JP2015141404A - 冷却装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
記録材を挟持搬送する2つの無端ベルト(冷却ベルトと搬送ベルト)の内、定着された直後の記録材上のトナー像に接触する無端ベルト(冷却ベルト)部分の内周面(裏面)に、冷却面が接触するように略平板状の冷却部材(冷却プレート)を設けている。
また、冷却装置の冷却効率の低下につながる無端ベルトと冷却部材との間の熱交換効率低下の原因としては、次のようなものもある。冷却部材が移動して(ずれて)冷却部材の冷却面と無端ベルトとの接触面積が変化したり、無端ベルトが劣化して熱伝導率が変化したり、無端ベルトと冷却部材の冷却面との間に紙粉等が介在したりすることである。
例えば、記録材を搬送する搬送手段として、冷却ローラ等の回転する冷却部材と、この冷却部材とで記録材を挟持搬送する無端ベルトや搬送ローラ等の搬送部材とを備え、冷却部材の冷却面を直接、記録材に接触させて記録材の熱を吸熱する冷却装置である。この冷却装置でも、回転する冷却部材の冷却面に紙粉等が付着して記録材と冷却部材との間に紙粉等が介在したり、冷却部材が移動して冷却部材の冷却面と記録材との接触面積が変化したりする。
まず、各実施例に共通する本実施形態の画像形成装置であるプリンタ300の概略について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置であるプリンタ300の全体構成図、図2は、冷却装置9の側面図、図3は、図2に示す冷却装置9の装置奥側から見た斜視図である。
なお、本実施形態のプリンタ300は、オプションのスキャナー装置を装置本体上部に増設することで複写機機能を、さらに、オプションのファックス基板を装置本体内部に増設することでファックス機能を備えた複合機としても機能させることができる。
以下、プリンタ300の画像形成機能を担う装置本体100の構成、及び動作について説明する。
なお、装置本体100内には、CPU(中央演算装置)、RAM(ラム)、ROM(ロム)、及び不揮発性メモリや各部のドライバー等を有した本体制御部110(不図示)が設けられている。そして、ROMや不揮発性メモリに記憶したプログラム等を、RAMにロードして、外部機器からの情報、各センサ等の検出結果、及び操作・表示部200からの入力データに基づいて演算を行い、各部の制御部や各装置と通信して、その制御を行う。
以上の説明は、用紙P上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作である。しかし、本実施形態のプリンタ300では、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
すなわち、ベルト搬送手段30は、用紙Pと第一冷却プレート33aとの間に介在する部材としての第一搬送ベルト56を、用紙Pと第二冷却プレート33bとの間に介在する部材としての第二搬送ベルト59を有している。
用紙Pを挟持搬送する場合、図2等に示すように、第一ベルト搬送機構31と第二ベルト搬送機構32とは、第一搬送ベルト56と第二搬送ベルト59とが接触するように近接された状態にある。このため、上記したように、第二ベルト搬送機構32の駆動ローラである裏側張架ローラ57aを回転駆動させれば、上記のように、第一搬送ベルト56及び第二搬送ベルト59がそれぞれ図中、矢印B及び矢印A方向に走行して、用紙Pは矢印C方向に走行する。この状態で、上記した冷却液循環回路44で冷却液を循環させる。すなわち、ポンプ48を駆動することによって、第一冷却プレート33aと第二冷却プレート33bの各内部流路内に冷却液を流す。
また、放熱部46の冷却ファン46bを(回転)駆動すると、ダクト28は、図1図中、下方に設けた吸気口28aから吸気された低い温度の空気が、冷却ファン46b及びラジエータ46aを通過して高温とり、図1図中、上方の排気口28bから排気される。
但し、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、本体制御部110内に冷却制御部120を設けた構成にも適用可能である。
ここで、以下の各実施例で、冷却装置9の説明に用いる説明図については、プリンタ300内での位置が分かり易いように、プリンタ300の装置本体100に配置した状態の説明図を用いるが、冷却装置9の説明に直接用いない符号は省略して記載している。
また、冷却制御部120は、本体制御部110を介して、操作・表示部200や、装置本体100内の他の装置の制御に関わる情報や制御信号を送受信しているが、各実施例の説明で用いる図では、図が見難くなるため、本体制御部110は省略して記載している。
まず、本実施形態の冷却装置9の実施例1について、図を用いて説明する。
図4は、本実施例に係る冷却装置9の説明図、図5は、本実施例に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
そして、冷却制御部120のROMや不揮発性メモリに記憶したプログラム等と、冷却装置9に設けた各センサとで、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bとの熱交換の状態を検知する熱交換状態検知手段60を構成している。また、熱交換状態検知手段60の検知結果に基づいて、冷却装置9のメンテナンスの必要性を判断するメンテナンス判断手段70も、冷却制御部120内に記録したプログラム等により構成され、適宜、判断した結果を本体制御部110に送信する。
冷却制御部120は、メンテナンス判断手段70の判断結果を本体制御部に送信し、本体制御部110を介して、判断結果を操作・表示部200に表示したり、装置本体100を停止させたりする制御を行う。
そして、熱交換状態検知手段60は、流入温度センサ61aと流出温度センサ61bの検出値から第一冷却プレート33aと第二冷却プレート33bで受熱した受熱量の計算を行う。この計算した第一冷却プレート33aと第二冷却プレート33bの受熱量、つまり、熱交換状態検知手段60の検知結果は、メンテナンス判断手段70に受け渡されることとなる。
したがって、冷却装置9は、その冷却効率が低下して、メンテナンスが必要になったことを、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bとの熱交換効率の低下を検知することで判断することが可能となる。
よって、メンテナンス時期を適切に判断可能な冷却装置9を提供できる。
また、上記のように、熱交換状態検知手段60の検知結果に基づいて、冷却装置9のメンテナンスの必要性を判断するメンテナンス判断手段70を備えることで、メンテナンスの必要性の有無を的確に判断できる。したがって、適切な時期に冷却装置のメインテナンスを行うことができる。
このため、第一冷却プレート33aの第一吸熱面34aや第一冷却プレート33bの第二吸熱面34bに無端ベルトが摺動して生じた、無端ベルトの磨耗粉で熱交換効率が低下したときに、メンテナンスの必要性があると的確に判断できる。したがって、適切な時期に各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの少なくとも片方のメインテナンスを行うことができる。
また、取得した用紙Pの紙種の情報から、予め冷却制御部120のROMや不揮発性メモリに記憶したデータテーブルに格納した、例えば表1に示すような用紙Pの紙種毎の冷却装置9の正常機能時の受熱量の範囲、つまり目標受熱量の範囲を抽出する。
また、熱量判断テーブルには、各用紙の種類毎に、予め各搬送ベルト56,59の磨耗がない状態での実験や、シミュレーション等で求めておいた目標受熱量の範囲を格納(記憶)しおている。
このように構成したメンテナンス判断手段70を備えることで、メンテナンスの必要性の有無を的確に判断でき、適切な時期に冷却装置のメインテナンスを行うことができる。
Q=ρ×Cp×L×(Tout−Tin) ・・・・・ (式1)
但し、ρは冷却液の密度(単位:[kg/L]、Cpは冷却液の比熱(単位:[J/(kg・K)])、Lは冷却液流量(単位:[L/s])である。ここで、冷却液流量は、冷却装置9の設計値で既知である。
プリンタ300の印刷動作が開始されると、メンテナンス判断手段70は、本体制御部110から印刷する用紙Pの用紙種類を取得し、表1の受熱量判断テーブルから用紙Pを冷却するときの目標受熱量の範囲を抽出する用紙種類取得ステップ(S101)を行う。
次に、熱交換状態検知手段60は、流入温度センサ61aと流出温度センサ61bの検出値から第一冷却プレート33aと第二冷却プレート33bで受熱した実際の受熱量の検知(計算)を行う。そして、検知結果をメンテナンス判断手段70に受け渡す受熱量検知ステップ(S102)を行う。
実際の受熱量が、目標受熱量の範囲内になけらば、メンテナンスの必要性があると判断し(S103のNG)、本体制御部110を介して、操作・表示部200にメンテナンスを促がすメーセージを表示(通知)させるメンテナンス通知ステップ(S104)を行う。
一方、実際の受熱量が目標受熱量の範囲内にあったとき(S103のOK)、及びメンテナンス通知ステップ(S104)後、本体制御部110から後続の用紙Pの印刷ジョブの有無の情報を取得して印刷終了の判断を行う印刷終了判断ステップ(S105)を行う。
そして、後続の用紙Pの印刷ジョブがなく、印刷が終了したと判断したときには(S105のYes)、冷却制御部120で行う、メンテナンスの必要性を判断するための処理を終了する。一方、後続の用紙Pの印刷ジョブがあり、印刷が終了していないと判断したときには(S105のNo)、再度、熱交換状態検知手段60による実際の受熱量の検知から(S102)、印刷ジョブがなくなって印刷が終了したと判断するまで繰り返す。
このため、用紙Pの種類毎に用紙Pを所望の温度まで冷やすための冷却熱量と、冷却液が受熱した熱量とを比較して、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの熱交換効率の変化を正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
このため、各冷却プレート33a,bを通過した冷却液が受熱した熱量を正確に検知することができ、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bとの熱交換効率の変化をより正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
また、熱交換状態検知手段60に有した流入温度センサ61a及び流出温度センサ61bは、第一冷却プレート33aと配管50、及び第二冷却プレート33bと配管52との接続部近傍の外部に設けられた温度センサである。
このため、流入温度センサ61a及び流出温度センサ61bを冷却液が流れる流路内に設ける必要がなく、簡単で液漏れリスクのない冷却液で冷媒の温度を検出できる。
しかし、さらなる装置本体100の小型化や、低コスト化を求められる画像形成装置では、無端ベルトと冷却部材との間に紙粉が噛み込んだり、冷却部材の位置がずれたりして、無端ベルトと冷却部材との間の熱交換効率が低下して、冷却効率の低下るおそれがある。
上記冷却効率の低下を完全に回復させるためには、少なくとも、冷却部材の清掃や、冷却部材の位置調整などのメンテナンスが必要となる。
このような画像形成装置でも、本発明を適用することで、メンテナンスが必要な不具合が冷却装置に発生しているか否かを判断でき、メンテナンス時期を適切に判断可能な冷却装置を提供することが可能となる。
用紙Pを搬送する搬送手段として、冷却ローラ等の回転する冷却部材と、この冷却部材とで用紙Pを挟持搬送する無端ベルトや搬送ローラ等の搬送部材とを備え、冷却部材の冷却面を直接、用紙Pに接触させて用紙Pの熱を吸熱する冷却装置である。この冷却装置でも、回転する冷却部材の冷却面に紙粉等が付着して記録材と冷却部材との間に紙粉等が介在したり、冷却部材が移動して(ずれて)冷却部材の外周面と記録材との接触面積が変化したりする。
そこで、本発明を適用することで、用紙Pと冷却ローラ等の冷却部材との熱交換効率の変化を検知して、メンテナンスが必要な不具合が冷却装置に発生しているか否かを判断でき、メンテナンス時期を適切に判断可能な冷却装置を提供することが可能となる。
本実施形態の冷却装置9の実施例2について、図を用いて説明する。
図6は、本実施例に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
本実施例の冷却装置9は、実施例1の冷却装置と異なり、メンテナンス判断手段70が、本体制御部110から印刷モードの情報を取得して、取得した画像形成モードである印刷モードの情報に基づいてメンテナンスの必要性を判断することに係る点のみ異なる。したがって、実施例1の冷却装置と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
以下、図6の制御フロー図を用いて、本実施例の冷却装置9の冷却制御部120で行う、メンテナンスの必要性を判断するための処理の流れを、メンテナンス判断手段70での判断の流れを中心に説明する。
印刷モード取得ステップ(S201)では、上記した4つの印刷モードの内のどの印刷モードであるかの情報を取得する。
各印刷モード毎、用紙Pの種類毎に、用紙Pを所望の温度まで冷やすための冷却熱量と、冷却液が受熱した熱量とを比較できる。
したがって、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの熱交換効率の変化をより正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
本実施形態の冷却装置9の実施例3について、図を用いて説明する。
図7は、本実施例3に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
本実施例の冷却装置9は、実施例1、2の冷却装置と、冷媒である冷却液が飽和しているか否かの判断を追加してことに係る点のみ異なる。したがって、実施例1、2の冷却装置と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
図7の制御フロー図に示すように、本実施例の冷却装置9は、図6の制御フロー図を用いて説明した実施例2と、次のことに係る点のみ異なる。用紙取得ステップ(S303)の後に、冷媒温度検知ステップ(S304)と冷媒飽和判断ステップ(S305)が追加されることと、また、受熱量判断テーブルが、以下に示す表2のように、各紙種の目標受熱量と冷媒飽和温度の情報を有する点のみ異なっている。よって、それ以外のステップについては、省略して説明する。
本実施例では、用紙種類取得ステップ(S303)の後に、冷媒温度検知ステップ(S304)を有し、この冷媒温度検知ステップ(S304)で、流入温度センサ61a及び流出温度センサ61bにより冷却液温度を検知する。その際、冷却液温度は、流入温度センサ61a及び流出温度センサ61bの検出値の平均として算出する。
なお、本実施例では、上記したように冷却液温度は流入温度センサ61a及び流出温度センサ61bの検出値の平均としているが、このような構成に限定されるものではない。例えば、受熱量判断テーブルの冷媒飽和温度を適切にとることで、流入温度センサ61aの値のみ、あるいは流出温度センサ61bの値のみを使用することもできる。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
用紙Pを所望の温度まで冷やすための冷却熱量に対して、冷却液の温度が飽和する前の各冷却プレート33a,bの温度上昇分の誤差を含まずに、冷却液が受熱した熱量とを比較できる。
したがって、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの熱交換効率の変化をより正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
本実施形態の冷却装置9の実施例4について、図を用いて説明する。
図8は、本実施例に係る冷却装置9の説明図、図9は、本実施例に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
本実施例の冷却装置9は、実施例1乃至3の冷却装置と、ポンプ48の動作を検知する搬送動作検知手段としてポンプ回転数検知手段71を設けていることに係る点のみ異なる。したがって、実施例1乃至3の冷却装置と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
図8に示すように、本実施例の冷却装置9は、実施例1の冷却装置の構成に、ポンプ48の回転数であるポンプ回転数を検知するポンプ回転数検知手段71を設けている。そして、メンテナンス判断手段70は、ポンプ回転数検知手段71の検出値をメンテナンスの必要性の判断に使用する。
本実施例では、用紙種類取得ステップ(S401)の後に、ポンプ動作検知ステップ(S402)で、ポンプ回転数検知手段71を用いて、ポンプ48のポンプ回転数を検知する。
次に、ポンプ動作判断手段ステップ(S403)で、ポンプ回転数と設計値であるポンプ目標回転数とを比較し、ポンプ回転数がポンプ目標回転数以上の場合(S403のOK)と、ポンプ回転数がポンプ目標回転数未満の場合(S403のNG)と判断する。
各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの熱交換効率の変化と、冷媒搬送手段であるポンプ48の故障とを切り分けることができる。そして、ポンプ48の故障を判断して通知することが可能となる。
本実施形態の冷却装置9の実施例5について、図を用いて説明する。
図10は、本実施例に係る冷却装置9の説明図、図11は、本実施例に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
本実施例の冷却装置9は、実施例1乃至4の冷却装置と、冷却ファン46bの動作を検知する放熱動作検知手段であるファン回転数検知手段72を設けていることに係る点のみ異なる。したがって、実施例1乃至4の冷却装置と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
図10に示すように、本実施例の冷却装置9は、実施例1の冷却装置の構成に、放熱部46の冷却ファン46bの回転数であるファン回転数を検知するファン回転数検知手段72を設けている。そして、メンテナンス判断手段70は、ファン回転数検知手段72の検出値をメンテナンスの必要性の判断に使用する。
本実施例では、用紙種類取得ステップ(S501)の後に、ファン動作検知ステップ(S502)で、ファン回転数検知手段72を用いて、冷却ファン46bのファン回転数を検知する。
次に、ファン動作判断ステップ(S503)で、ファン回転数と設計値であるファン目標回転数とを比較し、ファン回転数がファン目標回転数以上の場合(S503のOK)と、ファン回転数がファン目標回転数未満の場合(S503のNG)と判断する。
各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの熱交換効率の変化と、放熱部46に有した冷却ファン46bの故障とを切り分けることができる。そして、冷却ファン46bの故障を判断して通知することが可能となる。
本実施形態の冷却装置9の実施例6について、図を用いて説明する。
図12は、本実施例に係る冷却装置9の説明図、図13は、本実施例に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
本実施例の冷却装置9は、実施例1乃至5の冷却装置と、ダクト28内の気流の温度を検出する気流温度センサ62を設けていることに係る点のみ異なる。したがって、実施例1乃至5の冷却装置と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
図12に示すように、本実施例の冷却装置9は、実施例3(1)の冷却装置の構成に、ダクト28内の気流の温度を検出する気流温度センサ62を設けている。そして、メンテナンス判断手段70は、気流温度センサ62の検出値をメンテナンスの必要性の判断、具体的には、受熱量判断テーブルの選択に使用する。
具体的な制御フローは図13の制御フロー図に示すように、図7の制御フロー図を用いて説明した実施例3と、印刷モード取得ステップ(S601)の後に、気流温度検知ステップ(S602)を追加した部分に係る点のみ異なっている。よって、それ以外のステップについては省略する。
本実施例では、印刷モード取得ステップ(S601)の後に、気流温度検知ステップ(S602)で、気流温度センサ62を用いて、ダクト28内の気流の温度を検出する。より具体的には、ダクト28の吸気口28aから吸気され、ラジエータ46aに送られる気流温度を検出する。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
用紙Pを所望の温度まで冷やすための冷却熱量に対して、冷媒である冷却液の温度が飽和する前の各冷却プレート33a,b等の温度上昇分の誤差を含まずに、冷媒が受熱した熱量とを、より精度良く比較することができる。
したがって、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの熱交換効率の変化をより正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
本実施形態の冷却装置9の実施例7について、図を用いて説明する。
図14は、本実施例に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
本実施例の冷却装置9は、実施例1乃至6の冷却装置と、受熱量判断ステップ(S704)で、目標受熱量の範囲内に第一冷却プレート33aと第二冷却プレート33bの実際の受熱量がないと判断した回数をカウントすることに係る点のみ異なる。したがって、実施例1乃至6の冷却装置と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
本実施例では、プリンタ300の印刷動作が開始されると、カウンタリセットステップ(S701)で、前回の制御フローでカウントされたカウント数をリセットし0にする。
その後、本体制御部110から印刷する用紙Pの用紙種類を取得し、実施例1で説明した表1の受熱量判断テーブルから用紙Pを冷却するときの目標受熱量の範囲を抽出する用紙種類取得ステップ(S702)を行う。
次に、熱交換状態検知手段60は、流入温度センサ61aと流出温度センサ61bの検出値から第一冷却プレート33aと第二冷却プレート33bで受熱した実際の受熱量の検知(計算)を行う。そして、検知結果をメンテナンス判断手段70に受け渡す受熱量検知ステップ(S703)を行う。
受熱量判断ステップ(S704)で、実際の受熱量が目標受熱量の範囲内にないと判断した場合(S704のNG)には、カウンタステップ(S705)に進み、カウント数に「1」だけ加算してカウント値を求める。
印刷終了判断ステップ(S708)では、本体制御部110から後続の用紙Pの印刷ジョブの有無情報により印刷終了の判断を行い、印刷ジョブが無ければ(S708のYes)終了、印刷ジョブが有れば(S708のNo)受熱量検知ステップ(S703)に戻る。
流入温度センサ61aと流出温度センサ61bの検出結果とに基づいて、各冷却プレート33a,bを通過した冷却液が受熱した熱量を求める熱交換状態検知手段60の検知誤差を、緩和することができる。したがって、第一搬送ベルト56や第二搬送ベルト59などの無端ベルトと冷却部材の熱交換効率の変化を正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
本実施形態の冷却装置9の実施例8について、図を用いて説明する。
図15は、本実施例に係る冷却装置9の説明図、図16は、本実施例に係る冷却装置9の制御フローを示す図である。
本実施例の冷却装置9は、実施例1乃至7の冷却装置と、各冷却プレート33a,bの実際の温度を検出して、この実際の温度に基づいて冷却装置9のメンテナンスの必要性を判断していることに係る点のみ異なる。したがって、実施例1乃至7の冷却装置と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
また、熱交換状態検知手段60には、ベルト搬送手段30の用紙搬送方向上流側近傍に設けられた、冷却装置9(ベルト搬送手段30)で挟持搬送されながら冷却される前の用紙Pの温度を検出する冷却前用紙温度センサ66が接続されている。一方、ベルト搬送手段30の用紙搬送方向下流側近傍に設けられた、冷却装置9(ベルト搬送手段30)で挟持搬送されながら冷却された後の用紙Pの温度を検出する冷却後用紙温度センサ67も接続されている。
そして、熱交換状態検知手段60には、ベルト搬送手段30(冷却装置9)の上方に設けられ、冷却装置9の受熱部45近傍の機内温度(環境温度)を検出する環境温度センサ68も接続されている。
以下、図16の制御フロー図、及び表3〜5を用いて、本実施例の冷却装置9の冷却制御部120で行う、メンテナンスの必要性を判断するための処理の流れを、メンテナンス判断手段70での判断の流れを中心に説明する。なお、本実施例では、印刷モードの生産性については、1つの生産性しか有しておらず、印刷モードとしては、片面/両面の2つのモードが選択可能なのプリンタ300の例について説明する。また、表3〜5に例示した各データテーブルは、実施例1と同様に、予め冷却制御部120のROMや不揮発性メモリに記憶したデータテーブルに格納している。
そして、熱交換状態検知手段60は、第一プレート温度センサ65a、第二プレート温度センサ65b、冷却前用紙温度センサ66、冷却後用紙温度センサ67、及び環境温度センサ68による検出を開始する温度検知ステップ(S803)を行う。
ここで、熱交換状態検知手段60が検知するプレート平均温度:Tjは、第一プレート温度センサ65aの第一検出値:Tj1と第二プレート温度センサ65bの第二検出値:Tj2の平均値である。また、例えば表3に示すような用紙Pの紙種毎、及び機内温度毎の、冷却装置9が正常機能している場合のプレート温度の範囲を抽出する。この温度範囲は、予め実験やシュミレーションにより求め求め、規定した温度範囲である。以下、表3に示すデータテーブルを、プレート温度判断テーブルと呼称する。
すなわち、メンテナンス判断手段70は用紙Pの紙種、機内温度、及び第一プレート温度センサ65aと第二プレート温度センサ65bの検出結果とに基づいて、実際のプレート平均温度が正常であるか異常であるかにより、メンテナンスの必要性を判断する。
一方、プレート温度:Tjの値が表3から抽出される温度範囲内にある場合(S804のOK)、用紙Pへの作像(画像形成)及び定着等のプロセスを実施する(S806)。
したがって、プレート平均温度:Tjが正常であるか異常であるかにより、ラジエータ46aや冷却ファン46bを有した放熱部46がメンテナンス(調査)が必要な状態にあることを判断できる。そして、各冷却プレート33a,bの平均温度が異常であり、放熱部46等のメンテナンス(調査)が必要と判断した場合には、その旨、通知して放熱部46等のメンテナンスを促すことができる。
ここで、例えば表4に示すような用紙Pの紙種毎、及び機内温度毎の、冷却装置9が正常機能している場合の冷却後の用紙温度の範囲を抽出する。この温度範囲は、予め実験やシュミレーションにより求め、規定した温度範囲である。以下、表4に示すデータテーブルを、冷却後用紙温度判断テーブルと呼称する。
そして、後続の用紙Pの印刷ジョブがなく、印刷が終了したと判断したときには(S812のYes)、冷却制御部120で行う、メンテナンスの必要性を判断するための処理を終了する。一方、後続の用紙Pの印刷ジョブがあり、印刷が終了していないと判断したときには(S812のNo)、再度、メンテナンス判断手段70による印刷モード取得ステップ(S802)まで戻り、印刷ジョブがなくなって印刷が終了したと判断するまで繰り返す。
一方、冷却後用紙温度センサ67の検出値である実際の冷却後用紙温度:Tpaが、表4から抽出した正常機能時の冷却後用紙温度の範囲にない場合(S807のNG)、何かしらのメンテナンスが必要な状況にあると考えられるため、次の判断に移行する。
プレート平均温度:Tjが正常で有る場合に、用紙Pの種類毎、及び機内温度毎に予め定められた冷却後の用紙Pの温度と、実際の冷却後用紙温度:Tpaとを比較できる。
したがって、実際の冷却後用紙温度:Tpaが正常であるか異常であるか、つまり、冷却装置9のメンテナンスが必要か否かを判断できる。そして、実際の冷却後用紙温度:Tpaが正常であり、冷却装置9のメンテナンスが不要であると判断した場合には、冷却装置9を備えたプリンタ300の印刷動作を、メンテナンスの必要性があると判断するまで継続することができる。
ここで、例えば表5に示すような用紙Pの紙種毎、及び機内温度毎の、冷却装置9が正常機能している場合の冷却前の用紙温度の範囲を抽出する。この温度範囲は、予め実験やシュミレーションにより求め、規定した温度範囲である。以下、表5に示すデータテーブルを、冷却前用紙温度判断テーブルと呼称する。
一方、冷却前用紙温度センサ66の検出値である実際の冷却前用紙温度:Tpbが、表5から抽出した正常機能時の冷却前用紙温度の範囲にある場合(S808のOK)、何かしらのメンテナンスが必要な状況にあると考えられるため、次の判断に移行する。
各冷却プレート33a,bの平均値:Tjが正常で、実際の冷却後用紙温度:Tpaが異常であった場合に、用紙Pの種類毎、及び機内温度毎に予め定められた冷却前の記録材温度と、実際の冷却前用紙温度:Tpbとを比較できる。
したがって、実際の冷却前用紙温度:Tpbが正常であるか異常であるか、つまり、冷却装置9のメンテナンスが必要か否かを判断できる。そして、実際の冷却前用紙温度:Tpbが異常であり、冷却装置9のメンテナンスが不要であると判断した場合には、冷却装置9を備えたプリンタ300に設けた定着装置8の定着温度設定等の調査を促すことができる。
これは、各搬送ベルト56,59が各冷却プレート33a,bの各吸熱面34a,bに摺動しながら無端移動するため、各搬送ベルト56,59の磨耗粉が、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの間に溜まる等の異常な状況で起こり得る。そして、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bの間に、各搬送ベルト56,59の磨耗粉が溜まると、各搬送ベルト56,59と各冷却プレート33a,bとの間の熱交換効率が下がり、冷却装置9の冷却効率が低下してしまう。
そこで、全ての冷却プレート33a,bの温度が、表5から抽出した正常機能時の冷却前用紙温度の範囲にあると判断された場合(S810のOK)、メンテナンス判断手段70は、次のような処理を行う。各搬送ベルト56,59及び各冷却プレート33a,bに上記したようなメンテナンスを促がす通知を、本体制御部110を介して、判断結果を操作・表示部200に表示するベルト・プレートのメンテナンス通知ステップ(S811)を行う。そして、メンテナンスの必要性を判断するための処理を終了する。
プレート平均温度:Tjが正常、実際の冷却後用紙温度:Tpaが異常、実際の冷却前用紙温度:Tpbが正常であった場合に、次の温度を比較できる。用紙Pの種類毎、及び機内温度毎に予め定められた各冷却プレート33a,bの温度と、実際に検出した全ての冷却プレート33a,bの温度である各検出値:Tj1,2である。
なお、上記した本実施形態では、カラー対応の画像形成装置であるプリンタ300に、本発明を適用した冷却装置9を備えた構成について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、モノクロ対応の画像形成装置に備える冷却装置にも適用可能である。
また、本実施形態では、中間転写方式の画像形成装置であるプリンタ300に、本発明を適用した冷却装置9を備えた構成について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではばく、直接転写方式の画像形成装置に備える冷却装置にも適用可能である。
(態様A)
用紙Pなどの記録材を搬送するベルト搬送手段30などの搬送手段と、前記記録材の熱を直接、又は間接的に吸熱する各冷却プレート33a,bなどの冷却部材とを備える冷却装置9などの冷却装置において、前記記録材、又は該記録材との間に介在する各搬送ベルト56,59などの部材と、前記冷却部材との熱交換の状態を検知する熱交換状態検知手段60などの熱交換状態検知手段を備えることを特徴とするものである。
よって、メンテナンス時期を適切に判断可能な冷却装置を提供できる。
(態様A)において、熱交換状態検知手段60などの前記熱交換状態検知手段の検知結果に基づいて、冷却装置9などの当該冷却装置のメンテナンスの必要性を判断するメンテナンス判断手段70などのメンテナンス判断手段を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1(乃至8)について説明したように、メンテナンスの必要性の有無を的確に判断でき、適切な時期に冷却装置のメインテナンスを行うことができる。
(態様B)において、ベルト搬送手段30などの前記搬送手段は、用紙Pなどの前記記録材と各冷却プレート33a,bなどの前記冷却部材との間に介在する部材としての、無端移動する各搬送ベルト56,59などの無端ベルトを有しており、前記冷却部材は、摺動する前記無端ベルトを介して前記記録材の熱を吸熱するものであって、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、前記無端ベルトと前記冷却部材の少なくとも片方のメンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
冷却部材の各吸熱面34a,bなどの冷却面に無端ベルトが摺動して生じた、無端ベルトの磨耗粉で熱交換効率が低下したときに、メンテナンスの必要性があると判断できる。したがって、適切な時期に無端ベルトと冷却部材の少なくとも片方のメインテナンスを行うことができる。
(態様B)又は(態様C)において、各冷却プレート33a,bなどの前記冷却部材の内部に設けられ、冷却液などの冷媒が通過する内部流路などの冷媒流路と、冷媒を搬送するポンプ48などの冷媒搬送手段と、冷媒の熱を放熱するラジエータ46aや冷却ファン46bを有した放熱部46のなどの放熱手段と、前記冷却部材、前記冷媒搬送手段、及び前記放熱手段とを連結する配管50,51,52,53,54などの管路部材とを備え、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、用紙Pなどの前記記録材の種類と、熱交換状態検知手段60などの前記熱交換状態検知手段で検知した前記冷却部材を通過した冷媒が受熱した熱量に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
記録材の種類毎に記録材を所望の温度まで冷やすための冷却熱量と、冷媒が受熱した熱量とを比較して、記録材、又は各搬送ベルト56,59などの記録材と冷却部材との間に介在する部材と、冷却部材との熱交換効率の変化を正確に捉えることができる。したがって、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
(態様D)において、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、冷却装置9などの当該冷却装置を用いるプリンタ300などの画像形成装置の印刷モードなどの画像形成モードに基づいて、メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例2(乃至7)について説明したように、各画像形成モード毎、用紙Pなどの記録材の種類毎に、記録材を所望の温度まで冷やすための冷却熱量と、冷却液などの冷媒が受熱した熱量とを比較できる。
したがって、記録材、又は各搬送ベルト56,59などの記録材と各冷却プレート33a,bなどの冷却部材との間に介在する部材と、冷却部材との熱交換効率の変化をより正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
(態様D)又は(態様E)において、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、冷却液などの前記冷媒の温度が飽和していることを確認し、前記冷媒の温度が飽和しているときに前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
用紙Pなどの記録材を所望の温度まで冷やすための冷却熱量に対して、冷媒の温度が飽和する前の各冷却プレート33a,bなどの冷却部材等の温度上昇分の誤差を含まずに、冷媒が受熱した熱量とを比較できる。
したがって、記録材、又は各搬送ベルト56,59などの記録材と各冷却プレート33a,bなどの冷却部材との間に介在する部材と、冷却部材との熱交換効率の変化をより正確に捉えて、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
(態様D)乃至(態様F)のいずれかにおいて、熱交換状態検知手段60などの前記熱交換状態検知手段は、第一冷却プレート33aなどの前記冷却部材に入る冷却液などの冷媒の温度を検出する流入温度センサ61aなどの入冷媒温度検出手段と、第二冷却プレート33bなどの前記冷却部材から出る冷媒の温度を検出する流出温度センサ61bなどの出冷媒温度検出手段とを有し、前記入冷媒温度検出手段の検出結果と、前記出冷媒温度検出手段の検出結果とに基づいて、前記冷却部材を通過した冷媒が受熱した熱量を求めることを特徴とするものである。
冷却部材を通過した冷媒が受熱した熱量を正確に検知することができ、用紙Pなどの記録材、又は各搬送ベルト56,59などの記録材と冷却部材との間に介在する部材と、冷却部材との熱交換効率の変化をより正確に捉えることができる。したがって、より適切な時期にメンテナンスを行うことができる。
(態様G)において、流入温度センサ61aなどの前記入冷媒温度検出手段、及び流出温度センサ61bなどの前記出冷媒温度検出手段は、各冷却プレート33a,bなどの前記冷却部材と配管50,52などの前記管路部材との接続部近傍の外部に設けられた温度センサであることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1(乃至7)について説明したように、温度センサを冷却液などの冷媒が流れる流路内に設ける必要がなく、簡単で液漏れリスクのない構成で冷媒の温度を検出(計測)できる。
(態様B)乃至(態様H)のいずれかにおいて、ポンプ48などの前記冷媒搬送手段の動作を検知するポンプ回転数検知手段71などの搬送動作検知手段を有し、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、前記搬送動作検知手段の検知結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
(態様B)乃至(態様I)のいずれかにおいて、ラジエータ46aや冷却ファン46bを有した放熱部46などの前記放熱手段の動作を検知するファン回転数検知手段72などの放熱動作検知手段を有し、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、前記放熱動作検知手段の検知結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
用紙Pなどの記録材、又は各搬送ベルト56,59などの記録材と各冷却プレート33a,bなどの冷却部材との間に介在する部材と、冷却部材との熱交換効率の変化と、放熱手段に有した冷却ファン46bなどの故障とを切り分けることができる。そして、放熱手段の故障を判断して通知することが可能となる。
(態様B)乃至(態様C)のいずれかにおいて、各冷却プレート33a,bなどの前記冷却部材を複数備え、熱交換状態検知手段60などの前記熱交換状態検知手段は、冷却装置9などの当該冷却装置を備えたプリンタ300などの画像形成装置の機内温度などの環境温度を検出する環境温度センサ68などの環境温度検出手段と、前記複数の冷却部材の温度を検出する各プレート温度センサ65a,bなどの冷却部材温度検出手段とを有し、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、用紙Pなどの前記記録材の種類と、前記環境温度検出手段の検出結果と、前記冷却部材温度検出手段の検出結果とに基づいて、前記複数の冷却部材の平均温度が正常であるか異常であるかにより、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
したがって、複数の冷却部材の平均温度が正常であるか異常であるかにより、ラジエータ46aや冷却ファン46bを有した放熱部46などの放熱手段等がメンテナンス(調査)が必要な状態にあることを判断できる。そして、複数の冷却部材の平均温度が異常であり、放熱手段等のメンテナンスが必要と判断した場合には、その旨、通知して放熱手段等のメンテナンスを促すことができる。
(態様K)において、熱交換状態検知手段60などの前記熱交換状態検知手段は、用紙Pなどの前記記録材の実際の冷却後用紙温度:Tpaなどの冷却後の温度を検出する冷却後用紙温度センサ67などの冷却後温度検出手段を有し、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、各冷却プレート33a,bなどの前記複数の冷却部材の平均値:Tjなどの平均温度が正常である場合には、前記冷却後温度検出手段の検出結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
したがって、冷却後の記録材温度が正常であるか異常であるか、つまり、冷却装置9などの冷却装置のメンテナンスが必要か否かを判断できる。そして、冷却後の記録材温度が正常であり、冷却装置のメンテナンスが不要であると判断した場合には、当該冷却装置を備えたプリンタ300などの画像形成装置の印刷動作などの画像形成動作を、メンテナンスの必要性があると判断するまで継続することができる。
(態様L)において、熱交換状態検知手段60などの前記熱交換状態検知手段は、用紙Pなどの前記記録材の実際の冷却前用紙温度:Tpbなどの冷却前の温度を検出する冷却前用紙温度センサ66などの冷却前温度検出手段を有し、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、各冷却プレート33a,bなどの前記複数の冷却部材の平均値:Tjなどの平均温度が正常、実際の冷却後用紙温度:Tpaなどの前記冷却後の記録材温度が異常である場合には、前記冷却前温度検出手段の検出結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
複数の冷却部材の平均温度が正常、冷却後の記録材温度が異常であった場合に、記録材の種類毎、及び機内温度などの環境温度毎に予め定められた冷却前の記録材温度と、実際の冷却前の記録材温度とを比較できる。
したがって、冷却前の記録材温度が正常であるか異常であるか、つまり、冷却装置9などの冷却装置のメンテナンスが必要か否かを判断できる。そして、冷却前の記録材温度が異常であり、冷却装置のメンテナンスが不要であると判断した場合には、当該冷却装置を備えたプリンタ300などの画像形成装置に設けた定着装置8などの定着装置の定着温度設定等の調査を促すことができる。
(態様M)において、メンテナンス判断手段70などの前記メンテナンス判断手段は、各冷却プレート33a,bなどの前記複数の冷却部材の平均値:Tjなどの平均温度が正常、実際の冷却後用紙温度:Tpaなどの前記冷却後の記録材温度が異常、実際の冷却前用紙温度:Tpbなどの前記冷却前の記録材温度が正常である場合には、各プレート温度センサ65a,bなどの前記冷却部材温度検出手段の各検出値:Tj1,2などの検出結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とするものである。
複数の冷却部材の平均温度が正常、冷却後の記録材温度が異常、冷却前の記録材温度が正常であった場合に、用紙Pなどの記録材の種類毎、及び機内温度などの環境温度毎に予め定められた冷却部材の温度と、実際に検出した全ての冷却部材の温度とを比較できる。
そして、全ての冷却部材の温度が正常であり、無端ベルトと冷却部材の少なくとも片方のメンテナンスが必要であると判断した場合には、その旨、通知して無端ベルトと冷却部材の少なくとも片方のメンテナンスを促すことができる。一方、いずれかの冷却部材の温度が異常であり、放熱手段のメンテナンスが必要と判断した場合には、その旨、通知して放熱手段等のメンテナンスを促すことができる。
用紙Pなどの記録材上に画像形成を行い、前記記録材を冷却する冷却装置を備えたプリンタ300などの画像形成装置において、前記冷却装置として、(態様A)乃至(態様N)のいずれかの冷却装置9などの冷却装置を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、上記した本実施形態について説明したように、(態様A)乃至(態様N)のいずれかの冷却装置と同様な効果を奏することができる画像形成装置を提供できる。
2 感光体
3 帯電装置
4 現像装置
5 クリーニングブレード
6 露光装置
7 転写装置
8 定着装置
9 冷却装置
10 中間転写ベルト
11 一次転写ローラ
12 二次転写ローラ
13 給紙カセット
14 給紙ローラ
15 レジストローラ対
16 排出ローラ対
17 定着ローラ
18 加圧ローラ
20 排紙トレイ
21 第一張架ローラ
22 第二張架ローラ
23 第三張架ローラ
24 テンションローラ(中間転写ベルト)
25 搬送路
26 切換え爪
27 反転路
28 ダクト
28a 吸気口
28b 排気口
30 ベルト搬送手段
31 第一ベルト搬送機構
32 第二ベルト搬送機構
33a 第一冷却プレート
33b 第二冷却プレート
34a 第一吸熱面(第一冷却プレート)
34b 第二吸熱面(第二冷却プレート)
41a 第一流入口(第一冷却プレート)
41b 第二流入口(第二冷却プレート)
42a 第一流出口(第一冷却プレート)
42b 第二流出口(第二冷却プレート)
44 冷却液循環回路
45 受熱部
46 放熱部
46a ラジエータ
46b 冷却ファン
47 循環路
48 ポンプ
49 液溜タンク
50,51,52,53,54 配管
55a,b,c,d 表側張架ローラ
56 第一搬送ベルト
57a,b,c,d 裏側張架ローラ
59 第二搬送ベルト
60 熱交換状態検知手段
61a 流入温度センサ
61b 流出温度センサ
62 気流温度センサ
65a 第一プレート温度センサ
65b 第二プレート温度センサ
66 冷却前用紙温度センサ
67 冷却後用紙温度センサ
68 環境温度センサ
70 メンテナンス判断手段
71 ポンプ回転数検知手段
72 ファン回転数検知手段
100 装置本体
110 本体制御部
120 冷却制御部
200 操作・表示部
300 プリンタ
P 用紙
Claims (15)
- 記録材を搬送する搬送手段と、前記記録材の熱を直接、又は間接的に吸熱する冷却部材とを備える冷却装置において、
前記記録材、又は該記録材との間に介在する部材と、前記冷却部材との熱交換の状態を検知する熱交換状態検知手段を備えることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1に記載の冷却装置において、
前記熱交換状態検知手段の検知結果に基づいて、当該冷却装置のメンテナンスの必要性を判断するメンテナンス判断手段を備えたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項2に記載の冷却装置において、
前記搬送手段は、前記記録材と前記冷却部材との間に介在する部材としての、無端移動する無端ベルトを有しており、
前記冷却部材は、摺動する前記無端ベルトを介して前記記録材の熱を吸熱するものであって、
前記メンテナンス判断手段は、前記無端ベルトと前記冷却部材の少なくとも片方のメンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項2又は3に記載の冷却装置において、
前記冷却部材の内部に設けられ、冷媒が通過する冷媒流路と、冷媒を搬送する冷媒搬送手段と、冷媒の熱を放熱する放熱手段と、前記冷却部材、前記冷媒搬送手段、及び前記放熱手段とを連結する管路部材とを備え、
前記メンテナンス判断手段は、前記記録材の種類と、前記熱交換状態検知手段で検知した前記冷却部材を通過した冷媒が受熱した熱量に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項4に記載の冷却装置において、
前記メンテナンス判断手段は、当該冷却装置を用いる画像形成装置の画像形成モードに基づいて、メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項4又は5に記載の冷却装置において、
前記メンテナンス判断手段は、前記冷媒の温度が飽和していることを確認し、前記冷媒の温度が飽和しているときに前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項4乃至6のいずれか一に記載の冷却装置において、
前記熱交換状態検知手段は、前記冷却部材に入る冷媒の温度を検出する入冷媒温度検出手段と、前記冷却部材から出る冷媒の温度を検出する出冷媒温度検出手段とを有し、
前記入冷媒温度検出手段の検出結果と、前記出冷媒温度検出手段の検出結果とに基づいて、前記冷却部材を通過した冷媒が受熱した熱量を求めることを特徴とする冷却装置。 - 請求項7に記載の冷却装置において、
前記入冷媒温度検出手段、及び前記出冷媒温度検出手段は、
前記冷却部材と前記管路部材との接続部近傍の外部に設けられた温度センサであることを特徴とする冷却装置。 - 請求項2乃至8のいずれか一に記載の冷却装置において、
前記冷媒搬送手段の動作を検知する搬送動作検知手段を有し、
前記メンテナンス判断手段は、前記搬送動作検知手段の検知結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項2乃至9のいずれか一に記載の冷却装置において、
前記放熱手段の動作を検知する放熱動作検知手段を有し、
前記メンテナンス判断手段は、前記放熱動作検知手段の検知結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項2乃至3のいずれか一に記載の冷却装置において、
前記冷却部材を複数備え、
前記熱交換状態検知手段は、当該冷却装置を備えた画像形成装置の環境温度を検出する環境温度検出手段と、前記複数の冷却部材の温度を検出する冷却部材温度検出手段とを有し、
前記メンテナンス判断手段は、前記記録材の種類と、前記環境温度検出手段の検出結果と、前記冷却部材温度検出手段の検出結果とに基づいて、前記複数の冷却部材の平均温度が正常であるか異常であるかにより、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項11に記載の冷却装置において、
前記熱交換状態検知手段は、前記記録材の冷却後の温度を検出する冷却後温度検出手段を有し、
前記メンテナンス判断手段は、前記複数の冷却部材の平均温度が正常である場合には、前記冷却後温度検出手段の検出結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項12に記載の冷却装置において、
前記熱交換状態検知手段は、前記記録材の冷却前の温度を検出する冷却前温度検出手段を有し、
前記メンテナンス判断手段は、前記複数の冷却部材の平均温度が正常、前記冷却後の記録材温度が異常である場合には、冷却前温度検出手段の検出結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 請求項13に記載の冷却装置において、
前記メンテナンス判断手段は、前記複数の冷却部材の平均温度が正常、前記冷却後の記録材温度が異常、前記冷却前の記録材温度が正常である場合には、前記冷却部材温度検出手段の検出結果に基づいて、前記メンテナンスの必要性を判断することを特徴とする冷却装置。 - 記録材上に画像形成を行い、前記記録材を冷却する冷却装置を備えた画像形成装置において、
前記冷却装置として、請求項1乃至14のいずれか一に記載の冷却装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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