JP2015157192A5 - - Google Patents

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しかしながら、上記保留遊技が実現される遊技機であっても、遊技興趣を維持することが困難とされていた。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、遊技興趣の低下を抑制することができる遊技機を提供することを目的とする
手段1:遊技球の入球が可能な始動口と、
前記始動口に遊技球が入球されたことに基づいて、判定処理を行う判定手段と、
前記判定手段による判定処理が所定の結果であることに基づいて、遊技者に賞を付与しうる特別遊技を行う特別遊技実行手段と、
前記特別遊技実行手段によって特別遊技が行われた後、第1遊技状態よりも遊技者に有利な第2遊技状態への移行制御を実行可能な状態制御手段と、
前記判定手段による判定処理をその実行条件が成立するまで待機させて保留する遊技保留手段と、
前記保留の状態とされている判定処理についての保留表示にかかる制御を実行可能な保留表示制御手段と
を備える遊技機であって、
前記始動口には、第1始動口、及び可動片が動作したときに遊技球の入球が容易とされる第2始動口が含まれており、
前記第2遊技状態においては、前記第1遊技状態よりも前記第2始動口への遊技球の入球が容易となるように遊技可能とされており、
前記判定手段は、
前記第2始動口への入球に基づいて判定処理を行う場合、前記第1始動口への入球に基づいて判定処理を行う場合よりもその内容を優賞とすることで、前記第1始動口への入球に応じた遊技を相対的に不利な遊技とするとともに前記第2始動口への入球に応じた遊技を相対的に有利な遊技とする不利有利遊技創出手段、及び
前記不利な遊技が行われる側の判定処理と前記有利な遊技が行われる側の判定処理とのいずれもが前記遊技保留手段にて保留されている場合、それら判定処理の間でいずれが先に保留されたかにかかわらず、前記不利な遊技が行われる側の判定処理が後回しになるように、前記有利な遊技が行われる側の判定処理を優先して行う優先制御手段
を有しており、
前記保留表示制御手段は、
前記第1遊技状態にあるとき、前記遊技保留手段により保留の状態とされる前記不利な遊技が行われる側の判定処理について、その実行条件が成立するよりも前に複数種の特定表示態様のいずれかによる保留表示を出現させることによって、当該判定処理が所定の結果である期待度を示しうる保留態様演出制御手段
を備え、
前記複数種の特定表示態様のうち、前記判定処理が所定の結果であることが把握可能とされる確定態様が出現しているにもかかわらず、該確定態様が出現している判定処理よりも先にこれとは別の判定処理が消化された結果として前記第1遊技状態から前記第2遊技状態への移行制御がなされた場合、該移行制御がなされた第2遊技状態と、該第2遊技状態への移行制御がなされるよりも前に前記特別遊技実行手段によって行われる前記特別遊技とにおいて、前記第1遊技状態にあったときに前記確定態様が出現していた判定処理についての該確定態様は現れず、
前記第1遊技状態にあったときに前記確定態様が出現していた前記判定処理が消化されずにこれが残されたままで前記第2遊技状態がさらに終了してこれとは別の遊技状態への移行制御がなされた場合であっても、前記第1遊技状態にあったときに前記確定態様が出現していた判定処理についての該確定態様が現れない
ことを特徴とする遊技機。
このように、本発明によれば、遊技興趣の低下を抑制することができる。
また、上述したように本例では、第二特別図柄の保留球を第一特別図柄の保留球よりも優先して消化するように制御する。また、上記時短状態(高確率時短状態、低確率時短状態)では、第二始動口2002への始動入賞が非時短状態(低確率非時短状態、高確率非時短状態)よりも増大するため、第一特別図柄の変動表示よりも第二特別図柄の変動表示を実行する割合が高くなる。また、遊技状態が時短状態(低確率非時短状態、高確率非時短状態)である場合に第一始動口2001への始動入賞が発生して先読み予告を実行すると、大当りとなる期待が高い保留球を保留(ストック)した状態で第二始動口2002への始動入賞を大量に発生させて大当りを狙うことが可能になり、短期間に大当りを複数回発生させることが可能になるため、必要以上に射幸性を煽るおそれがある。そのため、本例では第二始動口2002への始動入賞が増大する時短状態(低確率時短状態、高確率時短状態)に制御している場合には、第特別図柄の始動入賞に関わる先読み予告を実行しないように制御している(図211(D))。また、遊技状態が非時短状態(低確率非時短状態、高確率非時短状態)である場合には、第一特別図柄の始動入賞に関わる先読み予告と第二特別図柄の始動入賞に関わる先読み予告との両方が実行される可能性がある。第一特別図柄の始動入賞に関わる先読み予告と第二特別図柄の始動入賞に関わる先読み予告との両方が実行されている状態で、第二特別図柄の変動表示の結果として大当り遊技状態が発生したときには第一特別図柄の始動入賞に関わる先読み予告を終了することにより大当り遊技状態の終了後に時短状態(低確率時短状態、高確率時短状態)に制御されているにもかかわらず第一特別図柄の始動入賞に関わる先読み予告が実行されることを防止することができる。

Claims (3)

  1. 遊技球の入球が可能な始動口と、
    前記始動口に遊技球が入球されたことに基づいて、判定処理を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定処理が所定の結果であることに基づいて、遊技者に賞を付与しうる特別遊技を行う特別遊技実行手段と、
    前記特別遊技実行手段によって特別遊技が行われた後、第1遊技状態よりも遊技者に有利な第2遊技状態への移行制御を実行可能な状態制御手段と、
    前記判定手段による判定処理をその実行条件が成立するまで待機させて保留する遊技保留手段と、
    前記保留の状態とされている判定処理についての保留表示にかかる制御を実行可能な保留表示制御手段と
    を備える遊技機であって、
    前記始動口には、第1始動口、及び可動片が動作したときに遊技球の入球が容易とされる第2始動口が含まれており、
    前記第2遊技状態においては、前記第1遊技状態よりも前記第2始動口への遊技球の入球が容易となるように遊技可能とされており、
    前記判定手段は、
    前記第2始動口への入球に基づいて判定処理を行う場合、前記第1始動口への入球に基づいて判定処理を行う場合よりもその内容を優賞とすることで、前記第1始動口への入球に応じた遊技を相対的に不利な遊技とするとともに前記第2始動口への入球に応じた遊技を相対的に有利な遊技とする不利有利遊技創出手段、及び
    前記不利な遊技が行われる側の判定処理と前記有利な遊技が行われる側の判定処理とのいずれもが前記遊技保留手段にて保留されている場合、それら判定処理の間でいずれが先に保留されたかにかかわらず、前記不利な遊技が行われる側の判定処理が後回しになるように、前記有利な遊技が行われる側の判定処理を優先して行う優先制御手段
    を有しており、
    前記保留表示制御手段は、
    前記第1遊技状態にあるとき、前記遊技保留手段により保留の状態とされる前記不利な遊技が行われる側の判定処理について、その実行条件が成立するよりも前に複数種の特定表示態様のいずれかによる保留表示を出現させることによって、当該判定処理が所定の結果である期待度を示しうる保留態様演出制御手段
    を備え、
    前記複数種の特定表示態様のうち、前記判定処理が所定の結果であることが把握可能とされる確定態様が出現しているにもかかわらず、該確定態様が出現している判定処理よりも先にこれとは別の判定処理が消化された結果として前記第1遊技状態から前記第2遊技状態への移行制御がなされた場合、該移行制御がなされた第2遊技状態と、該第2遊技状態への移行制御がなされるよりも前に前記特別遊技実行手段によって行われる前記特別遊技とにおいて、前記第1遊技状態にあったときに前記確定態様が出現していた判定処理についての該確定態様は現れず、
    前記第1遊技状態にあったときに前記確定態様が出現していた前記判定処理が消化されずにこれが残されたままで前記第2遊技状態がさらに終了してこれとは別の遊技状態への移行制御がなされた場合であっても、前記第1遊技状態にあったときに前記確定態様が出現していた判定処理についての該確定態様が現れない
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球の入球が可能な始動口と、
    前記始動口に遊技球が入球されたことに基づいて、判定処理を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定処理が所定の結果であることに基づいて、遊技者に賞を付与しうる特別遊技を行う特別遊技実行手段と、
    前記特別遊技実行手段によって特別遊技が行われた後、第1遊技状態よりも遊技者に有利な第2遊技状態への移行制御を実行可能な状態制御手段と、
    前記判定手段による判定処理をその実行条件が成立するまで待機させて保留する遊技保留手段と、
    前記保留の状態とされている判定処理についての保留表示にかかる制御を実行可能な保留表示制御手段と
    を備える遊技機であって、
    前記始動口には、第1始動口、及び可動片が動作したときに遊技球の入球が容易とされる第2始動口が含まれており、
    前記第2遊技状態においては、前記第1遊技状態よりも前記第2始動口への遊技球の入球が容易となるように遊技可能とされており、
    前記判定手段は、
    前記第2始動口への入球に基づいて判定処理を行う場合、前記第1始動口への入球に基づいて判定処理を行う場合よりもその内容を優賞とすることで、前記第1始動口への入球に応じた遊技を相対的に不利な遊技とするとともに前記第2始動口への入球に応じた遊技を相対的に有利な遊技とする不利有利遊技創出手段、及び
    前記不利な遊技が行われる側の判定処理と前記有利な遊技が行われる側の判定処理とのいずれもが前記遊技保留手段にて保留されている場合、それら判定処理の間でいずれが先に保留されたかにかかわらず、前記不利な遊技が行われる側の判定処理が後回しになるように、前記有利な遊技が行われる側の判定処理を優先して行う優先制御手段
    を有しており、
    前記保留表示制御手段は、
    前記第1遊技状態にあるとき、前記遊技保留手段により保留の状態とされる前記不利な遊技が行われる側の判定処理について、その実行条件が成立するよりも前に複数種の特定表示態様のいずれかによる保留表示を出現させることによって、当該判定処理が所定の結果である期待度を示しうる保留態様演出制御手段
    を備え、
    前記複数種の特定表示態様のうち所定の期待態様が出現しているにもかかわらず、該所定の期待態様が出現している判定処理よりも先にこれとは別の判定処理が消化された結果として前記第1遊技状態から前記第2遊技状態への移行制御がなされた場合、該移行制御がなされた第2遊技状態と、該第2遊技状態への移行制御がなされるよりも前に前記特別遊技実行手段によって行われる前記特別遊技とにおいて、前記第1遊技状態にあったときに前記所定の期待態様が出現していた判定処理についての該所定の期待態様は現れず、
    前記第1遊技状態にあったときに前記所定の期待態様が出現していた前記判定処理が消化されずにこれが残されたままで前記第2遊技状態がさらに終了してこれとは別の遊技状態への移行制御がなされた場合であっても、前記第1遊技状態にあったときに前記所定の期待態様が出現していた判定処理についての該所定の期待態様が現れない
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 発光にかかる制御を行う発光制御手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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