JP2015145048A - ロボット - Google Patents

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JP2015145048A JP2014019102A JP2014019102A JP2015145048A JP 2015145048 A JP2015145048 A JP 2015145048A JP 2014019102 A JP2014019102 A JP 2014019102A JP 2014019102 A JP2014019102 A JP 2014019102A JP 2015145048 A JP2015145048 A JP 2015145048A
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Ryota Shibazaki
良太 柴崎
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Abstract

【課題】ロボットが接触した障害物の損傷を抑制する技術を提供する。【解決手段】設置面に固定されるベース部と、ベース部に接続されると共にそれぞれの軸を中心に回転を行なう直列的に接続された複数のリンクと、を有するロボットは:複数のリンクと複数のリンクの内の先端側に位置する先端リンクに取り付けられたエンドエフェクタとエンドエフェクタによって把持された対象物とを含む作業体に対する障害物の接触を検出する検出部と;障害物の接触が検出されたときに、複数のリンクの内の先端側とは逆側に位置する第1のリンクに対する第1のリンクに接続される第2のリンクの相対位置を変化させるために、第2のリンクの軸を中心とする回転以外で第2のリンクを回転させ、前記障害物の接触が検出されていないときには、前記相対位置を変化させない回転部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットに関する。
従来の産業用ロボットでは、例えば、特許文献1に記載されているように、ロボットのアームを形成する複数のリンクのいずれかに対して衝突が発生した場合に、複数のリンクのそれぞれの両端に形成される回転軸のそれぞれに加わるトルクが算出されることで、複数のリンクの内から衝突が検出された衝突箇所を高精度に特定し、衝突を検出したことを作業者に報知するロボットシステムが知られている。
特開2011−189430号公報
しかし、特許文献1に記載されたロボットシステムでは、衝突箇所を高精度に特定でき、衝突の検出後に、ロボットのアームにおける回転軸に加えていたトルクを0にして、ロボットを緊急停止させることで安全性が向上するものの、緊急停止後に慣性によってアームが少なからず動いてしまうため、安全性をさらに向上させる余地があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、設置面に固定されるベース部と、前記ベース部に接続されると共にそれぞれの軸を中心に回転を行なう直列的に接続された複数のリンクと、を有するロボットが提供される。このロボットは、前記複数のリンクと前記複数のリンクの内の先端側に位置する先端リンクに取り付けられたエンドエフェクタと前記エンドエフェクタによって把持された対象物とを含む作業体に対する障害物の接触を検出する検出部と;前記障害物の接触が検出されたときに、前記複数のリンクの内の前記先端側とは逆側に位置する第1のリンクに対する前記第1のリンクに接続される第2のリンクの相対位置を変化させるために、前記第2のリンクの前記軸を中心とする前記回転以外で第2のリンクを回転させ、前記障害物の接触が検出されていないときには、前記第1のリンクに対する前記第2のリンクの相対位置を変化させない回転部と、を備える。この形態のロボットによれば、障害物に接触した場合にロボットの作業が停止されるだけでなく、エンドエフェクタが設置面から遠ざかるように動く。これにより、ロボットの停止後に、停止前の作業の慣性によって作業体と障害物との接触による障害物の損傷を抑制でき、ロボットの安全性を向上させる。また、慣性によって動作している第2のリンクの速度を0にした後に、第2のリンクを逆方向に回転させるのに比べ、動作を減速する処理を省略できるため、障害物に対する損傷をより抑制でき、安全性を向上させる。
(2)上記形態のロボットにおいて、前記回転部は、前記先端リンクの先端と前記設置面とが遠ざかる方向に前記第2のリンクを回転させてもよい。ロボットが障害物と接触する場合、ロボットの先端のエンドエフェクタが上側に逃げることで、障害物とエンドエフェクタとが遠ざかることが多い。そのため、この形態のロボットによれば、ロボットと障害物との位置関係を特定しなくても、ロボットが障害物から遠ざかることができ、障害物の損傷をより抑制でき、安全性が向上する。
(3)上記形態のロボットにおいて、前記回転部は、前記障害物の接触が検出されていないときには、前記先端リンクの先端と前記設置面とが近づく方向に前記第2のリンクを予め回転させておいてもよい。この形態のロボットによれば、作業体と障害物との接触が検出されたときに、回転部がエンドエフェクタと設置面とが遠ざかる方向に回転できる回転角度が大きく、障害物からより遠ざかることができ、安全性をより向上させる。
(4)上記形態のロボットにおいて、前記回転部は、前記作業体における前記障害物が接触した箇所と前記障害物とが遠ざかる方向に前記第2のリンクを回転させてもよい。この形態のロボットによれば、障害物に対する損傷をより抑制でき、安全性を向上させる。
(5)上記形態のロボットにおいて、前記回転部は、前記第1のリンクと前記第2のリンクとの間に配置され、前記第1のリンクの前記軸に直交する回避軸を中心に回転し;前記第2のリンクは、前記回避軸と平行であると共に前記回避軸とは異なる軸を中心に回転してもよい。この形態のロボットによれば、回転部の形状を変化させることで、回避軸と第2のリンクの回転軸との位置関係を簡便に設定でき、障害物に接触した場合の回転部の回転角度等の設計の自由度が向上する。
(6)上記形態のロボットにおいて、前記検出部は、前記回転部に対する障害物の接触を検出し;前記回転部は、前記回転部に対する障害物の接触が検出されたときに、前記第2のリンクを回転させてもよい。この形態のロボットによれば、回転部が障害物と接触した場合にも、回転部と障害物とが遠ざかるため、安全性をより向上させる。
(7)上記形態のロボットにおいて、前記検出部は、前記複数のリンクのそれぞれの軸に発生するトルクを検出することで、前記作業体に対する前記障害物の接触の箇所と向きとを特定してもよい。この形態のロボットによれば、作業体における障害物の接触の向きと位置とを精度良く特定し、ロボットにおける接触した位置が障害物から効率良く離れることができ、障害物に対する損傷をより抑制でき、安全性を向上させる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行なうことが可能である。また、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部または全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部または全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
例えば、本発明の一形態は、検出部と、回転部と、の2つの要素の内の一つまたは二つを備えた装置として実現可能である。すなわち、この装置は、検出部を有していてもよく、有していなくてもよい。また、装置は、回転部を有していてもよく、有していなくてもよい。検出部は、例えば、前記複数のリンクと前記複数のリンクの内の先端側に位置する先端リンクに取り付けられたエンドエフェクタと前記エンドエフェクタによって把持された対象物とを含む作業体に対する障害物の接触を検出してもよい。回転部は、例えば、前記障害物の接触が検出されたときに、前記複数のリンクの内の前記先端側とは逆側に位置する前記第1のリンクに対する前記第1のリンクに接続される第2のリンクの相対位置を変化させるために、前記第2のリンクの前記軸を中心とする前記回転以外で第2のリンクを回転させてもよい。こうした装置は、例えば、ロボットとして実現できるが、ロボット以外の他の装置としても実現可能である。このような形態によれば、装置の操作性の向上および簡易化、装置の一体化や、装置を使用する使用者の利便性の向上、等の種々の課題の少なくとも1つを解決することができる。前述したロボットの各形態の技術的特徴の一部または全部は、いずれもこの装置に適用することが可能である。
本発明は、ロボット以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、ロボットの制御方法、ロボットシステム等の形態で実現できる。
本発明の第1実施形態におけるロボットシステムの構成を機能的に示すブロック図である。 第1実施形態におけるロボットの概略構成を示す説明図である。 回避制御処理の流れを示す説明図である。 障害物の接触が検出されたときに回避用回転体が時計回りに回転することを示す説明図である。 第2実施形態における回避制御処理の流れを示す説明図である。 変形例におけるロボットの概略構成を示す説明図である。
A.第1実施形態:
A−1.ロボットシステムの構成:
図1は、本発明の第1実施形態におけるロボットシステム100の構成を機能的に示すブロック図である。図2は、第1実施形態におけるロボット10の概略構成を示す説明図である。図1に示すように、ロボットシステム100は、ロボット10と、ロボット10の動きを制御する制御部20と、を備えている。図2に示すように、ロボット10は、6軸の垂直多関節型の産業用ロボットである。ロボット10は、工場等の設置場所(サイト)の水平面に設置されるベース部8と、第1の回転体1と、第2の回転体2と、第3の回転体3と、第4の回転体4と、第5の回転体5と、第6の回転体6と、第1の回転体1と第2の回転体2との間に形成された回避用回転体9と、を備えている。第1の回転体1と回避用回転体9と第2の回転体2から第6の回転体6までの回転体のそれぞれは、直列的に接続されている。直列的に接続された回転体の両端の回転体は、第1の回転体1と第6の回転体6とである。なお、第1の回転体1から第6の回転体6までの6つの回転体は、請求項における複数のリンクに相当し、回避用回転体9は、請求項における回転部に相当する。第6の回転体6は、請求項における先端リンクに相当し、第1の回転体1は、請求項における第1のリンクに相当する。また、請求項における直列的に接続された複数のリンクとは、図2に示すように、回避用回転体9を介して直接的または間接的に接続された第1の回転体1から第6の回転体6までの回転体を含む。
図1に示すように、第1の回転体1は、第1のアクチュエータAC1と、第1のセンサーS1と、有している。第1のアクチュエータAC1と第1のセンサーS1とは、第1の回転体1の内部に配置されている。第1のアクチュエータAC1は、モーターと減速機とから構成されている。第1のアクチュエータAC1は、第1軸OL1(図2)を中心に第1の回転体1を回転させる。第1のセンサーS1は、第1の回転体1の回転角度と回転速度とを検出するロータリーエンコーダである。なお、6つの回転体のそれぞれは、第1の回転体1と同様の構成を有するため、図1では、第1の回転体1と第6の回転体6とのみを示し、第1の回転体1以外の5つの回転体の構成については説明を省略する。
回避用回転体9は、内部に回避アクチュエータAC9と回避センサーS9とを有している。図2に示すように、回避アクチュエータAC9は、第1軸OL1に直交する回避軸OLHを中心に回転する。回避センサーS9は、回避用回転体9の回転角度と回転速度とを検出するロータリーエンコーダである。
図1に示すように、制御部20は、作業制御部21と、回避制御部25と、を有している。作業制御部21は、ロボット10が行なう作業に応じて、第1のアクチュエータAC1から第6のアクチュエータAC6までの各軸の回転角度と回転速度とを制御する。作業制御部21は、各アクチュエータに内蔵されたモーターに流れる電流を変化させることで各モーターに加える制御トルクを変化させて、各軸の回転速度を制御する。なお、各アクチュエータでは、制御トルクと回転速度との関係について予め設定されているため、作業制御部21が制御トルクを制御することで、軸の回転速度が制御される。作業制御部21は、第1のセンサーS1から第6のセンサーS6までの各センサーによって検出された各軸の回転角度と回転速度とが制御したい回転角度と回転速度とになるようなフィードバック制御を行なう。フィードバック制御が行なわれることで、作業制御部21が制御トルクを補正して、意図した軸の回転速度と回転角度に制御できる。
図2に示すように、第1の回転体1は、水平面に垂直な第1軸OL1を中心に回転方向RT1に沿って回転する。第1の回転体1は、ベース部8に接続されてため、第1の回転体1は、ベース部8に対して第1軸OL1を中心に回転する。回避用回転体9は、第1軸OL1に直交する回避軸OLHを中心に回転方向RTHに沿って回転する。回避用回転体9は、第1の回転体1に接続されているため、第1の回転体1に対して相対的に回避軸OLHを中心に回転する。第2の回転体2は、回避軸OLHに平行であると共に回避軸OLHとは異なる位置に配置された第2軸OL2を中心に回転方向RT2に沿って回転する。第2の回転体2は、回避用回転体9に接続されているため、回避用回転体9に対して相対的に第2軸OL2を中心に回転する。第3の回転体3は、第2軸OL2に平行であると共に第2軸OL2とは異なる位置に配置された第3軸OL3を中心に回転方向RT3に沿って回転する。第3の回転体3は、第2の回転体2に接続されているため、第2の回転体2に対して相対的に第3軸OL3を中心に回転する。第4の回転体4は、第3軸OL3に直交する第4軸OL4を中心に回転方向RT4に沿って回転する。第4の回転体4は、第3の回転体3に接続されているため、第3の回転体3に対して相対的に第4軸OL4を中心に回転する。第5の回転体5は、第4軸OL4に直交する第5軸OL5を中心に回転方向RT5に沿って回転する。第5の回転体5は、第4の回転体4に接続されているため、第4の回転体4に対して相対的に第5軸OL5を中心に回転する。第6の回転体6は、第5軸OL5に直交する第6軸OL6を中心に回転方向RT6に沿って回転する。第6の回転体6は、第5の回転体5に接続されているため、第5の回転体5に対して相対的に第6軸OL6を中心に回転する。
第6の回転体6の先端には、フランジが形成され、フランジには、エンドエフェクタEDが取り付けられる。フランジに取り付けられるエンドエフェクタEDとしては、例えば、作業を行なうために対象物を把持するハンドや視覚検査用のカメラなどである。フランジに取り付けられるエンドエフェクタEDは、用途によって、交換可能である。ロボット10は、第1軸OL1から第6軸OL6までの各軸を個別に回転させることで、第6の回転体6のフランジの位置や方向を変更すると共にエンドエフェクタEDを制御し、部品の運搬や部品の組立などの作業を行なう。なお、請求項におけるエンドエフェクタによって把持された対象物とは、エンドエフェクタEDによって掴まれて保持されてものだけではなく、エンドエフェクタEDが接触している作業対象物も含む。作業対象物としては、例えば、エンドエフェクタEDにプラスドライバーが取り付けられている場合に、プラスドライバーによって回転させられているネジ等も含まれる。
図2に示すように、回避制御部25は、ロボット10が各種作業を行なっているときに、回避用回転体9を、ベース部8が設置されている水平面にエンドエフェクタEDが近づく方向(以下、「反時計回り」とも呼ぶ)に予め角度θだけ傾けさせる。なお、本第1実施形態では、角度θは、第1の回転体1に対して回避用回転体9が反時計回りに回転できる最大の角度である。ロボット10は、回転体等に障害物の接触が検出されるまでは、回避用回転体9を第1の回転体1に対して反時計回りに角度θだけ傾いた状態を維持して、各種作業を行なう。
回避制御部25(図1)は、第1の回転体1から第6の回転体6までのいずれかの回転体、回避用回転体9、エンドエフェクタED、および、エンドエフェクタEDに把持された作業対象物に対する障害物の接触の検出を監視する。なお、6つの回転体とエンドエフェクタと作業対象物とは、請求項における作業体に相当する。回避制御部25は、障害物の接触が検出された場合に、回避アクチュエータAC9にトルクを加えて、回避軸OLHを中心として、回避用回転体9を反時計回りとは逆方向の時計回りに回転させる。一方、回避制御部25は、障害物の接触が検出されない場合には、回避用回転体9を回転させずに、第1の回転体1に対する第2の回転体2の相対位置を固定する。
回避制御部25は、作業制御部21による制御トルクとは別に、障害物の接触によって各モーターに発生する外乱トルクを算出することで障害物の接触の有無を判定する。例えば、いずれかの回転体が障害物に接触すると、接触によって第1のアクチュエータAC1から第6のアクチュエータAC6までの各アクチュエータと回避アクチュエータAC9とには、制御トルクとは異なる外乱トルクが発生する。外乱トルクは、制御トルクと各センサーによって取得された各軸の回転速度から算出された検出トルクとの差分によって算出される。算出された外乱トルクの絶対値が閾値以上である場合に、回避制御部25は、回転体等が障害物に接触していると判定する。なお、障害物とは、ロボット10が行なう作業と関係がなく、回転体等に接触するもののことである。障害物には、ロボット10に対して外からの飛来物の衝突や、作業対象物が作業とは関係なく、いずれかの回転体やエンドエフェクタEDに接触した場合の作業対象物が含まれる。
作業制御部21は、第1軸OL1から第3軸OL3までの各軸の回転角度を制御することで、主にエンドエフェクタEDの位置を制御する。また、作業制御部21は、第4軸OL4から第6軸OL6までの各軸の回転角度を制御することで、主にエンドエフェクタEDの姿勢を制御する。
A−2.回避制御処理:
図3は、回避制御処理の流れを示す説明図である。回避制御処理は、ロボット10の作業中に回転体等に障害物の接触が検出されたときに、各モーターに加える制御トルクを0にする非常停止が行なわれると共に、反時計回りに角度θだけ予め傾いている回避用回転体9が時計回りに回転する処理である。
回避制御処理では、初めに、回避制御部25が回避用回転体9を反時計回りに角度θだけ回転させる(ステップS10)。次に、回避制御部25は、作業を行なっているロボット10における回転体等に対する障害物の接触の検出を監視する(ステップS12)。回避制御部25は、外乱トルクが閾値以上であるか否かを判断することによって、回転体等が障害物に接触したか否かを判断する。障害物の接触が検出されない場合には(ステップS12:NO)、引き続き、ロボット10は、作業を中断せずに行ない、障害物の接触を監視する。障害物の接触が検出された場合には(ステップS12:YES)、作業制御部21が第1軸OL1から第6軸OL6までの各軸に加えていた制御トルクを0にして、ロボット10の動きを停止させる非常停止を行なうと共に、回避制御部25が回避用回転体9を時計回りに回転させ(ステップS14)、回避制御処理を終了する。すなわち、障害物の接触が検出された場合には、作業制御部21がロボット10の非常停止を行なうと共に、回避用回転体9は、設置面とエンドエフェクタEDとが遠ざかる方向に第2の回転体2を回転させる。
図4は、障害物の接触が検出されたときに回避用回転体9が時計回りに回転することを示す説明図である。図4では、第2の回転体2が第2軸OL2を中心として反時計回りCC1回転したときに、エンドエフェクタEDが人の手HDに接触した状態が示されている。エンドエフェクタEDと手HDとが接触すると、各軸に配置された各センサーは、第5軸OL5と第3軸OL3と第2軸OL2と回避軸OLHとにおいて、時計回りCW1に沿った外乱トルクを検出する。検出された外乱トルクが閾値以上であった場合には、ロボット10が障害物に接触していると判定されて、作業制御部21がロボット10の非常停止を行なうと共に、回避制御部25は、回避用回転体9を、回避軸OLHを中心として時計回りCW1に回転させる。回避用回転体9が時計回りCW1に沿って回転すると、エンドエフェクタEDが手HDから遠ざかる。
以上説明したように、第1実施形態におけるロボット10では、回転体等が障害物と接触した場合には、各軸に配置された各センサーが回転体の回転速度を検出することで障害物との接触を検出する。また、回避用回転体9が第2軸OL2とは異なる回避軸OLHを中心に時計回りCW1に回転することで、第2の回転体2を回転させて、第1の回転体1に対する第2の回転体2を相対的に回転させる。一方、障害物の接触が検出されない場合には、回避用回転体9は回転せずに、第1の回転体1に対する第2の回転体2の相対位置を固定する。そのため、第1実施形態のロボット10は、障害物に接触した場合に非常停止をするだけでなく、第6の回転体6のフランジに取り付けられたエンドエフェクタEDが設置面から遠ざかるように動く。これにより、非常停止した後にエンドエフェクタEDが障害物から遠ざかり、作業の慣性によって回転体等と障害物との接触による障害物の損傷を抑制でき、ロボット10の安全性を向上させる。また、慣性によって動作している回避用回転体9の速度を0にした後に、回避用回転体9を逆方向に回転させるのに比べ、本実施形態では、動作を減速する処理を省略できるため、障害物に対する損傷をより抑制でき、安全性を向上させる。
また、第1実施形態におけるロボット10では、障害物の接触が検出された場合には、回避用回転体9は、設置面とエンドエフェクタEDとが遠ざかる方向に第2の回転体2を回転させる。ロボット10が障害物と接触する場合、ロボット10の先端のエンドエフェクタEDが上側に逃げることで、障害物とエンドエフェクタEDとが遠ざかることが多い。そのため、第1実施形態のロボット10では、ロボット10と障害物との位置関係を特定しなくても、ロボット10が障害物から遠ざかることができ、障害物の損傷をより抑制でき、安全性が向上する。
また、第1実施形態におけるロボット10では、回避用回転体9は、回転体等と障害物との接触が検出されていないときには、ベース部8が設置されている水平面にエンドエフェクタEDが近づく方向(反時計回り)に予め角度θだけ傾いている。そのため、第1実施形態のロボット10では、回転体等と障害物との接触が検出されたときに、回避用回転体9が時計回りに回転できる回転角度が大きく、障害物からより遠ざかることができ、安全性をより向上させる。
また、第1実施形態におけるロボット10では、回避用回転体9は、第1の回転体1と第2の回転体2との間に配置され、第1軸OL1に直交する回避軸OLHを中心に回転し、第2の回転体2は、回避軸OLHに平行な第2軸OL2を中心に回転する。そのため、第1実施形態のロボット10では、回避用回転体9の形状を変化させることで、回避軸OLHと第2軸OL2との位置関係を簡便に設定でき、障害物に接触した場合の回避用回転体9の回転角度等の設計の自由度が向上する。
また、第1実施形態におけるロボット10では、回避センサーS9が回避用回転体9と障害物との接触を検出し、回避用回転体9と障害物とが接触した場合にも、回転体等と障害物とが接触した場合と同様に、回避用回転体9が第2の回転体2を回転させる。そのため、第1実施形態のロボット10では、回避用回転体9が障害物と接触した場合にも、回避用回転体9と障害物とが遠ざかるため、安全性をより向上させる。
B.第2実施形態:
第2実施形態では、第1実施形態に対して、ロボット10の回転体等が障害物と接触する前に、予め回避用回転体9が反時計回りに回転しておらず、回避制御部25が特定した外乱トルクの向きによって決定された方向に回避用回転体9を回転させる点が異なる。図5は、第2実施形態における回避制御処理の流れを示す説明図である。第2実施形態の回避制御処理では、初めに、回避制御部25は、作業を行なっているロボット10における回転体等に対する障害物の接触の検出を監視する(ステップS20)。回避制御部25は、外乱トルクが閾値以上であるか否かを判断することによって、回転体等が障害物に接触したか否かを判断する。障害物の接触が検出されない場合には(ステップS20:NO)、引き続き、ロボット10は、作業を中断せずに行ない、障害物の接触を監視する。障害物の接触が検出された場合には(ステップS20:YES)、回避制御部25は、外乱トルクを方向ごとに分解して、回避軸OLH回りのトルクである回転方向RTHに沿ったトルクが発生しているか否かを判定する(ステップS22)。なお、第2実施形態では、複数の閾値以上の外乱トルクがあると判定された場合には、回避制御部25は、複数の外乱トルクの内から最大の1つの外乱トルクにおける回避軸OLH回りのトルクが発生しているか否かを判定する。回避軸OLH回りの外乱トルクが発生していないと判定された場合には(ステップS22:NO)、作業制御部21は、第1軸OL1から第6軸OL6までの各軸に加えていた制御トルクを0にして、ロボット10の動きを停止させる非常停止を行なうと共に、回避制御部25が回避用回転体9を、回避軸OLHを中心として時計回りCW1に回転させ(ステップS24)、回避制御処理が終了する。ステップS22の処理において、回避軸OLH回りの外乱トルクが発生していると判定された場合には(ステップS22:YES)、回避制御部25は、回避軸OLH回りに沿った外乱トルクの回転方向と同じ方向を、回避用回転体9を回転させる方向として決定する(ステップS26)。次に、作業制御部21がロボット10の非常停止を行なうと共に、回避制御部25が決定した回転方向に回避用回転体9を回転させ(ステップS28)、回避制御処理が終了する。
以上説明したように、第2実施形態におけるロボット10では、回避用回転体9が回避軸OLHを中心に、障害物が接触したエンドエフェクタEDと障害物としての手HDとが遠ざかる方向に回転するため、障害物に対する損傷をより抑制でき、安全性を向上させる。
また、第2実施形態におけるロボット10では、各軸の回転速度を検出するセンサーによって外乱トルクの大きさと方向とが算出され、回転体等に対する障害物の接触の向きと障害物の接触の位置とが特定される。そのため、本実施形態のロボット10では、ロボット10の回転体等における障害物の接触の向きと位置とを精度良く特定し、ロボット10における接触した位置が障害物から効率良く離れることができ、障害物に対する損傷をより抑制でき、安全性を向上させる。
C.変形例:
なお、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
上記実施形態では、回避用回転体9の回転軸である回避軸OLHと第2の回転体2の回転軸である第2軸OL2とが異なる態様であったが、回避軸OLHと第2軸OL2との関係については、種々変形可能である。図6は、変形例におけるロボット10aの概略構成を示す説明図である。変形例のロボット10aでは、上記実施形態のロボット10に対して、第2の回転体2aと回避用回転体9aとの構造が異なり、その他の点については同じである。この変形例では、回避用回転体9aは、第1の回転体1に対して第2軸OL2を中心として回転する第2の回転体2aの軸芯の内側に形成されている。そのため、回避用回転体9aの回避軸OLHは、第2軸OL2と同じ軸であり、回避用回転体9aが第2軸OL2を中心に回転することで、第1の回転体1に対する第2の回転体2の相対的な回転を制御する。
また、上記第2実施形態では、ロボット10における回転体等と障害物との接触が検出されていないときには、回避用回転体9は、第1実施形態のように第1の回転体1に対して傾いていない態様であったが、第1の回転体1に対する回避用回転体9の姿勢については、種々変形可能である。例えば、第2実施形態に示された態様であっても、第1の回転体1に対して最大の角度でない範囲で回避用回転体9が傾いていてもよく、状況に応じて設定されてもよい。
C2.変形例2:
上記実施形態では、第1の回転体1から第6の回転体6までの6つの回転体によってエンドエフェクタEDの位置や姿勢の変化が設定されたが、回避用回転体9を備えるロボット10については、これに限られず、種々変形可能である。例えば、請求項における複数のリンクとして、第1の回転体1から第5の回転体5までの5つの回転体によってエンドエフェクタEDの位置や姿勢の変化が設定され、第6の回転体6を有さないロボットであってもよい。また、第1の回転体1から第6の回転体6までの6つの回転体に加えて第7の回転体を有するロボットであってもよく、複数の回転体を有するロボットであればよい。
また、センサーが検出した軸の回転速度によって軸のトルクが検出されたが、例えば、トルクセンサーのように、他のセンサーによってトルクが検出されてもよい。また、ロボット10における回転体等に対する障害物の接触の検出は、算出された外乱トルクの判定によって行なわれたが、他の方法によって、障害物の接触が検出されてもよい。例えば、回転体に赤外線センサーの発光部と受光部とを配置し、受光部が受光する赤外線によって、障害物の接触が検出されてもよい。
C3.変形例3:
また、上記第2実施形態では、複数の軸において閾値以上のトルクである外乱トルクが検出された場合に、最大値の外乱トルクにおける回避軸OLH回りのトルクに応じて、回避用回転体9が回転したが、必ずしも、最大値の外乱トルクのみによって回避用回転体9が制御される必要はない。例えば、回避用回転体9は、複数の外乱トルクの回避軸OLH回りのトルクの合計値によって制御されてもよい。
本発明は、上記実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…第1の回転体
2…第2の回転体
3…第3の回転体
4…第4の回転体
5…第5の回転体
6…第6の回転体
8…ベース部
9…回避用回転体
10…ロボット
20…制御部
21…作業制御部
25…回避制御部
100…ロボットシステム
S1…第1のセンサー
S6…第6のセンサー
S9…回避センサー
AC1…第1のアクチュエータ
AC6…第6のアクチュエータ
AC9…回避アクチュエータ
ED…エンドエフェクタ
HD…手
OL1…第1軸
OL2…第2軸
OL3…第3軸
OL4…第4軸
OL5…第5軸
OL6…第6軸
RT1,RT2,RT3,RT4,RT5,RT6,RTH…回転方向
OLH…回避軸

Claims (7)

  1. 設置面に固定されるベース部と、前記ベース部に接続されると共にそれぞれの軸を中心に回転を行なう直列的に接続された複数のリンクと、を有するロボットであって、
    前記複数のリンクと前記複数のリンクの内の先端側に位置する先端リンクに取り付けられたエンドエフェクタと前記エンドエフェクタによって把持された対象物とを含む作業体に対する障害物の接触を検出する検出部と、
    前記障害物の接触が検出されたときに、前記複数のリンクの内の前記先端側とは逆側に位置する第1のリンクに対する前記第1のリンクに接続される第2のリンクの相対位置を変化させるために、前記第2のリンクの前記軸を中心とする前記回転以外で第2のリンクを回転させ、前記障害物の接触が検出されていないときには、前記第1のリンクに対する前記第2のリンクの相対位置を変化させない回転部と、を備える、ロボット。
  2. 請求項1に記載のロボットであって、
    前記回転部は、前記先端リンクの先端と前記設置面とが遠ざかる方向に前記第2のリンクを回転させる、ロボット。
  3. 請求項2に記載のロボットであって、
    前記回転部は、前記障害物の接触が検出されていないときには、前記先端リンクの先端と前記設置面とが近づく方向に前記第2のリンクを予め回転させておく、ロボット。
  4. 請求項1に記載のロボットであって、
    前記回転部は、前記作業体における前記障害物が接触した箇所と前記障害物とが遠ざかる方向に前記第2のリンクを回転させる、ロボット。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のロボットであって、
    前記回転部は、前記第1のリンクと前記第2のリンクとの間に配置され、前記第1のリンクの前記軸に直交する回避軸を中心に回転し、
    前記第2のリンクは、前記回避軸と平行であると共に前記回避軸とは異なる軸を中心に回転する、ロボット。
  6. 請求項5に記載のロボットであって、
    前記検出部は、前記回転部に対する障害物の接触を検出し、
    前記回転部は、前記回転部に対する障害物の接触が検出されたときに、前記第2のリンクを回転させる、ロボット。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のロボットであって、
    前記検出部は、前記複数のリンクのそれぞれの軸に発生するトルクを検出することで、前記作業体に対する前記障害物の接触の箇所と向きとを特定する、ロボット。
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