JP6120735B2 - 機械式避難時停止装置付きシャッター - Google Patents
機械式避難時停止装置付きシャッター Download PDFInfo
- Publication number
- JP6120735B2 JP6120735B2 JP2013185957A JP2013185957A JP6120735B2 JP 6120735 B2 JP6120735 B2 JP 6120735B2 JP 2013185957 A JP2013185957 A JP 2013185957A JP 2013185957 A JP2013185957 A JP 2013185957A JP 6120735 B2 JP6120735 B2 JP 6120735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- seat plate
- rotation
- rotation lever
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
Description
本発明の他の目的は、ロック姿勢にある回動レバーを瞬時に非ロック姿勢へ回動させるものでありながら、一旦停止したシャッターカーテンが再下降するタイミングを遅延させる機構を実現することを目的とする。
第1の方向に移動してブレーキを解放し、第2の方向に移動してブレーキを復帰させる作動手段と、
前記作動手段を第2の方向に移動するように当該作動手段に一端側が連結された復帰ワイヤと、
シャッターカーテン下端に設けられ、上座板と、上座板に対して相対的に上動可能な下座板とからなる座板と、
上座板に設けられ、前記復帰ワイヤを他端側から巻き取る回転体と、
下座板の相対的な上動に連動してロック状態となって前記回転体の回転を規制するロック機構と、
減衰機構と、
を備え、
前記ロック機構は、第1回動レバーと、係止部を備えた第2回動レバーと、を有し、前記第2回動レバーは、障害物検知時の下座板の相対的な上動に連動して第1の方向に回動する第1回動レバーと一体で第1の方向に回動することで前記係止部が前記回転体に係止してロック状態となり、障害物除去後には、前記第2回動レバーは、前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動した時点で第2の方向へ回動してロック状態が解除されるように構成されており、
前記減衰機構は、前記第1回動レバーが第2の方向へ回動する速度を低減するように設けられ、障害物除去後に、前記第1回動レバーを第2の方向へゆっくり回動させることで、ロック状態解除のタイミングを遅延させてなる、
機械式避難時停止装置付きシャッター、である。
1つの態様では、前記第1回動レバー及び前記第2回動レバーは、それぞれ第1付勢手段、第2付勢手段によって第2の方向に付勢されており、
障害物除去後には、前記第2回動レバーは、前記第1回動レバーが前記第1付勢手段によって第2の方向へ回動開始後所定時間経過後に前記第2付勢手段によって瞬時に第2の方向へ回動してロック状態が解除される。
障害物の除去後に復帰ワイヤの引き出しが可能となると、前記作動手段が第1の方向に移動してブレーキが解放されて当該シャッターカーテンが再降下するように構成されているが、前記第2回動レバーの第2の方向への回動開始のタイミングを、前記第1回動レバーの第2の方向への回動開始のタイミングよりも遅らせることで、前記第2回動レバーと回転体とのロック状態解除のタイミングを遅延させ、もって、前記復帰ワイヤの引き出し規制を解除するタイミングを遅延させる。
前記回動規制手段による回動規制は、前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動した時点で解除されるように構成されている。
1つの態様では、前記ロック装置は、前記回動規制手段としての第3回動レバーを備え、
前記第3回動レバーは、前記回転体と係止状態にある前記第2回動レバーの当接部と係止する係止部と、前記第1回動レバーの当接部と当接する当接部と、を備え、
前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動することに連動して前記第3回動レバーが回動することで、当該第3回動レバーと前記第2回動レバーとの係止状態が解除されて回動規制が解除される。
1つの態様では、前記第2回動レバーの当接部、及び、前記第1回動レバーの当接部と前記第3回動レバーの当接部の少なくともいずれか一方の当接部は、回転自在な周面を備えている。
1つの態様では、前記第2回動レバーの係止部は、軸周りに回転自在の回転ピンである。
この場合、減衰機構を設ける位置は限定されない。
1つの態様では、第1回動レバーの第2の方向への回動が下座板の下動と連動している場合に、上座板と下座板との間に減衰機構を設けて下座板をゆっくり下降させて、第2の姿勢にある第1回動レバーを第2の方向にゆっくり回動させてもよい。
より具体的な態様例では、前記減衰機構は緩降装置であり、前記緩降装置は、上座板と下座板のいずれか一方に設けたダンパ付きピニオンギアと、他方に設けた高さ方向に延びるラックギアと、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間に設けたワンウェイクラッチ機構と、からなり、
前記ワンウェイクラッチ機構は、上座板に対する下座板の相対的な上動時には、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間の伝動を無効とし、上座板に対する下座板の相対的に下動時には、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間の伝動を有効とする。
前記ダンパ付きピニオンギアは典型的にはロータリーダンパによって回転に抵抗が与えられるピニオンギアである。
1つの態様では、前記ワンウェイクラッチ機構は、第1ギアと、第2ギアと、第1ギアと第2ギアとの間に設けたワンウェイクラッチと、からなり、第1ギアが前記ピニオンギアに噛合しており、第2ギアが前記ラックギアに噛合している。
1つの態様では、前記第1ギアは前記ピニオンギアに対して大径である。
1つの態様では、前記第1ギアは前記第2ギアに対して大径である。
1つの態様では、第1の姿勢と第2の姿勢との間で変位可能であり、下座板が上座板に対して相対的に上動すると第1の姿勢から第2姿勢へ変位し、下座板が上座板に対して相対的に下動すると第2の姿勢から第1姿勢へ変位可能となる、検知レバーと、検知レバーの変位を第1回動レバーの変位に連動させる連動機構と、を備えているものにおいて、
前記減衰機構は、前記第1回動レバーが第2の方向へ回動する速度を低減するように、前記第1回動レバーあるいは前記検知レバーの第2の姿勢から第1の姿勢への変位に抵抗を与えるように設けられる。
1つの態様では、前記検知レバーは、上座板と下座板との間に設けられ、下座板が上座板に対して相対的に上動すると第1の姿勢から第1の方向に回動して第2姿勢をとり、下座板が上座板に対して相対的に下動すると第2姿勢から第2の方向に回動して第1姿勢をとることが可能となる、回動検知レバーである。
また、前記連動機構は、第1回動レバーが、下座板の上動に連動して変位する検知レバーを介して第1の姿勢から第2の姿勢へ変位させる機構であればよく、可動部材同士の当接によって連動機構を構成してもよい。例えば、上座板と下座板との間に、座板の長さ方向に延びる検知体を設け、当該検知体を直接あるいは他の要素を介して第1回動レバーに当接させ、当該検知体が変位することで第1回動レバーが変位するものでもよい。
1つの態様では、前記復帰ワイヤは、巻き取れられる方向に付勢されていると共に、シャッターカーテンの自重降下に伴って前記回転体が回転することで当該復帰ワイヤが前記回転体からシャッターカーテン面部に沿って引き出し可能となっている。
1つの態様では、前記ロック装置は、前記回転体として、被係止部を備えたロックドラムと、復帰ワイヤを巻き取る方向に付勢する手段を備えた巻取ドラムと、を備えており、
前記復帰ワイヤは、ロックドラムに巻回してから前記巻取ドラムに巻き取られる。
第2回動レバーは付勢手段によって第2の方向に瞬時に回動させることができるので、係止部を備えた回動ロック部材をゆっくりと第2の方向へ回動させるものに比べて、係止部が歯車の歯から外れる時に、回動ロック部材がバウンドして外れた歯の次の歯に噛み込む等の不具合を防止することができる。
ロック機構は、ロック状態にある第2回動レバーの第2の方向への回動を規制する回動規制手段(第3回動レバー)を備え、前記回動規制手段による回動規制は、第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動した時点で解除されるように構成することで、第2回動レバーの係止部とロックドラムの被係止部とのロック状態解除までの遅延時間を長く取ることができる。
第2回動レバーの係止部を軸周りに回転自在の回転ピンとし、第3回動レバーの係止部に係止する第2回動レバーの当接部、及び、互いに当接する第1回動レバーの当接部と第3回動レバーの当接部の少なくともいずれか一方の当接部を回転自在な周面から形成することによって、第2回動レバーの係止部とロックドラムの被係止部との係脱時の衝撃音を小さくし、また、第1回動レバーと第3回動レバーとの当接、第2回動レバーと第3回動レバーとの当接時の不快な音の発生を抑制し、各レバー同士の接触部の耐久性も向上する。
[A−1]シャッターの基本構成
図1に示すように、シャッター装置は、開口部を閉鎖するシャッターカーテン1と、開口部上方に位置してシャッターカーテン1を巻装する巻取シャフト2と、開口部左右両端に立設されたガイドレ−ル3と、を備えている。シャッターカーテン1は、複数枚の開口幅方向に延びる長尺状のスラットを上下に連結して構成されており、下端には座板4が設けてある。図3、図4左図、図15に示すように、座板4は開口部幅方向に延びる長尺状の上座板40と、上座板40の下方側に上座板40に対して相対的に上下動自在に吊持された長尺状の下座板41とからなり、後述するように、座板4は障害物検知手段の一構成要素となっている。通常時には、シャッターカーテン1は、開閉機5によって巻取シャフト2を正逆回転駆動することで昇降して、開口部を開閉する。図では開閉機5を用いた電動シャッターを示したが、シャッター装置は、手動ハンドルやチェーンを用いるいわゆる手動式でもよい。また、通常時において、シャッターカーテンを自重で降下させて開口部を閉鎖するものでもよい。本発明は、ブレーキの解放によりシャッターカーテンを自重降下させることができるシャッターに関するものであり、本実施形態では、火災を検知した時に、ブレーキの解放によりシャッターカーテンを自重降下させるシャッターについて説明する。
自動閉鎖装置6は、防災盤6bからの火災検知信号の入力によって可動部が作動して、ブレーキ解放ワイヤW1を引くことで、作動手段を介してブレーキ解放レバーを移動させてブレーキを解放させる。自動閉鎖装置6がブレーキ解放ワイヤW1を引く態様としては幾つかの手法が知られており、自動閉鎖装置6に内蔵されたバネ部材のバネ力でブレーキ解放ワイヤW1を引くもの、自動閉鎖装置6に内蔵されたモータの駆動力でブレーキ解放ワイヤW1を引くもの等が挙げられる。自動閉鎖装置6は、ブレーキ解放・復帰装置7の作動手段を移動させてブレーキ解放レバーを移動させるものであれば、自動閉鎖装置6の具体的な構成は限定されない。図示の例では、自動閉鎖装置とブレーキ解放装置は別体で構成されているが、自動閉鎖装置一体型のブレーキ解放装置であってもよい。なお、本実施形態の自動閉鎖装置は、(いずれも図示しない)圧縮コイルスプリングと、該圧縮コイルスプリングを圧縮状態に保持するロック機構と、火災検知信号の入力により該ロック機構を解除するソレノイドとを備え、火災検知信号によりソレノイドが作動してロック機構が解除されたときに圧縮コイルスプリングが伸長することによりワイヤW1を引っ張る構成となっている。また、ワイヤW1を引くストロークは、第2作動体74の側辺741をフレーム70の垂壁704に当接する位置まで引っ張るのに十分なストロークを有している。
ブレーキ解放・復帰装置7は、ブレーキ解放レバーをブレーキ解放方向に移動させる作動手段を備えており、火災検知信号が自動閉鎖装置6に入力されることで、自動閉鎖装置6によってブレーキ解放・復帰装置7の作動手段が移動してブレーキ解放レバーを移動させる。具体的な態様例では、作動手段は自動閉鎖装置6の可動部とブレーキ解放ワイヤW1で連結されており、火災検知信号が自動閉鎖装置6に入力されると、自動閉鎖装置6の可動部が移動してブレーキ解放ワイヤW1が引かれて、ブレーキ解放・復帰装置7の作動手段が自動閉鎖装置6側へ移動する。そして、自動閉鎖装置6側へ移動した作動手段が、ブレーキ解放レバーを移動させてブレーキを解放させる。ブレーキ解放ワイヤW1はアウターケーブルW1´内を延出する。
図5に示すように、中継装置8は、ロック装置9のロックドラム90の直上で、開口部上方のまぐさ内部に取り付けられている。中継装置8は、開口部上方に位置して前後方向(シャッタ収納部の奥行き方向)に延びる回動体80を備え、回動体80は、まぐさ内部に設けた取付ベース81の立ち上がり片に回動自在に設けてあり、回動体80は回動支点82を中心として、第1端部、第2端部がそれぞれ上下動するように回動する。第1端部には、ワイヤW2の端部の固定部83が形成されており、第2端部には、ワイヤW3の上端の固定部84が形成されている。第2端部に形成された固定部84に固定されたワイヤW3が下方に引っ張られると、回動体80が回動支点82を中心に回動して、第1端部が下方に下がり、第2端部が上方に移動して、ワイヤW2を引っ張る。なお、回転支点82から固定部83までの距離、回転支点82から固定部84までの距離を選択することで、ワイヤW3の引っ張り量と、ワイヤW2の引っ張り量の比率を適切に設定することができる。また、前記ワイヤW1、ワイヤW2及び(後述する手動閉鎖装置を接続する)ワイヤW4は、自転車のブレーキなどに使用されるタイプのアウターケーブル付きワイヤであって、それらのアウターケーブルの両端はそれらのワイヤが接続される各装置(自動閉鎖装置、手動閉鎖装置、ブレーキ解放・復帰機構)のケース等に固定される。そして、ワイヤW1、W2、W4のインナーワイヤは、前記各装置が通常状態(自動閉鎖装置及び手動閉鎖装置は作動前の待機状態、ブレーキ解放・復帰装置は図12(A)の状態)で、緩み無く又は所定の張力を有する状態となるように調整し取り付けられる。なお、アウターケーブルの固定手段やインナーワイヤの長さ調整及び固定の手段は、防火設備等においては周知の技術であり詳細な説明は省略する。
図3A、図3B、図4に示すように、上座板40と下座板41との間には、複数の検知レバー42が回動可能に設けてあり、自重降下中のシャッターカーテン1の下端が障害物Xに当接して、下座板41が上座板40に対して相対的に上動すると、下座板41の上動に連動して検知レバー42が回動するようになっている。複数の検知レバー42の下端部位はワイヤ43によって互いに連結されており、ワイヤ43の一端はロック装置9のロック機構を構成する第1回動レバー92(後述する)の下端側に連結されている。下座板41が上座板40に対して相対的に上動すると、検知レバー42は、検知レバー42下端がロック装置9のロックドラム90から離隔する方向に回動し、ワイヤ43はロック装置9のロックドラム90から離隔する方向に引っ張られる。
なお、図示の態様では、下座板41の上動に連動して回動する検知レバー42の動きを、ワイヤ43を介して第1回動レバー92に伝達しているが、例えば、上座板40と下座板41との間に、座板4の長さ方向に延びる検知体42´を設け、当該検知体42´を直接あるいは他の要素を介して第1回動レバー92に当接させ、下座板41の上動に連動して当該検知体42´が変位することで第1回動レバーが回動するものでもよい(図4A 参照)。
図6に示すように、シャッター装置の近傍の壁面には、操作し易い高さに手動閉鎖装置10が設けてある。手動閉鎖装置10は、中空の縦長直方体で、前面に開口を備えたボックス100と、ボックス100の前面の開口を開閉するカバー体101と、前面の下方部位に設けた押スイッチ102と、前面の側方部位に回動可能に設けた回動レバー103と、手動操作用のワイヤW4の端部(他端)をネジで固定するワイヤ端固定部104と、を備えている。1つの態様では、ボックス100内には、図示しない開放、閉鎖、停止スイッチが配置されている。
[B−1]ロック装置の構成
図1に示すように、ロック装置9は、座板4の長さ方向の一側(具体的には開口部幅方向の開閉機5が設けられた側)に寄った位置で上座板40に取り付けられている。ロック装置9の構成について、図7〜図11に基づいて詳細に説明する。なお、各要素の参照番号は図8Aに最も詳細に記載されており、適宜参照されたい。ロック装置9は、回転自在のロックドラム90と、回転自在の巻取ドラム91と、第1回動レバー92と、第2回動レバー93と、第3回動レバー94と、これらを内装するケース95と、を備えている。本実施形態では、ロックドラム90は、中継装置8の直下に位置しており、巻取ドラム91は、ロックドラム90の第1側に隣接して配置されており、第1回動レバー92と、第2回動レバー93と、保持レバー94は、ロックドラム90の第2側に隣接して配置されている。通常時には、第1回動レバー92、第2回動レバー93、第3回動レバー94は第1の姿勢(非ロック姿勢)にある(図7、図11参照)。障害物検知によるシャッター停止時には、第1回動レバー92、第2回動レバー93、第3回動レバー94は第2の姿勢(ロック姿勢)にあり(図8、図8A参照)、また、第2回動レバー93が第2の姿勢を維持する間は、第1回動レバー92が回動を開始しても、ロック装置9のロック状態が維持される(図9、図10参照)。
ブレーキが解放されてシャッターカーテン1が自重降下を開始すると、座板4の降下に伴って座板4に設けられたロック装置9(ロックドラム90、巻取ドラム91)も降下し、ロック装置9の降下に伴って、ぜんまいばねの力に打ち勝って、第2ワイヤW3は巻取ドラム91及びロックドラム90が回転しながら、シャッターカーテン1の降下距離分だけ引き出されていく。
図示の態様では、ロックドラム90と巻取りドラム91は隣接しているが、ロックドラム90と巻取ドラム91を離間(非限定な例示として、これらのドラムの半径寸法から直径寸法程度)させて配置してもよい。本実施形態では、ロックドラム90と巻取ドラム91を別体として設け、ロックドラム90をロックする構成に基づいて説明したが、出願人の先の出願である特許第4906612号(特開2009−13647号)に記載したもののように、ロックドラムと巻取ドラムを一体化してもよい。図示の態様では、ロックドラム90の一側にのみ第1回動レバー92、第2回動レバー93、第3回動レバー94、検知レバー42を配置したが、ロックドラム90の両側に検知レバーを配置すると共に、それぞれの検知レバーに連結されるワイヤに連結される左右一対の第1回動レバーを設けてもよい。
本実施形態は、第2回動レバー93の第2の方向への回動開始タイミングを遅らせ、かつコイルスプリング97の作用によって瞬時に第2の方向に回動させてロック状態を解除することに特徴を備えている。第1回動レバー92の第2の方向への回動速度を遅くすることによって、障害物検知後にロック状態が解除されるまでの時間をさらに長くすることができる。すなわち、第2の姿勢にある第1回動レバー92が第2の方向へ回動する速度を低減するように減衰機構を設け、障害物除去後に、第1回動レバー92を第2の方向へゆっくり回動させることで、第3回動レバー94による第2回動レバー93の回動規制解除のタイミングを遅延させると共に、回動規制が解除された第2回動レバー93は、減衰機構の影響を受けずに、コイルスプリング97によって瞬時に第2の方向に回動し、速やかにロック状態が解除される。
図3Aに示す態様では、減衰機構は、上座板40と下座板41との間に設けた緩降装置44である。緩降装置44は、下座板41の底面部410が障害物に当たることで上座板40に対し上動した下座板41が、障害物が除去された後に再び上座板40に対して下動する際に、下座板41をゆっくり下動させるための装置である。緩降装置44は、例えば、上座板40と下座板41のいずれか一方に設けたワンウェイのロータリーダンパ及びピニオンギアと、他方に設けたラックギアからなる。
図3Bに示す態様では、減衰機構45が、第2の姿勢にある第1回動レバー92の第2の方向への回動に抵抗を与えるように、第1回動レバー92とワイヤ43との間に設けられる。図示の態様では、減衰機構45は、ピニオンギアを備えたロータリーダンパ450と、ラック451と、からなる。図3Bに示すように、第1回動レバー92の下端にラック451の一端が連結され、ラック451の他端はコイルスプリング98の一端に連結され、コイルスプリング98の他端はワイヤ43の端部に連結されている。ロータリーダンパ450は、後板953の延長部9530に取り付けられている。
[D−1]全体構成
図12乃至図15に基づいてブレーキ解放・復帰装置7の具体的な構成について説明する。図12は、手動閉鎖装置10を用いてシャッターカーテンを自重降下させる場合、図13は、自動閉鎖装置6を用いてシャッターカーテンを自重降下させる場合を示している。図12(A)、図13(A)は、ブレーキが有効な状態(ブレーキ復帰状態)、図12(B)、図13(B)は、ブレーキ解放状態、図12(C)、図13(C)は、ブレーキ復帰状態とする動きを示す図である。図中、「左側」が「自動閉鎖装置側」となっており、ブレーキ解放レバー50が左側へ向かう方向が「ブレーキ解放方向」、左側へ移動したブレーキ解放レバー50が右側へ向かう方向が「ブレーキ復帰方向」である。
図12(A)に示すように、手動閉鎖装置10がブレーキ解放作動前の状態にある時(ブレーキ解放レバー50はブレーキを維持するブレーキ有効姿勢にあり、ブレーキ有効時である)には、緊張状態にあるワイヤW4が、第1作動体73の側辺732を図中右側に引っ張ることで、第1コイルスプリング76を圧縮状態に維持している。第3作動体75の左側側辺751の押圧片7510は、ブレーキ解放レバー50の右側に位置して離間対向している。第2作動体74の左側側辺741は、第1作動体73の左側側辺731の左側に位置して当接している。
図13(A)は、図12(A)と同じであり、図12(A)の説明を援用することができる。火災感知器6aによって火災が感知されると、防災盤6bより信号(DC24V)が出力され、自動閉鎖装置6が作動して、ブレーキ解放ワイヤW1を引っ張る。図13(A)の状態から、自動閉鎖装置6によってブレーキ解放ワイヤW1が左側に引かれると、第2作動体74の左側側辺741が自動閉鎖装置側に引かれて移動し、同時に第2作動体74の右側側辺742が自動閉鎖装置側に移動することで、第1コイルスプリング76(第1コイルスプリング76は、開閉機5に内蔵されたブレーキ解放レバー50の復帰手段よりも大きい弾性力を有している)を介して第3作動体75が自動閉鎖装置側に移動して、第3作動体75の左側側辺751の上端部の押圧片7510がブレーキ解放レバー50に当接してこれを移動させることでブレーキを解放する。図13(B)はブレーキが解放された状態を示している。
さらに、本発明の他の実施形態について図16〜図29を参照しつつ説明する。原則として、図面を通して、同一の要素に対しては同一の参照番号が付されており、図16〜図29において、既述の実施形態に係る図中の参照番号と同じ参照番号が付された要素の説明については、既述の記載を援用することができる。以下、既述の実施形態と異なる点を中心に説明する。
既述のロック装置9において、ロックドラム90を回転自在に支持する支持軸900及び巻取ドラム91を回転自在に支持する支持軸910は、ケース95の後板953に片持ち支持されている。これに対して、図16、図17に示す態様では、支持軸900及び支持軸910は両端で支持されている。図17に示すように、ロックドラム90、巻取ドラム91の前面側には、ロックドラム90及び巻取ドラム91を挟んで後板953と対向するように前板954´が設けてある。前板954´は、少なくともロックドラム90、巻取ドラム91の中心部(支持軸900、910に対応する部位)の前側を覆うように延びている。図示の態様では、前板954´は、上側及び右側に折り曲げ片が一体形成されており、上側折り曲げ片を上板950に、右側折り曲げ片を側片952に当接させて螺子でケース95に固定される。支持軸900及び支持軸910は一端が後板953に、他端が前板954´に支持されている。支持軸900、支持軸910を両端で支持することで、片持ち支持に比べてより安定してロックドラム90、巻取ドラム91を回転支持することができる。図17に示す態様では、ロックドラム90と巻取ドラム91間で延びるワイヤW3を挿通させるガイド部958は前板954´の下端の折曲部に形成されている。図16、図17には図示していないが、ケース95の前面には、さらに、前面カバー954(図3A参照)が設けられる。
図16に示すように、座板4の長さ方向には間隔を存して複数の検知レバー42が取り付けてある。図18において、検知レバー42は、上座板40の上面部400の内側に固定された支持部42Aに対して回動可能に取り付けられている。図18(B)、(C)に示すように、検知レバー42は、上端側がロック装置9に近く、下端側がロック装置9から遠くなるような傾斜姿勢で取り付けられている。検知レバー42の下端には被当接部420としてのローラが回転自在に設けてあり、障害物検知時に下座板41が上動すると、下座板41の底面部410にローラが押し上げられて、検知レバー42は、上方の回動支点421を中心に、下端側がロック装置9から離間する方向に回動可能となっている。検知レバー42の長さ方向中間部位のロック装置9側には突出部422が突成されており、突出部422にワイヤ43の挿通部423が設けてある。ワイヤ43に形成した当接部が挿通部423の周囲に当接することで、検知レバー42の回動に連動してワイヤ43が引かれるようになっている。図18(A)、(B)の状態から下座板41が上動すると、下座板41の底面部410に押し上げられて検知レバー42が図18(D)の実線の姿勢から二点鎖線の姿勢へ回動し、ワイヤ43をロック装置9から離隔する方向に引っ張る。ワイヤ43の挿通部423は突出部422に対して回動自在に装着されており、突出部422に連結部423が設けられたことと相俟って、検知レバー42の回動時にワイヤ43の水平姿勢を可及的に維持するようになっている。さらに、図18(B)、(D)に示すように、検知レバー42の通常の傾斜姿勢において、挿通部423は回動支点421に対して右側(回動方向とは逆側)に位置しており、検知レバー42の回動時の挿通部423の上下の変動量が小さく抑えられている。図18(A)、(B)に示すように、下座板41が上座板40に対して吊持された通常の状態では、検知レバー42の上側部位が支持部42Aに当接することで傾斜姿勢が維持されており、検知レバー42の下端のローラの周面は下座板41の底面部410から僅かに上方に離間している(図18(A))。なお、通常の状態において、ローラ周面と下座板41の底面部410が接触していてもよい。
図18(A)に示すように、上座板40は、上面部400と、上面部400の幅方向両端から垂下する左右の側面部401と、左右の側面部401の下端から互いに接近する方向に水平状に延びる被当接片402と、からなり、下座板41の上端の左右の水平状の当接片411が上座板40の被当接片402上に載ることで、上座板40に対して下座板41が吊持される。下座板41の水平状の当接片411には、上座板40の側面部401に近接対向する垂直状の立ち上がり片412が形成されており、下座板41の下端の角部に障害物が当たったような場合でも、下座板41の立ち上がり片412が上座板40の側面部401に当接することで傾動が規制され、上座板40に対して下座板41が建物開口部の前後方向(シャッターカーテンの厚さ方向)に大きく傾くことを規制している。
緩降装置44の他の実施形態を図19、図20に示す。緩降装置44は、下座板41の底面部410が障害物に当たることで上座板40に対して上動した下座板41が、障害物が除去された後に再び上座板40に対して下動する際に、下座板41をゆっくり下動させるための装置である。緩降装置44は、上座板40に設けたロータリーダンパ440及びピニオンギア441と、ラックギア442を備え下座板41と一体で上下動するように設けられた昇降体442Aと、ピニオンギア441とラックギア442との間に設けたワンウェイクラッチ機構と、からなる。
図21、図22に示す態様では、中継装置8は、まぐさ部11の受け部材12に取り付けられている。受け部材12は断面視方形状の長尺部材であり、巻取シャフト2の両端を支持する左右のブラケット13の下端間に取り付けられている。図23に示すように、中継装置8は、開口部上方に位置して前後方向(シャッタ収納部14の奥行き方向)に延びる回動体80と、受け部材12に取り付けられた取付ベース81と、からなる。取付ベース81は、回動体80が回動自在に取り付けられる左右の支持片810と、受け部材12に取り付けられる装着片811と、を備えている。回動体80は回動支点82を中心として、前後方向の第1端部、第2端部がそれぞれ上下動するように回動する。第1端部には、ワイヤW2の端部の固定部83が形成されており、第2端部には、ワイヤW3の上端の固定部84が形成されている。固定部83は、アウターケーブルW2´から露出したワイヤW2の端部を余端部を残して固定する第1固定部830と、前記余端部を固定する第2固定部831とからなり、第1固定部830、第2固定部831の2つの固定部によってワイヤW2の端部を強固に固定している。固定部83の下方にはアウターケーブルW2´の端部の固定部832が設けてある。固定部832は、取付ベース81の左右の支持片810の下方部位に装着されている。ワイヤW2及びアウターケーブルW2´は、受け部材12に取り付けられたガイド15を通してシャッター芯から離間する方向に導かれており、ブレーキ解放・復帰装置7(第3作動体75)に連結されている。固定部84は、ワイヤW3の端部を挟み込むと共に、ワイヤW3の端部にはワイヤ径に対して大径の係止部840が形成されており、ワイヤW3の端部を強固に固定している。第2端部に形成された固定部84に固定されたワイヤW3が下方に引っ張られると、回動体80が回動支点82を中心に回動して、第1端部が下方に下がり、第2端部が上方に移動して、ワイヤW2を引っ張るようになっている。図23に示すように、中継装置8は、一方の支持片810と回動体80とを所定の位置で仮固定する仮固定螺子85を備えている。仮固定螺子85は、取付ベース81に対して所定の角度(ワイヤ取付時の適正角度)で回動体80を仮固定して回動を規制するものであり、回動体80が当該所定の角度の姿勢にある時に、ワイヤW2、ワイヤW3を回動体80に固定することで、中継装置8に対するワイヤ取付時における回動体80の姿勢の調整が不要となる。仮固定螺子85はワイヤ固定後に取り外される。また、図21、図22に示す態様では、天井内にシャッターが収納されるのに対して、図24、図25に示す態様では、シャッターボックス内にシャッターが収納される。図24、図25に示す態様では、シャッターボックスの側壁13´間には下方部位に位置してまぐさを形成する断面視方形状の長尺部材12´が取り付けてあり、長尺部材12´の長さ方向において中継装置8に対応する部位に、L形状の取付片16を介して取付部材17が設けてあり、中継装置8の装着片811は取付部材17に取り付けられている。取付部材17はいわゆるハット型に形成されており、ハット型を形成する左右の側片間をワイヤW2及びアウターケーブルW2´が通ってブレーキ解放・復帰装置7に向かって延びている。
図26は、手動閉鎖装置10を用いてシャッターカーテンを自重降下させる場合、図27は、自動閉鎖装置6を用いてシャッターカーテンを自重降下させる場合を示している。図26(A)、図27(A)は、ブレーキが有効な状態(ブレーキ復帰状態)、図26(B)、図27(B)は、ブレーキ解放状態、図26(C)、図27(C)は、ブレーキ復帰状態とする動きを示す図であり、図26、図27はそれぞれ図12、図13に対応している。
41 下座板
42 検知レバー
9 ロック装置
90 ロックドラム
92 第1回動レバー
93 第2回動レバー
94 第3回動レバー
96 コイルスプリング
97 コイルスプリング
Claims (7)
- 第1の方向に移動してブレーキを解放し、第2の方向に移動してブレーキを復帰させる作動手段と、
前記作動手段を第2の方向に移動するように当該作動手段に一端側が連結された復帰ワイヤと、
シャッターカーテン下端に設けられ、上座板と、上座板に対して相対的に上動可能な下座板とからなる座板と、
上座板に設けられ、前記復帰ワイヤを他端側から巻き取る回転体と、
下座板の相対的な上動に連動してロック状態となって前記回転体の回転を規制するロック機構と、
減衰機構と、
を備え、
前記ロック機構は、第1回動レバーと、係止部を備えた第2回動レバーと、を有し、前記第2回動レバーは、障害物検知時の下座板の相対的な上動に連動して第1の方向に回動する第1回動レバーと一体で第1の方向に回動することで前記係止部が前記回転体に係止してロック状態となり、障害物除去後には、前記第2回動レバーは、前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動した時点で第2の方向へ回動してロック状態が解除されるように構成されており、
前記減衰機構は、前記第1回動レバーが第2の方向へ回動する速度を低減するように設けられ、障害物除去後に、前記第1回動レバーを第2の方向へゆっくり回動させることで、ロック状態解除のタイミングを遅延させてなる、
機械式避難時停止装置付きシャッター。 - 前記第1回動レバー及び前記第2回動レバーは、それぞれ第1付勢手段、第2付勢手段によって第2の方向に付勢されており、
障害物除去後には、前記第2回動レバーは、前記第1回動レバーが前記第1付勢手段によって第2の方向へ回動開始後所定時間経過後に前記第2付勢手段によって瞬時に第2の方向へ回動してロック状態が解除される、
請求項1に記載の機械式避難時停止装置付きシャッター。 - 前記ロック機構は、係止状態にある前記第2回動レバーの第2の方向への回動を規制する回動規制手段を備え、
前記回動規制手段による回動規制は、前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動した時点で解除されるように構成されている、
請求項1、2いずれか1項に記載の機械式避難時停止装置付きシャッター。 - 前記ロック機構は、前記回動規制手段としての第3回動レバーを備え、
前記第3回動レバーは、前記回転体と係止状態にある前記第2回動レバーの当接部と係止する係止部と、前記第1回動レバーの当接部と当接する当接部と、を備え、
前記第1回動レバーが第2の方向へ所定量回動することに連動して前記第3回動レバーが回動することで、当該第3回動レバーと前記第2回動レバーとの係止状態が解除されて回動規制が解除される、請求項3に記載の械式避難時停止装置付きシャッター。 - 前記第2回動レバーの当接部、及び、前記第1回動レバーの当接部と前記第3回動レバーの当接部の少なくともいずれか一方の当接部は、回転自在な周面を備えている、請求項4に記載の械式避難時停止装置付きシャッター。
- 前記第2回動レバーの係止部は、軸周りに回転自在の回転ピンである、請求項1〜5いずれか1項に記載の械式避難時停止装置付きシャッター。
- 前記減衰機構は緩降装置であり、前記緩降装置は、上座板と下座板のいずれか一方に設けたダンパ付きピニオンギアと、他方に設けた高さ方向に延びるラックギアと、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間に設けたワンウェイクラッチ機構と、からなり、
前記ワンウェイクラッチ機構は、上座板に対する下座板の相対的な上動時には、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間の伝動を無効とし、上座板に対する下座板の相対的に下動時には、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの間の伝動を有効とする、請求項1〜6いずれか1項に記載の械式避難時停止装置付きシャッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013185957A JP6120735B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-09-09 | 機械式避難時停止装置付きシャッター |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013067864 | 2013-03-28 | ||
JP2013067864 | 2013-03-28 | ||
JP2013185957A JP6120735B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-09-09 | 機械式避難時停止装置付きシャッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014208956A JP2014208956A (ja) | 2014-11-06 |
JP6120735B2 true JP6120735B2 (ja) | 2017-04-26 |
Family
ID=51903315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013185957A Active JP6120735B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-09-09 | 機械式避難時停止装置付きシャッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6120735B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9660605B2 (en) | 2014-06-12 | 2017-05-23 | Honeywell International Inc. | Variable delay line using variable capacitors in a maximally flat time delay filter |
US10018716B2 (en) | 2014-06-26 | 2018-07-10 | Honeywell International Inc. | Systems and methods for calibration and optimization of frequency modulated continuous wave radar altimeters using adjustable self-interference cancellation |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6325830B2 (ja) * | 2014-02-05 | 2018-05-16 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置の開閉体停止装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4906612B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2012-03-28 | 三和シヤッター工業株式会社 | 自重降下式シャッターにおける機械式避難時停止装置 |
EP2749728B1 (en) * | 2011-07-20 | 2018-02-21 | Bunka Shutter Co., Ltd. | Opening/closing body stop device for opening/closing device |
JP6120522B2 (ja) * | 2012-10-24 | 2017-04-26 | 三和シヤッター工業株式会社 | 機械式避難時停止装置付きシャッター |
-
2013
- 2013-09-09 JP JP2013185957A patent/JP6120735B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9660605B2 (en) | 2014-06-12 | 2017-05-23 | Honeywell International Inc. | Variable delay line using variable capacitors in a maximally flat time delay filter |
US10018716B2 (en) | 2014-06-26 | 2018-07-10 | Honeywell International Inc. | Systems and methods for calibration and optimization of frequency modulated continuous wave radar altimeters using adjustable self-interference cancellation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014208956A (ja) | 2014-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4906612B2 (ja) | 自重降下式シャッターにおける機械式避難時停止装置 | |
JP6662618B2 (ja) | シャッター及び復旧装置を備えた自動閉鎖装置 | |
JP6120735B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付きシャッター | |
JP6334202B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付き電動シャッター | |
JP5996367B2 (ja) | シャッター | |
JP4906613B2 (ja) | 自重降下式シャッターにおけるブレーキ解放・復帰装置 | |
JP6293624B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付き電動シャッター | |
JP6228417B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付きシャッター | |
JP6120522B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付きシャッター | |
JP6393042B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付き電動シャッター | |
JP6244149B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付きシャッター | |
JP6570986B2 (ja) | 防火シャッター | |
JP6084806B2 (ja) | 機械式避難時停止装置付きシャッター | |
JP6853028B2 (ja) | 電動シャッター | |
JP6662617B2 (ja) | シャッターの座板構造 | |
JP5755323B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP6453401B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP6219467B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP6006844B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5748834B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5793602B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5544378B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5311603B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5755321B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5755320B2 (ja) | シャッター装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170328 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6120735 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |