JP2015142896A - ガス燃焼触媒用組成物、触媒層を含む支持体の製造方法、及びガス燃焼触媒 - Google Patents

ガス燃焼触媒用組成物、触媒層を含む支持体の製造方法、及びガス燃焼触媒 Download PDF

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Abstract

【課題】支持体への密着性が高い触媒層を支持体に形成するのに適したガス燃焼触媒用組成物を提供する。
【解決手段】本発明のガス燃焼触媒用組成物は、触媒と、ベーマイト粒子と、極性溶媒とを含有する。触媒は、周期表の第7族〜第11族に属する元素からなる金属及び/又は前記金属を含む合金と、前記金属又は前記合金を担持している金属酸化物である担体とを含んでいる。また、触媒のBET比表面積が30m2/g以上である。BET比表面積が30m2/g以上の触媒とベーマイト粒子とが極性溶媒中で共存していることにより、支持体への密着性が高い触媒層を支持体に形成できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガス燃焼触媒用組成物、触媒層を含む支持体の製造方法、及びガス燃焼触媒に関する。
水素、炭化水素、一酸化炭素等のガスの燃焼に対する触媒が広く知られている。例えば、特許文献1には、水素製造プラントなどで排ガス中の水素を燃焼処理するための水素燃焼触媒が開示されている。この水素燃焼触媒は、ウォッシュコート層を備える担体に触媒金属が担持されている。ウォッシュコート層は、複数の結晶構造を有するジルコニアと酸化タングステンとからなっている。これにより、長期間使用しても触媒の活性が低下しにくくなっている。
特許文献2には、無機酸化物からなる担体に触媒金属が担持された水素燃焼触媒が開示されている。担体の表面の水酸基が所定の官能基で修飾されている。これにより、低温での反応が要求される場合でも、生成水が触媒に吸着することによる活性低下が防止されている。
特許文献3には、触媒を用いた可燃性ガス燃料の燃焼に伴う熱によって発生した局部的な温度差を、熱電変換材料を利用して電気エネルギーに変換する熱電発電デバイスが記載されている。貴金属が分散した、アルミナ又は酸化スズ等の酸化物の触媒用粉末をビークルと混合してペースト状の機能性材料が調製されている。このペースト状の機能性材料がディスペンサを用いて所定の位置に塗布されて微細パターンが形成されている。特許文献4には、このような微細パターンの形成方法が開示されている。
特開2013−27811号公報 特開2011−139991号公報 特開2012−105512号公報 特開2006−47276号公報
支持体にガス燃焼用触媒の触媒層を形成するために、流動性を有するガス燃焼触媒用組成物を調製することが考えられる。この場合、ガス燃焼触媒用組成物は、触媒層の支持体への密着性を向上させるような成分を含んでいることが望ましい。しかし、特許文献1〜4では、触媒層の支持体への密着性を向上させるために、ガス燃焼触媒用組成物に含まれるべき成分について具体的な検討はなされていない。
そこで、本発明は、支持体への密着性が高い触媒層を支持体に形成するのに適したガス燃焼触媒用組成物を提供することを目的とする。
また、本発明は、このようなガス燃焼触媒用組成物を用いた、触媒層を含む支持体の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、このようなガス燃焼触媒用組成物に含まれるべき触媒として望ましいガス燃焼触媒を提供することを目的とする。
本発明は、
周期表の第7族〜第11族に属する元素からなる金属及び/又は前記金属を含む合金と、前記金属又は前記合金を担持している金属酸化物である担体とを含み、BET比表面積が30m2/g以上である触媒と、
ベーマイト粒子と、
極性溶媒と、を含有する、
ガス燃焼触媒用組成物を提供する。
本発明は、
上記のガス燃焼触媒用組成物を支持体に塗布する工程と、
前記支持体に塗布された前記ガス燃焼触媒用組成物から前記極性溶媒を除去して触媒層を形成する工程と、を備える、
触媒層を含む支持体の製造方法を提供する。
本発明は、
周期表の第7族〜第11族に属する元素からなる金属及び/又は前記金属を含む合金と、
前記金属又は前記合金を担持している金属酸化物である担体と、を含み、
BET比表面積が30m2/g以上である、
ガス燃焼触媒を提供する。
本発明によれば、触媒層の支持体への密着性を向上させることができる。
触媒の担体の原料を乾燥させた乾燥物の電界放射形走査電子顕微鏡写真 触媒の担体の原料を乾燥させた乾燥物のX線回折パターンを示す図 実施例に係る触媒のX線回折パターンを示す図 実施例に係るベーマイト粒子のX線回折パターンを示す図 実施例に係る触媒のX線回折パターンを示す図 実施例に係る触媒のX線回折パターンを示す図 実施例に係る触媒のX線回折パターンを示す図 実施例に係るベーマイト粒子のX線回折パターンを示す図 比較例に係る触媒のX線回折パターンを示す図
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明は本発明の一例に関するものであり、本発明はこれによって限定されるものではない。
本発明のガス燃焼触媒用組成物は、触媒と、ベーマイト粒子と、極性溶媒とを含有している。触媒は、所定のガスの燃焼に対し触媒作用を示す。触媒は、例えば、水素、一酸化炭素、炭化水素、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、カルボン酸類、又はアミン類の燃焼に対し触媒作用を示す。触媒は、金属及び/又は合金と、担体とを含んでいる。触媒に含まれる金属は、周期表の第7族〜第11族に属する元素からなる金属である。また、触媒に含まれる合金は、周期表の第7族〜第11族に属する元素からなる金属を含む合金である。担体は、その金属又は合金を担持している金属酸化物である。また、触媒のBET比表面積は30m2/g以上である。ガス燃焼触媒用組成物において、ベーマイト粒子が、所定のBET比表面積を有する触媒と共存していることによって、ガス燃焼触媒用組成物を支持体に塗布して形成した触媒層の支持体への密着性が向上する。すなわち、ベーマイト粒子が、ガス燃焼触媒用組成物においてバインダー成分として望ましい特性を発揮する。
触媒のBET比表面積が大きいと、触媒層の支持体への密着性が向上する。また、触媒の活性も向上する。この観点から、触媒のBET比表面積は、望ましくは50m2/g以上であり、より望ましくは70m2/g以上であり、さらに望ましくは90m2/g以上であり、とりわけ望ましくは100m2/g以上である。
周期表の第7族〜第11族に属する元素は、例えば、Ru、Rh、Ir、Pd、Pt、Ag、及びAuからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素である。Ruは、例えば、一酸化炭素の燃焼に対し触媒作用を示す。Rhは、例えば、水素の燃焼に対し触媒作用を示す。Irは、例えば、一酸化炭素の燃焼に対し触媒作用を示す。Pdは、例えば、メタン等の炭化水素の燃焼に対し触媒作用を示す。Ptは、例えば、水素の燃焼に対し触媒作用を示す。Agは、例えば、一酸化炭素の燃焼に対し触媒作用を示す。Auは、例えば、一酸化炭素の燃焼に対し触媒作用を示す。触媒に含まれる合金としては、例えば、Pt−Ru合金、Pt−Rh合金、Pt−Pd合金、Pt−Ir合金、Pt−Au合金、Pt−Sn合金、Pt−Re合金、Pd−Au合金、Rh−Au合金、及びAu−Cu合金を挙げることができる。
金属又は合金の結晶子径が所定の範囲であれば、触媒のBET比表面積が高まる。また、金属又は合金の粒子が凝集し過ぎずに担体に担持されているので、触媒活性を高めることができる。この観点から、触媒に含まれる金属又は合金の結晶子径は、例えば、30nm以下であり、望ましくは20nm以下であり、より望ましくは15nm以下であり、さらに望ましくは10nm以下である。触媒に含まれる金属又は合金の結晶子径の下限値は特に制限されないが、例えば、0.5nmである。結晶子径は、シェラー法などの公知の分析方法を用いて測定できる。
金属又は合金の担体への担持量は、特に制限されないが、触媒の活性を高めるために金属又は合金の担持量は多い方がよい。他方、金属又は合金の分散性を高め、活性に寄与しない金属又は合金の量の増加を防止する観点から、金属又は合金の担体への担持量は所定の値以下であることが望ましい。このため、触媒における金属又は合金の担持率は、例えば、0.5質量%以上60質量%以下であり、望ましくは1質量%以上50質量%以下であり、より望ましくは、2質量%以上40質量%以下であり、さらに望ましくは3質量%以上30質量%以下であり、とりわけ望ましくは4質量%以上20質量%以下である。ここで、触媒における金属又は合金の担持率は、触媒の質量と担持されている金属又は合金の質量との割合と定義される。
担体は、例えば、Y、Ce、Ti、Zr、Nb、W、Fe、Zn、Al、Si、及びSnからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素の酸化物の粒子である。すなわち、担体は、例えば、イットリア、セリア、チタニア、ジルコニア、酸化ニオブ、酸化タングステン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、及び酸化スズからなる群から選ばれる少なくとも1つの酸化物の粒子である。これらの中でも、γ型の結晶構造を有するアルミナ(γ−アルミナ)の粒子を担体として用いることが望ましい。なぜなら、γ−アルミナは、触媒のBET比表面積を高め、触媒層の支持体への密着性を高める効果が大きいからである。触媒は、1種類の酸化物を担体として含んでいてもよいし、2つ以上の酸化物を担体として含んでいてもよい。
触媒層の支持体への密着性を向上させる観点から、担体はロッド形状を有することが望ましい。なぜなら、担体がロッド形状であると、触媒同士が接触して絡まりやすくなることに加え、支持体との接触比率も高まるからである。担体の形状は、例えば、5〜30nmの短軸長さ、20〜1000nmの長軸長さ、及び2〜200のアスペクト比を有するロッド形状である。例えば、担体がγ−アルミナである場合、このようなロッド形状を有する担体の原料として、ベーマイトナノロッドの分散液を用いることができる。具体的に、5〜30nmの短軸長さ、20〜1000nmの長軸長さ、及び2〜200のアスペクト比を有するロッド形状であるベーマイトナノロッドの分散液を、担体の原料として用いることができる。このようなベーマイトナノロッドの分散液は、例えば、以下のような方法で調製できる。
まず、アルミニウムのカルボン酸塩又はアルミニウムのβ−ジケトン錯体と、水と含み、かつ、アルカリ金属元素及びアルカリ土類金属元素を実質的に含まない溶液を調製する。場合によっては、この溶液に酢酸などのカルボン酸を添加してもよい。次に、この溶液を100℃〜300℃の温度で水熱処理する。これにより、担体の原料としてのベーマイトナノロッドの分散液を得ることができる。
上記の通り、ガス燃焼触媒用組成物において、触媒とベーマイト粒子とが共存することにより、ガス燃焼触媒用組成物を支持体に塗布して形成した触媒層の密着性を高めることができる。ベーマイト粒子の結晶子径は特に限定されないが、例えば、20nm以下である。ガス燃焼触媒用組成物における触媒の質量Wcに対するベーマイト粒子の質量Wbの比Wb/Wcは特に制限されない。ベーマイト粒子はガス燃焼触媒用組成物を用いて支持体に触媒層を形成したときに触媒層の支持体に対する密着性を向上させるので、ベーマイト粒子は、ガス燃焼触媒用組成物において所定の割合以上で含まれていることが望ましい。この観点から、ガス燃焼触媒用組成物における、Wb/Wcは、例えば、0.01以上であり、望ましくは0.02以上であり、より望ましくは0.05以上である。また、触媒の活性を確保するためには、ベーマイト粒子がガス燃焼触媒用組成物において所定の割合以下で含まれていることが望ましい。この観点から、Wb/Wcは、例えば、1以下であり、望ましくは0.5以下であり、より望ましくは0.3以下である。
極性溶媒は、ガス燃焼触媒用組成物において、触媒と、ベーマイト粒子とを分散させることができる限り特に限定されない。極性溶媒は、例えば、水又はアルコール類である。極性溶媒としては、水、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、n−ペンチルアルコール、n−ヘキシルアルオール、n−ヘプチルアルコール、n−オクチルアルコール、n−ノニルアルコール、1−デカノール、1−ドデカノール、2−エチルヘキサノール、フェノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジメチルセロソルブ、エチルセロソルブ、プロピルセロソルブ、ブチルセロソルブ、フェニルセロソルブ、グリセリン、及びテルピネオールを例示できる。
次に、ガス燃焼触媒用組成物の製造方法の一例について説明する。まず、担体若しくは担体の前駆物質の粉体、又は、これらが分散された分散液を準備し、これを、金属若しくは合金の分散液又は金属塩の溶液と混合する。この混合液から溶媒を除去して固形物を得る。金属又は合金の分散液としては、例えば、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリエチレンイミン(PEI)、若しくはポリアクリル酸(PAA)等の高分子又はテトラメチルアンモニウム(TMA)等の分散剤によって金属又は合金の粒子が安定的に分散しているコロイド液を用いることができる。また、金属塩の溶液としては、金属の有機塩又は金属の無機塩の溶液を用いることができる。触媒において金属又は合金の結晶子径を小さくして触媒の活性を高めるためには、金属又は合金のコロイド液を用いることが望ましい。また、金属塩の溶液を用いる場合でも、触媒において金属又は合金の結晶子径を小さくして触媒の活性を高めるためには、塩素などのハロゲン元素を含まない金属塩を用いることが望ましく、特に金属塩が有機塩である溶液を用いることが望ましい。
次に、上記のようにして得られた固形物を焼成し、粉砕する。これにより、触媒の粉体が得られる。焼成温度及び焼成時間は特に限定されない。焼成温度は、例えば、200〜600℃であり、焼成時間は、例えば、0.1時間〜5時間である。
次に、触媒の粉体を、ベーマイト粒子が極性溶媒に分散されたゾル液に添加する。すなわち、このようなゾル液がガス燃焼触媒用組成物のバインダー成分として供給される。触媒の粉体が添加されたゾル液を攪拌して触媒を極性溶媒に分散させる。これにより、本実施形態のガス燃焼触媒用組成物を得ることができる。触媒を極性溶媒に分散させるための攪拌時間は、特に制限されないが、例えば、1〜120分間である。なお、ベーマイト粒子が極性溶媒に分散されたゾル液の使用に代えて、触媒の粉体及びベーマイト粒子の粉体を極性溶媒に添加した後に攪拌により触媒の粉体及びベーマイト粒子の粉体を極性溶媒に分散させてガス燃焼触媒用組成物を得てもよい。
次に、触媒層を含む支持体の製造方法について説明する。触媒層を含む支持体は、上記のようにして得られたガス燃焼触媒用組成物を支持体に塗布する工程と、支持体に塗布されたガス燃焼触媒用組成物から極性溶媒を除去して触媒層を形成する工程とによって製造される。支持体は、特に制限されないが、例えば、熱酸化膜付Si基板等の半導体基板、金属製の支持体、セラミック製の支持体、ガラス基板、樹脂基板などを挙げることができる。支持体の形状は特に制限されないが、例えば、平板状、ハニカム状、円筒状、リング状、ペレット状である。
支持体に、ガス燃焼触媒用組成物を塗布する方法は特に限定されないが、例えば、スピンコーティング法、スプレー法、スクリーン印刷法、スタンプ印刷法、インクジェット法、又はディップ法を用いることができる。
以下に、実施例を用いて本発明を詳細に説明する。なお、以下の実施例は本発明の一例であり、本発明は以下の実施例に限定されない。
<実施例1>
塩基性の酢酸アルミニウム(シグマアルドリッチ社製)22.6g及び酢酸(和光純薬工業社製)1.2gを水560gに添加して溶液を調製した。この溶液をオートクレーブに入れて、200℃で24時間の水熱処理を行った。その後、オートクレーブを室温まで冷却し、反応溶液をオートクレーブから取り出した。この反応溶液の一部を乾燥させて乾燥物を得た。図1は、この乾燥物をFE−SEM(電界放射形走査電子顕微鏡)で観察した写真である。図2は、この乾燥物のXRD(X線回折)による測定結果を示す。図1及び図2に示す結果から、この乾燥物は、ベーマイトナノロッドの集合体であることが確認された。
上記の反応溶液の半量にヘキサクロロ白金(IV)酸水溶液(田中貴金属工業社製、Pt含有量:15.325重量%)2.58gを投入して混合した。その後、この混合液を、ロータリーエバポレーターによって減圧した100℃の温度の環境に置いて、この混合液から溶媒を除去して固形物を得た。次に、得られた固形物を550℃の温度の空気雰囲気で1時間焼成した後粉砕し、触媒Aを得た。この触媒AのPtの担持率は10質量%であった。図3は、触媒AのXRDによる測定結果を示す。図3に示す通り、Ptの回折ピーク及びγ−アルミナの回折ピークが認められた。2θ=39.8°付近のPt(111)面の回折ピークからPtの結晶子径を算出したところ、Ptの結晶子径は、22.4nmであった。また、触媒AのBET比表面積は、99m2/gであった。
触媒A0.50g、ベーマイト粒子のゾル液(日産化学工業社製、アルミナ含有量:20重量%、商品名:アルミナゾル520)0.22g、及び適量の水をガラス容器に入れて、自転公転式撹拌機(シンキー社製、商品名:あわとり練太郎)を用いて数分間撹拌脱泡し、実施例1に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。図4は、アルミナゾル520を少量乾燥して得た固形物のXRD測定結果を示す。図4より、この固形物はベーマイト(AlO(OH))であることが確認された。アルミナゾル520は、23.5質量%のベーマイト粒子を含む分散液であることが確認された。実施例1に係るガス燃焼触媒用組成物におけるベーマイトの質量と触媒の質量との比(ベーマイトの質量/触媒の質量)は、0.10であった。図4の2θ=13.9°付近の回折ピークから算出されるベーマイト粒子の結晶子径は8.3nmであった。
<実施例2>
ヘキサクロロ白金(IV)酸水溶液の代わりに、PtPVPコロイド水溶液(田中貴金属工業社製、Pt含有量:4.0wt%)9.87gを用いた以外は実施例1と同様にして、触媒Aの代わりに触媒Bを作製し、実施例2に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。触媒BにおけるPtの担持率は10質量%であった。触媒BのXRD測定結果を図5に示す。触媒BのBET比表面積及び触媒BにおけるPtの結晶子径の測定結果を表1に示す。実施例2に係るガス燃焼触媒用組成物において、ベーマイトの質量と触媒の質量との比(ベーマイトの質量/触媒の質量)は、0.10であった。
<実施例3>
ヘキサクロロ白金(IV)酸水溶液の代わりに、エタノールアミンPt溶液(田中貴金属工業社製、Pt含有量:8.850wt%)4.46gを用いた以外は実施例1と同様にして、触媒Aの代わりに触媒Cを作製し、実施例3に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。触媒CにおけるPtの担持率は10質量%であった。触媒CのXRD測定結果を図6に示す。触媒CのBET比表面積及び触媒CにおけるPtの結晶子径の測定結果を表1に示す。ベーマイトの質量と触媒の質量との比(ベーマイトの質量/触媒の質量)は、0.10であった。
<実施例4>
ヘキサクロロ白金(IV)酸水溶液の代わりに、PtPAAコロイド水溶液(田中貴金属工業社製、Pt含有量:2.0wt%)19.75gを用いた以外は実施例1と同様にして、触媒Aの代わりに触媒Dを作製し、実施例4に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。触媒DにおけるPtの担持率は10質量%であった。触媒DのXRD測定結果を図7に示す。触媒DのBET比表面積及び触媒DにおけるPtの結晶子径の測定結果を表1に示す。ベーマイトの質量と触媒の質量との比(ベーマイトの質量/触媒の質量)は、0.10であった。
<実施例5>
実施例2で得られた触媒B0.50g、ベーマイト粒子のゾル液(日産化学工業社製、アルミナ含有量:20重量%、商品名:アルミナゾル520)0.15g、及びプロピレングリコール4.5gと、直径1mmのジルコニアビーズ15gとをガラス容器に入れて、ペイントシェーカーにより1時間分散処理した。その後、ろ過によりジルコニアビーズを分離し、実施例5に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。実施例5に係るガス燃焼触媒用組成物において、ベーマイトの質量と触媒の質量との比(ベーマイトの質量/触媒の質量)は、0.07であった。
<実施例6>
実施例2で得られた触媒B0.50g、ベーマイト粒子のゾル液(日産化学工業社製、アルミナ含有量:10重量%、商品名:アルミナゾル200)0.30g、及びエチレングリコール4.5gと、直径1mmのジルコニアビーズとをガラス容器に入れて、ペイントシェーカーにより1時間分散処理を行った。その後、ろ過によりジルコニアビーズを分離し、実施例6に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。実施例6に係るガス燃焼触媒用組成物において、ベーマイトの質量と触媒の質量との比(ベーマイトの質量/触媒の質量)は、0.07であった。
図8は、アルミナゾル200を少量乾燥して得た固形物のXRD測定結果を示す。図8に示す通り、この固形物はベーマイト(AlO(OH))であることが確認された。アルミナゾル200は、11.8質量%のベーマイト粒子を含む分散液であることが確認された。図8の2θ=38.5°付近の回折ピークから算出されるベーマイト粒子の結晶子径は3.6nmであった。
<比較例1>
アルミナ(和光純薬工業社製)4.89g、ヘキサクロロ白金(IV)酸水溶液(田中貴金属工業社製、Pt含有量:15.325wt%)4.89g、及び水450gをビーカーに入れて撹拌混合した。その後、この混合液を、ロータリーエバポレーターによって減圧した100℃の温度の環境に置いて溶媒を除去し、固形物を得た。次に、得られた固形物を550℃の温度の空気雰囲気で1時間焼成した後粉砕し、触媒Eを得た。触媒EにおけるPt担持率は10質量%であった。触媒EのXRD測定結果を図9に示す。図9に示す通り、Ptの回折ピークとα型の結晶構造のアルミナ(α−アルミナ)の回折ピークが認められた。2θ=39.8°付近のPt(111)回折ピークからPtの結晶子径を算出したところ、Ptの結晶子径は、36.5nmであった。また、触媒EのBET比表面積は、0.8m2/gであった。
触媒E0.50g、ベーマイト粒子のゾル液(日産化学工業社製、アルミナ含有量:20重量%、商品名:アルミナゾル520、)0.22g、及び適量の水をガラス容器に入れて、自転公転式撹拌機(シンキー社製、商品名:あわとり練太郎)を用いて数分間撹拌脱泡し、比較例1に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。比較例1に係るガス燃焼触媒用組成物におけるベーマイト粒子の質量と触媒の質量との比(ベーマイトの質量/触媒の質量)は、0.10であった。
<比較例2>
触媒A0.25g、バインダー成分としての粒子径10〜20nmのシリカの水分散ゾル(日産化学工業社製、SiO2含有量:20wt%、商品名:スノーテックスO)0.11g、及び適量の水をガラス容器に入れて、自転公転式撹拌機(シンキー社製、商品名:あわとり練太郎)を用いて数分間撹拌脱泡し、比較例2に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。
<比較例3及び比較例4>
触媒Aの代わりに、触媒Bを用いた以外は比較例2と同様にして、比較例3に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。また、触媒Aの代わりに、触媒Eを用いた以外は比較例2と同様にして、比較例4に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。
<比較例5>
触媒A0.25g、バインダー成分としてのエチルセルロース(和光純薬工業株式会社製)0.11g、及び適量のテルピネオールをガラス容器に入れて、自転公転式撹拌機(株式会社シンキー製、あわとり練太郎)を用いて数分間撹拌脱泡し、比較例5に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。
<比較例6及び比較例7>
触媒Aの代わりに触媒Bを用いた以外は比較例5と同様にして比較例6に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。また、触媒Aの代わりに触媒Eを用いた以外は比較例5と同様にして比較例7に係るガス燃焼触媒用組成物を得た。
<触媒層の支持体に対する密着性の評価>
各実施例及び各比較例に係るガス燃焼触媒用組成物を、それぞれ2cm×2cmの面積の熱酸化膜付Si基板上に滴下し、スピンコーター(ミカサ社製)を用いて基板へ塗布した。塗布後の基板を焼成炉へ置き、500℃の温度の空気雰囲気で10分間加熱した。これにより、片面に触媒層を保持する基板を作製した。いずれのガス燃焼触媒用組成物を用いて形成した基板においても、触媒層の厚さ(膜厚)は3μmであった。
上記で得られた触媒層とSi基板との密着性を調べるために、Si基板上の触媒層をセルロース系繊維不織布(旭化成社製、商品名:ベンコット)でこすった。このときに、触媒層の剥がれがない場合を○、触媒層の一部が剥がれる場合を△、触媒層がすべて剥がれる場合を×とし、触媒層とSi基板との密着性を3段階で評価した。各実施例及び各比較例に係るガス燃焼触媒用組成物を用いて形成した触媒層の評価結果を表2に示す。表2に示す通り、実施例1〜6に係るガス燃焼触媒用組成物を用いて形成した触媒層のSi基板に対する密着性は良好であった。
<触媒の活性の評価>
実施例1〜4及び比較例1に係るガス燃焼触媒用組成物を用いて、上記の密着性評価で使用した基板と同様の、片面に触媒層を保持する基板を作製した。いずれの基板においても、触媒層の厚さ(膜厚)は3μmであった。
水素燃焼に関する触媒の活性を調べるために、触媒層を保持した基板を内径2.6cmの石英反応管の中に入れ、石英反応管を加熱装置に設置した。反応管内には空気を300ml/分の流量で流しながら、触媒層の表面温度を50℃(基準温度)に維持した。続いて、反応管内に流通させるガスを空気から体積基準で2%の水素を含む水素と空気の混合気体に変更し、この混合気体を300ml/分の流量で3分間流した。その後、反応管に流通させるガスを再び空気に変更し、空気を300ml/分の流量で流した。この期間中に、水素の燃焼熱によって触媒層の表面温度が上昇し最高温度に到達した後に下降した。各触媒層の水素燃焼に関する活性を基準温度からの温度変化ΔT(最高温度−基準温度)で評価した。結果を表3に示す。なお、温度変化ΔTが大きいほど水素燃焼に対する触媒の活性が高いと判断できる。
表3に示す通り、実施例1〜4に係るガス燃焼触媒用組成物を用いて形成した触媒層は、水素燃焼に関し高い触媒の活性を示した。また、触媒のBET比表面積が大きいほど、又は、触媒におけるPtの結晶子径が小さいほど、水素燃焼に関する触媒層の活性が高まることが示唆された。

Claims (8)

  1. 周期表の第7族〜第11族に属する元素からなる金属及び/又は前記金属を含む合金と、前記金属又は前記合金を担持している金属酸化物である担体とを含み、BET比表面積が30m2/g以上である触媒と、
    ベーマイト粒子と、
    極性溶媒と、を含有する、
    ガス燃焼触媒用組成物。
  2. 前記ベーマイト粒子の結晶子径が20nm以下である、請求項1に記載のガス燃焼触媒用組成物。
  3. 前記担体は、5〜30nmの短軸長さ、20〜1000nmの長軸長さ、及び2〜200のアスペクト比を有するロッド形状である、請求項1又は2に記載のガス燃焼触媒用組成物。
  4. 前記元素は、Ru、Rh、Ir、Pd、Pt、Ag、及びAuからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素であり、
    前記担体が、Y、Ce、Ti、Zr、Nb、W、Fe、Zn、Al、Si、及びSnからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素の酸化物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス燃焼触媒用組成物。
  5. 前記金属又は前記合金の結晶子径が30nm以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス燃焼触媒用組成物。
  6. 前記触媒は、水素の燃焼に対し触媒作用を示す、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガス燃焼触媒用組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のガス燃焼触媒用組成物を支持体に塗布する工程と、
    前記支持体に塗布された前記ガス燃焼触媒用組成物から前記極性溶媒を除去して触媒層を形成する工程と、を備える、
    触媒層を含む支持体の製造方法。
  8. 周期表の第7族〜第11族に属する元素からなる金属及び/又は前記金属を含む合金と、
    前記金属又は前記合金を担持している金属酸化物である担体と、を含み、
    BET比表面積が30m2/g以上である、
    ガス燃焼触媒。
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