JP4631489B2 - 無線端末及びそれに用いるapc制御方法 - Google Patents

無線端末及びそれに用いるapc制御方法 Download PDF

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Description

本発明は無線端末及びそれに用いるAPC制御方法に関し、特に携帯無線端末におけるRF(Radio Frequency)出力レベルを一定に保つAPC(Auto Power Control)機能に関する。
従来、APC機能においては、増幅回路のRF出力レベルを検出する検波回路を備えており、検波回路で検出したRF出力レベルを一定に保つようにAGC(Auto Gain Control)電圧を制御して一定のRF出力レベルを補償している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−173001号公報
しかしながら、上述した従来のAPC機能では、検波回路にて検出されるRF出力レベルの監視手段となる検波電圧がRF出力レベルによって、周囲の環境温度、使用する周波数帯による特性のばらつきが生じてしまい、RF出力レベルの監視能力が低下する恐れがある。
また、従来のAPC機能では、検波回路で検出できるRF出力レベルのダイナミックレンジが狭いため、高出力から低出力まですべてのRF出力レベルを検出し、RF出力レベルを一定に保つことができない。このため、従来のAPC機能では、検波回路が検出できる高出力レベルのみで使用されており、ダイナミックレンジの広い無線通信システムの低出力レベルではAPC機能が動作していないため、低出力レベルでの周囲の環境温度、使用する周波数帯による増幅回路のGain変動を正確に補正することができない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、RF出力レベルの変化に応じた適切な温度及び周波数の補正値を設定することができ、RF出力レベルに依存することなく、検波電圧の温度特性及び周波数特性を均一にすることができるとともに、検波回路の監視能力を向上させることができる無線端末及びそれに用いるAPC制御方法を提供することにある。
本発明による無線端末は、AGC(Auto Gain Control)電圧制御にてゲインを可変することで出力レベルを可変可能な増幅回路と、前記出力レベルを検出する検波回路と、前記検波回路が検出した出力レベルを監視しかつ監視する出力レベルを一定にするように前記増幅回路のゲインを制御するAPC(Auto Power Control)機能とを無線送信部に含む無線端末であって、
前記無線送信部の周囲環境温度を検出する温度検出回路と、
前記周囲環境温度と指定した周波数と指定した出力レベルとに応じて予め算出されかつ前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を基に前記AGC電圧制御を行う制御手段とを備え
予め算出された前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を算出するための数値を保存する記憶手段を含み、
前記制御手段は、前記周囲環境温度と前記指定した周波数と前記指定した出力レベルとに応じて前記記憶手段から前記数値を読出して当該補正値を算出して前記AGC電圧制御を行い、
前記記憶手段は、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存しており、
前記制御手段は、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定している。
本発明によるAPC制御方法は、AGC(Auto Gain Control)電圧制御にてゲインを可変することで出力レベルを可変可能な増幅回路と、前記出力レベルを検出する検波回路と、前記検波回路が検出した出力レベルを監視しかつ監視する出力レベルを一定にするように前記増幅回路のゲインを制御するAPC(Auto Power Control)機能とを無線送信部に含む無線端末に用いるAPC制御方法であって、
前記無線端末が、温度検出回路で検出された前記無線送信部の周囲環境温度と指定した周波数と指定した出力レベルとに応じて予め算出されかつ前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を基に前記AGC電圧制御を行う処理を実行し、
予め算出された前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を算出するための数値を記憶手段に保存しておき、
前記無線端末が、前記周囲環境温度と前記指定した周波数と前記指定した出力レベルとに応じて前記記憶手段から前記数値を読出して当該補正値を算出して前記AGC電圧制御を行い、
前記記憶手段に、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存し、
前記無線端末が、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定している。
すなわち、本発明の無線端末は、無線送信部に、AGC(Auto Gain Control)電圧制御にてゲイン(Gain)を可変することで、RF(Radio Frequency)出力レベルを可変可能なAGC機能を備えた増幅回路と、検波回路と、その検波回路が検出したRF出力レベルを監視し、監視したRF出力レベルを一定にするように増幅回路のゲインを制御するAPC(Auto Power Control)機能を備えている。
APC機能は、その内部に、検波回路にて検出したRF出力レベルを監視してAGC電圧を制御する制御回路と、AGC電圧を出力するためのD/A(ディジタル/アナログ)コンバータと、周囲環境温度を検出する温度検出回路とを備えている。
制御回路は、増幅回路で出力しているレベルの設定を監視する機能を有し、検波回路にて検出したRF出力レベルとの比較結果を基に、そのRF出力レベルと同一になるように、AGC電圧を制御する機能を有している。
本発明の無線端末では、周囲環境温度、指定した周波数、指定したRF出力レベルによって、増幅回路のゲインの変動だけでなく、検波回路の検出したRF出力レベルの監視精度の変動に対しても、それら変動による補正値をそれぞれ予め算出して内部の記憶回路に保存し、制御回路は記憶回路に保存された補正値を基にAGC電圧を制御している。
この記憶回路には、増幅回路及び検波回路の検出精度のRF出力レベルに応じた温度特性及び周波数特性を均一にする補正値が予め算出されて格納されており、制御回路が記憶回路からの最適な補正値を読出して設定することで、温度、周波数特性を補償したAPC機能が実現される。
上記のように、本発明の無線端末では、RF出力レベルに応じて、周囲の環境温度、使用する周波数帯による検波電圧特性の変動量を予め把握しておくことで、RF出力レベルの変化に応じた適切な温度及び周波数の補正値を設定することが可能となり、RF出力レベルに依存することなく、検波電圧の温度特性及び周波数特性を均一にすることが可能となり、検波回路の監視能力を向上させることが可能となる。
また、本発明の無線端末では、RF出力レベルのダイナミックレンジに依存することなく、周囲の環境温度、使用する周波数帯の各RF出力レベルでの増幅回路のゲイン変動を予め把握しておくことで、RF出力レベルの変化に応じて適正な温度及び周波数の補正値を設定することが可能となり、ダイナミックレンジの広い無線通信システムでRF出力レベルに依存することなく、増幅回路のゲインの温度特性及び周波数特性を均一にすることが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、RF出力レベルの変化に応じた適切な温度及び周波数の補正値を設定することができ、RF出力レベルに依存することなく、検波電圧の温度特性及び周波数特性を均一にすることができるとともに、検波回路の監視能力を向上させることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による無線端末の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による無線端末は送信部であるRF(Radio Frequency)回路1と、APC(Auto Power Control)機能2とを内部に含んで構成されている。
RF回路1は増幅回路であるAGC(Auto Gain Control)アンプ13と、増幅回路の最終段となるパワーアンプ12と、パワーアンプ12の出力から出力レベルを監視する検波回路11とからなる。ここで、増幅回路はAGCアンプ13に対するAGC電圧制御にてゲイン(Gain)を可変することで、RF出力レベルが可変可能となっている。
APC機能2は検波回路11が検出したRF出力レベルをディジタル信号に変換するA/D(アナログ/ディジタル)回路21と、検波回路11が検出したRF出力レベルを監視し、RF出力レベルを一定にするように増幅回路のゲインを制御する制御回路[例えば、CPU(中央処理装置)等]22と、検波回路11にて検出した検波電圧に応じた補正値を保存する記憶回路23と、周囲環境温度による温度変動を監視する温度検出回路24と、制御回路22からのAGC電圧への補正値の設定をアナログ信号に変換してAGCアンプ13に出力するD/A(ディジタル/アナログ)回路25とからなる。尚、記憶回路23には制御回路22で実行されるプログラムも格納されている。
本実施例では、増幅回路の最終段となるパワーアンプ12の出力レベルを監視する検波回路11からA/D回路21を介して制御回路22に出力レベルを通知し、制御回路22が検出した出力レベルに応じた補正値を記憶回路23から読出してD/A回路25を介してAGCアンプ13に出力することで、検波回路11で検出されるRF信号の出力レベルが一定になるようにAGCアンプ13のゲインを制御する。
また、本実施例では、周囲環境温度による温度変動を監視するために温度検出回路24を備えており、制御回路22は温度検出回路24から通知される温度変化に応じてAGCアンプ13のゲインを制御する。
図2は図1の検波回路11の一構成例を示す図である。図2において、検波回路11は、従来技術と同様に、パワーアンプ12の出力をコンデンサC1(111)にてRF信号(高周波成分)を結合させて、ダイオードDi1(112),Di2(113)とコンデンサC2(114)とを用いて、コンデンサC1(111)で検出したRF信号の結合量を電圧(直流成分)に変換し、変換した電圧を検波電圧としてAPC機能2に出力する。
この検波回路11は変換した電圧を検波電圧としてA/D回路21に出力するので、制御回路22はA/D回路21を介して得られた検波電圧とAGCアンプ13の出力レベルとの相関をとって記憶回路23に格納することによって、検波回路11にて検出した検波電圧に応じてAGCアンプ13の出力レベルを可変することができる。この検波電圧が周囲の環境温度及び指定される周波数から特性の変化があった場合には、検出精度も変化することになる。
検波回路11にて検出した検波電圧に応じて掛ける補正値は、それぞれ記憶回路23から読出した、予め増幅回路の温度による変動量を考慮した数値(Tagc)及びAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K1agc)と、周波数による変動量を考慮した数値(Fagc)及びAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K2agc)とに基づいて算出される。
この場合、上記の補正値Aは、
A=Tagc・K1agc+Fagc・K2agc ・・・(1)
という式から算出し、それをAGC電圧に加算することで、増幅回路の周囲の環境温度及び指定した周波数のばらつきを軽減することができる。
また、検波回路11の補正値は、上記と同様に、それぞれ記憶回路23から読出した、検波回路11の温度による検出精度を考慮した数値(Tapc)及びAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K1apc)と、周波数による検出精度を考慮した数値(Fapc)及びAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K2apc)とに基づいて算出される。
この場合、上記の補正値Bは、
B=Tapc・K1apc+Fapc・K2apc ・・・(2)
という式から算出し、それをAGC電圧に加算することで、検波回路11の周囲の環境温度及び指定した周波数の検出精度を向上させることができる。
図3は本発明の一実施例における温度による増幅回路の入出力レベルの関係を示す図であり、図4は本発明の一実施例における周波数による増幅回路の入出力レベルの関係を示す図であり、図5は本発明の一実施例における検波回路11での検出される検波電圧特性の一例を示す図であり、図6は本発明の一実施例における温度による検波回路11の検波電圧の関係を示す図であり、図7は本発明の一実施例における周波数による検波回路11の検波電圧の関係を示す図である。
図3に示すように、増幅回路の特徴として、増幅回路の飽和領域と非飽和領域とでは温度によるゲイン(=出力レベル−入力レベル)の変化量が異なり、非飽和領域では温度によるゲインの変化量が比較的一律に変化するが、飽和領域では温度によるゲインの変化量が出力レベルで異なる。多段にわたる増幅回路を内蔵する場合には、各段の増幅回路の飽和領域が各々異なるので、最終段での出力レベルが温度と増幅回路への入力レベルとによって温度によるゲインの変化量が様々な数値となる。
このため、本実施例では、温度によるゲインの変化量を考慮した数値を細かく設定する必要があり、増幅回路の入力にあたるAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K1agc)を予め記憶回路23に格納することで、指定した出力レベルに応じた温度係数(K1agc)と温度に応じた補正値(Tagc)との掛け算にて、各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値(Tagc・K1agc)を設定することが可能となり、より正確な温度特性の補償制御が可能となる。
同様に、図4に示すように、増幅回路の特徴として、飽和領域で動作をしている比較的出力レベルの高いレベル(P1)と、非飽和領域で動作をしている比較的出力レベルの低いレベル(P2)との周波数特性が異なり、出力レベルに応じて周波数特性を一定に保つための補正値を各々設定する必要がある。
そのため、本実施例では、増幅回路の入力にあたるAGCアンプ13の出力レベルに応じた周波数係数(K2agc)を予め記憶回路23に格納することで、指定した出力レベルに応じた周波数係数(K2agc)と周波数に応じた補正値(Fagc)との掛け算にて、各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値(Fagc・K2agc)を設定することが可能となり、より正確な周波数特性の補償制御が可能となる。
検波回路11で検出した検波電圧の特性は、図5に示すように、検出する出力レベルが高くなるにつれて検波電圧が高くなるという特徴を有し、図6及び図7に示すように、周囲環境温度及び指定する周波数によって検波電圧毎に変動する量が異なるため、検波回路11で監視する精度が劣化する恐れがある。
このため、本実施例では、検波電圧に変換される出力レベルを決定するAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K1apc)と周波数係数(K2apc)とを予め記憶回路23に格納することで、指定した出力レベルに応じた温度係数(K1apc)と温度に応じた補正値(Tapc)との掛け算にて、各出力レベルの温度による検波電圧の変化量としての補正値(Tapc・K1apc)を設定することが可能となる。
同様に、本実施例では、指定した出力レベルに応じた周波数係数(K2apc)と周波数に応じた補正値(Fapc)との掛け算にて、各出力レベルの周波数の変化による検波電圧の変化量としての補正値(Fagc・K2agc)を設定することが可能となり、より正確な温度特性及び周波数特性の補償が可能となって検波回路11の監視精度が向上する。
図8は図1の制御回路22による温度及び周波数補償制御の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図8を参照して本発明の一実施例による温度及び周波数補償制御の動作について説明する。尚、図8に示す処理は制御回路22が記憶回路23のプログラムを実行することで実現される。
制御回路22はA/D回路21を通して検波回路11から検波電圧が通知されると(図8ステップS1)、増幅回路の温度による変動量を考慮した数値(Tagc)とAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K1agc)とを記憶回路23から読出す(図8ステップS2)。
また、制御回路22は周波数による変動量を考慮した数値(Fagc)とAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K2agc)とを記憶回路23から読出し(図8ステップS3)、増幅回路の補正値Aを(1)式から算出する(図8ステップS4)。
同様に、制御回路22は検波回路11の温度による検出精度を考慮した数値(Tapc)とAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K1apc)とを記憶回路23から読出し(図8ステップS5)、周波数による検出精度を考慮した数値(Fapc)とAGCアンプ13の出力レベルに応じた温度係数(K2apc)とを記憶回路23から読出し(図8ステップS6)、検波回路11の補正値Bを(2)式から算出する(図8ステップS7)。
制御回路22は上記の算出した補正値A,BからAGCアンプ13のAGC電圧に、補正する補正値(A+B)を設定する(図8ステップS8)。制御回路22は上述した処理を設定終了まで繰り返し行う(図8ステップS1〜S9)。
すなわち、無線端末の電源が投入された後、温度検出回路24にて温度が検出し、検出された温度が更新されるたびに割り込み処理にて制御回路22が温度情報を更新しておき、同様に、周波数を指定されるたびに割り込み処理にて制御回路22が周波数情報を更新しておく。
制御回路22は送信出力レベルの設定制御を行う際に、設定する出力レベルに応じた温度係数(K1agc及びK1apc)及び温度に応じた補正値(Tagc及びTapc)と、周波数係数(K2agc及びK2apc)及び周波数に応じた補正値(Fagc及びFapc)とを記憶回路23から読出し、AGCアンプ13の出力レベルを設定する。
また、制御回路22は温度情報及び周波数情報が更新されるたびに割り込み処理にて、AGCアンプ13の出力レベルに対する温度の変化による補正値(Tagc・K1agc及びTapc・K1apc)の演算と、周波数の変化による補正値(Fagc・K2agc及びFapc・K2apc)の演算とを実施し、増幅回路の補正値として(1)式から算出した補正値Aを設定し、検波回路11の補正値として(2)式から算出した補正値Bを設定する。
検波回路11による補正値Bが動作しない出力レベルの低い範囲では、増幅回路の補正値Aの設定が反映したゲイン制御をAGCアンプ13に実施し、増幅回路の出力レベルに応じたゲインの最適値を設定することができ、周囲環境温度及び指定した周波数によらない一定の出力レベルを補償することができる。
このように、本実施例では、増幅回路の飽和領域付近と非飽和領域の温度・周波数によるゲイン変動を増幅回路のRF出力レベルに応じて補正することで、最適な補正値を考慮してAGC電圧を制御することができるので、温度特性及び周波数特性を均一にすることができる。
増幅回路は飽和領域付近と非飽和領域とで、温度・周波数によるゲインの変化量が異なるため、固定のRF出力レベルでの温度・周波数によるゲインの変化量の補正だけでは最適な補正値を反映することができない。本実施例では、RF出力レベルを段階的に分けて、それぞれのRF出力レベルに応じた温度・周波数のゲインの変化量に対して、RF出力レベル毎に可変するゲインの変化量を掛け合わせることによって、RF出力レベルに応じた最適な温度・周波数の補正値を算出しているため、温度特性及び周波数特性を均一にすることができる。
尚、増幅回路が多段で構成されている場合には、各増幅段の飽和領域と非飽和領域とが複合されるので、各RF出力レベルでの温度によるゲインの変化量が複雑になるため、上記の効果が顕著に現れる。
また、本実施例では、RF出力レベルに応じて補正を行うことによって、監視精度に対して最適な補正値を与えることが可能となり、監視精度を向上させることができる。
検波回路11て検出されるRF出力レベルの監視手段の検波電圧は、RF出力レベルによって温度特性・周波数特性が異なるため、固定のRF出力レベルでの温度・周波数による補正値だけでは最適な補正値を反映することができない。本実施例では、RF出力レベルを段階的に分けて、それぞれのRF出力レベルに応じた温度・周波数の補正値に対して、RF出力レベル毎に可変する検波電圧の変化量を掛け合わせることによって、RF出力レベルに応じた最適な温度・周波数の補正値を算出することができる。
本発明の一実施例による無線端末の構成を示すブロック図である。 図1の検波回路の一構成例を示す図である。 本発明の一実施例における温度による増幅回路の入出力レベルの関係を示す図である。 本発明の一実施例における周波数による増幅回路の入出力レベルの関係を示す図である。 本発明の一実施例における検波回路での検出される検波電圧特性の一例を示す図である。 本発明の一実施例における温度による検波回路の検波電圧の関係を示す図である。 本発明の一実施例における周波数による検波回路の検波電圧の関係を示す図である。 図1の制御回路による温度及び周波数補償制御の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 RF回路
2 APC機能
11 検波回路
12 パワーアンプ
13 AGCアンプ
21 A/D回路
22 制御回路
23 記憶回路
24 温度検出回路
25 D/A回路

Claims (6)

  1. AGC(Auto Gain Control)電圧制御にてゲインを可変することで出力レベルを可変可能な増幅回路と、前記出力レベルを検出する検波回路と、前記検波回路が検出した出力レベルを監視しかつ監視する出力レベルを一定にするように前記増幅回路のゲインを制御するAPC(Auto Power Control)機能とを無線送信部に含む無線端末であって、
    前記無線送信部の周囲環境温度を検出する温度検出回路と、
    前記周囲環境温度と指定した周波数と指定した出力レベルとに応じて予め算出されかつ前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を基に前記AGC電圧制御を行う制御手段とを有し、
    予め算出された前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を算出するための数値を保存する記憶手段を含み、
    前記制御手段は、前記周囲環境温度と前記指定した周波数と前記指定した出力レベルとに応じて前記記憶手段から前記数値を読出して当該補正値を算出して前記AGC電圧制御を行い、
    前記記憶手段は、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存しており、
    前記制御手段は、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定することを特徴とする無線端末。
  2. 前記記憶手段は、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存しており、
    前記制御手段は、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定することを特徴とする請求項1記載の無線端末。
  3. AGC(Auto Gain Control)電圧制御にてゲインを可変することで出力レベルを可変可能な増幅回路と、前記出力レベルを検出する検波回路と、前記検波回路が検出した出力レベルを監視しかつ監視する出力レベルを一定にするように前記増幅回路のゲインを制御するAPC(Auto Power Control)機能とを無線送信部に含む無線端末であって、
    前記無線送信部の周囲環境温度を検出する温度検出回路と、
    前記周囲環境温度と指定した周波数と指定した出力レベルとに応じて予め算出されかつ前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を基に前記AGC電圧制御を行う制御手段とを有し、
    予め算出された前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を算出するための数値を保存する記憶手段を含み、
    前記制御手段は、前記周囲環境温度と前記指定した周波数と前記指定した出力レベルとに応じて前記記憶手段から前記数値を読出して当該補正値を算出して前記AGC電圧制御を行い、
    前記記憶手段は、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存しており、
    前記制御手段は、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定することを特徴とする無線端末。
  4. AGC(Auto Gain Control)電圧制御にてゲインを可変することで出力レベルを可変可能な増幅回路と、前記出力レベルを検出する検波回路と、前記検波回路が検出した出力レベルを監視しかつ監視する出力レベルを一定にするように前記増幅回路のゲインを制御するAPC(Auto Power Control)機能とを無線送信部に含む無線端末に用いるAPC制御方法であって、
    前記無線端末が、温度検出回路で検出された前記無線送信部の周囲環境温度と指定した周波数と指定した出力レベルとに応じて予め算出されかつ前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を基に前記AGC電圧制御を行う処理を実行し、
    予め算出された前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を算出するための数値を記憶手段に保存しておき、
    前記無線端末が、前記周囲環境温度と前記指定した周波数と前記指定した出力レベルとに応じて前記記憶手段から前記数値を読出して当該補正値を算出して前記AGC電圧制御を行い、
    前記記憶手段に、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による変動量を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存し、
    前記無線端末が、前記増幅回路の温度による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による変動量を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定することを特徴とするAPC制御方法。
  5. 前記記憶手段に、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存し、
    前記無線端末が、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定することを特徴とする請求項4記載のAPC制御方法。
  6. AGC(Auto Gain Control)電圧制御にてゲインを可変することで出力レベルを可変可能な増幅回路と、前記出力レベルを検出する検波回路と、前記検波回路が検出した出力レベルを監視しかつ監視する出力レベルを一定にするように前記増幅回路のゲインを制御するAPC(Auto Power Control)機能とを無線送信部に含む無線端末に用いるAPC制御方法であって、
    前記無線端末が、温度検出回路で検出された前記無線送信部の周囲環境温度と指定した周波数と指定した出力レベルとに応じて予め算出されかつ前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を基に前記AGC電圧制御を行う処理を実行し、
    予め算出された前記増幅回路のゲインの変動及び前記検波回路の検出した出力レベルの監視精度の変動による補正値を算出するための数値を記憶手段に保存しておき、
    前記無線端末が、前記周囲環境温度と前記指定した周波数と前記指定した出力レベルとに応じて前記記憶手段から前記数値を読出して当該補正値を算出して前記AGC電圧制御を行い、
    前記記憶手段に、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数と、周波数による検出精度を考慮した数値及び前記出力レベルに応じた温度係数とを保存し、
    前記無線端末が、前記検波回路の温度による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの温度によるゲインの変化量としての補正値を設定し、前記周波数による検出精度を考慮した数値と前記出力レベルに応じた温度係数とを掛け合わせた値にて各出力レベルの周波数の変化による出力レベルの補正値を設定することを特徴とするAPC制御方法。
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