JP2010222975A - 排気ガス還流装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
排気ガス還流装置に関し、エンジンの出力向上を図りながら、燃費低減を促進し、さらに、排気ガスの性能を向上させることができるようにする。
【解決手段】
車両に搭載されたエンジン1の吸気ガスが流れる吸気管15と排気ガスが流れる排気管23とを接続し、排気ガスの一部を第1EGRガスとして吸気管15に還流させる第1EGR通路24と、吸気管15に湾曲形状に形成された湾曲部22と、湾曲部22に形成された開口であり、且つ、第1EGR通路24の一端部24aが接続されている第1開口部26aとを備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車に用いて好適な、排気ガス還流装置に関するものである。
従来、エンジンの燃焼室から排気通路に排出された排気ガスの一部を、EGR(Exhaust Gas Recirculation)通路を介して吸気通路へ還流させ、燃焼室における混合気の燃焼温度を低下させてNOxの排出量を低減することで、排気ガスの性能を向上させる排気ガス還流装置に関する技術が知られている。なお、このような技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2007−224801号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、同文献の図3中、符号42で示されるように、吸気ガスの流路の流れを阻害する構造が存在するため、吸気の抵抗が増大し、エンジンの出力が不足したり、酸素不足によるすすの増大を引き起こすことで、排気ガスの性能が低下するおそれがある。
また、図13に示すように、一般的な技術として、吸気たる新気が流れる吸気管101に、EGRガスを流入させるためのEGR通路102を接続することが知られている。しかしながら、かかる構成では、主流に比べて流量が少ないEGRガスは、矢印F100に示すように、主流たる新気に押し流されることになる。その結果、図14に示すように、吸気管101の一部の内周壁内にEGRガスが偏ってしまい、新気とEGRガスは均一に混合しない。なお、図14は、EGRガスの分布を示す模式図であり、領域G0〜G4においては、それぞれ吸気中におけるEGRガスの割合が異なっていることを示している。より具体的に、領域G0〜G4におけるEGRガス濃度は、以下の式(1)の関係を満たすようになっている。
0<G1<G2<G3<G4 ・・・(1)
つまり、EGRガス通路から距離L5(図13(A)参照)離れた地点、即ち、リニア空燃比センサ103の設置箇所においても、新気とEGRガスとは均一に混合しない。よって、リニア空燃比センサ103により、吸気ガスに含まれる酸素濃度を正確に検出することができないため、精密なエンジン制御を実施することができず、排気ガスの性能を向上させることはできない。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、エンジンの出力向上を図りながら、燃費低減を促進し、さらに、排気ガスの性能を向上させることができる、排気ガス還流装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の排気ガス還流装置(請求項1)は、車両に搭載されたエンジンの吸気が流れる吸気通路と排気ガスが流れる排気通路とを接続し、該排気ガスの一部を第1還流ガスとして該吸気通路に還流させる第1還流通路と、該吸気通路に湾曲形状に形成された湾曲部と、該湾曲部に形成された開口である第1開口部とを備え、該第1開口部には、該第1還流通路の一端部が接続されていることを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明の排気ガス還流装置(請求項2)は、請求項1に記載の内容において、該第1還流通路の一端部は、該第1還流通路から該湾曲部に流入する該第1還流ガスが該湾曲部の内壁面周方向に沿うように該第1開口部に接続されていることを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の排気ガス還流装置(請求項3)は、請求項1又は2に記載の内容において、該第1還流ガスは、該湾曲部の湾曲外側に流入されることを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の排気ガス還流装置(請求項4)は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の内容において、該排気ガスの一部を第2還流ガスとして該吸気通路に還流させる第2還流通路と、該湾曲部に形成された開口である第2開口部とをさらに備え、該第2開口部には、該第2還流通路の一端部が接続されていることを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の排気ガス還流装置(請求項5)は、請求項4に記載の内容において、該第1開口部と該第2開口部とは、それぞれ対向して形成されていることを特徴としている。
また、請求項6記載の本発明の排気ガス還流装置(請求項6)は、請求項4または5に記載の内容において、該第1還流通路及び該第2還流通路と該排気通路とを接続する共通排ガス還流通路をさらに備え、該第1還流通路,該第2還流通路及び該共通排ガス通路は、該第1還流通路の断面積である第1断面積と該第2還流通路の断面積である第2断面積との和と、該共通排ガス還流通路の断面積である共通断面積とが等しくなるように形成されていることを特徴としている。
本発明の排気ガス還流装置(請求項1)によれば、吸気の流れが偏向する湾曲部に排気ガスを流入させるため、吸気と第1還流ガスとの混合を促進することができ、燃費低減を促進し、排気ガスの性能を向上させることができる。
また、本発明の排気ガス還流装置(請求項2)によれば、第1還流ガスが、湾曲部の内周面を沿うように流入されるため、湾曲部及び湾曲部下流の吸気通路内に旋回流を生じさせることができる。したがって、湾曲部及び湾曲部下流において、吸気と第1還流ガスとの混合をさらに促進することができる。
また、本発明の排気ガス還流装置(請求項3)によれば、湾曲部内において、吸気が偏る湾曲部の外側に第1還流ガスを流入させたので、吸気と第1還流ガスの混合を効率よく行える。
また、本発明の排気ガス還流装置(請求項4)によれば、湾曲部に、第1還流ガスと共に、第2還流ガスを流入させることで、両還流ガスの相互作用を得ることができる。そのため、乱流或いは旋回流等を引き起こすことができ、吸気ガス,第1還流ガス及び第2還流ガスが互いに混合することを促進させることができる。
また、本発明の排気ガス還流装置(請求項5)によれば、吸気ガスに流入する第1還流ガスと、同じく吸気ガスに流入する第2還流ガスとを、互いに反対側面から混入させることで、衝突等、相互に作用させることができる。そのため、乱流或いは旋回流等を引き起こすことができ、吸気ガス、第1還流ガス及び第2還流ガスが互いに混合することを促進させることができる。
また、本発明の排気ガス還流装置(請求項6)によれば、共通断面積と、第1断面積と第2断面積との和を等しくしているため、第1還流通路及び第2還流通路においても、共通排ガス通路の流速を担保することができる。
本発明の第1実施形態における内燃機関の排気ガス還流装置の全体構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態における湾曲部を示す模式図である。 本発明の第1実施形態における吸気管長手方向のEGRガスの流れを示す模式図(A)であって、(B)はa−a断面を示す図である。 本発明の第2実施形態における図3(B)に相当する模式的な断面図である。 本発明の第3実施形態における図3(B)に相当する模式的な断面図である。 本発明の第4実施形態における吸気管長手方向のEGRガスの流れを示す模式図(A)であって、(B)はc−c断面を示す図である。 本発明の第5実施形態における図6(B)に相当する模式的な断面図である。 本発明の第6実施形態における図6(B)に相当する模式的な断面図である。 本発明の第1実施形態における図3(A)のb−b断面での、吸気ガス中のEGRガスの分布を示す模式図である。 本発明の第4実施形態における図6(A)のd−d断面での、吸気ガス中のEGRガスの分布を示す模式図である。 本発明の第5実施形態における図10に相当する模式図である。 本発明の第6実施形態における図10に相当する模式図である。 従来技術における吸気管長手方向のEGRガスの流れを示す模式図(A)であって、(B)はe−e断面を示す図である。 従来技術における図13(A)のf−f断面での、吸気ガス中のEGRガスの分布を示す模式図である。
[第1実施形態]
以下、図面により、本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、自動車VEに搭載された4気筒のディーゼルエンジン1(以下「エンジン」という)は、シリンダヘッド2とシリンダブロック3とロッカーカバー4とを主に有して構成されている。
また、エンジン1の燃焼室7には、サプライポンプ5によってコモンレール6に圧送され、高圧となった燃料がインジェクタ27から噴射されるようになっている。
シリンダヘッド2には、燃焼室7に臨んで吸気ポート8及び排気ポート9が形成されている。そして、吸気ポート8には吸気マニホールド10が接続されるとともに、排気ポート9には排気マニホールド11が接続されている。また、吸気ポート8及び排気ポート9はそれぞれ、吸気バルブ12又は排気バルブ13で開閉されるようになっている。
吸気マニホールド10の上流側には、サージタンク14を介して吸気管(吸気通路)15が接続されている。
この吸気管15には、上流側から順に、エアクリーナ16、吸気温センサ17、ターボチャージャ18、インタークーラ19及びスロットルバルブ20、リニア空燃比センサ(Linear A/F Sensor,以下「LAFS」という)21が設けられている。
エアクリーナ16は、自動車VEの外部から吸入した新気を濾過することで、新気に含まれている異物を取り除くものである。
吸気温センサ17は、自動車VEの外部から吸入した吸気ガスの温度を検出するものである。以下、混合ガスとは、新気、及び、後述する第1EGRガス及び/又は第2EGRガスが混合しているガスの意である。また、吸気ガスとは、新気及び/又は混合ガスの意である。
また、ターボチャージャ18は、吸気圧を高めるものであって、コンプレッサ(図示略)とタービン(図示略)とを有している。そして、タービンが排気ガスの流れにより回転駆動され、タービンと同軸上に連結されたコンプレッサがタービンと一体に回転駆動することで過給し、吸気圧を高めるようになっている。
また、インタークーラ19は、ターボチャージャ18で圧縮された吸気を冷却するものである。
また、スロットルバルブ20は、インタークーラ19を通過した新気の流量を調整することで、後述する第1EGR通路24(第1還流通路)を流れる第1EGRガスの量を間接的に調整するようになっている。
一方、排気マニホールド11の下流側には排気管(排気通路)23が接続されており、排気管23には、上流側から順に、ターボチャージャ18のタービン、排気浄化装置(図示略)、及び、NOxトラップ触媒(図示略)が設けられている。
排気浄化装置は、酸化触媒(いわゆるDOC(Diesel Oxidation Catalyst);図示略)と、この酸化触媒よりも下流に位置するディーゼルパティキュレートフィルタ(いわゆるDPF(Diesel Particulate Filter);図示略)とを有している。そして、この排気浄化装置は、酸化触媒に燃料が供給され酸化反応することにより生じる反応熱をDPFへ流入させてDPFを昇温させ、DPFが捕集した粒子状物質(PM;Particulate Matter)を燃焼,除去するようになっている。
NOxトラップ触媒は、排気ガス中のNOxを一時的に吸蔵し、その後、その吸蔵したNOxを還元雰囲気中で間欠的に還元することで浄化するようになっている。
また、スロットルバルブ20及びLAFS21間の吸気管15と、ターボチャージャ18よりも上流側の排気管23とが、第1EGR通路24により接続されている。つまり、この第1EGR通路24は、排気ガスの一部を第1EGRガスとして排気管23から吸気管15へと還流させる管路である。
また、第1EGR通路24には、第1EGRガスを冷却するEGRクーラ25が設けられている。
そして、吸気管15には、スロットルバブル20とLAFS21との間に湾曲形状に形成された湾曲部22が設けられている。この湾曲部22の径方向断面形状は円形に形成されている。図2に示すように、この湾曲部22は、第1湾曲半径R1で湾曲する内側湾曲部28と、第1湾曲半径R1よりも大きな第2湾曲半径R2で湾曲する外側湾曲部29とを有している。また、湾曲部22には、開口である第1開口部26aが形成されている。
また、この第1開口部26aは、外側湾曲部29に設けられており、且つ、第1開口部26aには、第1EGR通路24の一端部24aが接続されている。この第1EGR通路24により、湾曲部22内に第1EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第1EGRガスとを混合させるようになっている。なお、この混合ガス(新気+第1EGRガス)は、湾曲部22から下流方向(即ち、エンジン1側)に流れていく。
さらに、図3(A)の矢印F1及び図3(B)の矢印F2で示すように、第1EGR通路24から湾曲部22に流入する第1EGRガスは、湾曲部22の内周面に旋回流を生じさせるため、湾曲部22の内壁面周方向に沿って流れるようになっている。具体的には、湾曲部22の中心軸C1方向と直行する方向、且つ、湾曲部22の中心線C2から所定距離L1オフセットさせた位置に、第1EGR通路24の中心軸C3を設けている。そして、この第1EGR通路24から、第1EGRガスが湾曲部22内に流入するようになっている。
本発明の第1実施形態にかかる排気ガス還流装置は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果を奏する。
まず、湾曲形状に形成された湾曲部22により、主流たる新気の流れに偏向が生じる。そして、この偏向が発生している湾曲部22に第1EGR通路24と吸気管15との合流区間となる第1開口部26aを設けることで、第1EGRガスと新気との混合を促進することができる。したがって、第1EGRガスと新気とをむらなく均一に混合することができ、第1開口部26aの下流に設けたLAFS21により、混合ガスの酸素濃度を正確に測定でき、精密なエンジン制御を実現することもできる。よって、エンジン1の出力向上を図りながら、燃費低減を促進し、さらに、排気ガスの性能を向上させることができる。
また、湾曲部22内において、吸気が湾曲外側に偏るため外側湾曲部29近傍における気圧が内側湾曲部28近傍における気圧よりも高くなる。湾曲部22の第1開口部26aは、外側湾曲部29に設けられており、第1開口部26aには、第1EGR通路24の一端部24aが接続されている。故に、第1EGRガスを、このような湾曲部22内の気圧が比較的高い部分、即ち、吸気が集まる外側湾曲部29近傍に流入させることで混合の効率が向上し、混合した吸気と第1EGRガスを、湾曲部22内の気圧が比較的低い方向、即ち、内側湾曲部28の方向へ誘導し、吸気の圧力差を抑制しながら第1EGRガスと新気との混合を促進することができる。
また、第1EGRガスが、湾曲部22の内周面を沿うように流入されるようになっているため、第1EGRガスが流入する湾曲部22及びその下流の吸気管15内に旋回流を生じさせることができる。よって、新気と第1EGRガスの混合を促進することができる。その結果、第1EGRガスと新気とは、図9に示すように、吸気管15内にどちらかのガスが偏って分布してしまうことがない状態を保ちながら混ざり合い、LAFS21に達するまでに両ガスは均一に混合する。故に、第1EGRガスと新気とを混合させた位置、即ち、第1開口部26aからLAFS21までの距離を短くすることもできる。
ここで、第1EGR通路24から距離L6(図3参照)離れた位置における吸気ガス中の第1EGRガスは、例えば図9に示すように、吸気管15内に偏ることなく分布する。なお、この図9中に示される他、前述した図14及び後述する図10〜図12中に示されているG0〜G4の領域は、同一の領域では、吸気ガス中の混合EGRガス(第1EGRガス及び/又は後述する第2EGRガス)の分布割合が同等であることを示している。
そして、第1EGR通路24から距離L5(図3参照)離れた位置、即ち、LAFS21の位置では、第1EGRガスは新気と均一に混合する。
また、エンジン1の各気筒へ供給される混合ガス内に含まれる第1EGRガスの割合(即ち、混合割合)をほぼ等しくすることができるため、各気筒の出力や各気筒から排出される排気ガスの成分を均一にでき、エンジンの振動低減や正確なエミッションコントロールが可能となる。
また、本実施形態に係る本発明によれば、LAFS21を吸気管15に設けているため、吸気ガスの量や吸気ガスの流速によってエンジン制御を行なう場合と比して、吸気ガス中の酸素量を直接的に検出することができるため、より正確なエンジン制御を実施することができる。
また、本実施形態に係る本発明によれば、先行技術文献として例示した特許文献1で用いられている吸気ガスの流路を阻害する構造を必要としないため、吸気ガスの流れの抵抗を小さくできる。
[第2実施形態]
次に、主に図4を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第1実施形態における図3(B)に相当する模式的な断面図である。なお、その他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と重複する部分については説明を省略すると共に、第1実施形態と同じ装置や部材等は、第1実施形態の説明と同一の符号を付して説明する。
本実施形態では、第1実施形態と比べて、湾曲部22を通過する新気の流速に対し、湾曲部22に流入する第1EGRガスの流速が相対的に速くなっている。つまり、本実施形態の新気の流速VNinB,本実施形態の第1EGRガスの流速VegrB,第1実施形態の新気の流速VNinA及び第1実施形態の第1EGRガスの流速VegrAとの間には、以下の式(2)に示す関係が成立している。
NinB−VegrB≦VNinA−VegrA ・・・(2)
また、湾曲部22には、開口である第1開口部26bが形成されており、この第1開口部26bに第1EGR通路24の一端部24bが接続されている。
また、第1開口部26bの開口面積は、第1実施形態の第1開口部26aの開口面積よりも小さくなっている。具体的には、第1実施形態の第1開口部26aの周方向の長さ(図3(B)の点線距離)と比べて、本実施形態の第1開口部26bの周方向の長さ(図4の点線距離)を短くしている。
また、図4の矢印F3に示すように、第1EGR通路24から湾曲部22に流入する第1EGRガスは、湾曲部22の内周面に旋回流を生じさせるため、湾曲部22の内壁面周方向に沿って流れるようになっている。具体的には、湾曲部22の中心線C2から所定距離L2オフセットさせた位置に、第1EGR通路24の中心軸C4を設けている。そして、この第1EGR通路24から、第1EGRガスが湾曲部22内に流入するようになっている。
このような本実施形態にかかる排気ガス還流装置によれば、第1実施形態により得られる作用・効果の他、以下の作用・効果を得ることができる。
具体的には、第1開口部26bの周方向長さを適宜設定することで、第1実施形態の第1EGRガスの流速VegrAに対し、湾曲部22に流入する第1EGRガスの流速VegrBが、新気との関係で相対的に速い場合でも、新気と第1EGRガスの混合を促進することができる。つまり、新気及び第1EGRガスの各々の流量、流速等に応じて、第1開口部26bの開口面積、即ち、新気と第1EGRガスとが合流する領域の面積を決定できるようになっている。したがって、新気と第1EGRガスとの混合を促進することができる。
例えば、第1EGRガスの流量が少なくなる場合や流速が遅い場合には、第1EGRガスが湾曲部22を流れる新気に押し退けられ易く、混合を促進させることが一般的には困難となる。その様な場合には、第1実施形態のように、新気と第1EGRガスとが合流する領域を増大させることで、両ガスの混合を促進させることができる。また、逆に、第1EGRガスの流量が多くなる場合や流速が速い場合には、本実施形態のように、かかる合流領域を減少させることで、新気と第1EGRガスとの混合を促進させることができる。
[第3実施形態]
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、本発明の第1実施形態における図3(B)に相当する模式的な断面図である。なお、その他の構成は前述した第1実施形態及びと同様であるため、第1実施形態と重複する部分については説明を省略すると共に、第1実施形態と同じ装置や部材等は、第1実施形態の説明と同一の符号を付して説明する。
本実施形態の湾曲部22は、湾曲部22の中心線C2を境に、一方周面33及び他方周面34を有する。また、湾曲部22には、開口である第1開口部26d及び第2開口部30aが形成されている。また、これらの第1開口部26d及び第2開口部30aは共に一方周面33に設けられている。さらに、第1開口部26dは、外側湾曲部29に設けられており、且つ、この第1開口部26aには、第1EGR通路24の一端部24dが接続されている。
また、第1EGR通路24により、湾曲部22内に第1EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第1EGRガスとを混合させるようになっている。
また、第2開口部30aには、第2EGR通路31(第2還流通路)の一端部31aが接続されている。この第2EGR通路31により、湾曲部22内に第2EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第2EGRガスとを混合させるようになっている。
また、図5の矢印F5に示すように、第1EGR通路24から湾曲部22に流入する第1EGRガスは、湾曲部22の内周面に旋回流を生じさせるため、湾曲部22の内壁面周方向に沿うようになっている。また、図5の矢印F6に示すように、第2EGR通路31から湾曲部22に流入する第2EGRガスは、第1EGRガスの流れと共に、湾曲部22の内壁面周方向に沿うようになっている。
また、本実施形態では、分流前EGR通路(共通排ガス還流通路)32が第1EGR通路24及び第2EGR通路31に形成されている。この分流前EGR通路32は、第1EGR通路24と第2EGR通路31とが一体に形成された部分であって、第1EGRガス及び第2EGRガスが流れる管路である。また、この分流前EGR通路32の断面積である共通断面積A3は、下式(3)に示されるように、第1EGR通路24の断面積である第1断面積A1と第2EGR通路31の断面積である第2断面積A2との和と等しくなるよう形成されている。
A3=A1+A2 ・・・(3)
このような本実施形態にかかる排気ガス還流装置によれば、第1実施形態により得られる効果の他、以下の効果を得ることができる。
第1EGRガスと共に、第2EGRガスとを、同一側面たる一方周面33から湾曲部22に混入させることで、この湾曲部22内に旋回流を生じさせることができ、両ガスの相互作用を得ることができる。これにより、第1EGRガス、第2EGRガス及び新気が互いに混合することを促進させることができる。
また、共通断面積A3と、第1断面積A1と第2断面積A2との和を等しくしているため、第1EGR通路24及び第2EGR通路31においても、分流前EGR通路32の流速を担保することができる。
[第4実施形態]
次に、図6を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。図6は、本発明の第1実施形態における図3に相当する模式図である。なお、その他の構成は前述した第1実施形態及びと同様であるため、第1実施形態と重複する部分については説明を省略すると共に、第1実施形態と同じ装置や部材等は、第1実施形態の説明と同一の符号を付して説明する。
本実施形態の湾曲部22は、湾曲部22の中心線C2を境に、一方周面33及び他方周面34を有する。そして、一方周面33には、開口である第1開口部26eが形成されており、他方周面34には、第2開口部30bが形成されている。さらに、両開口部26e,30bは、中心線C2に直交する中心線C6上に設けられている。
また、第1開口部26eには、第1EGR通路24の一端部24eが接続されている。そして、第1EGR通路24により、湾曲部22内に第1EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第1EGRガスとを混合させるようになっている。
また、第2開口部30bには、第2EGR通路31の一端部31bが接続されている。この第2EGR通路31により、湾曲部22内に第2EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第1EGRガスとを混合させるようになっている。
つまり、図6の矢印F7及び矢印F8に示すように、第1EGR通路24から湾曲部22に流入する第1EGRガスと、第2EGR通路31から湾曲部22に流入する第2EGRガスとは、湾曲部22の内部で衝突し、乱流を生じさせるようになっている。
また、本実施形態では、第1EGR通路24及び第2EGR通路31と排気管23とを接続する分流前EGR通路32をさらに備える。そして、第1EGR通路24、第2EGR通路31及び分流前EGR通路32は、第1EGR通路24の断面積である第1断面積A1と第2EGR通路31の断面積である第2断面積A2との和と、分流前EGR通路32の断面積である共通断面積A3とが等しくなるように(A1+A2=A3)形成されている。
このような本実施形態にかかる排気ガス還流装置によれば、以下の効果を得ることができる。
湾曲部22に、第1EGRガスと共に、第2EGRガスとを、反対側面たる一方周面33及び他方周面34から混入させることで、両ガスを衝突させることで、乱流を生じさせることができる。そのため、第1EGRガス、第2EGRガス及び新気が互いに混合することを促進させることができる。具体的には、混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)と新気とは、図10に示すように、吸気管15内にどちらかのガスが偏って分布してしまうことがない状態を保ちながら混ざり合い、LAFS21に達するまでに両ガスは均一に混合する。故に、第1EGRガス及び第2EGRガスと新気とを混合させた位置、即ち、第1開口部26e及び第2開口部30bからLAFS21までの距離(図6(A)中符号L5)を短くすることもできる。なお、湾曲部22よりも下流側における吸気管15にLAFS21を設けることで、吸気ガスに含まれる酸素濃度を正確に検出することができるため、精密なエンジン制御を実施することができる。
ここで、第1EGR通路24及び第2EGR通路31から距離L6(図6(A)参照)離れた位置における吸気ガス中の混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)は、例えば図10に示すように、吸気管15内に偏ることなく分布する。そして、第1EGR通路24から距離L5(図6(A)参照)離れた位置、即ち、LAFS21の位置では、吸気ガス中の混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)は、新気と均一に混合する。
また、共通断面積A3と、第1断面積A1と第2断面積A2との和を等しくしているため、第1EGR通路24及び第2EGR通路31においても、分流前EGR通路32の流速を担保することができる。
[第5実施形態]
次に、図7を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態における図6(B)に相当する模式的な断面図である。なお、その他の構成は前述した第4実施形態と同様である。また、第1実施形態と重複する部分については説明を省略すると共に、第1実施形態と同じ装置や部材等は、第1実施形態の説明と同一の符号を付して説明する。
本実施形態の湾曲部22は、湾曲部22の中心線C2を境に、一方周面33及び他方周面34を有する。そして、一方周面33には、開口である第1開口部26fが形成されており、他方周面34には、第2開口部30cが形成されている。
また、第1開口部26fには、第1EGR通路24の一端部24fが接続されている。そして、第1EGR通路24により、湾曲部22内に第1EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第1EGRガスとを混合させるようになっている。
また、第2開口部30cには、第2EGR通路31の一端部31cが接続されている。この第2EGR通路31により、湾曲部22内に第2EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第1EGRガスとを混合させるようになっている。
そして、第1開口部26fの中心点O1と、第2開口部30cの中心点O2とは、所定距離L4オフセットしている。これにより、図7の矢印F9及び矢印F10に示すように、第1EGR通路24から湾曲部22に流入する第1EGRガスと、第2EGR通路31から湾曲部22に流入する第2EGRガスとは、湾曲部22の内部でオフセット衝突し、乱流・旋回流を生じさせるようになっている。
また、本実施形態においても、図6を用いて説明した第4実施形態と同様に、分流前EGR通路32は、その共通断面積A3が、上式(3)に示されるように、第1EGR通路24の断面積である第1断面積A1と第2EGR通路31の断面積である第2断面積A2との和と等しくなるよう形成されている。
このような本実施形態にかかる排気ガス還流装置によれば、以下の効果を得ることができる。
湾曲部22に、第1EGRガスと共に、第2EGRガスとを、反対側面たる一方周面33及び他方周面34から、所定距離L4オフセットして混入させることで、湾曲部22に乱流・旋回流を生じさせることができる。これにより、第1EGRガス、第2EGRガス及び新気が互いに混合することを促進させることができる。具体的には、混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)と新気とは、図11に示すように、吸気管15内にどちらかのガスが偏って分布しまうことがない状態を保ちながら混ざり合い、LAFS21に達するまでに両ガスは均一に混合する。故に、第1EGRガスと新気とを混合させた位置、即ち、第1開口部26f及び第2開口部30cからLAFS21までの距離を短くすることもできる。なお、湾曲部22よりも下流側における吸気管15にLAFS21を設けることで、吸気ガスに含まれる酸素濃度を正確に検出することができるため、精密なエンジン制御を実施することができる。
ここで、第1EGR通路24及び第2EGR通路31から距離L6(図6(A)参照)離れた位置における吸気ガス中の混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)は、例えば図11に示すように、吸気管15内に偏ることなく分布する。そして、第1EGR通路24から距離L5(図6(A)参照)離れた位置、即ち、LAFS21の位置では、吸気ガス中の混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)は、新気と均一に混合する。
また、共通断面積A3と、第1断面積A1と第2断面積A2との和を等しくしているため、第1EGR通路24及び第2EGR通路31においても、分流前EGR通路32の流速を担保することができる。
[第6実施形態]
次に、図8を参照して、本発明の第6実施形態について説明する。図8は、本発明の第4実施形態における図6(B)に相当する模式図である。なお、その他の構成は前述した第4実施形態と同様である。また、第1実施形態と重複する部分については説明を省略すると共に、第1実施形態と同じ装置や部材等は、第1実施形態の説明と同一の符号を付して説明する。
本実施形態の湾曲部22は、湾曲部22の中心線C2を境に、一方周面33及び他方周面34を有する。そして、一方周面33には、開口である第1開口部26gが形成されており、他方周面34には、第2開口部30dが形成されている。
また、第1開口部26gには、第1EGR通路24の一端部24gが接続されている。そして、第1EGR通路24により、湾曲部22内に第1EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第1EGRガスとを混合させるようになっている。
また、第2開口部30dには、第2EGR通路31の一端部31dが接続されている。この第2EGR通路31により、湾曲部22内に第2EGRガスを流入させ、湾曲部22の内部を流れる新気と第2EGRガスとを混合させるようになっている。
また、第1開口部26g及び第2開口部30dは、外側湾曲部29に設けられている。そのため、図5の矢印F11及び矢印F12に示すように、第1EGR通路24から湾曲部22に流入する第1EGRガスと、第2EGR通路31から湾曲部22に流入する第2EGRガスとは、湾曲部22の内部で衝突しながら互いに巻き上がり、乱流・旋回流を生じさせるようになっている。
また、本実施形態においても、図6を用いて説明した第4実施形態と同様に、分流前EGR通路32は、その共通断面積A3が、上式(3)に示されるように、第1EGR通路24の断面積である第1断面積A1と第2EGR通路31の断面積である第2断面積A2との和と等しくなるよう形成されている。
このような本実施形態にかかる排気ガス還流装置によれば、以下の効果を得ることができる。
湾曲部22に、第1開口部26g及び第2開口部30dは、共に外側湾曲部29に設けられている。そのため、湾曲部22内において、外側湾曲部29近傍における気圧を内側湾曲部28近傍における気圧よりも高くすることが可能となる。さらに、第1開口部26g及び第2開口部30dは、互い反対周面たる一方周面33及び他方周面34に設けられている。故に、第1EGRガス及び第2EGRガスを、湾曲部22内の気圧が比較的高い部分、即ち、外側湾曲部29近傍に流入させることで、第1EGRガス及び第2EGRガスを、湾曲部22内の気圧が比較的低い方向、即ち、内側湾曲部28の方向へ誘導し、第1EGRガスと新気との混合を促進することができる。具体的には、混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)と新気とは、図12に示すように、吸気管15内にどちらかのガスが偏って分布しまうことがない状態を保ちながら混ざり合い、LAFS21に達するまでに両ガスは均一に混合する。故に、第1EGRガスと新気とを混合させた位置、即ち、第1開口部26g及び第2開口部30dからLAFS21までの距離を短くすることもできる。なお、吸気管15にLAFS21を設けることで、吸気ガスに含まれる酸素濃度を正確に検出することができるため、精密なエンジン制御を実施することができる。
ここで、第1EGR通路24及び第2EGR通路31から距離L6(図6(A)参照)離れた位置における吸気ガス中の混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)は、例えば図12に示すように、吸気管15内に偏ることなく分布する。そして、第1EGR通路24から距離L5(図6(A)参照)離れた位置、即ち、LAFS21の位置では、吸気ガス中の混合EGRガス(第1EGRガス+第2EGRガス)は、新気と均一に混合する。
また、共通断面積A3と、第1断面積A1と第2断面積A2との和を等しくしているため、第1EGR通路24及び第2EGR通路31においても、分流前EGR通路32の流速を担保することができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上述の実施形態においてはディーゼルエンジンであるエンジン1に対して適用されているが、例えば、ガソリンエンジンに対して適用しても良い。
また、上述の実施形態においてはエンジン1が4気筒である場合を説明したが、このような場合に限定するものではない。例えば、エンジン1が単気筒,2気筒或いは3気筒であっても良いし、5気筒以上であっても良い。
また、上記(2)及び(3)式は、第1実施形態,第2実施形態及び第3実施形態における新気の流速(VNinA,VNinB,VNinC)と、第1実施形態,第2実施形態及び第3実施形態における第1EGRガスの流速(VegrA,VegrB,VegrC)でそれぞれの実施形態の関係を規定したが、これらの流速に限るものではない。つまり、これらの流速と相関関係にある要素であればいずれの要素を用いてもよい。例えば、第1EGRガスの流速が遅い場合には第1EGRガスの流量は少なくなり、逆に、第1EGRガスの流速が速い場合には第1EGRガスの流量は多くなる、というように、これらの流速と流量はともに相関性があるため、以下の(4)及び(5)式で表される。
NinB−FegrB≧FNinA−FegrA ・・・(4)
NinC−FegrC≧FNinB−FegrB ・・・(5)
第1実施形態における新気の流量: FNinA
第2実施形態における新気の流量: FNinB
第3実施形態における新気の流量: FNinC
第1実施形態における第1EGRガスの流量: FegrA
第2実施形態における第1EGRガスの流量: FegrB
第3実施形態における第1EGRガスの流量: FegrC
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
1 エンジン
15 吸気管(吸気通路)
22 湾曲部
23 排気管(排気通路)
24 第1EGR通路(第1還流通路)
24a,24b,24c,24d,24e,24f,24g 第1EGR通路の一端部(第1還流通路の一端部)
26a,26b,26c,26d,26e,26f,26g 第1開口部
30a,30b,30c,30d 第2開口部
31 第2EGR通路(第2還流通路)
31a,31b,31c,31d 第2EGR通路の一端部(第2還流通路の一端部)
32 分流前EGR通路(共通排ガス還流通路)
R1 第1湾曲半径
R2 第2湾曲半径
A1 第1断面積
A2 第2断面積
A3 共通断面積

Claims (6)

  1. 車両に搭載されたエンジンの吸気が流れる吸気通路と排気ガスが流れる排気通路とを接続し、該排気ガスの一部を第1還流ガスとして該吸気通路に還流させる第1還流通路と、
    該吸気通路に湾曲形状に形成された湾曲部と、
    該湾曲部に形成された開口である第1開口部とを備え、
    該第1開口部には、該第1還流通路の一端部が接続されている
    ことを特徴とする、排気ガス還流装置。
  2. 該第1還流通路の一端部は、該第1還流通路から該湾曲部に流入する該第1還流ガスが該湾曲部の内壁面周方向に沿うように該第1開口部に接続されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の排気ガス還流装置。
  3. 該第1還流ガスは、該湾曲部の湾曲外側に流入される
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の排気ガス還流装置。
  4. 該排気ガスの一部を第2還流ガスとして該吸気通路に還流させる第2還流通路と、
    該湾曲部に形成された開口である第2開口部とをさらに備え、
    該第2開口部には、該第2還流通路の一端部が接続されている
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の排気ガス還流装置。
  5. 該第1開口部と該第2開口部とは、それぞれ対向して形成されている
    ことを特徴とする、請求項4記載の排気ガス還流装置。
  6. 該第1還流通路及び該第2還流通路と該排気通路とを接続する共通排ガス還流通路をさらに備え、
    該第1還流通路,該第2還流通路及び該共通排ガス通路は、
    該第1還流通路の断面積である第1断面積と該第2還流通路の断面積である第2断面積との和と、該共通排ガス還流通路の断面積である共通断面積とが等しくなるように形成されている
    ことを特徴とする、請求項4または5に記載の排気ガス還流装置。
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