JP2015154015A - 強誘電体セラミックス及びその製造方法 - Google Patents

強誘電体セラミックス及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な圧電特性を有する圧電体膜およびその製造方法を提供する。【解決手段】(100)に配向したSi基板101と、Si基板101上に形成された(200)に配向したZrO2膜102と、ZrO2膜102上に形成され、(200)に配向したPt膜103と、Pt膜103上に形成された圧電体膜と、を具備する強誘電体セラミックス。ZrO2膜102は550℃以下の温度で蒸着法により形成し、Pt膜103は550℃以下の温度でスパッタリングによって形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、強誘電体セラミックス及びその製造方法に関する。
従来のPb(Zr,Ti)O3(以下、「PZT」という。)ペロブスカイト型強誘電体セラミックスの製造方法について説明する。
4インチSiウエハ上に膜厚300nmのSiO2膜を形成し、このSiO2膜上に膜厚5nmのTiOX膜を形成する。次に、このTiOX膜上に例えば(111)に配向した膜厚150nmのPt膜を形成し、このPt膜上にスピンコーターによってPZTゾルゲル溶液を回転塗布する。この際のスピン条件は、1500rpmの回転速度で30秒間回転させ、4000rpmの回転速度で10秒間回転させる条件である。
次に、この塗布されたPZTゾルゲル溶液を250℃のホットプレート上で30秒間加熱保持して乾燥させ、水分を除去した後、さらに500℃の高温に保持したホットプレート上で60秒間加熱保持して仮焼成を行う。これを複数回繰り返すことで膜厚150nmのPZTアモルファス膜を生成する。
次いで、このPZTアモルファス膜に加圧式ランプアニール装置(RTA: rapidly thermal anneal)を用いて700℃のアニール処理を行ってPZT結晶化を行う。このようにして結晶化されたPZT膜はペロブスカイト構造からなる(例えば特許文献1参照)。
WO2006/087777 特開平11−312801
本発明の一態様は、良好な圧電特性を有する圧電体膜を得ることを課題とする。
以下に、本発明の種々の態様について説明する。
[1](200)に配向したZrO膜と、
前記ZrO膜上に形成され、(200)に配向したPt膜と、
前記Pt膜上に形成された圧電体膜と、
を具備することを特徴とする強誘電体セラミックス。
[2]上記[1]において、
請求項1において、
前記ZrO膜と前記Pt膜との間には(200)に配向したPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[3]上記[1]または[2]において、
前記ZrO膜はSi基板上に形成されており、
前記Si基板は(100)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[4]CeO膜上に形成されたPt膜と、
前記Pt膜上に形成された圧電体膜と、
を具備することを特徴とする強誘電体セラミックス。
[5]上記[4]において、
前記CeO膜下にはCe12膜が形成され、
前記CeO膜と前記Pt膜との間にはPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[6]上記[4]または[5]において、
前記CeO膜はSi基板上に形成されており、
前記Si基板は(100)に配向しており、
前記CeO膜は(200)に配向しており、
前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[7]上記[5]において、
前記Ce12膜はSi基板上に形成されており、
前記Si基板は(100)に配向しており、
前記Ce12膜は(300)に配向しており、
前記CeO膜は(200)に配向しており、
前記PtO膜は(200)に配向しており、
前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[8]上記[4]において、
前記CeO膜下または前記CeO膜と前記Pt膜との間にはHfO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[9]上記[5]において、
前記CeO膜と前記PtO膜との間にはHfO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[10]上記[8]において、
前記CeO膜はSi基板上に形成されており、
前記Si基板は(100)に配向しており、
前記CeO膜は(200)に配向しており、
前記HfO膜は(200)に配向しており、
前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[11]上記[9]において、
前記Ce12膜はSi基板上に形成されており、
前記Si基板は(100)に配向しており、
前記Ce12膜は(300)に配向しており、
前記CeO膜は(200)に配向しており、
前記HfO膜は(200)に配向しており、
前記PtO膜は(200)に配向しており、
前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[12]HfO膜上に形成されたPt膜と、
前記Pt膜上に形成された圧電体膜と、
を具備することを特徴とする強誘電体セラミックス。
[13]上記[12]において、
前記HfO膜と前記Pt膜との間にはPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[14]上記[12]または[13]において、
前記HfO膜はSi基板上に形成されており、
前記Si基板は(100)に配向しており、
前記HfO膜は(200)に配向しており、
前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[15]上記[13]において、
前記HfO膜はSi基板上に形成されており、
前記Si基板は(100)に配向しており、
前記HfO膜は(200)に配向しており、
前記PtO膜は(200)に配向しており、
前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
[16]Si基板上に550℃以下の温度で蒸着法によりZrO膜を形成し、
前記ZrO膜上に550℃以下の温度でスパッタリングによりPt膜を形成し、
前記Pt膜上に圧電体膜を形成する強誘電体セラミックスの製造方法であり、
前記ZrO膜は(200)に配向し、
前記Pt膜は(200)に配向することを特徴とする強誘電体セラミックスの製造方法。
[17]上記[16]において、
前記ZrO膜と前記Pt膜との間には(200)に配向したPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックスの製造方法。
なお、上記の本発明の種々の態様において、特定のA(以下「A」という)の上(または下)に特定のB(以下「B」という)を形成する(Bが形成される)というとき、Aの上(または下)に直接Bを形成する(Bが形成される)場合に限定されず、Aの上(または下)に本発明の作用効果を阻害しない範囲で、他のものを介してBを形成する(Bが形成される)場合も含むものとする。
本発明の一態様を適用することで、良好な圧電特性を有する圧電体膜を得ることができる。
本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 第1の実施形態の一例である実施例1によるサンプルのXRD(X-Ray Diffraction)チャートである。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 第2の実施形態の一例である実施例2によるサンプルのXRDチャートである。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 実施例3のサンプルのXRDチャートである。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 第4の実施形態の一例である実施例4によるサンプルのXRDチャートである。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。 第5の実施形態の一例である実施例5によるサンプルのXRDチャートである。
以下では、本発明の実施形態及び実施例について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施形態の記載内容及び実施例に限定して解釈されるものではない。
(第1の実施形態)
特許文献2(特開平11−312801)の段落0004には次のように記載されている。ZrO(001)薄膜上にPt薄膜を直接形成すると、Ptは(111)配向または多結晶となり、Pt(100)単一配向膜を形成することができない。これは、ZrO(001)面とPt(100)面の格子不整合が大きいために、Ptはエピタキシャル成長するよりも、すなわち(100)面を成長面として成長するよりも、エネルギー的に安定な(111)面を成長面として成長するからである。
我々は、鋭意開発を重ねた結果、Yを混入していないZrO膜上にPt膜を直接形成しても、このPt膜を(100)に配向させることに成功した。ZrO膜のヤング率は210GPaであるのに対し、ZrOにYを混入したYSZ膜のヤング率は400〜440GPaである。このため、基板上に700℃〜1000℃の温度(特許文献2の実施例1には900℃の温度と記載)で蒸着法によりYSZ膜を形成し、このYSZ膜上に圧電体膜を形成すると、基板として硬過ぎることになるが、基板上に500℃の温度でZrO膜を形成し、このZrO膜上に圧電体膜を形成すると、基板として硬過ぎることもなく、使い易い基板となる。YSZ膜とは、YとZrが酸素によって酸化されたYとZrOの混合物からなる安定した状態にある膜をいう。
なお、本明細書において(100)に配向することと(200)に配向することは実質的に同一である。
図1は、本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図である。
基板101を準備する。この基板としては、種々の基板を用いることができ、例えばSi単結晶やサファイア単結晶などの単結晶基板、表面に金属酸化物膜が形成された単結晶基板、表面にポリシリコン膜またはシリサイド膜が形成された基板等を用いることができる。なお、本実施形態では、(100)に配向したSi基板を用いる。
次に、Si基板101上にZrO膜102を550℃以下の温度(好ましくは500℃の温度)で蒸着法により形成する。このZrO膜102は(200)に配向する。なお、750℃以上の温度でZrO膜を蒸着法により形成すると、そのZrO膜は(200)に配向しない。
この後、ZrO膜102上に550℃以下の温度(好ましくは400℃の温度)でスパッタリングによってエピタキシャル成長によるPt膜103を形成する。このPt膜103は(200)に配向する(図1参照)。このとき、図2に示すように、ZrO膜102とPt膜103との間に(200)に配向したPtO膜104が形成されてもよい。なお、Pt膜103は電極膜として機能させることができる。
上記のようにZrO膜102及びPt膜103を形成する際の基板温度を550℃以下として膜の成長速度及び熱応力を低く抑えることで、Yを混入していないZrO膜102上にPt膜103を直接形成しても、このPt膜を(200)に配向させることができる。
次に、Pt膜103上に圧電体膜の一例であるPZT膜(図示せず)を形成する。なお、本明細書において「PZT膜」は、Pb(Zr,Ti)O3に不純物を含有するものも含み、その不純物を含有させてもPZT膜の圧電体の機能を消滅させないものであれば種々のものを含有させてもよいものとする。
以下にPZT膜の形成方法の一例について詳細に説明する。
PZT膜形成用ゾルゲル溶液としては、ブタノールを溶媒とする鉛が70%〜90%不足した量添加された、濃度10重量%濃度のE1溶液を用いた。
このゾルゲル溶液に、ジメチルアミノエタノールというアミノ基を有するアルカリ性アルコールを、体積比で、E1ゾルゲル溶液:ジメチルアミノエタノール=7:3の割合で添加したところ、pH=12と強アルカリ性を示した。
上記、本溶液を用いて、PZTアモルファス膜のスピンコート形成を行った。スピンコーターはミカサ株式会社製MS-A200を用いて行った。先ず800rpmで5秒、1500rpmで10秒回転させた後、徐々に10秒で3000rpmまで回転を上昇させた後、150℃のホットプレート(アズワン株式会社製セラミックホットプレートAHS-300)上に5min、大気中で放置した後、300℃のホットプレート(同AHS-300)上で10min、同じく大気中で放置した後、室温まで冷却した。これを5回繰り返すことで、所望の膜厚200nmのPZTアモルファス膜をPt膜103上に形成した。これを複数枚作製した。
次いで、上記のPZTアモルファス膜を、加圧酸素雰囲気で熱処理することにより、PZTアモルファス膜を結晶化したPZT膜をPt膜103上に形成する。なお、PZTの格子定数の一例は0.401nmである。
上記のようにPZT膜を形成した後に、PZT膜にポーリング処理を行ってもよい。
本実施形態によれば、Pt膜103は(100)または(200)に配向するため、そのPt膜103上に圧電体膜としてのPZT膜を形成することにより、良好な圧電特性を有する圧電体膜を得ることができる。
また、Yに比べてヤング率が半分程度と低いZrO膜102を用いることで、圧電体膜の動きを妨げない点で有利である。また、Zr以外のYのような他の元素が入らないため、コンタミが抑えられる点でも有利である。また、Zrのグラム単価が非常に安いため、コストが抑えられる点でも有利である。
<実施例1>
図3は、本実施形態の実施例1によるサンプルのXRD(X-Ray Diffraction)チャートである。図3において縦軸は強度であり、横軸は2θである。このサンプルは以下のように作製した。
(100)の結晶面を有するSiウエハの上に反応性蒸着法によりZrO膜を成膜した。この際の蒸着条件は表1に示すとおりである。このZrO膜は(200)に配向した。
次に続けて、ZrO膜上にスパッタリングによりPt膜を成膜した。この際の成膜条件は表1に示すとおりである。このPt膜は(200)に配向した。
図3に示すXRDチャートは、ZrO膜のみを成膜したサンプルのXRD回折結果(バッファ層のみ)と、Pt膜まで成膜したサンプルのXRD回折結果(Pt層まで成長後)を示している。このXRDチャートからSiウエハが(200)に配向し、ZrO膜が(200)に配向し、Pt膜が(200)に配向することが確認され、また(200)に配向したPtO膜が形成されていることが確認された。
本実施例によれば、Pt膜を(200)に配向させることで、Pt膜上に結晶性が非常に良く、良好な圧電特性を有するPZT膜を形成することが可能となる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図であり、図1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
Si基板101上にCeO膜105を蒸着法により形成する。このCeO膜105は(200)に配向する(図4参照)。このとき、図5に示すように、Si基板101とCeO膜105との間に(300)に配向したCe12膜106が形成されてもよい。なお、本実施の形態では、Si基板101上にCeO膜105を形成しているが、これに限定されず、Si基板101とCeO膜105との間に蒸着法によりZrO膜を形成してもよい。また、本実施形態では、CeO膜105を蒸着法により形成するが、CeO膜105をイオンビームスパッタリングまたは高周波(RF)スパッタリングにより形成してもよい。
この後、CeO膜105上にスパッタリングによってエピタキシャル成長によるPt膜103を形成する。このPt膜103は(200)に配向する(図4参照)。このとき、図5に示すように、CeO膜105とPt膜103との間に(200)に配向したPtO膜104が形成されてもよい。
上記のようにCeO膜105上にPt膜103を形成することで、Pt膜103を(200)に配向させることができる。
次に、Pt膜103上に圧電体膜の一例であるPZT膜(図示せず)を形成する。
本実施形態によれば、Pt膜103は(100)または(200)に配向するため、そのPt膜103上に圧電体膜としてのPZT膜を形成することにより、良好な圧電特性を有する圧電体膜を得ることができる。
<実施例2>
図6は、本実施形態の実施例2によるサンプルのXRDチャートである。図6において縦軸は強度であり、横軸は2θである。このサンプルは以下のように作製した。
(100)の結晶面を有するSiウエハの上に反応性蒸着法によりCeO膜を成膜した。この際の蒸着条件は表2に示すとおりである。このCeO膜は(200)に配向した。
次に続けて、CeO膜上にスパッタリングによりPt膜を成膜した。この際の成膜条件は表2に示すとおりである。このPt膜は(200)に配向した。
図6に示すXRDチャートは、CeO膜のみを成膜したサンプルのXRD回折結果と、Pt膜まで成膜したサンプルのXRD回折結果を示している。このXRDチャートからCeO膜が(200)に配向し、Pt膜が(200)に配向することが確認され、また(300)に配向したCe12膜が形成されていることと、(200)に配向したPtO膜が形成されていることが確認された。
本実施例によれば、Pt膜を(200)に配向させることで、Pt膜上に良好な圧電特性を有するPZT膜を形成することが可能となる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図であり、図1、図4及び図5と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
Si基板101上に第1の実施形態と同様の方法でZrO膜102を蒸着法により形成する。このZrO膜102は(200)に配向する。
次に、ZrO膜102上に第2の実施形態と同様の方法でCeO膜105を蒸着法により形成する。このCeO膜105は(200)に配向する。
次いで、CeO膜105上に第2の実施形態と同様の方法でPt膜103を形成する。このPt膜103は(200)に配向する。このとき、CeO膜105とPt膜103との間に(200)に配向したPtO膜104が形成さる。
次に、Pt膜103上にスパッタリングによりSr(Ti1−xRu)O膜(STRO)111を形成する。なお、xは下記式1を満たす。また、この際のスパッタリングターゲットは、Sr(Ti1−xRu)Oの焼結体を用いる。但し、xは下記式1を満たす。
0.01≦x≦0.4(好ましくは0.05≦x≦0.2) ・・・式1
なお、Sr(Ti1−xRu)O膜111のxが0.4以下であるのは、xを0.4超とすると第1のSr(Ti1−xRu)O膜が粉になり、十分に固められないからである。
この後、Sr(Ti1−xRu)O膜111を加圧酸素雰囲気でRTA(Rapid Thermal Anneal)により結晶化する。
Sr(Ti1−xRu)O膜111は、ストロンチウムとチタンとルテニウムの複合酸化物で、ペロブスカイト構造をとる化合物である。
次に、Sr(Ti1−xRu)O膜111上に圧電体膜の一例であるPZT膜(図示せず)を形成する。
本実施形態によれば、Sr(Ti1−xRu)O膜111が(100)または(200)に配向するため、そのSr(Ti1−xRu)O膜111上に圧電体膜としてのPZT膜を形成することにより、良好な圧電特性を有する圧電体膜を得ることができる。
<実施例3>
図8は、実施例3のサンプルのXRD(X-Ray Diffraction)回折結果を示すチャートである。図8において縦軸は強度であり、横軸は2θである。このサンプルは以下のように作製した。
(100)の結晶面を有するSiウエハの上に反応性蒸着法によりZrO膜を成膜した。この際の蒸着条件は表1に示すとおりである。このZrO膜は(200)に配向した。
次いで、ZrO膜上に反応性蒸着法によりCeO膜を成膜した。この際の蒸着条件は表2に示すとおりである。このCeO膜は(200)に配向した。
次に続けて、CeO膜上にスパッタリングによりPt膜を成膜した。この際の成膜条件は表2に示すとおりである。このPt膜は(200)に配向した。
次に、Pt膜上にスパッタリングによりSr(Ti0.8Ru0.2)O膜を形成した。またサンプル2のPt膜上にスパッタリングにより第1のSr(Ti0.95Ru0.05)O膜を形成した。この際のスパッタリングの条件は以下のとおりである。
[STROスパッタリング条件]
プロセス: RFスパッタリング
ターゲット: Sr(Ti0.8Ru0.2)O
RFパワー: 400W/13.56MHz
プロセス圧力: 4Pa
ガス流量Ar/O(sccm): 30/10
基板温度: 600℃
プロセス時間: 20sec
膜厚: 50nm
この後、Sr(Ti0.8Ru0.2)O膜を加圧酸素雰囲気でRTAにより結晶化する。この際のRTAの条件は以下のとおりである。
[RTAの条件]
アニール温度:600℃
導入ガス :酸素ガス
圧力 :9kg/cm2
昇温レート :100℃/sec
アニール時間:5分
図8に示すXRDチャートからSr(Ti0.8Ru0.2)O膜が(100)に配向し、CeO膜が(200)に配向し、ZrO膜が(200)に配向し、Pt膜が(200)に配向することが確認され、また(200)に配向したPtO膜が形成されていることが確認された。
本実施例によれば、Sr(Ti0.8Ru0.2)O膜を(100)に配向させることで、Sr(Ti0.8Ru0.2)O膜上に良好な圧電特性を有するPZT膜を形成することが可能となる。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図であり、図1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
Si基板101上にHfO膜107を蒸着法により形成する。このHfO膜107は(200)に配向する。なお、本実施の形態では、Si基板101上にHfO膜107を形成しているが、これに限定されず、Si基板101とHfO膜107との間に蒸着法によりZrO膜を形成してもよい。また、本実施形態では、HfO膜107を蒸着法により形成するが、HfO膜107をイオンビームスパッタリングまたは高周波(RF)スパッタリングにより形成してもよい。
この後、HfO膜107上にスパッタリングによってエピタキシャル成長によるPt膜103を形成する。このPt膜103は(200)に配向する(図9参照)。このとき、図10に示すように、HfO膜107とPt膜103との間に(200)に配向したPtO膜104が形成されてもよい。
上記のようにHfO膜107上にPt膜103を形成することで、Pt膜103を(200)に配向させることができる。
次に、Pt膜103上に圧電体膜の一例であるPZT膜(図示せず)を形成する。
本実施形態によれば、Pt膜103は(100)または(200)に配向するため、そのPt膜103上に圧電体膜としてのPZT膜を形成することにより、良好な圧電特性を有する圧電体膜を得ることができる。
<実施例4>
図11は、本実施形態の実施例4によるサンプルのXRDチャートである。図11において縦軸は強度であり、横軸は2θである。このサンプルは以下のように作製した。
(100)の結晶面を有するSiウエハの上に反応性蒸着法によりHfO膜を成膜した。この際の蒸着条件は表3に示すとおりである。このHfO膜は(200)に配向した。
次に続けて、HfO膜上にスパッタリングによりPt膜を成膜した。この際の成膜条件は表3に示すとおりである。このPt膜は(200)に配向した。
図11に示すXRDチャートは、HfO膜のみを成膜したサンプルのXRD回折結果と、Pt膜まで成膜したサンプルのXRD回折結果を示している。このXRDチャートからHfO膜が(200)に配向し、Pt膜が(200)に配向することが確認され、また(200)に配向したPtO膜が形成されていることが確認された。
本実施例によれば、Pt膜を(200)に配向させることで、Pt膜上に良好な圧電特性を有するPZT膜を形成することが可能となる。
(第5の実施形態)
図12は、本発明の一態様に係る強誘電体セラミックスの製造方法を説明する模式的な断面図であり、図1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
Si基板101上にCeO膜105を蒸着法により形成する。このCeO膜105は(200)に配向する(図12参照)。このとき、図13に示すように、Si基板101とCeO膜105との間に(300)に配向したCe12膜106が形成されてもよい。なお、本実施の形態では、Si基板101上にCeO膜105を形成しているが、これに限定されず、Si基板101とCeO膜105との間に蒸着法によりZrO膜を形成してもよい。
次に、CeO膜105上にHfO膜107を蒸着法により形成する。このHfO膜107は(200)に配向する。なお、本実施形態では、CeO膜105及びHfO膜107を蒸着法により形成するが、CeO膜105及びHfO膜107をイオンビームスパッタリングまたは高周波(RF)スパッタリングにより形成してもよい。
この後、HfO膜107上にスパッタリングによってエピタキシャル成長によるPt膜103を形成する。このPt膜103は(200)に配向する(図12参照)。このとき、図13に示すように、HfO膜107とPt膜103との間に(200)に配向したPtO膜104が形成されてもよい。
上記のようにHfO膜107上にPt膜103を形成することで、Pt膜103を(200)に配向させることができる。
次に、Pt膜103上に圧電体膜の一例であるPZT膜(図示せず)を形成する。
本実施形態によれば、Pt膜103は(100)または(200)に配向するため、そのPt膜103上に圧電体膜としてのPZT膜を形成することにより、良好な圧電特性を有する圧電体膜を得ることができる。
なお、本実施の形態では、Si基板101上にCeO膜105、HfO膜107、Pt膜103の順に形成しているが、これに限定されず、Si基板101上にHfO膜107、CeO膜105、Pt膜103の順に形成してもよい。
<実施例5>
図14は、本実施形態の実施例5によるサンプルのXRDチャートである。図14において縦軸は強度であり、横軸は2θである。このサンプルは以下のように作製した。
(100)の結晶面を有するSiウエハの上に反応性蒸着法によりCeO膜を成膜した。この際の蒸着条件は実施例2と同様である。このCeO膜は(200)に配向した。
次いで、CeO膜上に反応性蒸着法によりHfO膜を成膜した。この際の蒸着条件は実施例4と同様である。このHfO膜は(200)に配向した。
次に続けて、HfO膜上にスパッタリングによりPt膜を成膜した。この際の成膜条件は実施例4と同様である。このPt膜は(200)に配向した。
図14に示すXRDチャートは、HfO膜まで成膜したサンプルのXRD回折結果と、Pt膜まで成膜したサンプルのXRD回折結果を示している。このXRDチャートからCeO膜が(200)に配向し、HfO膜が(200)に配向し、Pt膜が(200)に配向することが確認され、また(300)に配向したCe12膜が形成されていることと、(200)に配向したPtO膜が形成されていることが確認された。
本実施例によれば、Pt膜を(200)に配向させることで、Pt膜上に良好な圧電特性を有するPZT膜を形成することが可能となる。
なお、上述した第1乃至第5の実施形態を適宜組合せて実施してもよい。
101 Si基板
102 ZrO
103 Pt膜
104 PtO
105 CeO
106 Ce12
107 HfO
111 Sr(Ti1−xRu)O膜(STRO)

Claims (17)

  1. (200)に配向したZrO膜と、
    前記ZrO膜上に形成され、(200)に配向したPt膜と、
    前記Pt膜上に形成された圧電体膜と、
    を具備することを特徴とする強誘電体セラミックス。
  2. 請求項1において、
    前記ZrO膜と前記Pt膜との間には(200)に配向したPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  3. 請求項1または2において、
    前記ZrO膜はSi基板上に形成されており、
    前記Si基板は(100)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  4. CeO膜上に形成されたPt膜と、
    前記Pt膜上に形成された圧電体膜と、
    を具備することを特徴とする強誘電体セラミックス。
  5. 請求項4において、
    前記CeO膜下にはCe12膜が形成され、
    前記CeO膜と前記Pt膜との間にはPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  6. 請求項4または5において、
    前記CeO膜はSi基板上に形成されており、
    前記Si基板は(100)に配向しており、
    前記CeO膜は(200)に配向しており、
    前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  7. 請求項5において、
    前記Ce12膜はSi基板上に形成されており、
    前記Si基板は(100)に配向しており、
    前記Ce12膜は(300)に配向しており、
    前記CeO膜は(200)に配向しており、
    前記PtO膜は(200)に配向しており、
    前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  8. 請求項4において、
    前記CeO膜下または前記CeO膜と前記Pt膜との間にはHfO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  9. 請求項5において、
    前記CeO膜と前記PtO膜との間にはHfO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  10. 請求項8において、
    前記CeO膜はSi基板上に形成されており、
    前記Si基板は(100)に配向しており、
    前記CeO膜は(200)に配向しており、
    前記HfO膜は(200)に配向しており、
    前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  11. 請求項9において、
    前記Ce12膜はSi基板上に形成されており、
    前記Si基板は(100)に配向しており、
    前記Ce12膜は(300)に配向しており、
    前記CeO膜は(200)に配向しており、
    前記HfO膜は(200)に配向しており、
    前記PtO膜は(200)に配向しており、
    前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  12. HfO膜上に形成されたPt膜と、
    前記Pt膜上に形成された圧電体膜と、
    を具備することを特徴とする強誘電体セラミックス。
  13. 請求項12において、
    前記HfO膜と前記Pt膜との間にはPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  14. 請求項12または13において、
    前記HfO膜はSi基板上に形成されており、
    前記Si基板は(100)に配向しており、
    前記HfO膜は(200)に配向しており、
    前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  15. 請求項13において、
    前記HfO膜はSi基板上に形成されており、
    前記Si基板は(100)に配向しており、
    前記HfO膜は(200)に配向しており、
    前記PtO膜は(200)に配向しており、
    前記Pt膜は(200)に配向していることを特徴とする強誘電体セラミックス。
  16. Si基板上に550℃以下の温度で蒸着法によりZrO膜を形成し、
    前記ZrO膜上に550℃以下の温度でスパッタリングによりPt膜を形成し、
    前記Pt膜上に圧電体膜を形成する強誘電体セラミックスの製造方法であり、
    前記ZrO膜は(200)に配向し、
    前記Pt膜は(200)に配向することを特徴とする強誘電体セラミックスの製造方法。
  17. 請求項16において、
    前記ZrO膜と前記Pt膜との間には(200)に配向したPtO膜が形成されていることを特徴とする強誘電体セラミックスの製造方法。
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