JP2015150318A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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【課題】遊技者の顔画像を認識できない期間が発生しても、遊技者数等の遊技データを適切に算出する。【解決手段】遊技機1で遊技する遊技者の顔を計数貸出ユニット2のカメラ30により撮像する。管理装置5は、顔画像が対応付けられて記憶されている顔確定稼動時間を、新規の遊技者と判定された新規遊技者数で除算することにより、新規遊技者一人当りの平均稼動時間を算出し、稼動時間を平均稼動時間で除算することにより、理論遊技者数を算出して出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の遊技機が設置されている遊技場における遊技場用管理システムに関する。
従来より、例えば特許文献1に記載されているように、カメラで遊技者の顔画像を取得し、その顔画像により遊技者を特定することが実用化されている。このような遊技者の顔画像を取得するシステムでは、遊技者に会員カード等の会員識別媒体の使用を強いることなく各遊技者を特定し、遊技者数等の遊技データを算出することができ、顧客管理上優位である。
特開2013−158350号公報
しかしながら、画像認識技術の精度には自ずと限界があり、遊技者の顔画像を認識できない場合が発生することを避けられない。その結果、遊技者の顔画像を認識できないことが原因で、遊技者数等の遊技データが不正確になってしまうという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者の顔画像を認識できない期間が発生しても、遊技者数等の遊技データを適切に算出することができる遊技場用管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数の遊技機が設置されている遊技場における遊技場用管理システムにおいて、遊技機側から出力される各種の遊技信号に基づいて、少なくとも稼動時間を含む各種の遊技データを集計して記憶する遊技データ記憶手段と、各遊技機に対応して設けられ、当該遊技機で遊技する遊技者の顔を撮像可能な撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像を取得して分析することにより、当該画像の中に遊技者の顔画像が存在するか否かを判定する顔画像判定手段と、前記顔画像判定手段により遊技者の顔画像が存在すると判定された場合に、当該顔画像を前記遊技データ記憶手段に記憶されている遊技データと対応付けて記憶する顔画像記憶手段と、前記顔画像判定手段により遊技者の顔画像が存在すると判定された場合に、当該顔画像を前記顔画像記憶手段に記憶されている顔画像と照合し、一致する顔画像が存在しない場合に新規の遊技者と判定する新規遊技者判定手段と、前記新規遊技者判定手段により新規の遊技者と判定された数を新規遊技者数として算出する新規遊技者数算出手段と、前記遊技データ記憶手段に記憶されている稼動時間のうち、前記顔画像記憶手段により顔画像が対応付けられて記憶されている稼動時間を顔確定稼動時間として算出する顔確定稼動時間算出手段と、前記顔確定稼動時間を前記新規遊技者数で除算することにより、新規遊技者一人当りの平均稼動時間を算出する平均稼動時間算出手段と、前記稼動時間を前記平均稼動時間で除算することにより、理論遊技者数を算出する理論遊技者数算出手段と、前記理論遊技者数を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記遊技データ記憶手段に記憶されている稼動時間のうち、前記顔画像記憶手段により顔画像が対応付けられて記憶されていない稼動時間を顔未確定稼動時間として算出する顔未確定稼動時間算出手段と、前記顔確定稼動時間と前記顔未確定稼動時間との割合を算出する割合算出手段と、を備え、前記出力手段は、前記割合を出力することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、顔画像が対応付けられて記憶されている顔確定稼動時間を、新規の遊技者と判定された新規遊技者数で除算することにより、新規遊技者一人当りの平均稼動時間を算出し、稼動時間を平均稼動時間で除算することにより、理論遊技者数を算出して出力するようにした。これにより、遊技機が稼動しているにも関わらず遊技者の顔画像を認識できない期間が発生しても、稼動時間を、新規遊技者一人当りの平均稼動時間で除算することで、ある程度正確な(信頼性がある)遊技者数等の遊技データを適切に算出することができる。
請求項2に記載した発明によれば、顔画像が対応付けられて記憶されている顔確定稼動時間と、顔画像が対応付けられて記憶されていない顔未確定稼動時間との割合を算出して出力するようにした。これにより、遊技者の顔画像をどの程度認識することができているかを客観的に把握することができる。
本発明の一実施形態における遊技場用管理システムの全体構成図 遊技機及び計数貸出ユニットを概略的に示す正面図 計数貸出ユニットの構成を示す機能ブロック図 顔確定稼動時間及び顔未確定稼動時間を示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には複数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して計数貸出ユニット2が設置されている。これら遊技機1及び計数貸出ユニット2は、2台ずつ中継端末3と接続されている。中継端末3は、LAN4を介して管理装置5(遊技データ記憶手段、顔画像記憶手段、新規遊技者判定手段、新規遊技者数算出手段、顔確定稼動時間算出手段、平均稼動時間算出手段、理論遊技者数算出手段、顔未確定稼動時間算出手段、割合算出手段に相当)と接続されている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、計数貸出ユニット2等)から送信される遊技信号を受信することにより遊技機1毎の遊技データや会員登録された会員遊技者毎の個人データを管理する。
遊技場内にはPOS(景品交換装置)6及び精算装置7も設置されている。これらPOS6及び精算装置7も、LAN4を介して管理装置5と接続されている。POS6は、付属するカードリーダライタ8により読取った一般カード9(図3参照)又は会員カード10(図3参照)により特定される遊技価値(持玉数や貯玉数)に基づいて景品交換処理を実行する。精算装置7は、一般カード9又は会員カード10がカード挿入口11に挿入されると、挿入された一般カード9又は会員カード10に記録されている入金残高をカードリーダ(図示せず)により読取り、その読取った入金残高に対応する紙幣や硬貨を返却口12から返却する。尚、POS6及び精算装置7において一般カード9又は会員カード10に記録されている遊技価値を取扱うときは、管理装置5が一般カード9又は会員カード10に対応して予め記憶している遊技価値と照合し、真であると判定したことを条件として遊技価値の取扱いを有効とする。
管理装置5は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード13、モニタ14(出力手段に相当)、プリンタ(図示せず)等が接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。管理装置5は、遊技場内に設置された遊技機1、計数貸出ユニット2、POS6等の稼動状況を管理すると共に、遊技機側からの信号に基づいて遊技者毎の遊技価値(持玉数や貯玉数)と、入金残高とを記憶管理する。尚、持玉とは当日中に計数した玉であり、貯玉とは前日以前に計数した玉である。
図2は、遊技機1及び計数貸出ユニット2の構成を概略的に示している。遊技機1は、CRパチンコ機であり、盤面15に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル16、上部受皿17、下部受皿18を有すると共に、盤面15に、液晶表示部19、始動口20、大入賞口21を有する。遊技者が操作ハンドル16を操作すると、玉(遊技媒体)が盤面15に発射され、そのパチンコ玉が始動口20に入賞すると、その入賞に応じた玉数のパチンコ玉を払出したり大当り抽選を行ったりする。大当り抽選では、液晶表示部19において所謂特別図柄(特図)による図柄変動を実行し、停止表示された図柄が大当り図柄の場合に大当りが発生する。大当りが発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口21を開放する。尚、遊技機1は、遊技者による遊技が進行することに応じて、遊技機1に投入された遊技媒体の数を示すアウト玉数を特定可能なアウト信号、遊技機1から払い出された遊技媒体の数を示すセーフ玉数を特定可能なセーフ信号、遊技機1で発生した大当り状態を特定可能な大当り信号、遊技機1で発生したスタートを特定可能なスタート信号等の各種の遊技信号を送信する。
計数貸出ユニット2は、入金残高の範囲内で玉(遊技媒体)を貸出す貸出処理、遊技機1の下部受皿18から払出される玉(遊技価値)を受入れて計数する計数処理、入金残高及び持玉数(計数玉数)を一般カード9又は会員カード10に記録して発行する発行処理等を行う。一般カード9を受付けたときは、入金残高及び持玉数を表示すると共にそれらの範囲内で貸出処理や発行処理を行う。会員カード10を受付けたときは、入金残高及び持玉数を表示すると共に暗証番号の入力を条件として貯玉数を表示し、それらの範囲内で貸出処理や発行処理を行う。
計数貸出ユニット2は、現在の運用状態(正常状態、エラー状態など)を示す状態表示部22、紙幣が投入される紙幣投入口23、遊技者からの操作入力を受付けると共に遊技の進行に伴って図柄変動回数(スタート回数)や大当り確率等の遊技データを表示するタッチパネル式の液晶表示部24、1単位分(500円相当)の玉を払出すための払出ボタン25、払出された玉が通過する払出ノズル26、従業員が携帯する従業員リモコン42(図3参照)からの光信号を受信するリモコン受光部27、一般カード9又は会員カード10が挿入されるカード挿入口28、遊技機1の下部受皿18の下方に位置する着脱可能な計数受皿29等を有する。又、計数貸出ユニット2は、例えば周知のCMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子を含むカメラ30(撮像手段に相当)を有する。カメラ30は、4台ずつ画像処理装置31(顔画像判定手段に相当、図1参照)と接続されている。
一方、遊技機1には貸出ボタン32及び返却ボタン33が設けられており、計数貸出ユニット2は、貸出ボタン32に対する操作に応じて貸出処理を行い、返却ボタン33に対する操作に応じて発行処理を行う。
図3は、計数貸出ユニット2の機能ブロック図を示している。計数貸出ユニット2は、CPU34a、ROM34b、RAM34c、I/O34dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部34、当該制御部34と接続された周辺部を備えて構成されている。周辺部としては、管理装置5及び遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部35、紙幣投入口23に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部36、液晶表示部24、当該液晶表示部24上に設けられたタッチパネル37、カード挿入口28に挿入された一般カード9又は会員カード10に記録されている各種情報を読取ったり書込んだりするカードリーダライタ38、最大10枚の一般カード9をストック可能なカードストック部39、リモコン受光部27、払出ボタン25、当該払出ボタン25が操作されたときに1単位分(例えば500円分)の玉を払出ノズル26から払出す払出部40、計数受皿29から流入する玉数を計数する計数部41、カメラ30等である。
一般カード9及び会員カード10にはICチップ9a及び10aがそれぞれ内蔵されており、ICチップ9a及び10aには一般ID、会員IDがそれぞれ記憶されている。これらの一般カード9又は会員カード10は、計数貸出ユニット2に入金された入金残高を示す残高情報や、持玉数を示す持玉情報を特定するための記録媒体である。一般カード9は当日限り有効であり、入金残高及び持玉数を記憶可能である。会員カード10は、予め設定されている有効期限(例えば3年間)まで有効であり、入金残高を記憶可能である一方、持玉数や貯玉数は管理装置5のみに記憶する。
計数貸出ユニット2は、以下に示す機能を備えている。
(1)紙幣投入口23に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、投入金額(入金残高)を液晶表示部24に表示する。
(2)遊技機1に設けられた貸出ボタン32の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉(125玉)を遊技機1内部の払出機構から払出す。このとき、遊技機1から計数貸出ユニット2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が送信されるので、液晶表示部24に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を送信する。この売上信号は1度数の玉の払出し毎に1パルスが送信されるので、1パルスを500円分の売上額として特定する。
(3)遊技機1の下部受皿18から落下して計数受皿29で受けられた玉が計数部41に流入することで玉数を計数して液晶表示部24に表示する。
(4)払出ボタン25の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員遊技者の場合)の範囲内で1度数(125玉)ずつ払出す。
(5)遊技機1に設けられた返却ボタン33に対する操作に応じて入金残高及び持玉数をカード挿入口28に挿入されている一般カード9に記録して発行する。会員カード10が挿入されている場合は、入金残高を会員カード10に記録すると共に暗証番号の入力を条件として持玉数を管理装置5に送信してから会員カード10を発行する。一般カード9又は会員カード10を発行する場合は、発行情報を管理装置5へ送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口28に一般カード9も会員カード10も挿入されていない場合は、カードストック部39にストックしている一般カード9を図示しない記録媒体移動手段によりカードリーダライタ38に繰出(セット)して入金残高及び持玉数を記録して発行する。又、入金残高及び持玉数とも「0」となった場合は、カードリーダライタ38にセットされた一般カード9を記録媒体移動手段によりカードストック部39に回収する。
(6)一般カード9がカード挿入口28に挿入された場合は、一般カード9に記録されている入金残高及び持玉数をカードリーダライタ38により読出して液晶表示部24に表示する。会員カード10が挿入された場合は、会員カード10に記録されている入金残高を読出して液晶表示部24に表示すると共に暗証番号の入力を条件として管理装置5の会員口座に記憶されている貯玉数(当日貯玉数や前日貯玉数)も表示する。当日貯玉数とは当日貯玉された貯玉数であり、前日貯玉数とは前日までの貯玉数である。営業終了後は、当日貯玉数は前日貯玉数に合算して記憶される。遊技者による払出操作に応じて貯玉数の範囲内で1度数分の玉を払出ノズル26から払出す。
(7)液晶表示部24に対する操作入力に応じて対応する遊技機1又は指定された他の遊技機1の遊技データを表示したり、遊技場からのメッセージを表示したり、遊技者が会員遊技者であることが特定された場合は遊技機1の遊技データを表示したりする。
(8)遊技機1で遊技する遊技者の顔をカメラ30により所定周期毎に(例えば4秒毎に)撮像し、その撮像した画像を画像処理装置31に送信する。この場合、カメラ30の撮像視野は、遊技者が遊技機1に対して正対している状態で当該遊技者の顔を含む領域となるように設定されている。遊技者が遊技機1に対して正対して遊技していれば、遊技者の顔を認識可能な画像を撮像して送信することになるが、遊技者が遊技機1に対して正対せず(例えば不自然な方向を向いている等の不自然な姿勢で)遊技していれば、遊技者の顔を認識不可能な画像を撮像して送信することになる。即ち、遊技者の姿勢により遊技者の顔を認識不可能な画像を撮像して送信する場合もあり得る。
画像処理装置31は、記憶しているコンピュータプログラムにしたがって作動し、計数貸出ユニット2のカメラ30から受信した画像を処理する。即ち、画像処理装置31は、計数貸出ユニット2のカメラ30から画像を受信すると、その画像を分析することにより、当該画像の中に遊技者の顔画像が存在するか否かを判定する。具体的には、画像処理装置31は、特徴点となる顔のパーツ(輪郭、目、鼻、口、耳、眉毛、ほお骨、あご等)の相対位置、大きさ、形状を利用し、一致する特徴を持つ画像を検索することで、遊技者の顔画像が存在するか否かを判定する。又、画像処理装置31は、皮膚の色、しわ、しみ等を特定する手法を併用し、遊技者の顔画像が存在するか否かを判定しても良い。画像処理装置31は、顔画像が存在すると判定すると、その顔画像を管理装置5に送信する。
管理装置5は、記憶しているコンピュータプログラムにしたがって作動し、遊技機1の稼動状況を示す遊技データを表示する遊技情報表示サービス、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を一旦貯蓄して当日又は後日遊技に再利用できるようにする貯玉サービス等を行う。管理装置5は、以下に示す機能を備えている。
(1)遊技機1や計数貸出ユニット2等から受信した遊技信号に基づいて、遊技機1の稼動状態を特定して遊技機1毎に遊技データを管理する。遊技データとして、アウト玉数、セーフ玉数、遊技機1で発生した大当りの回数を示す大当り回数、遊技機1で実行されたゲームの回数を示すスタート回数、遊技機1が稼動している時間を示す稼動時間等を管理する。尚、管理する遊技データは例示したものに限定されない。
(2)遊技機1側からのアウト信号の受信状態に基づいてアウト玉数が発生している状態を稼動状態と判定し、アウト玉数が発生していない状態を非稼動状態と判定する。即ち、アウト玉数の発生を最後に検知した時点から所定時間の経過を検知する前に次のアウト玉数の発生を検知した場合に稼動状態と判定し、アウト玉数の発生を最後に検知した時点から次のアウト玉数の発生を検知する前に所定時間の経過を検知した場合に非稼動状態と判定する。
(3)画像処理装置31から遊技者の顔画像を受信すると、同一人物判定及び要注意人物判定を行う。同一人物判定では、画像処理装置31から受信した顔画像に対して例えば特徴点の抽出等の画像処理を行い、その顔画像と、当日の顔画像データベースに既に登録されている顔画像(照合用の顔画像)とを照合し、特徴点の一致率に基づいて同一人物であるか否かを判定する。顔画像の特徴点の一致率が所定値未満であり、その顔画像が未だ顔画像データベースに登録されていない顔画像であると判定すると、その顔画像に対応する遊技者を新規の遊技者であると判定し、顔IDを付与して当日の顔画像データベースに登録すると共に、その顔IDを遊技データと対応付けて記憶する。一方、顔画像との特徴点の一致率が所定値以上であり、その顔画像が既に顔画像データベースに登録されている顔画像であると判定すると、その顔画像に対応する遊技者を既存の遊技者であると判定し、その顔IDに対応付けている遊技データを更新する。要注意人物判定では、その顔画像と、要注意データベースに登録されている顔画像とを照合し、同一人物の顔画像が要注意データベースに登録されているか否かを判定する。同一人物の顔画像が要注意データベースに登録されていると判定すると、要注意人物が来店した旨を例えばインカム等により遊技場の従業員に報知する。
(4)新規の遊技者であると判定した数を「顔確定遊技者数」として算出する。「顔確定遊技者数」とは別に、以下の演算式により「理論遊技者数」を算出する。
理論遊技者数=全稼動時間÷(顔確定稼動時間÷顔確定遊技者数)
この場合、
全稼動時間=アウト玉数/100=顔確定稼動時間+顔未確定稼動時間
顔確定稼動時間=顔画像が対応付けられている期間の稼動時間
=顔画像が対応付けられている期間のアウト玉数/100
顔未確定稼動時間=顔画像が対応付けられていない期間の稼動時間
=顔画像が対応付けられていない期間のアウト玉数/100
この場合、稼動状態であり且つ画像処理装置31が遊技者の顔画像を認識できている期間(図4中ではT2やT5)は、顔IDに遊技データが対応付けられている期間であり、顔確定稼動時間である。一方、稼動状態であっても画像処理装置31が遊技者の顔画像を認識できていない期間(図4中ではT1やT6)は、顔IDに遊技データが対応付けられていない期間であり、顔未確定稼動時間である。上記した演算式では、顔画像が対応付けられている期間の稼動時間を、新規の遊技者であると判定した数で除すことで、新規遊技者一人当りの平均稼動時間を算出し、全稼動時間を、その新規遊技者一人当りの平均稼動時間で除すことで、理論遊技者数を算出する。
(5)遊技データ、顔画像データ、理論遊技者数等をモニタ14にて表示出力したり、プリンタから印字出力したりする。
以上に説明した本実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
遊技機1で遊技する遊技者の顔を計数貸出ユニット2のカメラ30により撮像し、顔画像が対応付けられて記憶されている顔確定稼動時間を、新規の遊技者と判定された新規遊技者数で除算することにより、新規遊技者一人当りの平均稼動時間を算出し、稼動時間を平均稼動時間で除算することにより、理論遊技者数を算出して出力するようにしたので、遊技機1が稼動しているにも関わらず遊技者の顔画像を認識できない期間が発生しても、ある程度正確な(信頼性がある)遊技者数等の遊技データを適切に算出することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
カメラ30が計数貸出ユニット2と一体化されている(組み込まれている)構成を例示したが、遊技機1で遊技する遊技者を撮影可能であれば、カメラ30の位置はどこでも良いし、カメラ30が計数貸出ユニット2とは別に設けられていても良い。即ち、遊技機1で遊技する遊技者を撮影可能であれば、どのような態様で設けられていても良い。又、撮像されることを嫌う遊技者が存在することを考慮し、遊技者が認識し難い(直接目視し難い)態様で設けられても良い。
遊技機1及び計数貸出ユニット2が2台ずつ中継端末3と接続されている構成を例示したが、遊技機1及び計数貸出ユニット2と中継装置3との対応関係はこれに限定されない。即ち、遊技機1及び計数貸出ユニット2と中継装置3との対応関係が、3対1や4対1であっても良い。カメラ30と画像処理装置31との対応関係についても同様であり、カメラ30が4台ずつ画像処理装置31と接続されている構成でなくとも良い。
顔確定稼動時間と顔未確定稼動時間との割合を示す顔確定率を以下の演算式により算出しても良い。
顔確定率=顔確定稼動時間/顔未確定稼動時間
顔確定率を算出することにより、遊技者の顔画像をどの程度認識することができているかを客観的に把握することができる。同様に、顔未確定稼動時間と顔確定稼動時間との割合を示す顔未確定率を以下の演算式により算出しても良い。
顔未確定率=顔未確定稼動時間/顔確定稼動時間
顔未確定率を算出することにより、遊技者の顔画像をどの程度認識することができていないかを客観的に把握することができる。
一般カード9に持玉数を記憶するようにしたが、識別情報のみを記憶し、その識別情報に基づいて管理装置5が記憶している持玉数を特定するようにしても良い。
会員カード10に識別情報のみを記憶し、持玉数や貯玉数を記憶しないようにしても良いし、会員カード10に持玉数や貯玉数を記憶し、管理装置5が記憶している持玉数や貯玉数と照合した上で景品交換するようにしても良い。
記録媒体の形態はカードに限定されず、コイン形状等どのような形態であっても良い。遊技機1は、遊技媒体を払い出さず、電子データとして加算記憶する封入式遊技機であっても良い。又、パチンコ遊技機に限定されず、例えばスロットマシンであっても良い。
管理装置5が行う情報処理の一部を中継装置3や計数貸出ユニット2にて行っても良い。変形例を含む例示した構成をどのように組み合わせても良いし、適宜構成を除外しても良い。
図面中、1は遊技機、5は管理装置(遊技データ記憶手段、顔画像記憶手段、新規遊技者判定手段、新規遊技者数算出手段、顔確定稼動時間算出手段、平均稼動時間算出手段、理論遊技者数算出手段、顔未確定稼動時間算出手段、割合算出手段)、14はモニタ(出力手段)、30はカメラ(撮像手段)、31は画像処理装置(顔画像判定手段)である。

Claims (2)

  1. 複数の遊技機が設置されている遊技場における遊技場用管理システムにおいて、
    遊技機側から出力される各種の遊技信号に基づいて、少なくとも稼動時間を含む各種の遊技データを集計して記憶する遊技データ記憶手段と、
    各遊技機に対応して設けられ、当該遊技機で遊技する遊技者の顔を撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像を取得して分析することにより、当該画像の中に遊技者の顔画像が存在するか否かを判定する顔画像判定手段と、
    前記顔画像判定手段により遊技者の顔画像が存在すると判定された場合に、当該顔画像を前記遊技データ記憶手段に記憶されている遊技データと対応付けて記憶する顔画像記憶手段と、
    前記顔画像判定手段により遊技者の顔画像が存在すると判定された場合に、当該顔画像を前記顔画像記憶手段に記憶されている顔画像と照合し、一致する顔画像が存在しない場合に新規の遊技者と判定する新規遊技者判定手段と、
    前記新規遊技者判定手段により新規の遊技者と判定された数を新規遊技者数として算出する新規遊技者数算出手段と、
    前記遊技データ記憶手段に記憶されている稼動時間のうち、前記顔画像記憶手段により顔画像が対応付けられて記憶されている稼動時間を顔確定稼動時間として算出する顔確定稼動時間算出手段と、
    前記顔確定稼動時間を前記新規遊技者数で除算することにより、新規遊技者一人当りの平均稼動時間を算出する平均稼動時間算出手段と、
    前記稼動時間を前記平均稼動時間で除算することにより、理論遊技者数を算出する理論遊技者数算出手段と、
    前記理論遊技者数を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記遊技データ記憶手段に記憶されている稼動時間のうち、前記顔画像記憶手段により顔画像が対応付けられて記憶されていない稼動時間を顔未確定稼動時間として算出する顔未確定稼動時間算出手段と、
    前記顔確定稼動時間と前記顔未確定稼動時間との割合を算出する割合算出手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記割合を出力することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用管理システム。
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