JP2015161147A - 機械式避難時停止装置付き電動シャッター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
機械式避難時停止装置付き電動シャッターは、障害物検知時に復帰ワイヤW1、W2の引き出しを機械的に規制するロック装置と、引き出しが規制された復帰ワイヤW1、W2のシャッターカーテン降下に伴う引っ張りを検知して、障害物検知信号を出力する第1検知手段MS1と、障害物除去後のシャッターカーテンの自重再降下のタイミングを遅延させる遅延機構と、を備え、電動降下中の障害物検知時には、制御部が、第1検知手段MS1から障害物検知信号を受信して、シャッターカーテンの電動降下を停止させ、前記遅延機構は、障害物除去後に前記復帰ワイヤW1、W2の引き出し規制解除のタイミングを遅延させる。
【選択図】図1
Description
シャッターカーテンと、
シャッターカーテンを電動昇降させて開口部を開閉する開閉機と、
火災時に作動機構によりブレーキを解放してシャッターカーテンを自重降下させる自動閉鎖装置と、
シャッターカーテン下端に設けられ、上座板と、上座板に対して相対的に上動可能な下座板とからなる座板と、
前記作動機構に連結されており、シャッターカーテン降下に伴って引き出されるように構成されている復帰用紐状部材と、
降下中のシャッターカーテンの下座板が障害物に当たって上座板に対して相対的に上動することで、復帰用紐状部材の引き出しを機械的に規制するロック装置と、
引き出しが規制された前記復帰用紐状部材のシャッターカーテン降下に伴う引っ張りを検知して、障害物検知信号を制御部に出力する第1検知手段と、
障害物除去後のシャッターカーテンの自重再降下のタイミングを遅延させる遅延機構と、
を備え、
電動降下中のシャッターカーテンの下座板が障害物に当たった場合には、前記制御部が、前記第1検知手段から障害物検知信号を受信して、シャッターカーテンの電動降下を停止させ、
自重降下中のシャッターカーテンの下座板が障害物に当たった場合には、引き出しが規制された前記復帰用紐状部材のシャッターカーテン降下に伴う引っ張りによってブレーキを復帰させてシャッターカーテンの自重降下を停止させ、
前記遅延機構は、障害物除去後に、ブレーキ復帰姿勢にある前記作動機構の当該ブレーキ復帰姿勢を所定時間保持する保持手段を備え、障害物除去後に前記復帰用紐状部材の引き出し規制が解除されてシャッターカーテンが自重再降下するが、前記保持手段により前記作動機構のブレーキ復帰姿勢を所定時間保持することで自重再降下のタイミングを遅延させてなる、
機械式避難時停止装置付き電動シャッター、である。
1つの態様では、前記作動機構には、当該作動機構がブレーキ解放姿勢となったことを検知して作動確認信号を制御部に出力する第2検知手段が設けてあり、
前記制御部に作動確認信号の入力があった場合には、制御モードが電動開閉モードから自重降下モードに変わる。
第1の方向に付勢されたブレーキ解放体である第1作動体と、
第1の方向に付勢されており、障害物検知時に復帰用紐状部材の引っ張りによって第2の方向に移動する第2作動体と、
を備え、
自動閉鎖装置によるブレーキ解放時には、前記第1作動体のみが第1の方向に移動して前記作動確認信号が出力され、
自重降下時の障害物検知時には、前記第1作動体は、第2の方向に移動する前記第2作動体と共にブレーキ復帰位置まで移動し、
前記第1検知手段は前記作動機構に設けてあり、電動降下時には、前記第1検知手段が前記第2作動体の第2の方向の移動を検知して障害物検知信号を出力するものである。
障害物検知時には、前記ブレーキ解放体はブレーキ復帰位置にあり、
前記保持手段は、障害物除去後に、ブレーキ復帰位置にあるブレーキ解放体の移動を規制し、当該ブレーキ解放体をブレーキ復帰位置に所定時間保持し、
障害物除去後に、前記保持手段によって前記ブレーキ解放体のブレーキ復帰位置が所定時間保持され、前記保持手段が解除されると前記ブレーキ解放体が前記付勢手段により瞬時にブレーキ解放位置に移動する。
障害物除去後に、保持手段によってブレーキ解放体のブレーキ復帰位置が所定時間保持され(ブレーキ解放レバー自体は復帰したままである)、前記保持手段が解除されると前記ブレーキ解放体が前記付勢手段により瞬時にブレーキ解放位置に移動するようにしたので、ブレーキ解放レバー自体をゆっくりと解放動作することに起因する問題、ブレーキ板が摩耗しやすいという問題、開閉機の種類によっては障害物検知時におけるブレーキ復帰時間にばらつきが生じ得るという問題等が生じることがない。
なお、本発明に係る遅延機構は、障害物除去後に前記復帰用紐状部材の引き出し規制解除を直ぐに行った後に、当該復帰用紐状部材の引き出しを減速して行うものでもよい。
1つの態様では、前記遅延機構(保持手段)は、復帰ワイヤ引き出し規制解除遅延手段により、前記復帰ワイヤの引き出し規制を解除するタイミングを遅延させるものであり、
障害物除去後、復帰ワイヤの引き出し規制解除が遅延された後、復帰ワイヤの引き出しが可能となって、前記作動体が前記ブレーキ解放体により瞬時にブレーキ解放位置に移動する。
1つの態様では、前記復帰ワイヤ引き出し規制手段は、復帰ワイヤの引き出しを規制するロック位置と復帰ワイヤの引き出しを許容するロック解除位置との間で移動可能であり、下座板の上動に連動してロック位置となるロック手段を備え、
前記復帰ワイヤの引き出し規制解除手段は、ロック位置にあるロック手段がロック解除位置へ移動することを遅延させるものである。
座板に設けられる態様では、前記保持手段は、復帰ワイヤ引き出し規制解除遅延手段により、前記復帰ワイヤの引き出し規制を解除するタイミングを遅延させるものであり、
障害物除去後、復帰ワイヤの引き出し規制解除が遅延された後、復帰ワイヤの引き出しが可能となって、前記作動体が前記付勢手段により瞬時にブレーキ解放位置に移動する。
ワイヤ中継部に設けられる態様では、例えば、復帰ワイヤが座板側の第1部分と作動部側の第2部分とを備えると共に、ワイヤ中継部において、第1部分の動きが第2部分に伝達されるようになっており、障害物除去によって復帰ワイヤ引き出し規制手段による引き出し規制が解除されて復帰ワイヤの第1部分が緩んだ後に、所定時間だけ遅延されたタイミングで第2部分が緩むように構成し、第2部分が緩んで前記作動体が前記付勢手段により瞬時にブレーキ解放位置に移動する。
自動閉鎖装置に設けられる態様では、自動閉鎖装置は、ブレーキ復帰位置にあるブレーキ解放体の移動を規制する手段と、移動規制されたブレーキ解放体の規制を解除する手段と、移動規制解除のタイミングを遅延させる手段と、を備え、これらの手段から保持手段が構成されており、障害物除去によって復帰ワイヤ引き出し規制手段による引き出し規制が解除されて復帰ワイヤが緩んだ後に、所定時間だけ遅延されたタイミングでブレーキ解放体の移動規制が解除され、前記ブレーキ解放体が前記付勢手段により瞬時にブレーキ解放位置に移動する。
後述する実施形態(図27〜図32)においては、自動閉鎖装置の作動機構は、
第1の方向に付勢されたブレーキ解放体である第1作動体と、
第1の方向に付勢されており、障害物検知時に復帰用紐状部材の引っ張りによって第2の方向に移動する第2作動体と、
を備え、
自動閉鎖装置によるブレーキ解放時には、前記第1作動体のみが第1の方向に移動して前記作動確認信号が出力され、
自重降下時の障害物検知時には、前記第1作動体は、第2の方向に移動する前記第2作動体と共にブレーキ復帰位置まで移動し、
前記第1検知手段は前記作動機構に設けてあり、電動降下時には、前記第1検知手段が前記第2作動体の第2の方向の移動を検知して障害物検知信号を出力するものであり、
遅延機構は、
前記第2作動体の移動に連動してブレーキ復帰位置にある第1作動体に対して接近・離間する係止部材(ラッチレバー)と、
前記係止部材が第1作動体から離間する速度を低減する減衰機構と、
を備え、
前記係止部材は、第2の方向に移動する第2作動体に連動して前記第1作動体に第1の速度で接近して当該第1作動体に係止してブレーキ復帰位置を保持し、
前記係止部材は、前記減衰機構によって、第1の方向に移動する第2作動体に連動して前記第1作動体から第1の速度よりも減速された第2の速度で離間するようになっており、
前記係止部材と前記第1作動体との係止状態が解除されると、第1の方向に付勢されている第1作動体が第1の方向に瞬時に移動してブレーキを解放する。
前記座板に設けられ、前記復帰用紐状部材を巻き取る巻取機構と、
下座板の相対的な上動に連動して前記巻取機構の回転体の回転を規制するロック部と、
を備え、
前記遅延機構は、障害物除去後に、上動位置にある下座板の下動速度を低減するものである。
前記巻取機構を構成する回転体の数は限定されず、例えば、1つでも、2つでもよく、後者の場合には、ロック部は2つの回転体のいずれか1つの回転を規制するものでもよい。
1つの態様では、前記遅延機構は減衰機構としての緩降装置を備え、前記緩降装置は、上座板と下座板のいずれか一方に設けたダンパ付きピニオンギアと、他方に設けた高さ方向に延びるラックギアと、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間に設けたワンウェイクラッチ機構と、からなり、
前記ワンウェイクラッチ機構は、上座板に対する下座板の相対的な上動時には、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間の伝動を無効とし、上座板に対する下座板の相対的に下動時には、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間の伝動を有効とする。
前記座板に設けられ、前記復帰用紐状部材を巻き取る巻取機構と、
下座板の相対的な上動に連動して第1の姿勢から第2の姿勢へ変位することで前記巻取機構の回転体の回転を規制する可動ロック部と、
を備え、
前記遅延機構は、障害物除去後に、第2の姿勢にある可動ロック部の第1の姿勢への戻り速度を低減するものである。
前記巻取機構を構成する回転体の数は限定されず、例えば、1つでも、2つでもよく、後者の場合には、ロック部は2つの回転体のいずれか1つの回転を規制するものでもよい。
第1の方向に移動してブレーキを解放し、第2の方向に移動してブレーキを復帰させ、第1付勢手段によりブレーキ解放方向に付勢されているブレーキ解放体を備えた作動機構と、
前記ブレーキ解放体を第2の方向に移動するように当該作動機構に一端側が連結された復帰ワイヤと、
シャッターカーテン下端に設けられ、上座板と、上座板に対して相対的に上動可能な下座板とからなる座板と、
上座板に設けられ、前記復帰ワイヤを他端側から巻き取る巻取機構と、
非ロック姿勢である第1の姿勢とロック姿勢である第2の姿勢との間で変位可能であり、第1の姿勢をとるように第2付勢手段によって付勢されており、下座板の相対的な上動に連動して第1の姿勢から第2の姿勢へ変位することで前記巻取機構の回転体の回転を規制する、可動ロック部材と、
可動ロック部材が第2の姿勢から第1の姿勢へ変位する速度を低減するように、第2の姿勢から第1の姿勢への変位に直接的ないし間接的に抵抗を与えるように設けた、減衰機構(図21〜図22、図23、図24〜図26)と、
を備え、
ブレーキ解放により自重降下するシャッターカーテンの下座板が障害物に当たって上座板に対して相対的に上動すると、前記可動ロック部材は、第2の姿勢となって復帰ワイヤの引き出しを規制し、上座板が下座板に対して相対的に所定量下動することで、当該引き出しが規制された復帰ワイヤが前記ブレーキ解放体を第2の方向に移動させてブレーキを復帰させて当該シャッターカーテンの降下を停止させ、
前記障害物の除去後に復帰ワイヤの引き出しが可能となると、前記ブレーキ解放体が第1の方向に移動してブレーキが解放されて当該シャッターカーテンが再降下するように構成されているが、前記第2付勢手段が前記減衰機構と協働して、ロック姿勢にある前記可動ロック部材をゆっくりと第1の姿勢へと変位させることで、前記復帰ワイヤの引き出し規制を解除するタイミングを遅延させてなり、復帰ワイヤの引き出し規制が解除されると前記ブレーキ解放体が前記第1付勢手段により瞬時にブレーキ解放位置に移動する。
1つの態様では、第1の姿勢と第2の姿勢との間で変位可能であり、下座板が上座板に対して相対的に上動すると第1の姿勢から第2姿勢へ変位し、下座板が上座板に対して相対的に下動すると第2の姿勢から第1姿勢へ変位可能となる、検知レバーと、
検知レバーの変位を可動ロック部材の変位に連動させる連動機構と、
を備え、
前記減衰機構は、可動ロック部材が第2の姿勢から第1の姿勢へ変位する速度を低減するように、前記可動ロック部材あるいは前記検知レバーの第2の姿勢から第1の姿勢への変位に抵抗を与えるように設けてなる。
減衰機構の配置態様としては、可動ロック部材に直接作用するように(第2の姿勢から第1の姿勢へゆっくり変位するように)設ける態様(例えば、連結機構と連結する可動ロック部材の端部、または、可動ロック部材の回動軸)、連動機構部分に作用させることで、その結果、可動ロック部材を第2の姿勢から第1の姿勢へゆっくり変位させる態様(図23参照)、検知レバーに作用させることで、それに連動する可動ロック部材を第2の姿勢から第1の姿勢へゆっくり変位させる態様(図21〜図22、図24〜図26)、を例示することができる。
1つの態様では、前記減衰機構は、前記可動ロック部材の第2の姿勢から第1の姿勢への変位に抵抗を与えるように、前記連動機構と前記可動ロック部材との間に設けられる(図23参照)。
1つの態様では、図23に示すように、前記減衰機構は、ピニオンギアを備えたロータリーダンパと、ラックと、からなり、
前記可動ロック部材は、回動ロック部材であり、一端側には、前記第2付勢手段が連結され、他端側には、前記ラックを介して前記連動機構が連結されており、
前記第2付勢手段が前記減衰機構と協働して、第2の姿勢にある前記回動ロック部材をゆっくりと第1の姿勢へと回動させる。
1つの態様では、前記可動ロック部材が第2の姿勢にある時には、前記検知レバーは第2の姿勢にあり、前記障害物の除去後に下座板が上座板に対して相対的に下動し、前記付勢手段によって、前記可動ロック部材が第2の姿勢から第1の姿勢に変位することに連動して、前記検知レバーが第2の姿勢から第1の姿勢へ変位するように構成されており、
前記減衰機構を、前記検知レバーの第2の姿勢から第1の姿勢への変位に抵抗を与えるように設けることで、当該減衰機構が前記付勢手段と協働して、第2の姿勢にある前記回動ロック部材をゆっくりと第1の姿勢へと回動させる(図24〜図26)。
1つの態様では、前記減衰機構は、ロータリーダンパ(図24、図25)あるいは直動ダンパ(図26)を備えている。
1つの態様では、前記連動機構は、前記可動ロック部材の移動と前記検知レバーの回動を連動させるように前記可動ロック部材と前記検知レバーを連結し、前記検知レバーが第1の姿勢から第2の姿勢となることに連動して前記可動ロック部材を第2の姿勢とする連結手段(典型的にはワイヤ)である。
後述する実施形態では、連動機構としてはワイヤ43が例示されているが、ワイヤ以外の機械要素(例えば、リンク、カム、ギア等)であってもよい。前記連動機構は、可動ロック部材が、下座板の上動に連動して変位する検知レバーを介して当第1の姿勢から第2の姿勢へ変位させる機構であればよく、可動部材同士の当接によって連動機構を構成してもよい。
1つの態様では、前記検知レバーは、上座板と下座板との間に設けられ、下座板が上座板に対して相対的に上動すると第1の姿勢から第1の方向に回動して第2姿勢をとり、下座板が上座板に対して相対的に下動すると第2姿勢から第2の方向に回動して第1姿勢をとることが可能となる、回動検知レバーである。
1つの態様では、ロック装置は、前記復帰ワイヤを他端側から巻き取る回転体と、前記回転体からの復帰ワイヤの引き出しを規制する回動ロック部材と、を備えており、
前記復帰ワイヤは、巻き取れられる方向に付勢されていると共に、シャッターカーテンの自重降下に伴って前記回転体が回転することで当該復帰ワイヤが前記回転体からシャッターカーテン面部に沿って引き出し可能となっており、
前記回動ロック部材は、非ロック姿勢をとるように第2の方向に付勢されており、前記検知レバーの第1の方向の回動に連動して第1の方向に回動して前記回転体の回転を規制するロック姿勢となるように前記検知レバーと連結手段で連結されている。
1つの態様では、前記ロック装置は、前記回転体として、被係止部を備えたロックドラムと、復帰ワイヤを巻き取る方向に付勢する手段を備えた巻取ドラムと、を備えており、
前記復帰ワイヤは、ロックドラムに巻回してから前記巻取ドラムに巻き取られ、
前記回動ロック部材は係止爪を備え、ロック姿勢では、前記係止爪が前記ロックドラムに係止する。
前記減衰機構は、前記第1回動レバーが第2の方向へ回動する速度を低減するように設けられ、障害物除去後に、前記第1回動レバーを第2の方向へゆっくり回動させることで、ロック状態解除のタイミングを遅延させてなる。
1つの態様では、前記第1回動レバー及び前記第2回動レバーは、それぞれ第1付勢手段、第2付勢手段によって第2の方向に付勢されており、
障害物除去後には、前記第2回動レバーは、前記第1回動レバーが前記第1付勢手段によって第2の方向へ回動開始後所定時間経過後に前記第2付勢手段によって瞬時に第2の方向へ回動してロック状態が解除される。
1つの態様では、前記ロック機構は、係止状態にある前記第2回動レバーの第2の方向への回動を規制する回動規制手段を備え、
前記回動規制手段による回動規制は、前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動した時点で解除されるように構成されている。
1つの態様では、前記ロック機構は、前記回動規制手段としての第3回動レバーを備え、
前記第3回動レバーは、前記回転体と係止状態にある前記第2回動レバーの当接部と係止する係止部と、前記第1回動レバーの当接部と当接する当接部と、を備え、
前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動することに連動して前記第3回動レバーが回動することで、当該第3回動レバーと前記第2回動レバーとの係止状態が解除されて回動規制が解除される。
1つの態様では、前記第2回動レバーの当接部、及び、前記第1回動レバーの当接部と前記第3回動レバーの当接部の少なくともいずれか一方の当接部は、回転自在な周面を備えている。
1つの態様では、前記第2回動レバーの係止部は、軸周りに回転自在の回転ピンである。
図1〜図6に示すように、シャッター装置は、開口部を閉鎖するシャッターカーテン1と、開口部上方に位置してシャッターカーテン1を巻装する巻取シャフト2と、開口部左右両端に立設されたガイドレ−ル3と、を備えている。シャッターカーテン1は、複数枚の開口幅方向に延びる長尺状のスラットを上下に連結して構成されており、下端には座板4が設けてある。巻取シャフト2は、躯体11から持ち出し状に設けた左右のブラケット12間に回転可能に支持されている。図1、図2に示すように、開口部上方において、開口幅方向の一側に寄った部位に開閉機5が設けてある。開閉機5は、開口幅方向の一側のブラケット12に取り付けられている。図示の態様では、天井13内にシャッターが収納されるようになっているが、躯体に取り付けられたシャッターボックス(図示せず)内にシャッターを収納するようにしてもよい。通常時には、シャッターカーテン1は、開閉機5によって巻取シャフト2を正逆回転駆動することで電動昇降して、開口部を開閉する。図2、図6に示すように、座板4は開口部幅方向に延びる長尺状の上座板40と、上座板40の下方側に上座板40に対して相対的に上下動自在に吊持された長尺状の下座板41とからなり、後述するように、座板4は、電動下降あるいは自重下降するシャッターカーテン1が障害物に当たった時に障害物を検知する障害物検知手段の一構成要素となっている。
自動閉鎖装置6は、火災感知器6aによって火災が感知され、防災盤6bからの火災検知信号の入力によって作動機構が作動してブレーキ解放レバーを移動させてブレーキを解放させる。図9〜図13に基づいて、自動閉鎖装置6の実施形態について説明する。なお、図9〜図13に示す自動閉鎖装置6は、1つの実施形態に過ぎないものであり、図示する自動閉鎖装置6の構成によって本発明が限定されるものではない。
本発明に係る機械式避難時停止装置付き電動シャッターにおいて、電動開閉モード(通常モード)と自重降下モード(火災モード)で異なる制御が行われる。通常の電動開閉時には、シャッターカーテン1の動作制御は通常モードで行われる。自動閉鎖装置6への火災検知信号の入力または手動閉鎖操作による自重降下時には、制御モードが通常モードから自重降下モードに変わり、シャッターカーテン1の動作制御は自重降下モードで行われる。本実施形態では、制御部は、障害物検知用制御盤7Aと、シャッター制御盤7Bと、からなる。以下、詳細に説明する。
通常モードでは、手動閉鎖装置10からの操作でシャッターカーテン1の電動開閉が行われる。より具体的には、開口部全閉状態あるいは半開状態で開放スイッチUを押すと、障害物検知用制御盤7Aを介してシャッター制御盤7Bに信号が送信され、開閉機5が作動して巻取シャフト2を第1の方向に回転させてシャッターカーテン1を巻取りながら上昇させる(図33(1))。シャッターカーテン1の上昇時に、第2ワイヤW2は巻取ドラム91に巻き取られていく。シャッターカーテン1が予め設定された上限位置まで上昇すると上限リミットスイッチが作動して開閉機5の作動が停止し、巻取シャフト2の回転が停止してシャッターカーテン1の巻き取りが停止する。万が一、リミットスイッチLSの故障等により上限リミットでシャッターカーテン1が停止しない場合には、エマーゼンシスイッチ17が作動することで開閉機5によるシャッターカーテン1の上昇を停止させる。
防災盤6bからの火災検知信号の入力あるいは手動閉鎖装置10の非常ボタン102の押し操作によって自動閉鎖装置6のブレーキ解放作動が行われると、第1作動体60が第2の位置へ移動して、第1マイクロスイッチMS1、第3マイクロスイッチMS3がOFFからONとなる。第1マイクロスイッチMS1がONとなると、自動閉鎖装置6から障害物検知用制御盤7Aに作動確認信号が連続で出力され、障害物検知用制御盤7Aは作動確認信号を受信することで、電動開閉モード(通常モード)から自重降下モード(火災モード)に変わる。障害物検知用制御盤7Aが自重降下モードとなると、手動閉鎖装置10の開放スイッチU、閉鎖スイッチD、停止スイッチSからの電動開閉操作が無効化される。
障害物検知手段を備えた座板4の構成について説明する。図14に示すように、座板4を構成する上座板40と下座板41との間には、複数の検知レバー42が回動可能に設けてあり、電動降下中あるいは自重降下中のシャッターカーテン1の下端が障害物に当接して、下座板41が上座板40に対して相対的に上動すると、下座板41の上動に連動して検知レバー42が回動するようになっている。複数の検知レバー42はワイヤ43によって互いに連結されており、ワイヤ43の一端はコイルスプリング98を介してロック装置9のロック機構を構成する第1回動レバー92(後述する)の下端側に連結されている。下座板41が上座板40に対して相対的に上動すると、検知レバー42は、検知レバー42の下端がロック装置9のロックドラム90から離隔する方向に回動し、ワイヤ43はロック装置9のロックドラム90から離隔する方向に引っ張られる。
ロック装置9の構成について、図16〜図20に基づいて詳細に説明する。なお、図16と図17〜図20とで要素の形状に異なる箇所があるが構成要素自体は同じである。また、各要素の参照番号は図17に最も詳細に記載されており、適宜参照されたい。ロック装置9は、回転自在のロックドラム90と、回転自在の巻取ドラム91と、第1回動レバー92と、第2回動レバー93と、第3回動レバー94と、これらを内装するケース95と、を備えている。本実施形態では、ロックドラム90は、中継装置8の直下に位置しており、巻取ドラム91は、ロックドラム90の第1側に隣接して配置されており、第1回動レバー92と、第2回動レバー93と、第3回動レバー94は、ロックドラム90の第2側に隣接して配置されている。通常時には、第1回動レバー92、第2回動レバー93、第3回動レバー94は第1の姿勢(非ロック姿勢)にある(図16、図20参照)。障害物検知によるシャッター停止時には、第1回動レバー92、第2回動レバー93、第3回動レバー94は第2の姿勢(ロック姿勢)にあり(図17参照)、また、第2回動レバー93が第2の姿勢を維持する間は、第1回動レバー92が回動を開始しても、ロック装置9のロック状態が維持される(図18、図19参照)。
上述のように、障害物の除去後には、下座板41が上座板40に対して相対的に下動することで、ロック装置9が非ロック状態となって復帰ワイヤ(第1ワイヤW1+第2ワイヤW2)の引き出しが可能となり、自動閉鎖装置6の作動機構によって開閉機5のブレーキが解放され、シャッターカーテン1が自重再降下する。ここで、ロック装置9の可動ロック部(例えば、第1回動レバー92、図23に示す可動ロック部材92´)や検知レバー42の第2の姿勢から第1の姿勢への変位に抵抗を与えるように減衰機構を設けることで、ロック姿勢である第2の姿勢にある可動ロック部の速度を低減させて第1の姿勢へと回動させて、復帰ワイヤ(第1ワイヤW1、第2ワイヤW2)の引き出し規制を解除するタイミングを遅延させる。すなわち、ロック状態にあるロック装置9が非ロック状態となるタイミングを遅延させて復帰ワイヤ(第1ワイヤW1、第2ワイヤW2)を引き出し可能とすることで、障害物除去後にシャッターカーテン1が自重再下降を開始するまでの時間を遅らせるようにしている。具体的な構成例について、以下に説明する。
本実施形態は、第2回動レバー93の第2の方向への回動開始タイミングを遅らせ、かつコイルスプリング97の作用によって瞬時に第2の方向に回動させてロック状態を解除することに特徴を備えている。第1回動レバー92の第2の方向への回動速度を遅くすることによって、障害物検知後にロック状態が解除されるまでの時間をさらに長くすることができる。すなわち、第2の姿勢にある第1回動レバー92が第2の方向へ回動する速度を低減するように減衰機構を設け、障害物除去後に、第1回動レバー92を第2の方向へゆっくり回動させることで、第3回動レバー94による第2回動レバー93の回動規制解除のタイミングを遅延させると共に、回動規制が解除された第2回動レバー93は、減衰機構の影響を受けずに、コイルスプリング97によって瞬時に第2の方向に回動し、速やかにロック状態が解除される。
遅延機構の他の実施形態を図23に示す。図23において、回動ロック部材の構成が図16〜図20に示すものと異なる点に留意されたい。また、障害物検知手段を備えた座板4の構成は、遅延機構としての緩降装置44を備えていない点を除いて、図14に示す態様を採用することができる。減衰機構は、ロータリーダンパ―440´と、ラック441´と、を備える。図23に示すように、回動支点920´を中心に回動する回動ロック部材92´の下端にコイルスプリング98の一端が連結され、コイルスプリング98の他端はラック441´の一端に連結され、ラック441´の他端はワイヤ43の端部に連結されている。ロータリーダンパ440´は、後板953の延長部9530に取り付けられている。ラック441´の他端側にはラックギア441A´が形成されていない部位(非ギア形成部位)がある。回動ロック部材92´が非ロック姿勢にある時には、ピニオンギア440A´はラック441´の他端側の非ギア形成部位に位置しており、このように構成することで、シャッターカーテンの下端が障害物に当接していないときは、ピニオンギア440A´と、ラックギア441A´は噛合していない。
ロック装置9は第2の実施形態の回動ロック部材92´を前提として説明する。遅延機構の第3の実施形態を、図24、図25、図26に基づいて説明する。各図において、(A)は下座板41が上座板40に対して自由に吊持された状態、(B)は(A)の状態から下座板41が上座板40に対して相対的に上動した状態を示している。第3の実施形態では検知レバー42の第2の姿勢から第1の姿勢への変位に抵抗を与えるように減衰機構45が設けられる。
自重再降下遅延機構の他の実施形態を図27〜32に基づいて説明する。自重再降下遅延機構は作動機構一体型の自動閉鎖装置6に内蔵されている。自動閉鎖装置6の基本構成及基本動作は、図9〜図13に示すものと同様であり、同一の要素には同一の参照番号が付してあり、必要に応じて、図9〜図13に関連する記載を援用することができる。図27〜図32において、第1マイクロスイッチMS1、第2マイクロスイッチMS2、第3マイクロスイッチMS3の図示は省略されている。自動閉鎖装置6のケーシングは開閉機5に直接取り付けられており、図27に示すように、ケーシング内には、第1作動体(第1スライドピース)60、第2作動体(第2スライドピース)61、第3作動体(第3スライドピース)62、第1ラッチレバー63、ソレノイド64、第2ラッチレバー65、第2作動体61に形成されたラックギア66、ピニオンギア67、カム68、が設けてある。第2ラッチレバー65は、図示しないガイドに沿って図における左右方向(第1作動体60の移動方向と直交する方向)に移動可能となっており、コイルスプリング650によって右側(第1作動体60に近づく方向)に付勢されている。第1作動体60は軸上を往復動可能に設けてあると共に大径部60Aを備えており、大径部60Aがブレーキ解放レバー50に当たって押圧する当接部を形成している。第1作動体60はコイルスプリング601によって、ブレーキ解放レバー50を解放する方向に付勢されており、コイルスプリング601によって押されることで開閉機50のブレーキ解放レバー50を押圧してブレーキを解放する(図28参照)。通常時には、第1ラッチレバー63が第1作動体60の大径部60Aに係止することで、第1作動体60は大径部60Aがブレーキ解放レバー50から離間した状態で保持されている。第1作動体60の大径部60Aは、第1ラッチレバー63及び第2ラッチレバー65との被係止部、第2作動体61との当接部、としても機能する。
2 巻取シャフト
3 ガイドレール
4 座板
40 上座板
41 下座板
5 開閉機
6 自動閉鎖装置
60 第1作動体
61 第2作動体
62 第3作動体
7A 障害物検知用制御盤
7B シャッター制御盤
8 中継装置
9 ロック装置
10 手動閉鎖装置
W1 第1ワイヤ
W2 第2ワイヤ
W3 第3ワイヤ
MS1 第1マイクロスイッチ(第1検知手段)
MS2 第2マイクロスイッチ(第2検知手段)
MS3 第3マイクロスイッチ
Claims (7)
- シャッターカーテンと、
シャッターカーテンを電動昇降させて開口部を開閉する開閉機と、
火災時に作動機構によりブレーキを解放してシャッターカーテンを自重降下させる自動閉鎖装置と、
シャッターカーテン下端に設けられ、上座板と、上座板に対して相対的に上動可能な下座板とからなる座板と、
前記作動機構に連結されており、シャッターカーテン降下に伴って引き出されるように構成されている復帰用紐状部材と、
降下中のシャッターカーテンの下座板が障害物に当たって上座板に対して相対的に上動することで、復帰用紐状部材の引き出しを機械的に規制するロック装置と、
引き出しが規制された前記復帰用紐状部材のシャッターカーテン降下に伴う引っ張りを検知して、障害物検知信号を制御部に出力する第1検知手段と、
障害物除去後のシャッターカーテンの自重再降下のタイミングを遅延させる遅延機構と、
を備え、
電動降下中のシャッターカーテンの下座板が障害物に当たった場合には、前記制御部が、前記第1検知手段から障害物検知信号を受信して、シャッターカーテンの電動降下を停止させ、
自重降下中のシャッターカーテンの下座板が障害物に当たった場合には、引き出しが規制された前記復帰用紐状部材のシャッターカーテン降下に伴う引っ張りによってブレーキを復帰させてシャッターカーテンの自重降下を停止させ、
前記遅延機構は、障害物除去後に、ブレーキ復帰姿勢にある前記作動機構の当該ブレーキ復帰姿勢を所定時間保持する保持手段を備え、障害物除去後に前記復帰用紐状部材の引き出し規制が解除されてシャッターカーテンが自重再降下するが、前記保持手段により前記作動機構のブレーキ復帰姿勢を所定時間保持することで自重再降下のタイミングを遅延させてなる、
機械式避難時停止装置付き電動シャッター。 - 前記作動機構は、付勢手段によりブレーキ解放方向に付勢されているブレーキ解放体を備え、
障害物検知時には、前記ブレーキ解放体はブレーキ復帰位置にあり、
前記保持手段は、障害物除去後に、ブレーキ復帰位置にあるブレーキ解放体の移動を規制し、当該ブレーキ解放体をブレーキ復帰位置に所定時間保持し、
障害物除去後に、前記保持手段によって前記ブレーキ解放体のブレーキ復帰位置が所定時間保持され、前記保持手段が解除されると前記ブレーキ解放体が前記付勢手段により瞬時にブレーキ解放位置に移動する、
請求項1に記載の機械式避難時停止装置付き電動シャッター。 - 前記作動機構には、当該作動機構がブレーキ解放姿勢となったことを検知して作動確認信号を制御部に出力する第2検知手段が設けてあり、
前記制御部に作動確認信号の入力があった場合には、制御モードが電動開閉モードから自重降下モードに変わる、
請求項1、2いずれか1項に記載の機械式避難時停止装置付き電動シャッター。 - 前記作動機構は、
第1の方向に付勢されたブレーキ解放体である第1作動体と、
第1の方向に付勢されており、障害物検知時に復帰用紐状部材の引っ張りによって第2の方向に移動する第2作動体と、
を備え、
自動閉鎖装置によるブレーキ解放時には、前記第1作動体のみが第1の方向に移動して前記作動確認信号が出力され、
自重降下時の障害物検知時には、前記第1作動体は、第2の方向に移動する前記第2作動体と共にブレーキ復帰位置まで移動し、
前記第1検知手段は前記作動機構に設けてあり、電動降下時には、前記第1検知手段が前記第2作動体の第2の方向の移動を検知して障害物検知信号を出力するものである、
請求項3に記載の機械式避難時停止装置付き電動シャッター。 - 前記遅延機構は前記座板に位置しており、
前記遅延機構は、障害物除去後に前記復帰用紐状部材の引き出し規制解除のタイミングを遅延させることで、前記作動機構のブレーキ復帰姿勢を所定時間保持して自重再降下のタイミングを遅延させるものである、
請求項1〜4いずれか1項に記載の機械式避難時停止装置付き電動シャッター。 - 前記ロック装置は、
前記座板に設けられ、前記復帰用紐状部材を巻き取る巻取機構と、
下座板の相対的な上動に連動して前記巻取機構の回転体の回転を規制するロック部と、
を備え、
前記遅延機構は、障害物除去後に、上動位置にある下座板の下動速度を低減するものである、
請求項5に記載の機械式避難時停止装置付きシャッター。 - 前記ロック装置は、
前記座板に設けられ、前記復帰用紐状部材を巻き取る巻取機構と、
下座板の相対的な上動に連動して第1の姿勢から第2の姿勢へ変位することで前記巻取機構の回転体の回転を規制する可動ロック部と、
を備え、
前記遅延機構は、障害物除去後に、第2の姿勢にある可動ロック部の第1の姿勢への戻り速度を低減するものである、
請求項5に記載の機械式避難時停止装置付きシャッター。
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