JP2015143807A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015143807A JP2015143807A JP2014061252A JP2014061252A JP2015143807A JP 2015143807 A JP2015143807 A JP 2015143807A JP 2014061252 A JP2014061252 A JP 2014061252A JP 2014061252 A JP2014061252 A JP 2014061252A JP 2015143807 A JP2015143807 A JP 2015143807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- toner
- image
- condition
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
【解決手段】第1作像条件で補正用の第1トナーパターン像301を現像器106によって感光体ドラム103上に形成し、補正用の第1トナーパターン像301のトナー濃度を検知するトナー濃度検知部207と、トナー濃度検知部207によって検知した補正用の第1トナーパターン像301のトナー濃度値が狙いの値になるように第1作像条件を補正して第2作像条件を作成するトナー濃度調整部208とを備える。
【選択図】図2
Description
図1に示すように、画像形成装置100では、公知の構成のものを適用でき、本実施形態では電子写真方式のカラー複写機を備えている。この画像形成装置100は、例えば、制御部や現像部、光書込み部、給紙部、給紙搬送路、画像読取部、中間転写部、定着部、排紙搬送路、両面搬送路等(いずれも不図示)を有し、用紙Pの両面または片面に画像を形成する。
図2は作像条件調整ユニットの構成を示すブロック図である。図2に示す作像条件調整ユニット200は、各構成部の制御や演算等を行う主制御部201を備えている。検知手段としての計時部202は、前回の作像動作が終了してから現在までの経過時間(放置時間)を計時する。検知手段としての温湿度センサ203は、画像形成装置の設置環境である温度や相対湿度を計測する。作像条件作成部204は、記憶部205に記憶されている前回の作像条件に対する予め定めた補正値を用いて予測作像条件を作成したり、検知したトナー濃度が狙いの値になるように補正した作像条件を作成したりする。記憶部205には、電源オフから直近の作像動作で用いた作像条件、経過時間や相対湿度変動に応じた補正値、現像γの特性等が記憶されている。
図4は作像条件の調整動作の全体の概略を示すフローチャートである。図5は第1実施例における作像条件の調整動作を示すフローチャートである。図4及び図5を用いて第1実施例における作像条件の調整動作を説明する。
図4において、予測して作像条件を作成する予測制御を行うことが可能か否かを判定する(ステップS101)。予測制御を行うことが可能であれば図5の動作フロー(SUB1)に移行する(ステップS101:YES、ステップS102)。予測制御を行うことが不可能であれば、いわゆる実測作像条件を作成する(ステップS101:NO、ステップS103)。この実測作像条件作成では、予め定めた複数のトナーパターン像を感光体ドラム上に形成し、それらのトナーパターン像のトナー濃度を検知してその第2トナーパターン像のトナー濃度に基づいて実測作像条件を作成する。その実測作像条件を今回の作像条件に決定する。図5において、先ず、前回の作像動作が終了した日時を図2の記憶部205から読み出し、その日時と図2の計時部202によって計時した現在の日時との差から放置時間を算出する。また、図2の温湿度センサ203によって測定された相対湿度に関する環境変動情報(相対湿度の変動履歴情報)を取得する(ステップS201)。
図6は第2実施例における作像条件の調整動作を示すフローチャートである。図4及び図6を用いて第2実施例における作像条件の調整動作を説明する。本実施例でも、第1実施例同様に、図4において、予測して作像条件を作成する予測制御を行うことが可能か否かを判定する。以下、第1実施例における作像条件の調整動作と異なる動作について説明すると、ステップS307で第1トナーパターン像のトナー濃度が所定範囲内でないときは(ステップS307:NO)、ファーストプリント時間やユーザの待機時間に影響がないようにする。このため、図2の画像濃度補正部209による作像条件の調整が必要な場合フラグを立てておく。
図7は、濃度検知センサを像担持体の主走査方向の中央部分に対向する直上位置に設置した場合の本実施形態における作像動作と作像条件補正の実行とのタイミングを説明する図である。図7に示す例は、濃度検知センサ300を、像担持体などの感光体ドラムの表面から離間し、感光体ドラムの主走査方向の中央部分の直上位置に設置した例である。図7(a)に示す例では、第2実施例のように、ファーストページ(P1)の画像形成領域302より前段の空き領域のみに単一濃度の補正用の第1トナーパターン像301を形成する。ジョブエンドに濃度の互いに異なる複数のトナーパターン(階調トナーパターン)で構成されている第2トナーパターン像306を像担持体上の主走査方向の中央部分であって副走査方向に一列に形成している。図7(b)に示す例では、第2実施例のように、紙間の空き領域(P1とP2との間の領域)に単一濃度の補正用の第1トナーパターン像303を形成し、第2トナーパターン像306を像担持体上の主走査方向の中央部分であって副走査方向に一列に形成している。
図12は、中間転写ベルト上に作成した画像濃度調整用パターン及び位置ズレ補正パターンを検知する構成を説明する模式図である。図12に示すように、各色の画像濃度調整用パターンは、濃度が5階調のパターンで形成されている。各色の画像濃度調整用パターンは、光学センサユニット480における光学センサ480a、480bのLDパワーを固定にして、帯電バイアスと現像バイアスを順次変更することにより、現像ポテンシャルを変えて作像するアナログパターンである。この各色の画像濃度調整用パターンは、中間転写ベルト109の画像領域幅における中央部に、中間転写ベルトの移動方向に直列に形成されている。これは、主走査方向の作像幅内での濃度偏差に対し画像領域幅の中央部が最も影響を受け難いからである。
図16は、第3実施例の作像条件調整動作を示すフローチャートである。図16のフローでは、長時間放置後や過度な温湿度変動時に生じる現像剤や感光体の帯電特性が変動による印刷画像の濃度過多や濃度不足に対し、印刷動作へ影響がない範囲で画像濃度の調整を行うことができる方式について説明する。はじめに、電源オン時や省エネ復帰時もしく印刷前に、図2の計時部202や温湿度センサ203の検知手段によって放置時間や温湿度情報を検知する(ステップS401)。印刷前の作像条件調整動作を実行するか否かの判定を行う(ステップS402)。この判定では、検知した放置時間や温湿度情報によって、印刷前の作像条件調整動作を行うかを判定する。ここでの印刷前の作像条件調整動作とは、印刷前に作像装置を動作させ、トナーパターンを作成し、そのトナー付着量の検知により、作像条件を補正する動作である。検知した放置時間や温湿度情報が所定の閾値を越えている場合、印刷前の作像条件調整動作を実行すると判定する(ステップS402:YES)。なお、閾値は、上述した判定基準放置時間や判定基準環境変動情報とは異なり、以下の設定方法によって定められる。逆に、所定の閾値を越えていない場合、印刷前の作像条件調整動作を実行しないと判定し(ステップS402:NO)、放置時間や温湿度情報により作像条件補正を行う(ステップS403〜S405)。その補正後の作像条件は、図11のRAM152に記憶される(ステップS411)。
ΔVc=Vc×帯電バイアス補正係数 ・・・(2)
ΔLDp=LDp×露光光量補正係数 ・・・(3)
算出された作像条件補正量を適用する。補正後の現像バイアスをVb’とし、補正後の帯電バイアスをVc’とし、補正後の露光光量をLDp’とすると、以下の式であらわされる。
Vc’=Vc+ΔVc ・・・(5)
LDp’=LDp+ΔLDp ・・・(6)
ステップS402の判定において、印刷前の作像条件調整動作を実行すると判定された場合(ステップS402:YES)、実測作像条件作成では、予め定めた複数のテスト用のトナーパターン像を感光体上に形成する。そして、それらのトナーパターン像のトナー付着量を検知する(ステップS406)。その検知したトナー付着量に基づいて作像条件を作成する。その作像条件を今回の作像条件に決定する。
(態様1)
静電潜像を担持する像担持体などの感光体ドラム103と、感光体ドラム103に担持された静電潜像をトナー像に現像する現像手段などの現像器106と、そのトナー像を記録媒体に転写された後の転写トナー像を記録媒体上に定着させる定着手段などの定着装置114と、前回の作像動作を終了してから現在までに経過した経過時間、前回の作像動作を終了してから現在までの環境条件変動、及び予測するときに直近の作像条件に基づいて予測して、第1作像条件を作成する第1作像条件作成手段などの作像条件作成部204とを備える画像形成装置において、第1作像条件で補正用の第1トナーパターン像301を現像器106によって感光体ドラム103上に形成し、補正用の第1トナーパターン像301のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段などのトナー濃度検知部207と、トナー濃度検知部207によって検知した補正用の第1トナーパターン像301のトナー濃度値が狙いの値になるように第1作像条件を補正して第2作像条件を作成する第2作像条件作成手段などのトナー濃度調整部208とを備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、第1作像条件は、経過時間、環境条件変動及び予測するときに直近の作像条件に基づいて予測して作成されている。その経過時間や環境条件変動は、作像条件の予測を行うタイミングに応じて変動する数値であり、予測して作成された第1作像条件には狙いの作像条件との誤差が存在する。第2作像条件は、第1作像条件で作像されたトナー像のトナー濃度が狙いの値になるように第1作像条件を補正して作成されている。このため、第2作像条件で作像されたトナー像のトナー濃度は狙いの濃度になっており、経過時間及び環境条件によって第1作像条件に含まれている誤差を相殺することができる。よって、予測した第1作像条件より第2作像条件の精度を高くすることができる。
(態様2)
(態様1)において、作像動作開始までの所定時間内に、トナー濃度調整部208による第2作像条件の作成を行えるか否かを判定する第1判定手段などの主制御部201を備え、第2作像条件の作成を行える場合、所定時間内に、感光体ドラム103上に補正用の第1トナーパターン像301を形成し、補正用の第1トナーパターン像301のトナー濃度を検知して検知した補正用の第1トナーパターン像301のトナー濃度値が狙いの値になるように第1作像条件を補正して第2作像条件を作成し、第2作像条件の作成を行えない場合、作像動作中に、感光体ドラム103の画像形成領域外に補正用の第1トナーパターン像303を形成し、補正用の第1トナーパターン像303のトナー濃度を検知して検知した補正用の第1トナーパターン像303のトナー濃度値が狙いの値になるように第1作像条件を補正して第2作像条件を作成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、作像動作開始までの所定時間内に、トナー濃度調整部208による第2作像条件の作成を行えるか否かを判定することで、所定時間内、具体的には定着器のウォームアップ時間内に、第2作像条件を作成できるときは所定時間内に第2作像条件を作成する。これにより、電源投入後のファーストページプリント時間やユーザの待機時間への影響を低減できる。所定時間内に第2作像条件を作成できないときは、作像動作中に第2作像条件を作成する。このときも、電源投入後のファーストページプリント時間やユーザの待機時間への影響を低減できるとともに、作像動作を中断することが減るので印刷のダウンタイムを短縮することができる。
(態様3)
(態様1)又は(態様2)において、トナー濃度検知部207によって検知した補正用の第1トナーパターン像301、303のトナー濃度値が所定範囲内にあるか否かを判定する第2判定手段などの主制御部201と、互いに異なる濃度の複数の補正用の第2トナーパターン像を異なる作像条件で感光体ドラム103上に作成してそれらのトナー濃度を検知し、検知したトナー濃度値に基づいて第3作像条件を作成する第3作像条件作成手段などの画像濃度補正部209とを備え、主制御部201による判定結果で補正用の第1トナーパターン像301、303のトナー濃度値が所定範囲内にあるときは、作像条件作成部204によって作成された第1作像条件又はトナー濃度調整部208によって作成された第2作像条件を作像条件に決定し、補正用の第1トナーパターン像301、303のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、画像濃度補正部209によって作成された第3作像条件を作像条件に決定する。これによれば、上記実施形態について説明したように、第1トナーパターン像301、303のトナー濃度値が所定範囲内にないときのみ、画像濃度補正部209によって作成された第3作像条件を今回の作像条件として作成する。これにより、不要な印刷のダウンタイムを発生させることが減る。
(態様4)
(態様3)において、主制御部201による判定結果で補正用の第1トナーパターン像301、303のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、印刷ジョブ終了後に、画像濃度補正部209によって第3作像条件を作成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、ユーザに不要な待機時間を発生させることなく、作像条件の精度を高くすることができる。
(態様5)
(態様3)において、主制御部201による判定結果で補正用の第1トナーパターン像301、303のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、現像器106のトナー濃度を調整した後に画像濃度補正部209によって第3作像条件を作成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、第1作像条件の補正が適正でなかった場合のみ、トナー濃度を調整し、複数のトナーパターン像からなる第2トナーパターン像306から最適な作像条件を決定する。これにより、不要な印刷のダウンタイムを発生させることが減る。
(態様6)
(態様5)において、判定結果で補正用の第1トナーパターン像301、303のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、実行中の印刷ジョブを中断し、現像器106のトナー濃度を調整した後に画像濃度補正部209によって第3作像条件を作成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、印刷ジョブ終了後に画像濃度過多や画像濃度不足の画像不具合の発生を抑制し、不要な印刷のダウンタイムを発生させることなく、高画質の画像を形成することができる。
(態様7)
(態様1)〜(態様6)のいずれか一において、経過時間及び環境条件としての温湿度を検知する、計時部202や温湿度センサ203等の検知手段を備え、該検知手段によって検知した経過時間及び温湿度に基づいて像担持体に付着するトナー付着量と現像器内のトナー濃度との少なくとも1つを算出する第1算出手段と、作像手段によって第1トナーパターン像を現像手段によって像担持体上に形成し補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度とトナー付着量の少なくとも1つを算出する第2算出手段と、検知手段によって検知した経過時間及び環境条件に基づいて第1算出手段と第2算出手段とを切り替える切替手段とを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、印刷ジョブ終了後に画像濃度過多や画像濃度不足の画像不具合の発生を抑制し、不要な印刷のダウンタイムを発生させることなく、高画質の画像を形成することができる。
(態様8)
(態様7)において、像担持体上に形成されたトナー付着量を光学的に検知するトナー付着量検知手段と、現像器中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段とを備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、トナー付着量とトナー濃度の情報を取得することで、そのトナー付着量及びトナー濃度に応じて最適な作像条件を設定できる。
(態様9)
(態様7)又は(態様8)において、第1算出手段は、トナー付着検知手段によって検知したトナー付着量と、トナー濃度検知手段によって検知したトナー濃度との少なくとも1つに基づいて算出する。これによれば、上記実施形態について説明したように、トナー付着量とトナー濃度の情報を取得することで、そのトナー付着量及びトナー濃度に応じて最適な作像条件を設定できる。
(態様10)
(態様7)〜(態様9)のいずれか一において、検知手段は、前回の作像動作を終了してから現在までに経過した経過時間を測る計時手段と、温度を測定する温度測定手段と、湿度を測定する湿度測定手段とを有し、第2算出手段は、計時手段による時間情報、温度測定手段による温度情報又は湿度測定手段による湿度情報の少なくとも1つの情報によりトナー付着量とトナー濃度の少なくとも1つを算出する。これによれば、上記実施形態について説明したように、経過時間や温湿度情報を検知しそれらの情報に基づいて算出したトナー付着量及びトナー濃度に応じて最適な作像条件を設定できる。
(態様11)
(態様7)〜(態様11)のいずれか一において、第1算出手段もしくは第2算出手段により得られたトナー付着量とトナー濃度により、作像条件を補正する。これによれば、上記実施形態について説明したように、トナー付着量及びトナー濃度に応じて最適な作像条件を設定できる。
(態様12)
(態様7)〜(態様11)のいずれか一において、作像手段は、帯電手段の帯電条件を補正する帯電条件補正手段と、露光手段の露光条件を補正する露光条件補正手段と、現像手段の現像条件を補正する現像条件補正手段と、トナー補給手段により現像器内のトナー濃度を調整するトナー濃度調整手段とを少なくとも1つ有し、帯電条件、露光条件、現像条件、トナー濃度調整の少なくとも1つを補正する。これによれば、上記実施形態について説明したように、帯電条件、露光条件、現像条件又はトナー濃度調整の少なくともいずれか1つを補正することで画質を安定することができる。
(態様13)
(態様7)〜(態様12)のいずれか一において、印刷枚数を計数して、該計数した印刷枚数が所定の印刷枚数を越えた場合には、印刷動作終了後に作像条件を補正する。これによれば、上記実施形態について説明したように、計数した印刷枚数が所定の印刷枚数を越えた場合のみ、印刷動作終了後に作像条件を補正され、不要なダウンタイムを発生することがない。
(態様14)
(態様7)〜(態様13)のいずれか一において、現像γにより作像条件の補正を行った場合に計数した印刷枚数を0に設定する。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像γによる作像条件の補正の場合は、予測して作成した作像条件と比べて精度が高いので、判定基準としての印刷枚数をリセットする。予測して作像条件を作成する動作が連続された場合でも、計数した印刷枚数に基づいて現像γによる作像条件の補正が行われるため、画像濃度の安定性を高めることができる。
(態様15)
(態様7)〜(態様16)のいずれか一において、現像γにより作像条件の補正は、印刷動作終了後に行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、ジョブエンドにて作像条件の調整動作を行うで、ユーザの不要な待機時間の発生を抑制できる。
103 感光体ドラム
106 現像器
114 定着装置
200 作像条件調整ユニット
201 主制御部
202 計時部
203 温湿度センサ
204 作像条件作成部
205 記憶部
206 トナー像形成部
207 トナー濃度検知部
208 トナー濃度調整部
209 画像濃度補正部
300 濃度検知センサ
301 第1トナーパターン像
302 画像形成領域
303 第1トナーパターン像
304 画像形成領域
305 画像形成領域
306 第2トナーパターン像
400 画像形成装置
401 第1トナー付着量検知センサ
402 支持ローラ
403 第2トナー付着量検知センサ
404 支持ローラ
450 制御部
451 CPU
452 RAM
453 ROM
460 作像ステーション
470 光書込ユニット
480 光学センサユニット
Claims (15)
- 静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持された静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写された後の転写トナー像を記録媒体上に定着させる定着手段と、前回の作像動作を終了してから現在までに経過した経過時間、前回の作像動作を終了してから現在までの環境条件変動、及び予測するときに直近の作像条件に基づいて予測して第1作像条件を作成する第1作像条件作成手段とを備える画像形成装置において、
前記第1作像条件で補正用の第1トナーパターン像を前記現像手段によって前記像担持体上に形成し、前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、
該トナー濃度検知手段によって検知した前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が狙いの値になるように前記第1作像条件を補正して第2作像条件を作成する第2作像条件作成手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
作像動作開始までの所定時間内に、前記第2作像条件作成手段による前記第2作像条件の作成を行えるか否かを判定する第1判定手段を備え、
前記第2作像条件の作成を行える場合、前記所定時間内に、前記像担持体上に前記補正用の第1トナーパターン像を形成し、前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度を検知して検知した前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が狙いの値になるように前記第1作像条件を補正して前記第2作像条件を作成し、
前記第2作像条件の作成を行えない場合、作像動作中に、前記像担持体の画像形成領域外に前記補正用の第1トナーパターン像を形成し、前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度を検知して検知した前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が狙いの値になるように前記第1作像条件を補正して前記第2作像条件を作成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記トナー濃度検知手段によって検知した前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が所定範囲内にあるか否かを判定する第2判定手段と、
互いに異なる濃度の複数の補正用の第2トナーパターン像を異なる作像条件で前記像担持体上に作成してそれらのトナー濃度を検知し、検知したトナー濃度値に基づいて第3作像条件を作成する第3作像条件作成手段とを備え、
該第2判定手段による判定結果で前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が所定範囲内にあるときは、前記第1作像条件作成手段によって作成された前記第1作像条件又は前記第2作像条件作成手段によって作成された前記第2作像条件を作像条件に決定し、前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、前記第3作像条件作成手段によって作成された前記第3作像条件を作像条件に決定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
前記第2判定手段による判定結果で前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、印刷ジョブ終了後に、前記第3作像条件作成手段によって前記第3作像条件を作成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
前記第2判定手段による判定結果で前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、現像手段のトナー濃度を調整した後に前記第3作像条件作成手段によって前記第3作像条件を作成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5記載の画像形成装置において、
前記第2判定手段による判定結果で前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度値が所定範囲内にないときは、実行中の印刷ジョブを中断し、現像手段のトナー濃度を調整した後に前記第3作像条件作成手段によって前記第3作像条件を作成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記経過時間及び前記環境条件としての温湿度を検知する検知手段を備え、該検知手段によって検知した前記経過時間及び前記温湿度に基づいて前記像担持体に付着するトナーの付着量と前記現像器内のトナーの濃度との少なくとも1つを算出する第1算出手段と、前記作像手段によって前記第1トナーパターン像を前記現像手段によって前記像担持体上に形成し前記補正用の第1トナーパターン像のトナー濃度とトナー付着量の少なくとも1つを算出する第2算出手段と、前記検知手段によって検知した前記経過時間及び前記環境条件に基づいて前記第1算出手段と前記第2算出手段とを切り替える切替手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
前記像担持体上に形成されたトナー付着量を光学的に検知するトナー付着量検知手段と、前記現像器中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7又は8に記載の画像形成装置において、
前記第1算出手段は、前記トナー付着検知手段によって検知した前記トナー付着量と、前記トナー濃度検知手段によって検知した前記トナー濃度との少なくとも1つに基づいて算出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記検知手段は、前回の作像動作を終了してから現在までに経過した経過時間を測る計時手段と、温度を測定する温度測定手段と、湿度を測定する湿度測定手段とを有し、前記第2算出手段は、前記計時手段による時間情報、前記温度測定手段による温度情報又は前記湿度測定手段による湿度情報の少なくとも1つの情報によりトナー付着量とトナー濃度の少なくとも1つを算出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記第1算出手段もしくは前記第2算出手段により得られたトナー付着量とトナー濃度により、作像条件を補正することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記作像手段は、前記帯電手段の帯電条件を補正する帯電条件補正手段と、前記露光手段の露光条件を補正する露光条件補正手段と、前記現像手段の現像条件を補正する現像条件補正手段と、前記トナー補給手段により前記現像器内のトナー濃度を調整するトナー濃度調整手段とを少なくとも1つ有し、前記帯電条件、前記露光条件、前記現像条件、前記トナー濃度調整の少なくとも1つを補正することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
印刷枚数を計数して、該計数した印刷枚数が所定の印刷枚数を越えた場合には、印刷動作終了後に作像条件を補正することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
現像γにより作像条件の補正を行った場合に前記計数した印刷枚数を0に設定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
現像γにより作像条件の補正は、印刷動作終了後に行うことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014061252A JP6300082B2 (ja) | 2013-12-25 | 2014-03-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013266772 | 2013-12-25 | ||
JP2013266772 | 2013-12-25 | ||
JP2014061252A JP6300082B2 (ja) | 2013-12-25 | 2014-03-25 | 画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015143807A true JP2015143807A (ja) | 2015-08-06 |
JP2015143807A5 JP2015143807A5 (ja) | 2017-01-12 |
JP6300082B2 JP6300082B2 (ja) | 2018-03-28 |
Family
ID=53888874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014061252A Expired - Fee Related JP6300082B2 (ja) | 2013-12-25 | 2014-03-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6300082B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044930A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017072629A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019086695A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置のコンピュータにより実行されるプログラム |
US10642207B2 (en) | 2017-12-12 | 2020-05-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP2020091427A (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020170028A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004347666A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2005274789A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2005301256A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-10-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US20070003303A1 (en) * | 2005-06-30 | 2007-01-04 | Xerox Corporation | Feed forward mitigation of development transients |
JP2008020818A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像安定化方法 |
JP2011099922A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2011137945A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
2014
- 2014-03-25 JP JP2014061252A patent/JP6300082B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004347666A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2005301256A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-10-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005274789A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US20070003303A1 (en) * | 2005-06-30 | 2007-01-04 | Xerox Corporation | Feed forward mitigation of development transients |
JP2008020818A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像安定化方法 |
JP2011099922A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2011137945A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044930A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017072629A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019086695A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置のコンピュータにより実行されるプログラム |
JP7027822B2 (ja) | 2017-11-08 | 2022-03-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置のコンピュータにより実行されるプログラム |
US10642207B2 (en) | 2017-12-12 | 2020-05-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP2020091427A (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7222682B2 (ja) | 2018-12-06 | 2023-02-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020170028A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP7379851B2 (ja) | 2019-04-01 | 2023-11-15 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6300082B2 (ja) | 2018-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6300082B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5200379B2 (ja) | 画像形成装置、制御装置およびプログラム | |
JP5531447B2 (ja) | 画像形成装置、制御装置、およびプログラム | |
US9977361B2 (en) | Image forming apparatus and image forming system | |
JP2008216776A (ja) | 画像形成装置、制御装置およびプログラム | |
US9025977B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4772078B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 | |
JP2012098547A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010210941A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の画質調整方法及びプログラム | |
JP6217540B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008158246A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5945923B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5297956B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008046423A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5428207B2 (ja) | 現像における画像濃度制御方法及び画像形成装置 | |
JP7338288B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5374100B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2011075910A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011064831A (ja) | 画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2017198952A (ja) | 画像形成装置の制御方法、制御手段、及び画像形成装置 | |
JP2021086062A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021086061A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011237720A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2017026807A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012189705A (ja) | 画像形成装置及び画像形成プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161129 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180215 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6300082 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |