JP2015150799A - スティフナ付きビード搬送装置 - Google Patents

スティフナ付きビード搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】収縮による変形ができるだけ抑えられてスティフナ付きビード(W)を所要の扁平円錐形状を維持しながら搬送することができるスティフナ付きビード搬送装置(A)を供することを課題とする。【解決手段】回動する無端状回動部材(13L,13R)に、スティフナ付きビード(W)が形成する扁平円錐面と略同形の扁平円錐面を受面(20c)に構成する受台(20)が、回動方向に複数設けられることを特徴とするスティフナ付きビード搬送装置。【選択図】図2

Description

本発明は、ビードコアにスティフナが付いたスティフナ付きビードを搬送する装置に関する。
スティフナ付きビードは、押出し機から押し出された帯状部材を成形機により環状のビードコアの周囲に巻き付けるように成形して扁平な円錐状を形成してスティフナが付設されたもので、環状に成形されるスティフナはビードコアから円錐状をなして拡径して広がり、先端の裾に行くに従い肉厚が薄くなって先細に形成されている。
このように環状に成形されたスティフナ付きビードは搬送されて検査を受けてタイヤ製造工程に供給される。
成形後のスティフナ付きビードは帯状部材の押出し工程で熱を持って温度が高い状態にあって、冷却に伴い収縮変形し易い。
ビードを搬送する一般的な方法としては、特許文献1のようなものがある。
特開平10−119143号公報
特許文献1は、水平に延びたハンガーアームに環状のスティフナ付きビードを引っ掛けるようにして垂直姿勢で吊設して搬送する例であり、水平放射状に突設された4本のハンガーアームが旋回するビードハンガー(完成ビードハンガー6)が開示されている。
各ハンガーアームには環状のスティフナ付きビードをセパレータと交互に引っ掛けて積載し、旋回することで移動することができる。
しかし、ハンガーアームに引っ掛けられた環状スティフナ付きビードは、垂直姿勢でぶら下げられた状態にあって形状を維持するような力は全く加わらないので、収縮による変形が進行するとともに、略一部で吊り下げられるので円環状が維持できないことから生じる変形もあって、所要の形状を維持して搬送することが難しい。
一旦変形してしまったスティフナ付きビードは、不良品については手直しが困難となり、良品についても修正が容易でない。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、スティフナ付きビードを所要の形状を維持して搬送することができるスティフナ付きビード搬送装置を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、
回動する無端状回動部材に、スティフナ付きビードが形成する扁平円錐面と略同形の扁平円錐面を受面に構成する受台が、回動方向に複数設けられることを特徴とするスティフナ付きビード搬送装置である。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載のスティフナ付きビード搬送装置において、
前記受台は、回動方向に複数短冊状に分割された複数の短冊板からなることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
請求項2記載のスティフナ付きビード搬送装置において、
上流側回転軸と下流側回転軸との間に前記無端状回動部材が架渡され、
前記無端状回動部材の前記上流側回転軸と前記下流側回転軸との間で上側を移動する上側移動部分が、上方に円弧状に湾曲しながら移動するように案内部材により案内されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、
請求項3記載のスティフナ付きビード搬送装置において、
前記上流側回転軸より前記下流側回転軸が下方に位置され、
前記上側移動部分が前記上流側回転軸から前記下流側回転軸に上方に湾曲しながら下方に移動するように前記案内部材により案内されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、
請求項3または請求項4記載のスティフナ付きビード搬送装置において、
前記無端状回動部材が前記上流側回転軸に嵌着された一対の上流側スプロケットと前記下流側回転軸に嵌着された一対の下流側スプロケットとの間にそれぞれ架渡された一対のチェーンであり、同一対のチェーン間に前記受台の複数の短冊状板が架設されて構成されることを特徴とする。
請求項1記載のスティフナ付きビード搬送装置によれば、回動する無端状回動部材に、スティフナ付きビードが形成する扁平円錐面と略同形の扁平円錐面を受面に構成する受台が、回動方向に複数設けられるので、受台の受面に載置されたスティフナ付きビードは、自重により所要の扁平円錐面に形成された受面に押え付けられて収縮による変形が抑えられて所要形状に維持された状態で搬送することができる。
請求項2記載のスティフナ付きビード搬送装置によれば、前記受台は、回動方向に複数短冊状に分割された複数の短冊板からなるので、受台を容易に湾曲することができ、無端状回動部材が移動方向を変更する湾曲部においても円滑に回動することができる。
請求項3記載のスティフナ付きビード搬送装置によれば、上流側回転軸と下流側回転軸との間に前記無端状回動部材が架渡され、無端状回動部材の上流側回転軸と下流側回転軸との間で上側を移動する上側移動部分が、上方に円弧状に湾曲しながら移動するように案内部材により案内されるので、受台の複数の短冊板が形成する受面が上側移動部分の円弧状湾曲面により上方に湾曲して展開し、スティフナ付きビードが受面に上方から押し付けられる時間を長くして、受面上に載置されるスティフナ付きビードを所要扁平円錐形状に確実に型決めして搬送することができる。
請求項4記載のスティフナ付きビード搬送装置によれば、上流側回転軸より下流側回転軸が下方に位置され、上側移動部分が上流側回転軸から下流側回転軸に湾曲しながら下方に移動するように案内部材が案内するので、スティフナ付きビードを水平方向だけでなく下方に同時に所要形状を維持しながら円滑に搬送することができる。
請求項5記載のスティフナ付きビード搬送装置によれば、無端状回動部材が上流側回転軸に嵌着された一対の上流側スプロケットと下流側回転軸に嵌着された一対の下流側スプロケットとの間にそれぞれ架渡された一対のチェーンであり、同一対のチェーン間に受台の複数の短冊状板が架設されて構成されるので、一対のチェーン間に架設された複数の短冊状板により受台が構成される簡単な構造のスティフナ付きビード搬送装置で、受台に載せられたスティフナ付きビードを所要形状を維持しながら確実かつ円滑に搬送することができる。
本発明の一実施の形態に係るスティフナ付きビード搬送装置の全体平面図である。 同スティフナ付きビード搬送装置の全体側面図である。 同スティフナ付きビード搬送装置の一部拡大平面図である。 同スティフナ付きビード搬送装置の一部拡大側面図である。 同スティフナ付きビード搬送装置の断面図(図1のV-V線断面図)である。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図5に基づいて説明する。
本発明を適用した一実施の形態に係るスティフナ付きビード搬送装置Aの全体平面図を図1に示し、全体側面図を図2に示す。
なお、本明細書中では、前後左右の方向を、スティフナ付きビード搬送装置Aの搬送方向を前方とし、前方を向いたときの左手方向を左方、右手方向を右方と決めておく。
左右対をなす中央支柱1の途中から上流側に斜め上方に支持ステー2が延出し、支持ステー2の上端と中央支柱1の上端と下流側に立設された下流側支柱3の上端に、上方に円弧状に湾曲した左右一対の上側円弧状案内部材15L,15Rと下側円弧状案内部材16L,16Rが、支持されている。
左右一対の上側円弧状案内部材15L,15Rと下側円弧状案内部材16L,16Rの左右上流側端部間に、上流側回転軸11が左右水平方向に指向して回転自在に軸支され、同上流側回転軸11の両側部に左右一対の上流側スプロケット11L,11Rが嵌着されている。
同様に、左右対をなす下流側支柱3の上部に下流側回転軸12が左右水平方向に指向して回転自在に軸支され、同下流側回転軸12の両側部に一対の下流側スプロケット12L,12Rが嵌着されている。
上流側回転軸11に対して下流側回転軸12が低い位置にある。
高い位置にある左右一対の上流側スプロケット11L,11Rと低い位置にある左右一対の下流側スプロケット12L,12Rとの間にそれぞれ左右一対の無端状回動部材であるチェーン13L,13Rが架渡されている。
略中流に位置する中央支柱1は、上端が上流側スプロケット11L,11Rと略同じ高さ位置にある。
前記左右一対の上側円弧状案内部材15L,15Rと下側円弧状案内部材16L,16Rは、上流側スプロケット11L,11Rと下流側スプロケット12L,12Rとの間に、上方に円弧状に湾曲して設けられる。
チェーン13L,13Rは、上流側スプロケット11L,11Rと下流側スプロケット12L,12Rとの間で、上側を移動する上側移動部分13La,13Raが上流側スプロケット11L,11Rから下流側スプロケット12L,12Rに向かって移動し、下側を移動する下側移動部分13Lb,13Rbは、反対に下流側スプロケット12L,12Rから上流側スプロケット11L,11Rに向かって移動する。
この上側移動部分13La,13Raを上側円弧状案内部材15L,15Rが下から支えるようにして円弧状に湾曲させて支持し、下側移動部分13Lb,13Rbを下側円弧状案内部材16L,16Rが下から支えるようにして円弧状に湾曲させて支持する。
したがって、チェーン13L,13Rの上側移動部分13La,13Raは、上側円弧状案内部材15L,15Rに沿って上方に円弧状に湾曲して、上流側スプロケット11L,11Rから下流側スプロケット12L,12Rに案内され、他方、チェーン13L,13Rの下側移動部分13Lb,13Rbは、下側円弧状案内部材16L,16Rに沿って上方に円弧状に湾曲して、下流側スプロケット12L,12Rから上流側スプロケット11L,11Rに案内される。
なお、上流側スプロケット11L,11Rに寄った位置において下側移動部分13Lb,13Rbを上流側アイドルスプロケット17L,17Rが下方から支持して下側移動部分13Lb,13Rbを若干上方に案内しており、チェーン13L,13Rの上流側スプロケット11L,11Rへの巻き掛け角を増やして回動を安定化している。
同様に、下流側スプロケット12L,12Rに寄った位置において下側移動部分13Lb,13Rbを下流側アイドルスプロケット18L,18Rが下方から支持して下側移動部分13Lb,13Rbを若干上方に案内しており、チェーン13L,13Rの下流側アイドルスプロケット18L,18Rへの巻き掛け角を増やして回動を安定化している。
左右のチェーン13L,13R間に受台20が設けられている。
受台20は、チェーン13L,13Rの回動方向に等間隔に複数設けられている。
各受台20は、さらにチェーン13L,13Rの回動方向に複数短冊状に分割された複数の短冊板21からなり、各短冊板21がチェーン13L,13Rに架設されている。
短冊板21は、左右幅方向に長尺で左右端部がチェーン13L,13Rの各リンクの外周側に固着され、回動方向に順次若干の間隙を存して配列される。
チェーン13L,13Rの上側移動部分13La,13Raは、上側円弧状案内部材15L,15Rに案内されて移動するので、回動するチェーン13L,13Rの上側を移動する短冊板21は円弧上に配列される。
本スティフナ付きビード搬送装置Aにおけるチェーン13L,13Rの上側移動部分13La,13Raの形成する円弧は約4000mmの曲率半径を有し、左右チェーン13L,13Rの間は約1000mmの幅を有し、受台20は前後・左右の幅が約1000mmの矩形を構成しており、タイヤの種類によって異なるスティフナ付きビードWの種々の大きさに概ね対応することができる。
なお、下側を移動する短冊板21も下側円弧状案内部材16L,16Rにより円弧上に配列される。
短冊板21の外周側面は、配列順によって順次形状が変化し、上側を移動する短冊板21の集合した受台20の受面20cとして、スティフナ付きビードWが形成する扁平円錐面と略同形の扁平円錐面が構成されるように各短冊板21の外周側面が形成されている(図4,図5参照)。
したがって、矩形に構成される受台20に扁平円錐面状の受面20cが円環状に形成されている(図3参照)。
なお、チェーン13L,13Rの上側移動部分13La,13Raの形成する円弧は、受台20の受面20cの扁平円錐面に影響するので、当該円弧の曲率半径をある限界を超えて小さくすると、所要の扁平円錐面を受台20の受面20cに構成することができない。
図2を参照して、右側の下流側支柱3の近傍に立設された支柱4の上にモータ30が設置されており、モータ30の駆動軸に嵌着された駆動スプロケット31と下流側回転軸12の右端に嵌着された被動スプロケット32との間に駆動チェーン33が架渡されている(図2参照)。
したがって、本スティフナ付きビード搬送装置Aは、モータ30の駆動により駆動チェーン33を介して下流側回転軸12が回転駆動され、下流側回転軸12に嵌着された下流側スプロケット12L,12Rの回転により上流側スプロケット11L,11Rとの間でチェーン13L,13Rが回動され、チェーン13L,13Rに架設された複数の短冊板21の集合である受台20がチェーン13L,13Rとともに回動する。
チェーン13L,13Rの上側移動部分13La,13Raに上側に向いて設けられていた受台20は、受面20cを上に向けて上側円弧状案内部材15L,15Rに沿って下方に移動し、下流側スプロケット12L,12Rで短冊板21が順次下方に回り込んで下側移動部分13Lb,13Rbの受台20として受面20cを下に向けて下側円弧状案内部材16L,16Rに沿って上方に移動し、上流側スプロケット11L,11Rで短冊板21が順次上方に回り込んで上側移動部分13La,13Raの受台20に再びなるように回動する。
受台20の扁平円錐状に構成された受面20cに載置されるスティフナ付きビードWは、図5を参照して、環状のビードコアWcの周囲に巻き付けるように成形して扁平な円錐状を形成してスティフナWsが付設されたもので、環状に成形されるスティフナWsはビードコアWcから円錐状をなして拡径して広がり、先端の裾に行くに従い肉厚が薄くなって先細に形成されている。
チェーン13L,13Rの回動により上流側スプロケット11L,11Rで短冊板21が順次上方に回り込んで上側移動部分13La,13Raの受台20となったところで、同受台20の受面20cに、スティフナ付きビードWを載せると、同受台20に載置された状態でスティフナ付きビードWが上側円弧状案内部材15L,15Rに沿って前方の斜め下方の下流側回転軸12に向けて搬送される。
なお、図5は、図1のV-V線断面図であり、スティフナ付きビードWが載せられる前の受台20を示すが、仮にスティフナ付きビードWを載せたとした場合のスティフナ付きビードWを仮想して断面で示している。
上流側スプロケット11L,11Rで短冊板21が順次上方に回り込んで構成された受台20に逐次スティフナ付きビードWを載せて搬送することができる。
図2を参照して、上側移動部分13La,13Raの上流側は略水平に移動するので、受台20も略水平姿勢にあるので、スティフナ付きビードWを受面20cに正確に載せ易い。
下流側回転軸12側では作業員が受台20に載って搬送されてきたスティフナ付きビードWを取外して積込み台車等に積載して次工程に供給することになる。
上側移動部分13La,13Raの下流側は斜め下方に移動するので、下流側回転軸12側では受台20も傾斜しているので、受台20に載ったスティフナ付きビードWを取外し易い。
本スティフナ付きビード搬送装置Aは、回動するチェーン13L,13Rの上側移動部分13La,13Raに、スティフナ付きビードWが形成する扁平円錐面と略同形の扁平円錐面を受面20cに構成する受台20が、回動方向に複数設けられるので、受台20の受面20cに載置されたスティフナ付きビードWは、自重により所要の扁平円錐面に形成された受面20cに押え付けられて収縮による変形が抑えられて所要形状に維持された状態で搬送することができる。
成形されたスティフナ付きビードWが不良品であっても搬送に際して変形せず形状が維持されるので、変形のために手直しができなくなるような事態は避けることができる。
本スティフナ付きビード搬送装置Aの受台20は、回動方向に複数短冊状に分割された複数の短冊板21からなるので、チェーン13L,13Rとともに受台20を容易に湾曲させることができ、チェーン13L,13Rが移動方向を変更する湾曲部においても円滑に回動させることができる。
チェーン13L,13Rにおける上流側回転軸11と下流側回転軸12との間で上側を移動する上側移動部分13La,13Raが、上方に円弧状に湾曲しながら移動するように上側円弧状案内部材15L,15Rにより案内されるので、受台20の複数の短冊板21が形成する受面20cが上側移動部分13La,13Raの円弧状湾曲面により上方に湾曲して展開し、受台が直線的に移動して受面が常に一方向の斜め上方に向いているのに比べて、スティフナ付きビードWを搬送する間で受面20cが上方を向いて搬送する区間が長いので、スティフナ付きビードWが受面20cに上方から押し付けられる時間が長く、スティフナ付きビードWの収縮による変形などが十分抑えられてスティフナ付きビードWを所要扁平円錐形状に確実に型決めして搬送することができる。
上流側回転軸11より下流側回転軸12が下方に位置され、上側移動部分13La,13Raが上流側回転軸11から下流側回転軸12に湾曲しながら下方に移動するように上側円弧状案内部材15L,15Rが案内するので、スティフナ付きビードWを水平方向だけでなく下方に同時に所要形状を維持しながら円滑に搬送することができる。
すなわち、一般的なコンベアにより水平方向に移動した後、垂直移動手段により下方に移動するような2つの動作を、本スティフナ付きビード搬送装置Aは、円弧状に移動する1つの動作で対応することができ、構造も簡素化してコストも低減することができる。
なお、上流側回転軸11に対して下流側回転軸12を斜め上方に位置させ、上方に湾曲して受台20を移動するようにすれば、簡単にスティフナ付きビードWを形状を維持して斜め上方に搬送することが容易にできる。
本スティフナ付きビード搬送装置Aでは、無端状回動部材としてチェーンを用いたが、他にベルト等が適用可能である。
A…スティフナ付きビード搬送装置、
W…スティフナ付きビード、Wc…ビードコア、Ws…スティフナ、
1…中央支柱、2…支持ステー、3…下流側支柱、4…支柱、
11…上流側回転軸、11L,11R…上流側スプロケット、12…下流側回転軸、12L,12R…下流側スプロケット、13L,13R…チェーン、15L,15R…上側円弧状案内部材、16L,16R…下側円弧状案内部材、17L,17R…上流側アイドルスプロケット、18L,18R…下流側アイドルスプロケット、
20…受台、20c…受面、21…短冊板、
30…モータ、31…駆動スプロケット、32…被動スプロケット、33…駆動チェーン。

Claims (5)

  1. 回動する無端状回動部材に、スティフナ付きビードが形成する扁平円錐面と略同形の扁平円錐面を受面に構成する受台が、回動方向に複数設けられることを特徴とするスティフナ付きビード搬送装置。
  2. 前記受台は、回動方向に複数短冊状に分割された複数の短冊板からなることを特徴とする請求項1記載のスティフナ付きビード搬送装置。
  3. 上流側回転軸と下流側回転軸との間に前記無端状回動部材が架渡され、
    前記無端状回動部材の前記上流側回転軸と前記下流側回転軸との間で上側を移動する上側移動部分が、上方に円弧状に湾曲しながら移動するように案内部材により案内されることを特徴とする請求項2記載のスティフナ付きビード搬送装置。
  4. 前記上流側回転軸より前記下流側回転軸が下方に位置され、
    前記上側移動部分が前記上流側回転軸から前記下流側回転軸に上方に湾曲しながら下方に移動するように前記案内部材により案内されることを特徴とする請求項3記載のスティフナ付きビード搬送装置。
  5. 前記無端状回動部材が前記上流側回転軸に嵌着された一対の上流側スプロケットと前記下流側回転軸に嵌着された一対の下流側スプロケットとの間にそれぞれ架渡された一対のチェーンであり、同一対のチェーン間に前記受台の複数の短冊状板が架設されて構成されることを特徴とする請求項3または請求項4記載のスティフナ付きビード搬送装置。
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