JP2015147876A - 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物 - Google Patents

架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物 Download PDF

Info

Publication number
JP2015147876A
JP2015147876A JP2014021803A JP2014021803A JP2015147876A JP 2015147876 A JP2015147876 A JP 2015147876A JP 2014021803 A JP2014021803 A JP 2014021803A JP 2014021803 A JP2014021803 A JP 2014021803A JP 2015147876 A JP2015147876 A JP 2015147876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
hydrocarbon group
general formula
resin
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014021803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6197677B2 (ja
Inventor
直樹 江草
Naoki Egusa
直樹 江草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink SC Holdings Co Ltd filed Critical Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Priority to JP2014021803A priority Critical patent/JP6197677B2/ja
Publication of JP2015147876A publication Critical patent/JP2015147876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6197677B2 publication Critical patent/JP6197677B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】有機溶媒に対する溶解性に優れ、カルボキシ基と低い温度で反応する架橋剤である化合物を含む架橋性樹脂組成物の提供。
【解決手段】一般式(1)で表されるヒドロキシアルキルアミドと、有機溶剤と、カルボキシ基を有する樹脂とからなる架橋性組成物。一般式(1)
Figure 2015147876

(Xはn価のC6以上の直鎖の脂肪族炭化水素基又はn価のC6以上の脂環式炭化水素基)
【選択図】なし

Description

本発明は、ヒドロキシアルキルアミドと、有機溶剤と、カルボキシ基を有する樹脂とからなる架橋性組成物、およびその組成物を加熱することでなる硬化物に関する。
架橋剤を用いて樹脂組成物を硬化させることで、樹脂の耐熱性、機械特性、密着性、耐湿性、耐薬品性などを向上させることは様々な用途で幅広く用いられている。
樹脂としてカルボキシ基を有する樹脂を使用する場合は、カルボキシ基と反応しうる官能基からなる架橋剤が用いられる。その官能基は、たとえば、イソシアネート基、ブロックイソシアネート基、エポキシ基、β−ヒドロキシアルキルアミド基、などが挙げられる。
β−ヒドロキシアルキルアミドもカルボキシ基と反応する架橋剤である(特許文献1)。反応時の副生成物は水のみであり、硬化物に与える影響も少なく、作業者や環境にはまったく影響がないメリットがある。また、150℃で硬化させることが可能である。現在市販されているβ−ヒドロキシアルキルアミドとして、エムスケミー社のPrimid XL−552などが挙げられ、主に粉体塗料の架橋剤として用いられている(特許文献2)。
上記記載の市販されているβ−ヒドロキシアルキルアミドを形成するカルボン酸またはその誘導体については、アジピン酸の両端にジエタノールアミンが縮合した構造の4官能型のものである。しかし、市販品は有機溶剤に対する溶解性が非常に悪く、液体塗料として用いられている例は少ない。多数のヒドロキシ基からなる化合物であることや、分子構造全体の結晶性および極性の高さが溶解性を悪化させていると考えられる。ヒドロキシ基が多いため、水性塗料への応用例は一部みられる(特許文献3)が、溶剤系の塗料に応用されている例は見られない。溶解性が悪く均一に混合できていない塗料では膜物性の一部が低下、または、その物性が安定しないといった問題が発生する。
特開昭51−17970号公報 特開2008−255197号公報 特開2009−108299号公報
本発明は上記の現状に鑑みてなされたものであり、有機溶媒に対する溶解性に優れ、カルボキシ基と低い温度で反応する架橋剤である化合物を含む架橋性樹脂組成物、および、その硬化物を提供することを目的とする。
本発明者は、以上の諸問題点を考慮し解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に至った。
すなわち本発明は、下記一般式(1)で表される化合物と、有機溶剤と、カルボキシ基を有する樹脂とからなる架橋性組成物に関する。
一般式(1)
Figure 2015147876
(式中、Xはn価の炭素数6以上の直鎖の脂肪族炭化水素基、あるいは、n価の炭素数6以上の脂環式炭化水素基を表し、
nは2〜6の整数である。
1は、下記一般式(2)で表される基であり、
2は、水素原子、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、ベンジル基、または、芳香族炭化水素基を表す。)
一般式(2)
Figure 2015147876
(式中、R3〜R8はそれぞれ独立に、水素原子、または、脂肪族炭化水素基を表し、
mは1〜2の整数である。)
更に本発明は、Xが炭素数6〜12の直鎖の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする、上記架橋性組成物に関する。
更に本発明は、上記架橋性組成物を加熱してなる硬化物の製造方法に関する。
更に本発明は、上記製造方法で得られる硬化物に関する。
本発明により、有機溶媒に対する溶解性に優れ、カルボキシ基と低温で反応する架橋剤である化合物を含む樹脂組成物、その硬化物を提供することができた。
以下、詳細にわたって本発明を説明する。
一般式(1)におけるXは、n価の炭素数6以上の直鎖の脂肪族炭化水素基、あるいは、n価の炭素数6以上の脂環式炭化水素基を表し、nは2〜6の整数であり、R1は、一般式(2)で表される基であり、R2は、水素原子、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、ベンジル基、または、芳香族炭化水素基を表す。
一般式(1)におけるXの、直鎖の脂肪族炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基、および、アルキニル基のいずれかからn−1個の水素原子が結合手になったものが挙げられ、本発明ではこれらを、n価のアルキル基、n価のアルケニル基、および、n価のアルキニル基とする。
ここで、炭素数6以上の2価以上のアルキル基としては、1,6−ヘキシル基、1,7−ヘプチル基、1,8−オクチル基、1,9−ノニル基、1,6−デシル基、1,10−デシル基、1,11−ウンデシル基、1,12−ドデシル基、1,13−トリデシル基、1,14−テトラデシル基、1,15−ペンタデシル基、1,16−ヘキサデシル基、1,17−ヘプタデシル基、1,18−オクタデシル基、1,19−ノナデシル基、1,20−イコシル基、1,3,6−ヘキシル基、1,4,7−ヘプチル基、1,2,8−オクチル基、1,3,9−ノニル基、1,3,4,6−ヘキシル基、1,4,6,7−ヘプチル基、1,4,5,6,7−ヘプチル基、1,2,3,4,5,6−ヘキシル基などが挙げられる。
また、炭素数6以上の2価以上のアルケニル基としては、1,6−(2−ヘキセニル)基、1,7−(2−ヘプテニル)基、1,8−(2−オクテニル)基、1,9−(2−ノネニル)基、1,10−(2−デセニル)基、1,11−(2−ウンデセニル)基、1,12−(2−ドデセニル)基、1,13−(2−トリデセニル)基、1,14−(2−テトラデセニル)基、1,15−(2−ペンタデセニル)基、1,16−(2−ヘキサデセニル)基、1,17−(2−ヘプタデセニル)基、1,18−(2−オクタデセニル)基、1,19−(2−ノナデセニル)基、1,3,6−(2−ヘキセニル)基、1,4,7−(3−ヘプセニル)基、1,2,8−(4−オクテニル)基、1,3,9−(5−ノネニル)基、1,3,4,6−(2−ヘキセニル)基、1,4,6,7−(3−ヘプセニル)基、1,4,5,6,7−(3−ヘプセニル)基などが挙げられる。
また、炭素数6以上の2価以上のアルキニル基としては、1,6−(2−ヘキシニル)基、1,7−(2−ヘプシニル)基、1,8−(2−オクシニル)基、1,9−(2−ノニル)基、1,10−(2−デシニル)基、1,11−(2−ウンデシニル)基、1,12−(2−ドデシニル)基、1,13−(2−トリデシニル)基、1,14−(2−テトラデシニル)基、1,15−(2−ペンタデシニル)基、1,16−(2−ヘキサデシニル)基、1,17−(2−ヘプタデシニル)基、1,18−(2−オクタデシニル)基、1,19−(2−ノナデシニル)基、1,3,6−(2−ヘキシニル)基、1,4,7−(3−ヘプシニル)基、1,2,8−(4−オクシニル)基、1,3,9−(5−ノニル)基、1,3,4,6−(2−ヘキシニル)基、1,4,6,7−(3−ヘプシニル)基、1,4,5,6,7−(3−ヘプシニル)基などが挙げられる。
一般式(1)における脂環式炭化水素基としては、シクロアルキル基、デカヒドロナフチル基、アダマンチル基などの1価の基からn−1個の水素原子が結合手になったものが挙げられる。
る。
ここで、炭素数6以上の2価以上の脂環式炭化水素基としては、1,1−シクロヘキシル基、1,2−シクロヘキシル基、1,3−シクロヘキシル基、1,4−シクロヘキシル基、1,2,4−シクロヘキシル基、1,3,5−シクロヘキシル基、1,2,4,5−シクロヘキシル基、1、2,3,4,5,6−シクロヘキシル基、2,6−デカヒドロナフチル基、1,3−アダマンチル基、1、3、5ーアダマンチル基などが挙げられる。
一般式(1)中のXにおいて、好ましくは、炭素数6〜20の直鎖の脂肪族炭化水素基であり、より好ましくは、炭素数6〜12の直鎖の脂肪族炭化水素基である。炭素数20を超えるとロウ状固体となり、有機溶剤や樹脂への溶解性が低下する恐れがある。
一般式(1)中のnにおいて、好ましくは、n=2であり、さらに好ましくは、炭素数6〜12の直鎖の脂肪族炭化水素基の両末端の水素原子が結合手になったものである。
一般式(1)中のR2における、脂肪族炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基が挙げられる。
ここで、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、ペンタデシル基、オクタデシル基といったアルキル基が挙げられる。
また、アルケニル基としては、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−オクテニル基、1−デセニル基、1−オクタデセニル基といったアルケニル基が挙げられる。
また、アルキニル基としては、エチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1−オクチニル基、1−デシニル基、1−オクタデシニル基といったアルキニル基が挙げられる。
一般式(1)中のR2における、脂環式炭化水素基としては、シクロアルキル基、デカヒドロナフチル基、アダマンチル基などが挙げられる。
ここで、シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロオクタデシル基、2−インデノ基などが挙げられる。
一般式(1)中のR2における、芳香族炭化水素基としては、単環、縮合環、環集合芳香族炭化水素基が挙げられる。
ここで、単環芳香族炭化水素基としては、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,4−キシリル基、p−クメニル基、メシチル基などが挙げられる。
また、縮合環芳香族炭化水素基としては、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−アンスリル基、2−アンスリル基、5−アンスリル基、1−フェナンスリル基、9−フェナンスリル基、1−アセナフチル基、2−アズレニル基、1−ピレニル基、2−トリフェニレル基などが挙げられる。
また、環集合芳香族炭化水素基としては、o−ビフェニリル基、m−ビフェニリル基、p−ビフェニリル基などが挙げられる。
一般式(1)中のR2において、好ましくは、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素、または、単環芳香族炭化水素基であり、より好ましくは、脂肪族炭化水素基、または、脂環式炭化水素であり、さらに好ましくは、脂肪族炭化水素基である。
一般式(2)中のR3〜R6はそれぞれ独立に、水素原子、または、脂肪族炭化水素基を表す。
ここで、脂肪族炭化水素基としては、一般式(1)中のR2における脂肪族炭化水素基と同義である。
本発明で用いられる一般式(1)で表される化合物の代表例を、以下の表1に示すが、本発明は、この代表例に限定されるものではない。
表1
Figure 2015147876
Figure 2015147876
Figure 2015147876
Figure 2015147876
Figure 2015147876
本発明の一般式(1)で表される化合物は、2価以上のカルボン酸またはその誘導体と、ヒドロキシル基を有するアミンとをアミド化することで製造することができる。
ヒドロキシル基を有するアミンと、カルボン酸またはその誘導体とをアミド化する方法は様々あるが、カルボン酸の場合は水、カルボン酸エステルの場合はアルコール、カルボン酸無水物またはハロゲン化物の場合は酸を取り除くことで反応を進行させることができる。水やアルコールの場合は加熱または減圧、あるいはその両方により反応系外へ留去することが容易である。酸の場合はトリエチルアミン、トリブチルアミン、ジメチルベンジルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの塩基によって取り除くことができる。
上記アミド化の際に触媒を使用することができる。たとえば、硫酸、塩酸、硝酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などの酸触媒、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどの無機塩基触媒、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、ピリジン、4−(ジメチルアミノ)ピリジン、イミダゾール、N−メチルイミダゾール、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネンなどのアミン類や、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−tert−ブトキシドなどのアルコキシド類をはじめとする有機塩基触媒、鉄(III)、ジルコニウム(IV)、スカンジウム(III)、チタン(IV)、スズ(IV)、ハフニウム(IV)などの金属イオンを含む塩や錯体、ジフェニルアンモニウムトリフラート、ペンタフルオロフェニルアンモニウムトリフラートなどのアンモニウム塩、などが挙げられる。
上記アミド化反応において、必要に応じて溶媒や触媒を使用することができる。使用する溶媒は、アルコール、アミン、カルボン酸など反応基質と反応する溶媒以外であれば使用できる。たとえば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、メチルエチルケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン(THF)、シクロヘキサノン、ジクロロメタン、クロロホルム、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、などが挙げられる。
特にカルボン酸とのアミド化において、縮合剤を用いて行うことができる。縮合剤とは、カルボン酸またはアミンを活性化させ、エステル化反応を温和な条件で行うことができると同時に、副生成物の水は縮合剤と結合して別の化合物となるため、触媒作用と水除去作用を兼ね備えた化合物である。このような縮合剤としては、たとえば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミド、p−トルエンスルホニルクロリド、1−エチル−3−(N,N−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、カルボニルジイミダゾール、クロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチル、2,4,6−トリクロロ安息香酸クロリド、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート、4−ボロノピリジニウム塩、などが挙げられる。
本発明の一般式(1)で表される化合物は、有機溶剤に可溶であることが特徴である。
ここでの有機溶剤としては、たとえば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン(THF)、シクロヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、シクロヘキサン、ヘキサン、オクタン、シクロロメタン、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、などが挙げられる。
本発明の架橋性組成物は、さらに、必要に応じて、非反応性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、併用する硬化剤、光開始剤、増感剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、無機フィラー、接着付与剤、などの添加剤を加えてもよい。
本発明の架橋性組成物を、各種基材の片面または両面に塗布し、もしくは金型等を用いて成形後、必要に応じて加熱乾燥後、100〜200℃において加熱硬化させることで目的の硬化物を得ることができる。基材としては、たとえば、ガラス、セラミック、ポリカーボネート、ポリエステル、ウレタン、アクリル、ポリアセテートセルロース、ポリアミド、ポリイミド、ポリスチレン、エポキシ樹脂、ポリオレフィン、ポリシクロオレフィン、ポリビニルアルコール、ステンレス等の各種金属、などが挙げられる。
本発明の架橋性組成物の加熱硬化温度として、好ましくは、100℃〜180℃であり、より好ましくは100℃〜150℃であり、更に好ましくは100℃〜140℃で加熱することである。
次に、本発明のカルボキシ基を有する樹脂は、樹脂の末端および/または側鎖にカルボキシ基からなる樹脂である。樹脂は直鎖、分岐、星状を問わない。たとえば、カルボキシ基末端の樹脂としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテルエステル、アクリル、ポリブタジエン、ポリイソプレンなどが挙げられ、側鎖にカルボキシ基を有する樹脂としては、アクリル、ポリウレタンなどが挙げられる。
以下に実施例をもって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、特に断りのない限り「%」は「重量%」を、「部」は「重量部」を意味する。
実施例中のNMR測定はすべて、JEOL社製のJNM−ECX400Pを用いて1H−NMR測定をDMSO−d6中で行った。数平均分子量(Mn)と重量平均分子量(Mw)は東ソー社製のGPC−8020によって測定したポリスチレン換算の値である。
実施例中のIR測定はすべて、PerkinElmer社製のSpectrum Oneを用いて行った。
以下、実施例における化合物番号は表1における化合物番号を示す。
合成例1 化合物1の合成I
攪拌機、温度計、滴下装置、ディーンスターク管、還流冷却器、ガス導入管を備えた反応容器に、アジピン酸(ヘキサン二酸)146部、3−(メチルアミノ)−1−プロパノール178部、水酸化カリウム2部、トルエン200部を入れ、ディーンスターク管にはトルエンを満たし、窒素を吹き込みながら加熱還流させ、共沸によって生成する水を除去した。4時間後、トルエンをすべて除去し、1H−NMR測定、IR測定を行って目的物が生成していることを確認した。50℃まで降温した後、得られた均一な淡黄色透明の溶液を取り出した。
合成例2 化合物1の合成II
窒素雰囲気下、攪拌機、温度計、ディーンスターク管、還流冷却器、減圧装置を備えた反応容器に、アジピン酸ジメチル(ヘキサン二酸ジメチル)174部、3−(メチルアミノ)−1−プロパノール178部、ナトリウムメトキシド3部を入れ、常圧状態で内温が90℃になるまで加熱攪拌した。内温が90℃に達したら、500hPaの減圧状態で2時間加熱攪拌し、生成するメタノールを留去しながら反応を進行させた。2時間後、200hPaの減圧状態でさらに1時間加熱攪拌し、残存するメタノールを全て留去した。1H−NMR測定、IR測定を行って目的物が生成していることを確認した。50℃まで降温した後、得られた均一な淡黄色透明の溶液を取り出した。
合成例3 化合物1の合成III
窒素雰囲気下、攪拌機、温度計、ディーンスターク管、還流冷却器、減圧装置を備えた反応容器に、アジピン酸ジメチル(ヘキサン二酸ジメチル)174部、3−(メチルアミノ)−1−プロパノール178部、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン8部を入れ、常圧状態で内温が90℃になるまで加熱攪拌した。内温が90℃に達したら、500hPaの減圧状態で2時間加熱攪拌し、生成するメタノールを留去しながら反応を進行させた。2時間後、200hPaの減圧状態でさらに1時間加熱攪拌し、残存するメタノールを全て留去した。1H−NMR測定、IR測定を行って目的物が生成していることを確認した。50℃まで降温した後、得られた均一な淡黄色透明の溶液を取り出した。
化合物2〜42についても、上記合成例と同様の操作により合成した。
樹脂合成例1 カルボキシ基を有する樹脂の合成1
攪拌機、温度計、滴下装置、還流冷却器、ガス導入管を備えた反応容器にメチルエチルケトンを500部入れ、窒素を吹き込みながら70℃で1時間加熱攪拌した。その後、ブチルアクリレート374.4部、アクリル酸25.6部、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)11.4部、メチルエチルケトン100部を混合した溶液を滴下装置から2時間かけて滴下した。さらに70℃で2時間反応させ、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1.1部とメチルエチルケトン10部からなる溶液を加え、さらに1時間攪拌した。できた樹脂溶液は固形分NV=39.1%、数平均分子量Mn=16,000、重量平均分子量Mw=34,000、酸価AV=50.2mgKOH/gであった。
樹脂合成例2 カルボキシ基を有する樹脂の合成2
攪拌機、温度計、還流冷却器、ガス導入管を備えた反応容器に、クラレポリオールP−1010(クラレ(株)社製 水酸基価112mgKOH/g)を1002部、ジメチロールブタン酸237部、イソホロンジイソシアネート576部、メチルエチルケトン1815部を仕込み、窒素気流下で80℃まで昇温した。その後ジブチル錫ジラウレートを0.1部加えた。4時間反応させたのち、IRを測定し2270cm-1付近のイソシアネート由来のピークが消失したことを確認した。できた樹脂溶液は固形分NV=39.9%、数平均分子量Mn=23,000、重量平均分子量Mw=51,000、酸価AV=50.0mgKOH/gであった。
まず、本願発明の架橋性組成物について、有機溶媒に対する溶解性を試験した。
実施例1
化合物1を10部、溶剤60部、樹脂合成例1で合成した樹脂溶液から溶剤を取り除いた樹脂40部を混合した。溶剤としてメチルエチルケトン(MEK)、酢酸エチル、トルエンを用いた。このときに均一な液体として得られたものは○、濁りのあるものは△、固体が沈殿した場合は×とした。
実施例2〜42
化合物1の代わりに、化合物2〜42を使用した以外は、実施例1と同様に試験を行った。
比較例1
化合物1の代わりに、化合物A(Primid XL−552(エムスケミー社製のアジピン酸置換β−ヒドロキシアルキルアミド))を用いた以外は、実施例1と同様に試験を行った。
Figure 2015147876
実施例1〜42および比較例1の結果を表2にまとめた。
表2
Figure 2015147876
Figure 2015147876
本願発明の架橋性組成物である実施例1〜42は、一般式(1)で表される化合物がMEK、酢酸エチル、トルエンのどの有機溶剤を用いても高い溶解度を示したのに対し、従来用いられてきた化合物Aを用いた組成物である比較例1は、化合物Aがいずれの有機溶剤にもほとんど溶解しなかった。
実施例43
化合物1を用いた架橋性組成物の硬化性試験(1)および保存安定性試験(1)を行った。
硬化性試験(1)は次のように行った。化合物1と樹脂合成例1のカルボキシ基を有する樹脂溶液を、化合物1のヒドロキシ基と、カルボキシ基を有する樹脂のカルボキシ基とのモル比が1:1になるように配合し架橋性組成物を作製した。この溶液1gをアルミ容器に入れた。この容器を120℃、150℃、180℃のオーブンにそれぞれ1時間入れ、樹脂を硬化させた。硬化膜を、金属メッシュで覆い、メチルエチルケトンで24時間浸した。その後、アルミ容器を60℃で3時間乾燥し、アルミ容器への硬化膜の残存率を測定した。膜の残存率が0〜20%の膜を×、21〜40%の膜を△、41〜80%の膜を○、81〜100%の膜を◎とした。
保存安定性試験(1)は次のように行った。硬化性試験(1)で用いた架橋性組成物の粘度を測定した。その後、40℃で1週間保存し、1週間後の粘度を測定した。試験前の粘度と比較して粘度変化が5%以内のものを○、5%以上増加したものを×とした。
実施例44〜84
化合物1の代わりに、化合物2〜42を使用した以外は、実施例43と同様に試験を行った。
比較例2
化合物1の代わりに、化合物A(Primid XL−552、エムスケミー社製のアジピン酸置換β−ヒドロキシアルキルアミド)を用いた以外は、実施例43と同様に試験を行った。
実施例43〜84および比較例2の結果を表3にまとめた。
表3
Figure 2015147876
Figure 2015147876
実施例43〜84は硬化試験(1)、保存安定性試験(1)全てにおいて良好であった。
比較例2は市販のアジピン酸にβ−ヒドロキシアルキルアミドが置換した誘導体を使用した例であるが、比較例1の結果にあるように、メチルエチルケトン(MEK)に対する溶解性が乏しく、硬化性試験(1)おいても、本発明の化合物と比較して硬化性が劣るという結果が得られた。
実施例85
化合物1を用いた架橋性組成物の硬化性試験(2)、保存安定性試験(2)を行った。
硬化性試験(2)は次のように行った。化合物1と樹脂合成例2のカルボキシ基を有する樹脂溶液を、化合物1のヒドロキシ基と、カルボキシ基を有する樹脂のカルボキシ基とのモル比が1:1になるように配合し架橋性組成物を作製した。この溶液1gをアルミ容器に入れた。この容器を120℃、150℃、180℃のオーブンにそれぞれ1時間入れ、樹脂を硬化させた。硬化膜を、金属メッシュで覆い、メチルエチルケトンで24時間浸した。その後、アルミ容器を60℃で3時間乾燥し、アルミ容器への硬化膜の残存率を測定した。膜の残存率が0〜20%の膜を×、21〜40%の膜を△、41〜80%の膜を○、81〜100%の膜を◎とした。
保存安定性試験(2)は次のように行った。硬化性試験(2)で用いた架橋性組成物の粘度を測定した。その後、40℃で1週間保存し、1週間後の粘度を測定した。試験前の粘度と比較して粘度変化が5%以内のものを○、5%以上増加したものを×とした。
実施例86〜126
化合物1の代わりに、化合物2〜42を使用した以外は、実施例85と同様に試験を行った。
比較例3
化合物1の代わりに、化合物A(Primid XL−552、エムスケミー社製のアジピン酸置換β−ヒドロキシアルキルアミド)を用いた以外は、実施例85と同様に試験を行った。
実施例85〜126および比較例3の結果を表4にまとめた。
表4
Figure 2015147876
Figure 2015147876
実施例85〜126は硬化性試験(2)、保存安定性試験(2)全てにおいて良好であった。
比較例3は市販のアジピン酸にβ−ヒドロキシアルキルアミドが置換した誘導体を使用した例であるが、比較例1の結果にあるように、メチルエチルケトン(MEK)に対する溶解性が乏しく、硬化性試験(2)おいても、本発明の化合物と比較して硬化性が劣るという結果が得られた。
以上のことから、本発明の一般式(1)で表される化合物を用いた架橋性組成物は、有機溶剤に対する溶解性、硬化性、保存安定性に優れていることが明らかとなった。
本発明の樹脂組成物は、熱硬化性の印刷インキ、塗料、コーティング剤、粘接着剤、成形材料、光硬化性材料に使用することができる。

Claims (4)

  1. 下記一般式(1)で表される化合物と、有機溶剤と、カルボキシ基を有する樹脂とからなる架橋性組成物。
    一般式(1)
    Figure 2015147876


    (式中、Xはn価の炭素数6以上の直鎖の脂肪族炭化水素基、あるいは、n価の炭素数6以上の脂環式炭化水素基を表し、
    nは2〜6の整数であり、
    1は、下記一般式(2)で表される基であり、
    2は、水素原子、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、ベンジル基、または、芳香族炭化水素基を表す。)
    一般式(2)
    Figure 2015147876


    (式中、R3〜R8はそれぞれ独立に、水素原子、または、脂肪族炭化水素基を表し、
    mは1〜2の整数である。)
  2. Xが炭素数6〜12の直鎖の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする請求項1記載の架橋性組成物。
  3. 請求項1または2記載の架橋性組成物を加熱してなる硬化物の製造方法。
  4. 請求項3記載の製造方法で得られる硬化物。
JP2014021803A 2014-02-07 2014-02-07 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物 Active JP6197677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014021803A JP6197677B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014021803A JP6197677B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015147876A true JP2015147876A (ja) 2015-08-20
JP6197677B2 JP6197677B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=53891514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014021803A Active JP6197677B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6197677B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168758A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東洋インキScホールディングス株式会社 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物
WO2020111219A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 高級アルコール工業株式会社 新規複合体および乳化組成物

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08120221A (ja) * 1994-08-26 1996-05-14 Ems Inventa Ag 複数の接着剤樹脂を含む熱硬化性塗料
JPH1067567A (ja) * 1996-08-26 1998-03-10 Sekisui Chem Co Ltd セラミックグリーンシート用スラリー組成物
JPH11349543A (ja) * 1998-05-15 1999-12-21 Creanova Spezialchem Gmbh ヒドロキシアルキルアミドの連続的製造方法
JP2001294804A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Nippon Paint Co Ltd 粉体塗料組成物
JP2003534407A (ja) * 2000-05-25 2003-11-18 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 表面処理された高吸水性ポリマー粒子
JP2005528487A (ja) * 2002-05-31 2005-09-22 グレイス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンジツトゲゼルシヤフト エステル−アミド縮合生成物を含んでなる粉末コーティングマット化剤
JP2013151639A (ja) * 2011-12-28 2013-08-08 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd 架橋性組成物
JP2015168758A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東洋インキScホールディングス株式会社 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08120221A (ja) * 1994-08-26 1996-05-14 Ems Inventa Ag 複数の接着剤樹脂を含む熱硬化性塗料
JPH1067567A (ja) * 1996-08-26 1998-03-10 Sekisui Chem Co Ltd セラミックグリーンシート用スラリー組成物
JPH11349543A (ja) * 1998-05-15 1999-12-21 Creanova Spezialchem Gmbh ヒドロキシアルキルアミドの連続的製造方法
JP2001294804A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Nippon Paint Co Ltd 粉体塗料組成物
JP2003534407A (ja) * 2000-05-25 2003-11-18 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 表面処理された高吸水性ポリマー粒子
JP2005528487A (ja) * 2002-05-31 2005-09-22 グレイス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンジツトゲゼルシヤフト エステル−アミド縮合生成物を含んでなる粉末コーティングマット化剤
JP2013151639A (ja) * 2011-12-28 2013-08-08 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd 架橋性組成物
JP2015168758A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東洋インキScホールディングス株式会社 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168758A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東洋インキScホールディングス株式会社 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物
WO2020111219A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 高級アルコール工業株式会社 新規複合体および乳化組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP6197677B2 (ja) 2017-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6413796B2 (ja) 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物
JP2013151639A (ja) 架橋性組成物
CA2844959C (en) Coating composition and use thereof
WO2017043646A1 (ja) ブロックポリイソシアネート組成物、一液型コーティング組成物、塗膜、及び塗装物品
JP6197677B2 (ja) 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物
JP5257528B2 (ja) 架橋性組成物
JP5628733B2 (ja) 芳香族末端基を有するアミドゲル化化合物を含有する相変化インクおよびプロセス
JP6197701B2 (ja) 架橋性組成物、硬化物の製造方法、および硬化物
JP6849353B2 (ja) ブロックポリイソシアネート組成物、一液型コーティング組成物、塗膜、及び塗装物品
CN102827375A (zh) 一种水溶性有机硅改质聚酯树脂组成物及其制备方法
JP6610236B2 (ja) カーボンナノファイバー含有架橋性組成物、および、カーボンナノファイバー複合体
US20110224459A1 (en) Beta-hydroxyalkylamides, a method for production of same and use of same
US10131813B2 (en) Ambient cure compositions for making coatings having humidity and corrosion resistance and methods of use
JPH09302069A (ja) ブロック化イソシアネート化合物
JP2012197268A (ja) β−ヒドロキシアルキルアミドおよび架橋性組成物
JP7066664B2 (ja) ポリヒドロキシウレタン樹脂及びポリヒドロキシウレタン樹脂の製造方法
KR101092601B1 (ko) 광경화성 단량체 화합물과 이를 포함하는 광경화성 코팅조성물
JP5898562B2 (ja) 芳香族末端基をもつアミドゲル化化合物を調製するためのプロセス
Allauddin et al. Synthesis & characterization of benzaldehyde modified acetoacetylated polyesters for polyurethane/urea coatings
US9644114B2 (en) Silane endcapped polyamide resins
TW201627342A (zh) 胺基甲酸酯(甲基)丙烯酸酯、以及活性能量線硬化型胺基甲酸酯(甲基)丙烯酸酯組成物及其硬化物
JP6821823B2 (ja) ブロックイソシアネート組成物、塗料組成物及び塗膜
KR101627604B1 (ko) 안트라퀴논계 졸-겔 화합물과 이를 포함하는 유무기 하이브리드 코팅 조성물
JP5949674B2 (ja) 新規有機ケイ素化合物、その製造方法及び密着向上剤
JP7324790B2 (ja) 塗料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160929

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170807

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6197677

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250