JP2015143516A - 排ガス還流装置及び該排ガス還流装置を備えるエンジンシステム - Google Patents

排ガス還流装置及び該排ガス還流装置を備えるエンジンシステム Download PDF

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Abstract

【課題】新気と合流する排ガスの流量が増大させられる排ガス還流装置及びエンジンシステムを提供する。【解決手段】排ガス還流装置は、新気入口部に連なり、新気の流れを絞るように構成された新気絞り部と、新気絞り部に連なり、新気絞り部とは反対側に開口端を有する円筒形状の内側筒部と、排ガスの流れを受け入れるように構成された排ガス入口部と、排ガス入口部に連なるとともに内側筒部を囲む囲繞部であって、排ガスの内側筒部の外周面に沿って延在する周方向流路を規定する囲繞部と、囲繞部に連なる筒形状の出口部であって、内側筒部の開口端から流出した新気の流れと周方向流路から流出した排ガスの流れを受け入れるように構成された合流路を規定する出口部とを備え、内側筒部の開口端と囲繞部との間に、内側筒部の開口端に沿って延在して周方向流路と合流路とを連通する環状の開口が規定されている。【選択図】 図3

Description

本開示は、エンジンから排出された排ガスをエンジンに供給される新気に合流させる排ガス還流装置及び排ガス還流装置を備えるエンジンシステムに関する。
ディーゼルエンジンの排ガス中の窒素酸化物(NOx)を低減する技術として、排ガス再循環(以下、EGRと称する)が知られている。EGRを採用したエンジンシステムは排ガス還流装置(EGR装置)を備え、EGR装置は、エンジンから排出された排ガスの一部(EGRガス)を、エンジンに供給される新気と合流させる。そして、EGR装置で合流した新気とEGRガスがエンジンに供給される。
通常、EGRガスは、EGRガスと新気の圧力差を利用してEGR装置に導入される。このために、EGRガスと新気との圧力差が大きくなるエンジンの低負荷域においては、EGRガスがEGR装置に導入されやすい。しかし、EGRガスと新気との圧力差が小さくなるエンジンの高負荷域においては、EGRガスがEGR装置に導入されにくくなる。
そこで、特許文献1が開示するEGR装置では、EGR通路及び給気通路が二重管構造を形成している。該EGR装置では、エジェクターの原理によりEGRガスが吸引され、EGRガスの導入性が向上する。
一方、多気筒のエンジンに対しEGRガスを供給する場合、EGRガスと新気の混合性が問題となる。そこで、特許文献2が開示する排気ガス再循環装置では、吸気通路を形成するEGRガス混合管の周りに環状のEGRガス導入室が形成され、EGRガス混合管に、吸気通路とEGRガス導入室とを連通するEGRガス供給口が形成されている。そして、EGRガス混合管内にはプレートが配置され、それぞれ旋回するEGRガスと新気とがプレートに衝突して混合される。
特開2011−112038号公報 特開平5−223016号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたEGR装置では、エンジン負荷が大きくなりコンプレッサで圧縮された新気の圧力が高くなると、EGR装置に流入するEGRガスの流量が減少してしまう。
一方、特許文献2に記載された排ガス再循環装置では、EGRガス供給口からEGRガス混合管内に流入した排ガスは、EGRガス混合管の径方向に沿う速度成分を有するので、EGRガス混合管の軸線方向に流れる新気と衝突してしまう。このため、EGRガスの圧力損失が生じ、EGRガスの流量が減少してしまう。
本発明の少なくとも一実施形態の目的は、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる排ガス還流装置及びエンジンシステムを提供することを目的とする。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、エンジンから排出された排ガスと前記エンジンに供給される新気とを合流させるように構成された排ガス還流装置において、前記新気の流れを受け入れるように構成された新気入口部と、前記新気入口部に連なり、前記新気の流れを絞るように構成された新気絞り部と、前記新気絞り部に連なり、前記新気絞り部とは反対側に開口端を有する円筒形状の内側筒部と、前記排ガスの流れを受け入れるように構成された排ガス入口部と、前記排ガス入口部に連なるとともに前記内側筒部を囲む囲繞部であって、前記排ガスの前記内側筒部の外周面に沿って延在する周方向流路を規定する囲繞部と、前記囲繞部に連なる筒形状の出口部であって、前記内側筒部の開口端から流出した新気の流れと前記周方向流路から流出した排ガスの流れを受け入れるように構成された合流路を規定する出口部とを備え、前記内側筒部の開口端と前記囲繞部との間に、前記内側筒部の開口端に沿って延在して前記周方向流路と前記合流路とを連通する環状の開口が規定されていることを特徴とする排ガス還流装置が提供される。
この構成によれば、新気絞り部により新気の流れが絞られることで、内側筒部の開口端から流出する新気の静圧が低下させられる。このため、より多くの排ガスが周方向流路を通じて合流路に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
一方、この構成によれば、内側筒部が円筒形状を有し、内側筒部に沿って周方向流路から環状の開口を通じて合流路に流入する排ガスの流れ方向が、内側筒部の軸線方向に沿っている。このため、合流路において、排ガスの流れが、内側筒部の軸線方向に沿って内側筒部の開口端から流れ出る新気の流れと衝突することが抑制され、排ガスの圧力損失が抑制される。これによっても、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
幾つかの実施形態では、前記排ガス入口部の流路断面積、前記周方向流路の流路断面積、及び、前記環状の開口の面積は、前記内側筒部の開口端から流出した新気の流速と前記環状の開口から流出した排ガスの流速とが、前記エンジンの負荷が所定の範囲内にあるときに等しくなるように設定されている。
この構成によれば、合流路において新気の流速と排ガスの流速とが等しくなるように設定されているので、新気の流れと排ガスの流れの間で生ずる剪断力が低減され、排ガスの圧力損失が低減される。このため、より多くの排ガスが周方向流路を通じて合流路に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
幾つかの実施形態では、前記出口部の内周面から突出する少なくとも1つの突起部を更に備える。
この構成によれば、突起部によって、新気及び排ガスの流れに渦が発生し、新気と排ガスの混合が促進される。
幾つかの実施形態では、前記周方向流路の流路断面積は、前記内側筒部の周方向にて前記周方向流路が前記排ガスの流れを受け入れるように構成された受け入れ位置から離れるに連れて縮小している。
この構成によれば、環状の開口を通じて周方向流路から環状の開口を通じて合流路に流入する排ガスの流量を、環状の開口の周方向位置によらずに均一にすることができる。このため、排ガスが合流路に円滑に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
幾つかの実施形態では、前記排ガス入口部は、前記排ガスが前記周方向流路の受け入れ位置に対し前記内側筒部の接線方向に沿って流入するように構成されている。
この構成によれば、排ガスが周方向流路の受け入れ位置に対し接線方向沿って流入することにより、排ガスが内側筒部の周方向にて円滑に流れる。このため、環状の開口を通じて合流路に流入する排ガスの流量を、周方向位置によらずにより一層均一にすることができる。このため、排ガスが合流路に円滑に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、エンジンと、前記エンジンから排出された排ガスのうち少なくとも一部を、前記エンジンに供給される新気に合流させるように構成された排ガス還流装置とを備えるエンジンシステムにおいて、前記排ガス還流装置は、前記新気の流れを受け入れるように構成された新気入口部と、前記新気入口部に連なり、前記新気の流れを絞るように構成された新気絞り部と、前記新気絞り部に連なり、前記新気絞り部とは反対側に開口端を有する円筒形状の内側筒部と、前記排ガスの流れを受け入れるように構成された排ガス入口部と、前記排ガス入口部に連なるとともに前記内側筒部を囲む囲繞部であって、前記排ガスの前記内側筒部の外周面に沿って延在する周方向流路を規定する囲繞部と、前記囲繞部に連なる筒形状の出口部であって、前記内側筒部の開口端から流出した新気の流れと前記周方向流路から流出した排ガスの流れを受け入れるように構成された合流路を規定する出口部とを含み、前記内側筒部の開口端と前記囲繞部との間に、前記内側筒部の開口端に沿って延在して前記周方向流路と前記合流路とを連通する環状の開口が規定されていることを特徴とするエンジンシステムが提供される。
この構成によれば、排ガス還流装置において、新気絞り部により新気の流れが絞られることで、内側筒部の開口端から流出する新気の静圧が低下させられる。このため、より多くの排ガスが周方向流路を通じて合流路に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
一方、この構成によれば、内側筒部が円筒形状を有し、内側筒部に沿って周方向流路から環状の開口を通じて合流路に流入する排ガスの流れ方向が、内側筒部の軸線方向に沿っている。このため、合流路において、排ガスの流れが、内側筒部の軸線方向に沿って内側筒部の開口端から流れ出る新気の流れと衝突することが抑制され、排ガスの圧力損失が抑制される。これによっても、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
これらの結果として、エンジンに供給される排ガスの流量を増大させることができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、出口を2つ有するEGR制御弁、スロットルバルブ及び給気用マニホールドが接続される排ガス還流用円筒管と、前記EGR制御弁と前記排ガス還流用円筒管の間に介装される混合促進部とを備え、前記混合促進部は、前記排ガス還流用円筒管に対して相互に異なる2つの接線方向にてそれぞれ接続される2つの連絡管を有し、前記2つの接線方向は、前記排ガス還流用円筒管の横断面視にて鏡映対称であることを特徴とする排ガス還流装置が提供される。
この構成によれば、排ガスが排ガス還流用円筒管内に旋回流を形成することにより、排ガスと新気との混合促進効果が得られる。
幾つかの実施形態では、前記内側筒部には、前記開口端から前記内側筒部の上流側に向けて切り欠かれた切り欠き部が、前記内側筒部の周方向に複数設けられている。
この構成によれば、周方向流路を通った排ガスと内側筒部を通った新気とが合流する際に、開口端から内側筒部の上流側に向けて切り欠かれた切り欠き部によって、排ガスの縦渦が発生する。これにより、圧力損失の発生を抑制しつつ、排ガスと新気の混合を促進することができる。
前記複数の切り欠き部は、前記内側筒部の周方向に等間隔に設けられている。
この構成によれば、排ガスと新気を、周方向位置によらず比較的均一に混合することができる。
前記複数の切り欠き部の各々は、前記内側筒部の軸線方向に平行に切り欠かれている。
この構成によれば、周方向流路を流れる排ガスの旋回成分が比較的小さい場合、あるいは該旋回成分が略存在しない場合に、内側筒部の軸線方向に平行に切り欠かれた切り欠き部によって排ガスの縦渦を効果的に発生させることができる。これにより、周方向流路を流れる排ガスの旋回成分が比較的小さい場合、あるいは該旋回成分が略存在しない場合において、圧力損失の発生を抑制する効果及び排ガスと新気の混合を抑制する効果を高めることができる。
前記複数の切り欠き部の各々は、前記内側筒部の軸線方向に対して前記周方向流路のスクロール方向における下流側に向けて切り欠かれている。
この構成によれば、周方向流路を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合に、内側筒部の軸線方向に対して周方向流路のスクロール方向における下流側に向けて切り欠かれた切り欠き部によって、排ガスの縦渦を効果的に発生させることができる。これにより、周方向流路を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合において、圧力損失の発生を抑制する効果及び排ガスと新気の混合を抑制する効果を高めることができる。
前記内側筒部の径方向における前記開口端と前記囲繞部との間隔が前記内側筒部の周方向に沿って周期的に変化するように、前記開口端が波型形状を有する。
この構成によれば、内側筒部の径方向における開口端と囲繞部との間隔が内側筒部の周方向に沿って周期的に変化するため、排ガスと新気とが合流する位置において、排ガスの縦渦と新気の縦渦とが内側筒部の周方向に沿って交互に発生する。これにより、圧力損失の発生を抑制しつつ排ガスと新気の混合を促進することができる。
幾つかの実施形態では、前記開口端における前記囲繞部との間隔が最小となる第1の位置と前記内側筒部の軸線とを結ぶ直線を直線Aとし、前記開口端における前記囲繞部との間隔が最小となる第2の位置のうち、前記第1の位置に対して前記周方向流路のスクロール方向における下流側に隣接する第2の位置と、前記内側筒部の軸線とを結ぶ直線を直線Bとし、前記開口端における前記囲繞部との間隔が最大となる第3の位置のうち、前記周方向流路の前記スクロール方向において前記第1の位置と前記第2の位置との間に位置する第3の位置と、前記内側筒部の軸線とを結ぶ直線を直線Cとすると、前記直線Aと前記直線Cとがなす角αが前記直線Bと前記直線Cのなす角βよりも大きい。
この構成によれば、α>βを満たすように開口端の波型形状の各波が傾斜しているため、周方向流路を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合に、排ガスの縦渦を効果的に発生させることができる。これにより、周方向流路を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合において、圧力損失の発生を抑制する効果及び排ガスと新気の混合を抑制する効果を高めることができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる排ガス還流装置及びエンジンシステムが提供される。
本発明の少なくとも一実施形態に係る排ガス還流装置が適用されるエンジンシステムの概略的な構成を示す図である。 本発明の少なくとも一実施形態に係る排ガス還流装置を概略的に示す斜視図である。 図2の排ガス還流装置の縦断面を概略的に示す図である。 図3中のIV−IV線に沿う概略的な断面図である。 図3中のV−V線に沿う概略的な断面図である。 幾つかの実施形態に係る排ガス還流装置の縦断面を概略的に示す図である。 図6中のVII−VII線に沿う概略的な断面図である。 図6中の1つの突起部を出口部の一部とともに概略的に示す斜視図である。 図1におけるA部拡大図であって、従来技術における要部断面図である。 図1におけるA部拡大図であって、本発明の一実施形態を概略的に示す要部断面図である。 図10におけるB−B’断面図である。 図3〜図6に示した排ガス還流装置の内側筒部の構成例を示す図であり、内側筒部の開口端の位置での内側筒部の軸線に垂直な断面における、排ガス還流装置の断面斜視図である。 図12に示した内側筒部の切り欠き部を、内側筒部の径方向外側から見た図である。 図12に示した切り欠き部における縦渦の発生の様子を示す模式図である。 図3〜図6に示した排ガス還流装置の内側筒部の他の構成例を示す図であり、内側筒部の開口端の位置での内側筒部の軸線に垂直な断面における、排ガス還流装置の断面斜視図である。 図15に示した内側筒部の切り欠き部を、内側筒部の径方向外側から見た図である。 図15に示した切り欠き部における縦渦の発生の様子を示す模式図である。 図3〜図6に示した排ガス還流装置の内側筒部の構成例を示す図であり、内側筒部の開口端の位置での内側筒部の軸線に垂直な断面における、排ガス還流装置の断面斜視図である。 図18に示した内側筒部の開口端を内側筒部の軸線方向に沿って下流側から見た図である。 図18に示した内側筒部の開口端の内側及び外側における縦渦の発生の様子を示す模式図である。 図3〜図6に示した排ガス還流装置の内側筒部の他の構成例を示す図であり、内側筒部の開口端の位置での内側筒部の軸線に垂直な断面における、排ガス還流装置の断面斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。ただし、この実施形態に記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状及びその相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、従来技術における排ガス還流装置100又は本発明の少なくとも一実施形態に係る排ガス還流装置10が適用されたエンジンシステム12の概略的な構成を示す図である。
図1に示したように、エンジンシステム12は、エンジン14と、排ガス還流装置10とを有する。
排ガス還流装置10は、エンジン14から排出された排ガスのうち少なくとも一部の排ガス(以下、EGRガスとも称する)を、エンジン14に供給される新気に合流させるように構成されている。
幾つかの実施形態では、エンジンシステム12は、ターボチャージャ16を有する。ターボチャージャ16は、相互に連結されたタービン18と圧縮機20とからなり、エンジン14から排出された排ガスの一部のエネルギを利用して、新気を圧縮するように構成されている。
この場合、ターボチャージャ16の圧縮機20と排ガス還流装置10との間に上流側吸気路22が設けられ、上流側吸気路22を通じて、圧縮された新気が排ガス還流装置10に供給されるように構成される。従って、排ガス還流装置10は、ターボチャージャ16によって圧縮された新気にEGRガスを合流させる。
そしてこの場合、エンジン14のシリンダ23に新気及びEGRガスを供給するための給気用マニホールド24と排ガス還流装置10との間に下流側吸気路26が設けられ、下流側吸気路26を通じて、エンジン14に新気とEGRガスの混合ガスが供給される。なお、排ガス還流装置10と給気用マニホールド24は直接接続されていてもよい。
幾つかの実施形態では、上流側吸気路22に、圧縮された新気を冷却するための吸気冷却用熱交換器30が設けられる。
幾つかの実施形態では、エンジン14のシリンダ23から排出された排ガスを集合させる排気用マニホールド28と排ガス還流装置10とを繋ぐ排気還流路32が設けられる。そして、排気還流路32には、EGRガスを冷却するための排気冷却用熱交換器34と、EGRガスの流量を調整するための制御弁36が設けられる。制御弁36の開度は、例えばエンジン14の負荷に応じて調整される。
なおエンジン14のシリンダ23には、図示しない燃料供給機構によって燃料がきょうきゅうされる。燃料は例えば軽油である。
図9は、従来技術における排ガス還流装置100を概略的に示す図である。
排ガス還流装置100には、制御弁36、給気用マニホールド24、及び、スロットルバルブ72が接続されている。制御弁36の出口と排ガス還流装置100とは、2本の管74からなる二股管によって接続されている。2本の管74は、排ガス還流装置100の軸線方向に相互に離間して配置され、排ガス還流装置100に対しそれぞれ径方向に接続されている。
図2は、排ガス還流装置10を概略的に示す斜視図であり、図3は、排ガス還流装置10の縦断面を概略的に示す図であり、図4は、図3中のIV−IV線に沿う概略的な断面図であり、図5は、図3中のV−V線に沿う概略的な断面図である。
図2〜図5に示したように、排ガス還流装置10は、新気入口部38と、新気絞り部40と、内側筒部42と、排ガス入口部44と、囲繞部46と、出口部48とを有する。
新気入口部38は、エンジン14に供給される新気の流れを受け入れるように構成されている。新気入口部38は、例えば円筒形状の筒からなる。幾つかの実施形態では、新気入口部38は、ターボチャージャ16によって圧縮された新気の流れを受け入れるように構成されている。
新気絞り部40は、新気入口部38に連なり、新気の流れを絞るように構成されている。例えば、新気絞り部40は、入口端と、入口端よりも小径の出口端とを有し、新気絞り部40の断面積は、入口端から出口端に向かって徐々に小さくなっている。
内側筒部42は円筒形状を有し、新気絞り部40の出口端に連なっている。内側筒部42は、新気絞り部40とは反対側に開口端52を有する。
排ガス入口部44は、EGRガス(排ガス)の流れを受け入れるように構成されている。例えば、排ガス入口部44は筒形状を有する。
排ガス入口部44に連なるとともに内側筒部42を囲んでいる。囲繞部46は、内側筒部42の外周面に沿って延在する周方向流路54を規定している。
出口部48は、筒形状を有し、囲繞部46に連なっている。出口部48は、内側筒部42の開口端から流出した新気の流れと周方向流路から流出した排ガスの流れを受け入れるように構成された合流路56を規定している。
合流路56と周方向流路54とは、内側筒部42の開口端52と囲繞部46との間に規定された環状の開口58を介して連通している。開口58は、内側筒部42の開口端52に沿って延在しており、合流路56への排ガスの入口として構成されている。
上述した構成によれば、新気絞り部40により新気の流れが絞られることで、内側筒部42の開口端52から流出する新気の静圧が低下させられる。このため、より多くの排ガスが周方向流路54を通じて合流路56に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
一方、上述した構成によれば、内側筒部42が円筒形状を有し、内側筒部42に沿って周方向流路54から環状の開口58を通じて合流路56に流入する排ガスの流れ方向が、内側筒部42の軸線方向に沿っている。このため、合流路56において、排ガスの流れが、内側筒部42の軸線方向に沿って内側筒部42の開口端52から流れ出る新気の流れと衝突することが抑制され、排ガスの圧力損失が抑制される。これによっても、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
かくして、排ガス還流装置10により新気と合流する排ガスの流量が増大させられことで、エンジン14に供給される排ガスの流量を増大させることができる。この結果として、エンジン14から排出されるNOx等を減少させたり、或いは、燃費の向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、内側筒部42の内径及び外径は、内側筒部42の軸線方向にてそれぞれ一定であり、内側筒部42の内周面及び外周面は、内側筒部42の軸線方向にそってそれぞれ延びている。
幾つかの実施形態では、新気絞り部40は、新気絞り部40の入口端と出口端との間に、入口端から出口端に向かって内径が徐々に小さくなるラッパ形状の周壁50を有する。周壁50の断面R形状の外周面は、周方向流路54の内周側の隅を構成しており、周方向流路54における排ガスの流れを円滑にしている。
幾つかの実施形態では、排ガス入口部44の流路断面積、周方向流路54の流路断面積、及び、環状の開口58の面積は、図3に示したように、内側筒部42の開口端52から流出した新気の流速Vaと環状の開口58から流出した排ガスの流速Veとが、エンジン14の負荷が所定の負荷範囲内にあるときに等しくなるように設定されている。
周方向流路54の流路断面積は、内側筒部42の径方向及び軸線方向に沿う断面の面積であり、換言すれば、内側筒部42の周方向と直交する断面の面積である。
例えば、所定の負荷範囲は、65%以上85%以下の範囲である。エンジン14の負荷は、例えば、アクセルの開度と、エンジン14の回転数と、エンジン14の負荷との関係を表すマップデータに、アクセルの開度とエンジン14の回転数を代入することにより求めることができる。
この構成によれば、合流路56において新気の流速Vaと排ガスの流速Veとが等しくなるように設定されているので、新気の流れと排ガスの流れの間で生ずる剪断力が低減され、排ガスの圧力損失が低減される。このため、より多くの排ガスが周方向流路54を通じて合流路56に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
なお、図3中の1点鎖線は、内側筒部42の軸線を示しており、図3中の2点鎖線は、新気の流れと排ガスの流れの境界を概略的に示している。
幾つかの実施形態では、環状の開口58における内側筒部42の開口端52と囲繞部46との間の距離は、内側筒部42の周方向にて一定である。
幾つかの実施形態では、図4に示したように、周方向流路54の流路断面積は、内側筒部42の周方向にて周方向流路54が排ガスの流れを受け入れるように構成された受け入れ位置から離れるに連れて縮小している。
この構成によれば、周方向流路54に流入した排ガスは、矢印60で示したように、周方向流路54に沿って流れながら、矢印62で示したように、環状の開口58を通じて周方向流路54から合流路56に徐々に流入する。このため、環状の開口58を通じて周方向流路54から合流路56に流入する排ガスの流量を、環状の開口58の周方向位置によらずに均一にすることができる。この結果、排ガスが合流路56に円滑に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
なお、図4では、矢印62が内側筒部42の径方向内側に向いているが、実際には、矢印62は、内側筒部42の軸線方向に沿って延びている。
幾つかの実施形態では、排ガス入口部44は、排ガスが周方向流路54の受け入れ位置に対し内側筒部42の接線方向に沿って流入するように構成されている。
この構成によれば、排ガスが周方向流路54の受け入れ位置に対し接線方向沿って流入することにより、排ガスが内側筒部42の周方向にて円滑に流れる。このため、環状の開口58を通じて合流路56に流入する排ガスの流量を、周方向位置によらずにより一層均一にすることができる。このため、排ガスが合流路56に円滑に流入し、新気と合流する排ガスの流量が増大させられる。
図6は、幾つかの実施形態に係る排ガス還流装置64の縦断面を概略的に示す図であり、図7は、図6中のVII−VII線に沿う概略的な断面図である。
図6及び図7に示したように、排ガス還流装置64は、出口部48の内周面から突出する少なくとも1つの突起部66を更に備える。幾つかの実施形態では、複数の突起部66が、出口部48の周方向に配置されている。
この構成によれば、突起部66によって、新気及び排ガスの流れに渦が発生し、新気と排ガスの混合が促進される。
図8は、出口部48の一部とともに、1つの突起部66を概略的に示す斜視図である。図8に示したように、突起部66は、出口部48の軸線方向に沿う方向に長く、且つ、出口部48の径方向に沿って短い、四面体形状を有する。
幾つかの実施形態では、出口部48は囲繞部46側に縮径部68を有し、縮径部68は、内側筒部42の軸線方向にて内側筒部42の開口端52から離れるに連れて縮小する内径を有する。そして、幾つかの実施形態では、出口部48は囲繞部46とは反対側に拡径部70を有し、拡径部70は、内側筒部42の軸線方向にて内側筒部42の開口端52から離れるに連れて拡大する内径を有する。拡径部70によれば、合流路56から流出する新気と排ガスの流れの圧力を調整することができる。
図10は、幾つかの実施形態に係る排ガス還流装置75を概略的に示す断面図であり、図11は、図10におけるB−B’断面図である。
図10の排ガス還流装置75は、図9の排ガス還流装置と比較して、二股管に代えて、混合促進管(混合促進部)76を有する。
より詳しくは、排ガス還流装置75は、出口を2つ有するEGR制御弁36、スロットルバルブ72及び給気用マニホールド24が接続される排ガス還流用円筒管78と、EGR制御弁36と排ガス還流用円筒管78の間に介装される混合促進部76とを有する。
混合促進部76は2つの連絡管80を有し、2つの連絡管80は、排ガス還流用円筒管78に対して相互に異なる2つの接線方向にてそれぞれ接続されている。そして、2つの接線方向は、図11に示すように、排ガス還流用円筒管78の横断面視にて鏡映対称である。換言すれば、2つの連絡管80は、排ガス還流用円筒管78の横断面視にて鏡映対称に配置されている。
この構成によれば、排ガスが排ガス還流用円筒管78内に旋回流を形成することにより、排ガスと新気との混合促進効果が得られる。
幾つかの実施形態では、排ガス還流用円筒管78の横断面視にて、2つの連絡管80の間隔は、排ガス還流用円筒管78に近づくにつれて拡開しており、2つの連絡管80がなす角は90°以下である。また、幾つかの実施形態では、2つの連絡管80は、排ガス還流用円筒管78の軸線方向にて相互に離間している。
図12は、図3〜図6に示した排ガス還流装置10(64)の内側筒部42の構成例を示す図であり、内側筒部42の開口端52の位置での内側筒部42の軸線に垂直な断面における、排ガス還流装置10の断面斜視図である。図13は、図12に示した内側筒部42の切り欠き部82を、内側筒部42の径方向外側から見た図である。図14は、図12に示した切り欠き部82における縦渦の発生の様子を示す模式図である。図15は、図3〜図6に示した排ガス還流装置10の内側筒部42の他の構成例を示す図であり、内側筒部42の開口端52の位置での内側筒部42の軸線に垂直な断面における、排ガス還流装置10の断面斜視図である。図16は、図15に示した内側筒部42の切り欠き部82を、内側筒部42の径方向外側から見た図である。図17は、図15に示した切り欠き部82における縦渦の発生の様子を示す模式図である。
幾つかの実施形態では、例えば図12及び図15に示すように、内側筒部42には、開口端52から内側筒部42の上流側(内側筒部42を流れる新気の流れ方向における上流側)に向けて切り欠かれた切り欠き部82が、内側筒部42の周方向に複数設けられている。
この構成によれば、周方向流路54を通った排ガスと内側筒部42内を通った新気とが合流する際に、開口端52から内側筒部42の上流側に向けて切り欠かれた切り欠き部82によって、図14及び図17に示すように排ガスの縦渦84が発生する。これにより、圧力損失の発生を抑制しつつ、排ガスと新気の混合を促進することができる。
幾つかの実施形態では、図12及び図15に示す複数の切り欠き部82は、内側筒部42の周方向に等間隔に設けられている。この構成によれば、排ガスと新気を、周方向位置によらず比較的均一に混合することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図13に示すように、複数の切り欠き部82の各々は、内側筒部42の軸線方向に平行に切り欠かれている。図12及び図13に示す切り欠き部82は、内側筒部42の外周面と内周面とを接続するとともに内側筒部42の軸線方向に沿って形成される第1接続面86と、第1接続面86と対向する位置に設けられ、内側筒部42の外周面と内周面とを接続するとともに内側筒部42の軸線方向に沿って形成される第2接続面88と、を含む。そして、第1接続面86及び第2接続面88は、互いに平行に、且つ内側筒部42の軸線方向に平行に形成されている。
この構成によれば、周方向流路54を流れる排ガスの旋回成分が比較的小さい場合(例えば図4において、矢印60方向への旋回成分が比較的小さく、矢印62方向への径方向成分及び軸線方向成分が比較的大きい場合)、あるいは該旋回成分が略存在しない場合に、内側筒部42の軸線方向に平行に切り欠かれた切り欠き部82によって排ガスの縦渦84を効果的に発生させることができる。これにより、周方向流路54を流れる排ガスの旋回成分が比較的小さい場合、あるいは該旋回成分が略存在しない場合において、圧力損失の発生を抑制する効果及び排ガスと新気とを混合を促進する効果を高めることができる。
幾つかの実施形態では、例えば図16に示すように、複数の切り欠き部82の各々は、内側筒部42の軸線方向に対して周方向流路54のスクロール方向(図4における矢印60方向であり、内側筒部42の周方向にて周方向流路54が排ガスの流れを受け入れるように構成された受け入れ位置から離れる方向)における下流側に向けて切り欠かれている。図15及び図16に示す切り欠き部82は、内側筒部42の外周面と内周面とを接続するとともに内側筒部42の軸線方向に沿って形成される第1接続面86と、第1接続面86と対向する位置に設けられ、内側筒部42の外周面と内周面とを接続するとともに内側筒部42の軸線方向に沿って形成される第2接続面88と、を含む。そして、第1接続面86及び第2接続面88は、互いに平行に形成されており、内側筒部42の上流側へ向かうにつれて、周方向流路54のスクロール方向における下流側へ傾斜している。
この構成によれば、周方向流路54を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合(図4において、矢印60方向への旋回成分が比較的大きく、矢印62方向への径方向成分及び軸線方向成分が比較的小さい場合)に、内側筒部42の軸線方向に対して周方向流路54のスクロール方向における下流側に向けて切り欠かれた切り欠き部82によって、図17に示すように排ガスの縦渦84を効果的に発生させることができる。これにより、周方向流路54を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合において、圧力損失の発生を抑制する効果及び排ガスと新気の混合を抑制する効果を高めることができる。
図18は、図3〜図6に示した排ガス還流装置10(64)の内側筒部42の構成例を示す図であり、内側筒部42の開口端52の位置での内側筒部42の軸線に垂直な断面における、排ガス還流装置10の断面斜視図である。図19は、図18に示す内側筒部42の開口端52を内側筒部42の軸線方向に沿って下流側から見た図である。
幾つかの実施形態では、例えば図18及び図19に示すように、内側筒部42の径方向における開口端52と囲繞部46との間隔Sが内側筒部42の周方向に沿って周期的に変化するように、開口端52が波型形状を有する。内側筒部42は、開口端52から軸線方向上流側へ向かうにつれて波型形状の波の振幅d(図19参照)が小さくなり、軸線方向における所定位置P0において該振幅dが0となる(円筒形となる)よう構成されている。なお、ここでの振幅dは、図19において、内側筒部42の軸線Oを中心とし後述する第1の位置P1との径方向距離及び第3の位置P3との径方向距離が等しい仮想円bと、第1の位置P1との径方向距離(第3の位置P3との径方向距離)を意味する。
この構成によれば、内側筒部42の径方向における開口端52と囲繞部46との間隔Sが内側筒部42の周方向に沿って周期的に変化するため、排ガスと新気とが合流する位置において、図20に示すように排ガスの縦渦84と新気の縦渦90とが内側筒部42の周方向に沿って交互に発生する。これにより、圧力損失の発生を抑制しつつ排ガスと新気の混合を促進することができる。
なお、図19に示す実施形態では、開口端52における囲繞部46との間隔が最小となる第1の位置P1と内側筒部42の軸線Oとを結ぶ直線を直線Aとし、開口端52における囲繞部46との間隔が最小となる第2の位置のうち、第1の位置P1に対して周方向流路54のスクロール方向における下流側に隣接する第2の位置P2と、内側筒部42の軸線とを結ぶ直線を直線Bとし、開口端52における囲繞部46との間隔が最大となる第3の位置P3のうち、周方向流路54のスクロール方向において第1の位置P1と第2の位置P2との間に位置する第3の位置P3と、内側筒部42の軸線とを結ぶ直線を直線Cとすると、直線Aと直線Cとがなす角αが直線Bと直線Cのなす角βに等しい。
これに対し、例えば図21に示すように、図19に示した実施形態において定義した直線Aと直線Cとがなす角αが直線Bと直線Cのなす角βよりも大きくなるよう内側筒部42の開口端52を形成してもよい。
この構成によれば、α>βを満たすように開口端52の波型形状の各波が傾斜しているため、周方向流路54を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合(図4において、矢印60方向への旋回成分が比較的大きく、矢印62方向への径方向成分及び軸線方向成分が比較的小さい場合)に、排ガスの縦渦84を効果的に発生させることができる。これにより、周方向流路54を流れる排ガスの旋回成分が比較的大きい場合において、圧力損失の発生を抑制する効果及び排ガスと新気の混合を抑制する効果を高めることができる。
本発明は上述した幾つかの実施形態に限定されることはなく、上述した幾つかの実施形態に変形を加えた実施形態も含み、上述した幾つかの実施形態を適宜組み合わせた形態も含む。
10 排ガス還流装置
12 エンジンシステム
14 エンジン
16 ターボチャージャ
18 タービン
20 圧縮機
22 上流側吸気路
24 給気用マニホールド
26 下流側吸気路
28 排気用マニホールド
30 吸気冷却用熱交換器
32 排気還流路
34 排気冷却用熱交換器
36 制御弁
38 新気入口部
40 新気絞り部
42 内側筒部
44 排ガス入口部
46 囲繞部
48 出口部
50 周壁
52 開口端
54 周方向流路
56 合流路
58 開口
72 スロットルバルブ
74 管
76 混合促進部
78 排ガス還流用円筒管
80 連絡管
82 切り欠き部
84 縦渦
86 第1接続面
88 第2接続面
90 縦渦

Claims (13)

  1. エンジンから排出された排ガスと前記エンジンに供給される新気とを合流させるように構成された排ガス還流装置において、
    前記新気の流れを受け入れるように構成された新気入口部と、
    前記新気入口部に連なり、前記新気の流れを絞るように構成された新気絞り部と、
    前記新気絞り部に連なり、前記新気絞り部とは反対側に開口端を有する円筒形状の内側筒部と、
    前記排ガスの流れを受け入れるように構成された排ガス入口部と、
    前記排ガス入口部に連なるとともに前記内側筒部を囲む囲繞部であって、前記排ガスの前記内側筒部の外周面に沿って延在する周方向流路を規定する囲繞部と、
    前記囲繞部に連なる筒形状の出口部であって、前記内側筒部の開口端から流出した新気の流れと前記周方向流路から流出した排ガスの流れを受け入れるように構成された合流路を規定する出口部とを備え、
    前記内側筒部の開口端と前記囲繞部との間に、前記内側筒部の開口端に沿って延在して前記周方向流路と前記合流路とを連通する環状の開口が規定されている
    ことを特徴とする排ガス還流装置。
  2. 前記排ガス入口部の流路断面積、前記周方向流路の流路断面積、及び、前記環状の開口の面積は、前記内側筒部の開口端から流出した新気の流速と前記環状の開口から流出した排ガスの流速とが、前記エンジンの負荷が所定の範囲内にあるときに等しくなるように設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の排ガス還流装置。
  3. 前記出口部の内周面から突出する少なくとも1つの突起部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の排ガス還流装置。
  4. 前記周方向流路の流路断面積は、前記内側筒部の周方向にて前記周方向流路が前記排ガスの流れを受け入れるように構成された受け入れ位置から離れるにつれて縮小している
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の排ガス還流装置。
  5. 前記排ガス入口部は、前記排ガスが前記周方向流路の受け入れ位置に対し前記内側筒部の接線方向に沿って流入するように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の排ガス還流装置。
  6. エンジンと、
    前記エンジンから排出された排ガスのうち少なくとも一部のエネルギを利用して前記エンジンに供給される新気を圧縮するように構成されたターボチャージャと、
    前記エンジンから排出された排ガスのうち少なくとも一部を、前記エンジンに供給される新気に合流させるように構成された排ガス還流装置とを備えるエンジンシステムにおいて、
    前記排ガス還流装置は、
    前記新気の流れを受け入れるように構成された新気入口部と、
    前記新気入口部に連なり、前記新気の流れを絞るように構成された新気絞り部と、
    前記新気絞り部に連なり、前記新気絞り部とは反対側に開口端を有する円筒形状の内側筒部と、
    前記排ガスの流れを受け入れるように構成された排ガス入口部と、
    前記排ガス入口部に連なるとともに前記内側筒部を囲む囲繞部であって、前記排ガスの前記内側筒部の外周面に沿って延在する周方向流路を規定する囲繞部と、
    前記囲繞部に連なる筒形状の出口部であって、前記内側筒部の開口端から流出した新気の流れと前記周方向流路から流出した排ガスの流れを受け入れるように構成された合流路を規定する出口部とを含み、
    前記内側筒部の開口端と前記囲繞部との間に、前記内側筒部の開口端に沿って延在して前記周方向流路と前記合流路とを連通する環状の開口が規定されている
    ことを特徴とするエンジンシステム。
  7. 出口を2つ有するEGR制御弁、スロットルバルブ及び給気用マニホールドが接続される排ガス還流用円筒管と、
    前記EGR制御弁と前記排ガス還流用円筒管の間に介装される混合促進部と
    を備え、
    前記混合促進部は、前記排ガス還流用円筒管に対して相互に異なる2つの接線方向にてそれぞれ接続される2つの連絡管を有し、
    前記2つの接線方向は、前記排ガス還流用円筒管の横断面視にて鏡映対称である
    ことを特徴とする排ガス還流装置。
  8. 前記内側筒部には、前記開口端から前記内側筒部の上流側に向けて切り欠かれた切り欠き部が、前記内側筒部の周方向に複数設けられている請求項1乃至5の何れか1項に記載の排ガス還流装置。
  9. 前記複数の切り欠き部は、前記内側筒部の周方向に等間隔に設けられている請求項8に記載の排ガス還流装置。
  10. 前記複数の切り欠き部の各々は、前記内側筒部の軸線方向に平行に切り欠かれている請求項8又は9に記載の排ガス還流装置。
  11. 前記複数の切り欠き部の各々は、前記内側筒部の軸線方向に対して前記周方向流路のスクロール方向における下流側に向けて切り欠かれている請求項8又は9に記載の排ガス還流装置。
  12. 前記内側筒部の径方向における前記開口端と前記囲繞部との間隔が前記内側筒部の周方向に沿って周期的に変化するように、前記開口端が波型形状を有する請求項1乃至5の何れか1項に記載の排ガス還流装置。
  13. 前記開口端における前記囲繞部との間隔が最小となる第1の位置と前記内側筒部の軸線とを結ぶ直線を直線Aとし、
    前記開口端における前記囲繞部との間隔が最小となる第2の位置のうち、前記第1の位置に対して前記周方向流路のスクロール方向における下流側に隣接する第2の位置と、前記内側筒部の軸線とを結ぶ直線を直線Bとし、
    前記開口端における前記囲繞部との間隔が最大となる第3の位置のうち、前記周方向流路の前記スクロール方向において前記第1の位置と前記第2の位置との間に位置する第3の位置と、前記内側筒部の軸線とを結ぶ直線を直線Cとすると、
    前記直線Aと前記直線Cとがなす角αが前記直線Bと前記直線Cのなす角βよりも大きい請求項12に記載の排ガス還流装置。
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