JP2015147525A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】進行方向交差点内に停止することを防止可能な運転支援装置を提供する。【解決手段】コントローラは、目標車間距離と実際の車間距離(L)との差(距離偏差)が予め定めた設定値以下になるように自車両(A)の制動力及び駆動力の少なくともいずれかを制御する。その際、コントローラは、自車両から進行方向に存在する交差点までの距離(交差点到達距離(Li))が設定距離(Lt)以下である場合に、該交差点の入口地点から出口地点までの距離(交差点内道路長(Lr))よりも長い距離を目標車間距離として設定する。【選択図】 図7

Description

本発明は、運転支援装置に関する。
従来、運転支援装置としては、例えば、特許文献1に記載の従来技術がある。
特許文献1に記載の従来技術では、自車両の進行方向に存在する交差点と自車両との距離が設定距離以下になると、先行車両の挙動に基づき先行車両と自車両との車間距離を延長する。これにより、交差点接近時の安全性を向上することができる。
特開2011−126406号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、単に先行車両の挙動を基に先行車両と自車両との車間距離を延長していた。それゆえ、先行車両が交差点内や交差点出口で停止した場合に、自車両が交差点内で停止する可能性があった。そのため、停止した自車両が、自車両が走行する道路と交差する道路の交通流を阻害する可能性があった。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、自車両が交差点内に停止することを防止可能な運転支援装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、目標車間距離と実際の車間距離との差が予め定めた設定値以下になるように自車両の制動力及び駆動力の少なくともいずれかを制御する。その際、自車両から進行方向に存在する交差点までの距離(交差点到達距離)が予め定めた設定距離以下である場合には、該交差点の入口地点から出口地点までの距離(交差点内道路長)よりも長い距離を目標車間距離として設定する。
本発明の一態様によれば、例えば、自車両が交差点に接近し、自車両から進行方向に存在する交差点までの距離(交差点到達距離)が予め定めた設定距離以下になると、該交差点の入口地点から出口地点までの距離(交差点内道路長)よりも長い距離を目標車間距離に設定する。それゆえ、先行車両が交差点内や交差点出口で停止した場合に、自車両を交差点の手前で停止できる。そのため、自車両が交差点内に停止することを防止できる。
運転支援装置1の概略構成を表す概念図である。 交差点到達距離Li及び交差点内道路長Lrを説明するための図である。 コントローラ6の構成を表すブロック図である。 運転支援処理を表すフローチャートである。 車速VBと第1目標車間距離候補Lvとの関係を表すグラフである。 減速度αBと第2目標車間距離候補Laとの関係を表すグラフである。 運転支援装置1を搭載した車両の動作を説明するための図である。
本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1に示すように、運転支援装置1は、車両(以下、「自車両」とも呼ぶ)Aに搭載されている。そして、運転支援装置1は、自車速検出部2、車間距離検出部3、状態検出部4、ナビゲーション装置5、及びコントローラ6を備える。
自車速検出部2は、自車両Aの車速VAを検出する。そして、自車速検出部2は、検出結果を車間距離検出部3及びコントローラ6に出力する。自車速検出部2としては、例えば、自車両Aの各輪に取り付けられ、各輪の車輪速を検出し、検出した車輪速に基づいて自車両Aの車速VAを演算するロータリーエンコーダを採用できる。
車間距離検出部3は、自車両Aの進行方向(車両前方)に存在する先行車両Bと自車両Aとの車間距離L(図2参照)を検出する。車間距離検出部3としては、例えば、自車両Aの進行方向(車両前方)にレーザー光を出射し、出射したレーザ光の反射光に基づいて車間距離Lを演算するレーザレンジファインダーを採用できる。そして、車間距離検出部3は、検出結果を状態検出部4、及びコントローラ6に出力する。
状態検出部4は、先行車両Bの走行状態を検出する。先行車両Bの走行状態としては、例えば、先行車両Bの車速VB、先行車両Bの減速度αBがある。具体的には、状態検出部4は、車間距離検出部3が出力した車間距離Lに基づき、先行車両Bの車速VBを検出する。先行車両Bの車速VBの検出方法としては、例えば、車間距離Lを時間微分して自車両Aと先行車両Bとの相対車速を算出し、算出した相対車速に自車両Aの車速VAを加算する方法がある。続いて、状態検出部4は、検出した先行車両Bの車速VBに基づき、先行車両Bの減速度αBを検出する。先行車両Bの減速度αBの検出方法としては、例えば、先行車両Bの車速VBを時間微分する方法がある。そして、状態検出部4は、検出結果をコントローラ6に出力する。
ナビゲーション装置5は、地図情報記憶部5a、自車両位置検出部5b、経路探索部5c、及び経路表示部5dを備える。
地図情報記憶部5aは、自車両Aが走行する地域の地図情報を記憶している。地図情報としては、例えば、道路の位置の情報、及び交差点の位置の情報(交差点の入口手前の一時停止線の位置(以下、「交差点の入口地点」とも呼ぶ)、交差点の出口直後の横断歩道の通過直後の地点の位置(以下、「交差点の出口地点」とも呼ぶ))がある。
自車両位置検出部5bは、自車両Aの現在位置(車両前端部の位置)を検出する。自車両位置検出部5bとしては、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて自車両Aの現在位置を検出するGPS受信装置を採用できる。そして、自車両位置検出部5bは、検出結果を経路探索部5c、及びコントローラ6に出力する。
経路探索部5cは、地図情報記憶部5aが記憶している地図情報、及び自車両位置検出部5bが出力した自車両Aの現在位置に基づいて、自車両Aの現在位置から予め定めた目的地までの経路を探索する。そして、経路探索部5cは、探索結果を経路表示部3d、及びコントローラ6に出力する。
経路表示部5dは、地図情報記憶部5aが記憶している地図情報、及び経路探索部5cが出力した経路に基づいて、経路を自車両Aの周辺の地図に重畳させて生成した画像(以下、「案内画像」とも呼ぶ)を図示しない表示モニタに表示する。これにより、自車両Aの運転者は、案内画像を基に自車両Aが経路を走行するように運転操作を行う。
コントローラ6は、A/D(Analog to Digital)変換回路、D/A(Digital to Analog)変換回路、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等から構成した集積回路を備える。ROMは、各種処理を実現する1または2以上のプログラムを記憶している。CPUは、ROMが記憶しているプログラムに従って各種処理を実行する。そして、CPUは、図3に示すように、交差点情報検出部6a、目標車間距離設定部6b、及び制駆動力制御部6cを実現する。
交差点情報検出部6aは、地図情報記憶部5aが記憶している地図情報、自車両位置検出部5bが出力した自車両Aの現在位置、及びナビゲーション装置5が出力した経路に基づいて、自車両Aから自車両Aの進行方向に存在する交差点(以下、「進行方向交差点」とも呼ぶ)までの距離(以下、「交差点到達距離」とも呼ぶ)Li、及び進行方向交差点の入口地点から出口地点までの距離(以下、「交差点内道路長」とも呼ぶ)Lrを検出する。そして、交差点情報検出部6aは、検出結果を目標車間距離設定部6bに出力する。
具体的には、交差点情報検出部6aは、地図情報、自車両Aの現在位置、及び経路に基づき、自車両Aが経路に沿って走行した場合に自車両Aの進行方向(車両前方)に最初に現れ自車両Aが直進して通過する交差点を進行方向交差点として設定する。これにより、交差点情報検出部6aは、自車両Aが右折または左折して通過する交差点(以下、「右左折交差点」とも呼ぶ)を進行方向交差点として設定しない。続いて、交差点情報検出部6aは、地図情報に基づき、設定した進行方向交差点の位置を検出する。進行方向交差点の位置としては、例えば、自車両Aが経路に沿って走行し、自車両Aが進行方向交差点を通過する場合に、進行方向交差点の入口となる地点(以下、「進行方向交差点の入口地点」とも呼ぶ)及び進行方向交差点の出口となる地点(以下、「進行方向交差点の出口地点」とも呼ぶ)がある。進行方向交差点の入口地点としては、例えば、進行方向交差点の入口手前の一時停止線の位置がある。また、進行方向交差点の出口地点としては、例えば、進行方向交差点の出口直後の横断歩道を通過直後の地点の位置がある。
続いて、交差点情報検出部6aは、検出した進行方向交差点の入口地点と自車両Aの現在位置との距離を交差点到達距離Liとして検出する。なお、交差点情報検出部6aは、自車両Aが進行方向交差点内に進入している場合には、交差点到達距離Li(進行方向交差点の入口地点と自車両Aの現在位置との距離)の符号を負とする。続いて、交差点情報検出部6aは、設定した進行方向交差点の入口地点と進行方向交差点の出口地点との距離を交差点内道路長Lrとして検出する。また、交差点情報検出部6aは、自車両Aが進行方向交差点を通過すると、通過した進行方向交差点の次に自車両Aの進行方向に現れ自車両Aが直進して通過する交差点を新しい進行方向交差点として検出する。
目標車間距離設定部6bは、目標車間距離設定実行部6ba、及び目標車間距離補正部6bbを備える。
目標車間距離設定実行部6baは、状態検出部4が出力した先行車両Bの走行状態(車速VB)に基づいて、先行車両Bと自車両Aとの車間距離Lの目標値(以下、「目標車間距離」とも呼ぶ)L*を設定する。具体的には、目標車間距離設定実行部6baは、先行車両Bの車速VBが大きいほど長い距離を目標車間距離L*として設定する。目標車間距離L*は、例えば、車間時間THW(=L/VA)に基づいて設定する。そして、目標車間距離設定実行部6baは、設定結果を目標車間距離補正部6bbに出力する。
目標車間距離補正部6bbは、運転支援処理を実行する。運転支援処理では、目標車間距離補正部6bbは、交差点情報検出部6aが出力した交差点到達距離Liが予め定めた設定距離Lt以下である場合に、目標車間距離設定実行部6baが設定した目標車間距離L*に代えて、交差点情報検出部6aが出力した交差点内道路長Lrよりも長い距離を目標車間距離L*とする。これにより、目標車間距離設定実行部6baが設定した目標車間距離L*を補正する。設定距離Ltとしては、例えば、走行中の自車両Aが停止可能な距離がある。具体的には、設定距離Ltとしては、走行中の自車両Aが予め定めた減速度αtで停止可能な距離がある。また、減速度αtとしては、例えば、自車両Aの乗員が急減速に感じない程度の減速度がある。そして、目標車間距離補正部6bbは、補正結果を制駆動力制御部6cに出力する。運転支援処理の詳細な内容については後述する。
目標車間距離補正部6bbは、設定距離算出部6bba、及び設定距離設定部6bbbを備える。
設定距離算出部6bbaは、自車速検出部2が検出した自車両Aの車速VA及び減速度αtに基づき、走行中の自車両Aが減速度αtで停止可能な距離(=VA2/(2×αt))を算出する。そして、設定距離算出部6bbaは、算出結果を設定距離設定部6bbbに出力する。
設定距離設定部6bbbは、下記(1)に従って、設定距離算出部6bbaが出力した距離(=VA2/(2×αt))を設定距離Ltとして設定する。
Lt=VA2/(2×αt) ………(1)
制駆動力制御部6cは、目標加減速度設定部6ca、及び制駆動力制御実行部6cbを備える。
目標加減速度設定部6caは、目標車間距離補正部6bbが出力した目標車間距離L*と車間距離検出部3が出力した車間距離Lとの差(以下、「距離偏差」とも呼ぶ)ΔLが予め定めた設定値(例えば、0.5[m])以下になるように自車両Aの加減速度の目標値(以下、「加減速度目標値」とも呼ぶ)を設定する。そして、目標加減速度設定部6caは、設定した加減速度目標値を制駆動力制御実行部6cbに出力する。なお、目標加減速度設定部6caは、設定した加減速度目標値が減速度αtより小さい減速度を表すものである場合には、減速度αtを目標加減速度を減速度αtとして再設定する。
制駆動力制御実行部6cbは、目標加減速度設定部6caが出力した加減速度目標値と実際の加減速度との差(以下、「加減速度偏差」とも呼ぶ)が設定値(例えば、0.1[m/s2])以下になるように自車両Aの制動力及び駆動力の少なくともいずれかを制御する。具体的には、制駆動力制御部6cは、加減速度偏差が設定値(0.1[m/s2])以下になるように自車両Aの駆動力を増大・低減させる駆動力指令値をパワートレーンコントローラ7に出力する。また、制駆動力制御部6cは、加減速度偏差が設定値(0.1[m/s2])以下になるように自車両Aの制動力を増大・低減させる制動力指令値をブレーキコントローラ8に出力する。制駆動力制御部6cとしては、例えば、加減速度偏差を入力とし、駆動力・制動力を出力とし、距離偏差ΔLを設定値(0.1[m/s2])以下とするPID(Proportional Integral Derivative)制御を行うコントローラを採用できる。
パワートレーンコントローラ7は、コントローラ6が出力した駆動力指令値に基づき、駆動力指令値が表す駆動力が発生するように駆動力制御装置9を制御する。駆動力制御装置9としては、例えば、駆動輪を駆動する駆動源(エンジン、駆動モータ)がある。
ブレーキコントローラ8は、コントローラ6が出力した制動力指令値に基づき、制動力指令値が表す制動力が発生するように制動力制御装置10を制御する。制動力制御装置10としては、例えば、各輪に油圧で制動力を発生させるホイールシリンダがある。
(運転支援処理)
次に、目標車間距離補正部6bbが実行する運転支援処理について図4を参照しながら説明する。運転支援処理は、予め設定した制御周期毎に実施する。
図4に示すように、まず、ステップS101では、目標車間距離補正部6bbは、自車速検出部2が出力した自車両Aの車速VA、車間距離検出部3が出力した先行車両Bと自車両Aとの車間距離Lを取得する。続いて、目標車間距離補正部6bbは、状態検出部4が出力した先行車両Bの車速VB、及び減速度αBを取得する。
続いてステップS102に移行して、目標車間距離補正部6bbは、目標車間距離設定実行部6baが出力した目標車間距離L*を取得する。
続いてステップS103に移行して、目標車間距離補正部6bbは、交差点情報検出部6aが出力した交差点到達距離Li及び交差点内道路長Lrを取得する。
続いてステップS104に移行して、目標車間距離補正部6bbは、ステップS103で取得した交差点到達距離Liが0以上で且つ設定距離Lt以下であるか否かを判定する。そして、目標車間距離補正部6bbは、交差点到達距離Liが0以上で且つ設定距離Lt以下であると経路判定した場合には(Yes)、ステップS105に移行する。設定距離Ltは、例えば、ステップS101で取得した自車両Aの車速VAに基づき、上記(1)式に従って算出する。一方、目標車間距離補正部6bbは、交差点到達距離Liが0未満または設定距離Ltより大きいと判定した場合には(No)、ステップS106に移行する。
ステップS105では、目標車間距離補正部6bbは、先行車両Bの走行状態(ステップS101で取得した先行車両Bの車速VB、減速度αB)が、先行車両Bが停止に向かっていると推定される停止推定条件を満たすか否かを判定し、停止推定条件を満たすと判定した場合に交差点内道路長Lrよりも長い距離を目標車間距離L*として設定する。
具体的には、目標車間距離補正部6bbは、先行車両Bの車速VBが設定車速VBt以下であるか否かを判定する。設定車速VBtとしては、例えば、走行中の先行車両Bが予め定めた減速度αBaで減速可能な距離が交差点内道路長Lrと自車両Aの全長LAと補正用距離Laとの合計距離(以下、「設定距離」とも呼ぶ)Lvよりも短くなる先行車両Bの車速VBがある。例えば、設定距離Lv及び減速度αBaに基づき下記(2)式に従って算出する。
VBt=(2×Lv×αBa)1/2 ………(2)
減速度αBaとしては、例えば、自車両Aの乗員が急減速に感じない程度の減速度がある。補正用距離Laとしては、例えば、交差点内道路長Lrが長いほど長い距離を設定する。これにより、目標車間距離補正部6bbは、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrが長く、先行車両Bの運転者が先行車両B前方の他車両との車間距離を見誤り、先行車両Bが急減速して進行方向交差点内や進行方向交差点出口ですぐに停止してしまう可能性が高い場合に、設定距離Lvを長くする。また、設定距離Lvは、目標車間距離設定実行部6baが設定可能な目標車間距離L*の最大値よりも大きな値に設定する。
そして、目標車間距離補正部6bbは、図5に示すように、先行車両Bの車速VBが設定車速VBt以下であると判定した場合には、停止推定条件を満たすと判定し、設定距離Lvを先行車両Bの車速VBに基づく目標車間距離L*の候補(以下、「第1目標車間距離候補」とも呼ぶ)として設定する。これにより、目標車間距離補正部6bbは、先行車両Bの車速VBが遅く、先行車両Bが停止に向かっていると推定される場合に、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrよりも長い距離(設定距離Lv)を第1目標車間距離候補として設定する。一方、目標車間距離補正部6bbは、先行車両Bの車速VBが設定車速VBtより大きいと判定した場合には、停止推定条件を満たさないと判定し、ステップS102で取得した目標車間距離L*(先行車両Bの車速VBが大きいほど長くなる目標車間距離L*)を第1目標車間距離候補とする。
続いて、目標車間距離補正部6bbは、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBt以上であるか否かを判定する。設定減速度αBtとしては、例えば、走行中の先行車両Bが停止可能な距離が交差点内道路長Lrと自車両Aの全長LAと補正用距離Laとの合計距離(以下、「設定距離」とも呼ぶ)Lαよりも短くなる先行車両Bの減速度αBがある。例えば、先行車両Bの車速VB及び設定距離Lαに基づき下記(3)式に従って算出する。
αBt=VB2/(2×Lα) ………(3)
上述したように、補正用距離Laは、交差点内道路長Lrが長いほど長い距離を設定する。これにより、目標車間距離補正部6bbは、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrが長く、先行車両Bの運転者が先行車両B前方の他車両との車間距離を見誤り、先行車両Bが急減速して進行方向交差点内や進行方向交差点出口ですぐに停止してしまう可能性が高い場合に、設定距離Lαを長くする。また、設定距離Lαは、目標車間距離設定実行部6baが設定可能な目標車間距離L*の最大値よりも大きな値に設定する。
そして、目標車間距離補正部6bbは、図6に示すように、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBt以上であると判定した場合には、停止推定条件を満たすと判定し、設定距離Lαを先行車両Bの減速度αBに基づく目標車間距離L*の候補(以下、「第2目標車間距離候補」とも呼ぶ)として設定する。これにより、目標車間距離補正部6bbは、先行車両Bの減速度αBが高く、先行車両Bが停止に向かっていると推定される場合に、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrよりも長い距離(設定距離Lα)を第2目標車間距離候補として設定する。一方、目標車間距離補正部6bbは、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBtより小さいと判定した場合には、停止推定条件を満たさないと判定し、数値「0」を第2目標車間距離候補として設定する。
続いて、目標車間距離補正部6bbは、目標車間距離補正部6bbは、設定した第1目標車間距離候補及び第2目標車間距離候補のうちより大きい値(長い距離)を目標車間距離L*とする。これにより、目標車間距離設定実行部6baが設定した目標車間距離L*を補正する。具体的には、第1目標車間距離候補が第2目標車間距離候補以上であるか否かを判定する。そして、目標車間距離補正部6bbは、第1目標車間距離候補が第2目標車間距離候補以上であると判定した場合には、第1目標車間距離候補を目標車間距離L*として設定する。一方、目標車間距離補正部6bbは、第1目標車間距離候補が第2目標車間距離候補より小さいと判定した場合には、第2目標車間距離候補を目標車間距離L*として設定する。続いて、目標車間距離補正部6bbは、設定した目標車間距離L*(補正後の目標車間距離L*)を制駆動力制御部6cに出力した後、この演算処理を終了する。
一方、ステップS106では、目標車間距離補正部6bbは、ステップS102で取得した目標車間距離L*を制駆動力制御部6cに出力した後、この演算処理を終了する。
(動作その他)
次に、本実施形態の運転支援装置1を搭載した車両の動作について説明する。
案内画像が表す経路を自車両Aが走行するように運転操作を行っているときに、自車両Aの進行方向に進行方向交差点が現れたとする。すると、コントローラ6(交差点情報検出部6a)が、地図情報、自車両Aの現在位置、及び経路に基づき、進行方向交差点と自車両Aとの距離(交差点到達距離)Li、及び進行方向交差点の入口地点から出口地点までの距離(交差点内道路長)Lrを検出する。続いて、コントローラ6(目標車間距離設定実行部6ba)が、先行車両Bの車速VBに基づき、先行車両Bと自車両Aとの車間距離Lの目標値(目標車間距離)L*(例えば、3.0[m])を設定する。
ここで、図7(a)に示すように、自車両Aが進行方向交差点から遠く、交差点到達距離Liが設定距離Ltより大きかったとする。すると、コントローラ6(目標車間距離補正部6bb)が、交差点到達距離Liが設定距離Ltより大きいと判定する(図4のステップS104「No」)。続いて、コントローラ6(目標車間距離補正部6bb)が、目標車間距離設定実行部6baが設定した目標車間距離L*を制駆動力制御部6cに出力する(図4のステップS106)。続いて、コントローラ6(制駆動力制御部6c)が、出力された目標車間距離L*(3.0[m])と実際の車間距離Lとの差(距離偏差)ΔLが設定値(0.5[m])以下になるように自車両Aの駆動力を増大・低減させる駆動力指令値をパワートレーンコントローラ7に出力する。また、コントローラ6(制駆動力制御部6c)が、距離偏差ΔLが設定値(0.5[m])以下になるように自車両Aの制動力を増大・低減させる制動力指令値をブレーキコントローラ8に出力する。これにより、先行車両Bと自車両Aと車間距離Lが2.5〜3.5[m]になる。
上記フローを繰り返すうちに、図7(b)に示すように、自車両Aが進行方向交差点に接近し、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下になったとする。すると、コントローラ6(目標車間距離補正部6bb)が、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下であると判定する(図4のステップS104「Yes」)。続いて、コントローラ6(目標車間距離補正部6bb)が、交差点内道路長Lrよりも長い距離(設定距離Lv、Lα)を目標車間距離L*(例えば、10[m])として再設定し、目標車間距離設定実行部6baが設定した目標車間距離L*に代えて、再設定した目標車間距離L*(10[m])を制駆動力制御部6cに出力する(図4のステップS105)。続いて、コントローラ6(制駆動力制御部6c)が、出力された目標車間距離L*(10[m])と実際の車間距離Lとの差(距離偏差)ΔLが設定値(0.5[m])以下になるように自車両Aの駆動力を低減させる駆動力指令値をパワートレーンコントローラ7に出力する。また、コントローラ6(制駆動力制御部6c)が、距離偏差ΔLが設定値(0.5[m])以下になるように自車両Aの制動力を増大させる制動力指令値をブレーキコントローラ8に出力する。これにより、自車両Aが減速し、先行車両Bと自車両Aと車間距離Lが9.5〜10.5[m]になる。
このように、第1実施形態では、例えば、自車両Aが進行方向交差点に接近し、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下になると、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrよりも長い距離(設定距離Lv、Lα)を目標車間距離L*として設定する。それゆえ、図7(c)に示すように、先行車両Bが進行方向交差点内や進行方向交差点出口で停止しても、自車両Aを進行方向交差点の入口手前で停止できる。そのため、第1実施形態では、自車両Aが進行方向交差点内に停止することを防止できる。
なお、その際、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下であり、且つ、先行車両Bの車速VBが設定車速VBt以下である場合に、交差点内道路長Lrよりも長い距離(設定距離Lv)を目標車間距離L*として設定する。それゆえ、例えば、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下であるときに、先行車両Bの車速VBが遅く、先行車両Bがすぐに停止する可能性が高く、先行車両Bの車速VBが設定車速VBt以下になると、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrよりも長い距離を目標車間距離L*として設定する。そのため、先行車両Bが交差点内や交差点出口で停止したときに、自車両Aを交差点の入口手前でより確実に停止でき、自車両Aが交差点内に停止することをより確実に防止できる。
また、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下であり、且つ、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBt以上である場合に、交差点内道路長Lrよりも長い距離(設定距離Lα)を目標車間距離L*として設定する。それゆえ、例えば、交差点到達距離Liが設定距離Lα以下であるときに、先行車両Bの減速度αBが高く、先行車両Bがすぐに停止する可能性が高く、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBt以上になると、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrよりも長い距離(設定距離Lα)を目標車間距離L*として設定する。そのため、先行車両Bが進行方向交差点内や進行方向交差点出口で停止したときに、自車両Aを交差点の入口手前でより確実に停止でき、自車両Aが交差点内に停止することをより確実に防止できる。
上記フローを繰り返すうちに、図7(d)に示すように、自車両Aが進行方向交差点に進入し、交差点到達距離Liが「0」以下になったとする。すると、コントローラ6(目標車間距離補正部6bb)が、交差点到達距離Liが0以下であると判定する(図4のステップS104「No」)。続いて、コントローラ6(目標車間距離補正部6bb)が、設定した目標車間距離L*を制駆動力制御部6cに出力する(図4のステップS106)。続いて、コントローラ6(制駆動力制御部6c)が、出力された目標車間距離L*(3.0[m])と実際の車間距離L(9.5[m]〜10.5[m])との差(距離偏差)ΔLが設定値(0.5[m])以下になるように自車両Aの駆動力を増大させる駆動力指令値をパワートレーンコントローラ7に出力する。また、コントローラ6(制駆動力制御部6c)が、距離偏差ΔLが設定値(0.5[m])以下になるように自車両Aの制動力を低減させる制動力指令値をブレーキコントローラ8に出力する。これにより、自車両Aが加速し、先行車両Bと自車両Aと車間距離Lが再度2.5〜3.5[m]になる。
本実施形態では、図1の状態検出部4が車速検出部及び状態検出部を構成する。以下同様に、図3の目標車間距離設定部6bが目標車間距離設定部を構成する。また、図1の車間距離検出部3が車間距離検出部を構成する。さらに、図3の制駆動力制御部6cが制駆動力制御部を構成する。また、図1の地図情報記憶部5aが地図情報記憶部を構成する。さらに、図1の自車両位置検出部5bが自車両位置検出部を構成する。また、図3の交差点情報検出部6aが交差点情報検出部を構成する。さらに、図1の自車速検出部2が自車速検出部を構成する。また、図3の設定距離算出部6bbaが設定距離算出部を構成する。さらに、図3の設定距離設定部6bbbが車間距離設定実行部を構成する。また、経路探索部5cが経路探索部を構成する。さらに、経路表示部5dが経路表示部を構成する。
(本実施形態の効果)
本実施形態に係る運転支援装置1は、次のような効果を奏する。
(1)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、目標車間距離L*と実際の車間距離Lとの差(距離偏差ΔL)が設定値(0.5[m])以下になるように自車両Aの制動力及び駆動力の少なくともいずれかを制御する。その際、コントローラ6は、自車両Mから進行方向に存在する交差点(進行方向交差点)までの距離(交差点到達距離Li)が予め定めた設定距離Lt以下である場合に、該交差点の入口地点から出口地点までの距離(交差点内道路長Lr)よりも長い距離(設定距離Lv、Lα)を目標車間距離L*として設定する。
このような構成によれば、例えば、自車両Mが交差点に接近し、自車両Mから進行方向に存在する交差点(進行方向交差点)までの距離(交差点到達距離)が予め定めた設定距離Lt以下になると、該交差点の入口地点から出口地点までの距離(交差点内道路長Lr)よりも長い距離を目標車間距離L*に設定する。それゆえ、先行車両Bが交差点内や交差点出口で停止した場合に、自車両を交差点(進行方向交差点)の手前で停止できる。そのため、自車両Aが交差点内(進行方向交差点内)に停止することを防止できる。
(2)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、自車両Aの車速VAに基づき、走行中の自車両Aが予め定めた減速度αtで停止可能な距離を設定距離Ltとして設定する。
このような構成によれば、交差点到達距離Liが走行中の自車両Aが減速度αtで停止可能な距離よりも短くなった場合に、交差点内道路長Lrよりも長い距離(設定距離Lv、Lα)を目標車間距離L*として設定する。それゆえ、例えば、交差点内道路長Lrよりも長い距離(設定距離Lv、Lα)を目標車間距離L*として設定した際に、先行車両Bが進行方向交差点付近で減速し、先行車両Bが進行方向交差点出口で停止した場合に、自車両Aを減速度αtで減速させ、自車両Aを進行方向交差点の入口手前でスムーズに停止できる。
(3)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、先行車両Bの車速VB、及び先行車両Bの減速度αBの少なくともいずれかを検出する。また、コントローラ6は、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下であり、且つ、検出した先行車両Bの車速VB、及び先行車両Bの減速度αBの少なくともいずれかが、先行車両Bが停止に向かっていると推定される停止推定条件を満たす場合に、交差点内道路長Lrよりも長い距離(設定距離Lv、Lα)を目標車間距離L*として設定する。
このような構成によれば、交差点到達距離Liに加え、先行車両Bの車速VBや減速度αBを考慮して目標車間距離L*の設定方法を決定する。それゆえ、より適切な目標車間距離L*を設定できる。
(4)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、先行車両Bの車速VBが設定車速VBt以下であると判定した場合に停止推定条件を満たすと判定する。
このような構成によれば、例えば、先行車両Bの車速VBが遅く、先行車両Bが停止に向かっていると推定される場合に、先行車両Bの車速VBが設定車速VBt以下になると、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrよりも長い距離(設定距離Lv)を目標車間距離L*として設定する。それゆえ、先行車両Bが進行方向交差点内や進行方向交差点出口で停止したときに、自車両Aを交差点の入口手前でより確実に停止でき、自車両Aが交差点内に停止することをより確実に防止できる。
(5)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下であり、且つ、先行車両Bの車速VBが設定車速VBt以下である場合に、交差点内道路長Lrと自車両Aの全長LAと予め定めた補正用距離Laとの合計距離(設定距離Lv)を目標車間距離L*として設定する。また、コントローラ6は、走行中の先行車両Bが予め定めた減速度αtで停止可能な距離が設定距離Lvよりも短くなる先行車両Bの車速VBを設定車速VBtとして設定する。
このような構成によれば、目標車間距離L*を設定距離Lvとするため、先行車両Bが進行方向交差点出口で停止しても、自車両Aを進行方向交差点の入口手前で停止できる。
(6)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBt以上であると判定した場合に停止推定条件を満たすと判定する。
このような構成によれば、例えば、交差点到達距離Liが設定距離Lα以下であるときに、先行車両Bの減速度αBが高く、先行車両Bが停止に向かっていると推定される場合に、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBt以上になると、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrよりも長い距離(設定距離Lα)を目標車間距離L*として設定する。それゆえ、先行車両Bが進行方向交差点内や進行方向交差点出口で停止したときに、自車両Aを交差点の入口手前でより確実に停止でき、自車両Aが交差点内に停止することをより確実に防止できる。
(7)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、交差点到達距離Liが設定距離Lt以下であり、且つ、先行車両Bの減速度αBが設定減速度αBt以上である場合に、交差点内道路長Lrと自車両Aの全長LAと予め定めた補正用距離Laとの合計距離(設定距離Lα)を目標車間距離L*として設定する。また、コントローラ6は、先行車両Bの車速VBに基づき、走行中の先行車両Bが停止可能な距離が設定距離Lvよりも短くなる先行車両Bの減速度αBを設定減速度αBtとして設定する。
このような構成によれば、目標車間距離L*を設定距離Lαとするため、先行車両Bが進行方向交差点出口で停止しても、自車両Aを進行方向交差点の入口手前で停止できる。
(8)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、進行方向交差点の入口地点と進行方向交差点の出口地点との距離(交差点内道路長)Lrが長いほど長い距離を補正用距離Laとして設定する。
このような構成によれば、例えば、進行方向交差点の入口から出口までの距離(交差点内道路長)Lrが長く、先行車両Bの運転者が先行車両B前方の他車両との車間距離を見誤り、先行車両Bが急減速して進行方向交差点内や進行方向交差点出口ですぐに停止してしまう可能性が高い場合に、目標車間距離L*を長くする。それゆえ、先行車両Bが進行方向交差点内や進行方向交差点出口で停止しても、自車両Aを進行方向交差点の入口手前でより適切に停止でき、自車両Aが進行方向交差点内に停止することをより確実に防止できる。
(9)本実施形態に係る運転支援装置1によれば、コントローラ6は、自車両Aが経路探索部5cが探索した経路に沿って走行した場合に自車両Aが直進して通過する交差点を進行方向交差点として設定する。
このような構成によれば、自車両Aが右折または左折して通過する右左折交差点を進行方向交差点として設定しない。それゆえ、右左折交差点の通過時に、目標車間距離L*の増大を防止でき、先行車両Bと自車両Aとの車間距離Lの増大を防止できる。
2 自車速検出部
3 車間距離検出部
4 状態検出部
5a 地図情報記憶部
5b 自車両位置検出部
5c 経路探索部
5d 経路表示部
6a 交差点情報検出部
6b 目標車間距離設定部
6c 制駆動力制御部

Claims (9)

  1. 自車両の進行方向に存在する先行車両の車速を検出する車速検出部と、
    前記先行車両と前記自車両との車間距離を検出する車間距離検出部と、
    前記車速検出部が検出した車速に基づき、該車速が大きいほど前記先行車両と前記自車両との目標車間距離を長くする目標車間距離設定部と、
    前記目標車間距離と前記車間距離との差が予め定めた設定値以下になるように前記自車両の制動力及び駆動力の少なくともいずれかを制御する制駆動力制御部と、
    地図情報を記憶している地図情報記憶部と、
    前記自車両の現在位置を検出する自車両位置検出部と、
    前記地図情報と前記現在位置とを用いて、前記自車両から前記進行方向に存在する交差点までの距離である交差点到達距離、及び前記交差点の入口地点から出口地点までの距離である交差点内道路長を検出する交差点情報検出部と、を備え、
    前記目標車間距離設定部は、前記交差点到達距離が予め定めた設定距離以下である場合には、前記交差点内道路長よりも長い距離を前記目標車間距離として設定することを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記自車両の車速を検出する自車速検出部を備え、
    前記目標車間距離設定部は、
    前記自車速検出部が検出した車速に基づき、走行中の前記自車両が予め定めた減速度で停止可能な距離を算出する設定距離算出部と、
    前記設定距離算出部が算出した距離を前記設定距離として設定する設定距離設定部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記先行車両の車速及び減速度の少なくともいずれかを検出する状態検出部を備え、
    前記目標車間距離設定部は、前記交差点到達距離が前記設定距離以下であり、且つ、前記先行車両の車速及び減速度の少なくともいずれかが前記先行車両が停止に向かっていると推定される停止推定条件を満たす場合に、前記交差点内道路長よりも長い距離を前記目標車間距離として設定することを特徴とする請求項1または2に記載の運転支援装置。
  4. 前記目標車間距離設定部は、前記状態検出部が検出した前記先行車両の車速が設定車速以下であると判定した場合に、前記停止推定条件を満たすと判定することを特徴とする請求項3に記載の運転支援装置。
  5. 前記目標車間距離設定部は、前記交差点到達距離が前記設定距離以下であり、且つ、前記先行車両の車速が前記設定車速以下である場合に、前記交差点内道路長と前記自車両の全長と予め定めた補正用距離との合計距離を前記目標車間距離とするとともに、走行中の前記先行車両が予め定めた減速度で停止可能な距離が前記合計距離よりも短くなる前記先行車両の車速を前記設定車速として設定することを特徴とする請求項4に記載の運転支援装置。
  6. 前記目標車間距離設定部は、前記状態検出部が検出した前記先行車両の減速度が設定減速度以上であると判定した場合に、前記停止推定条件を満たすと判定することを特徴とする請求項3に記載の運転支援装置。
  7. 前記目標車間距離設定部は、前記交差点到達距離が前記設定距離以下であり、且つ、前記先行車両の減速度が前記設定減速度以上である場合に、前記交差点内道路長と前記自車両の全長と予め定めた補正用距離との合計距離を前記目標車間距離とするとともに、走行中の前記先行車両が停止可能な距離が前記合計距離よりも短くなる前記先行車両の減速度を前記設定減速度として設定することを特徴とする請求項6に記載の運転支援装置。
  8. 前記目標車間距離設定部は、前記交差点情報検出部が検出した前記交差点内道路長が長いほど長い距離を前記補正用距離として設定することを特徴とする請求項5または7に記載の運転支援装置。
  9. 前記地図情報、及び前記現在位置に基づいて、前記現在位置から予め定めた目的地までの経路を探索する経路探索部と、
    前記経路を表示する経路表示部と、を備え、
    前記交差点情報検出部は、前記経路に沿って走行した場合に前記自車両が直進して通過する交差点を前記交差点として設定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の運転支援装置。
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