前記管理部が管理する使用状況と前記取得部が受付けた希望情報とに基づいて、前記登録装置によって出力される商品情報の出力先となる会計装置を選択する選択部と、
    前記選択部が選択した会計装置を特定する特定情報を前記登録装置に出力する出力部と、を備え、
    前記登録装置は、
    顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録部と、
    前記サーバ装置から入力された前記特定情報で特定される会計装置に前記登録部が登録した商品情報を送信する送信部と、
    を備える会計システム。
  3. 前記登録装置は、前記サーバ装置から入力された前記特定情報を表示部に表示させる表示処理部をさらに備える、
    請求項2に記載の会計システム。
  4. 顧客とともに移動し当該顧客の操作によって商品の商品情報を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された前記商品情報に基づいて前記顧客の操作によって会計処理を実行する複数の会計装置と、を備えた会計システムに用いられる情報処理装置であって、
    前記複数の会計装置の使用状況を管理する管理部と、
    前記会計装置の選択に係る前記顧客の希望を示す希望情報を取得する取得部と、
    前記管理部が管理する使用状況と前記取得部が取得した希望情報とに基づいて、前記顧客に推奨する会計装置を選択する選択部と、
    を備える情報処理装置。
  5. 前記登録装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
    前記選択部は、前記管理部が管理する使用状況と前記取得部が取得した希望情報と位置情報取得部が取得した位置情報に基づいて、前記顧客に推奨する会計装置を選択する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 顧客とともに移動し当該顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された商品情報に基づいて前記顧客の操作によって会計処理を実行する複数の会計装置と、前記登録装置および前記会計装置に通信可能に接続されるサーバ装置と、を備えた会計システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記複数の会計装置の使用状況を管理する管理部と、
    前記会計装置の選択に係る前記顧客の希望を示す希望情報を取得する取得部と、
    前記管理部が管理する使用状況と前記取得部が取得した希望情報とに基づいて、前記顧客に推奨する会計装置を選択する選択部と、
    前記選択部が選択した会計装置を特定する特定情報を前記登録装置に出力する出力部と、を備え、
    前記登録装置は、
    前記サーバ装置から入力された前記特定情報を表示部に表示させる表示処理部、
    を備える会計システム。
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