JP2015139166A - 調整情報補正装置、調整情報補正方法、および通信装置 - Google Patents

調整情報補正装置、調整情報補正方法、および通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】増幅器の出力モードを切り替える場合における送信電力の精度を向上させることが可能な調整情報を作成することを可能とする。【解決手段】増幅器(36)の2つの出力モードを切り替えて動作させたときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCアンプ(32)の設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCアンプの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように、1つの出力モードの調整情報に含まれる送信電力を補正するテーブル補正部(15)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、増幅器を制御するための調整情報を補正する調整情報補正装置等に関する。
W-CDMA方式の携帯電話機では通信時、携帯電話機の送信電力は基地局からの命令で制御されている。送信電力の制御はスロット毎に行われており、スロット間のパワーの変化量として+1dB/−1dB、+2dB/−2dB、+3dB/−3dBが存在する。パワーのステップには規格が存在しており、+1dB制御の場合は0.5dB〜1.5dBに収めることが規定されている。
このような要求に対して、送信電力を制御するための種々の提案がなされている。例えば、特許文献1には、温度に応じた送信電力上限値を求め、次スロットの送信電力設定値がその上限値を超えるか否かを判定し、超えない場合はその送信電力設定値に応じた制御信号値を可変ゲインブロックに与え、超える場合はその送信電力上限値に応じた制御信号値を可変ゲインブロックに与える携帯無線機が提案されている。
国際公開第2003/015294号パンフレット(2003年2月20日公開) 特開2008−109351号公報(2008年5月8日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、通信装置に含まれる増幅器に複数の出力モードがあった場合に、出力モードの切り替えを行った際の通信装置の個体ごとに異なる増幅器の特性によって送信電力の精度が低下するという問題がある。本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、増幅器の出力モードを切り替える場合における送信電力の精度を向上させることにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る調整情報補正装置は、増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置が用いる上記調整情報を補正する調整情報補正装置であって、2つの出力モードを切り替えて連続的に動作させたときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように、送信電力の補正値を決定するとともに、少なくとも1つの出力モードの上記補正前の調整情報に含まれる送信電力を上記補正値によって補正する補正手段を備える。
また、本発明の他の態様に係る調整情報補正方法は、増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置が用いる上記調整情報を補正する調整情報補正方法であって、2つの出力モードを切り替えて連続的に動作させたときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように、送信電力の補正値を決定する補正値決定工程と、上記補正値決定工程により決定された上記補正によって、少なくとも1つの上記出力モードの上記補正前の調整情報に含まれる送信電力を補正する補正工程と、を含む。
また、本発明のさらに他の態様に係る通信装置は、増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置であって、2つの出力モードを切り替えて連続的に動作するときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように規定された上記調整情報を記憶した記憶部と、上記記憶部に記憶した上記調整情報に従って、上記増幅器および上記AGCを制御する制御手段とを備えている。
本発明の上記の各態様によれば、増幅器の出力モードを切り替える場合における送信電力の精度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る通信装置、制御PC、および測定器を表す機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に係る調整テーブルを作成する処理を表すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る一定時間ごとにAGCの設定値を下降させた場合における経過時間と送信電力の対応関係を表す図である。 本発明の各実施形態に係るAGCと送信電力との対応関係を表す図である。 本発明の実施形態2に係る通信装置を表す機能ブロック図である。 補正されていない調整テーブルを用いて基地局の指示に基づいて送信電力を変化させた場合における送信電力の変化の一例を表す図である。 本発明の実施形態3に係る一定時間ごとにAGCの設定値を上昇させた場合における経過時間と送信電力の対応関係を表す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔1.通信装置1の構成〕
まず図1に基づいて通信装置1、制御PC2(調整情報補正装置)および測定器3の構成について説明する。図1は、実施形態1に係る通信装置1、制御PC2および測定器3を示す機能ブロック図である。通信装置1は図1に示すように、制御部10、記憶部20、ベースバンド部31、AGC(Automatic Gain Control)アンプ32(AGC)、ミキサ33、局部発振回路34、ドライバーアンプ35、増幅器36、デュプレクサ37、アンテナコネクタ38、アンテナ39を含む。
ベースバンド部31は、ベースバンド出力制御部11の制御に基づき、ベースバンド信号をAGCアンプ32へ出力する。
AGCアンプ32は、AGC設定部12の制御に基づき、利得(以下、AGCの設定値と表す)を変化させることによって、ベースバンド部31から出力されたベースバンド信号の強度を変化させる。これにより、最終的にはアンテナコネクタ38において出力される電力(以下、送信電力と表す)が変化する。
ミキサ33は、AGCアンプ32から出力される信号と局部発振回路34から出力される信号によって高周波信号に変換する。またミキサ33は変換した高周波信号をドライバーアンプ35に出力する。ミキサ33から出力された高周波信号は、ドライバーアンプ35、および増幅器36によって増幅されたのちにデュプレクサ37へ出力される。
また、増幅器36は高い出力に適した高出力モードと、低い出力に適した低出力モードの2つの出力モードを備えている。より具体的には、高出力モードは、隣接チャネル漏えい電力を高い電力まで確保することが可能な出力モードであり、増幅器36を流れる電流は多くなる。一方、低出力モードでは、増幅器36の出力が低い場合に用いられるため、隣接チャネル漏えい電力を高い電力まで確保する必要はなく、増幅器36を流れる電流を下げている。増幅器の備える出力モードは、PA動作モード設定部13によっていずれかの出力モードに設定される。
デュプレクサ37は、アンテナコネクタ38を経由してアンテナ39から入力された高周波信号を送信させる。デュプレクサ37は送信経路と受信経路とを電気的に分離するためのものである。
制御部10は、ベースバンド出力制御部11、AGC設定部12、PA動作モード設定部13を備えている。ベースバンド出力制御部11は、ベースバンド部31から出力させるベースバンド信号を制御する。AGC設定部12は、制御PC2の制御に基づきAGCアンプ32の利得を変化させる。また、PA動作モード設定部13は、制御PC2の制御に基づき、増幅器36の出力モードを設定する。また、制御部10は、制御PC2の制御に基づき、記憶部20の読み書きを行う。
記憶部20は、切り替え点情報21、高出力モードテーブル22、低出力モードテーブル23を含んでいる。切り替え点情報21は、増幅器36の出力モードを切り替えるために用いられる送信電力である切り替え点を表す情報である。切り替え点は、主に隣接チャネル漏えい電力・電流に基づいて決定される。
高出力モードテーブル22および低出力モードテーブル23(調整テーブル)は、それぞれ増幅器36が各テーブルと対応する出力モードである場合におけるAGCの設定値と送信電力との対応関係を記録するテーブルである。具体的には図4の(A)に示すように、“AGC”列に示すAGCの設定値、“送信電力”列に示す送信電力が記録される。
制御PC2は、図1に示す通り、テーブル補正部40、一時記憶部50、補正情報作成部60を含む。制御PC2は、通信装置1を制御可能なPC(Personal Computer)などの装置により構成される。また、制御PC2は、通信装置1から出力される電力の情報を測定器3から、取得する。
測定器3は、アンテナコネクタ38から出力される電力を測定し、その結果を補正情報作成部60へ出力する。
一時記憶部50は、切り替え点情報21が示す切り替え点において増幅器の出力モードを切り替える場合におけるAGCの設定値と送信電力の対応関係を記録するための記憶領域である。具体的には、図4の(C)に示すように、“AGC”列に示すAGCの設定値、“出力モード”列に示す設定されている増幅器36の出力モード、“送信電力”列に示す送信電力が記録される。
補正情報作成部60(測定手段)は、AGC設定部12、PA動作モード設定部13を、増幅器36の各モードにおいて送信電力が一定時間ごとに段階的に変化するように制御し、測定器3から出力される測定の結果を、一時記憶部50へ記録し、また、制御部10を介して、記憶部20に格納された各テーブルへ記録する。
テーブル補正部40(補正手段)は、補正情報作成部60から一時記憶部50および各テーブルへの記録が完了したことの通知を受けて、一時記憶部50に含まれる情報および記憶部20に格納された各テーブルに含まれる情報を参照し、制御部10を介して、低出力モードテーブル23に記録された情報を補正する。テーブル補正部40および補正情報作成部60の動作の詳細は後述する。なお、テーブル補正部40および補正情報作成部60が、制御部10を介さずに、記憶部20に格納された各テーブルを読み書きするように構成されていてもよい。
〔2.調整テーブルを作成する処理〕
図2〜4に基づいて、調整テーブルを作成する工程および、各テーブルに記録された情報について説明する。なお、調整テーブルとは、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した情報であり、特定の送信電力を得るために、AGCの設定値をどのように設定すればよいかを示す情報である。
まず、補正情報作成部60は、AGC設定部12、およびPA動作モード設定部13を制御し、増幅器36の高出力モードにおけるAGCの設定値と測定器3が検知した送信電力との対応を測定し、高出力モードテーブル22へ記録する(S1)。具体的には、一定の時間間隔ごとに送信電力が所定の方向へ変化するようにAGCの設定値をAGC設定部12に変更させる操作(以下、スイープと表す)を送信電力が切り替え点を超えるまで実行し、AGCの設定値と送信電力との対応を高出力モードテーブル22へ記録する。例えば、1スロット(666.7μs)ごと、送信電力が1dBずつ所定の方向へ変化するようにAGCの設定値をAGC設定部12に変更させてもよい。図4の(A)は、S1に示す工程によって高出力モードテーブル22へ記録されたAGCの設定値と送信電力との対応の一例である。
続いて、S1に示す工程と同様の走査によって、補正情報作成部60は、増幅器36の低出力モードにおけるAGCの設定値と送信電力との対応を測定し、低出力モードテーブル23へ記録する(S2)。なお、S2における、AGCの設定値の初期値は、送信電力が切り替え点を超える値である。図4の(B)は、S2に示す工程によって低出力モードテーブル23へ記録されたAGCの設定値と送信電力との対応の一例である。
図3の(A)は、S1およびS2に示す工程における経過時間(time)と送信電力との対応を示す図である。S1に示す工程は、同図の(1)高出力モードと対応し、S2に示す工程は、同図の(2)低出力モードと対応する。各図に示すように、本実施形態においては、送信電力が下降する方向へスイープしている。
続いて、補正情報作成部60は、増幅器36の出力モードを切り替え点において、PA動作モード設定部13に切り替えさせて、増幅器36が低出力モードの状態と高出力モードの状態とを連続的にスイープ(以下連続スイープと表す。)を実行し、AGCの設定値および出力モードと送信電力との対応を一時記憶部50へ記録する(S3)。なお、S3に示す工程においては、モード個別テーブル記録工程において用いられたAGCの設定値、すなわち高出力モードテーブル22および低出力モードテーブル23へ記録されたAGCの設定値が用いられる。
図3の(B)に記された実線は、S3に示す工程における経過時間(time)と送信電力との対応を示している。また、図3の(B)に記された点線は、S3に示す工程において設定されたAGCの設定値および増幅器36の出力モードが、S1またはS2に示す工程において設定された場合の送信電力を示している。同図に示すように、S1またはS2に示す工程とS3に示す工程とでは、増幅器36の出力モードおよびAGCの設定値が同じであっても、送信電力の値は異なる。これは、増幅器36の温度の変化や、増幅器36の出力モードの切り替えなどに起因する差異である。そのため、増幅器36の出力モードを切り替える前の高出力モードと比較して、増幅器36の出力モードを切り替えた後の低出力モードでは点線と実線の差異は大きくなっている。
図4の(C)は、S3に示す工程によって一時記憶部50へ記録されたAGCの設定値および増幅器36の出力モードと送信電力との対応の一例を示している。具体的には、S3に示す工程において、AGCの設定値がAGC12であり、増幅器36が低出力モードであった場合、送信電力がP12Lであることなどが記録されている。
続いて、補正情報作成部60はテーブル補正部40へ、一時記憶部50への記録が完了したことを通知する。当該通知を受けたテーブル補正部40は、低出力モードテーブルを補正する補正値ΔPを算出する(S4)。図4の(A)に示す高出力モードでの測定結果において切り替え点を超えるもっとも小さい送信電力であるPH21(AGC21と対応する送信電力)をP1(P1b)とし、図4の(B)に示す低出力モードでの測定結果において切り替え点を超えないもっとも大きい送信電力であるPL21(AGC12と対応する送信電力)をP2(P1a)とする。また、図4の(C)に示す連続スイープの測定結果において、P1に対応するAGC設定値での送信電力であるP21H(AGC21と対応する送信電力)をP3_H(P2b)、P2に対応するAGC設定値での送信電力であるP12L(AGC12と対応する送信電力)をP3_L(P2a)とする。この場合、補正値ΔPは以下の式(1)によって算出される。
ΔP=(P3_H−P3_L)−(P1−P2)・・・・(1)
S4に示す工程(補正値決定工程)において補正値ΔPを算出したテーブル補正部40は、低出力モードテーブル23に含まれる送信電力から補正値ΔPを減算することによって、低出力モードテーブル23を補正する(S5)。図4の(D)は、S5に示す工程(情報作成工程)において補正された低出力モードテーブル23の一例を示す図である。この場合、作成された調整テーブルは高出力モードテーブル22および低出力モードテーブル23に記録された情報である。
上記の構成によれば、増幅器36の出力モードを切り替え点において切り替えた場合において、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となる調整テーブルが作成される。よって、増幅器の出力モードを切り替える場合における送信電力の精度を向上させることが可能な調整テーブルを作成することができる。
また、図3の(B)に示すように連続スイープ時の切替点におけるステップ(P3_H−P3_L)は、(1)高出力モード、(2)低出力モードの個別のスイープ時の切替点におけるステップ(P1−P2)と異なっている。一般に、実際に通信装置1が利用される際は、(3)連続スイープに近い特性になる。そのため、上記の処理により補正値ΔPを低出力モードテーブル23に含まれる送信電力から補正値ΔPを減算することによって、実際に通信装置1が利用される際の切替点におけるステップを所定の範囲内とすることができる。
〔変形例〕
上述の実施形態において、テーブル補正部40は、図2のS5に示す工程における低出力モードテーブル23に含まれる送信電力から補正値ΔPを減算する処理に替えて、高出力モードテーブル22に含まれる送信電力へ補正値ΔPを加算する処理を実行してもよい。また、上述の実施形態において、補正値ΔPをAGCの設定値について算出し、高出力モードテーブル22または低出力モードテーブル23に含まれるAGCの設定値を補正してもよい。
〔実施形態2〕
本実施形態に係る通信装置1aは、実施形態1に係る通信装置1によって作成された調整テーブルに基づいて、基地局(図示せず)の指示に従い、AGCの設定値を制御する。すなわち、通信装置1aは、上述の調整テーブルに基づいて送信電力を制御する。これにより、増幅器の出力モードを切り替える場合であっても、送信電力の精度に関する規格を満たすことができる。
通信装置1aの具体的な構成について、図5および6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図5は実施形態2に係る通信装置1aの構成を表す機能ブロック図である。通信装置1aと実施形態1に係る通信装置1との主な差異は、制御部10に替えて制御部10aを備え、また、受信部80を備える点である。また、本実施形態において、高出力モードテーブル22および低出力モードテーブル23には、図2に示すS1〜S5に示す方法によって作成された調整テーブルが記録されている。なお、当該調整テーブルを作成した時点における通信装置1に含まれるベースバンド部31、AGCアンプ32、ドライバーアンプ35、増幅器36、デュプレクサ37、およびアンテナコネクタ38(特に、AGCアンプ32および増幅器36)により構成される電子回路と、通信装置1aに含まれる上記電子回路とは同一の特性をもつ。
受信部80は、基地局から受信した情報を制御部10aへ出力する。基地局から受信する情報には、送信電力の設定の指示が含まれる。送信電力の設定の指示とは、例えば、通信装置1aの送信電力を10dBに設定する指示である。
制御部10a(制御手段)は、AGC設定部12aおよびPA動作モード設定部13aを含む。AGC設定部12aは、受信部80から出力された送信電力の設定の指示に基づき、切り替え点情報21、および調整テーブルである高出力モードテーブル22および低出力モードテーブル23を参照してAGCの設定値を決定する。また、PA動作モード設定部13aは、受信部80から出力された送信電力の設定の指示に基づき、切り替え点情報21を参照し、増幅器36の出力モードを切り替える。
送信電力の設定の指示が送信電力をPH10とすることであった場合の例について説明する。AGC設定部12aは、まず切り替え点情報21を参照することで、PH10が切り替え点を超えていることを確認する。続いて、AGC設定部12aは、高出力モードテーブル22を参照し、送信電力をPH10とするためのAGCの設定値を決定する。これにより、決定されたAGCの設定値であるAGC10を、AGC設定部12aはAGCアンプ32へ設定する。また、PA動作モード設定部13aは、切り替え点情報21を参照することで、PH10が切り替え点を超えていることを確認し、増幅器36を高出力モードに設定する。これにより、増幅器36は高出力モードに設定され、またAGCの設定値はAGC10となる。
図6は、補正されていない調整テーブル(図2のS1およびS2に示す工程によって記録された各モード別テーブル)を用いて基地局から送信電力を1dBずつ変化させるような送信電力の設定の指示を受信した場合における送信電力の変化の一例を表す図である。この場合、増幅器36を高出力モードから低出力モードへの切り替えが発生した場合の送信電力の変化であるDiffは、1dB±0.5dBという規格を満たしていない場合がある。一方で、本実施形態に係る通信装置1aは図2のS5において補正された調整テーブルを用いるため、増幅器の出力モードを切り替える場合であっても、送信電力の精度に関する規格を満たすことができる。すなわち、端末の個体ごとに異なる送信電力特性を補正することができるため、送信電力制御の特性が改善する。
なお、AGC設定部12aが用いる調整テーブルは、高出力モードテーブル22および低出力モードテーブル23に入力された情報に限られない。例えば、各テーブルに入力された値を線形補間することで得られた情報を用いて、0.5dBごとの送信電力と対応するAGCの設定値を求めてもよい。
〔実施形態3〕
本実施形態と実施形態1との差異は図2のS2、S3においてスイープが実行される方向を選択する工程を図2のS1に示す工程の前に、補正情報作成部60が実行することである。具体的には、スイープが実行される方向として下降する方向が選択された場合は、実施形態1と同じ処理が実行される。また、スイープが実行される方向として上昇する方向が選択された場合は、図2のS2およびS3に示す工程それぞれにおいて、図7に示すように出力される電力が上昇する方向にスイープが実行される。
〔変形例〕
実施形態3において、S2、S3においてスイープが実行される方向を上昇する方向および下降する方向それぞれに設定した場合の調整テーブルを記録し、それぞれの調整テーブルにおいて対応する値を平均した結果を調整テーブルとしてもよい。
また、上記各実施形態において、増幅器36は高出力モードおよび低出力モード以外の中出力モードなどの出力モードを備えていてもよい。この場合、各出力モードについてAGCと送信電力との対応を示すモード個別テーブルが作成され、少なくとも一つのモード個別テーブルが補正されることで調整テーブルが作成される。
〔ソフトウェアによる実現例〕
通信装置1、1aの制御ブロック(特に制御部10、10a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、通信装置1、1aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る調整情報補正装置(制御PC2)は、増幅器(36)および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)(32)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報(高出力モードテーブル22、低出力モードテーブル23)に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置(1)が用いる上記調整情報を補正する調整情報補正装置であって、2つの出力モードを切り替えて連続的に動作させたときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように、送信電力の補正値を決定するとともに、少なくとも1つの出力モードの上記補正前の調整情報に含まれる送信電力を上記補正値によって補正する補正手段(テーブル補正部40)を備える。
上記の構成によれば、増幅器の出力モードを切り替え点において切り替えた場合において、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となる調整情報が作成される。よって、増幅器の出力モードを切り替える場合における送信電力の精度を向上させることが可能な調整情報を作成することができる。
本発明の態様2に係る調整情報補正装置は、上記態様1において、上記補正手段は、上記補正前の調整情報に従って、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力をP1bとし、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力をP1aとするとともに、上記補正前の調整情報に従って、出力モードを切り替えて、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させたときに得られる、上記P1bに対応する上記AGCの設定値に対応する送信電力をP2bとし、上記P1aに対応する上記AGCの設定値に対応する送信電力をP2aとした場合、上記補正値であるΔPを以下の式により算出してもよい。
ΔP=(P1b−P1a)―(P2b−P2a)
上記補正前の調整情報に従って、出力モードを切り替えて、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させた場合の切替点におけるステップ(P2b−P2a)は、出力モードごとに測定されたAGCと送信電力の設定結果から得られる切り替え前の出力モードにおける送信電力と、切り替え後の出力モードにおける送信電力とから得られるステップ(P1b−P1a)とは異なっている。
一般に、実際に通信装置が利用される際の送信電力の特性は、出力モードを切り替えて、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させた場合と近い特性になる。そのため、上記の処理により補正値ΔPを少なくとも1つの出力モードの上記補正前の調整情報に含まれる送信電力に対して補正値ΔPによって補正することによって、実際に通信装置1が利用される際の切替点におけるステップを所定の範囲内とすることができる。
上記の構成によれば、上記補正前の調整情報に従った場合における上記切り替え点と隣接する上記出力される電力、および出力モードを切り替えた場合における上記出力される電力、から算出された補正値によって上記調整情報が補正される。これにより、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となる調整情報が作成される。すなわち、増幅器の出力モードを切り替える場合においても、精度規格を満たすことができる調整情報を得ることができる。
本発明の態様3に係る調整情報補正装置は、上記通信装置と同じ特性を有する上記増幅器および上記AGCを備えるとともに、出力モードを切り替えず、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させて測定した、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に記録し、かつ、出力モードを切り替えて、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させて測定した、AGCの設定値と送信電力との対応関係を記録する測定手段(補正情報作成部60)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、出力モードを切り替えなかった場合の各出力モードにAGCの設定値と送信電力との対応関係、および出力モードを切り替える場合におけるAGCの設定値と送信電力との対応関係が記録される。
本発明の態様4に係る調整情報補正方法は、増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置が用いる上記調整情報を補正する調整情報補正方法であって、2つの出力モードを切り替えて連続的に動作させたときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように、送信電力の補正値を決定する補正値決定工程(S4)と、上記補正値決定工程により決定された上記補正によって、少なくとも1つの上記出力モードの上記補正前の調整情報に含まれる送信電力を補正する補正工程(S5)と、を含む。
上記の構成によれば上記態様1と同様の作用・効果が得られる。
本発明の態様5に係る通信装置(1a)は、増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置であって、2つの出力モードを切り替えて連続的に動作するときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように規定された上記調整情報を記憶した記憶部(20)と、上記記憶部に記憶した上記調整情報に従って、上記増幅器および上記AGCを制御する制御手段(制御部10a)とを備えている。
上記の構成によれば、増幅器の出力モードを切り替える場合であっても、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となる。すなわち、端末の個体ごとに異なる増幅器の出力モードを切り替え時における送信電力特性を補正することができるため、増幅器の出力モードを切り替える場合における送信電力の精度を向上させることができる。
本発明の態様6に係る通信装置の制御方法は、増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置の制御方法であって、上記通信装置は、2つの出力モードを切り替えて連続的に動作するときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように規定された上記調整情報を記憶した記憶部をさらに備え、上記記憶部に記憶した上記調整情報に従って、上記増幅器および上記AGCを制御する。
上記の構成によれば、上記態様5と同様の作用・効果が得られる。
本発明の各態様に係る調整情報補正装置、および通信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記調整情報補正装置および上記通信装置が備える各手段として動作させることにより上記情報処理装置および上記通信装置をコンピュータにて実現させる上記調整情報補正装置および上記通信装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、通信装置の調整情報を補正する調整情報補正装置、補正方法および通信装置に利用することができる。
1 通信装置
2 制御PC(調整情報補正装置)
20 記憶部
22 高出力モードテーブル(調整情報)
23 低出力モードテーブル(調整情報)
40 テーブル補正部(補正手段)
60 補正情報作成部(測定手段)
32 AGCアンプ(AGC)
36 増幅器
1a 通信装置
10a 制御部(制御手段)

Claims (5)

  1. 増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置が用いる上記調整情報を補正する調整情報補正装置であって、
    2つの出力モードを切り替えて連続的に動作させたときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように、送信電力の補正値を決定するとともに、少なくとも1つの上記出力モードの上記補正前の調整情報に含まれる送信電力を上記補正値によって補正する補正手段を備える、
    ことを特徴とする調整情報補正装置。
  2. 上記補正手段は、
    上記補正前の調整情報に従って、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力をP1bとし、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力をP1aとするとともに、
    上記補正前の調整情報に従って、出力モードを切り替えて、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させたときに得られる、上記P1bに対応する上記AGCの設定値に対応する送信電力をP2bとし、上記P1aに対応する上記AGCの設定値に対応する送信電力をP2aとした場合、
    上記補正値であるΔPを以下の式により算出する、
    ΔP=(P1a−P2a)―(P1b−P2b)
    ことを特徴とする請求項1に記載の調整情報補正装置。
  3. 上記通信装置と同じ特性を有する上記増幅器および上記AGCを備えるとともに、
    出力モードを切り替えず、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させて測定した、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に記録し、かつ、出力モードを切り替えて、AGCの設定値を変更しながら連続的に上記増幅器に送信電力を出力させて測定した、AGCの設定値と送信電力との対応関係を記録する測定手段を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の調整情報補正装置。
  4. 増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置が用いる上記調整情報を補正する調整情報補正方法であって、
    2つの出力モードを切り替えて連続的に動作させたときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように、送信電力の補正値を決定する補正値決定工程と、
    上記補正値決定工程により決定された上記補正によって、少なくとも1つの上記出力モードの上記補正前の調整情報に含まれる送信電力を補正する補正工程と、を含む
    ことを特徴とする調整情報補正方法。
  5. 増幅器および該増幅器の送信電力を制御するAGC(Auto Gain Control)を備えるとともに、AGCの設定値と送信電力との対応関係を出力モード毎に規定した調整情報に従って、少なくとも2つの出力モードを切り替えて連続的に動作する通信装置であって、
    2つの出力モードを切り替えて連続的に動作するときに、切り替え前の出力モードの切り替え直前におけるAGCの設定値に対応する送信電力と、切り替え後の出力モードの切り替え直後におけるAGCの設定値に対応する送信電力との差が所定範囲内となるように規定された上記調整情報を記憶した記憶部と、
    上記記憶部に記憶した上記調整情報に従って、上記増幅器および上記AGCを制御する制御手段とを備えている
    ことを特徴とする通信装置。
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